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即日MNPで開通する方法|おすすめ格安SIM6選を比較

更新日:2024.11.01

格安SIMへのMNP転入は、電話やネットの不通期間が原則生じない「即日MNP開通」が可能なサービスを選ぶべきです。この記事では即日MNP開通が可能なおすすめ格安SIMと、申し込みから開通までの流れ、即日MNP開通の注意についてまとめました。

格安SIMから別の格安SIMへの乗り換え、あるいはキャリアから格安SIMへの乗り換えは、手続きが済んだらなるべく早く、できれば即日新しい格安SIMでスマホが使えるようになるのが望ましいでしょう。

不通期間があって、スマホが使えないと困るからです。

かつてはMNPで格安SIMに乗り換えると、新しいSIMカードが届くまで数日間は通話やネットが使えないことが珍しくありませんでした。しかし最近は即日乗り換えが完了する格安SIMが増えています。

そこでこの記事では、即日開通可能な格安SIMについて、SIMの受け取りから開通させるまでの方法や即日開通可能な格安SIM、格安SIMを即日開通する際の注意点などをまとめました。

格安SIMで即日MNP、受け取り~開通する方法

格安SIMで即日MNP、受け取り~開通する方法

即日MNPとは、「MNP転入に伴う回線切り替え時に、不通期間がなく回線が切り替わるMNP(手続き)のこと」です。

ここからは格安SIMにおいて即日MNPで開通するまでの流れを、「Webで申し込む場合」と「店舗で申し込む場合」とに分けて紹介します。

なお、以下で紹介する流れはUQモバイルでの流れですので、通信会社によって多少異なる場合があります。

Webで申し込む場合

【Web】UQモバイルの即日MNP開通までの大まかな流れ

  1. 転出元のキャリア・格安SIMでMNP予約番号を取得
  2. MNP予約番号の有効期限切れの前に、手続きに必要な書類を手元に置いてUQモバイルオンラインショップで手続きを行う
  3. 手続き終了後に「新規お申し込み手続き完了のご案内」というタイトルでメールが届くので、「受付番号」を控えておく
  4. 手続きから数日後にSIMカードと回線切り替え手順を案内する書類が届くので、開封する
  5. 「my UQ」にアクセスし、「my UQ mobile ID」に前述の受付番号を、「パスワード」には申し込み手続き時に設定した4桁の暗証番号を入力
  6. ログイン後に「新規ID登録」で「暗証番号」「新規my UQ mobile ID」「新規パスワード」を設定し、約款・利用規約に同意して「次へ」→「登録を完了する」→「引き続きmy UQ mobileを利用する」をタップ
  7. 管理画面から「お申し込み状況一覧」をタップ
  8. MNP転入を予約した電話番号と受付番号が表示されている右に「回線切替」のボタンがあるので、これをタップ
  9. 「実行する」をタップ

以上がMNP予約番号の取得から、回線切替までの一連の流れです。

ちなみに、現在ではMNP予約番号の手続きが不要になる「MNPワンストップ」制度が多くの携帯電話会社で導入されているため、MNPワンストップに対応している場合は取得自体が不要です。MNPワンストップ対応の携帯電話会社は以下の通りです。

MNPワンストップ対応の携帯電話会社
  • ドコモ
  • au
  • ソフトバンク
  • ahamo
  • UQモバイル
  • povo
  • ワイモバイル
  • LINEMO
  • LINEモバイル
  • ジャパネットたかた通信サービス
  • 日本通信SIM
  • b-mobile
  • mineo
  • センターモバイル
  • LPモバイル
  • IIJmio
  • NUROモバイル
  • イオンモバイル

【UQモバイル】詳細はこちら

店舗で申し込む場合

店舗で申し込む際は、MNP予約番号と本人確認書類、そしてクレジットカードか銀行口座の情報を持って店舗へ行き、「UQモバイルにMNP転入したいです」と伝えるだけです。

あとは店舗のスタッフの指示に従えばOKです。

その後すぐにSIMカードが発行され、回線切り替え手続きまで完了できます。所要時間は約30分程度です。

なお、UQモバイルの店舗でのMNP手続きは全国のUQスポット、そしてUQモバイルの親会社であるauのauショップ、au Style、家電量販店などのUQモバイル取り扱い店で行えます。

この内、UQスポット・auショップ・au Styleは、原則として事前の来店予約が必要です。UQモバイルの公式サイトから各店舗のページへ行き、来店予約をするようにしてください。

ちなみに以下の記事では、UQモバイルのMN転出・P転入方法を詳しく紹介していますので、あわせて参考にしてください。

【UQモバイル】詳細はこちら

店舗とWeb申し込みどちらでも可能

格安SIMは、Webでの申し込み受け付けが主流です。

しかし中には、店舗網を積極的に展開している格安SIMもあり、そのような格安SIMは店舗でスタッフの接客を受けながら申し込みをすることもできます。

MNP手続きは回線の切り替え作業が伴うため、新規契約に比べると手続きがやや煩雑です。そのため、ネットでの手続きに不安がある人は、店舗を設けている格安SIMへMNPするのをおすすめします。

ただし基本的には、来店予約も待ち時間も必要なく、24時間いつでもパソコンからもスマホからも手続きができるネットの方が便利です。

そして、多くの格安SIMでは、店舗でのMNP手続きは即日MNP開通が可能です(一部例外あり)。

ネットでの手続きは、即日MNP開通可能な格安SIMと、そうでない格安SIMとがあります。

格安SIMの即日開通に必要なもの

格安SIMの即日MNP開通に必要なものを、UQモバイルを例に紹介します。

UQモバイルの即日MNP開通に必要なもの

  • (Webのみ)インターネット接続環境
  • メールアドレス
  • 転出元から発行されたMNP予約番号
  • 本人確認書類
  • クレジットカードもしくは口座振替に使う銀行口座情報

UQモバイルでは、店舗・Webの両方でMNP転入手続きができます。

Webでの手続きには、当然ネット環境と、UQモバイルからのメールを受け取るメールアドレスが必要です。

その他に必要なものは店舗でもWebでも変わりませんが、Webでの契約では料金の支払い方法にクレジットカードしか指定できません。

そして「MNP予約番号」は、MNP制度を利用した乗り換え手続きには必要です。転出元のキャリア・格安SIMから発行されたMNP予約番号を持って、転入先の格安SIM(この場合はUQモバイル)で手続きをすることになります。

注意が必要なのは、MNP予約番号には「発行日を含めて15日間」という有効期限がある点です。

そして、この有効期限とは別に、転入先の格安SIMそれぞれで「有効な『有効期間の残日数』」を設定しています。UQモバイルの場合、MNP予約番号取得日から5日以内に申し込む必要があります。この日数は各社ごとに多少異なるので注意してください。

その他必要なものは、本人確認書類と支払いに必要はクレジットカード・銀行口座の情報です。

UQモバイルで本人確認書類として使えるものは、以下の通りです。

UQモバイルで使える本人確認書類

  • 運転免許証
  • 日本国パスポート
  • マイナンバーカード
  • 住民基本台帳カード(写真付のみ)
  • 身体障がい者手帳または療育手帳 または精神障がい者保健福祉手帳
  • 特別永住者証明書
  • 在留カード + 外国発行パスポート
  • 健康保険証
  • 運転経歴証明書

どんなものを本人確認書類として使えるかは、格安SIM各社によって多少異なります。

上記はあくまでもUQモバイルの例なので、注意してください。場合によっては本人確認書類に加えて補助書類が必要なものも異なります。

即日MNPで開通できるおすすめ格安SIM6選

即日契約、開通できるおすすめ格安SIM

現時点で、主要な格安SIMの中でネットでも即日MNP開通可能な格安SIMは、以下の通りです。

ネットでも即日MNP開通可能な主要格安SIM

  • LINEMO
  • BIGLOBEモバイル
  • mineo
  • UQモバイル
  • ワイモバイル
  • IIJmio
  • DMMモバイル
  • y.u mobile
  • DTI SIM

不通期間なしの即日MNP開通で格安SIMに乗り換えたい人は、これらの格安SIMの中から選んで乗り換えるとよいでしょう。

ここからは、ネットでの即日MNP開通ができる格安SIMの中から、とくにおすすめな6つを紹介します。

1.LINEMO

LINEMO

出典:LINEMO

LINEMOは、3GB、10GBの「LINEMOベストプラン」と、30GBの「LINEMOベストプランV」から料金プランを選べるソフトバンクの格安ブランドです。

LINEMOには、以下のような特徴があります。

LINEMOの特徴

  • ソフトバンクの良質な回線を格安SIM並の安い料金で使える
  • 料金体系が3種類のみでシンプル
  • LINEアプリはギガを消費しない
  • 各種手数料が無料

LINEMOの特徴といえば、何といってもソフトバンクの良質な回線を低価格で使えることです。

料金プランのうち、「LINEMOベストプラン」の3GBのは特に月額990円(税込)と低価格なので、データ使用量が少ない人にはおすすめです。事務手数料や解約金、SIM発行手数料など契約にかかる手数料などはすべて無料なので、費用をあまりかけたくない人に向いているでしょう。

また、LINEMOの特徴として、LINEアプリの利用でギガを消費しない点も挙げられます。LINEのトークや音声・ビデオ通話などでギガを消費せず、通信制限下でもLINEアプリは高速通信での利用が可能です。

特に「通信制限されてもLINEだけは使えないと困る」という人は、LINEMOの利用がおすすめです。

LINEMOの料金プランは、以下の通りです。

(税込)LINEMO
ベストプラン
LINEMO
ベストプランV
データ容量3GB10GB30GB
月額料金990円2,090円2,970円
制限時速度10GB超~15GB→300kbps
15GB超→128kbps
30GB超~45GB→1Mbps
45GB超→128kbps

次の記事では、LINEMOの即日開通できるeSIMの申し込み方法などを紹介していますので、あわせて参考にしてください。

【LINEMO】詳細はこちら

2.ワイモバイル

ymobile

出典:ワイモバイル
※詳細はワイモバイルの公式サイト(https://www.ymobile.jp/store/)でご確認ください。

ワイモバイルは、ソフトバンクのサブブランドで、ソフトバンクと同じくソフトバンク株式会社が運営しています。

ワイモバイルには、以下のような特徴があります。

ワイモバイルの特徴

  • 他の格安SIMに比べて、通信速度が速いという口コミが多い
  • 「ソフトバンク光」とセットで利用すると、月額料金がずっと割引になる
  • 家族割引サービスが充実している
  • 全国のワイモバイルショップでサポートを受けられる

ワイモバイルの特徴といえば、何といっても「通信速度の速さ」です。利用者としてこれは大きなメリットとして認識してよいでしょう。

ソフトバンク光とのセット割引は「おうち割 光セット(A)」といいます。

これは、自宅の固定回線にソフトバンク光を利用している家の家族がスマホの回線をワイモバイルにすると、ワイモバイルの月額料金が1回線あたり毎月1,188円(税込)ずっと割引になるものです。

おうち割は家族全員に適用されるので、もし家族4人全員がワイモバイルを利用していれば、月々1,188円 × 4人 = 4,752円が割引され、年間だとなんと57,024円(税込)もの割引となります。

家族割引サービスは、自分以外の家族のワイモバイル回線の月額料金が、1回線あたり毎月1,188円ずっと割引になるものです。おうち割 光セット(A)との違いは、主回線に設定する1回線目のみ割引が適用されない点です。

その意味ではおうち割 光セット(A)の方がお得ですが、家族割引サービスは「家族」の範囲がとても広く、血縁関係にあることが証明できれば遠くの親戚でも適用されます。

なお、おうち割 光セット(A)と家族割引サービスの併用はできません。

そしてワイモバイルは、全国各地にワイモバイルショップを設置しています。これは他の格安SIMとはケタ違いの数で、店舗での直接サポートを重視したい人には大きなメリットです。

ワイモバイルの料金プランは、以下の通りです。

プラン シンプル2 S シンプル2 M シンプル2 L
データ容量 4GB 20GB 30GB
月額料金
(税込)
2,365円 4,015円 5,115円
おうち割光セット(A) -1,100円 -1,650円 -1,650円
PayPayカード割 -187円 -187円 -187円
割引適用後料金 1,078円 2,178円 3,278円
総データ利用量が
1GB/月以下の場合
- 1,078円 1,078円

次の記事では、ワイモバイルの乗り換え手順を紹介していますので、あわせて参考にしてください。

【ワイモバイル】詳細はこちら

3.UQモバイル

uq komikomi+出典:UQモバイル

UQモバイルも、ワイモバイル同様にキャリアのサブブランドです。

UQモバイルは、auを運営している株式会社KDDIの子会社、UQコミュニケーションズ株式会社が手掛けています。ワイモバイルのようにキャリアが直接ではなく、子会社が手掛けている点では、同じサブブランドでもやや形が異なります。

UQモバイルの特徴は、以下のようなものです。

UQモバイルの特徴

  • 他の格安SIMに比べて、通信速度が速いという口コミが多い
  • 対象のインターネットサービスに加入で、月額料金がずっと割引になる
  • 60歳以上は国内通話がかけ放題がおトク
  • 料金の支払い方法に銀行口座振替が使える

UQモバイルも「通信速度が速い」という口コミが多いです。そのため、通信品質重視の人は、ワイモバイルかUQモバイルのいずれかをまず候補として検討するとよいでしょう。

また、自宅の固定回線とのセット割引は、ワイモバイル同様にUQモバイルにもあります。

UQモバイルの「自宅セット割」は、組み合わせて使える自宅の固定回線のインターネットサービスが多岐に渡る点が、ワイモバイルのおうち割 光セット(A)と異なります。

対象となるインターネットサービスには「auひかり」「コミュファ光」「eo光」「ビッグローブ光」「So-net光」「@TCOMヒカリ」「@nifty光」など非常に多いので、詳細はUQモバイルの公式サイトで確認してください。

そしてUQモバイルは、60歳以上の人は国内通話かけ放題がおトクです。

UQモバイルでは、国内通話が24時間かけ放題は月々1,980円(税込)、国内通話1回10分以内のかけ放題は月々880円(税込)、最大60分/月の国内通話を定額にするには月々660円(税込)をそれぞれオプション料金として支払う必要があります。

しかし60歳以上であれば、国内通話が24時間かけ放題の場合、月々1,100円(税込)割引きとなり、さらにキャリアメール(uqmobile.jp)のオプション料金、月額220円(税込)が無料になります。特に通話をする機会の多い60歳以上の人には心強い特典です。

また、UQモバイルは料金支払い方法として銀行口座振替が使える点も、地味ながら見逃せません。クレジットカードをもっていない人でも契約が可能であるため、この点に関してはUQモバイルは敷居が低いといえます。

UQモバイルの料金プランは、以下の通りです。

プラン名容量料金
(税込)
コミコミプラン+33GB
(+10分以内の通話無料)
3,278円
トクトクプラン
(従量制)
1GB2,277円
→990円(※)
15GB3,465円
→2,178円(※)
ミニミニプラン4GB2,365円
→1,078円(※)
※自宅セット割、auPAYカード支払いの条件あり

【UQモバイル】詳細はこちら

4.IIJmio

出典:IIJmio

IIJmioは、日本のインターネットサービスプロバイダとしては老舗の「IIJ」を運営する株式会社インターネットイニシアティブが手掛けています。

ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルといった大手企業が手掛けるキャリアに比べると、格安SIMはあまり聞いたことのない企業がやっているので不安に思う人もいると思います。この点、IIJmioは安心です。

IIJmioには、以下のような特徴があります。

IIJmioの特徴

  • iPhoneも含めたさまざまな端末がセット販売されている
  • データ通信専用eSIMなら2GB440円(税込)から使える
  • ドコモ回線とau回線の両方が使える

格安SIM各社は、回線契約とセットで購入できるスマホを用意しているところが多いです。

セット販売しているスマホのラインナップはさまざまですが、IIJmioはその数がとても豊富で、国内外の各メーカー・ブランドのスマホの中から選べます。

中にはiPhone 13シリーズやiPhone SE(第2世代)といった新しい機種や人気機種もありますし、MNP転入の際は限定特価で販売されるキャンペーンも頻繁に行われていますので、格安SIMへの乗り換えを機会にスマホも買い替えたい人は、IIJmioは積極的に検討すべき格安SIMです。

そしてIIJmioは、データ通信専用のeSIMなら、2GBで月々440円(税込)という低料金から使えます。5GBなら660円(税込)、10GBなら1,100円(税込)です。

データ通信しかしないサブスマホや、iPadなどのタブレットに使う回線を探している人にはぴったりといえます。

また、IIJmioはドコモ回線とau回線の2つを用意していますので、ドコモのみならずauからの乗り換えでも、キャリアで使っていたスマホをそのまま使えます。

IIJmioの料金プランは、以下の通りです。

プラン(税込)音声SIM/eSIMデータeSIMデータSIMデータSIM(SMS付)
2GB850円440円740円820円
5GB990円660円900円970円
10GB1,500円1,100円1,400円1,470円
15GB1,800円1,430円1,730円1,780円
20GB2,000円1,650円1,950円1,980円
30GB2,700円2,340円2,640円2,680円
40GB3,300円2,940円3,240円3,280円
50GB3,900円3,540円3,840円3,880円

以下の記事では、IIJmioのMNPの転入手続き方法を紹介していますので、あわせて参考にしてください。

【IIJmio】詳細はこちら

5.mineo

出典:mineo

mineoは、関西電力100%出資子会社である株式会社オプテージが運営しています。

あまり耳馴染みがないかもしれませんが、mineo自体は格安SIM黎明期からサービスを提供している、格安SIM界の老舗ブランドです。

mineoには、以下のような特徴があります。

mineoの特徴

  • 利用者間でデータ容量を分け合う仕組みが用意されている
  • 公式コミュニティサイト「マイネ王」で困ったことはほぼ解消できる
  • ドコモ回線とau回線に加え、ソフトバンク回線の3つが使える

mineoには、利用者間でデータ容量を分け合える仕組みが複数用意されています。そのうちの1つが「フリータンク」という機能です。

これは余ったデータ容量や繰り越し期限が切れそうなデータ容量を、フリータンクと呼ばれるmineo利用者共有の大きなタンクのようなものに入れて提供したり、逆にデータ容量が足りなくなりそうな場合はフリータンクから引き出して使ったりできます。

他にも「パケットギフト」という機能もあり、余りそうなデータ容量を、相手を指定してギフトとして贈ることが可能です。

そしてmineoを使っていく上で生じた疑問や困りごとは、公式のコミュニティサイト「マイネ王」を検索したり、投稿したりすれば大抵解決します。

マイネ王は、mineoのサポートスタッフはもちろんのこと、大勢のmineo利用者が活発に書き込みをしていますので、格安SIMのサポートツールとしてはダントツ便利さです。

このように、mineoは全体を通して利用者間が互いに助け合えるのが大きな特徴です。こういったコミュニケーションを楽しめる人にとっては、mineoは楽しく使えると思います。

また、mineoはドコモ・au・ソフトバンクと3回線を提供しています。そのため、楽天モバイルを含めて国内キャリアが販売したスマホは、すべてSIMロック解除なしでそのまま使えます(楽天モバイル販売スマホは元々SIMロックなし)。

mineoの料金プランは、以下の通りです。

マイピタ通話+データ通信
(税込)
データ通信
(税込)
1GB1,298円880円
5GB1,518円1,265円
10GB1,958円1,705円
20GB2,178円1,925円

マイそく料金(税込)
スタンダード
(最大1.5Mbps)
990円
プレミアム
(最大3Mbps)
2,200円
ライト
(最大300kbps)
660円
スーパーライト
(最大32kbps)
250円
※デュアルタイプのみ
24時間データ
使い放題
198円/回

※月~金の12時台は最大32kbps。混雑回避のための速度制限(3日間で10GB以上利用時)および通信最適化が適用される。

次の記事では、mineoに乗り換える時の違約金やMNPの方法について紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

【mineo】詳細はこちら

6.BIGLOBEモバイル

出典:BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルは、日本のインターネットサービスプロバイダとして老舗の「ビッグローブ」を運営しているビッグローブ株式会社が運営しています。

BIGLOBEモバイルには、以下のような特徴があります。

BIGLOBEモバイルの特徴

  • 「エンタメフリーオプション」でYouTubeなど対象20サービスの通信量がノーカウントになる
  • 「BIGLOBEでんわ」を使った豊富で選べる通話オプションがある
  • ドコモ回線とau回線の両方が使える

BIGLOBEモバイルでは「エンタメフリーオプション」(音声通話SIM:308円(税込)、データ通信専用SIM:1,078円(税込))が用意されています。このオプションにより、指定の20のエンタメサービスのデータ通信量が、月々のデータ使用量としてカウントされないものになります。

たとえばYouTubeはエンタメフリーオプションの指定サービスですが、エンタメフリーオプションを付加していれば、YouTubeは事実上使い放題です。

指定されているエンタメサービスは、以下の20サービスです。

BIGLOBEモバイルのエンタメフリーオプションの指定サービス

  • YouTube
  • ABEMA
  • U-NEXT
  • YouTube Kids
  • YouTube Music
  • Apple Music
  • Spotify
  • AWA
  • Amazon Music
  • LINE MUSIC
  • radiko
  • らじる★らじる
  • dヒッツ
  • 楽天ミュージック
  • dマガジン
  • dブック
  • 楽天マガジン
  • 楽天Kobo
  • Facebook Messenger
  • au PAY マーケット

これらのエンタメサービスをたくさん利用する人にとって、BIGLOBEモバイルは要注目です。

そしてBIGLOBEモバイルの料金プランは、以下の通りです。

データ通信量音声通話SIM
1回線目(税込)
音声通話SIM
2回線目以降(税込)
データプラン(税込)
1ギガ1,078円858円
3ギガ1,320円1,100円990円
6ギガ1,870円1,650円1,595円
12ギガ3,740円3,520円2,970円
20ギガ5,720円5,500円4,950円
30ギガ8,195円7,925円7,425円

※なお、2回線目以降の金額は、BIGLOBE家族割適用時の金額です

【BIGLOBEモバイル】詳細はこちら

格安SIMを即日契約する注意点

格安SIMを即日契約する注意点

最後に、格安SIMを即日MNP開通する際の注意点を紹介します。

ネットが使えなくなる時間が発生する

店舗での手続き、ネットでの手続き共に、即日MNP開通ができる格安SIMであれば、回線の切り替えはごく短時間です。

しかしこの「短時間」は、格安SIMによっても、切り替え手続きのタイミングによっても違います。

短い場合は10分以内に切り替わることもあれば、タイミングが悪いと2時間くらいかかることもあります。一概にはいえませんが、土日祝日のように多くの人が切り替え手続きを行うであろうタイミングだと、比較的時間がかかるようです。

切り替えが完了しないと、電話やネットを使えません。そのため、切り替え手続きはなるべくスマホが使えなくても支障がないタイミングを狙って行うようにしましょう。

店舗は即日開通できるか確認する

前述のように、店舗をもつ格安SIMの場合、店舗でMNP転入手続きを行えば即日MNP開通させることが可能です。

ただし、「店舗に行けば必ず即日MNP開通できる」わけではなく、ごく一部に例外があります。

たとえばイオンモバイルは全国のイオン内にイオンモバイルショップを展開していますが、その中には「回線契約は『エントリーパッケージ』の販売のみを行っている」という店舗があります。

エントリーパッケージの購入の流れは、以下の通りです。

  1. イオンモバイル公式サイトへアクセス
  2. MNP転入手続き時に、エントリーパッケージ記載の16ケタの申し込みコードを入力する
  3. 数日後にSIMカードが送られてくるので、回線の切り替え手続きを行う

つまりイオンモバイルの店舗でも、回線契約はエントリーパッケージの販売のみを行っている店舗に行ってしまうと、普通にネット経由で契約するのとほぼ同じになってしまうのです。

異なるのは、エントリーパッケージを3,300円(税込)で購入しているので、事務手数料が無料になる点だけです。

中にはこのように、エントリーパッケージのようなものの販売しか行っていない店舗や、店舗でMNP転入の申し込み自体は受けてくれるものの、SIMカードはその場で手渡されす後日郵送される店舗もありこれらの店舗でのMNP転入は即日MNP開通とはなりません。

店舗で手続きをする場合は、その日に必ず即日MNP開通するのかどうかをよく確認するようにしてください。

即日MNP開通可能な格安SIMは多い!

即日MNP開通可能な格安SIMは多い!

ここまで、格安SIMの即日MNP開通までの流れと、即日MNP開通可能でおすすめの格安SIM、即日MNP開通を考える際の注意点を紹介しました。

この記事の内容をまとめると、以下のようになります。

即日MNP開通の流れと注意点

  • 即日MNP開通が可能な格安SIMなら、手続きは店舗でもWebでもOK(一部例外あり)
  • 即日MNP開通可能な格安SIMはワイモバイル・UQモバイル・IIJmio・mineo・BIGLOBEモバイルなど
  • 即日MNP開通には「MNP予約番号」「本人確認書類」「クレジットカードもしくは銀行口座情報」が必要
  • ネットでの即日MNP開通は、MNP転入手続後にSIMカードを受け取り、回線切り替え手続きをすると即日切り替えが完了する
  • 店舗での即日MNP開通は、店舗での手続きが済むと即日切り替えが完了する(SIMカード即日発行の場合のみ)
  • 即日MNP開通が可能な場合でも、電話やネットの不通期間は数分~最大2時間程度の間生じる
  • 「エントリーパッケージ」などの販売にとどまる店舗は、店舗でのMNP転入手続きはできてもSIMカードがその場で発行されず、即日MNP開通が不可能な場合がある

数年前までなら即日MNP開通ができる格安SIMは珍しかったのですが、最近はずいぶんと増えているので、あまり珍しくはなくなりました。

そのため、即日MNP開通ができることはMNP転入先の格安SIMの最低条件としておき、それ以外の料金やサービスなどを格安SIM選びの決め手にするべきでしょう。

本文中に紹介した6つの格安SIMはどこもおすすめですが、それぞれに特徴が異なるので、自分のニーズに合った格安SIMを選ぶようにしましょう。

また、即日MNP転入可能と謳っていても、例に挙げたイオンモバイルのように、入口の入り方によっては店舗に行ったにもかかわらずその日のうちにMNP転入が完了しないこともあるので十分注意してください。

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