デビットカードが使える格安SIM7選!注意点も含めて徹底解説!

格安SIMを契約する場合、支払い方法をクレジットカードに限定している会社が多いですが、一部の格安SIMではデビットカードで契約できます。ここでは、デビットカードが使えるおすすめの格安SIMはもちろん、デビットカード支払いのメリットや注意点も解説します。
この記事の目次
格安SIMを契約する際、クレジットカード払いが一般的ですが、「クレジットカードを持っていない」「デビットカードで支払いたい」という方も多いのではないでしょうか。
実は、一部の格安SIMではデビットカードでの支払いが可能です。ただし、すべての格安SIMが対応しているわけではなく、またカードの種類によっては利用できない場合もあるため、事前に確認が必要です。
本記事では、デビットカード払いに対応している格安SIMを紹介するとともに、デビットカードを使う際の注意点やクレジットカード以外の支払い方法についても詳しく解説します。
クレカなしで格安SIMを契約したい方は、ぜひ参考にしてください!
デビットカード支払い対応の格安SIM
利用可能なデビットカードのブランド | 引き落とし日 | |
---|---|---|
楽天モバイル | 楽天銀行デビットカード 他社発行のデビットカード一部(利用中のカード会社に要確認) | 翌月11日頃 |
ワイモバイル | VISA/Master/JCB | 毎月8日~11日頃 |
LINEMO | VISA/Master/JCB | 毎月8日から11日頃 |
UQモバイル | VISA/JCB | 「WEB de 請求書」の発行日が毎月3日頃の場合:毎月4日~9日頃 「WEB de 請求書」の発行日が毎月8日頃の場合:毎月8日~11日頃 「WEB de 請求書」の発行日が毎月12日頃の場合:毎月12日頃 「WEB de 請求書」の発行日が毎月19日頃の場合:毎月18日~21日頃 |
ahamo | 一部のデビットカードが利用可能 (利用中のカード会社に要確認) | カード会社の引き落とし日に準ずる |
mineo | 一部のデビットカードが利用可能 (利用中のカード会社に要確認) | カード会社の引き落とし日に準ずる |
ロケットモバイル | 一部のデビットカードが利用可能 (利用中のカード会社に要確認) | カード会社の引き落とし日に準ずる |
DTI SIM | VISA/Master/JCB | カード会社の引き落とし日に準ずる |
BIGLOBEモバイル | 一部のデビットカードが利用可能 (利用中のカード会社に要確認) | カード会社の引き落とし日に準ずる |
日本通信SIM | 一部のデビットカードが利用可能 (利用中のカード会社に要確認) | カード会社の引き落とし日に準ずる |
NifMo | 一部のデビットカードが利用可能 (利用中のカード会社に要確認) | カード会社の引き落とし日に準ずる |
LPモバイル | 一部のデビットカードが利用可能 (利用中のカード会社に要確認) | カード会社の引き落とし日に準ずる |
センターモバイル | 一部のデビットカードが利用可能 (利用中のカード会社に要確認) | カード会社の引き落とし日に準ずる |
デビットカードに対応している格安SIMは上記の13社で、その中でも特におすすめなのは以下の7社です。ここからは、以下の7社について詳しく解説していきます。
楽天モバイル
出典:楽天モバイル
容量 | 料金 (税込) | 家族割適用時 (税込) |
---|---|---|
0~3GB | 1,078円 | 968円 |
3~20GB | 2,178円 | 2,068円 |
20GB~無制限 | 3,278円 | 3,168円 |
※家族割は代表者の回線含めて最大20回線まで適用可能
契約前に知りたい情報
(税込) | 詳細 |
---|---|
初期費用 ※端末購入の方は端末代金加算 | 無料 |
国内通話料金 | ・Rakuten Linkアプリ使用の場合:無料 ・標準アプリ使用:22円/30秒 |
通信回線 | ・楽天 ・au(パートナー回線) |
キャンペーン情報 | ・三木谷キャンペーン→14,000pt還元 ・対象のiPhoneが最大36,000円相当還元キャンペーン など |
使用できるデビットカード | ・楽天銀行デビットカード ・他社発行のデビットカード一部*1 |
引き落とし日 | ・翌月11日頃 |
*1 利用中のカード会社に要確認しましょう。
楽天モバイルここがおすすめ!
- シンプルで分かりやすい料金プラン
- 料金が安くデータ容量無制限で使える
- Rakuten Linkなら通話料無料
- 楽天ポイントが貯まりやすく、支払いにも使える
楽天モバイルは、シンプルで分かりやすい料金プランや、楽天ポイントとの相性の良さが魅力です。
特に、3,278円(税込)でデータ容量無制限のため、動画視聴やテザリングをよく利用する方にも向いています。また、Rakuten Linkアプリを使えば通話料金がかかりません。通話頻度が多い場合大幅い節約できます。
さらに、楽天市場の買い物でポイント還元率が上がるなど、楽天経済圏を活用する人に最適な格安SIMです。
なお、楽天銀行デビットカードの支払いだと毎月の携帯料金の1%分楽天ポイントが貯まります。スマホの料金を支払いながらお得にポイントも貯まるので、非常におすすめです。
以下の記事では、楽天モバイルの評判・口コミについてまとめています。ぜひ本記事と併せてご覧ください。
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ワイモバイル
出典:ワイモバイル
(税込) | 基本料金 (割引前) | おうち割適用時 家族割引適用時 |
---|---|---|
シンプル2 S (4GB) | 2,365円 | 1,078円 1,078円 |
シンプル2 M (30GB) | 4,015円 | 2,178円 2,728円 |
シンプル2 L (35GB) | 5,115円 | 3,278円 3,828円 |
※割引適用後の料金はPayPayカード割(187円/月割引)適用時の料金記載
※おうち割と家族割引の併用は不可
※おうち割は対象サービス1契約につき、最大10回線まで適用
※家族割引は2回線目以降から最大9回線まで適用
契約前に知りたい情報
(税込) | 詳細 |
---|---|
初期費用 ※端末購入の方は端末代金加算 | オンライン申し込み時のみ無料 契約事務手数料:3,850円 |
国内通話料金 | ・22円/30秒 |
通信回線 | ・ソフトバンク |
キャンペーン情報 | 他社から乗り換え&データ増量オプションに加入しシンプル2Sと契約 →17,000相当のPayPayギフトカードなど |
使用できるデビットカード | VISA/Master/JCB |
引き落とし日 | 毎月8日から11日頃 |
ワイモバイルここがおすすめ!
- ソフトバンク回線で通信速度が安定
- 家族割や光回線セット割でお得に利用できる
- 全国の店舗で対面サポートを受けられる
ワイモバイルは、ソフトバンクのサブブランドとして高品質な通信環境を提供されているため、特に安定した速度を求める方におすすめです。
「家族割引」や「おうち割」を活用すると、月額料金がさらに安くなります。また、全国に実店舗があるため、サポートを直接受けられるのもメリットです。
なお、ワイモバイルはデビットカードに対応していますが、カード会社の基準によって申し込みの可否が異なります。デビットカードを利用する場合は、事前に問い合わせて確認しましょう。
以下の記事では、ワイモバイルの評判についてまとめています。ぜひ本記事と併せてご覧ください。
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LINEMO
出典:LINEMO
(税込) | LINEMO ベストプラン (従量制) | LINEMO ベストプランV | |
---|---|---|---|
データ容量 | 3GBまで | 10GBまで | 30GB |
月額料金 | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
制限時速度 | 10GB超~15GB→300kbps 15GB超→128kbps | 30GB超~45GB →1Mbps 45GB超→128kbps |
※【LINEMOベストプランV】注意事項
※5分超過の国内通話料は従量制、一部対象外の通話あり
※時間帯により速度制御の場合あり
※オンライン専用
※表記は基本料
契約前に知りたい情報
(税込) | 詳細 |
---|---|
初期費用 ※端末購入の方は端末代金加算 | 無料 |
国内通話料金 | ・22円/30秒 |
通信回線 | ・ソフトバンク |
キャンペーン情報 | ・【LINEMOベストプラン】 最大6カ月分基本料全額戻ってくるキャンペーン ・【LINEMOベストプランV】20,000円相当のPayPayポイント還元キャンペーンなど |
使用できるデビットカード | VISA/Master/JCB |
引き落とし日 | 毎月8日から11日頃 |
LINEMOここがおすすめ!
- ソフトバンク回線で高速通信が可能
- 「LINEギガフリー」でLINEアプリのデータ消費ゼロ
- LINEMOベストプランVなら5分以内の国内通話が無料
LINEMOは、ソフトバンクのオンライン専用プランです。そのため格安ですが、本家ソフトバンクと同等の高品質な通信が行えます。
LINEMOは、LINEアプリのデータ通信がカウントフリーになる「LINEギガフリー」が特徴。通話やビデオ通話を頻繁に利用する方にとって、データ消費を気にせず使えるのは大きなメリットです。
また、「LINEMOベストプランV」なら5分以内の国内通話が無料で利用できます。通話もLINEアプリも使用頻度の多い方におすすめな格安SIMです。
以下の記事では、LINEMOの評判についてまとめています。ぜひ本記事と併せてご覧ください。
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UQモバイル
出典:UQモバイル
(税込) | 基本料金 (割引前) | 自宅セット割適用時 家族セット割適用時 |
---|---|---|
コミコミプラン+ 33GB (+10分以内の通話無料) | 3,278円 | 適用不可 |
トクトクプラン 1~15GB (従量制) | 1GBまで 2,277円 | 990円 1,540円 |
15GBまで 3,465円 | 2,178円 2,728円 | |
ミニミニプラン 4GB | 2,365円 | 1,078円 1,628円 |
※割引適用後の料金はau Pay カードお支払い割(187円/月割引)適用時の料金記載
※自宅セット割と家族セット割の併用は不可
※自宅セット割は対象サービス1契約につき、UQモバイル回線合計10回線まで適用
※家族セット割は2回線目以降から最大9回線まで適用
契約前に知りたい情報
(税込) | 詳細 |
---|---|
初期費用 ※端末購入の方は端末代金加算 | 契約事務手数料:3,850円 |
国内通話料金 | ・22円/30秒 |
通信回線 | ・au |
キャンペーン情報 | ・UQ mobile SIM デビューキャンペーン →最大20,000円還元 など |
使用できるデビットカード | VISA/JCB |
引き落とし日 | ・「WEB de 請求書」の発行日が毎月3日頃の場合:毎月4日~9日頃 ・「WEB de 請求書」の発行日が毎月8日頃の場合:毎月8日~11日頃 ・「WEB de 請求書」の発行日が毎月12日頃の場合:毎月12日頃 ・「WEB de 請求書」の発行日が毎月19日頃の場合:毎月18日~21日頃 |
UQモバイルここがおすすめ!
- au回線でエリアが広く、通信品質が安定
- 「自宅セット割」や「家族セット割」でさらにお得
- 節約モードでデータを節約しながら使える
UQモバイルは、au回線を使用しており、通信速度やエリアの広さが魅力の格安SIMです。特に「自宅セット割」や「家族セット割」を適用すれば、月額料金を大幅に抑えられます。
また、低速通信時でもデータ消費なしで使える「節約モード」があり、上手に活用すればデータ量を気にせず利用できます。
UQモバイルはデビットカードに対応していますが、カード会社の基準によって申し込みの可否が判断されます。詳細は、カード会社に問い合わせてみましょう。
以下の記事では、UQモバイルの評判についてまとめています。ぜひ本記事と併せてご覧ください。
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ahamo
出典:ahamo
料金プラン | 容量 | 料金 (税込) |
---|---|---|
基本プラン | 30GB | 2,970円 |
基本プラン+ 大盛りオプション | 110GB | 4,950円 |
契約前に知りたい情報
(税込) | 詳細 |
---|---|
初期費用 ※端末購入の方は端末代金加算 | 無料 |
国内通話料金 | ・22円/30秒 |
通信回線 | ・ドコモ |
キャンペーン情報 | ・20,000ポイント還元キャンペーン |
使用できるデビットカード | ・楽天銀行デビットカード ・JNB VISAデビットカード ・セブン銀行デビットカード ・ソニー銀行デビットカード ・三菱UFJ VISAデビットカード など |
引き落とし日 | カード会社の引き落とし日に準ずる |
*1 利用中のカード会社に要確認しましょう。
ahamoここがおすすめ!
- 月額2,970円で20GBのデータ通信が可能
- 110GBに増量可能
- 海外でも追加料金なしでデータ通信が可能
ahamoは、ドコモのオンライン専用プランとして提供されており、シンプルな料金プランが特徴です。
月額2,970円(税込)で30GB利用できるため、コスパの良い格安SIMを求める方にぴったりです。また、データ容量が足りない場合は、追加料金1,980円で110GBまで増量できます。
さらに、追加料金なしで海外91の国と地域でデータ通信が可能なため、海外旅行や出張が多い方にもおすすめです。
なお、ahamoでは一部デビットカードに対応していますが、取り扱いの可否については、デビットカード発行会社に事前に確認するようにしましょう。
以下の記事では、ahamoの評判についてまとめています。ぜひ本記事と併せてご覧ください。
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mineo
出典:mineo
マイピタ(データ容量で選ぶ)
(税込) | 通話+データ通信 | データ通信 |
---|---|---|
1GB | 1,298円 | 880円 |
5GB | 1,518円 | 1,265円 |
10GB | 1,958円 | 1,705円 |
20GB | 2,178円 | 1,925円 |
マイそく(データ無制限!最大通信速度で選ぶ)
(税込) | 通話+データ通信 | データ通信 |
---|---|---|
プレミアム (最大3Mbps) | 2,200円 | |
スタンダード (最大1.5Mbps) | 990円 | |
ライト (最大300kbps) | 660円 | |
スーパーライト (最大32kbps) | 250円 ※デュアルタイプのみ | - |
契約前に知りたい情報
(税込) | 詳細 |
---|---|
初期費用 ※端末購入の方は端末代金加算 | ・契約事務手数料:3,300円 SIMカード発行料/eSIMプロファイル発行料:440円 |
国内通話料金 | ・22円/30秒 |
通信回線 | ・au ・ドコモ ・ソフトバンク |
キャンペーン情報 | ・対象の端末購入で電子マネーギフトプレゼント |
使用できるデビットカード | 一部のデビットカードが利用可能 |
引き落とし日 | カード会社の引き落とし日に準ずる |
*1 利用中のカード会社に要確認しましょう。
mineoここがおすすめ!
- ドコモ・au・ソフトバンク回線を選べる
- 独自サービス「パケット放題 Plus」でデータ使い放題
- フリータンクで余ったデータをシェアできる
mineoは、ドコモ・au・ソフトバンクの3回線に対応しており、ユーザーのニーズに応じて回線を選べるのが特徴です。
また、独自サービス「パケット放題 Plus」を利用すれば、最大1.5Mbpsの速度でデータ通信が使い放題になります。フリータンク機能を活用すると、他のユーザーとデータをシェアできるのも魅力です。
以下の記事では、mineoの評判についてまとめています。ぜひ本記事と併せてご覧ください。
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ロケットモバイル
出典:ロケットモバイル
料金プラン(一部抜粋)
料金 (税込) | ドコモ | au | ソフトバンク | 楽天モバイル | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
データプラン | 通話プラン | データプラン | 通話プラン | データプラン | 通話プラン | データプラン | |
無制限 (最大速度200kbps) | 328円 | 490円 | 328円 | 490円 | 438円 | 627円 | 328円 |
1GB | 649円 | 765円 | 649円 | 765円 | 869円 | 1,099円 | 438円 |
2GB | 759円 | 850円 | – | – | – | – | 528円 |
3GB | 924円 | 985円 | 924円 | 985円 | – | – | 594円 |
5GB | 1,320円 | 1,430円 | 1,320円 | 1,430円 | – | – | 759円 |
7GB | 2,035円 | 1,980円 | 1,947円 | 1,980円 | – | – | 836円 |
10GB | – | – | – | – | 15.2GB →1,690円 | 15.2GB →1,760円 | 1,045円 |
20GB | 4,345円 | 4,400円 | 4,345円 | 4,400円 | 4,510円 | 4,400円 | 1,595円 |
30GB | – | – | – | – | 25.2GB →2,778円 | 25.2GB →2,948円 | 2,376円 |
50GB | – | – | – | – | – | – | 3,553円 |
契約前に知りたい情報
(税込) | 詳細 |
---|---|
初期費用 ※端末購入の方は端末代金加算 | 契約事務手数料:3,740円 |
国内通話料金 | ・22円/30秒 |
通信回線 | ・ドコモ ・au ・ソフトバンク ・楽天 |
キャンペーン情報 | ・対象のJ:COMサービス加入でキャッシュバック特典など |
使用できるデビットカード | 一部のデビットカードが利用可能 |
引き落とし日 | カード会社の引き落とし日に準ずる |
*1 利用中のカード会社に要確認しましょう。
ロケットモバイルここがおすすめ!
- 月額328円から利用できる「神プラン」が激安
- 低速通信ながら無制限でデータを利用可能
- ドコモ・au・ソフトバンク・楽天回線に対応
ロケットモバイルは、月額328円という業界最安クラスの料金でデータ通信を利用できる「神プラン」が特徴です。
神プランの通信速度は最大200kbpsと低速ですが、データ容量を気にせず使えるため、テキスト中心のSNSやメッセージアプリの利用に最適です。
また、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天回線に対応しているほか、神の他にもプランは豊富にあり、自身に合った容量を選択できます。
選択肢を増やしたい方や、料金を抑えたい方におすすめの格安SIMです。
\4つの回線から選べる!/
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格安SIMをデビットカードで支払う際の注意点
格安SIMの支払い方法としてデビットカードを利用できる場合、いくつかの注意点があります。
事前にデメリットや制限を把握しておくことで、スムーズに契約し、トラブルを防ぐことができます。ここでは、デビットカード払いを選択する際の重要なポイントを詳しく解説します。
残高不足では利用できない
デビットカード払いで最も注意すべき点は、口座の残高が不足すると決済できないことです。
クレジットカードと異なり、デビットカードは即時決済のため、引き落とし日に口座に十分な残高がないと、支払いが失敗する可能性があります。
引き落としができなかった場合、再引き落としの手数料や請求書発行手数料が発生することがあるほか、未払いが続くと通信サービスが停止されることもあります。
特に、引き落とし日が給料日前の場合は注意が必要です。事前に口座の残高を確認し、不足しないようにしましょう。
審査が厳しくなる可能性がある
格安SIMの申し込みでデビットカード払いを選ぶと、クレジットカード払いよりも審査が厳しくなる場合があります。
クレジットカード払いは発行時に信用審査があるため、未払いのリスクが低いと見なされます。一方、デビットカードは即時決済のため、格安SIM側にとっては未払いのリスクが高くなるため、審査が厳しくなることがあります。
また、過去に滞納履歴があると審査に通りにくくなる可能性があるため、不安がある場合は、プリペイド式SIMやクレジットカード払いを検討するのも一つの方法です。
端末購入は対応していない場合がある
格安SIMの契約時にスマホ端末を同時購入する場合、デビットカード払いでは分割払いに対応していないことが多いため注意が必要です。
格安SIM契約時の端末購入における主な支払い方法
- 楽天モバイル
デビットカード:一括払いのみ
口座振替:× - ワイモバイル
デビットカード、口座振替でも分割払い可能(機種による) - UQモバイル
デビットカード、口座振替でも分割払い可能
たとえば、楽天モバイルでは、デビットカード払いの場合は一括払いのみしか利用できません。そのため、「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」を利用してiPhoneの実質負担額を抑えることはできません。
また、端末購入時に口座振替も利用できない点にも注意が必要です。一方で、UQモバイルやワイモバイルでは、機種によってはデビットカードや口座振替での分割払いに対応しています。
デビットカード払いができるおすすめの格安SIM
格安SIMをデビットカードで支払うメリット
格安SIMの支払い方法として、デビットカードを選ぶことでさまざまなメリットがあります。特に、クレジットカードを持てない学生や、お金の管理を徹底したい方にとって、デビットカードは便利な決済手段です。
ここでは、デビットカード払いの主なメリットについて詳しく解説します。
15歳からデビットカードを作成できる
一般的にクレジットカードは18歳以上でなければ作成できませんが、デビットカードは15歳以上から発行できるものが多く、高校生でも格安SIMを契約しやすいというメリットがあります。
たとえば、楽天銀行デビットカードや三菱UFJ銀行のJCBデビットカードは、15歳以上で申し込み可能です。
未成年でも格安SIMを契約したい場合や、親名義での契約が難しい場合は、デビットカードを活用することで契約がスムーズに進みます。
クレジットカードの使いすぎを防げる
デビットカードは、利用時に即座に銀行口座から引き落とされるため、クレジットカードのように「後から請求が来る」ことがありません。
そのため、使いすぎの心配がなく、支払い能力を超えた利用を防ぐことができます。
特に、節約を意識したい方や、クレジットカードの管理が苦手な方にとっては、安全で使いやすい決済方法といえます。
支出の管理がしやすい
デビットカードは即時決済のため、利用履歴が銀行口座にリアルタイムで反映されます。
そのため、「今月いくら使ったのか?」をすぐに確認できるため、無駄な出費を抑えやすくなります。
また、多くの銀行では、専用のスマホアプリで支出を確認できるため、毎月の格安SIM料金の管理が簡単になります。
クレジットカードの審査が不要
クレジットカードを作成するには審査がありますが、デビットカードは審査なしで発行できるのが大きなメリットです。
そのため、クレジットカードの審査に通らなかった方や、収入がない学生でも問題なく利用できます。
格安SIMの申し込みにクレジットカードが必須のケースもありますが、デビットカードに対応した格安SIMを選べば、クレジットカードを持っていなくても契約が可能です。
口座振替よりも即時決済できる
格安SIMの支払い方法として口座振替も選べますが、口座振替は引き落とし日が固定されているため、残高不足のリスクがあります。
一方で、デビットカードは即時決済のため、決済のタイミングを自分でコントロールしやすいという利点があります。
また、口座振替は手続きに時間がかかることが多いですが、デビットカードなら契約時にすぐに決済できるため、格安SIMの開通もスムーズになります。
デビットカード払いができるおすすめの格安SIM
クレジットカード以外の支払い方法
ここまで、デビットカードで契約できる格安SIMとそのメリット、注意点について解説しました。
つづいては、クレカ・デビットカード以外の支払い方法について解説していきます。
口座振替
格安SIMの中には、口座振替で支払いが可能な格安SIMがあります。
口座振替が可能な格安SIMは以下の通りです。
振替手数料 | |
---|---|
楽天モバイル | 110円 |
LINEMO | 無料 |
UQモバイル | 無料 |
ahamo | 無料 |
ワイモバイル | 無料 |
mineo | 無料 |
BIGLOBEモバイル | 220円 |
上記の7社では、クレジットカードの他に口座振替も可能なため、支払いの選択肢が広がります。
ただし、楽天モバイルやBIGLOBEモバイルでは、振替手数料がかかるため注意しましょう。
ポイント
格安SIMの中には、ポイントで支払いが可能な格安SIMがあります。
ポイント払いができる格安SIMは以下の通りです。
ポイント払いができる主な格安SIM
- 楽天モバイル
- ahamo
たとえば、楽天モバイルでは楽天サービスの利用で獲得できる「楽天ポイント」を月々の利用料金に充当可能です。
楽天モバイルユーザーは楽天市場でのポイント還元率も高くなるため、活用すれば毎月のスマホ通信費を節約できるでしょう。
ただし、楽天モバイルで貯めたポイントをスマホ通信費に利用したい場合、支払い方法をクレジットカードかデビットカードに設定する必要があります。
ポイントの使用には上限が設定されている場合もありますが、少しでも月額料金を節約したい人にとって非常にメリットのある支払い方法といえるでしょう。
コンビニ払い(振込用紙・ペイディなど)
格安SIMの中には、コンビニ払いが可能な格安SIMがあります。
コンビニ払いができる格安SIMは以下の通りです。
コンビニ払いができる主な格安SIM
- UQモバイル
- povo
コンビニ払いとは、支払いのたびに郵送される振込用紙やペイディで表示される支払い画面を利用して、コンビニのレジで支払う方法です。
クレジットカードや口座振替ではなく、現金払いをしたい人や請求書での支払いに慣れている人に向いています。
ただし、毎回コンビニに行く手間がかかったり、手数料が発生したりする点はデメリットです。
また、支払い期限を過ぎると延滞金が発生するリスクがあるため、期限内に支払うように支払い期日に気をつけましょう。
PayPay残高(電子マネー)
格安SIMの中には、PayPay残高(電子マネー)払いが可能な格安SIMがあります。
PayPay残高(電子マネー)払いができる格安SIMは以下の通りです。
PayPay残高払いができる主な格安SIM
- LINEMO
- ワイモバイル
スマホアプリから簡単に支払いが完了するため、PayPayユーザーにとっては手軽で便利な支払い方法といえます。
PayPay残高は、銀行口座やコンビニATMなどからチャージが可能です。また、日常的な利用で貯まったPayPayポイントも、LINEMOやワイモバイルの月額料金にも充当できます。
PayPayはキャンペーンも多く開催しているため、活用してポイントを多く貯めればスマホ通信費の節約にもつながるでしょう。
デビットカードに対応の格安SIMに関するFAQ
クレカなしで格安SIMを選ぶ際のポイントは?
まずは、クレジットカード以外で支払える格安SIMをピックアップしましょう。次にサービスの信頼性や料金プランを比較しましょう。
契約条件やサポートの充実度も含めて自分に合ったプランを探すのが、格安SIM選びで失敗を防ぐポイントです。
格安SIMは未成年でも口座振替での契約は可能?
未成年でも口座振替で契約可能な格安SIMはあります。
ただし、回線契約が可能な年齢が18歳以上と規約で定められている格安SIMも多く、未成年名義での回線契約ができないサービスも少なくありません。
また、未成年名義で契約できる場合も、保護者の同意書や未成年用のフィルタリングサービスの利用が必要です。口座振替で支払えるかだけでなく、未成年者名義で契約できるかも確認しましょう。
デビットカード払いができるおすすめの格安SIM
格安SIMのデビットカード払いのまとめ
本記事では、デビットカード払いができる格安SIMについて解説しました。対応している格安SIMは以下の通りです。
利用可能なデビットカードのブランド | 引き落とし日 | |
---|---|---|
楽天モバイル | 楽天銀行デビットカード 他社発行のデビットカード一部(利用中のカード会社に要確認) | 翌月11日頃 |
LINEMO | VISA/Master/JCB | 毎月8日から11日頃 |
UQモバイル | VISA/JCB | 「WEB de 請求書」の発行日が毎月3日頃の場合:毎月4日~9日頃 「WEB de 請求書」の発行日が毎月8日頃の場合:毎月8日~11日頃 「WEB de 請求書」の発行日が毎月12日頃の場合:毎月12日頃 「WEB de 請求書」の発行日が毎月19日頃の場合:毎月18日~21日頃 |
ahamo | 一部のデビットカードが利用可能 (利用中のカード会社に要確認) | カード会社の引き落とし日に準ずる |
mineo | 一部のデビットカードが利用可能 (利用中のカード会社に要確認) | カード会社の引き落とし日に準ずる |
ワイモバイル | VISA/Master/JCB | 毎月8日~11日頃 |
DTI SIM | VISA/Master/JCB | カード会社の引き落とし日に準ずる |
BIGLOBEモバイル | 一部のデビットカードが利用可能 (利用中のカード会社に要確認) | カード会社の引き落とし日に準ずる |
ロケットモバイル | 一部のデビットカードが利用可能 (利用中のカード会社に要確認) | カード会社の引き落とし日に準ずる |
日本通信SIM | 一部のデビットカードが利用可能 (利用中のカード会社に要確認) | カード会社の引き落とし日に準ずる |
NifMo | 一部のデビットカードが利用可能 (利用中のカード会社に要確認) | カード会社の引き落とし日に準ずる |
LPモバイル | 一部のデビットカードが利用可能 (利用中のカード会社に要確認) | カード会社の引き落とし日に準ずる |
センターモバイル | 一部のデビットカードが利用可能 (利用中のカード会社に要確認) | カード会社の引き落とし日に準ずる |
デビットカード払いなら、クレジットカードの使いすぎを防げるほか、利用履歴が銀行口座にリアルタイムで反映されるため支出の管理がしやすくなります。
また、デビットカードは審査不要で15歳から作ることができるため、クレジットカードが作れない方やクレジットカードの管理が苦手な方にも便利です。
ぜひ、本記事を参考にデビットカード支払いができる格安SIMを契約してみてください。