海外で使えるおすすめ格安SIM6選|旅行で使えるMVNOの料金を比較!注意点も解説

海外で格安SIMは利用できるのでしょうか?海外旅行・海外出張に行った際の通信を安く済ませるために格安SIMでスマホを使いたい方も多いはず。この記事では格安SIMが海外で使えるかどうかのほか、海外現地の格安SIMや、海外旅行に役立つ格安SIMとデータ通信の知恵をまとめてご紹介します。
格安SIMの申し込みを検討しており海外でも使えるのか知りたいと考えていませんか。
海外出張や海外旅行が多い人にとって、国内だけでなく海外でも使えたら便利でしょう。
そこで、今回は海外でも利用できる「国際ローミング」に対応したおすすめの格安SIMを紹介します。
また、使用する際の注意点や格安SIM以外の手段についても解説します。
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海外でも格安SIMは使える
格安SIMは国内限定でしか利用できないと思っているかもしれませんがそうではありません。
大手キャリアの中には、国外でも通信できる「国際ローミング」のサービスを提供している場合があります。
国際ローミングは、現地の通信設備を利用してネットワークにアクセスする仕組みです。使っている端末でそのまま通信できるのがメリットです。
ただし、ほとんどの場合音声通話かSMSのみの利用で、データ通信は行えません。
海外でも使える格安SIM
国際ローミングのサービスを提供している日本国内のおすすめ格安SIMを紹介します。料金・サービス・特徴を具体的に解説します。
HISモバイル

HISモバイルは旅行会社で知られるHISが提供する格安SIMです。海外で利用できるデータSIMを提供しています。(※音声通話・SMSは不可)
HISでは海外向けSIMとして「変なSIM」という名称のサービスを提供しています。これは既存のSIMに貼り付けて使用するタイプのものです。
金額は200GB/日で500円~です。プランによっては最大4GB/日まで利用できます。
海外・国内ともに快適にデータ通信を楽しみたいならHISモバイルがおすすめです。
HISモバイル:データ通信の料金
料金/容量 | SIMカード本体価格 | |
---|---|---|
地域別プラン1日あたり | 500円/200MB | 1,980円 |
アジア周遊プラン8日あたり (※国内利用可能) | 3,500円/4GB | |
世界周遊プラン15日あたり (※国内利用可能) | 5,000円/4GB |
UQモバイル

UQモバイルはau回線を使用する通信速度に定評のある格安SIMです。
シンプルな料金プランや支払い方法に口座振替が選択できるなどメリットは多いです。
意外と知られていませんが、UQモバイルは国際ローミングに対応しているため国外でも使用できます。音声通話およびSMSの送受信が可能です。(※データ通信は不可)
通話料は渡航先によって異なります。例えば韓国から日本へ電話をかけた場合125円/分です。
また、SMSの送信料は100円/通に統一されています。
ワイモバイル

格安SIMのワイモバイル>はソフトバンクの直営ブランドです。
安定した通信速度で時間帯や場所を問わず快適に利用できます。また、シンプルな料金プランも人気のひとつです。
ワイモバイルも国際ローミングが可能な格安SIMです。国内で使用している端末で通話やメールをそのまま楽しめます。
利用できるのは音声通話・SMS・データ通信です。
ワイモバイル:データ通信の料金
通信量 | 海外パケットし放題料金 |
---|---|
25MBまで | 0円~1,980円/日 |
25MB以上 | 2,980円/日 |
海外パケットし放題が適用されないと、25MBまでの使用料で最大51,199円請求されてしまいます。
海外パケットし放題の設定はMy Y!mobileから行えるので忘れないでください。申し込みの費用はかかりません。
OCN モバイル ONE

OCNモバイルONEはNTTコミュニケーションズが運営する格安SIMです。安定した通信が望めるドコモ回線を提供しています。
通信速度が200kbpsに低下する低速モードが利用できます。速度は遅くなりますがデータ量を一切消費しないのがメリットです。
国際ローミングでは音声通話およびSMSの送受信が可能です。データ通信には対応していませんので注意してください。
国際ローミングの利用にあたり支払いは発生しませんが、電話での申し込みが必要なので忘れないでください。
電話での申し込み
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出典:OCNモバイルONE
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出典:OCNモバイルONE
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出典:OCNモバイルONE
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②申込日を含む月の翌月末までに本人確認書類の提出
③エントリー受付期間内にエントリーが完了期間 2022年12月15日~2023年3月31日 他社からのMNPでの乗り換えかつ、音声対応SIMのみの契約でのキャッシュバックキャンペーンです。キャッシュバックの詳細の金額は下記です。
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出典:OCNモバイルONE
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Webで申し込み手続きができて送料も無料。さらに、振り込みは最短で当日中に対応してくれます。iPhoneをはじめ幅広い機種に対応しているので、スマホを下取りに出してお得に機種変更したい方におすすめです。
下取りの申し込みから特典受け取りまでの流れは、以下を参考にしてください。
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キャンペーンを利用するためには、キャンペーンコードの入力が必要です。キャンペーンコードを入力せずに買取サービスを申し込むと、特典の対象外となるので注意しましょう。
IIJmio

IIJmioはIIJが提供する格安SIMです。IIJ自体は老舗のインターネットサービスプロバイダであり昔から安定した人気を保っています。
IIJmioの国際ローミングは音声通話およびSMSに対応しています。申し込み手続きやその費用は必要ありません。
なお、IIJmioの国際通話料金は毎月20,000円を限度額としています。利用停止目安は50,000円/月です。
通話料は国ごとで異なります。例えばau網で韓国から日本あてに発信すると125円/分かかります。


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mineo

mineoは株式会社オプテージが運営する格安SIMです。違約金不要で解約できる点や10分かけ放題サービスが人気です。
国際ローミングはソフトバンクプランを除く対応機種で利用できます。海外では音声通話およびSMSが使用可能です。データ通信は全プランで対応していません。
国際ローミングの利用は特別な手続き・支払いは不要です。
端末の設定を海外モードに切り替え使用してください。au網・ドコモ網に準じた国際電話の通話料金が発生します。
ahamo

ドコモの格安プラン「ahamo」は、追加料金不要で海外でも利用できます。
日本人の渡航先約95%が利用可能エリアとなっており、ほとんどの国で利用できます。利用可能なエリアの詳細は公式サイトでチェックしておきましょう。
大盛りオプション加入中の場合でも、海外での月間利用可能データ量は20GBなので注意してください。
容量 | 料金(税込) |
---|---|
20GB | 2,970円 |
格安SIMを海外で使用する際の注意点
国際ローミングを利用し海外で格安SIMを使用する際の注意点を解説します。
通話は対応していてもデータ通信はできない
国際ローミングのサービスを提供している格安SIMはいくつかありますが、そのほとんどでデータ通信は行えません。基本的に音声通話およびSMSの利用に限ります。
事業者や料金プランの種類にもよりますが、データ通信は音声通話と比較し高額になるケースが多いというのがその理由です。
使用したパケット量によっては数十万円の支払いが発生してしまう場合もあります。そのため、ほとんどの場合国際ローミングではデータ通信を行えない仕様になっています。
データ通信が可能な格安SIMを希望するなら、HISモバイルやワイモバイルが使いやすくおすすめです。
3Gか2Gしか使えない
現在5Gが登場し世間では盛り上がっていますが、渡航先のインフラ状況によっては4Gすら利用できない場所も少なくありません。
そのような場所では3Gをメインに使用するしかないケースもあり得ます。また、国によってはもっと古い2Gを使用しなくてはいけない場合もあります。
3Gの速度は数Mbps~14Mbpsで4G/LTEは75Mbps~100Mbpsです。4Gが使えない状況では快適な速度は期待できないでしょう。
申し込む際にパスポートの本人確認証を提出する必要がある格安SIMもある
国際ローミングの利用にあたり、別途申し込み手続きが必要となる格安SIMは少なくありません。その際の本人確認資料にパスポートの提示を求める事業者は意外にも多いのです。
例えば、LINEモバイルで国際ローミングを申し込む場合パスポートの提出が必須です。パスポートの名義と契約時の名義が異なる場合は住民票の提出が必要とも記載されています。
面倒ではありますが、パスポートを提出後審査が終われば国際ローミングを利用できます。
パスポートの提出が面倒だという場合はUQモバイルやmineoのように別途申し込み手続きの必要ない格安SIMがおすすめです。
請求が割高になる
国際ローミングでは国内通話と比較し通話料が割高になるのも注意点のひとつです。
例えば、UQモバイルには1回の通話が5分以内なら国内通話が無料になるおしゃべりプランがあります。その金額はデータ容量含め最安1,480円/月から利用できます。
しかし、韓国から日本国内に国際電話をかけた場合の費用は125円/分です。さらに韓国から日本以外に電話すると265円/分もかかります。
そのため、渡航先での通話は使い過ぎに十分注意してください。帰国後に高額な通話料を請求されたとあっては楽しかった旅も台無しです。
海外で格安SIMなしで通信する方法
あえて格安SIMの国際ローミングを使用せず海外で通話する方法を紹介します。いくつか方法はあるのであなたが使いやすい方法を試してみてください。
海外現地のプリペイドSIMを使う
海外現地のプリペイドSIMは、空港をはじめ街中の携帯ショップなどで手に入ります。
空港内の携帯ショップは街中で購入するより割高になる傾向がありますが、英語が通じやすいので渡航先によっては便利です。
SIMカードを購入したらスマホに装着しましょう。そして必要に応じてAPN(Access Point Name)設定を行います。
APN設定はインターネットにアクセスするために必要な設定です。
注意点
注意点は、海外対応のSIMフリー端末を用意しなければいけないということです。
通信方法(※2G・3G・4Gなど)や周波数が現地キャリアとマッチしていないと電波をうまく拾ってくれません。また、SIMカードのサイズにも注意すべきです。
そして、SIMを購入したら必ずAPN設定を含む初期設定を事前に行いましょう。英語の説明書は入っていますが、日本語はないのでその点注意してください。
英語を理解できれば携帯ショップのスタッフに質問するとよいでしょう。
ルーターを使う
日本でクラウドSIM対応のポケットWiFiを契約するのもひとつの手段です。クラウドSIMのメリットは、国内だけでなく国外でもそのままインターネットを使える点です。
わざわざ国際ローミングの申し込みや海外専用ルーターを空港でレンタルする必要はありません。
国内では、Mugen WiFiやどこよりもWiFiが有名です。月額料金は3,000円~で毎月利用できます。
ルーターを空港でレンタルする
申し込みは空港の専用カウンターで直接行えますが、オンライン上で事前に申し込むこともできます。
受け取りは海外へ出発する当日空港で引き取ったり、前もって郵送で送ってもらったりできるため便利です。
海外WiFiルーターは友達などとワリカンするとコストを抑えられるためおすすめです。同時接続台数は最大10台程度なので複数人で使用できます。
海外で使えるおすすめWi-Fiレンタルが気になる方はこちらをご一読ください。
海外で格安SIMを使うメリットとデメリット
海外でスマホを使う手段について、それぞれの方法のメリット・デメリットをまとめてみましょう。
- 海外ローミング
- 海外用格安SIMパッケージ
- 海外現地のSIM
- WiFiルーター
格安SIMの海外ローミングのメリット・デメリット
- メリット
- スマホの端末もSIMカードも交換する必要がない
- 今まで使っていた番号が利用できる
- デメリット
- 通話はできるがデータ通信は対応していない場合がある
- 3Gか2Gの通信となる
- 請求は割高になる
海外用格安SIMパッケージのメリット・デメリット
- メリット
- 日本で購入して準備できる
- 通話もデータ量もパッケージになっていて必要な分だけチャージされるので使い過ぎることがない
- デメリット
- 電話番号は新しいものになる
- SIMパッケージの初期費用3,240円がかかり、さらにチャージ額を購入しないといけない
- 選ぶSIMプランによっては割高になる
海外現地のSIMを使うメリット・デメリット
- メリット
- 通話もデータ通信も安く使える
- 有名なキャリアなら日本で購入して準備しておける
- デメリット
- 現地の周波数をキャッチできる端末かどうか調べておく必要がある
- プラン選択や設定方法の調査に時間がかかる可能性がある
- 現地で購入するなら英会話が必要になる
ルーターを使うメリット・デメリット
- メリット
- ルーターはデータ通信、スマホは通話で分けて使って安くすることが可能
- ルーターレンタルは空港で借りて返せるので便利
- デメリット
- ルーターを持ち歩くのは荷物になる
- レンタルは割高になる
まとめ
今回は格安スマホを海外で使用する方法をお伝えしました。どの事業者も国際ローミングに必ず対応しているわけではないため注意しましょう。
また、対応していてもデータ通信を行える事業者は少ないということも覚えておいてください。
海外で利用できるメリットは大きいですが、通話料が割高になるなどのデメリットもあるため注意しなくてはいけません。
コストを抑えるなら現地のプリペイドSIMを利用する方法がおすすめです。設定の必要はありますが国内でも購入できるので検討してみてください。