ワイモバイルでSIMロック解除はできる?解除の手順や注意点を解説

ワイモバイルでSIMロック解除を行うときの条件や注意点を解説しています。また、SIMロック解除できないときの対処法も解説しています。手続き方法や手続きにかかる費用も紹介しているので、ワイモバイルでSIMロック解除を検討している人は参考にしてください。
この記事の目次
SIMロック解除ができると、ほかの格安SIMで使用中のスマホがそのまま使えます。
誰でも簡単にできる手続きですが、細かな条件があるので事前に確認してスムーズに手続きできるように備えましょう。
ここではワイモバイルでSIMロック解除ができるかの確認方法や手続き方法、注意点などを解説しています。
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ワイモバイルのSIMロック解除の条件
ワイモバイルでは条件を確認して満たしているとSIMロックを解除できます。どのような条件なのか詳しく解説します。
SIMロック解除の対応機種であること
古い機種だとSIMロックの解除するための機能が搭載されていないため解除ができません。SIMロックの解除をする機能が搭載されている機種が解除の対象機種です。
ワイモバイルで手続きできるのは2015年5月以降に販売された機種です。
iPhoneであればiPhone 6S以降が対象です。このように端末に搭載されている機能や発売時期によっては解除が行えないので注意しましょう。
いつ購入したかわからない場合は、ワイモバイルのショップやチャットサポートで確認できます。
ワイモバイル使用料の支払いを滞納していないこと
SIMロック解除は、月々の利用料金の支払いを滞りなく支払っていないと行えません。料金の滞納があり、ネットワークの利用が制限されている場合には、SIMロック解除は行えません。
また、端末を購入のときに一括割引やキャンペーンを利用して購入している場合には、購入後に一定期間がすぎないと解除ができないので注意しましょう。
購入日もしくは解約日の条件を満たしていること
機種代金の支払いを分割払いにしてクレジットカードで支払っている人は、購入日当日から100日目になると解除の申し込みができます。
なお、クレジットカード以外で支払っている人は、SIMロック解除には以下のいずれかの条件を満たす必要があります。
- 機種代金の分割払いの残額を一括精算済
- 前回、SIMロック解除をしてから101日を経過していること
- 同一契約者が所有する他の機種のSIMロック解除から101日を経過していること
機種代金を一括で支払った場合には、購入日当日からSIMロック解除ができます。
▼ワイモバイルの解約方法・条件についてはこちらの記事で解説しています。
ワイモバイルでSIMフリー端末を購入した場合は不要
ワイモバイルではSIMフリー端末が販売されています。SIMフリーの端末は、初めからワイモバイルによるロックがかけられていないので、どこの通信会社でも利用できます。
現在、ワイモバイルで販売されているSIMフリーの端末は以下の2種類です。
- HUAWEI P30
- HUAWEI nova lite 3
SIMフリー端末を購入した場合は、SIMロック解除手続きの必要なくほかの格安SIMでそのままスマホが使用できます。
ワイモバイル端末をSIMロック解除する方法は2つ
My Y!mobileで手続きする方法とワイモバイルショップで手続きする方法があります。
ここでは解除の手続き方法を見てみましょう。


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My Y!mobileで手続き
ワイモバイルは契約中の人であれば、会員サイトのMy Y!mobileから簡単に手続きができます。
スマホやパソコンを使えば、自宅にいて手続きできるので店舗まで出向く手間もなく、手数料がかからないのでおすすめです。
事前にSIMロック解除ができる条件を満たしているかなどの確認や、製造番号を調べて入力する必要はあります。しかし、店舗まで行く時間がない人や、費用を抑えて手続きしたい人におすすめの方法です。
ワイモバイルショップで手続き
手続きはワイモバイル取扱店でもMy Y!mobile行えます。解除の条件を満たしているかわからなかったり、手続きに不安がある人は店舗での手続きがおすすめです。
店舗でなら必要書類とスマホ本体を持参するだけで、スタッフに手続きを行ってもらえます。
しかし、店舗での手続きには事務手数料が発生します。店舗の営業時間内にしか手続きができなかったり、待ち時間が発生したりするデメリットがあるため、なるべくWeb上で済ませることがおすすめです。
ワイモバイルのSIMロック解除の手順|iPhone/Android
My Y!mobileからオンラインで手続きする方法を紹介します。手続きにはIMEI番号が必要なので、手続きをする前に確認しましょう。
IMEI番号はスマホの電話番号入力画面で「*#06#」と入力すると表示されます。
- My Y!mobileにログイン
- 「契約確認変更」をタップ
- 「もっとみる」をタップ
- 関連メニューの中にある「SIMロック解除の手続き」をタップ
- 注意事項を確認し、「IMEI番号」を入力
- 「次へ」をタップ
- 「解除手続きする」をタップ
- 手続き受付完了と表示され、解除コードが発行される
解除コードが発行されるのは、Android端末の解除のときのみです。
Android端末は電源をオフにして、新しいSIMに差し替えましょう。その後、電源をオンにして解除コードを入力すれば完了です。
▼My Y!Mobileのログイン方法については以下記事で詳しく解説しています。
iPhoneは解除コードの入力は必要ないので発行されません。解除手続き後にSIMカードの差し替えを行えば、解除が完了できます。
解除手続き後に以下の流れでSIMカードの差し替えを行ってください。
- 電源をオフにする
- SIMカードを新しいものに差し替える
- 電源をオンにする
- ロック画面で「アクティベーションが必要です」と表示されたら「了解」をタップ
- ホームボタンをタップ
- 接続するネットワークをタップ
- インターネットに接続後、アクティベーションが開始される
- SIMロックが解除される
- iPhoneが起動したらSIMロック解除完了
ワイモバイルのSIMロック解除ができているか確かめる方法
ワイモバイルではSIMロック解除が必要ないSIMフリーの端末も販売しています。購入のときにSIMフリーの端末を購入している場合は、SIMロック解除は必要ありません。
SIMロックの状況はワイモバイルショップやチャットサポートから確認できます。
チャットサポートの場合は自宅でSIMロックの状況を確認できます。チャットサポートは24時間受け付けで、オペレータによる受け付けは午前9時から午後8時までです。
▼SIMロックが解除されているか確認する方法を知りたい方はこちらの記事をご一読ください。
ワイモバイルでSIMロック解除ができないときの対処法
SIMロック解除の条件に合っている場合でも解除ができないことがあります。ここでは、なぜSIMロック解除ができないのかや、解除できないときの対処法を解説します。
一括購入割引など一部キャンペーン・割引を利用していないか確認
ワイモバイルでは、機種代金の支払いが終わっている端末はSIMロック解除が行えます。しかし、端末代金の支払いを終えていてもSIMロック解除ができない場合があります。
一括販売特典や一括購入割引などのキャンペーンや割引を利用して端末を購入している場合には、支払いが完了していても解除手続きの対象外です。
そのほかの継続利用が条件にある端末代金を割り引くキャンペーンも該当します。
このようにキャンペーンを利用して端末を購入している場合には、即時SIMロック解除ができないので注意しましょう。
自力でやらずワイモバイルショップでSIMロック解除してもらう
スタッフが解除できない理由を調べてくれます。そのため、自分で手続きを試みてみたものの、うまくできなかったり、理由がわからないときはワイモバイルショップで手続きするとよいでしょう。
ただし、店舗で手続きを行う場合には、事務手数料3,300円(税込)がかかります。
ワイモバイルのSIMロック解除の注意点
SIMロック解除の際には解除の方法などを理解して自身で行う必要があります。解除後の問題を避けるためにも、注意点を確認してから解除の手続きを行いましょう。
SIMロック解除後は元に戻せない
SIMロック解除は、一度解除してしまうと再度ロックはできません。
ロックを解除する際に支払った手数料の返金を受けたり、SIMロック解除がかかった状態に戻せないので、SIMロックを解除する前には解除が必要かどうかや解除の方法をしっかりと確認しましょう。
動作保証されていない
条件さえ満たせば誰でも簡単に解除の手続きが行えます。解除された端末であれば選べる格安SIMの幅が広がり、より費用が安い格安SIMに乗り換えられてスマホ代の節約になります。
しかし、解除の手続き後に行うSIMの差し替えは、自身で行う必要があります。SIMは薄く無理に差し込んだりすると破損の恐れがあります。
SIMが破損したり、キズがついたりしてスマホに不具合が起きても、動作保証はされていないのでSIMの取り扱いは慎重に行いましょう。
SIMロック解除後の中古端末使用に注意する
中古でスマホを購入するときには端末の見極めが必要です。中古で売られている端末には、支払いを滞納してネットワークの利用制限がかけられた端末も売られています。
中には盗難にあった端末が売られている場合もあります。このような端末を購入してしまうと、SIMを差し替えても通信や通話ができない場合があります。
中古でSIMフリーの端末を購入する場合には、表示されているIMEI番号でネットワーク利用制限がかけられていないかを確認してから購入するようにしましょう。
▼ほかにも不明点がある場合はワイモバイルに問い合わせてみましょう。以下記事ではワイモバイルの問い合わせ先・問い合わせ方法についてまとめています。
ワイモバイルからの乗り換えにおすすめの格安SIM
乗り換えるときにおすすめの格安SIMを紹介します。月額料金や特徴を見ながら自分に合った格安SIMを選びましょう。
UQモバイル

通信速度を重視するなら、MMD研究所の2020年3月の格安SIM・格安スマホ通信速度調査でも1位となったUQモバイルがおすすめです。安定した通信速度でスマホが利用できます。
スマホの料金も3GBのプランでは、2,000円を切る安さで月々利用できます。家族と一緒にUQモバイルに乗り換えると、UQ家族割を適用してさらに月額料金が550円(税込)割引されます。
また、通信速度を必要としないときにはアプリで簡単に節約モードに設定できて、この節約モードに設定するとSNSなどがデータ消費ゼロで使用できてお得にスマホが使えます。
UQモバイルの料金プラン
プラン名 | 容量 | 料金(税込) |
---|---|---|
トクトクプラン | 1GB | 990円(※) |
15GB | 2,178円(※) | |
コミコミプラン | 20GB+10分以内の通話 | 3,278円 |
ミニミニプラン | 4GB | 1,078円(※) |
BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルでは、手頃な料金で使える1GBのプランから30GBの大容量プランまで用意されています。
家族でBIGLOBEモバイルを利用する場合には、家族会員になると毎月の料金が2回線目から220円(税込)割引されます。
また、大容量プランを選んでシェアSIMを契約するとデータ容量を家族で分け合ってお得にスマホが利用できます。
人気のエンタメフリー・オプションでは、You Tubeなどの対象の動画配信サービスや音楽、書籍のサービスをデータ消費ゼロで楽しめます。
BIGLOBEモバイルの料金プラン
音声通話SIM | 月額料金(タイプA・タイプD) |
---|---|
1GB | 1,078円 |
3GB | 1,320円 |
6GB | 1,870円 |
12GB | 3,740円 |
20GB | 5,720円 |
30GB | 8,195円 |
データSIM | SMS付き(タイプA・タイプD) | SMSなし(タイプD) |
---|---|---|
3GB | 1,122円 | 990円 |
6GB | 1,727円 | 1,595円 |
12GB | 3,102円 | 2,970円 |
20GB | 5,082円 | 4,950円 |
30GB | 7,557円 | 7,425円 |
楽天モバイル

楽天モバイルは格安SIMとしてのサービスの受け付けを終了し、キャリアとして現在は契約を行っています。
楽天モバイルの料金プランは1種類のみです。2020年4月に始まった楽天回線エリアのサービスとパートナーエリア(au回線エリア)を利用してサービスの提供を行っています。
楽天回線エリアでは、データ容量の制限なく無制限で利用できます。ただし、エリア外のパートナーエリアでのデータ容量には制限があり5GBまでです。また、海外でも2GBまで利用できます。
Rakuten Linkアプリを使用して、国内通話を行う場合には通話料は発生しません。
現在、1年間のプラン料金が無料になるキャンペーンが行われています。スマホを使うエリアが楽天回線のエリア内であれば、通信データ容量を気にすることなくスマホがお得に使えます。
楽天モバイルの料金プラン
【Rakuten 最強プラン】 | ||
---|---|---|
月額料金/データ容量 | ~3GB未満 | 1,078円 |
3GB~20GB未満 | 2,178円 | |
20GB | 3,278円 |
ワイモバイルのSIMロック解除は条件を満たしているか確認しよう
SIMフリーの端末であれば気軽に格安SIMに乗り換えができます。ワイモバイルでも条件さえクリアしていると、SIMロック解除ができて他社で使用できるようになります。
しかし、端末代金を分割払いにしていたり、割引キャンペーンなどを利用して購入していたりする場合には、SIMロック解除購入から101日目以降という条件があります。
このように使用中のスマホのSIMロック解除を行ってすぐに乗り換えできないことがあります。手続きをスムーズに行うためにも、事前に条件や手続き方法を確認して手続きを行いましょう。
また、SIMロック解除の必要がない端末を購入することもおすすめです。