【iPhone・Android別】SIMロックが解除されてるか確認する方法|解除手順と解除条件

SIMロック解除されているスマホかどうか確認する方法をまとめています。この記事では、iPhoneとAndroidのスマホの確認方法、キャリア別の解除方法と解除の条件について解説しています。解除をすることで得られるメリットも紹介しているので、SIMロック解除について知りたい人は必見です。
この記事の目次
手持ちのスマホのまま格安SIMや他社に乗り換えたいと思ったときなどに、「SIMロック解除」されているスマホかどうかの確認が必要です。
解除が必要なことまではわかったとしても、確認方法がわからずに困っている方もいるのではないでしょうか。
手持ちのスマホがiPhoneかAndroidかで確認方法が異なるため、少し複雑です。そこでこの記事では、SIMロック解除の確認方法をiPhoneとAndroidに分けてわかりやすく解説していきます。
確認方法のほか、キャリア別の解除の方法と条件、どのような場合に解除が必要かも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズが運営するサービスです。
SIMロック解除とは
キャリアで契約したときに付いているSIMカードを挿すと、電話やネットなどが使えるようになります。これはSIMロックがかかっている状態で、特定の携帯会社しか利用できません。
現在使っているスマホを他社に乗り換えても使いたい場合には、SIMロック解除が必要です。解除できれば、特定の携帯会社以外でも利用できるようになります。
ただし、同じ回線を使用したスマホに乗り換える場合は、解除をしなくても使えます。
SIMロック解除の方法と条件
SIMロック解除の方法と条件を紹介していきます。キャリアによって解除の方法は異なるため、項目に分けて解説していきます。
ドコモの解除方法と条件
ドコモの解除方法は、ドコモオンライン手続き、ドコモインフォメーションセンターへ電話、ドコモショップの3通りです。ただし、一部の端末はドコモショップでしか手続きができません。
ドコモショップでしか手続きできない端末もいくつかあります。
- 2011年4月~2015年4月に発売された携帯電話機およびドコモケータイ
- どこもらくらくホン
- 一部を除くドコモキッズ・ジュニア
- データ通信製品
また、解除の条件は下記の通りです。
- ネットワーク利用制限がかかっていないこと
- おまかせロックがかかっていないこと
- 購入より100日経過していること
- すでに解約している場合は、解約した日より100日以内であること
なお、次の条件にあてはまる場合は購入より100日以内でも解除できます。
- 過去にSIMロック解除をした受付日から100日経過している
- 端末料金を清算済み
- 携帯電話料金の支払いクレジットカード払いにしている
条件を満たしていたら、解除の手続きを進めましょう。オンライン手続きと電話での手続きは無料ですが、ドコモショップでの手続きは3,300円(税込)かかります。
手続きをする前に、以下のいずれかの方法で端末のIMEI番号を確認しておきます。
- 電話番号発信画面で「*#06#」を入力
- iPhone:「設定」から「一般」を開き「情報」で確認
- Android:「設定」から「端末情報」で「端末の状態」を確認
ドコモオンライン手続き
ドコモの回線からの手続きは「ネットワーク暗証番号」が必要です。また、ドコモのケータイ回線以外からの手続きでは「dアカウント」が必要です。
【手順】
- My docomoにアクセス
- 「ドコモオンライン手続き」を押す
- 「SIMロック解除」を押す
- 「お手続きへ」を押す
- IDとパスワードを入力して「次へ」を押す
- IMEI番号を入力して「次へ」を押す
- 注意事項などを確認
- 「手続きを完了する」を押す
ドコモショップ
ドコモショップでは1回の受付で2台まで対応してくれます。その際、本人確認書類と手数料の3,300円(税込)がかかります。
自分で解除するのが不安な場合は、ドコモショップを利用するとよいでしょう。
ドコモインフォメーションセンターへ電話
SIMロックの解除は電話でも可能です。電話番号はドコモの携帯か一般電話かによっても異なり、受付時間は09:00~20:00になります。
ドコモの携帯電話から | 一般電話から |
---|---|
「151」(無料) | 「ドコモ インフォメーションセンター」0120-800-000 |
ソフトバンクの解除方法と条件
ソフトバンクでは、My SoftBank、ソフトバンクショップで解除の手続きが可能です。My SoftBankの手続きは無料ですが、ソフトバンクショップで手続きする場合は3,300円(税込)の手数料がかかります。
解除条件下記の通りです。
- 端末購入より101日以降であること
- ネットワーク利用制限がかかっていないこと
- 端末が故障中でないこと
- 安心遠隔ロック中でないこと
- ソフトバンクの回線を解約している場合解約後90日以内であること
なお、次の場合は端末購入より100日以内でも解除できます。
- 端末の料金を清算済みの場合
- 一部キャンペーン利用時を除き、端末を一括購入した場合
- 2017年12月1日以降にSIMロック解除したことがある回線で、受付から101日以上経過しているまたはSIMロック解除機種が2015年5月以降に発売している
端末のIMEI番号を確認したら、以下の方法で手続きをしましょう。
My SoftBankでの手続き
My SoftBankで手続きを行う際、iPhoneとAndroidで手続方法が異なります。
【iPhoneの場合】
- My SoftBankにアクセス
- 電話番号とパスワードを入力してログイン
- IMEI番号を入力し「次へ」を押す
- SIMロック解除完了後、電源をオフ
- 他社のSIMカードを挿入して、電源をオン
- ロック画面に「アクティベーションが必要です」と表示されたらスライドしてロックを解除
- WiFi接続など、ネットワークを選択して完了
【Androidの場合】
- My SoftBankにアクセス
- 電話番号とパスワードを入力してログイン
- IMEI番号を入力し「次へ」を押す
- 「解除キーを発行する」を選択
- 解除キーをメモしておく
- SIMロック解除後、電源をオフ
- 他社のSIMカードを挿入し電源をオン
- 「無効なSIMカードです」と表示されたら自動で「7」に切り替わるのを待つ
- 解除キーを入力
- 「ロック解除」を選択して完了
ソフトバンクショップ
ソフトバンクショップでSIMロック解除を行う際、本人確認書類と手数料の3,300円(税込)がかかります。自分で解除するのが不安な場合は、ソフトバンクショップで行うのがおすすめです。


どのくらいおトクなの?
をもとに算出
プランをみつけよう
auの解除方法と条件
auでは、My au、もしくはauショップで解除の手続きが可能です。My auでの手続きは無料ですが、auショップでの解除には3,300円(税込)かかります。
解除の条件は下記の通りです。
- 2015年4月23日以降に発売された対応の機種であること
- ネットワーク利用制限中でないこと
- 購入より101日目以降であること
なお、次の場合は購入より100日以内でも解除可能です。
- 残債が無い
- 前回のSIMロック解除受付日より100日経過している
- 携帯電話料金の支払いクレジットカード払いにしている
端末のIMEI番号を確認したら、以下の方法で手続きをしましょう。
My auでの手続き方法
My auで手続きを行う場合、auの公式サイトにアクセスし、次の手順で行います。
- 「契約紹介手続き」から「各種手続き案内」→「SIMロック解除」→「SIMロック解除のお手続きはこちら」→「SIMロック解除が可能かどうか確認する」の順に進む
- IMEI番号を入力し「判定」を押す
- 〇判定が出たら「こちらからお手続き」を押す
- 電話番号と機種名を確認して「選択」を押す
- 契約時に設定した4桁の暗証番号を入力し「次へ」を押す
- 注意事項と解除理由などを確認
- 「この内容で申し込む」を押して完了
auショップ
ドコモ、ソフトバンクと同様に店舗でもSIMロック解除をしてもらうことができます。店舗での解除の場合は事務手数料3,300円(税込)と本人確認書類を持参しましょう。
非公式での解除方法はおすすめしない
ネットで検索をすると、公式サイトには記載されていない解除方法が紹介されていることがあります。しかし、非公式での解除方法はおすすめしません。
非公式な解除方法で解除した場合、端末が故障するなどのトラブルが起きる場合があります。また、保証もきかないのでリスクが大きいです。
リスクを負ってまで非公式な解除方法を試す必要はないので、この記事で紹介している公式な解除方法を行いましょう。
SIMロックが解除できているか確認する方法
ドコモ、ソフトバンク、auの場合は、ショップに問い合わせる方法もあります。ショップで確認する場合は、本人確認書類とスマホ本体を持っていきましょう。
なお、ショップに足を運ばなくても、自分で確認も可能です。iPhoneとAndroidでは確認方法が異なるため、それぞれの方法を紹介します。
iPhoneでの確認方法
iPhoneの場合は、「Apple Store」で確認するか、「他の回線のSIMカードを挿して確認」の2通りです。
【Apple Storeで確認】
- iPhoneのバックアップをとる
- すべてのデータや設定を消去して初期化
- iTunesからiPhoneを復元して初期設定する
- 「iPhoneのSIMロックが解除されました」と表示されたら確認完了
【他の回線のSIMカードを挿して確認】
- スマホの電源をオフ
- 他の回線のSIMカードを挿す
- 電源をオン
- 再起動をして問題なく使えたら確認完了
Androidでの確認方法
Androidの場合、「設定画面から確認」か「他の回線のSIMカードを挿して確認」の2通りです。例外として、Galaxy S9などの一部の機種は、本体起動時のロック画面でSIMロックの状態が確認できます。
【設定画面から確認】
- 「設定」から「端末情報」を押す
- ステータスが「許可」か確認
【他の回線のSIMカードを挿して確認】
- スマホの電源をオフ
- 他の回線のSIMカードを挿す
- 電源をオン
- 再起動をして問題なく使えたら確認完了
SIMロック解除が必要なケース
「乗り換える予定がある」「海外に行く予定がある」「買い替えるため不要になり、他人に譲る、売却する予定がある」人は、SIMロック解除の手続きをする必要があります。
使っているスマホのまま他社に乗り換えたい場合
ドコモ、ソフトバンク、auの回線を契約していて、格安SIMや他のキャリアに乗り換える場合は、SIMロック解除が必要です。
解除済みであれば、他の回線のSIMカードを挿すだけで利用できます。今すぐ乗り換える予定がなくても、解除しておけばいつでも好きなタイミングで乗り換えが可能です。
海外で現地のSIMカードを利用する場合
海外でルーターを借りずにSIMカードを挿して使いたい場合も、SIMロック解除が必要です。解除済みなら、現地のSIMカードを購入して挿し換えるだけでネットにつながります。
なお、海外でレンタルしているSIMカードもありますが、現地のSIMカードをレンタルもしくは購入する場所を探すのも大変です。そのため、現地で困らないように日本であらかじめ買っておくのもおすすめです。
SIMフリースマホにしたい場合
SIMフリースマホにすれば、他人に譲ることができます。SIMロックがかかった状態のスマホは、譲った相手の携帯電話会社が違うとSIMカードを挿し換えて使うことができません。
また、SIMフリースマホにすることで売却価格が上がるメリットもあります。ロックがかかっているスマホは携帯電話会社が制限されてしまうため、価値が下がり大幅に値下がります。
一方でSIMフリースマホであれば需要が高くなるため、売却価格が上がります。
SIMロック解除や確認は簡単にできる
手持ちのスマホが「SIMロックがかかっている」か確認するには、店舗で確認する方法、自分で確認する方法などがあります。
店舗に行って確認すると手数料や足を運ぶ手間がかかりますが、自分で確認する場合は無料です。確認してロックがかかっている状態だとわかったら、解除の手続きをしましょう。
解除がされている状態のSIMフリースマホは、様々なメリットがあります。
例えば、「手持ちのスマホを使ったまま格安SIMや他社に乗り換えができる」「他人に譲ることができる」「高く売れる」「海外でも使える」などです。
手続きはオンラインや店舗どちらでもできるので、簡単な方法を選びましょう。