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解約金なし格安SIMのおすすめは?縛りなし・乗り換え手順も

格安SIMを使ってみたいけれど、もしも解約することになったら解約金や違約金はかかるのか、最低利用期間の2年縛りはどうなのかなど、気になる情報をまとめています。解約違約金なしのおすすめの格安SIMも紹介しているので、契約前にしっかり確認しましょう!

「格安SIMに乗り換えたいけど、解約金がかかるのが不安…」と感じている方は多いのではないでしょうか。最近では、ほとんどの格安SIMで解約金・違約金なしが当たり前になっています。

本記事では、解約金なしで使えるおすすめ格安SIMを厳選して紹介していきます。さらに、縛りなし格安SIMへの乗り換え手順や、解約金がないことによる注意点についても詳しく解説。

「契約に縛られず、自由にスマホを使いたい」という方は、ぜひこの記事を参考に、自分にぴったりの格安SIMを見つけてください。

多くの格安SIMが解約金・違約金なしで使える

以前は、スマホの契約といえば「2年縛り」や「違約金」が当たり前でしたが、現在では状況が大きく変わっています。多くの格安SIMが解約金・違約金なしで契約できる時代となりました。

ここからは詳しく解説していきます。

最低利用期間(2年縛り)はある?

現在、多くの格安SIMでは、以前のような「2年縛り」などの最低利用期間が廃止されています。

さらに、2022年7月1日以降は違約金の上限が1,100円(税込)に制限され、ほとんどの事業者が違約金そのものを撤廃しています。これにより、契約や解約のハードルが大きく下がり、より気軽に通信会社を乗り換えられるようになりました

かつては2年間の継続利用が前提で、期間内に解約すると高額な違約金が発生していましたが、現在は契約期間に関係なく、好きなタイミングで解約できるプランが主流です。

ただし、一部の格安SIMでは注意が必要です。たとえばLINEMOでは、契約当月に解約すると990円(税込)の契約解除料が発生します。また楽天モバイルでは、申し込みから1年以内に解約、もしくは契約解除された回線の場合、最大1,078円(税込)が請求されます。

契約前には、各社の解約条件をよく確認しておくことが大切です

解約時にかかる解約金以外の費用

格安SIMを解約する際、基本的には解約金・違約金はかかりませんが、別途費用が発生する可能性もあります。

解約金以外にかかる可能性のある費用

  • 端末の残債
  • オプションサービスの解約費用
    一部有料オプションに加入している場合、解約時に別途費用がかかることも。

このように、解約時に意外な費用が発生する可能性もあるため、事前に契約内容や利用中のサービスをよく確認しておくことが大切です。

解約金以外に格安SIM選びで見るべきポイント

現在では、どの格安SIMでも原則解約金や違約金が廃止されており、「解約金なし」で自由に乗り換えできるのが当たり前になっています。

しかし、解約金がないからといって、どの格安SIMでもいいわけではありません。料金やプラン内容、通信品質などをしっかり比較して選ばないと、あとで後悔する可能性もあります。

ここでは、格安SIMを選ぶ際に必ずチェックすべき3つのポイントを紹介します。

1. 安く使えるか

格安SIMを選ぶにあたって、毎月かかる料金は重要です。自分の使い方に対して無駄のない料金プランを提供しているかを必ず確認しましょう。

たとえば、通話をよくする人ならかけ放題オプションが安いか、データ通信メインならプランの基本料金が安いかなど、使い方によって注目すべきポイントが異なります。

単に月額料金だけで判断せず、オプション費用や実際に支払う総額まで比較することが大切です。

2. 使用量に合ったプランがあるか

格安SIMには、1GB未満から使える小容量プランから、50GB以上の大容量プランまでさまざまなプランがあります。

自分の月々のデータ使用量に合ったプランを選ばないと、無駄な支払いが発生したり、逆にデータ不足で困る可能性もあるため注意が必要です。

まずは普段のデータ使用量を把握してから、それに合った最適なプランを提供している事業者を選びましょう。

なお、普段のデータ使用量は、スマートフォン内のローミング合計※または、携帯電話会社のWebサイト、アプリで使用量を確認できます。

※iPhoneの場合は、利用を開始してから現在までの合計が表示されるため、1ヵ月間などのデータ通信量を確認するためには、契約中の携帯電話会社のWebサイトやアプリから確認しましょう。

3. 通信速度が安定しているか

料金やデータ使用量の他にも通信速度は非常に重要です。

いくら料金が安かったり容量が大きかったりしても、通信速度が遅いと日常利用にストレスを感じます。特に昼休みや夜間など、混雑時間帯に速度が極端に落ちる格安SIMもあるので注意が必要です。

口コミやレビューで「速度が安定している」と評価されている格安SIMを選ぶと安心です。

動画視聴やオンライン会議をよく利用する人は、速度制限なし・混雑時も安定している回線を重視して選びましょう。

なお、この後紹介するおすすめ格安SIM10選では、各格安SIMの平均通信速度についてもまとめているので、ぜひ参考にしてください。

解約金・違約金なしのおすすめ格安SIM10選

ここからは、解約金・違約金なしのおすすめ格安SIM10選について詳しく紹介していきます。

自身にあった格安SIMを見つけてみましょう。

解約金・違約金なしのおすすめ格安SIMの比較表は以下の通りです。

基本料金
(税込)
平均速度初期費用
(税込)
おすすめポイント
楽天モバイル~3GB :1,078円
3GB~20GB:2,178円
20GB~:3,278円
下り速度:113.5Mbps
上り速度:28.86Mbps
0円・無制限で3,278円
・アプリ利用で通話料無料
LINEMO・3GB~10GB:990円~2,090円
・30GB:2,970円
下り速度:125.96Mbps
上り速度:21.0Mbps
0円・LINEがギガフリー
・5分以内の通話無料
(30GBのベストプランVのみ)
ワイモバイル・4GB:2,365円
・30GB:4,015円
・35GB:5,115円
下り速度:117.45Mbps
上り速度:18.63Mbps
・契約事務手数料:3,850円
※オンラインストアの場合0円
・実店舗が全国にある
・高品質なソフトバンク回線
mineo1GB:1,298円
5GB:1,518円
10GB:1,958円
20GB:2,178円
50GB:2,948円
無制限:250円~2,200円
下り速度:52.97Mbps
上り速度:12.13Mbps
・契約事務手数料:3,300円
※紹介用URLまたはコード使用で0円
・ドコモ、au、ソフトバンク回線に対応
・1GB~無制限まで幅広いプラン
データ通信のみプランあり
y.u mobile10GB:1,070円
20GB:2,970円
50GB:4,170円
下り速度:57.94Mbps
上り速度:10.68Mbps
・登録事務手数料:3,300円/1回線
・SIM発行手数料:440円/1枚
・データ通信専用プランあり
・シェアプランならU-NEXTが無料
HISモバイル100MB:280円
1GB:550円
3GB:770円
7GB:990円
10GB:1,340円
20GB:2,090円
30GB:2,970円
下り速度:80.87Mbps
上り速度:14.47Mbps
契約事務手数料:3,300円スマホとネットまとめてお得に
・平均速度も安定している
イオンモバイル1GB:528円~1,188円
3GB:858円~1,408円
5GB:1,078円~1,628円
10GB:1,628円~2,178円
20GB:1,738円~2,288円
30GB:2,288円~2,838円
50GB:3,388円~3,938円
(一部プランを抜粋)
下り速度:33.27Mbps
上り速度:5.1Mbps
契約事務手数料:3,300円・全国のイオンで相談できる
・ドコモ、au回線に対応
b-mobile1GB〜30GB:1,089円~7,469円下り速度:42.81Mbps
上り速度:10.23Mbps
パッケージ (初期手数料 + SIMカード):3,300円・290円(税込)から使用できる
・データ通信専用プラン
DTI SIM2GB:660円~1,485円
4GB:825円~1,650円
8GB:1,155円~1,980円
16GB:1,595円~2,420円
下り速度:94.69Mbps
上り速度:17.38Mbps
契約事務手数料:3,300円・データ通信専用プランあり
・データ繰り越し対応
J:COMモバイル1GB:1,078円
5GB:1,628円
10GB:2,178円
20GB:2,728円
下り速度:38.78Mbps
上り速度:8.39Mbps
契約事務手数料:3,300円・J:COMサービスとセットでお得
・データ繰り越し対応

引用:みんなのネット回線速度
※上記は、2025年4月直近3ヶ月に計測された通信速度の平均値を計算したものです。通信速度は場所・時間帯・通信環境によって変動するため、あくまでも目安として考えてください。

楽天モバイル|無制限で3,278円

出典:楽天モバイル

楽天モバイルは、シンプルな1プランが特徴の料金体系です。

データ使用量に応じて料金が段階的に上がる仕組みで、1,078円(税込)から利用でき、データ使用量は無制限です。さらに、家族割の適用で家族全員、税込110円割引されるのもうれしい点です。

また、Rakuten Linkアプリを使用すれば、国内通話が無制限で無料になるため通話が多い方にも向いています。

さらに、毎月の楽天モバイル使用料に対しても、100円につき1ポイントの楽天ポイントが貯まるので、楽天市場などを利用する人にもおすすめです。

楽天モバイルの料金プラン

容量料金
(税込)
家族割適用時
(税込)
0~3GB1,078円968円
3~20GB2,178円2,068円
20GB~無制限3,278円3,168円

※家族割は代表者の回線含めて最大20回線まで適用可能

【楽天モバイル】詳細はこちら

LINEMO|LINEがギガフリー

LINEMO出典:LINEMO

LINEMOは、ソフトバンクが提供しているブランドで、月額990円(税込)から利用できる人気の格安SIMです。

特にLINEMOでは、LINEをギガフリーで利用できるのが魅力です。メッセージだけでなく、音声通話やビデオ通話もギガフリーで活用できます。

通信速度制限がかかってしまった後でもLINEだけは高速データ通信を利用している場合と同じ通信速度で利用できるため、LINEを主な連絡手段としている人にはおすすめです。

LINEMOの料金プラン

(税込)LINEMO
ベストプラン
(従量制)
LINEMO
ベストプランV
データ容量3GBまで10GBまで30GB
月額料金990円2,090円2,970円
制限時速度10GB超~15GB→300kbps
15GB超→128kbps
30GB超~45GB
→1Mbps
45GB超→128kbps
※【LINEMOベストプランV】注意事項

※5分超過の国内通話料は従量制、一部対象外の通話あり
※時間帯により速度制御の場合あり
※オンライン専用
※表記は基本料金

【LINEMO】詳細はこちら

ワイモバイル|店舗が多くて安心

ワイモバイル出典:ワイモバイル

ワイモバイルは、3つのデータ容量から自分の使用状況に合ったプランを選べるソフトバンクのサブブランドです。

高品質のソフトバンク回線を使用しているため、安定した通信が行えます。他社と比較して基本料金は安いとは言えませんが、おうち割や家族割引などの割引サービスを適用するばお得に利用できます。

また、ワイモバイルユーザーは、初期登録をするだけで月額508円(税込)のLYPプレミアム会員の特典を無料で利用できるのも、大きな魅力です。

ワイモバイルの料金プラン

(税込)基本料金
(割引前)
おうち割適用時
家族割引適用時
シンプル2 S
(4GB)
2,365円1,078円
1,078円
シンプル2 M
(30GB)
4,015円2,178円
2,728円
シンプル2 L
(35GB)
5,115円3,278円
3,828円

※割引適用後の料金はPayPayカード割(187円/月割引)適用時の料金記載
※おうち割と家族割引の併用は不可
※おうち割は対象サービス1契約につき、最大10回線まで適用
※家族割引は2回線目以降から最大9回線まで適用

【ワイモバイル】詳細はこちら

mineo|ドコモ・au・ソフトバンク回線に対応

mineo出典:mineo

mineoは、ドコモ・au・ソフトバンクの回線に対応しているため、今使っているスマホをそのまま利用しやすい格安SIMです。

1GB~無制限まで幅広いプランが用意されていて、料金はお手頃価格です。さらに、基本データ容量は、毎月25日までであれば無料で変更することもできます。

どのプランを契約しても解約違約金が発生しないことや、基本料金250円(税込)から利用できるお試しコースもあるため、気軽にはじめやすいことが特徴です。

mineoの料金プラン

マイピタ(データ容量で選ぶ)

(税込)通話+データ通信データ通信
1GB1,298円880円
5GB1,518円1,265円
10GB1,958円1,705円
20GB2,178円1,925円
50GB2,948円2,695円

マイそく(データ無制限!最大通信速度で選ぶ)

(税込)通話+データ通信データ通信
プレミアム
(最大5Mbps)
2,200円
スタンダード
(最大1.5Mbps)
990円
ライト
(最大300kbps)
660円
スーパーライト
(最大32kbps)
250円
※デュアルタイプのみ
-

【mineo】詳細はこちら

y.u mobile|シェアプランを選べる

出典:y.u mobile

y.u mobileは、通話もできる「音声通話SIM」か通信のみの「データSIM」かを選ぶことができ、料金プランも一人または家族とシェアできるプランかを選べます。

シェアプランの場合は、月額2,189円(税込)の U-NEXTが無料で利用できます。

1GBにつき330円(税込)でチャージできるので、データ容量が足りなくなってしまった月も安心です。

y.u mobileの料金プラン

プラン料金(税込)
シングル(5GB)1,070円
シングル U-NEXT(10GB)2,970円
シェア U-NEXT(20GB)4,170円

【y.u mobile】詳細はこちら

HISモバイル|用途に合わせてSIMを選べる

HISモバイル

出典:HISモバイル

HISモバイルは、1GBから30GBまで6つのプランから選べます。ご自身にあった最適な料金プランを選択できるため、必要以上の金額を支払う心配もありません。

また、従量課金制プランも用意されているため、月によって利用料が異なる方にもおすすめです。

さらに、通信速度も平均ダウンロード速度が67.93Mbpsと格安SIMの中でも早い方なので、安心です。

HISモバイルの料金プラン

プラン料金
(税込)
自由自在2.0
プラン
(通話+データ+SMS)
データ定額2.0
プラン
(データのみ)
ビタッ!
プラン
(データのみ)
100MB280円400円198円
1GB550円
(100MB未満
→280円)
770円
2GB770円580円
3GB1,320円
5GB990円880円
7GB2,310円
10GB1,340円1,100円
20GB2,090円
(6分かけ放題付)
1,850円15GBまで
→3,300円
15GB以上
→5,775円
30GB2,970円
(6分かけ放題付)
2,720円5,775円

【HISモバイル】詳細はこちら

イオンモバイル|料金プランが豊富

イオンモバイル出典:イオンモバイル

イオンモバイルは、格安SIMですが全国200店舗以上あるイオンの店頭でSIMやスマホを購入でき、サポートが受けられます。

キャリアと違って実店舗が少ない格安SIMですが、イオンモバイルであれば近くの店舗に相談ができるため安心して利用できるでしょう。NTTドコモ回線とau回線のマルチキャリア対応で、安定した通信品質も魅力です。

サポート体制が充実しているので、スマホデビューの方やシニアの方にもおすすめの格安SIMです。

イオンモバイルの料金プラン

容量音声プラン
(税込)
データプラン
(税込)
シェアプラン(1人)
(税込)
0.5GB803円--
1GB858円528円1,188円
2GB968円748円1,298円
3GB1,078円858円1,408円
4GB1,188円968円1,518円
5GB1,298円1,078円1,628円
6GB1,408円1,188円1,738円
7GB1,518円1,298円1,848円
8GB1,628円1,408円1,958円
9GB1,738円1,518円2,068円
10GB1,848円1,628円2,178円
20GB1,958円1,738円2,288円
30GB2,508円2,288円2,838円
40GB3,058円2,838円3,388円
50GB3,608円3,388円3,938円
60GB~200GB
のプランあり
要確認要確認要確認
※家族2人以上で利用できるシェアプランあり

【イオンモバイル】詳細はこちら

b-mobile|1GB290円からの格安プラン

出典:b-mobile

b-mobileは音声通話対応SIMが290円(税込)から使用できる世界初の格安SIM(MVNO)です。

小容量プランだけではなく、50GBの大容量プランも用意されているため、スマホの使用頻度が高い方でも不便なく利用できます。

また、データ専用SIMの契約も可能なため、2台目用の契約にもおすすめです。

b-mobileの料金プラン

合理的かけほプラン2,178円/20GB
990 JUST FIT SIM990円(初期費用)/1GB
以降1GBごとに+200円

【b-mobile】詳細はこちら

DTI SIM|かけ放題プランがお得


出典:DTI SIM

インターネットプロバイダーとして20年の実績を持ち、モバイル通信の黎明期にいち早くSIMカードを提供してきたDTIから新たに誕生した、格安SIMサービスです。

DTI SIMは、2GB~16GBの4つのプランで充実したサービス内容を提供しています。

シンプルな料金設定なので、格安SIMがはじめてでも、安心して利用できます。

DTI SIMの料金プラン

データ容量データプラン(税込)データSMSプラン(税込)音声プラン(税込)
2GB660円770円1,485円
4GB825円935円1,650円
8GB1,155円1,265円1,980円
16GB1,595円1,705円2,420円
すごギガ
(毎日1.4GBまで)
2,530円2,695円3,960円

【DTI SIM】詳細はこちら

J:COMモバイル|余ったデータは繰越可能


出典:J:COMモバイル

J:COMモバイルでは、1GB~20GBの4つのプランを提供しています。

J:COMサービスとセットで金額変わらずデータ増量されるため、普段から、J:COMのサービスを利用している方におすすめです。

余ったデータ容量は 繰り越しできるので、おトクです。

JCOMモバイルの料金プラン

容量データ盛り適用時月額料金(税込)制限時速度
1GB5GB1,078円200kbps
5GB10GB1,628円200kbps
10GB20GB2,178円1Mbps
20GB30GB2,728円1Mbps

※データ盛は、J:COMの他サービス(テレビ、ネット、固定電話、でんき)いずれか一つの契約で自動適用

【J:COM】詳細はこちら

解約金のない格安SIMに乗り換える手順

現在では、多くの格安SIMが解約金なしで利用できるため、気軽に乗り換えができます。しかし、乗り換え手順を間違えると電話番号が引き継げなかったり、通信が使えない期間が発生したりすることもあるため注意が必要です。

ここからは、解約金なしの格安SIMへスムーズに乗り換える手順をわかりやすく解説していきます。

大まかな流れは以下の通りです。

  1. MNP予約番号を取得する
  2. 解約金なしの格安SIMに申し込む
  3. 開通手続き・初期設定を行う

1. MNP予約番号を取得する

今使っている電話番号をそのまま使いたい場合は、まず現在のキャリアから「MNP予約番号」を取得する必要があります。

MNP予約番号は、電話・アプリ・マイページなどから簡単に取得でき、発行手数料も基本的にかかりません。

ただし、有効期限は発行日から15日間なので、できるだけ早めに次の手続きに進みましょう。期限が切れた場合は再度はじめから手続きが必要です。

「MNPワンストップ」に対応している場合は、MNP予約番号の取得は不要です。MNPワンストップとは、他社から電話番号を変えずに乗り換えるために従来必要だったMNP予約番号の手続きが不要になる制度のことです。

現在では多くの事業者が対応しています。対応業者は以下の通りです。

MNPワンストップ対応の携帯電話会社
  • ドコモ
  • au
  • ソフトバンク
  • ahamo
  • UQモバイル
  • povo
  • ワイモバイル
  • LINEMO
  • LINEモバイル
  • 楽天モバイル
  • ジャパネットたかた通信サービス
  • 日本通信SIM
  • b-mobile
  • mineo
  • センターモバイル
  • LPモバイル
  • IIJmio
  • NUROモバイル
  • イオンモバイル
  • KABU&モバイル
  • FLASH MOBILE
  • NifMo
  • Smiles Connect
  • メルカリモバイル

2. 解約金なしの格安SIMに申し込む

MNP予約番号を取得したら、希望する格安SIMに申し込みを行いましょう。

申し込み時には、本人確認書類の提出が必要なケースが多いため、運転免許証やマイナンバーカードなどをあらかじめ準備しておくとスムーズです。

また、現在使用しているスマホが2021年10月1日より前にキャリアで販売された端末の場合は、SIMロックがかかっている可能性があるため注意が必要です。

SIMロック解除が必要かどうかは、端末の購入元キャリアのWebサイトやサポートに確認すれば簡単に調べられます。

SIMロックがかかっている場合は、Web上で無料で解除手続きが可能なため、格安SIMへの申し込み前に対応しておきましょう。

3. 開通手続き・初期設定を行う

SIMカードが届いたら、契約した格安SIMのマイページや専用サイトから開通手続きを行います。

開通後は、スマホに新しいSIMカードを挿入し、APN設定(ネットワーク設定)を行えば、すぐに格安SIMで通信ができるようになります。

APN設定はSIMカードと一緒に届く説明書を参考に進めると迷わず設定できるでしょう。

以下の記事では、格安SIMで即日MNPする方法についてまとめています。MNPや開通手続きについてもっと詳しく知りたい方は、ぜひ本記事と併せてご覧ください。

解約金なしの格安SIMに関するよくある質問


後に解約金なしの格安SIMに関するよくある質問をまとめました。

格安SIMの解約方法は?

格安SIMの解約は、基本的にWeb上のマイページや専用アプリから簡単に手続きができます

多くの格安SIMでは、電話連絡や郵送手続きは不要で、オンライン上で解約申請が完了する仕組みとなっています。

ただし、月途中で解約しても日割り計算されない場合が多いです、解約手続きの完了が月をまたいでしまうと、翌月分も解約する回線の料金が発生する可能性がある点には注意しましょう。

また、MNP(電話番号を引き継ぐ)で他社に乗り換える場合は、先にMNP予約番号を取得してから乗り換え先に申し込むことで、自動的に現在の回線は解約されます。

携帯2年縛りの廃止はいつから?

携帯2年縛りの廃止は、2019年10月1日以降です。このとき施行された電気通信事業法の改正により、制限がかかり大手キャリアをはじめ、2年縛りが廃止されました。

現在では、基本的にどの格安SIMも契約期間の縛りはなく、いつでも解約が可能です。

格安SIMを解約してもいい期間は?

格安SIMに契約期間はないため、契約後すぐでも解約できます

ただし、解約月は日割りではなく、満額請求の場合が多いので解約のタイミングには注意が必要です。

格安SIMの解約金がないことによるデメリットはある?

基本的に、格安SIMで解約金がないことによるデメリットはほとんどありません。

ただし、注意点もあります。それは、短期解約を繰り返すとブラックリスト入りする可能性があるということです。

ブラックリスト入りすると、次回以降の契約審査に影響が出たり、申し込みが拒否されるケースもあるため、最低でも半年以上は利用を続けることをおすすめします。

また、解約金がないとはいえ、初期費用やSIM発行手数料は発生するため、無駄なコストがかからないよう計画的に乗り換えましょう。

解約金なしの格安SIMまとめ

この記事でわかったこと

  • 現在は最低利用期間も解約金も原則なし
  • 格安SIM選びでは「料金」「データ使用量」「通信速度」が大切
  • 最もおすすめなのは無制限で3,278円の「楽天モバイル」
  • 最低利用期間はないが、短期解約の繰り返しには注意

格安SIMは現在、解約金や最低利用期間がないプランが主流となっており、以前よりも気軽に契約・乗り換えができるようになっています。

ただし、自由に解約できるからこそ、料金・データ使用量・通信速度といった基本スペックをしっかり比較して選ぶことが重要です。

特に、月額3,278円で無制限に使える「楽天モバイル」は、コスパ重視の人におすすめです。

なお、解約金はかかりませんが、短期解約を繰り返すと契約審査に影響を及ぼす可能性もあるため、ある程度の期間利用を継続する意識も大切です。

本記事を参考に、予算や使用量に合った格安SIMを選んでみてください。

【楽天モバイル】詳細はこちら

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