SIMカードはどこで購入できる?SIMカードの種類と料金を比較

家電量販店などで多く見かけるようになった、SIMカード。ところが、格安SIMを購入しようとしたら、そのお店ではほしい商品が販売されていない…ということもあるんです。格安SIMは一体どこで販売されているのでしょうか。お目当ての格安SIMを購入・契約できる場所についてご紹介します。
この記事の目次
スマホの通信会社を乗り換える場合、端末を変えたくないときはSIMカードのみの購入が可能です。
この記事では、SIMカードがどこで購入できるのかを詳しく紹介します。さらに購入できるSIMカードの種類および購入前の確認事項についても解説していきます。
購入後の設定の流れについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
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SIMカードはどこで購入できる?
SIMカードが購入できる場所、種類について解説していきます。
キャリアのSIMカードは各店舗で購入できる
ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルのキャリアのSIMカードは、各店舗で購入可能です。なお、ドコモでは2020年3月26日からオンラインでの購入もできるようになりました。
今年からキャリアに参入した楽天モバイルでも、これまでと同じくオンラインでSIMカードのみの購入が可能です。
購入できるSIMカードの種類と料金
キャリアのSIMカードの種類や初期費用については下記のとおりです。
キャリア名 | 購入できる種類 | 初期費用など |
---|---|---|
ドコモ | ドコモUIMカード | 契約事務手数料:3,300円(税込) オンライン購入は初期費用無料 |
au | au Nano IC Card au Nano IC Card 04 au Nano IC Card 04 LE | 契約事務手数料:3,300円(税込) |
ソフトバンク | iPhone専用USIMカード iPhone専用マイクロUSIMカード iPhone専用nanoUSIMカード iPhone専用nanoUSIMカードA(C) iPhone専用nanoUSIMカードA(C2) USIMカード スマートフォンマイクロUSIMカード スマートフォンnanoUSIMカード(C) スマートフォンNFCnanoUSIMカード スマートフォンNFCUSIMカード(C) NFCnanoUSIMカード iPad専用マイクロUSIMカード iPad専用マイクロUSIMカード データ通信専用nanoUSIMカードA(C) データ通信専用nanoUSIMカードA(C2) | 契約事務手数料:3,300円(税込) |
楽天モバイル | マルチSIMカード | 契約事務手数料:無料 |
コンビニや家電量販店での購入もできる
SIMカードは一部のコンビニや家電量販でも購入できます。「プリペイドSIM」と呼ばれるタイプで、前払いして利用できるものが多いです。
一般的にSIMカードを購入というと格安SIMですが、この場合は格安SIMのHPから購入してから届くまでに数日はかかります。
その反面プリペイドSIMは、コンビニなどで気軽に購入できるうえに購入後はすぐの利用ができるため、縛りや面倒な手続きも不要です。
また、ヤマダ電機やヨドバシカメラのような大手家電量販店では、格安SIMのSIMカードを販売しているところが多いです。すぐに利用したい場合やネットが苦手な方にはおすすめです。
ほかに、エントリーパッケージという、契約をする際の事務手数料を省略できるSIMカードも販売されている店舗もあります。
購入できるSIMカードの種類と料金
各コンビニや一部の家電量販店で取り扱うSIMカードやプリペイドSIMを一部紹介します。
購入できる場所 | 種類 | 料金(税込) |
---|---|---|
セブンイレブン | ソフトバンクプリペイドID CDМAぷりペイドID(au) IIJmio OCNモバイルONE(容量追加・期間延長) | ソフトバンク:3,300円/5,500円 CDМA(au):3,300円/5,500円/11,000円 IIJmio(500МB):1,650円 IIJmio(2GB):3,300円 IIJmio(5GB):5,940円 IIJmio(10GB):10,340円 OCNモバイル(容量追加):2,376円 OCNモバイル(期間延長):2,613円 |
ファミリーマート | ソフトバンクプリペイドカード CDМAぷりペイドカード IIJmio(500МB・2GB・5GB・10GB) | ソフトバンク:3,300円/5,500円 CDМA(au):3,300円/5,500円/11,000円 IIJmio(500МB):1,650円 IIJmio(2GB):3,300円 IIJmio(5GB):5,940円 IIJmio(10GB):10,340円 |
ローソン | au(1.5GB・3GB) UQモバイルスタートキット UQモバイルデータチャージ(1GB・3GB・5GB) IIJmio(2GB・1GB・3GB・5GB) | au(1.5GB):1,782円 au(3GB):3,564円 UQモバイルスタートキット:3,300円 UQモバイル(1GB):1,188円 UQモバイル(3GB):3,564円 UQモバイル(5GB):5,940円 IIJmio(2GB):3,300円 IIJmio(1GB):2,530円 IIJmio(3GB):4,510円 IIJmio(5GB):5,940円 |
ミニストップ | IIJmioえらべるSIMカード | 3,300円 |
ヤマダ電機 | ヤマダニューモバイル(エントリーパッケージ・データ専用SIM) IIJmio LINEモバイル mineo nuroモバイル | ヤマダニューモバイル(エントリーパッケージ):2,975円 ヤマダニューモバイル(データ専用SIM):3,927円 IIJmio(1.5GB):2,238円~4,587円 LINEモバイル:493円 mineo:822円 nuroモバイル:1073円 |
ヨドバシカメラ | OCNモバイルONE(容量追加・期間延長・音声即時マルチSIM) mineo ビッグローブ nuroモバイル UQモバイル IIJmio bモバイル ワイヤレスゲート LINEモバイル | OCNモバイル(容量追加):2,156円 OCNモバイル(期間延長):2,255円 OCNモバイル(音声即時マルチSIM)は店頭でのみ販売 mineo(エントリーパッケージ):459円 mineo(au・ドコモマルチSIM)は店頭でのみ販売 ビッグローブ(エントリーパッケージ):2,464円 ビッグローブ:3,630円 ビッグローブプリペイドnanoSIM:5,445円~9,306円 ビッグローブプリペイドマイクロSIM:5,918円~9,306円 nuroモバイル(エントリーパッケージ):1,074円 UQモバイル(エントリーパッケージ):3,630円 IIJmio(音声通話パック):3,322円~3,630円 bモバイル:2,057円~37,862円 ワイヤレスゲート:3,630円 ワイヤレスゲート(プリペイド):2,211円~9,273円 LINEモバイル(エントリーパッケージ):484円 |
家電量販店は、オンラインショップで販売されているものを記載しています。店頭にない場合や、各店舗によっても取り扱っていない可能性もあります。


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海外での現地SIMカードを購入する方法
旅行や出張などで海外へ行く場合、その国にある現地SIMカードを購入するのがよいとされています。理由は通信費が安く抑えられるからです。
現地SIMカードを購入する方法は2通りあり、日本にいる段階で購入する場合と現地で購入する場合です。
現地で購入する場合はあらかじめ販売場所を調べておきましょう。
日本で購入する場合は家電量販店やネット、空港で購入できます。特定の国限定のSIMカードもありますが、複数国で利用できるタイプもあります。
なお、日本で購入すると通信費が割高になる可能性があります。
SIMカードを購入する前の確認点
SIMカードを購入する前には、あらかじめ確認しておくことがあります。SIMカード選びを失敗しないためにも、確認事項を把握しておきましょう。
SIMカードのサイズを確認しておく
SIMカードは3種類のサイズがあり、一番大きい標準SIM、次に大きいマイクロSIM、一番小さいnanoSIMで、端末によってサイズが違うため確認しておく必要があります。
主流なのはnanoSIMで、その次にマイクロSIM、標準SIMはほとんど採用されていません。
確認の仕方は端末のスペックを確認しましょう。また、格安SIMの動作確認済み端末のページに記載されていることがあります。
使用用途によって購入するSIMカードは異なる
SIMカードは3種類に分けられますが、スマホをどのように使うかによって選ぶSIMカードは異なります。
音声通話SIM | 電話番号をもてる、通話とネット、SМS(ショートメール)が利用できる。 |
---|---|
データ通信専用SIM | 4GやLTEを利用したネット接続ができる。通話やSМSは利用できない。 |
データ通信+SМS | ネット接続およびSМSが利用できる。 |
また、それぞれ格安SIMが定める料金には差があります。通信会社の料金を比較したり、使用用途を考えて決めるとよいでしょう。
動作確認済み端末をどうかチェックしておく
SIMフリースマホはどのSIMカードでも対応しているわけではありません。手持ちのスマホとSIMカードが合わない可能性があります。
SIMカードが合うかどうか確認するためには、動作確認済み端末かをチェックします。格安SIMの公式HPに確認できるページがありますので、確認してからの購入をおすすめします。
また、格安SIMはキャリア3社の回線を借りてサービスを提供しています。SIMカードの利用回線を手持ちのスマホを購入した通信会社と同じにすると利用できる可能性が高くなります。
SIMカード購入後の流れ
SIMカード購入後の流れについて説明していきます。購入後はAPN設定をしないと使用できませんので、設定を必ず行いましょう。
SIMカードを挿してAPN設定をする
SIMカードを挿し込んだあとは、APN設定を行います。これは「アクセスポイントネーム」のことで、インターネット接続をするために大切な設定です。
設定方法については、格安SIMを契約すると設定マニュアルがついてきますので、手順どおりに行えば数分で済みます。
また、iPhoneとAndroidで手順が異なるので分けて説明します。
iPhoneでの設定方法
iPhoneのAPN設定は、Wi-Fi接続の状態で行います。通信できる環境で行いましょう。
- Wi-Fi接続でsafariを開く
- 契約した格安SIMの構成往路ファイルを検索しダウンロード
- 表示されたポップアップを「許可」
- プロファイルのインストール画面で「インストール」を選ぶ
- 「次へ」から「インストール」を選ぶ
- 「完了」を選び接続
Wi-Fi環境がない場合はフリーWi-Fiなどの公共無線LANサービスを利用しましょう。
Androidでの設定方法
AndroidのAPN設定は、格安SIM会社の設定を直接入力して行います。
- 「設定」を開き「無線とネットワーク」へ進む
- 「モバイルネットワーク」を選び「アクセスポイント名」へ進む
- 画面上にある3つの点アイコンで「新しいAPN」を選ぶ
- アクセスポイントを編集する画面で、情報を入力※
- 保存し、設定したAPNの項目を選べば完了
※同封されていた「設定マニュアル」に記載されている情報を入力します。
機種によっては項目名などが若干異なる場合があります。設定マニュアルの冊子を見ながら行うと間違いがなく安心です。
APN設定についてはこちらで詳しく紹介していますので、ご一読ください。
好みのSIMカードを購入して快適にスマホを楽しもう
SIMカードはキャリアも格安SIMもSIMカード単体での購入ができます。
キャリアの場合は各店舗、ドコモや楽天モバイルはオンラインショップでも購入できるので自分に合った方法で探してみましょう。
格安SIMは公式オンラインおよび店舗があれば店舗でも購入でき、一部の家電量販店やコンビニでも取り扱っていることがあります。
プリペイドSIMカードは、格安SIMを試してみたいときにもおすすめです。スマホの使用用途に合わせたSIMカードを購入してみてください。