ソフトバンクとワイモバイルの違いは?プラン料金を比較!乗り換え手順・お得なキャンペーンを紹介

ソフトバンクとワイモバイル、2社にはどのような違いがあるのでしょうか。より自分に合ったお得なサービスが選べるように、料金やサービス、サポート内容などを比較・解説しています。最適なサービスを選んでスマホ料金の見直しの際の参考にして下さい。
この記事の目次
ソフトバンクとワイモバイルは、どちらもソフトバンク株式会社が提供する通信サービスで、プラン内容や料金体系には大きな違いがありありますが、どういった違いがあるのか知らない方は多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、ソフトバンクとワイモバイルの料金プランを比較し、それぞれのメリット・デメリットをわかりやすく解説します。さらに、乗り換えを検討している方に向けて、手続きの手順やお得なキャンペーン情報も紹介していきます!
ぜひ本記事を参考にソフトバンクとワイモバイルの違いを理解し、ぴったりのプランを見つけてみてください。
ソフトバンクとワイモバイルの違いを比較
まずは、ソフトバンクとワイモバイルの違いを比較してみます。ワイモバイルはソフトバンクよりも月額料金が安いという印象ですが、他にも違いはあるのか見ていきましょう。
(税込) | ワイモバイル | ソフトバンク | |
---|---|---|---|
料金プラン | 1~4GB | 2,365円 (シンプル2 S) | ミニフィットプラン+ 1GB:3,278円 |
30GB | 4,015円 (シンプル2 M) | ペイトク30:7,425円 → 割引後 4,928円 | |
50GB | — | ペイトク50:8,525円 → 割引後 6,028円 | |
無制限 | — | ・メリハリ無制限+:7,425円 → 割引後 4,928円 ・ペイトク無制限:9,625円 → 割引後 7,128円 | |
通話料・オプション | 通話料 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
短時間かけ放題 | 880円(だれとでも定額+) 10分以内国内通話無料 | 880円(準定額オプション+) 5分以内国内通話無料 | |
かけ放題 | 1,980円(スーパーだれとでも定額+) | 1,980円(定額オプション+) | |
通信速度 | 平均下り速度 | 約120.48 Mbps | 約110.54 Mbps |
平均上り速度 | 約20.21 Mbps | 約18.97 Mbps | |
購入できる機種 | iPhone | 低価格帯のiPhone中心 | 最新機種から低価格帯のiPhoneまで |
Android | 低価格帯のAndroidスマホ中心 | 最新機種から低価格帯のAndroidまで |
引用:みんなのネット回線速度
※上記の通信速度は、2025年6月直近3ヶ月に計測された通信速度の平均値を計算したものです。通信速度は場所・時間帯・通信環境によって変動するため、あくまでも目安として考えてください。
1.料金プランを比較
ソフトバンクの料金プランは、使った分だけ支払う「ミニフィットプラン+」に加えて、無制限の「メリハリ無制限+」、そしてPayPayポイントの還元率が高くデータ容量に応じた「ペイトク30」「ペイトク50」や「ペイトク無制限」と多彩です。
一方ワイモバイルでは、データ容量に応じた3つの「シンプル2」プラン(S・M・L)が用意されており、わかりやすい構成となっています。
月額料金(税込) 比較 | ワイモバイル | ソフトバンク |
---|---|---|
1GB | 2,365円 (シンプル2 S) | 3,278円 (ミニフィットプラン+) |
2GB | 4,378円 (ミニフィットプラン+) | |
3GB | 5,478円 (ミニフィットプラン+) | |
4GB | – | |
30GB | 4,015円 (シンプル2 M) | ペイトク30:7,425円 (割引後:約4,928円) |
35GB | 5,115円 (シンプル2 L) | ペイトク50:8,525円 (割引後:約6,028円) |
無制限 | – | ・メリハリ無制限+:7,425円 (割引後 4,928円) ・ペイトク無制限:9,625円 (割引後:約7,128円) |
このように比較すると、ワイモバイルの方が月額料金がリーズナブルで、シンプルな料金体系であることがわかります。
ソフトバンクは豊富なプランが揃っている一方で、3GB以上〜30GB未満の中容量プランが存在せず、やや選びにくい印象もあります。特に10GB〜20GB程度しか使わない人にとっては、割高に感じられるかもしれません。
その点ワイモバイルは、4GB・30GB・35GBの明確な容量設定があり、自分の使い方に合った料金プランを選びやすいのが特長です。
また、掲載している金額は各社の通常料金であり、家族割や光回線とのセット割などの割引は含まれていません。条件を満たせばさらに安くなる可能性もあります。
ただし割引を加味してもワイモバイルの方が総合的に安くなるケースが多いため、コストを重視するならワイモバイルの検討をおすすめします。
ソフトバンクの割引サービス
- 新みんな家族割
→ 2回線で660円/月割引、3回線以上で1,210円/月割引 - おうち割 光セット
→ ソフトバンク光またはソフトバンクエアーとのセット契約で1,100円/月割引
ワイモバイルの割引サービス
- 家族割引サービス
→ 2回線目以降1,100円/月割引 - おうち割 光セット(A)
→ シンプル2 Sは1,100円/月、M・Lは1,650円/月割引
2.通話料・オプションを比較
次は、それぞれの通話料金や通話オプションを見ていきましょう。
通話料・通話オプション 比較 | ワイモバイル | ソフトバンク |
---|---|---|
通話料(税込) | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
時間制限あり 通話オプション(税込) | 880円/月 (だれとでも定額+) 1回 10分以内の国内通話が無料 | 880円 (準定額オプション+) 1回5分以内の国内通話が無料 |
かけ放題 通話オプション(税込) | 1,980円 (スーパーだれとでも定額+) | 1,980円 (定額オプション+) |
ソフトバンクとワイモバイルの通話料金は、どちらも30秒ごとに22円(税込)です。この点は同じですが、通話オプションの内容および月額料金が異なります。
比較するとワイモバイルの方がお得な料金設定なので、通話をたくさんする方はワイモバイルの通話オプションがおすすめです。
時間制限ありの通話オプションも、ソフトバンクが1回5分以内であることに対しワイモバイルは1回10分以内なので、短い通話をよくする方にも適しています。
3.通信速度を比較
ワイモバイルはソフトバンクの高品質な通信回線を利用しているため、他の格安SIMと比較しても通信速度が安定していることが特徴です。ソフトバンクと比べても、通信品質がほぼ変わらないと言われています。
そこで今回は、それぞれの通信速度実測を比較してみました。以下は、直近3か月に計測された測定結果から平均値を計算したものです。通信速度は時間帯や場所によって異なるので、あくまでも目安として考えてください。
ワイモバイル | ソフトバンク | |
---|---|---|
朝 | 下り速度:148.56Mbps 上り速度:24.13Mbps | 下り速度:112.91Mbps 上り速度:20.2Mbps |
昼 | 下り速度:97.46Mbps 上り速度:15.38Mbps | 下り速度:120.5Mbps 上り速度:19.83Mbps |
夕方 | 下り速度:133.9Mbps 上り速度:17.41Mbps | 下り速度:113.9Mbps 上り速度:20.05Mbps |
夜 | 下り速度:105.61Mbps 上り速度:20.07Mbps | 下り速度:87.32Mbps 上り速度:15.91Mbps |
深夜 | 下り速度:152.53Mbps 上り速度:21.15Mbps | 下り速度:118.59Mbps 上り速度:20.28Mbps |
引用:みんなのネット回線速度
※上記は、2025年6月直近3ヶ月に計測された通信速度の平均値を計算したものです。通信速度は場所・時間帯・通信環境によって変動するため、あくまでも目安として考えてください。
平均速度では、ワイモバイルが本家ソフトバンクを超えるといった結果になりました。
一般的なWebページや標準画質の動画の閲覧であれば10Mbps、高画質動画の閲覧でも30Mbpsあれば十分といわれているため、ワイモバイルもソフトバンクも非常に高速だといえます。
ちなみにソフトバンク回線を使用している格安SIMはワイモバイルだけではありません。以下の記事では、ソフトバンク回線の格安SIMについて詳しく紹介しています。ぜひこちらも参考にしてください。
4.購入できる機種を比較
スマホの購入時に気になるのが、どのような端末が取り扱われているかです。ソフトバンクとワイモバイルでは、購入できる機種に大きな違いがあります。
ワイモバイルは低価格で実用的な機種を中心に取り揃えており、コスパを重視する利用者向きのラインナップです。特に初心者や高齢者向けのスマホや、手頃なAndroid端末が多く揃っています。
一方ソフトバンクでは、最新の高スペックモデルや折りたたみスマホなど、選択肢が非常に豊富です。iPhoneシリーズもラインナップが充実しており、高性能モデルを求めるユーザーには魅力的な構成となっています。
以下の表では、2025年6月時点で両キャリアが取り扱っているiPhoneおよびAndroid端末を比較しました。
ワイモバイル | ソフトバンク | |
---|---|---|
iPhone | ・iPhone 16e ・iPhone 15 ・iPhone 13 ・iPhone 14 ・iPhone SE(第3世代) | ・iPhone 16e ・iPhone 16 Pro ・iPhone 16 Pro Max ・iPhone 16 ・iPhone 16 Plus ・iPhone 15 Pro ・iPhone 15 Pro Max ・iPhone 15 ・iPhone 15 Plus ・iPhone 14 ・iPhone SE 第3世代 |
Android | ・moto g66y 5G ・OPPO Reno13 A ・AQUOS wish5 ・OPPO Reno11 A ・Google Pixel 8a ・moto g64y 5G ・nubia Flip 2 ・Samsung Galaxy A25 5G ・nubia S 5G ・OPPO A3 5G ・AQUOS wish4 ・らくらくスマートフォン a ・かんたんスマホ4 ・Libero Flip ・Android One S10 | ・motorola edge 60s pro ・AQUOS R10 ・Xperia 1 VII ・AQUOS R9 pro ・arrows We2 ・motorola razr 50 ultra ・AQUOS sense9 ・Xiaomi 14T Pro ・motorola razr 50s ・motorola edge 50s pro ・シンプルスマホ7 ・Xperia 1 VI ・Xperia 10 VI ・AQUOS R9 ・Redmi 12 5G ・LEITZ PHONE 3 ・DuraForce EX ・あんしんファミリースマホ ・Xiaomi 13T Pro ・motorola razr 40s ・AQUOS wish3 ・OPPO Reno10 Pro 5G ・AQUOS R8 pro ・Xperia 10 V ・Xperia 1 V ・AQUOS sense7 plus ・Redmi Note 10T ・シンプルスマホ6 ・arrows We ・Google Pixel 9a ・Google Pixel 9 ・Google Pixel 9 Pro ・Google Pixel 9 Pro XL ・Google Pixel 9 Pro Fold ・Google Pixel 8a ・Google Pixel 8 ・Google Pixel 8 Pro ・Google Pixel 7a ・Samsung Galaxy S25 Ultra ・Samsung Galaxy S25 ・Samsung Galaxy A25 5G |
端末にこだわりたいならソフトバンク、コスパを重視するならワイモバイルを選ぶのがおすすめです。
ソフトバンクとワイモバイルの料金シミュレーション
ここまで、ワイモバイルはソフトバンクよりも月額料金が安いということがわかりました。つづいては、ソフトバンクとワイモバイルを実際に利用した場合の料金についてご紹介していきます。
データ容量を3GB使う場合
まずは、1人でデータ容量を3GB程度使う場合の料金を見ていきます。ソフトバンクは「ミニフィットプラン+」、ワイモバイルは「シンプル2S」の月額料金です。
データ容量3GB/月 | ソフトバンク (ミニフィットプラン+ 3GB) | ワイモバイル (シンプル2S 4GB) |
---|---|---|
月額料金(税込) | 5,478円 | 2,365円 |
このように比較してみると月々3,113円(税込)、2年間継続利用した場合の総額はなんと74,712円(税込)の差があることがわかりました。
データ容量をあまり消費しない方は、ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えるだけでスマホ代を半額以下に抑えられます。
それぞれ、ソフトバンク光またはソフトバンクエアーとセット契約をした場合でもワイモバイルの方がお得な料金になるので、とにかく安く利用したいという方はワイモバイルへの乗り換えがおすすめです。
データ容量を30GB以上使う場合
次は、1人でデータ容量を30GB以上使う場合の料金です。ソフトバンクは「メリハリ無制限+」、ワイモバイルは「シンプル2 M」の月額料金となっています。
データ容量30GB以上/月 | ソフトバンク (メリハリ無制限+) | ワイモバイル (シンプル2 M) |
---|---|---|
月額料金(税込) | 7,425円 | 4,015円 |
2年間利用した場合の総額(税込) | 178,200円 | 96,360円 |
この場合もワイモバイルに乗り換えることで月々3,410円(税込)、2年間で81,840円(税込)の差があります。
どちらのプランも家族割引・光回線とのセット割引が適用されるので、割引条件を満たしている場合でもワイモバイルの方がお得です。
また、ソフトバンクはデータ使用量3GB以上を超えるとプランの選択肢がデータ使い放題の「メリハリ無制限+」のみです。一方ワイモバイルは、利用用途に合わせたプランを選択できることも魅力の1つといえます。
家族4人で契約する場合
最後は、家族4人でソフトバンクまたはワイモバイルを契約した場合の料金です。ここでは2人が月に3GB程度、2人が30GB程度使う場合の月額料金を見ていきましょう。
ソフトバンクは「(ミニフィットプラン+ 3GB)×2」と「メリハリ無制限+×2」、ワイモバイルは「シンプル2 S×2」と「シンプル2 M×2」の月額料金となっています。
家族4人で契約する場合 | ソフトバンク | ワイモバイル |
---|---|---|
月額料金(税込) | 5,478円×2+7,425円×2 =25,806円 | 2,365円×2+4,015円×2 =12,760円 |
家族割引(税込)/月 | 1,210円×2 =2,420円 | 1,100円×3 =3,300円 |
2年間利用した場合の総額(税込) | 552,288円 | 227,040円 |
家族で一緒に契約すると、どちらも月額料金から割引されるサービスが適用されます。ただし、ソフトバンクの新みんな家族割はミニフィットプラン+に適用されないので、対象の回線はメリハリ無制限を契約している2回線のみです。
また、ワイモバイルの家族割引サービスは2回線目以降に適用されるため、割引対象の回線は3回線となっています。
それぞれ2年間継続利用した場合の総額を比べると、325,248円(税込)もの差がありました。現在の月額料金が高いと感じている方は、固定費を節約するためにもワイモバイルに乗り換えてみてはいかがでしょうか。
ソフトバンクとワイモバイルを比較してわかったこと
ソフトバンクとワイモバイルの月額料金やサービス内容を比較してみてわかったことをまとめました。自分がどちらに適しているか知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
ワイモバイルがおすすめな人
ワイモバイルは、料金を抑えたい方やシンプルでお得なサービスを求める方におすすめです。
ワイモバイルはこんな人におすすめ
- 月額料金を抑えたい方
- SNSやメール、ウェブ閲覧が中心のライトユーザー
- PayPayポイントや割引特典を活用したい方
- 家族で複数回線を契約し、まとめてお得に使いたい方
- 実用的な低価格のスマホを手に入れたい方
ワイモバイルは、低価格でありながら、キャリアと同等の安定した通信が行えます。月35GB以下のデータ容量で十分に満足できる方、日常的なデータ使用に特化している方には最適な選択です。特に、SNSやメール、ウェブサイトの閲覧、軽い動画視聴を日常的に行うライトユーザーに向いています。
また、PayPayポイント還元や家族割引があるため、家族での契約するとよりお得です。
低価格でしっかりとしたサービスを利用したい方、特にコスト重視で契約したい方にはぴったりの選択肢です。
ソフトバンクがおすすめな人
ソフトバンクは、データを大量に使うヘビーユーザーや、高速通信と豊富な独自のサービスを求める方に最適です。
ソフトバンクはこんな人におすすめ
- 大容量データプランを重視している方
- アメリカ放題や国際サービスを多く利用する方
- 最新のスマートフォンを手に入れたい方
- エンタメコンテンツをフル活用したい方
ソフトバンクは、大容量のデータ通信を重視している方に最適な通信サービスです。そのため、動画や音楽、オンラインゲームを楽しむヘビーユーザーに向いています。
さらに、ソフトバンクはエンタメ特典が充実しており、動画配信サービスや音楽ストリーミングサービスをお得に利用できるため、エンタメを楽しむ方にぴったりです。また、ソフトバンクなら海外出張や旅行が多い方でも、アメリカ放題など国際サービスが豊富なため、安心して通信ができます。
最新機種が豊富なほか、割引や特典があり、常に最新の機種を手に入れたい方にも非常に魅力的な選択肢です。
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えるメリット
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えると、いくつかメリットがあります。ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えを検討している方は、事前にチェックしておきましょう。
メリット:月額料金が安くなる
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える最大のメリットは、月額料金が安くなる点です。
契約するプランによっては半額以下に抑えられるので、とにかくスマホ代を節約したいと考えている方はワイモバイルに乗り換えてみましょう。
自分に合ったプランがわからない場合は、簡単な質問に答えるだけで適したプランがわかる「料金シミュレーション」を試してみましょう。これらは、ワイモバイルの公式サイトから無料で利用できます。
メリット:通信速度・通話品質に大きな差はない
ワイモバイルは、ソフトバンクのサブブランドという位置付けの格安SIMです。そのため、通信速度および通話品質がソフトバンクと大きく変わりません。
以下にそれぞれの平均速度をまとめました。
- ワイモバイル 平均ダウンロード速度:120.48Mbps
- ソフトバンク 平均ダウンロード速度:110.54Mbps
引用:みんなのネット回線速度
※上記は、2025年6月直近3ヶ月に計測された通信速度の平均値を計算したものです。通信速度は場所・時間帯・通信環境によって変動するため、あくまでも目安として考えてください。
インターネットを快適に楽しむために必要な回線速度は「10Mbps〜30Mbps」といわれているためどちらの速度でも十分に利用できます。
多くの格安SIMはランチタイムや通勤・通学時間帯に回線が混雑し、通信速度が遅くなったりつながりにくくなることがありますが、ワイモバイルはソフトバンクの高品質な通信回線を利用しているので、これまでソフトバンクを使っていた方でも満足できる通信速度を実現しています。
メリット:家族割引サービスを利用できる
ワイモバイルの料金プラン「シンプル 2S/2M/2L」では、家族割引サービスを利用できます。どのプランでも家族で契約すると2回線目以降1,100円(税込)/月割引されるので、家族で乗り換えを検討している方は必見です。
家族割引サービスが適用されると、データ容量4GBのシンプル 2Sは1,078円(税込)/月で利用できます。35GBまで使えるシンプル2Lも3,278円(税込)/月と3,000円台で利用できるので、家族でスマホ代を節約できることがメリットです。
ただし、ワイモバイルの家族割引サービスは、1回線目に割引が適用されないので注意しましょう。
メリット:店舗対応が受けられる
キャリアと比較して月額料金が安いことで注目を集める多くの格安SIMは、実店舗を持たないことでその安さを実現しています。しかし、ワイモバイルは全国各地に店舗を構えているので、申し込み方法がわからない方やサポートを受けたい方でも安心です。
端末の故障時や契約情報の変更など、緊急時も店舗スタッフがすぐに対応してくれます。最近では、ソフトバンクとワイモバイルの窓口が併設されているデュアル店舗が増えているので、ぜひ近くのワイモバイルショップを検索してみてください。
なお、店舗で申し込む場合は事前にワイモバイル公式サイトから事前予約をしておきましょう。予約をせずに行くと、場合によっては長時間待つこともあるので注意が必要です。
メリット:LYPプレミアムが無料
ワイモバイルは月額508円(税込)するLYPプレミアムが無料で利用できます。LYPプレミアムとは、LINEヤフーが指定するLYPプレミアム会員向けサービスや特典を利用できる月額会員制サービスです。
具体的には、LINEスタンプが使い放題になったり、Yahoo!ショッピングでポイントアップしたりなどお得な特典が受けられます。
他にも様々な特典が受けられるため、LINEヤフーのサービスを利用している場合は、ワイモバイルを契約することでお得になります。
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えるデメリット
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えるデメリットについて解説していきます。
デメリット:データ無制限プランがない
ソフトバンクには「メリハリ無制限+」など無制限のプランがありますが、ワイモバイルにはデータ無制限プランは存在しません。ワイモバイルでは最大35GBの「シンプル2 L」までとなるため、大容量データを頻繁に使う方には物足りなさを感じる可能性があります。
とはいえ、日常利用であればワイモバイルの上限でも対応可能なケースが多く、費用を抑えるために無制限を諦めるかどうかの判断が分かれます。
デメリット:ソフトバンクのメールアドレス引き継ぎが有料
ソフトバンクで取得した「@softbank.ne.jp」などのメールアドレスをワイモバイルに持ち込むには、「メールアドレス持ち運び」での移行手続きが必要で、手続きには550円(税込)の料金が発生します。
これにより、メールアドレスも継続して使いたい方は、もうひと手間と追加費用を考慮する必要があります。
デメリット:ソフトバンクとワイモバイルの家族割は共有できない
ソフトバンクの「みんな家族割」やスマホセット割の割引は、ワイモバイルの家族割とは統合できません。ソフトバンクから乗り換えるときは、現在の割引が解除され、ワイモバイル独自の「家族割(2回線目以降ー1,100円引き)」に再加入する必要があります。
この点は事前に確認しておかないと、家族の毎月の通信費が逆に上がってしまうケースがあるため注意が必要です。
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える方法
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えは、店舗またはWebサイトからでも可能です。必要なものや手順を事前に確認しておくとスムーズに手続きができるので、準備しておきましょう。以下を参考にしてください。
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える流れ
- ワイモバイルに申し込む
- 回線切り替え・初期設定をする
なお、ソフトバンクからワイモバイルへ機種はそのままで乗り換えるという方に向けて、以下の記事では、手順や注意点なども含めて解説しているのでこちらも参考にしてください。
【確認】乗り換えるタイミング・かかる手数料
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えるにあたって、解約違約金などは発生しません。
そのため、必要になるのはワイモバイルの契約事務手数料や分割払いした端末の残債のみです。
端末を分割払いしている場合は、乗り換える前に残債がないか確認しましょう。残債は引き続き分割払いもできますが、ワイモバイルで機種変更を検討している方は一括精算することをおすすめします。
また、ワイモバイルはオンラインショップから申し込むと3,850円(税込)契約事務手数料が無料なのでお得に乗り換えできます。お得に乗り換えたい方は、オンラインでの手続きがおすすめです。
手順1.ワイモバイルに申し込む
ここからは、手順について詳しく解説していきます。
通常乗り換えをする際は、MNP予約番号の取得が必要になりますが、オンラインストアで乗り換える場合、MNP予約番号の発行は不要です。
乗り換えの申し込みは店舗・Webで受け付けており、いずれの場合でも以下のものが必要です。
必要なもの
- 本人確認書類
- クレジットカード or 口座情報
ワイモバイルは口座振替に対応している格安SIMなので、クレジットカードを持っていなくても契約できます。口座振替を希望する場合は、事前に口座情報を控えておきましょう。
手順2.回線切り替え・初期設定をする
オンラインストアで乗り換え手続きをした場合、数日後にSIMカードが届きます。商品に同梱されている案内書に従って、回線の切り替え作業・初期設定を行ってください。
なお、到着から6日以内に切り替え作業を行わないと自動で切り替わるため、到着後は早めに初期設定を行いましょう。また、SIMカードと端末をセット購入した場合は商品が到着した日の翌日に自動で切り替え手続きが行われます。
ソフトバンクからワイモバイルの乗り換えで使えるキャンペーン
最後に、ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えで使えるお得なキャンペーンを紹介します。
ソフトバンク→ワイモバイルのりかえ特典
- 期間:2021年3月17日~
- 特典:契約解除料・新規契約事務手数料が無料
- 条件:キャンペーン期間中にソフトバンク回線からワイモバイルへの番号移行が完了すること
こちらのは、キャンペーンの受付期間中にソフトバンク回線からワイモバイルへの番号移行が完了した方が対象の特典です。
条件を満たすと、ソフトバンクからワイモバイルへの番号移行時に発生する契約解除料および新規契約事務手数料が無料になるのでお得に乗り換えができます。
初期費用を安く抑えられるので、乗り換えを検討している方はこちらの特典を利用してみてください。
新どこでももらえる特典
出典:ワイモバイル
- 期間:2021年6月1日~
- 特典:最大6,000円相当のPayPayボーナスプレゼント
ワイモバイルの料金プラン「シンプル 2S/2M/2L」に新規・乗り換え(MNP)・番号移行・指定プランからの変更で申し込むと、最大6,000円相当のPayPayボーナスがもらえるキャンペーンです。
付与されるPayPayボーナスの金額は、契約するプランによって異なります。シンプル 2Sが500円相当、シンプル 2M/2Lが6,000円相当です。特典がもらえるまでの流れは、以下を参考にしてください。
特典がもらえるまでの流れ
- キャンペーンページからエントリーをする
- エントリー日の翌月末までに店舗またはWebからシンプル 2S/2M/2Lを契約する
- 申込日の翌月末までにエントリーしたYahoo!JAPAN IDでワイモバイルサービスの初期登録を完了する
PayPayボーナスの付与時期は、申込日の翌々月末を予定しています。付与時期までに、エントリーしたYahoo!JAPAN IDとPayPayアカウントの連携をしてください。
ワイモバイルに乗り換えるだけで6,000円相当のPayPayボーナスがもらえるチャンスなので、この機会を見逃さないようにしましょう。
ソフトバンクの料金を見直してワイモバイルに乗り換えよう
本記事では、ソフトバンクとワイモバイルの違いやメリット、乗り換え方法について紹介しました。ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えるメリットは以下の通りです。
35GBまでの容量ならワイモバイル、大容量ならソフトバンクが向いています。
スマホを快適に利用するには、自分の使用状況に合ったプランを選ぶことが重要です。高速データ容量が足りなくて、低速になるとストレスを感じることがあるでしょう。
また、必要のない大きなデータ容量のプランを契約していて、毎月、データ容量が余っているようでは月額料金を無駄にしている可能性があります。
スマホの利用状況は、生活の変化でも変わることがあります。そのため、定期的に利用状況を見直して最適なプランを選びお得にスマホを利用しましょう。