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楽天モバイルでiPhoneを使う方法まとめ|設定方法・おすすめプランも解説

更新日:2020.08.05

楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT」でiPhoneは使えるのか紹介します。一部のiPhoneは使うことができますが、使えない機能もあるので要注意です。Rakuten UN-LIMITで使えるiPhoneと機能が一目でわかる一覧表もあります。

楽天モバイルは、2020年4月8日からいよいよ自前回線でのサービス(MNO事業)を本格的にスタートさせました。

楽天モバイルの料金プラン「Rakuten UN-LIMIT」は「日本全国どこでもデータ使い放題」「国内通話かけ放題」を月2,980円で実現させました。また、300万名が1年間無料で使えるため、興味を持っている人が大勢いるでしょう。

そこで今回は「iPhoneで楽天モバイルのRakuten UN-LIMITは使えるのか」という疑問を検証してみます。iPhoneユーザーで楽天モバイルへの乗り換えを考えている人は必見です。

楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」iPhoneは使える?

楽天モバイルのRakuten UN-LIMITでiPhoneが使えるのかどうか検討してみます。

楽天モバイルMNO回線が使えるiPhone一覧

2020年5月現在、楽天モバイルの「ご利用製品の対応状況確認」によると、楽天モバイルのMNO回線が使えるiPhoneは以下のとおりです。

機種名ドコモauソフトバンクワイモバイルSIMフリー
iPhone SE(第2世代)
iPhone 11 Pro Max
iPhone 11 Pro
iPhone 11
iPhone XR
iPhone XS Max
iPhone XS
iPhone X
iPhone 8 Plus
iPhone 8
iPhone 7 Plus
iPhone 7
iPhone SE(第1世代)
iPhone 6s Plus
iPhone 6s

「ご利用製品の対応状況確認」ページは、Rakuten UN-LIMITの使用可否がわかるようになっています。

  • 〇:楽天モバイルのRakuten UN-LIMITが使える
  • ✕:楽天モバイルのRakuten UN-LIMITが使えない、データ通信も不可
  • △:楽天モバイル側で動作確認中

まとめると以下のようになります。

  • SIMフリー版iPhoneはiPhone XS以降のものなら使える
  • SIMフリー版iPhoneはiPhone X以前のものは使えない
  • ドコモ版iPhoneはiPhone XS Max、iPhone 11なら使える
  • au版iPhoneはiPhone XS Max、iPhone 11 Proなら使える
  • ソフトバンク版iPhoneはiPhone XRのみ使える
  • ワイモバイル版iPhoneはどれも使えない

注意点

一覧表で〇がついていて「楽天モバイルのRakuten UN-LIMITが使えるiPhone」は、すべて「このスマホは一部の機能がご利用いただけます」となっています。

つまり、楽天モバイル側が提供している機能、iPhoneで本来使える機能のうち、一部の機能は使うことができません。

使える機能、使えない機能をまとめました。

Rakuten UN-LIMITが使えるiPhoneで使える機能

  • 【〇】音声通話
  • 【〇】データ通信
  • 【〇】SMS(楽天回線)

Rakuten UN-LIMITが使えるiPhoneで使えない機能

  • 【✕】SMS(パートナー回線)
  • 【✕】APN自動設定 海外/国内
  • 【✕】接続先回線切替
  • 【✕】緊急地震速報や津波警報の受信、緊急情報発信時の高精度な位置情報測位
  • 【✕】110/119通話などでの高精度な位置情報測位

使えない機能の注意点「接続先回線切替」

「接続先回線切替」は、パートナー回線から楽天回線への接続先切替のことを指します。

楽天モバイルは、MNO事業の本格参入までに自前でのアンテナ設置が間に合わず、電波がカバーできない場所はauのネットワークを借りています。そのため、楽天回線に繋がらないエリアでは自動的にau回線に切り替わります。

しかし、Rakuten UN-LIMITが使えるとされているiPhoneは、au回線から楽天回線への切替ができません

au回線は人口カバー率99%を超えているので、楽天回線への切替ができなくても使うことはできます。問題はデータ通信にau回線を使うと「月5GBまで」という高速データ通信量の制限があることです。

Rakuten UN-LIMITは「日本全国どこでもデータ使い放題」を売りにしていますが、これはあくまでも「楽天回線を使えば」という話です。au回線を使うと月5GBの制限があります。

そのため、使い放題だと思ってデータ通信を使いまくっていると、実は接続先がau回線でそのうち速度制限が掛かってしまうということが起こり得ます。

使えない機能の注意点「緊急地震速報や津波警報の受信不可」

緊急時には情報の把握が遅れる可能性があるので、別途防災アプリなどをインストールして対応する必要があるかもしれません。

そして110番や119番に通報した時の「位置情報通知システム」にも対応していません。

位置情報システムとはスマホから110番や119番に通報した時に、警察や消防に通報者の現在地を自動的に通知し、指令台のモニター上に表示できるものです。

これに対応していないということは、110番や119番に通報した時に自分で現在地を詳細に伝える必要があります。

iPhoneの楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」設定手順


iPhoneに楽天モバイルのRakuten UN-LIMITを設定するための具体的な手順を説明します。

Rakuten UN-LIMITで使えるiPhoneは一部のみ使えます。動作確認中のiPhoneで試す際はあくまでも自己責任で行うようにしてください。

アップデートを済ませておく

楽天モバイルはAPN情報のページで「iOS 13.3.1.以降では、音声通話の設定がVoLTEオンとなっている必要があります。なお、iPhone X以前のモデルでは動作しないことが確認されています。」と書かれています。

そのため、Rakuten UN-LIMITの設定をするには少なくともiOSを13.3.1以降にアップデートしておくようにしてください。(2020年5月時点での最新バージョンはiOS13.4.1)

iOS 12以降は自動的にアップデートされるようになっていますが、アップデートされていない場合は「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」と進み「自動アップデート」がオンになっているかどうかを確認してください。

自動アップデートがオフになっていて、かつアップデートできるバージョンがある場合はここに「1」と書かれた赤丸が表示されているはずです。表示されていたらそこをタップ→「ダウンロードしてインストール」と進んでください。

データ通信・APN設定方法

iPhoneに楽天モバイルのSIMカードを挿すと、iPhoneの画面上部に「Rakuten」という表示が出るはずです。

これは楽天モバイルのSIMカードを認識していることを表しています。しかし、アンテナピクトがまだ表示されていないはずです。

このままだとデータ通信はできるものの音声通話とテザリングができないので、「APN設定作業を行う必要があります。

APN設定をするには「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信ネットワーク」と進み、「モバイルデータ通信」の「APN」という欄と「インターネット共有」の「APN」という欄の2カ所に「rakuten.jp」と入力します。

これでテザリングが使えるようになります。

通話設定方法

音声通話は、「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信ネットワーク」の「モバイル通信」→「通話オプション」→「音声通話とデータ」と進み「LTE、VoLTEオン」にチェックを入れます。

デフォルトでは「LTE、VoLTEオフ」になっていますが、このままだと使えないので注意してください。

これでアンテナピクトが表示されるようになるので、音声通話が使えるようになります。

iPhoneで楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」を利用する注意点とメリット

iPhoneで楽天モバイルのRakuten UN-LIMITを利用する際の注意点とメリットについて紹介します。

Rakuten Linkアプリが使えない

一部のiPhoneでRakuten UN-LIMITは使え、音声通話もデータ通信もできます。しかし、通話アプリの「Rakuten Link」は使えません。

Rakuten UN-LIMITの最大の売りである「国内通話かけ放題」が適用されないということを意味します。

Rakuten UN-LIMITの「国内通話かけ放題」は、あくまでも通話アプリのRakuten Linkを使って発信した通話に限られます。

Rakuten Linkを使わなくても、iPhoneにデフォルトで備わっている通話機能を使って通話はできます。しかし、iPhoneの通話機能では30秒あたり20円の通話料がかかります。

サブ回線として使うことができる

出典:楽天モバイル

楽天モバイルのMNO回線は、2020年5月時点で料金プランはRakuten UN-LIMIT1つのみです。そして、このRakuten UN-LIMITは300万名を対象にプラン料金(月2,980円)を1年間無料にするキャンペーンが行われています。

iPhoneでRakuten UN-LIMITを使うには何かと制限がありますが、それでも使える機種であれば1年間無料で使えるというのは大きいでしょう。

国内通話かけ放題にこそなりませんが、データ通信は楽天回線のエリア内であれば使い放題で、au回線のエリアであっても月5GBまで使えます。

少なくとも無料で月5GB使え、いざとなれば30秒20円はかかるものの音声通話もできると考えると、サブ回線としては十分検討する価値があるでしょう。

1年待てばiPhoneでRakuten Linkが使えるようになるかもしれませんし、1年後に「必要ないな」と思ったら解約しても契約解除料は掛かりません

つまり、Rakuten UN-LIMITが使えるiPhoneを持っている人であれば、契約しておいても特に損はないということがいえます。

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eSIMに設定する方法

楽天モバイルのMNO回線は、「eSIM」の発行に対応しています。

eSIMとは、オンライン上の手続きのみで開通手続きができる仮想SIMカードのことです。eSIMに対して今までのSIMカードのことは「物理SIM(カード)」と呼ぶことがあります。

eSIMを使うには端末側がeSIMに対応している必要がありますが、eSIM対応端末を使うと「物理SIMとeSIMに別々のSIMを設定する」ということが可能になります。

つまり1つの端末で2回線を使う、というデュアル回線状態が実現するわけです。

iPhoneはiOS 12.1 以降を搭載した iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR 以降であればeSIMが使え、物理SIMと合わせたDSDV(Dual SIM, Dual VoLTE standby)に対応しています。

2つのSIMで同時にVoLTEの待ち受けができるということです。

これにより「eSIM側に楽天モバイルのRakuten UN-LIMITを設定」「物理SIM側に他キャリアや格安SIMを設定」ということができるようになります。

仕事用の電話とプライベート用の電話を1つにまとめてもよいですし、物理SIM側に格安SIMのデータ専用SIMを入れて(au回線の)5GBにプラスアルファする、という手もあります。

あるいは通話定額オプションをつけた格安SIMを入れておけば、楽天モバイルの従量課金の音声通話は使わなくても済むかもしれません。

このように、ユーザーの利用環境に合わせてさまざまな使い方が考えられるのがeSIM機能を活用したデュアルSIMです。

Rakuten UN-LIMITに対応するiPhoneを持っているのであれば1年間は無料で使えるので、ぜひeSIMを活用したデュアル回線状態で使ってみることをおすすめします。

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楽天モバイルでiPhoneを使うときは余裕を持って

楽天モバイルのMNO回線のRakuten UN-LIMITでiPhoneが使えるのかどうか、使える場合の設定方法や注意点、メリットなどについて紹介しました。

Rakuten UN-LIMITでiPhoneを使うにはまだまだ環境が整っているとは言い難く、特にキャリア版iPhoneで動作の確認がとれていないものが多いのは困ったところです。

しかし、「300万人が1年間無料で使える」ということのインパクトやメリットは極めて大きいでしょう。

お持ちのiPhoneがRakuten UN-LIMITに対応しているのであれば、「ダメならダメでいいや」くらいの感覚で、取りあえず申し込んで使ってみるのも悪くありません。1年経てば環境は整うかもしれませんし、そういう意味では余裕を持った姿勢で臨むべきと言えるでしょう。

ネット上にはさまざまな口コミが出回っていますが、楽天モバイル側が公式に「使える」と言っているもの以外を試すことはあまりおすすめできません。この場合は必ず自己責任で行うようにしてください。

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