格安SIM大容量プランのおすすめ12選!20GB~無制限で比較
大容量の格安SIMを利用したいと考えている方向けに、おすすめの格安SIMブランドを紹介。さらに、格安SIM大容量プランのメリット・デメリットを紹介します。大容量のデータ通信を利用したいと考えている方はぜひご覧ください。
この記事の目次
普段高速データ通信を多く利用している人の中には、格安SIMなら安く大容量プランを利用できるのではないかと考えている人もいるでしょう。
そこでこの記事では、大容量プランがおすすめの格安SIM、格安SIM大容量プランの選び方を解説します。
格安SIMの大容量プランを検討している人はぜひご覧ください。
記事の簡単まとめ
- プランを選ぶ時にはデータ容量とかけ放題を確認
- 自分がよく使うサービスがギガフリーならさらにお得
- 回線が混雑する時間帯は通信速度が遅くなる可能性がある
- 店舗でのサポートを受けたい場合にはサービス内容を確認
- 自宅のWiFiが不要になる場合も
- 低速モードへの切り替えができるとさらにお得
格安SIM大容量プランの選び方
格安SIMの大容量プランを選ぶ時には、以下のポイントに注目しましょう。
- 自分に合うデータ容量のプランがあるか確認する
- かけ放題プランの内容と料金を確認する
- ギガフリーで使えるサービスを確認する
- 使用できる回線の種類を確認する
- 回線速度を確認する
- eSIMに対応しているか確認する
それぞれ、詳しく解説します。
1.自分に合うデータ容量のプランがあるか確認する
まずは、普段自分が1ヶ月にどの程度モバイルデータ通信を使っているかを確認しましょう。
それから使用しているデータ容量に合わせて、ブランドやプランを選ぶのがおすすめです。
毎月の使用量に波がある場合には、データ通信容量の追加購入費用が安いブランドを選ぶのもよいでしょう。また、データ通信量を気にせず使用したい場合は、無制限プランがあるブランドを選ぶのも一つの方法です。
2.かけ放題プランの内容と料金を確認する
音声通話の頻度が高い場合には、かけ放題プランの内容や料金も確認しておきましょう。
ブランドによって、5分かけ放題や10分かけ放題など、用意されているプランの内容や料金が異なります。音声通話の頻度が高い場合、かけ放題プランの内容や料金を確認しておかないと損をしてしまうかもしれません。
自分に合うかけ放題プランはどのようなものかチェックするとともに、各ブランドのかけ放題プランの内容や料金も確認しておきましょう。
3.ギガフリーで使えるサービスを確認する
格安SIMによっては、特定のサービスをギガフリーで使える場合もあります。
例えば、LINEMOではLINEをギガフリーで使用できます。
自分がよく使っているサービスをギガフリーで利用できるブランドであれば、大幅にデータ使用量を減らせる可能性があります。
4.使用できる回線の種類を確認する
格安SIMは、大手キャリアから回線を借りて運営しています。各ブランドで、どのキャリアの回線を使用できるのか確認しておきましょう。
例えば、自宅や職場の周辺で特定のキャリアがつながりにくいなどの状況があれば、そのキャリアの回線しか使えない格安SIMブランドは避けた方が無難です。
使用できる回線を確認しておけば、よく使う場所でつながりにくい回線を避けて格安SIMを選べます。
5.回線速度を確認する
格安SIMによって、回線速度は異なります。ブランドが発表している最大通信速度も重要ですが、さらに重要なのが実際に使用する時の速度である「実測値」です。
実測値は「格安SIM 速度」などのキーワードで検索すると調査できます。また、SNSの口コミをチェックしてみるのもよいでしょう。
環境によって実測値は異なりますが、参考としてチェックしてみてください。
6.eSIMに対応しているか確認する
eSIMを利用したい場合には、契約するブランドがeSIMに対応しているかもチェックしておきましょう。
eSIMを利用すれば、SIMカードの郵送を待たなくても自宅で回線開通や初期設定の手続きをして利用を始められます。ただし、eSIMを使う場合には通信会社だけでなく端末もeSIMに対応していなければなりません。
契約を検討している格安SIMブランドとともに、使用したいと考えている端末もeSIMに対応しているか確認しておきましょう。
格安SIMの大容量プランおすすめ12選を一覧比較
格安SIMの大容量プランを利用したい場合のおすすめは、次の通りです。各ブランドについて、特徴や料金を詳しく紹介します。
ブランド名 | 最大容量 | 月額料金(税込) (音声付きSIM) |
---|---|---|
楽天モバイル | 無制限 | 3,278円 |
ワイモバイル | 30GB | 5,115円 |
LINEMO | 30GB | 2,970円 |
UQモバイル | 33GB | 3,278円 |
ahamo | 110GB | 4,950円 |
IIJmio | 50GB | 3,900円 |
mineo | 20GB | 2,178円 |
povo | 300GB (90日) | 9,834円 |
BIGLOBEモバイル | 30GB | 8,195円 |
LIBMO | 30GB | 2,728円 |
イオンモバイル | 200GB | 11,858円 |
日本通信SIM | 50GB | 2,178円 |
1.楽天モバイル
出典:楽天モバイル楽天モバイルは、シンプルでお得な料金プランが魅力のブランドです。
月額3,278円(税込)で無制限にデータ通信を利用可能なため、毎月のデータ通信量が非常に多いという方に適しています。
楽天モバイルの利用料金は、次の通りです。
容量 | 価格(税込) |
---|---|
0~3GB | 1,078円 |
3~20GB | 2,178円 |
20GB~無制限 | 3,278円 |
さらに、Rakuten Linkアプリを利用すると国内通話を無料で利用できる点も魅力です。特に音声通話の頻度が高い人にとっては、お得なブランドだといえるでしょう。
利用料金に応じて楽天ポイントも貯まるため、楽天のサービスをよく利用している方には特におすすめです。
2.ワイモバイル
出典:ワイモバイルワイモバイルは、ソフトバンクのサブブランドです。
シンプル2 S/M/Lの3種類のプランを展開しており、Mでは20GB、Lでは30GBの高速データ通信を利用できます。
ワイモバイルの利用料金は、次の通りです。
プラン | シンプル2 S | シンプル2 M | シンプル2 L |
---|---|---|---|
データ容量 | 4GB | 20GB | 30GB |
月額料金 (税込) | 2,365円 | 4,015円 | 5,115円 |
おうち割光セット(A) | -1,100円 | -1,650円 | -1,650円 |
PayPayカード割 | -187円 | -187円 | -187円 |
割引適用後料金 | 1,078円 | 2,178円 | 3,278円 |
総データ利用量が 1GB/月以下の場合 | - | 1,078円 | 1,078円 |
※1GB以下利用時、シンプル2 Mの場合1,100円/月、シンプル2 Lの場合2,200円/月割引となります。
ワイモバイルではおうち割光セットや家族割引サービスなどの割引サービスも提供しています。自宅で光回線を利用する人や家族でワイモバイルを利用する人なら特にお得に利用可能です。
通話オプションとして10分間の国内通話無料の「だれとでも定額+」や国内通話が時間・回数無制限でかけ放題の「スーパーだれとでも定額」を提供。音声通話が多い人でも使いやすいでしょう。
3.LINEMO
出典:LINEMOLINEMOは、ソフトバンクが提供するオンライン専用の通信サービスです。
大容量プランを契約したい人向けには「ベストプランV」が提供されており、月額2,970円(税込)で30GBの高速データ通信を利用できます。
LINEMOの利用料金は、次の通りです。
(税込) | LINEMO ベストプラン | LINEMO ベストプランV | |
---|---|---|---|
データ容量 | 3GB | 10GB | 30GB |
月額料金 | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
制限時速度 | 10GB超~15GB→300kbps 15GB超→128kbps | 30GB超~45GB →1Mbps 45GB超→128kbps |
LINEMOの最大の特徴は、LINEをギガフリーで利用できることです。
メッセージの送受信だけでなく音声通話やビデオ通話もギガフリーで利用できます。そのため、LINEを頻繁に利用する人であれば、大幅にお得になる可能性もあるでしょう。
主な連絡手段としてLINEを使用している人は、ぜひ検討してみてください。
4.UQモバイル
出典:UQモバイルUQモバイルは、KDDIが運営している格安SIMブランドです。
大容量を契約したい場合にはコミコミプラン+がお得で、月額3,278円(税込)で月に33GBの高速データ通信と、1回10分以内の国内通話が無料になります。
UQモバイルの利用料金は、次の通りです。
プラン名 | 容量 | 料金 (税込) |
---|---|---|
コミコミプラン+ | 33GB (+10分以内の通話無料) | 3,278円 |
トクトクプラン (従量制) | 1GB | 2,277円 →990円(※) |
15GB | 3,465円 →2,178円(※) | |
ミニミニプラン | 4GB | 2,365円 →1,078円(※) |
余ったデータは翌月に繰越ができるため、データの使用量が少なかった月でも容量が無駄になりません。
端末の同時購入も可能なため、格安SIMの契約と同時に端末の購入を検討している人も、ぜひチェックしてみてください。
5.ahamo
出典:ahamoahamoは、ドコモの格安料金プランです。
月額2,970円(税込)で30GBの高速データ通信が利用可能なことに加え、月額1,980円(税込)の大盛りオプションを契約すると、合計110GBまで高速データ通信を利用できます。
ahamoの利用料金は、次の通りです。
料金プラン | 容量 | 料金 (税込) |
---|---|---|
基本プラン | 30GB | 2,970円 |
基本プラン+ 大盛りオプション | 110GB | 4,950円 |
ahamoでは追加料金なしで国内通話5分無料のサービスを利用できるため、短時間の音声通話が多い人であれば特にお得に利用できるでしょう。
海外ローミングに対応しており、指定された国や地域であれば追加料金なしで月30GBのデータ通信が可能な点も魅力です。
6.IIJmio
出典:IIJmioIIJmioは、多彩なニーズへの対応が可能な格安SIMブランドです。
音声通話付きのSIMだけでなく、SMS機能付きSIMやデータSIM、データeSIMなども展開しているため、自分の使い方に合わせたSIMを選べます。
最大50GBまでのプランが用意されており、データeSIMであれば月額3,540円(税込)、音声通話付きのSIMであれば月額3,900円(税込)で50GBの高速データ通信を利用可能です。
IIJmioの利用料金は、次の通りです。
プラン(税込) | 音声SIM/eSIM | データeSIM | データSIM | データSIM(SMS付) |
---|---|---|---|---|
2GB | 850円 | 440円 | 740円 | 820円 |
5GB | 990円 | 660円 | 900円 | 970円 |
10GB | 1,500円 | 1,100円 | 1,400円 | 1,470円 |
15GB | 1,800円 | 1,430円 | 1,730円 | 1,780円 |
20GB | 2,000円 | 1,650円 | 1,950円 | 1,980円 |
30GB | 2,700円 | 2,340円 | 2,640円 | 2,680円 |
40GB | 3,300円 | 2,940円 | 3,240円 | 3,280円 |
50GB | 3,900円 | 3,540円 | 3,840円 | 3,880円 |
料金プランが多彩なことに加え、データの繰越やシェアが可能な点もIIJmioの魅力といえるでしょう。
家族や複数端末で利用したい人には特におすすめのブランドです。
7.mineo
出典:mineomineoでは、データ通信のみのシングルタイプを選んだ場合は月額1,925円(税込)、音声通話が使えるデュアルタイプを選んだ場合は月額2,178円(税込)で20GBの高速データ通信を利用できます。
mineoの利用料金は、次の通りです。
マイピタ(データ容量で選ぶ)
(税込) | 通話+データ通信 | データ通信 |
---|---|---|
1GB | 1,298円 | 880円 |
5GB | 1,518円 | 1,265円 |
10GB | 1,958円 | 1,705円 |
20GB | 2,178円 | 1,925円 |
マイそく(データ無制限!最大通信速度で選ぶ)
(税込) | 通話+データ通信 | データ通信 |
---|---|---|
プレミアム (最大3Mbps) | 2,200円 | |
スタンダード (最大1.5Mbps) | 990円 | |
ライト (最大300kbps) | 660円 | |
スーパーライト (最大32kbps) | 250円 ※デュアルタイプのみ | - |
利用する回線を選べる点も特徴で、au・ドコモ・ソフトバンクの3つの回線から自分の環境や好みに合わせて回線を選択できます。
また、かけ放題や1.5Mbpsでデータが使い放題になるパケット放題Plus、夜間のデータ通信が使い放題になる夜間フリーなど豊富なオプションが用意されているのも魅力です。
自分の使い方に合わせて、プランやオプションを選びやすいブランドだといえるでしょう。
8.povo
出典:povopovoは、KDDIが提供するオンライン専用の通信サービスです。
最大の特徴は基本料金0円で利用が可能な点で、データ通信の使用量に合わせて適切なトッピングを購入して利用します。
povoの利用料金は、次の通りです。
容量 | 利用可能期間 | 価格 (税込) | 約1ヵ月間 あたりの料金 |
---|---|---|---|
基本料金 | - | 0円 | - |
1GB | 7日 | 390円 | - |
180日 | 1,260円 | - | |
3GB | 30日 | 990円 | - |
20GB | 30日 | 2,700円 | - |
60GB | 90日 | 6,490円 | 20GB/約2,164円 ※30日間あたり |
150GB | 180日 | 12,980円 | 25GB/約2,164円 ※30日間あたり |
300GB | 90日 | 9,834円 | 100GB/3,278円 ※30日間あたり |
データ使い放題 | 1日 (24時間) | 330円 | - |
大容量のトッピングに加えて330円(税込)で利用できる24時間データ使い放題のトッピングも用意されているため、特にデータ通信が多くなりそうな時は利用してみるとよいでしょう。
提携店のサービスを利用するとデータ容量を獲得できる「ギガ活」のサービスを提供しているのも特徴です。
日常的な買い物の際にギガ活を意識すればさらにお得に利用できる可能性があります。
9.BIGLOBEモバイル
出典:BIGLOBEモバイルBIGLOBEモバイルは、多彩な料金プランが魅力のブランドです。1GBから30GBまで細かくプランが分かれており、自分のデータ通信量に合ったプランを選べます。
BIGLOBEモバイルの利用料金は、次の通りです。
データ容量 | 音声通話SIMプラン (税込) | データSIMプラン (税込) |
---|---|---|
1GB | 1,078円 | – |
3GB | 1,320円 | 990円 |
6GB | 1,870円 | 1,595円 |
12GB | 3,740円 | 2,970円 |
20GB | 5,720円 | 4,950円 |
30GB | 8,195円 | 7,425円 |
BIGLOBEモバイルでは、エンタメフリーオプションが提供されているのも魅力です。
音声通話SIMであれば月額308円(税込)で動画や音声配信、電子書籍配信などの全21サービスをギガフリーで利用できます。
動画や音声配信を利用することが多い人は、自分がよく使うサービスが対象になっているかチェックしてみるとよいでしょう。
10.LIBMO
出典:LIBMOLIBMOは、ドコモ回線を利用できる格安SIMブランドです。
30GBの高速データ通信が可能なプランは、月額2,728円(税込)で利用できます。
LIBMOの利用料金は、次の通りです。
月間データ容量 | データSIM(税込) | 音声SIM(税込) |
---|---|---|
3GB | 858円 | 980円 |
8GB | 1,320円 | 1,518円 |
20GB | 1,991円 | 1,991円 |
30GB | 2,728円 | 2,728円 |
かけ放題オプションが充実しているのも特徴で、5分かけ放題、10分かけ放題、かけ放題マックスの3種類のオプションが用意されています。
多くのオプションが用意されているため、自分の使い方に合わせてオプションを選びたい人におすすめです。
11.イオンモバイル
出典:イオンモバイルイオンモバイルは、細かく分かれた料金プランが魅力のブランドです。
さらに、8人までデータ容量を共有できるシェアプランを提供しているため、家族で使いたい人や複数回線を使いたい人に適しています。
イオンモバイルの利用料金は、次の通りです。
容量 | 音声プラン (税込) | データプラン (税込) | シェアプラン(1人) (税込) |
---|---|---|---|
0.5GB | 803円 | - | - |
1GB | 858円 | 528円 | 1,188円 |
2GB | 968円 | 748円 | 1,298円 |
3GB | 1,078円 | 858円 | 1,408円 |
4GB | 1,188円 | 968円 | 1,518円 |
5GB | 1,298円 | 1,078円 | 1,628円 |
6GB | 1,408円 | 1,188円 | 1,738円 |
7GB | 1,518円 | 1,298円 | 1,848円 |
8GB | 1,628円 | 1,408円 | 1,958円 |
9GB | 1,738円 | 1,518円 | 2,068円 |
10GB | 1,848円 | 1,628円 | 2,178円 |
20GB | 1,958円 | 1,738円 | 2,288円 |
30GB | 2,508円 | 2,288円 | 2,838円 |
40GB | 3,058円 | 2,838円 | 3,388円 |
50GB | 3,608円 | 3,388円 | 3,938円 |
60GB~200GB のプランあり | 要確認 | 要確認 | 要確認 |
余ったデータ通信量は翌月に繰越ができるため、使用量が少ない月でも無駄になることはありません。
全国のイオン店舗でサポートを受けられるため、店舗を利用したい人にもおすすめです。
12.日本通信SIM
出典:日本通信SIM
日本通信SIMは、1ヶ月に50GBまでの高速データ通信を利用できるブランドです。
50GBのプランを月額2,178円(税込)で使えることに加え、通話5分かけ放題または1ヶ月に70分まで通話無料のサービスを選んで利用できます。
日本通信SIMの利用料金は、次の通りです。
データ通信量 | 月額基本料(税込) |
---|---|
1GB | 290円 |
20GB | 1,390円 |
50GB | 2,178円 |
シンプルさを特徴としたブランドであるため、とにかく安く大容量なプランを選びたい人におすすめです。
格安SIM大容量プランの容量別おすすめ
格安SIMの大容量プランを利用したい場合、どのブランドを選べばよいのでしょうか?
以下の容量別に、おすすめのブランドを紹介します。
- 20GBプランのおすすめ
- 30GBプランのおすすめ
- 50GBプランのおすすめ
- 100GBプランのおすすめ
- 無制限プランのおすすめ
1.20GBプランのおすすめ
20GBでおすすめの格安SIMは、次の3つです。
- 楽天モバイル
- NUROモバイル
- povo
楽天モバイルは、月20GBまでであれば月額2,178円(税込)で利用できます。また、通信量が多くなってしまった場合には、月額3,278円(税込)で無制限に高速データ通信を利用可能です。
基本的には20GBで問題ないものの、時々多くの通信を利用する月がある、通信量を気にせず利用したいという場合には楽天モバイルがおすすめです。
NUROモバイルでは、20GBのプランを契約すると3ヶ月に1回15GBの高速データ通信容量が追加されるサービスがあります。
翌月へのデータ通信の繰越も可能なため、毎月20GB前後の使用量の人であれば、便利に活用できるでしょう。
povoは、必要に応じてトッピングを購入するスタイルのブランドです。
24時間使い放題のトッピングも販売しているため、特定の日だけ多くデータを使用するという場合には、活用しやすいブランドだといえます。
2.30GBプランのおすすめ
30GBプランを利用したい場合、おすすめのブランドは次の通りです。
- IIJmio
- LIBMO
- ahamo
IIJmioは、音声SIMの30GBプランを月額2,700円(税込)で利用できるブランドです。
データSIMや音声SIM、SMS付きのデータSIMなど種類が豊富に用意されているため、自分の使い方に合うものを選べる点も魅力です。
LIBMOは、月額2,728円(税込)で30GBのプランを利用できます。
かけ放題オプションが豊富に用意されているため、音声通話のプランを重視して選びたい人におすすめです。
ahamoは、月額2,970円(税込)で30GBのプランを利用できます。
追加料金なしで5分通話無料のサービスを利用できるため、タイミングによっては通話の回数が増えがちという人に適しています。
3.50GBプランのおすすめ
50GBプランを利用したい場合、おすすめのブランドは次の通りです。
- 日本通信SIM
- IIJmio
- イオンモバイル
日本通信SIMでは、50GBのプランを月額2,178円(税込)で利用できます。
さらに、5分かけ放題または1ヶ月間に70分の無料通話のサービスをどちらか選んで利用できるため、安くシンプルなプランを選びたい人におすすめです。
IIJmioは、音声SIMの50GBプランを月額3,900円(税込)で利用できます。
データのシェアが可能なほか、高速データ通信のオン・オフ切り替えができるため、不要な時には高速データ通信をオフにして使用するデータ通信量を節約することも可能です。
イオンモバイルでは、50GBのプランを月額3,608円(税込)で利用できます。
イオンモバイルは店舗で各種相談に対応しているため、店舗を利用したい人におすすめのブランドです。
4.100GBプランのおすすめ
100GBプランを契約したい人におすすめのブランドは、次の2つです。
- ahamo
- イオンモバイル
ahamoでは、月額4,950円(税込)で月に110GBまで高速データ通信を利用できます。
標準で国内通話5分無料のサービスが利用できるため、短時間の音声通話を利用する機会が多い人におすすめです。
イオンモバイルでは、月額6,358円(税込)で100GBプランを利用できます。
店舗の利用が可能なほか、複数人でシェアプランも利用可能なため、家族で使いたい人にもおすすめです。
5.無制限プランのおすすめ
無制限プランがおすすめのブランドは、次の通りです。
- 楽天モバイル
- povo
- mineo
楽天モバイルでは、月額3,278円(税込)で高速データ通信を無制限に利用できます。
Rakuten Linkアプリを使えば国内通話も無料で利用できるため、データ通信量だけでなく音声通話が多い人にもおすすめです。
povoでは、24時間限定でデータを無制限に利用できるトッピングを330円(税込)で販売しています。
特定のタイミングだけデータ通信の利用量が多くなるという人の場合には、povoの利用を検討するとよいでしょう。
mineoでは、通信速度ごとに異なる価格で無制限にデータ通信が利用可能なプランを提供しています。
通信速度が遅くてもよいので安く無制限に利用できるプランを利用したい場合には、mineoがおすすめです。
格安SIM大容量プランのメリット
格安SIMで大容量プランを利用するメリットは、次の3つです。
- 速度制限が発生しにくくなる
- 大手キャリアより安い価格で利用できる
- 自宅のWiFi環境を整える必要がなくなる可能性がある
それぞれ、詳しく解説します。
1.速度制限が発生しにくくなる
格安SIMに限らず、通信会社の料金プランは毎月決められたモバイルデータ通信の量を超過すると速度制限がかかり通信速度が遅くなります。
速度制限がかかってしまった場合、月が変わって速度制限が解除されるのを待つか、追加でデータ通信容量を購入しなければなりません。月が変わるまで我慢しようと思ったものの、不便に感じたことがあるという人も多いでしょう。
大容量プランを選んでおけば、速度制限が発生する可能性を下げられます。特に、無制限プランを選んだ場合には速度制限を気にせず利用できるため、非常に快適だと感じる人も多いでしょう。
毎月速度制限に悩んでいる、追加の通信容量を購入しているという場合には、大容量プランの利用を検討してみてください。
2.大手キャリアより安い価格で利用できる
大手キャリアの中にも大容量のプランを用意しているケースはありますが、格安SIMを利用した場合、大手キャリアよりも安い価格で利用できます。
特別に大手キャリアにこだわる理由がないのであれば、大容量プランを契約する場合には格安SIMの利用を検討してみるとよいでしょう。
3.自宅のWiFi環境を整える必要がなくなる可能性がある
大容量プランを契約した場合、自宅のWiFiを契約しなくてもインターネットを問題なく利用できる可能性があります。
テザリングを利用すれば、スマホを経由して他の端末もインターネットに接続可能です。パソコンなどスマホ以外の端末をあまり使わない人であれば、テザリングだけで問題なく利用できるケースもあるでしょう。
ただし、使い方や大容量プランの価格によってはWiFiを導入した方が安く済む場合もあります。
大容量プランを契約する場合には、自宅でWiFiを導入するのと比べてどちらがやすいか確認しておきましょう。
格安SIM大容量プランのデメリット・注意点
格安SIMで大容量プランを使う場合のデメリット・注意点は、次の通りです。
- 時間帯によっては通信速度が遅くなる場合がある
- 店舗でのサポートを受けられない場合がある
- 大容量プランを用意しているブランドが少ない
それぞれ、詳しく解説します。
1.時間帯によっては通信速度が遅くなる場合がある
格安SIMは、大手キャリアの回線を借りて運用しています。
多くの人が回線を使うと混雑するため、通信速度が遅くなってしまうのです。特に、昼休みの時間帯や夕方から夜の時間帯にかけては回線が混雑しやすい傾向にあります。
通信速度を求める場合には、口コミなどを事前に確認しておいた方がよいでしょう。
2.店舗でのサポートを受けられない場合がある
格安SIMの中には、手続きやサポートの対応をオンラインのみとすることで価格を抑えているブランドもあります。そのため、店舗でサポートを受けられないブランドも少なくありません。
店舗でのサポートを利用したい場合には、必ず事前に店舗での対応を行っているか確認しておきましょう。
3.大容量プランを用意しているブランドが少ない
格安SIMにはさまざまなブランドがありますが、実は大容量プランを用意しているブランドはあまり多くありません。
また、あまりチェックせずに選んでしまうと、自分に適した容量のプランがないということも考えられます。格安SIMを選ぶ時には、自分の使い方に合ったプランがあるかどうか必ず確認してください。
格安SIM大容量プランがおすすめな人
格安SIMの大容量プランは、誰にでもおすすめできるわけではありません。
ここでは、格安SIMの大容量プランがおすすめな人、おすすめしない人をそれぞれ紹介します。
1.おすすめな人
格安SIMの大容量プランがおすすめなのは、次のような人です。
- 安く大容量のプランを契約したい人
- 自宅でインターネットを利用する時間が短い人
格安SIMの大容量プランは、大手キャリアに比べて安価に利用できます。そのため、安く大容量のプランを契約したい人におすすめです。
また、自宅でインターネットを利用する時間が短い人であれば、使い方によってはWiFiを契約するよりも格安SIMの大容量プランを利用した方が安く済む可能性があります。
2.おすすめしない人
格安SIMの大容量プランをおすすめできないのは、次のような人です。
- 通信速度にこだわりたい人
- 自宅でインターネットを利用する時間が長い人
格安SIMは、大手のキャリアに比べると通信速度が遅くなりがちです。通信速度にこだわりたいのであれば、大手キャリアを選んだ方がよいでしょう。
また、自宅でインターネットを利用する時間が長い人の場合、光回線を利用する方が料金が安く通信速度も速い可能性があります。
特に家族がいる場合には、複数人が大容量プランを契約するよりも、自宅でWiFiを利用した方がトータルで安くなる可能性が高いため、検討してみてください。
格安SIM大容量プランのお得な使い方
格安SIMの大容量プランをお得に利用するには、次のような方法があります。
- ギガフリーを活用する
- 低速モードに切り替えながら使う
- デュアルSIMにして用途ごとに使い分ける
- モバイルルーターに挿して使う
それぞれ、詳しく解説します。
1.ギガフリーを活用する
格安SIMでは、ブランドによってギガフリーのサービスを用意している場合があります。
例えば、LINEMOではLINEをギガフリーで活用できます。
ギガフリーを上手に活用すれば、使用するデータ通信量を削減できるため、速度制限にかかる可能性が低くなり、翌月に繰り越せるデータ通信量が多くなる可能性があるのです。
自分がよく使っているサービスをギガフリーで利用できる格安SIMブランドがあれば、活用を検討してみましょう。
2.低速モードに切り替えながら使う
格安SIMの中には、低速モードへの切り替えが可能なブランドもあります。
低速モードを利用する場合、通信速度が遅くなる代わりに高速データ通信容量を消費せずに通信できます。
そのため、高速な通信が不要な場合には低速モードに切り替えておけば、データ通信量を節約しながら利用できるのです。ただし、すべての格安SIMで低速モードへの切り替えが可能なわけではありません。
低速モードへの切り替えをしたい場合には、切り替えに対応している格安SIMブランドを選んでください。
3.デュアルSIMにして用途ごとに使い分ける
デュアルSIMにして用途ごとに使い分けるのもひとつの方法です。
例えば、大容量プランを契約していても旅行がある月はデータ通信容量が足りなくなってしまうという場合には、povoの24時間使い放題と合わせて使うとよいでしょう。
また、ギガフリーのサービスを行っている格安SIMを2種類契約し、使うブランドを切り替えながらできるだけギガフリーで利用できるよう工夫する方法もあります。
大容量プランを他のプランと合わせて使うことで、さらにお得に利用できるでしょう。
4.モバイルルーターに挿して使う
格安SIMをスマホに挿して使うのではなく、モバイルルーターに挿して使う方法もあります。モバイルルーターに挿した場合、WiFiとして複数端末を同時に接続して利用可能です。
例えば、パソコンとスマホ、タブレット端末を同時に使うこともできます。
複数の端末でインターネットを利用したい場合には、モバイルルーターに挿して使う方法も検討してみるとよいでしょう。
格安SIM大容量プランに関するQ&A
格安SIMの大容量プランに関するよくある質問を集めました。気になる項目があればぜひチェックしておきましょう。
Q.格安SIMで容量を超えたらどうなる?
格安SIMでデータ通信容量を超えた場合、通信速度が遅くなります。
どの程度まで遅くなるかはブランドによって異なるため、気になる人は契約前にチェックしておくとよいでしょう。
Q.格安SIMの100GBは1ヶ月でどのくらい使える?
格安SIMの100GBで使える目安は、次の通りです。
Webページ閲覧 (ニュースサイトの場合) | 約34万ページ |
---|---|
メール | 約20万通 |
動画再生(中画質) | 約200時間 |
音楽ストリーミング | 約2000時間 |
SNS | 100〜400時間 |
Web会議 | 約160時間 |
自分の使い方をチェックし、上記の範囲内で収まっているか確認してみてください。
Q.格安SIMの無制限プランと100GBはどちらがおすすめ?
格安SIMの無制限プランと100GBのプランを比べた場合、おすすめなのは無制限プランです。
楽天モバイルでは高速データ通信の無制限プランを月額3,278円(税込)で提供しています。
多くの100GBプランは楽天モバイルの無制限プランよりも価格が高いため、特別な理由がなければ楽天モバイルの無制限プランを選ぶのがおすすめです。
無制限プランであれば、使用量の超過も気にせずに利用できます。
Q.大手キャリアと格安SIMの大容量プランではどちらがおすすめ?
大手キャリアと格安SIMの大容量プランには、次のような違いがあります。
大手キャリア | 格安SIM | |
---|---|---|
料金 | 高い | 安い |
通信速度 | 速い | 遅い場合がある |
店舗でのサポート | 利用可能 | 実施していない場合がある |
支払い方法 | 口座振替を利用可能 | クレジットカードが中心 |
上記の特徴を参考に、自分に合っているのはどちらか考えてみてください。
格安SIMの大容量プランまとめ
この記事のまとめ
- 大容量の格安SIMは自分に合うプランを見つけるのが重要
- 使用できる回線の種類はブランドによって異なる
- 使い方によっては自宅のWiFiが不要になる場合も
大容量の格安SIMを提供しているブランドは多くあります。ブランドによってサービスや料金が異なるため、自分に合うブランドを選びましょう。
また、使用できる回線の種類はブランドによって異なります。使用したい回線や避けたい回線がある場合には、契約前に確認しておくと安心です。
大容量の格安SIMを利用する場合、使い方によっては自宅のWiFiが不要になる場合もあります。
この記事を参考に、自分に合う格安SIMの大容量プランを探してみてください。