1. 格安SIM比較サイト SIMチェンジ
  2. ahamo・povo・LINEMO・UQモバイル・楽天モバイルを徹底比較

ahamo・povo・LINEMO・UQモバイル・楽天モバイルを徹底比較

更新日:2024.10.04

本記事では、ahamoとpovo・LINEMO・UQモバイル・ドコモ・ソフトバンク・楽天モバイルを徹底比較しています。おすすめな人の特徴も紹介しているので、どの格安SIM・キャリアが自分に適しているか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。

ahamoは通信速度が速く、月額料金も安いので、ahamoへの申し込みを検討している方は多いのではないでしょうか。しかし、利用者によっては他の格安SIMや携帯キャリアのほうがお得なケースもあります。

そこで本記事では、ahamoと他社を比較検討している方に向けて、ahamoとpovo・LINEMO・UQモバイル・楽天モバイルを徹底比較した結果を紹介します。

それぞれの通信会社のおすすめな人の特徴や各サービスのメリット・デメリットについても解説しています。

本記事を読んで、自分にぴったりの通信会社を選んでみてください。

【結論】どれがおすすめ?

どの格安SIM・キャリアがおすすめかは、使用状況によって異なります。

項目別のおすすめは以下の通りです。

  • 料金プラン・データ容量で選ぶなら「楽天モバイル
    3,278円(税込)でデータ容量が無制限で使える
  • 通信速度で選ぶなら「楽天モバイル
    →5社の中で最速の下り100.0Mbps
  • 繋がりやすさ・エリアで選ぶなら「ahamo
    高品質なドコモ回線!基地局数も最も多い
  • 対応機種で選ぶなら「ahamo
    →5社の中で購入可能機種が最も多い(ドコモオンラインショップでも購入可)
  • キャンペーンで選ぶなら「ahamo
    →他社から乗り換え&機種購入で最大33,000円割引
  • 支払い方法で選ぶなら「UQモバイル
    →5社の中で支払い方法が最も多い
  • 契約者数・シェア率で選ぶなら「楽天モバイル
    700万回線突破の新進気鋭
  • かけ放題オプションで選ぶなら「ahamo
    →5分以内の国内通話無料&制限なし「かけ放題オプション」が1,100円(税込)

本記事では、各項目について詳しく解説していきます。ご自身の重要視するポイントを軸にぴったりの格安SIMを見つけてみましょう!

ahamoの特徴

2.ahamo出典:ahamo

容量料金(税込)
30GB2,970円

ahamoと各社を比較する前にまずahamoの特徴に付いて解説していきます。

ahamoは、ドコモが提供する格安料金プランです。

料金は格安ですが、高品質なドコモの4Gや5G通信が利用できるので、安定した通信が行えます。ahamo主な特徴は以下の通りです。

特徴

  • シンプルな1プラン
  • 大盛オプションで100GBまで追加可能
  • 5分以内の国内通話が無料
  • 高品質なドコモ回線
  • オンライン専用のプラン

料金プランがデータ容量30GBの1プランのみのため、シンプルでわかりやすいのが特徴です。また、データ容量が足りないと感じる場合は、100GBまで増量できる「大盛りオプション」の追加も行えます。

さらに、5分以内の国内通話は無料のため、お店の予約などちょっとした短時間の通話を良くする方にはお得です。

オンライン専用のプランではあるものの、全国のドコモショップで有料(3,300円税込)にて、スタッフのサポートを受けることも可能なので万が一の際も安心です。

以下の記事では、ahamoの評判についてまとめています。ぜひ本記事と併せてご覧ください。

ahamoの注意事項

サービスに関する内容

ahamoでは、一部ご利用できないサービスがあります。

サポートについて

ahamoはお申込みからサポートまで、オンラインにて受付するプランです。

ドコモショップなどでのサポートをご希望の場合は、「ahamoWebお申込みサポート(※2)」(税込3,300円) をご利用ください。

なお、お申込み時の端末操作はお客さまご⾃⾝で実施頂きます。また、端末初期設定およびデータ移⾏などは本サポートの範囲外となります。

端末初期設定およびデータ移⾏の補助をご希望のお客さまは「初期設定サポート(有料)(※3)」を別途お申込みください。

※2お客さまのご要望に基づき、ahamo専用サイトからのお申込みの補助を⾏うものです。
※3お客さまのご要望に基づき、ahamoアプリおよび専用サイトからのお⼿続き補助を⾏うものです。

オンライン⼿続きについて

サイトメンテナンス中など、受付できない場合がございます。

⽉額料⾦について

機種代⾦別途

国内通話料⾦について

5分超過後は、22円/30秒の通話料がかかります。
「SMS」、他社接続サービスなどへの発信は、別途料⾦がかかります。

海外パケット通信について

15⽇を超えて海外で利用される場合は速度制限がかかります。
国内利用と合わせての容量上限です。

端末のご契約について

ご利用端末がドコモで提供している通信⽅式とは異なる通信⽅式のみに対応している機種の場合、またSIMロック解除がなされていない場合についてはahamoをご利用いただくことはできません。
ご利用中の機種が対応しているかはahamoサイトにてご確認ください。

SIMカードのご契約について

MNP予約番号を取得のうえ、ahamoサイトからMNPによる新規お申込み⼿続きが必要です。

【項目別】ahamoとpovo・LINEMO・UQモバイル・楽天モバイルを徹底比較

ここからは、以下の8項目でahamo・povo・LINEMO・UQモバイル・楽天モバイルをそれぞれ比較していきます。

1.料金プラン・データ容量を比較

ahamo・povo・LINEMO・UQモバイルのデータ容量に対する料金プランは、下表の通りです。

キャリア・格安SIM料金プランデータ容量月額料金(税込)
ahamo基本プラン20GB2,970円
基本プラン+大盛りオプション100GB4,950円
povoオートチャージ

※30日間
3GB990円
データ追加 20GB

※30日間
20GB2,700円
LINEMOミニプラン3GB990円
スマホプラン20GB2,728円
UQモバイルミニミニプラン4GB2,365円
トクトクプラン1GBまで・15GBまで1GBまで:2,277円

15GBまで:3,465円
コミコミプラン20GB3,278円
楽天モバイルRakuten最強プラン~無制限1,078円~3,278円

ahamoは低容量プランがない代わりに、大盛りオプションで100GBの大容量を使えるのが特徴です。データ消費量が多いならahamoの大盛りオプションがおすすめですが、データ使用量が少ないなら、povoやLINEMOのほうがおすすめです。

UQモバイルは割高ですが、自宅セット割とau PAY カードお支払い割が適用されれば、4GBのミニミニプランが月額1,078円(税込)で利用できます。

そして、楽天モバイルはこの中で唯一無制限で使用できます。使った分だけ支払う従量課金制プランのため、月額1,078円(税込)からつかえます。またどれだけ使っても3,278円(税込)以上はかかりません。

Rakuten Linkアプリを使えば、国内通話も無料になるためデータ使用量も通話が多い方に楽天モバイルはおすすめです。

2.通信速度を比較

ユーザーが計測した通信速度を公開している「みんそく」のデータによると、各社の通信速度は下表の通りです。

キャリア・格安SIM通信速度通信制限時速度
ahamo下り76.31Mbps1Mbps
上り10.89Mbps
povo下り79.69Mbps128kbps
上り13.95Mbps
LINEMO下り66.37Mbpsミニプラン:300kbps

スマホプラン:1Mbps

上り14.22Mbps
UQモバイル下り90.66Mbpsミニミニプラン:300kbps

ミニミニプラン以外:1Mbps

上り15.29Mbps
楽天モバイル下り100.0Mbps制限なし
上り28.81Mbps

引用:みんなのネット回線速度

※上記は、2024年9月直近3ヶ月に計測された通信速度の平均値を計算したものです。通信速度は場所・時間帯・通信環境によって変動するため、あくまでも目安として考えてください。

5社の中で最も通信速度が速いのは楽天モバイル、その次に速いのはUQモバイルでした。

ドコモの高品質な回線を使用しているahamoの速さは76.31Mbpsで、一番ではないものの十分な速度は出ています。少しでも速い速度が良い場合は、楽天モバイルまたはUQモバイルがよいでしょう。

3.繋がりやすさ・エリアを比較

ahamo・povo・LINEMO・UQモバイルの人口カバー率は、下表の通りです。

キャリア・格安SIM人口カバー率

(4G LTE)
ahamo 99.9%
povo 99.9%
LINEMO 99.9%
UQモバイル 99.9%
楽天モバイル 99.9%

どの回線も人口カバー率は99.9%です。

どのサービスを選んでも、繋がりやすさは大きく変わらないといえるでしょう。

4.対応機種を比較

すでに所有している端末や希望の機種が使えるかは、次のリンクから確認可能です。

各社の動作確認済み端末

2024年9月時点の、各社の予約・購入可能機種は、下表の通りです。通信会社の乗り換えと同時に機種変更を検討しているなら、ぜひ参考にしてください。

ahamo

    iPhone

  • iPhone 16 Pro
  • iPhone 16 Pro Max
  • iPhone 16
  • iPhone 16 Plus
  • iPhone 15 Pro
  • iPhone 15 Pro Max
  • iPhone 15
  • iPhone 15 Plus
  • iPhone 14
  • iPhone SE(第3世代)
  • Android

  • Google Pixel 9 Pro Fold 256GB
  • Google Pixel 9 Pro Fold 512GB
  • Google Pixel 9 128GB
  • Google Pixel 9 256GB
  • Google Pixel 9 Pro 128GB
  • Google Pixel 9 Pro 256GB
  • Google Pixel 9 Pro 512GB
  • Google Pixel 9 Pro XL
  • arrows We2 F-52E
  • arrows We2 Plus F-51E
  • Galaxy Z Flip6 SC-54E
  • Galaxy Z Fold6 256GB SC-55E
  • Galaxy Z Fold6 512GB SC-55E
  • AQUOS R9 SH-51E
  • Xperia 10 Ⅵ SO-52E
  • AQUOS wish4 SH-52E
  • Xperia 1 VI SO-51E
  • Galaxy A55 5G SC-53E
  • Google Pixel 8a
  • Galaxy S24 SC-51E
  • Galaxy S24 Ultra 256GB SC-52E
  • Galaxy S24 Ultra 512GB SC-52E
  • Galaxy S24 Ultra 1TB SC-52E
  • AQUOS sense8 SH-54D
  • Xperia 5 V SO-53D
  • Google Pixel 8
  • Galaxy Z Flip5 SC-54D
  • AQUOS wish3 SH-53D
  • Xperia 10 V SO-52D
  • Xperia 1 V SO-51D
  • Galaxy A54 5G SC-53D
  • Google Pixel 7a
  • GALAXY S23 SC-51D
  • arrows N F-51C
  • Galaxy A23 5G SC-56C
povo

    iPhone

  • 機種の販売はなし
  • Android

  • 機種の販売はなし
LINEMO

    iPhone

  • 機種の販売はなし
  • Android

  • 機種の販売はなし
UQモバイル

    iPhone

  • iPhone 15
  • iPhone 14
  • iPhone 13
  • iPhone SE(第3世代)
  • iPhone 12・iPhone 12 mini
  • iPhone 11
  • Android

  • Galaxy S23 FE
  • arrows We2
  • Google Pixel 8a
  • Xperia 10 VI
  • Google Pixel 8 128GB
  • Google Pixel 8 256GB
  • Galaxy A55 5G
  • Redmi Note 13 Pro 5G
  • BASIO active2
  • Google Pixel 7a
  • Xiaomi 13T
  • Redmi 12 5G
  • Google Pixel 6a
  • BASIO active
楽天モバイル

    iPhone

  • iPhone 16 Pro Max
  • iPhone 16 Pro
  • iPhone 16 Plus
  • iPhone 16
  • iPhone 15 Pro Max
  • iPhone 15 Pro
  • iPhone 15 Plus
  • iPhone 15
  • iPhone 14 Plus
  • iPhone 14
  • iPhone SE(第3世代)
  • Android

  • Xperia 10 VI
  • AQUOS wish4
  • AQUOS sense8
  • OPPO Reno11 A
  • OPPO Reno9 A
  • Xperia 10 V
  • Galaxy S23
  • Xperia 5 V

最も取扱数が多かったのはahamo、その次に多かったのは楽天モバイルでした。契約と同時に機種の購入を検討している方はahamoまたは楽天モバイルがおすすめです。

povoとLINEMOでは、端末の販売をしていません。povoやLINEMOを利用する場合には、端末を他社で購入する必要があるので注意しましょう。

5.キャンペーンを比較

2024年9月現在、5社で開催中のキャンペーンと、最大の還元額や割引額は、下表の通りです。

キャリア・格安SIM最大還元額・割引額
ahamo他社から乗り換え:dポイント(期間・用途限定)20,000円分

他社から乗り換え&機種購入:最大33,000円割引
povo他社から乗り換え:au PAY残高 最大10,000円相当還元

おともだち紹介キャンペーン
LINEMOLINEMOベストプランV:PayPayポイント17,820円相当

LINEMOベストプラン紹介キャンペーン:最大PayPayポイント15,000円相当

LINEMOおかえりだモンキャンペーン:最大PayPayポイント4,000円相当
UQモバイルSIMご契約特典:au PAY残高10,000円相当

au PAYご利用特典:au PAY残高10,000円
楽天モバイルプラン契約&対象のiPhone購入:最大20,000円割引

プラン契約&対象機種購入:最大12,000円割引

以下の記事では、格安SIMキャンペーン比較についてまとめています。ぜひ本記事と併せてご覧ください。

6.支払い方法

クレジットカード

5社で利用できる支払い方法を、下表にまとめました。

キャリア・格安SIM支払い方法
ahamoクレジットカード
銀行口座
dポイント
povoクレジットカード
ペイディ(口座振替/銀行振込/コンビニ払い)
LINEMOクレジットカード
銀行口座
PayPay残高
UQモバイルクレジットカード
銀行口座
インターネットバンキング(Pay-easy)
コンビニエンスストア
「支払秘書」残高
楽天モバイルクレジットカード
銀行口座
楽天ポイント

ahamoでは、クレジットカードや銀行口座だけでなく、dポイントも支払いに充当できます

また、povoでは2024年1月から支払い方法に「ペイディ」が追加されました。これにより、口座振替やコンビニ払いも可能です。

楽天モバイルでは、楽天ポイントが使用できるため、普段から楽天のサービスを使用する方は楽天モバイルがおすすめです。

7.契約者数・シェア率を比較

各社が公表している契約件数は、下表の通りです。

キャリア・格安SIM契約数(目安)
ahamo500万(※2023年6月時点の情報)
povo+UQモバイル700万(※2022年7月時点の情報)
LINEMO非公開
楽天モバイル700万(※2024年6月時点の情報)

ahamoは、2023年6月に契約数が500万契約を突破したことを発表されました。

povoとUQモバイルは、個別の契約件数が公表されていませんが、2022年7月29日時点での合計件数は700万件と公表されています。

また、LINEMOは契約数を公表しない方針のため不明です。しかし、2021年11月4日に行われた「2022年3月期 第2四半期決算」では、順調に契約数を伸ばしているとの発言がありました。

楽天モバイルは、2024年6月1に契約数が700万を突破しました。同月にプラチナバンドの提供もスタートしたため利用者は今後も増加すると予想されます。

8.かけ放題オプションを比較

電話中

下表は、5社のかけ放題サービスについて、かけ放題の内容と月額料金をまとめたものです。

格安SIMかけ放題の内容かけ放題のオプション料金

(税込・月額)
ahamo①5分以内通話かけ放題

②通話時間・回数制限なし「かけ放題オプション」
①0円

②1,100円
povo①5分以内通話かけ放題

②通話時間・回数制限なし「通話かけ放題」
①550円

②1,650円
LINEMO①5分/回以内の国内通話が無料「通話準定額」

②通話時間・回数制限なし「通話定額」
①550円

②1,650円
UQモバイル①1回10分以内の国内通話無料「通話放題ライト」

②通話時間・回数制限なし「通話放題」

③最大60分/月の国内通話が定額「通話パック」
①880円(コミコミプランは0円)

②1,980円

③660円
楽天モバイル①無制限(Rakuten Link)

②15分(標準)通話かけ放題
①無料

②1,100円

ahamoは、基本プランに5分以内の国内通話無料が付帯しています。通話時間・回数制限なしの「かけ放題オプション」も月額1,100円と、他社よりも低価格で利用可能です。

ただし、UQモバイルのコミコミプランなら、10分以内の国内通話無料がプラン料金に含まれています

「5分では物足りないけれど、長電話はほとんどしない」という場合には、UQモバイルもおすすめです。

また、楽天モバイルではRakuten Linkアプリ(データ回線)を使用すれば、国内通話は制限なく無制限で使用できます。データ回線を使用しているため、電話回線より通話品質は劣りますが、無料で無制限でかけられるため通話頻度が多い方にはおすすめです。電話回線を使用したかけ放題の場合は、15分(標準)通話かけ放題で月額1,100円(税込)です。

格安SIM各社のメリット・デメリット

ahamo・格安SIM・キャリアのメリット・デメリットを、それぞれ3つずつピックアップしました。

自分にぴったりな通信会社を選ぶためにも、各社の特徴を把握しておきましょう。

1.ahamoのメリット・デメリット

2.ahamo出典:ahamo

ahamoのメリット・デメリットについて解説していきます。

ahamoのメリット

ahamoのメリットとして、主に次の3つが挙げられます。

ahamoのメリット

  • 5分以内の国内通話が無料
  • dカード支払いでデータ容量が無料で増量できる
  • 申し込み不要で海外で利用できる

ahamoは、基本プランに5分以内の国内通話が無料になるサービスが付帯しています。他社では有料オプションであることがほとんどなので、短時間の通話をする機会が多いなら、毎月のスマホ通話料を節約できるでしょう。

dカード支払いで毎月のデータ容量を追加できるのも、ahamoの魅力。dカードでは1GB、dカード GOLDでは5GBが無料で追加されます。

旅行や出張などで海外に行く機会が多い人も、ahamoの利用がおすすめです。申込不要・追加料金不要で海外利用ができるので、急な渡航にも対応しやすいでしょう。

ahamoのデメリット

ahamoのデメリット

  • 申し込み・サポート窓口がオンラインのみ
  • 家族割が利用できない
  • 低容量プランがない

ahamoのデメリットとしては、上記の3つが挙げられます。ahamoは、オンライン限定の格安プランです。申し込み手続きだけでなく、加入後の困りごとの問い合わせ窓口はチャットのみとなっています。

ただし、手数料3,300円(税込)を支払えば、全国のドコモショップでスタッフのサポートを受けることも可能です。スマホ操作や手続き自体に苦手意識があるなら、活用しましょう。

ahamoはドコモの格安プランですが、ドコモで適用される家族割や光回線とのセット割は非対応です。また、3GBや5GBのような低容量プランもありません。

状況によってはドコモの「eximo」「irumo」のほうが、通信費を安く抑えられる可能性があります。

ahamoのデメリットが気になるなら、ドコモショップでのサポートも受けられる「eximo」「irumo」への加入も検討してみましょう。

以下の記事では、irumo(イルモ)・eximo(エクシモ)・ahamoの違いについてまとめています。ぜひ本記事と併せてご覧ください。

ahamoの注意事項

サービスに関する内容

ahamoでは、一部ご利用できないサービスがあります。

サポートについて

ahamoはお申込みからサポートまで、オンラインにて受付するプランです。

ドコモショップなどでのサポートをご希望の場合は、「ahamoWebお申込みサポート(※2)」(税込3,300円) をご利用ください。

なお、お申込み時の端末操作はお客さまご⾃⾝で実施頂きます。また、端末初期設定およびデータ移⾏などは本サポートの範囲外となります。

端末初期設定およびデータ移⾏の補助をご希望のお客さまは「初期設定サポート(有料)(※3)」を別途お申込みください。

※2お客さまのご要望に基づき、ahamo専用サイトからのお申込みの補助を⾏うものです。
※3お客さまのご要望に基づき、ahamoアプリおよび専用サイトからのお⼿続き補助を⾏うものです。

オンライン⼿続きについて

サイトメンテナンス中など、受付できない場合がございます。

⽉額料⾦について

機種代⾦別途

国内通話料⾦について

5分超過後は、22円/30秒の通話料がかかります。
「SMS」、他社接続サービスなどへの発信は、別途料⾦がかかります。

海外パケット通信について

15⽇を超えて海外で利用される場合は速度制限がかかります。
国内利用と合わせての容量上限です。

端末のご契約について

ご利用端末がドコモで提供している通信⽅式とは異なる通信⽅式のみに対応している機種の場合、またSIMロック解除がなされていない場合についてはahamoをご利用いただくことはできません。
ご利用中の機種が対応しているかはahamoサイトにてご確認ください。

SIMカードのご契約について

MNP予約番号を取得のうえ、ahamoサイトからMNPによる新規お申込み⼿続きが必要です。

2.povoのメリット・デメリット

povo2.0

出典:povo

povoのメリット・デメリットについて解説していきます。

povoのメリット

povoも主なメリットは、次の3つです。

povoのメリット

  • 基本料金が0円
  • 1回330円(税込)で24時間使い放題ができる
  • 期間によってよりお得にトッピングできる特典がある

povoには基本料金がなく、必要なデータ容量やサービスを「トッピング」して自由にカスタマイズできます。

決まったデータ容量の料金プランがないため、毎月のデータ使用量にばらつきがある人でも、無駄なく利用可能です。

期間限定で容量が増量されたり、特別なトッピングが販売されたりすることもあり、活用すればお得に回線を使用できます。

「今日だけ使い放題したい」という場合にも、1回330円(税込)で24時間使い放題できるトッピングがあるので、幅広い使い方ができるでしょう。

povoのデメリット

povoのデメリット

  • 3GB以外は、都度データ容量を購入する必要がある
  • 通信制限時の速度が遅い
  • 端末を購入できない

povoのデメリットとしては、上記の3点が挙げられます。povoは、毎月決まった料金プランが適用されるわけではありません。

30日間で3GBのトッピングはオートチャージが可能ですが、他のトッピングはオートチャージに対応しておらず、都度購入する必要があるので要注意です。

データ容量を使い切ったり、データ容量の期限を過ぎたりすると、最大128kbpsの速度制限がかかります。通信制限時の速度が遅く、SNSやテキストメインのWebサイトの閲覧にも時間がかかるので気をつけましょう。

なお、povoでは端末の販売に対応していません。povoの対応端末を確認し、auや他社で購入したものを使用しましょう。

以下の記事では、povo2.0の評判についてまとめています。ぜひ本記事と併せてご覧ください。

3.LINEMOのメリット・デメリット

LINEMO

出典:LINEMO
※詳細はLINEMOの公式サイト(https://www.linemo.jp/)でご確認ください

LINEMOのメリット・デメリットについて解説していきます。

LINEMOのメリット

LINEMOを利用するメリットは、主に次の3つです。

LINEMOのメリット

  • キャンペーンが豊富
  • LINEアプリがギガフリー
  • 留守番電話サービスが使える

LINEMOは、常時複数のキャンペーンを開催中です。

他社からの乗り換えや新規契約だけでなく、追加契約でもPayPayポイントを受け取れる常設キャンペーンもあります。併用できる組み合わせもあるので、活用すればよりお得に回線契約ができるでしょう。

LINEアプリの利用でギガを消費しない点も、LINEMOと契約するメリットです。通信制限時でもLINEアプリは高速通信ができるので、速度制限で必要な連絡ができないという事態を防げます。

また、LINEMOは「留守番電話サービス」が利用できるのも特徴のひとつです。月額220円(税込)の「留守電パック」に加入すれば、留守番電話サービスだけでなく「着信転送サービス」「着信お知らせ機能」も利用できます。

スマホ通信料を抑えつつ留守番電話機能を使いたいなら、LINEMOはよい選択肢といえるでしょう。

LINEMOのデメリット

LINEMOのデメリット

  • 無制限・大容量プランがない
  • 端末を購入できない
  • 海外利用は別料金がかかる

LINEMOのデメリットとして、無制限・大容量プランがないことが挙げられます。LINEMOの料金プランは3GBのミニプランと20GBのスマホプランのみのため、毎月20GB以上使用する場合には、データ追加が必要です。

ただし、スマホプランなら通信制限時の速度が最大1Mbpsと速く、LINEアプリはギガを消費しないので、人によっては不都合なく利用できるでしょう。

海外利用に関しては、LINEMOではahamoのように申込・追加料金不要では利用できません。海外で利用する機会があるなら、ahamoや楽天モバイルも検討してみましょう。

以下の記事では、ahamoとLINEMOを比較についてまとめています。ぜひ本記事と併せてご覧ください。

4.UQモバイルのメリット・デメリット

au PAY残高還元出典:UQモバイル

UQモバイルのメリット・デメリットについて解説していきます。

UQモバイルのメリット

UQモバイルを利用するメリットは、主に3つあります。

UQモバイルのメリット

  • 節約モードが使える
  • 翌月にデータを繰り越せる
  • 家族セット割・自宅セット割が使える

UQモバイルでは、データ容量を消費しない低速モードで通信できる「節約モード」を利用できます。高速モードと低速モードを自由に切り替えられるので、活用すればデータ容量の超過を防げるでしょう。

当月中に使いきれなかったデータ容量を、翌月に繰り越せるのもUQモバイルの魅力のひとつ。家族セット割・自宅セット割も利用できるので、家族でUQモバイルに乗り換えれば、家計の助けになるでしょう。

UQモバイルのデメリット

UQモバイルのデメリット

  • キャリアメールが有料
  • 割引が適用できないと月額料金が割高
  • 取り扱い機種が限られる

UQモバイルの主なデメリットとして、上記の3つが挙げられます。

UQモバイルでは「@uqmobile.jp」のキャリアメールが利用できますが、月額220円(税込)かかります。無料ではキャリアメールを使えないので、要注意です。

ahamoやLINEMO、povoと比較すると、月額料金が割高である点もUQモバイルのデメリット。家族セット割・自宅セット割を適用できない場合には、他のサービスも検討しましょう。

また、UQモバイルでは最新iPhoneシリーズは取り扱いがなく、Android端末も種類が限られます。UQモバイルで扱っていないスマホが欲しい場合には、動作確認端末一覧を確認し、他社で購入しましょう。

以下の記事では、UQモバイルの評判についてまとめています。ぜひ本記事と併せてご覧ください。

5.楽天モバイルのメリット・デメリット

出典:楽天モバイル

楽天モバイルのメリット・デメリットについて解説していきます。

楽天モバイルのメリット

楽天モバイルには、大きく3つのメリットがあります。

楽天モバイルのメリット

  • データ無制限で利用できる
  • 楽天市場でのポイント還元率が上がる
  • キャンペーンが豊富

楽天モバイルには大きなメリットが複数あります。特に月額3,278円(税込)という低価格でデータを無制限で使用できるコスパのよさは、非常に魅力的といえます。

キャンペーンや特典も豊富なので、お得に回線契約をしたい人にもおすすめです。さらに、楽天モバイルを利用しているだけで、楽天市場でのポイント還元率が最大で+3倍になるメリットもあります。

楽天市場で買い物をする機会が多いなら、楽天ポイントを効率よく貯められるでしょう。

楽天モバイルのデメリット

楽天モバイルのデメリット

  • 通信品質が他キャリアに劣る
  • 実店舗が少ない

楽天モバイルは、三大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)と比較すると基地局が少ないため、通信品質が劣ります。

しかし、日々基地局は新設・増設されているほか、プラチナバンドを獲得したため、今後通信品質は大きく改善されると思われます。

また、楽天モバイルは実店舗も展開していますが、店舗数は他キャリアよりもまだ少ない状況です。近くに店舗がない場合には、オンラインで手続きしましょう。

以下の記事では、楽天モバイルの評判・口コミについてまとめています。ぜひ本記事と併せてご覧ください。

ahamo・povo・LINEMO・UQモバイル・楽天モバイルの比較に関するQ&A

よくある質問

ドコモの「irumo」「eximo」「ahamo」の違いは?

「irumo」「eximo」「ahamo」はそれぞれドコモの料金プランです。それぞれの特徴は以下の通りです。

  • irumo:低容量プラン(従量課金制)
    →データ容量が10GB未満で足りる人・月によってデータ使用量に差がある人
  • eximo:大容量プラン(従量課金制)
    →データ無制限で利用したい人・月によってデータ使用量に差がある人
  • ahamo:格安料金プラン(20GB/100GB)
    →格安で大容量を使用したい人

「irumo」「eximo」はデータ使用量によって月額費用が変動する従量課金制です。

外出先であまりスマホを使用ない人は「irumo」、データ無制限で利用したい人は「eximo」がよいでしょう。

大容量を格安で使用したい方は「ahamo」がおすすめです。

ahamoで料金シミュレーションはできる?

ahamo公式サイトでは、料金シミュレーションはできません

ただし、ahamoは従量課金制ではなく月々の支払いが固定なので、以下のような支払額になります。

  • 一ヶ月間の支払い金額
    ・20GB:2,970円(税込)
    ・100GB(大盛りオプション追加時):4,950円(税込)
  • 一年間の支払い金額
    ・35,640円(税込)
    ・100GB(大盛りオプション追加時):59,400円(税込)

※端末代金を除く

ahamoとUQモバイルどっちが電波いい?

ahamoとUQモバイルは使用している回線はそれぞれ異なります。

ahamoは「ドコモ回線」、UQモバイルは「au回線」です。

使用状況によって変わるため、一概にどちらがが優れているか優劣はつけられませんが、平均速度は以下通りです。

  • ahamo:下り速度76.31Mbps
  • UQモバイル:下り速度90.66Mbps

平均速度はUQモバイルのほうが速いといった結果になりました。

ahamo・povo・LINEMO・UQモバイル・楽天モバイルの比較まとめ

分かれ道

本記事では、ahamo・povo・LINEMO・UQモバイル・楽天モバイルの5社の比較を行いました。

各項目別におすすめな格安SIMは以下の通りです。

  • 料金プラン・データ容量で選ぶなら「楽天モバイル
    3,278円(税込)でデータ容量が無制限で使える
  • 通信速度で選ぶなら「楽天モバイル
    →5社の中で最速の下り100.0Mbps
  • 繋がりやすさ・エリアで選ぶなら「ahamo
    高品質なドコモ回線!基地局数も最も多い
  • 対応機種で選ぶなら「ahamo
    →5社の中で購入可能機種が最も多い(ドコモオンラインショップでも購入可)
  • キャンペーンで選ぶなら「ahamo
    →他社から乗り換え&機種購入で最大33,000円割引
  • 支払い方法で選ぶなら「UQモバイル
    →5社の中で支払い方法が最も多い
  • 契約者数・シェア率で選ぶなら「楽天モバイル
    700万回線突破の新進気鋭
  • かけ放題オプションで選ぶなら「ahamo
    →5分以内の国内通話無料&制限なし「かけ放題オプション」が1,100円(税込)

通信速度を重視するなら、最速の楽天モバイルまたはUQモバイルがおすすめです。

ただし、楽天モバイルは通信可能エリアがまだ大手キャリアと比べると狭いため、通信エリアや繋がりやすさで選ぶなら高品質なドコモ回線を使用する「ahamo」がよいでしょう。

また、大容量使用する場合は100GB使用できる「ahamo」または無制限使用できる「楽天モバイル」がおすすめです。両者とも、三大キャリアの無制限プラント比較すると半額ほどの金額で使用できます。

契約をする際は、各社で実施されているキャンペーンを活用するとよりお得に契約できます。

本記事を参考にご自身の条件にあった格安SIMをぜひ見つけてみてください!

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