もし使用しているスマートフォンが古くなり買い替えを検討しているなら、格安SIMの端末セットキャンペーンの活用をおすすめします。

格安SIMへの乗り換えで毎月の通信費を安く抑えながら、割引価格で端末の購入が可能です。

今回は、格安SIMと端末をセットで申し込める格安SIMサービスとキャンペーンや、実質1円で購入できるスマホ・iPhoneを紹介します。

格安SIMと端末のセット申し込み時の注意点もまとめたので、機種変更しつつ毎月の通信費を抑えたいと考えているなら、ぜひ本記事を役立ててくださいね。

端末セットがおすすめな格安SIM

端末セットがおすすめな格安SIMは、5つあります。各サービスに特徴やメリットがあるので、端末価格だけでなく自分に適した料金プランやサービスがあるかもチェックして契約しましょう。

ワイモバイル

出典:ワイモバイル

ワイモバイルは、ソフトバンクのサブブランドです。低価格でありながら、安定したソフトバンク回線を使用できます。

基本料金はシンプルな3プランから選べ、最も安いプランSはデータ容量3GBで月額2,178円（税込）です。

家族と一緒にワイモバイルを契約する人や、自宅の光回線が「SoftBank 光」の場合はさらに安くなり、最低月額990円（税込）で回線を利用できます。

余ったデータは翌月に自動で繰り越せるので、毎月のデータ使用量にムラがある人も無駄なく使えるでしょう。

特価スマホやソフトバンク認定中古スマホが1円から購入できるので、ワイモバイルは安い端末に機種変更しつつ安い回線に乗り換えたい人にもおすすめです。

楽天モバイル

出典:楽天モバイル

楽天モバイルは、格安SIMではありませんが、他のキャリアより低価格で回線を利用できる4大キャリアのひとつです。

料金プランは1つだけとシンプルで、毎月のデータ使用量によって月額料金が変わる仕組みを採用しています。最大でも月額3,278円（税込）で、楽天回線を使用している限りデータ無制限で使用可能です。

他の3大キャリアと比較すると、最新iPhoneを最安値で購入できます。さらに端末購入時に条件を満たすと楽天ポイントが還元されるので、できるだけお得に最新iPhoneを購入したい人にもおすすめです。

独自の無料電話アプリ「Rakuten Link」は、相手が「Rakuten Link」アプリを使用していなくても、通話料無料・時間無制限で通話ができます。離れて住む親戚や、友人と長電話しがちという人にも向いているでしょう。

UQモバイル

出典:UQモバイル

UQモバイルはauのサブブランドで、auと同じ回線を低価格で利用できるサービスです。

「節約モード」が使える点が魅力で、通常の高速通信からデータを消費しない低速通信を切り替えられるので、データ容量の節約ができます。

低速時の速度は、データくりこしSプランで300kbps、M・Lプランで1Mbpsなので、SNSや音楽ストリーミング再生なら問題なく利用できるでしょう。

余ったデータ容量は翌月に繰り越せるので、使いきれずに無駄になるデータ容量を最小限に抑えることも可能です。

現在、通常月額550円（税込）の「増量オプションⅡ」が7ヶ月無料なので、活用すれば通信費も節約できます。

UQモバイルで購入できる端末の種類も豊富で、機種によっては最新モデルも購入可能です。auの認定中古品である「au Certified」を利用すれば、iPhoneも低価格で入手できます。

IIJmio

IIJmioは、自分のスマートフォンの使い方によって適切な料金プランが選べる格安SIMです。データ容量とSIM機能を組み合わせた料金プランを選べるので、自分にとって無駄のないプランで回線を利用できます。

データ容量は2GB・4GB・8GB・15GB・20GBの5種類、SIM機能は音声SIM（音声eSIM）・SMS・データ・データeSIMの4種類を用意。

たとえば、音声通話をしないeSIM対応のタブレットなら、2GBのデータeSIMを選べば月額440円（税込）という低価格で回線の使用が可能です。

同一mioID内であれば、データシェアができます。家族間で調整すれば、毎月無駄なくデータを使用でき、家計の節約にも役立つでしょう。

端末の値引きも行われており、発売から1年未満のスマートフォンでも9,000円以上安く購入できる場合があります。数量には限りがあるので、少しでも安く端末を購入して格安SIM回線に乗り換えたいなら、なるべく早めに公式サイトを確認しましょう。

LIBMO

LIBMOは、他社からの乗り換えで対象のスマートフォンが実質最大2万円割引で購入できる格安SIMサービスです。

対象端末以外を購入した場合でも、契約プランによって4,000円か10,000相当のTLCポイントが還元されるので、お得に乗り換えたい人に向いています。

TLCポイントはLIBMOの支払額200円につき1ポイント付与され、1ポイント＝1円として月々のLIBMOの支払いに使用可能です。有効活用すれば月々の通信費の節約に役立つでしょう。

さらにdアカウントと連携すれば、TLCポイントだけでなくdポイントも貯められます。税抜100円につき1dポイントが貯まるので、LIBMOは日頃からdポイントを貯めている人にもおすすめのサービスです。

料金プランは需要があるものが厳選されたラインナップなので、自分に適したプランを選びやすいでしょう。

格安SIM各社の端末セットキャンペーン比較

下表は、本記事で紹介した格安SIM5社の端末セットキャンペーン一覧です。各社でキャンペーンで安くなる端末にも違いがあるので、自分が欲しい端末が安くなるキャンペーンがないか、確認しましょう。

ワイモバイル公式オンラインストア厳選　大特価スマホ

出典:ワイモバイル

ワイモバイルでは、回線とセットで申し込むと大幅に端末価格が安くなる「オンラインストア厳選　大特価スマホ」を用意しています。

提供条件は対象のスマートフォンにより異なりますが、契約プランが「シンプルM/L」の場合に適用されるケースが多い傾向です。

ポイント還元やキャッシュバックではなく、回線と端末のセット契約時に割引が適用されるので、一時的に高額な費用を支払う必要がありません。その場で値引きされるので、一括払いもしやすいでしょう。

iPhone端末は最大21,600円割引、Android端末も30,000円以上割引になる端末もあり、大変お得です。特にAndroid端末の「Libero 5G Ⅲ」は、新規申込をすれば1円で購入できます。

「スマートフォン本体にあまりお金をかけたくない」と考えているなら、ワイモバイルオンラインショップ厳選の大特価スマホをチェックしましょう。

楽天モバイル「iPhoneトク得乗り換え」キャンペーン

出典:楽天モバイル

楽天モバイル「iPhoneトク得乗り換え」は、対象のiPhone端末を購入し、楽天モバイルへ初回申し込みした場合に特典が受けられるキャンペーンです。

還元されるポイントを有効活用できれば、実質24,000円安く最新のiPhoneを購入できます。

エントリー不要で提供条件を満たしていれば自動で適用されますが、Rakuten Linkで10秒以上発信して通話する条件達成を忘れがちなので注意しましょう。

iPhoneアップグレードプログラムを併用し、2年で端末を返却すれば、実質半額以下で高額なiPhoneを使用できるのが、楽天モバイルの魅力です。

「iPhoneを購入したいけれど、高額で手が出せない」と悩んでいる人は、楽天モバイルの「iPhoneトク得乗り換え」を活用しましょう。

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UQモバイル「au PAY 残高最大5,000円相当還元」

出典:UQモバイル

UQモバイルでは、対象端末を購入するとau PAY残高として最大5,000円相当を還元するキャンペーンを実施しています。

対象は新規契約のみで、他社からの乗り換えは対象外なので注意が必要です。

au PAY残高への還元は、回線切替完了の翌月下旬以降に行われるので、比較的早いタイミングで特典を受け取れるのは大きなメリットでしょう。

IIJmio「ギガプランとの同時申し込みでタブレット＆PC大特価」

出典:IIJmio

IIJmioでは、ギガプランと対象タブレット&PCの同時申し込みで、端末が特価で購入できるキャンペーンを開催中です。

たとえば、OPPO Pad Airモバイルルータセットをギガプランと同時に契約した場合、通常より11,000円安く購入できます。

スマートフォンは対象外ですが、副端末としてタブレットの購入を検討している人は、有効活用できるでしょう。

LIBMO「最大2万円相当還元プログラム」

出典:LIBMO

LIBMOでは、対象のスマートフォンを実質最大2万円引きで購入できるキャンペーンを、終了日未定で開催しています。

最大2万円相当のポイント還元を適用させるには他社からMNPを利用して乗り換える必要がありますが、新規契約でも1万円分のポイント還元が適用されます。

また、対象のスマートフォン以外を購入した場合でも、なっとくプラン3GB・8GBの契約で4,000円相当、20GB・30GBで1万円相当のポイントが還元されます。

還元されるTLCポイントは、1ポイント=1円としてLIBMOの支払いに充当したり、他社ポイントに交換できたりするので、無駄なく使えるでしょう。

【2024年】格安SIM端末セットにおすすめのスマホ5選

格安SIMと端末のセットで特に安くなるおすすめのスマホを、5つピックアップしました。低価格でも高性能な機種ばかりなので、コスパのよい端末を購入したい人は、ぜひ次の5つから機種を選んでみてください。

OPPO Reno 7A

出典:オウガ・ジャパン

OPPO Reno 7Aは、厚さ約7.6mmの薄型でありながら、4,500mAhの大容量バッテリーを搭載しているAndroidスマートフォンです。

カメラ機能も最大4,800万画素と高画質で、撮影モードも通常の写真モードだけでなく、夜景やマクロ、ポートレート、パノラマなど非常に充実しています。

独自の背面加工も魅力で、星空のような輝きと汚れにくいマット仕上げで使い勝手もよいでしょう。

ワイモバイルのオンラインショップなら、他社からの乗り換えで5,040円（税込）で購入可能です。コスパのよい端末を探している人に向いています。

iPhone SE（第3世代）

出典:楽天モバイル

iPhone SE（第3世代）は、2022年3月18日に発売されたSEシリーズとしては最新のiPhoneです。

最近のiPhoneとしては珍しく指紋認証を採用しており、暗い場所でスムーズにロック解除したい人や、顔認証が苦手な人にも向いています。

コンパクトサイズなので、手が小さい子どもや女性でも片手操作がしやすく、スマートフォンをポケットに入れる習慣がある人も使いやすいスマートフォンです。

楽天モバイルなら、アップグレードプログラムを利用すれば実質31,392円（税込）〜購入可能です。

さらに楽天モバイルショップ限定で実質1円で購入する方法があるので、後述の「【iPhoneも！】格安SIMで購入できる実質1円スマホ」をぜひチェックしてください。

Xperia Ace Ⅲ

出典:SONY公式

Xperia Ace Ⅲは、2022年6月10日にSONYから発売された新しい機種です。3年経過しても劣化しにくい4,500mAhの大容量バッテリーを搭載しており、長く快適に使用できるでしょう。

大きく見やすい文字やアイコンとシンプルな画面レイアウトで、スマホに不慣れな人でも直観的に迷わず操作ができます。

また、指紋認証センサーが本体側面の電源ボタンにある点も、Xperia Ace Ⅲの魅力のひとつ。電源を入れる動作でホーム画面が表示されるので、使いやすい端末といえます。

ワイモバイルのオンラインショップなら、他社からの乗り換えで4,320円（税込）で購入可能です。ひとつの端末を長く使いたい人や、シンプルな端末を探している人に向いています。

iPhone 12

出典:Apple Store

iPhone 12は、2020年10月に発売された型落ちモデルです。高性能なCPU「A14 Bionicチップ」を搭載しており、5G通信にも対応しているので、最新モデルにこだわりがないiPhoneユーザーに向いています。

ただし、最新機種ではないので、在庫に限りがある点に注意が必要です。

UQモバイルなら、64GBのブラックが89,855円（税込）で購入できます。新規契約で5,000円分のau PAY 残高が還元されるので、より安くiPhone 12を購入したい人は、在庫が無くなる前にUQモバイルと契約しましょう。

なお、UQモバイルに在庫がない場合には、ワイモバイルでも90,000円（税込）で取り扱いがあります。

Google Pixel 6a

出典:Googleストア

Google Pixel 6aは、24時間以上持続するバッテリーが魅力のAndroid端末です。

有線での急速充電に対応しており、数分の充電時間でも数時間使えます。充電をし逃してしまった場合でも、出かける用意をしている間に充電すれば、外出中の充電もまかなえるでしょう。

写真機能では「消しゴムマジック」が使用できる点がGoogle Pixel 6aの特徴で、写り込んだ不要なものを自然に消去してくれます。

リアルタイム翻訳機能も搭載されており、11の言語でのチャットや翻訳をしてくれるので、海外の人とのやり取りもスムーズです。

本記事で紹介した格安SIMでは、2023年2月28日まで「IIjmio」にて39,800円（税込）の特価で回線とのセット販売をしています。

24回払いで月額1,662円（税込）のみの負担で購入できるので、Google Pixel 6aの購入を検討しているなら今すぐ「IIjmio」のオンラインショップをチェックしましょう。

【iPhoneも！】格安SIMで購入できる実質1円スマホ

格安SIM5社でセット購入できるスマホのなかから、実質1円で入手可能な端末を3つ紹介します。できる限り安く端末を購入したいなら、次の3機種から選びましょう。

iPhone SE（第3世代）

出典:Apple Store

楽天モバイルショップ限定で、iPhone SE（第3世代）を実質1円で購入できます。

まず、楽天モバイルショップでiPhone SE（第3世代）を「iPhoneアップグレードプログラム」を利用して48回払いで購入しましょう。「iPhoneアップグレードプログラム」は2年使用した端末を楽天モバイルへ返却すると、返却後の支払いが不要になるプログラムです。

「iPhoneアップグレードプログラム」を利用して2年でiPhone SE（第3世代）を楽天モバイルに返却すると、実質の支払い総額は34,692円（税込）になります。

楽天モバイルと初回契約して条件を達成すると、各種キャンペーンの適用で合計34,691ポイントが還元されるので、実質1円で購入できる計算です。

キャンペーンの適用条件は3つだけで、エントリーの必要はありません。

Libero 5G Ⅲ

Libero 5G Ⅲは、ワイモバイルモバイルショップで条件を達成すれば1円で購入可能です。

1円で購入できるのは新規契約時ですが、他社からの乗り換えでも21,600円割引されるので360円（税込）で購入可能です。

また、1円で購入するには料金プランを「シンプルM」か「シンプルL」にする必要があります。「シンプルS」で契約すると、端末価格は3,960円（税込）となるので注意しましょう。

Rakuten Hand 5G

出典:楽天モバイル

Rakuten Hand 5Gは、楽天モバイルのオリジナル端末です。6,400万画素の高画質カメラを搭載しており、映える写真を撮りたい人にも向いています。

低価格ですが5G通信もできる性能を備えているので、コスパ重視の端末を探している人にもおすすめです。

プランセット値引きと最大3,000円相当のポイント還元は、キャンペーン「スマホトク得乗り換え！」を利用するとどちらも適用されます。

iPhone SE（第3世代）と同様に、キャンペーンの適用条件は3つだけで、エントリーは不要です。

格安SIMを端末とセットで契約する注意点

格安SIMを端末とセットで契約する際の注意点として、次の3つが挙げられます。セット購入で失敗しないためにも、契約前にしっかりチェックしましょう。

注意点1.オンラインストア限定で端末が安くなる場合が多い

店舗で契約できる格安SIMサービスもありますが、端末価格の値引きが適用されるのはオンラインショップでの契約時のみというケースが多い傾向です。

オンラインショップで安く購入できると知り、スタッフのサポートを受けられる店舗で契約しようと思っても、同じ割引価格で購入できるとは限りません。

オンラインショップで回線契約すると、端末価格以外にも事務手数料の割引や特典が受けられる格安SIMもあり、メリットも豊富です。

オンライン手続きは必要な情報を揃えておけば、ほとんどのサービスで15分程度で簡単に契約できます。スマホ操作に苦手意識がある人も、画面の案内に沿って手続きを試してみてください。

注意点2.端末が安くなる条件を確認する必要がある

回線とセット申し込みで端末が安くなる条件は、サービスやキャンペーンの種類によって異なります。

他社からの乗り換え時と新規契約（新しい電話番号を取得する契約）時で、割引条件が異なることも多いので、申し込み方法にも注意が必要です。

また、契約する料金プランによって割引額が変わるキャンペーンも珍しくありません。自分が契約しようと考えている料金プランの値引き額がいくらになるかも、契約前に確認しておきましょう。

注意点3.中古品の可能性がある

タイムセールや特価で購入できる端末のなかには、中古品・新古品であるものが含まれてるケースがあります。新品の機種が欲しい場合には「中古品」「新古品」などの注意書きがないかを確認しましょう。

特にiPhone端末の購入を検討している場合は注意が必要です。ワイモバイルは「ソフトバンク認定中古品 iPhone」、UQモバイルは「au Certified iPhone（認定中古品）」として中古品を販売しています。

どちらもソフトバンクやauが整備した良品のiPhone端末ではありますが、軽微な傷や汚れがあるものも含まれます。軽微な傷や汚れが気になる人は、中古品の購入は避けましょう。

また「新古品」はほぼ新品ではあるものの、外装箱や付属品がない場合があります。一式で欲しい人は「新古品」も避けたほうがよいでしょう。

格安SIM端末セットに関するQ＆A

格安SIMと端末セットに関するよくある質問を3つピックアップしました。格安SIMと端末をセットで申し込む際に多くの人が疑問や不安に思う点です。事前にチェックして、納得してから格安SIMと端末セット申し込みをしましょう。

格安SIM端末セットのキャンペーンまとめ

今回は、格安SIMと端末のセット申し込みがおすすめのサービスと、お得なキャンペーンを紹介しました。

格安SIMと端末をセットで申し込むと、各社で端末価格の値引きやポイント還元が受けられるので、お得に端末を購入できます。

本記事で紹介した格安SIMでは、ワイモバイルと楽天モバイルが回線とセット契約で実質1円で端末が購入できます。特に楽天モバイルでは、新品のiPhoneSE（第3世代）が実質1円で入手可能です。

いずれの格安SIMでも、端末価格が安くなる条件があります。条件を見落としていると、割引が適用されない可能性があるので注意が必要です。必ずキャンペーンや特典の適用条件を確認してから契約しましょう。