SIMフリーiPhoneを安く買う方法【キャリア購入は実は損】|どこで購入が最安?中古がお得?

iPhoneのSIMフリー版を安く買う方法を解説!最新のiPhoneはApple Storeでも購入できますが、価格が高いのがデメリットです。中古端末や格安SIMセットを活用して、お得にSIMフリー版を手に入れましょう!おすすめのサービスも紹介するので、格安SIMとセット購入を考えている人は参考にしてください。
この記事の目次
Apple Storeで購入できるSIMフリー版のiPhoneですが、直接ストアで買うのは安心ですが、価格が高いのは気になるところです。
そこで、この記事では中古端末や格安SIMとのセット販売を利用してSIMフリーのiPhoneをなるべく安く買う方法を解説していきます。
SIMフリーiPhoneとは?
SIMフリーiPhoneを安く買う方法をご紹介する前に、簡単にSIMフリーiPhoneについてご説明します。
iPhoneに限らず、ドコモ・au・ソフトバンクで購入したスマホには「SIMロック」というものがかかっています。SIMロックとは、特定のキャリアでしか通信できないようにするためのロックです。
例えば、ドコモのSIMロックがかかったiPhoneはドコモでしか、auのSIMロックがかかったものはauでしか使えません。SIMロックは手続きを踏めば解除することができ、SIMロックが解除されたものをSIMフリー端末と呼びます。
また、Appleストアのように元々SIMロックがかかっていない状態で販売されているものも、SIMフリーと呼ばれます。まとめると、SIMフリーiPhoneには以下の2つがあるということです。
- SIMロックを解除したiPhone
- 元々SIMロックがかかっていないiPhone
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SIMフリーiPhoneをApple Storeで安く買う方法
SIMフリー版のiPhoneを購入する方法はたくさんありますが、どの方法で買うと一番安いのでしょうか?まずはiPhoneを開発している大元のApple公式サイト「Apple Store」から手に入れる方法を確認してみましょう。
Apple Storeで新品のSIMフリー版iPhoneを買う
出典:Apple
- メリット:公式ストアからの購入なので一番信頼できる
- デメリット:公式ストアのため正規価格となる
Apple StoreはAppleが展開する公式ストアで、こちらでSIMフリーのiPhoneが正規販売されています。日本では主要都市にいくつか実店舗があり、公式ウェブサイトやアプリからでもApple製品やアクセサリー類を購入できます。
Apple Storeは正規ストアとなるため、最も信頼できる購入方法です。ただし正規価格なので、キャンペーンや値下げがない限り、当然価格は高い傾向にあります。
新品iPhoneの販売は少し古い機種だと終了している場合もあるので、Apple StoreでiPhoneを購入するメリットとしては「比較的新しめのSIMフリー版iPhoneを買う」ときや「発売直後に最新のiPhoneを買う」ときなどに向いています。価格面でのメリットはほとんどありません。
Apple Storeで「Apple認定整備済製品」を買う(海外のみ)
出典:Apple
- メリット:完全な新品よりも少し安く買える
- デメリット:日本のApple Storeで取り扱いがない
同じくApple Storeから購入する方法ですが、その中でも「整備済製品」というカテゴリーが存在します。公式サイトではAppleの厳しい整備プロセスを経た「Apple認定整備済製品」として、稀に公式サイトで販売されていることがあります。
Apple認定整備済製品は新品ではありませんが、不具合のあったコンポーネントは純正のAppleコンポーネントに交換され、厳しい品質基準をクリア済。
マニュアルや新しい箱などを含め再梱包もされ、完全に機能する製品です。またAppleの1年間のハードウェア保証の対象となっているので、安心して使えるのも特長です。
たとえば、米国ストアではiPhone 7やiPhone 7 PlusをRefurbished(整備済)製品として販売開始しているのですが、現時点では残念ながら日本のApple Storeでは整備済みiPhoneの取り扱いはありません。
ただしiPadやMacは日本でも取り扱いがあるので、iPhoneに限らずApple製品を安く買いたいならチェックしておくといいでしょう。
iPhoneを値下げ前に買ってしまったときの裏ワザ
製品を受け取った日から14日以内にAppleが自社ブランドの製品価格の減額を行った場合、支払った金額と値下げ後の販売価格との差額の返金を求めることができます(ただし特別販売イベントなどの期間限定の値下げは対象外)。
購入直後に予期せぬ値引きがあったときには、差額分の返金について覚えておくと便利です。
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SIMフリーiPhoneを中古店で安く買う方法
- メリット:中古のため価格が安い
- デメリット:製品状態やネットワーク利用制限などを自分で見極める必要がある
iPhoneのSIMフリー版を安く買うには中古のiPhoneを購入する方法もあります。価格は販売されている中古端末の状態によりけりですが、Apple Storeの新品価格よりは安いことがほとんどです。
安く買える反面、中古製品なので製品の状態には気をつけておきましょう。中には未開封の新品同様品や、開封のみの未使用品など良い状態のものもありますが、逆に状態が悪く、安値が付いている商品もみかけます。
またdocomoやauなどのキャリアで販売された製品の場合、状態が良くても「ネットワーク利用制限」が「▲」や「×」のいわゆる赤ロムになっている可能性もあるので、それらの情報を店頭やウェブサイト上で確認し、自分で判断して買わなければいけません。
ネットワーク利用制限の状態は、販売されたキャリアの公式サイトで製造番号(IMEI)から調べられます。▲となる場合も問題なく利用はできますが、まだ分割支払いが終わっていない端末。
もし、元の利用者の支払いが途中で滞ると▲から×に変わる場合があります。元の購入者による機種代金の未払いがあったり、盗難や紛失として登録されている端末は×となり、利用できません。
中古端末の販売ストアによっては赤ロム保証(ネットワーク利用制限の対象となった場合に販売ストア側で何らかの対応をしてくれる)などを行っているお店も多いので、販売店もよく比較しておくべきです。
ここからは、SIMフリーiPhoneを安く買うのにおすすめの中古点をご紹介していきます。
イオシス
出典:イオシス
SIMフリーiPhoneの品揃えが豊富な中古買取・販売店です。販売されているiPhoneの多くが中古品ですが、価格が下がった未使用品も豊富にあり、安くて綺麗なSIMフリーiPhoneが購入できます。
商品の状態ランクがパッと見でわかり、細かな条件指定ができるので、欲しいSIMフリーiPhoneの容量や色の指定が可能です。
もちろん、最新のiPhone 11シリーズも取り扱っているので、SIMフリーiPhoneを安く手に入れたい方はぜひチェックしてみましょう!
パソコン工房
出典:パソコン工房
名前の通り、iPhoneのみならずPCやPC周辺機器も扱う中古買取・販売店です。実際の商品写真が掲載されているので、本体の状態を確認して選ぶことができます。
また、毎月5のつく日と土日祝日は「中古の日」となっており、SIMフリーiPhoneがさらに値下げされます。少しでも安くSIMフリーiPhoneを購入したい方は、中古の日を狙って探してみてはいかがでしょうか。
ムスビー
出典:ムスビー
中古スマホの買取で有名なムスビーは、SIMフリーiPhoneの販売も行っています。
iPhoneのモデルごとに最安値が掲載されているので、値段を見ながら機種を決めたい方にとっては便利です。モデルごとに容量や重さ、カラー比較表も載っているため、モデルごとの違いも一目瞭然です。
取り扱い端末の種類も幅広く、初期のiPhone 3Gから最新のiPhone 11シリーズまで購入することができます。
▼SIMチェンジでは中古のiPhoneを購入する際の注意点やおすすめ型落ち機種をご紹介しています。ぜひご一読ください。
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格安SIMとセットでSIMフリーiPhoneを安く買う
「SIMフリーのiPhoneを格安SIMとセット申し込みして、安い月額料金で使う」という方法もあります。最近は格安SIMでも端末と格安SIMをセット販売しているサービスが多いので、これらを活用するというわけです。
格安SIMのセット販売を利用するメリットは、割引が適用される可能性があったり、SIMカードの月額料金が安いので毎月の通信費用を抑えて運用できる点です。ただし発売直後の最新iPhoneは取り扱っていることが少ないので、機種の選択肢は限定されてきます。
では、簡単にiPhoneを販売している格安SIMも紹介します。SIMロックありで販売されていることもあるので、端末の状態もしっかりチェックしておきましょう。
ワイモバイル

ワイモバイルはソフトバンク回線網を利用した格安SIMです。
注意しておきたいのは、ワイモバイルでセット販売されているiPhoneはSIMフリー版ではないこと。購入後、ワイモバイル以外のSIMカードで使いたい場合は、ワイモバイルショップやMy ワイモバイルからSIMロック解除手続きが必要です。
1年目の月額料金は2,178円(税込)/月からですが、「家族割引サービス」や「おうち割 光セット(A)」を適用すればさらに安く使うこともできます。
ワイモバイルの料金プラン
プラン | データ容量 | 料金 | 制限時速度 |
---|---|---|---|
シンプルS | 3GB | 2,178円 | 最大128kbps |
シンプルM | 15GB | 3,278円 | 最大1Mbps |
シンプルL | 25GB | 4,158円 | 最大1Mbps |
UQモバイル

UQモバイルはau回線網を利用した通信サービスです。UQモバイルのiPhoneはワイモバイル同様にSIMロックがかかった状態で販売されているので、他社のSIMカードで使う際にはSIMロック解除手続きが必要です。
UQモバイルの料金プラン
プラン名 | データ容量 | 月額料金 |
---|---|---|
くりこしプランS | 3GB | 1,628円 |
くりこしプランM | 15GB | 2,728円 |
くりこしプランL | 25GB | 3,828円 |
データ高速プラン | 3GB | 1,078円 |
データ無制限プラン | 無制限 | 2,178円 |
BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルで取り扱っているiPhoneは日本モデルですが、どちらもSIMロックがかかっています。SIMロック解除には対応しているので、他社でBIGLOBEモバイル版のiPhoneを使いたい場合はSIMロック解除を行ってSIMフリー化しましょう。
BIGLOBEモバイルの料金プラン
音声通話SIM | 月額料金(タイプA・タイプD) |
---|---|
1GB | 1,078円 |
3GB | 1,320円 |
6GB | 1,870円 |
12GB | 3,740円 |
20GB | 5,720円 |
30GB | 8,195円 |
データSIM | SMS付き(タイプA・タイプD) | SMSなし(タイプD) |
---|---|---|
3GB | 1,122円 | 990円 |
6GB | 1,727円 | 1,595円 |
12GB | 3,102円 | 2,970円 |
20GB | 5,082円 | 4,950円 |
30GB | 7,557円 | 7,425円 |
mineo

ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線3つの格安SIMを提供するマルチキャリアのmineoでは、海外版・国内版のSIMフリーiPhoneがセット販売されています。
海外版SIMフリー(CPO)は海外で販売されたSIMフリーiPhoneの整備済品、国内版SIMフリーiPhoneは過去在庫があったものに関しては新品で販売されていました。
選べる回線が3種類と多いので、それだけ選べるプランや使える機種の選択肢も豊富であることがmineoの特長です。
mineoの料金プラン
デュアルタイプ(データ通信のみ) | |||
---|---|---|---|
auプラン | ドコモプラン | ソフトバンクプラン | |
1GB | 1,298円(税込) | ||
5GB | 1,518円(税込) | ||
10GB | 1,958円(税込) | ||
20GB | 2,178円(税込) |
シングルタイプ(データ通信のみ) | |||
---|---|---|---|
auプラン | ドコモプラン | ソフトバンクプラン | |
1GB | 880円(税込) | ||
5GB | 1,265円(税込) | ||
10GB | 1,705円(税込) | ||
20GB | 1,925円(税込) |
OCN モバイル ONE

OCNモバイルONEでは、海外版のメーカー認定整備済iPhoneや中古iPhoneを販売しています。
中古のiPhoneはキャリア版やSIMフリー版、国内版や海外版など様々な機種が揃っています。公式ページから製品の写真や情報をチェックできるので、購入する場合はモデルや製品の状態をみておきましょう。
データ容量 | 音声SIM | SMS対応SIM | データSIM |
---|---|---|---|
500MB | 550円 | - | - |
1GB | 770円 | - | - |
3GB | 990円 | 990円 | 858円 |
6GB | 1,320円 | 1,320円 | 1,188円 |
10GB | 1,760円 | 1,760円 | 1,628円 |
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キャリア版iPhoneをSIMフリー化して、買わずに安く使う
すでにキャリア版のiPhoneを持っているなら、条件を満たせばSIMフリー化することができます。この方法を使えば新しいiPhoneは買わずにSIMフリー状態のiPhoneを手に入れることができるので、方法を確認しておきましょう。
SIMロック解除手続きをしてSIMフリー化する
docomo、au、SoftBankで購入したいわゆる「キャリア版」のiPhoneは、対象機種かつ条件を満たしていれば「SIMロック解除」の手続きを行えます。
SIMロック解除を行うと、他の通信キャリアSIMカードへの利用制限がなくなるので、ほぼSIMフリー版iPhoneと同じような状態で使えます。元々持っていたiPhoneをSIMフリー化する方法であれば、新たにSIMフリー版の端末を買う必要はないので、費用を安く抑えることができる点がメリットです。
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iPhoneのSIMフリー版を安く買おう!
iPhoneのSIMフリー版を安く買う方法をいくつか紹介しました。
SIMフリーのiPhoneは新品・最新モデルならApple Storeから手に入れる方法が手っ取り早いですが、「より安く買う」ということであれば、中古や格安SIMセットも検討しておきましょう!