ワイモバイルの電波は評判が悪い?繋がらない原因・対処法|エリアごとの速度・解約方法
Y!mobile(ワイモバイル)の電波について解説。通信エリアはSoftBank(ソフトバンク)と同じ、通信速度も格安SIMの中では優れているので、安心して使えるSIMカードを探している方にはおすすめのサービスです。記事内では最新の速度計測情報も掲載しています。
この記事の目次
ワイモバイルの電波が繋がりにくい際には原因を把握して、正しい対処法を行うことが大切です。
ワイモバイルではソフトバンクの回線を利用していたり、格安SIM初の5G対応を目指していたりする特徴があります。
ただし、「ワイモバイルの電波は繋がりにくい」という悪い評判もあり、ワイモバイルの利用を迷っている方も多いでしょう。
この記事でわかること
- ワイモバイルの電波が使えるエリアについて
- ワイモバイルの電波が悪い原因と対処法
- ワイモバイルの電波回線について
- ワイモバイルの電波に関する口コミ
「ワイモバイルは魅力的だけど悪い評判があるから大丈夫かな」と迷っている方に、ワイモバイルの特徴をまとめていきます。
また、ワイモバイルと他の格安SIMを比較している方も参考にしてください。
ワイモバイルの電波が使えるエリアはどこ?
ワイモバイルの基地局や電波のエリアを調べる方法について、まとめていきます。
基地局が全国に拡大中
ワイモバイルではソフトバンクの自社回線を利用しています。そのため、大手キャリアと同様に安定した通信が特徴の1つです。
また、ソフトバンクの基地局は全国に拡大中で、そのエリア内であれば問題なく利用できます。
エリアの調べ方
エリアを調べる方法をまとめました。
ワイモバイルのエリアの調べ方
- ワイモバイル公式サイトにアクセスする
- トップページから「エリア」を選択
- 現在利用している端末や使ってみたい端末を選ぶ
- エリアマップから住んでいる地域を選ぶ
- 機種の対応エリアが表示されるので確認
端末を選択しなければならない理由は、端末によって対応している電波の種類が異なるためです。
自身が住んでいる地域と利用している端末を選択して、ワイモバイルが利用できるかどうかを確認しましょう。
また、端末の対応エリアが表示されている画面下部から、地域名やキーワードでも検索できるので活用してください。
ワイモバイルの電波が悪い原因と対処法
ワイモバイルの電波が悪い原因4つを解説します。
ワイモバイルの電波が悪い原因
- 機種に問題がある
- WiFiに問題がある
- エリア対象外である
- 公式の電波障害
機種に問題がある
機種に問題がある場合、4つの原因が考えられます。
機種に問題があると考えられる原因
- 問題なく利用していた場所で通信が途切れる
- どの地域でも着信できない
- 地域によって着信できないことがある
- 発信する際にすぐに途切れてしまう
問題なく利用していた場所で通信が途切れる
以前まで問題なく利用していた場所でワイモバイルの通信が入らなくなった場合、周りに高い建物ができたなどの外部要因により、電波が入りにくくなった可能性が考えられます。
他の場所に移動して、電波が繋がるかどうかを確認してください。
改善されない場合は、利用している端末の故障が原因であることも考えられます。一度、修理業者に持っていくなどの対処が必要です。
どの地域でも着信できない
利用しているどの地域でも着信できない場合、利用している端末の設定を確認してください。
確認する設定
- 留守番電話の設定→「呼出なし」に設定されていないかどうか
- 着信→「着信拒否設定」を確認する
また、機種によって対応している周波数帯が異なるため、機種変更したことが原因で着信できないことも考えられます。
地域によって着信できないことがある
利用している地域によって着信できない場合は、「フェージング」や「電波干渉」が原因であると考えられます。
「フェージング」とは、基地局から発信された電波が山や建物などの物体に反射することで電波の強弱が生まれて、その電波をスマートフォンで受信すると発信・着信が不可能になる現象のことです。
フェージングは自然現象によって発生するため、有効な対処法がありません。そのため利用している場所を移動して、電波の状態が改善されないか確認してください。
また「電波干渉」とは、同じ周波数を利用している基地局の電波を受信してしまう現象のことです。
この場合も利用する場所を移動することで、解消できることがあります。
発信する際にすぐに途切れてしまう
利用しているスマートフォンに問題があると考えられます。
例えば、電池パックに不具合がある場合、消費電力が増える機能の「発信・着信」で回線がうまく繋がらないケースも。
待ち受け画面のバッテリー表示は問題ないことが多いため、修理業者に持ち込むことを検討してください。
WiFiに問題がある
WiFiで使用される無線電波の帯域には2種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
WiFiの電波
- 2.4GHz
- 5GHz
WiFiの種類は通信状態が悪くなる原因の1つとして考えられるので、それぞれを解説します。
「2.4GHz」のメリット・デメリット
2.4GHzのメリットは遠くまで電波が届きやすいことです。
壁や床などの障害物にも強いため、WiFiに接続できる機器は2.4GHzにほぼ対応しています。
一方で、他の製品でも利用されていることから、電波干渉が発生して通信状態が悪くなることがデメリットとして挙げられます。
「5GHz」のメリット・デメリット
5GHzのメリットは通信速度が2.4GHzよりも速いことがメリットです。
5GHzはWiFi専用の帯域であり他の電波と干渉しにくいため、通信状態も安定しやすくなります。
ただし、床や壁などの障害物に弱いことがデメリットです。
壁を挟んだ他の部屋に5GHz帯のWiFiを接続した場合では、2.4GHz帯の方が通信状態が安定することもあります。
また、5GHzに接続できないWiFi製品があることもデメリットの1つでしょう。
WiFiに問題がある場合の対処法として、接続しているWiFiの「2.4GHz」と「5GHz」を切り替えてみたり、他のWiFiルーターに接続してみたりしてください。
▼WiFiが遅い・つながらない原因と対処法についてはこちらの記事で解説しています。
エリア対象外である
ソフトバンク回線が接続できるエリアの対象外であれば、ワイモバイルの通信はできません。
また、接続可能なエリアでも地下施設、トンネル、山間部など、電波が入りにくい場所ではワイモバイルの電波が利用できないこともあります。
もし、利用している地域がワイモバイルのエリア対象外であったり、他の原因が見つかったりした場合はワイモバイルの解約を検討する方もいるでしょう。
▼ワイモバイルの解約方法や日割り料金の注意点については、詳しくは以下の記事を参考にしてください。
公式の電波障害
特定の地域で、自身のワイモバイルだけでなく、他の方のワイモバイル回線も通信できない場合は、ソフトバンク回線の電波障害が考えられます。
ソフトバンクやワイモバイルの公式サイトにアクセスして、電波障害がないか確認してみましょう。
ここまで、ワイモバイルの電波が悪い原因と対処法について、紹介しました。
電波が悪くなる現象はワイモバイルだけでなく、他の格安SIMでも発生する可能性はあります。
そのため、それぞれの格安SIMにおける電波回線の特徴をおさえることも大切です。
ワイモバイルの電波回線について
ワイモバイルの電波回線の特徴をまとめました。
ワイモバイルの電波回線の特徴
- ソフトバンクの回線を利用している
- 端末によって周波数が変わる
- 高速通信ができる
- 山間部ではつながらないことも
- 格安SIM初の5G対応
ソフトバンクの回線を利用している
他の格安SIMでは大手キャリアであるドコモやau・ソフトバンクの回線を借りています。一方でワイモバイルは、自社回線のソフトバンク回線を利用しています。
そのため、大手キャリアと同様の通信品質で使えることが魅力です。
なお、ソフトバンクとワイモバイルでは利用料金が異なるように、通信容量の違いはあります。
端末によって周波数帯が変わる
周波数帯とは総務省によって定められており、キャリアごとに異なる周波数のことです。
ソフトバンクは主に「Band1」「Band8」が割り当てられています。
端末によって対応している周波数帯は異なります。ワイモバイルに乗り換える際には、現在利用している端末が「Band1」「Band8」の周波数帯をつかむかどうかを確認する必要があります。
高速通信ができる
ワイモバイルでは高速データ通信である「5G」「4G(FDD-LTE)」に対応。さらに、プラチナバンドと呼ばれる周波数帯にもつながります。
プラチナバンドは遠くまで電波が届きやすい特徴があるため、電波が繋がりにくい場所でも通信が安定するメリットも。
そのため、他の格安SIMでは昼間や夕方など回線が繋がりにくい時間帯でも、ワイモバイルでは大手キャリア同様の通信スピードを誇ります。
山間部ではつながらないことも
ワイモバイルはソフトバンクの回線を利用していますが、山間部や地下など電波が入りにくい場所では、繋がりにくいケースもあります。
ただしワイモバイルだけでなく、他の格安SIMでも同じように電波が繋がりにくくなることはあるでしょう。
格安SIM初の5G対応
ワイモバイルでは、格安SIM初の5Gサービスを2021年2月よりスタートしました。
ただし、5Gは対象エリアのみとなることや、5Gに対応した端末が必要であることには注意してください。
ワイモバイルでは、全ての料金プランが5G/4Gどちらにも対応しています。
ワイモバイルの料金プラン
プラン | シンプル2 S | シンプル2 M | シンプル2 L |
---|---|---|---|
データ容量 | 4GB | 20GB | 30GB |
月額料金 (税込) | 2,365円 | 4,015円 | 5,115円 |
おうち割光セット(A) | -1,100円 | -1,650円 | -1,650円 |
PayPayカード割 | -187円 | -187円 | -187円 |
割引適用後料金 | 1,078円 | 2,178円 | 3,278円 |
総データ利用量が 1GB/月以下の場合 | - | 1,078円 | 1,078円 |
ワイモバイルの電波に関する口コミ
ワイモバイルの電波に関する口コミをまとめました。
ソフトバンク回線で安心の声
ワイモバイルとUQモバイルは、格安SIMの中でも別格です。
その理由は、大手キャリアのサブブランドという位置付けのため通信速度が早いため。
▪️ワイモバイル→ソフトバンクのサブブランド
▪️UQモバイル→auのサブブランド— ワイっとくん@相互フォロー (@waittokun) January 9, 2021
ワイモバイルってソフトバンク回線だから、けっこう信頼してて安心できるよなー
ワイモバイル使いはじめて今のところ問題なし。— CCC (@OooKzk) January 11, 2021
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドであり、自社のソフトバンク回線を利用していることから信頼度が高いことがわかります。
繋がりにくい、遅いという声
ワイモバイルは屋内に入ったりするととたんに電波感度悪くなるよね
— うまみ太郎 (@LM314_V21) January 4, 2021
昨日auのお兄さんに「このスマホはいつどうなるかわからない」と宣告されたのでこの際ワイモバに乗り換えようかと思ったのですが、山間部での電波の入りがいまいちだとも聞き、なやむ
— のんさん (@non_mintcar) January 4, 2021
ワイモバイルは屋内や山間部など、電波が入りにくい場所では繋がりにくいこともあるようです。
適した環境と端末でワイモバイルを快適に利用しよう
ワイモバイルの電波について紹介しました。
ワイモバイルの電波における重要なポイント
- ソフトバンクの自社回線を利用している
- 大手キャリア同様の通信品質が期待できる
- 基地局が全国に拡大中
- 端末によって周波数が変わるので確認が必要
- プラチナバンドにも対応
- 格安SIM初の5Gにも対応予定
そして、ワイモバイルの電波が悪い場合の対処法は4つ紹介しました。
ワイモバイルの電波が悪い場合の対処法
- 端末の修理
- 端末の設定を変更する
- 利用している地域の移動
- WiFiを「2.4GHz」と「5GHz」で切り替える
- 電波障害が発生していないかどうかを公式サイトで確認する
ただし、ワイモバイルの電波に関する口コミで良いものと悪いものがあるように、ユーザーの利用環境によって満足度が異なります。
また、ワイモバイルに機種変更する手順や注意点、ワイモバイルへの乗り換えでおすすめの端末などについて、詳しくは以下の記事を参考にしてください。