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月3GBのおすすめ格安SIMを徹底比較!最安値や選び方などを解説

更新日:2025.09.02

本記事では、3GB程度の低容量プランがあるおすすめの格安SIM・キャリアを紹介します。月3GBで使える量の目安や選び方、注意点も解説。自分にとって3GBプランが適しているかもわかるので、スマホ通信費を節約したいならぜひ参考にしてください。

「月3GBならどのくらい使える?」「月3GBのおすすめの格安SIMは?」とスマホ通信費の節約のために低容量プランに対して興味を持っている方は多いのではないでしょうか。

3GBの格安SIMは月額1,000円以下でも使用できることから、データ容量をあまり使わない方や毎月の携帯料金を抑えたい方に人気があります。

しかし、月3GB程度のプランを提供している格安SIM・キャリアは多く、自分に合っているサービスを探すのは難しいですよね。

そこで、本記事では月3GBのプランを提供しているおすすめの格安SIMを厳選し、選び方のポイントや注意点を紹介します。

月3GBでできることの目安もまとめているので、ぜひ本記事を格安SIM選びの参考にしてください。

格安SIM 3GBどれくらい使える?

月3GBでどれくらいのサービスやアプリを利用できるのかを、下表にまとめました。あくまで目安のため、利用しているアプリや画質・音質の設定によって実際の消費量は前後します。

サービス・アプリ月3GBでできることの目安1日の目安
Webサイト閲覧
※1ページあたり300KB
約10,000ページ約300ページ
メール
※1通あたり500KB
約6,000通約200通
音楽ストリーミング
※1曲5分/標準音質(96kbit/秒)
約840曲約28曲
音楽ダウンロード
※1曲4MB
約750曲約25曲
動画再生
※標準画質(360p〜480p)
約6〜9時間12〜18分
ビデオ通話
※LINEの場合
約9時間約18分
地図アプリ約500時間約16時間
SNS(X・Twitter)
※画像投稿中心
約40時間約1時間20分
Instagram
※写真・動画混在
約20時間約40分
TikTok
※標準画質動画
約12〜15時間約25〜30分

月3GBあれば、Webサイトを毎日300ページ程度閲覧したり、音楽を1日約30曲ストリーミング再生する程度なら十分対応できます。ただし、動画視聴やInstagram・TikTokといった動画中心のSNSは消費量が大きいため、利用時間を工夫する必要があります。

特にビデオ通話や動画再生は通信量がかさみやすいため、WiFiをうまく併用することがポイントです。よく使うサービスのデータ量を把握しておくと、ギガの使い過ぎを防げます。

ここまでを読んで、自分には3GBは合わないかもと感じた方もいるでしょう。以下の記事では、失敗しない格安SIMの選び方を含め、目的別におすすめの格安SIMについて解説しています。格安SIM選びに迷ったらこちらの記事もチェックしましょう。

【最新】3GBでおすすめの格安SIM7選

3GBでおすすめの格安SIM7選

3GB程度の料金プランがあるおすすめの格安SIMは、次の7つです。各社で月額料金やサービス内容が異なるので、自分にとって使いやすいサービスを選びましょう。

データ容量使用回線平均通信速度独自サービス
楽天モバイル無制限(3GBまで:1,078円
20GBまで:2,178円
無制限:3,278円)
楽天(パートナー回線はau)下り速度:83.45Mbps
上り速度:24.46Mbps
・Rakuten Linkで国内通話無料
・楽天ポイント還元あり
LINEMO3GBまで:990円
20GB:2,728円
ソフトバンク下り速度:91.87Mbps
上り速度:14.07Mbps
・LINEアプリがギガフリー
UQモバイル5GBまで:1,628円(割引後)
5GB超~30GBまで:2,728円(割引後)
35GB:3,828円(割引後)
au下り速度:124.83Mbps
上り速度:16.73Mbps
・余ったデータくりこし可
povoトッピング制(3GB:990円/30日など)
1GB~360GB:210円~26,400円
au下り速度:121.99Mbps
上り速度:17.65Mbps
・基本料金0円で運用可
・データ使い放題24時間トッピング
IIJmio2GB~50GB:440円~3,900円
(音声SIM:850円~)
・ドコモ
・au
下り速度:52.31Mbps
上り速度:9.63Mbps
・eSIMプランあり
・端末セールが豊富
LIBMO3GB~30GB:858円~2,728円ドコモ下り速度:39.82Mbps
上り速度:9.59Mbps
・余ったデータを翌月くりこし
・オンライン接客サポート
HISモバイル100MB:280円~
3GB:770円
・ドコモ
・ソフトバンク
下り速度:44.16Mbps
上り速度:8.08Mbps
・通話料9円/30秒と安い
・旅行関連キャンペーンもあり

1.楽天モバイル|国内通話が無制限で無料

出典:楽天モバイル

おすすめポイント

  • 3GBまでなら月額1,078円(税込)で利用可能
  • Rakuten Linkを使えば国内通話が無制限で無料
  • キャンペーン・特典が豊富

楽天モバイルは、シンプルで無駄のない料金プランで、データ使用量が少ない人も多い人も使いやすいキャリアです。月額料金は毎月のデータ使用量によって変動し、3GBまでなら1,078円(税込)しかかかりません。

専用の電話アプリ「Rakuten Link」を使えば、国内通話が無制限で無料になるのも、楽天モバイルの強み。相手がRakuten Linkを使用していなくても無料で通話ができるので、通話料を節約したい人にもおすすめです。

キャンペーンも豊富で、条件によっては端末が1円で購入できたり、楽天市場で還元される楽天ポイントが最大+3倍になったりする特典が利用できます。活用すれば、貯まったポイントで楽天モバイルの支払いが可能です。

楽天サービスをよく利用する人や、通話料を含めたスマホ通信費をできる限り安く抑えたい人に向いている通信会社といえるでしょう。

容量料金
(税込)
家族割適用時
(税込)
0~3GB1,078円968円
3~20GB2,178円2,068円
20GB~無制限3,278円3,168円

※家族割は代表者の回線含めて最大20回線まで適用可能

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2.LINEMO|LINEをギガフリーで使える

LINEMO出典:LINEMO

おすすめポイント

  • 3GBが月額990円(税込)と安い
  • キャンペーン利用で、基本料金が最大6ヵ月間実質無料
  • LINEアプリがカウントフリー

LINEMOは、安定した通信品質のソフトバンク回線を使用できる格安ブランドです。低容量プランとして、データ容量3GBで月額990円(税込)のプランを提供しています。

LINEMOでは、他社からの乗り換えまたは新規契約で最大6ヵ月分の基本料金が戻ってくるキャンペーンを開催中です。

また、LINEMOユーザーはLINEアプリをギガの消費なく利用できる点も、LINEMOの大きなメリット。3GBのデータ容量を使い切った場合でも、LINEのトークやビデオ通話は、通信制限の影響を受けずに利用できます。

「月によって3GBを少し超える場合がある」という人も、LINEアプリで不自由なく友人や家族との連絡ができるでしょう。

(税込)LINEMO
ベストプラン
(従量制)
LINEMO
ベストプランV
データ容量3GBまで10GBまで30GB
月額料金990円2,090円2,970円
制限時速度10GB超~15GB→300kbps
15GB超→128kbps
30GB超~45GB
→1Mbps
45GB超→128kbps
※【LINEMOベストプランV】注意事項

※5分超過の国内通話料は従量制、一部対象外の通話あり
※時間帯により速度制御の場合あり
※オンライン専用
※表記は基本料金

【LINEMO】詳細はこちら

3.UQモバイル|ギガを消費しない節約モード利用可能

uq mobile出典:UQモバイル

おすすめポイント

  • 割引適用で5GBまでトクトクプラン2が月額1,628円(税込)
  • 節約モードでデータ通信量を抑えられる
  • 余ったデータは翌月にくりこし可能

UQモバイルは、高品質なau回線を安く使用できるサブブランドです。低容量向けに従量課金制のトクトクプラン2があり、自宅セット割・au PAY カードお支払い割を適用すると月額1,628円(税込)で利用できます。

トクトクプラン2の
割引
適用される割引額au PAY カード
お支払い割
割引後の
月額料金(税込)
ネット・でんきのセット割
(自宅セット割)
-1,100円-220円1,078円
家族セット割ー550円1,628円
~5GB利用時ー1,100円1,628円


自宅セット割は、対象の自宅のネット回線や電気サービスを利用している場合に、月額料金が永年1,100円(税込)安くなる割引です。対象サービスを利用していない場合でも、家族がUQモバイルを利用していれば、月額550円(税込)の割引も適用できます。

自宅セット割と家族セット割は併用できませんが、支払い方法にau PAYカードを設定すれば、さらに187円の割引が可能です。

余ったデータ容量は翌月に繰り越せるので、無駄なくデータ容量を使いたい人におすすめの通信会社といえるでしょう。

(税込)トクトクプラン2
(従量制)
コミコミプラン
バリュー
データ容量5GBまで5GB超~
30GBまで
35GB
基本料金2,948円4,048円3,828円
①自宅セット割
②家族セット割
-1,100円
-550円
-1,100円
-550円
-
③au PAY カードお支払い割-220円-220円-
割引後料金①+③適用で1,628円
②+③適用で2,178円
①+③適用で2,728円
②+③適用で3,278円

※自宅セット割と家族セット割の併用は不可
※自宅セット割は対象サービス1契約につき、UQモバイル回線合計10回線まで適用
※家族セット割はUQ mobile回線合計10回線まで適用。(家族がau回線を使用している場合はau回線とあわせて10回線まで)

【UQモバイル】詳細はこちら

4.povo|月額0円での運用が可能

povo2.0出典:povo

おすすめポイント

  • 3GB・30日間のトッピングが990円(税込)
  • 月額0円での運用が可能
  • 期間限定のお得なトッピングあり

povoは、必要なデータ使用量やサービスを、好きなタイミングで追加できる「トッピング」という独自サービスが特徴のKDDIのプリペイドサービスです。

基本料金がないため、トッピングを追加しない限り月額料金は発生しません。データ容量を使用しない期間は0円で運用できます。低容量のトッピングとしては、3GBで990円(税込)があります。3GBの有効期間は1ヶ月ではなく、30日間である点に注意しましょう。

都度追加が面倒という人は、3GBのトッピングで利用できる「オートチャージ」機能が便利です。ギガが無くなると自動で3GBのトッピングが追加されますが、違うトッピングを利用したくなった場合も、アプリで簡単にON/OFFが可能です。

povoでは、期間限定でお得なトッピングが販売されます。期間限定トッピングをうまく活用すれば、年間のスマホ通信費をより安く抑えられるでしょう。

容量 利用可能期間 価格
(税込)
1ヵ月あたり
の料金(税込)
1GB 7日間 390円 -
180日間 1,260円 210円
3GB 30日間 990円 990円
20GB 30日間 2,700円 2,700円
30GB 30日間 2,780円 2,780円
60GB 90日間 6,490円 約2,164円
120GB 365日間 21,600円 1,800円
150GB 180日間 12,980円 約2,164円
300GB 90日間 9,834円 3,278円
365日間 24,800円 約2,067円
360GB 365日間 26,400円 2,200円
データ使い放題 6時間 250円 -
24時間 330円 -
7日間
(12回分)
9,834円 -

0円で契約できるのはpovoだけです。必要なときに必要な分だけ利用したい方は、ぜひpovoをおすすめします。

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5.IIJmio|格安のデータ通信専用プランあり

IIJmio出典:IIJmio

おすすめポイント

  • 5GBの音声プランが月額990円(税込)
  • データ通信専用プランあり
  • 端末セールを随時開催

IIJmioは、5種類のデータ容量と5種類のSIM機能から自分にピッタリのプランを選べる格安SIMです。データ使用量が3GB程度なら、2GBか5GBのプランが利用できます。

SIM機能は、音声SIM・音声eSIM・SMS SIM・データSIM・データeSIMから選択可能です。

音声SIMなら、5GBで月額990円(税込)、データeSIMなら月額660円(税込)で利用できます。音声通話を使わないなら、データeSIMを選べばよりスマホ通信費の節約ができるでしょう。

なお、IIJmioでは随時キャンペーンを開催しています。端末セールやギフト券が付与されるキャンペーンを開催している場合もあるので、お得に乗り換えたい人はキャンペーンもチェックしましょう。

プラン(税込)音声SIM/eSIMデータeSIMデータSIMデータSIM(SMS付)
2GB850円440円740円820円
5GB950円650円860円930円
10GB1,400円1,050円1,300円1,370円
15GB1,800円1,430円1,730円1,780円
25GB2,000円1,650円1,950円1,980円
35GB2,400円2,240円2,340円2,380円
45GB3,300円2,940円3,240円3,280円
55GB3,900円3,540円3,840円3,880円

【IIJmio】詳細はこちら

6.LIBMO|翌月にデータくりこしが可能

LIBMO出典:LIBMO

おすすめポイント

  • 3GBの音声通話機能付きSIMが、月額980円(税込)
  • 翌月にデータくりこしが可能
  • 「オンライン接客」でWeb上でも不安なく手続き可能

LIBMOは、3GBの音声通話機能付きSIMが月額980円(税込)で利用できる格安SIMです。音声通話を使わない人向けに、データ通信専用SIMも用意されており、3GBなら月額858円(税込)で利用できます。

終了日未定のキャンペーン「生活応援キャンペーン第3弾」を適用すれば、3GBの音声付きSIMで実質月額870円(税込)とより安く利用可能です。最大2年間と安くなる期間は限られますが、少しでも安く回線を使いたい人に向いているでしょう。

またLIBMOでは、Webからの申し込み手続きに不安を感じる人向けに「オンライン接客」サービスも提供しています。サポート料金は0円なので、操作方法がわからず手続きできないという人も、申し込みしやすいでしょう。

価格は
税込
ライト
※無制限
3GB8GB20GB30GB
音声通話機能付きSIM980円1,518円1,991円2,728円
データ通信専用SIM528円858円1,320円1,991円2,728円

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7.HISモバイル|3GBを月額580円(税込)から利用可能

HISモバイル

出典:HISモバイル

おすすめポイント

  • 3GBの音声通話付が月額770円(税込)
  • データ通信専用なら、3GBで月額580円(税込)
  • 通話料・データ容量追加料金が安い

HISモバイルは、旅行事業で有名な「エイチ・アイ・エス」グループが提供する格安SIMです。

料金プランが豊富で、データ容量以外に「音声通話付」「音声通話+5分かけ放題」「音声通話+完全かけ放題」「データ通信専用」の4種類から選べます。

3GBの料金プランと月額料金(税込)

  • 音声通話付:770円
  • 音声通話+5分かけ放題:1,270円
  • 音声通話+完全かけ放題:2,250円
  • データ通信専用:580円

自分に合ったプランを選べるのも、HISの魅力です。

通話料は30秒で9円(税込)、1GBのデータ容量追加料金が200円(税込)と安く、どのサービスも低価格で利用できます。キャンペーンは旅行に関連したものが多い傾向ですが、あまり旅行をしない人も利用しやすい格安SIMといえるでしょう。

プラン料金
(税込)
自由自在2.0
プラン
(通話+データ+SMS)
データ定額2.0
プラン
(データのみ)
ビタッ!
プラン
(データのみ)
100MB280円400円198円
1GB550円
(100MB未満
→280円)
770円
2GB770円580円
3GB1,320円
5GB990円880円
7GB2,310円
10GB1,340円1,100円
20GB2,090円
(6分かけ放題付)
1,850円15GBまで
→3,300円
15GB以上
→5,775円
30GB2,970円
(6分かけ放題付)
2,720円5,775円

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格安SIMの3GB プランを選ぶポイントとは

多くの格安SIMでは3GBプランを提供しているため、どのサービスと契約すればよいか、迷う人も多いのではないでしょうか。格安SIMを選ぶ際には、次の5点に着目して選ぶと後悔しにくいでしょう。

料金で選ぶ

格安SIMを比較するうえで、まず注目すべきは料金です。特に3GBプランは、多くの格安SIMで月額1,000円前後で利用でき、音声通話付きでもHISモバイルの770円(税込)やLIBMOの980円(税込)といった低価格プランが提供されています。

料金を確認する際は、基本料金だけでなく通話料金やオプション料金まで含めて比較することが大切です。例えば、同じ3GBでも音声通話SIM・データ専用SIM・データ+SMS SIMといったタイプによって金額が変わります。タブレットや副回線用ならデータSIM、SMS認証を利用するならデータ+SMS SIMを選ぶなど、用途に合わせて判断しましょう。

通話が多い人は、30秒あたりの通話料やかけ放題オプションの有無にも注目する必要があります。通話オプションをつけることで、結果的に基本料金が少し高くても総額は安くなるケースもあります。

また、UQモバイルやワイモバイルのように割引を適用することで月額1,000円程度に抑えられる場合もあるため、条件をしっかり確認しておきましょう。

さらに、端末セット割引やキャッシュバックなどのキャンペーンを含めて総額で判断することも重要です。初期費用や特典、長期的な負担を含めて比較することで、本当にコスパの良いプランを見つけやすくなります。

「最安値だから」と即決するのではなく、自分の利用スタイルに合った料金体系かどうかを重視して選びましょう。

接続回線の種類で選ぶ

格安SIMは大手キャリアの回線を借りてサービスを提供しています。利用できるのはドコモ・au・ソフトバンク・楽天の4種類です。

いずれのキャリアも人口カバー率は99%を超えており、都市部はもちろん地方でも快適に利用できます。ただし、山間部や地下、場所によっては「ドコモ回線しか繋がらない」「ソフトバンク回線は圏外」といったケースもあるため注意が必要です。

回線の種類特徴おすすめな人エリア詳細
ドコモ全国で広くカバー。山間部や地下でもつながりやすい。安定性とカバーエリアを重視する人。エリアマップ
au高速通信が特長。5Gエリア拡大中。スピードや5G利用を重視する人。エリアマップ
ソフトバンク通信速度が速く都市部に強い。都市での快適さを求める人。エリアマップ
楽天モバイル楽天回線エリア内はデータ無制限。低料金が魅力。コストを抑えたい人、楽天エリア中心で利用する人。エリアマップ

特に地方や山間部に住んでいる方は、普段使う場所が対応エリアかどうかを事前に確認しておくと安心です。

また、2021年9月以前に発売された端末はSIMロックがかかっている可能性があります。解除は各社の公式サイトから手続き可能です。

各キャリアのSIMロック解除方法

楽天モバイルはすべてSIMフリーで提供されているため、SIMロック解除の必要はありません。

通信速度で選ぶ

格安SIM選びで失敗しないためには、通信速度の確認も必要です。いくら安くても、通信速度が遅く、繋がりにくい回線は使いにくさを感じるでしょう。

下表は、ユーザーの実測値を公開している「みんそく」を参考に、各社の回線速度と通信制限時の速度をまとめたものです。

キャリア・格安SIM平均ダウンロード速度平均アップロード速度通信制限時の速度
ドコモ154.35Mbps13.94Mbps最大128kbps・300Kbps
※無制限プラン以外
au140.85Mbps15.59Mbps最大128kbps・300Kbps
※無制限プラン以外
ソフトバンク109.79Mbps17.68Mbps最大128kbps・300Kbps
※無制限プラン以外
楽天モバイル83.45Mbps24.46Mbpsデータ無制限のため
容量超過による通信制限なし
LINEMO91.87Mbps14.07Mbps最大300kbps・1Mbps
povo 2.0121.99Mbps17.65Mbps最大128kbps
UQモバイル124.83Mbps16.73Mbps最大300kbps・1Mbps
HISモバイル44.16Mbps8.08Mbps最大200kbps
(360MB/3日間まで)
LIBMO39.82Mbps9.59Mbps最大200kbps
ワイモバイル89.55Mbps16.48Mbps最大300kbps・1Mbps
mineo56.13Mbps14.86Mbps最大200kbps
ahamo138.56Mbps14.25Mbps最大1Mbps

引用:みんなのネット回線速度
※上記は、2025年8月直近3ヶ月に計測された通信速度の平均値を計算したものです。通信速度は場所・時間帯・通信環境によって変動するため、あくまでも目安として考えてください。

YouTubeでは、最も高画質である4K画質の再生に必要なダウンロード速度は、20Mbpsだと言われています。オンラインゲームをするなら、ゲームにもよりますが30Mbps程度の速度が必要です。

スマホの使用状況によって必要な回線速度は異なりますが、速い回線のほうがより快適な通信環境といえます。Webページの閲覧やSNSの利用に関しては、10Mbps程度の速度があれば十分ですが、回線速度は速いに越したことはないでしょう。

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独自サービス内容で選ぶ

3GBプランを選ぶ際には、月額料金だけでなく、各社が提供する独自のサービスやキャンペーンも大切です。

たとえば、楽天モバイルは「最強家族プログラム」により、家族で契約すると1回線ごとに110円引きで、3GBプランが実質968円から利用可能です。

さらに、期間限定でお得なキャンペーンも豊富です。楽天モバイルでは乗り換えで最大20,000円相当のポイント還元、LINEMOでは3GBプランで最大14,000円分のPayPayポイント還元が実施されています。

単純な料金比較だけでなく割引やポイント還元を含めた実質負担額で判断することが大切です。総合的に見ることで、よりお得な格安SIMを選びやすくなります。

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3GBプランがおすすめな人は?

3GBプランがおすすめな人は?

3GBプランは、多くの人におすすめです。2024年2月公表のMM総研による調査結果では、データ使用量が月3GB以下のユーザーは53.1%となっており、全体の過半数の人に3GBプランが向いていると判断できます。

一方で、総務省のデータではデータ容量20GB以上のプランに加入している人の割合は、半数近くの42.8%となっています。

現在20GB以上の大容量プランを利用しているなら「3GB以下のプランに乗り換えるのは、なんとなく不安」と感じる人も多いのではないでしょうか。

そこで本項では、3GBプランが向いているユーザーの特徴と、データ容量別におすすめな人の特徴をまとめた一覧表を紹介します。

3GBに向いているユーザーとは

次の特徴に当てはまるなら、3GBプランが向いている可能性があります。

3GBに向いているユーザーの特徴

  • ほぼ通話やチャット機能しか使わない人
  • 自宅にWiFiがあり、ほぼ在宅している人
  • 勤務先や外出先でもWiFiを使用している人
  • モバイルデータ通信の使用時間が、1日数十分程度の人

自宅にWiFiがあり、ほぼ自宅で過ごす主婦(夫)や在宅ワークの人は、モバイルデータ通信をする時間が短いため、3GBプランがおすすめです。外出時の使用に注意すれば、3GBを超える可能性は低いでしょう。

勤務先にWiFiがある人や、外出先でもWiFiを利用する機会が多い人も、3GBのデータ容量で足りる場合があります。

通信会社の回線を使用する時間が短い人や、データ消費量が低いサービスしか使わない人も、3GBプランで十分な場合が多い傾向です。

まずは、過去6ヶ月〜1年間の使用状況を確認してみましょう。ほとんどの月でデータ使用量が3GB未満なら、3GBプランへ変更したほうが毎月のスマホ通信費を節約できます。

GB別ユーザー一覧表

下表は、データ容量別におすすめな人の特徴をまとめたものです。自分にとって無駄のないデータ容量を選ぶために、ぜひ参考にしてください。

データ使用量おすすめな人の
特徴
おすすめの格安SIM
(一例)
1GB未満通話機能メインで使う人
ほぼWiFiしか使わない人
IIJmio
HISモバイル など
3GB月に数日か1日30分程度を目安に、WiFi以外で通信する機会がある人楽天モバイル
LINEMO
UQモバイル
povo
LIBMO など
5GB通勤・通学時など、1日1時間程度を目安にWebページの閲覧や音楽ストリーミング再生をする人IIJmio
HISモバイル など
10GB外出時に動画再生・ビデオ通話・ゲームなどをする人IIJmio
UQモバイル
HISモバイル など

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3GBの格安SIM契約・利用の際の注意点

3GBの格安SIM契約・利用の際の注意点

3GBの格安SIM・キャリアを契約する際には、次の3点に注意すると大きな失敗を防げるでしょう。

【注意点】1.最安値だけで選ばない

格安SIM・キャリアは月額料金の安さが魅力ですが、価格の安さだけで選ぶのはおすすめできません。

サービス内容やキャンペーン、通信速度などを総合的に比較し、使いやすさも重視して選ぶとよいでしょう。

例えば、長電話をする機会が多い場合、月額料金が少し高くても、通話オプションが安いサービスのほうが月額料金を安く抑えられる可能性があります。

キャンペーンやポイント還元の特典などを利用すれば、実質の月額料金を無料にできる格安SIMもあるので、サービス内容も含めて検討しましょう。

【注意点】2.乗り換えで使えなくなるサービスがある

格安SIMへ乗り換える際には、今まで使えていたサービスが継続できるかどうかを事前に確認することが大切です。

格安SIMの種類によっては、次のようなサービスが利用できなくなる可能性があります。

格安SIMで使えない可能性があるサービス(一例)

  • キャリアメール
  • キャリア決済
  • 銀行口座振替での支払い
  • LINE IDでの検索
  • 家族割・自宅ネット割
  • 実店舗でのサポート など

特にキャリアメールは利用できなくなるケースが多く、継続して使いたい場合には有料のメールアドレス持ち運びサービスに加入する必要があります。毎月300円程度の費用が発生するため、格安SIMの基本料金と合算して割高にならないか確認しましょう。

また、キャリア決済も多くの格安SIMでは利用できません。ただし、ahamoやLINEMO、UQモバイルなどのサブブランドではキャリア決済に対応しているため、決済方法を重視する人は要チェックです。

さらに、クレジットカード払いしか対応していない格安SIMも多くあります。クレジットカードを持っていない場合は、契約前に準備が必要です。

このほか、大手キャリアで使えていた家族割やネット回線とのセット割、店舗でのサポートも利用できなくなる可能性があるため、乗り換え前に確認しておきましょう。

【注意点】3.追加のデータ容量は割高になる

データ容量を追加する必要が出た場合、1GBあたり300円〜500円程度の追加料金が発生する点にも注意が必要です。

データ使用量が3GBを超える月が多い場合、データ容量が多い格安SIMのプランを契約したほうが、年間のスマホ通信費を節約できる場合があります。

過去のデータ使用量を確認し、年間でどれくらいデータ容量を追加する必要があるかを把握しておくと、より適切なプランを選べるでしょう。

また、データ使用量のばらつきが少ない場合、翌月にデータ容量をくりこせる格安SIMを選ぶのもおすすめです。

【注意点】4.3GBを超えると料金が大きく変わる場合がある

楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、データ使用量に応じて料金が変わる従量課金制を採用しています。

具体的には、0~3GBまでは月額1,078円(税込)、3GBを超え20GBまでは2,178円(税込)、20GB以上は3,278円(税込)となり、自動的に移行します。

そのため、3GBを少しでも超えると料金が倍近くになるため、想定以上に通信費が高くなるケースがあります。日常的にデータ量が増えやすい人は、利用量をアプリで確認したり、WiFiを活用するなどの工夫が必要です。

従量課金制のプランは、使いすぎると一気に料金が上がるため管理が重要です。毎月の利用傾向を把握したうえで、自分に合ったプランかどうかを判断しましょう。

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3GB格安SIMに関するよくある質問

3GBの格安SIMを検討している人の中には、「本当に足りるのか」「もっと安いプランはあるのか」といった疑問を持つ方も多いでしょう。ここでは、料金や使い勝手に関して特によく寄せられる質問をまとめました。契約前に不安を解消するために、ぜひ参考にしてください。

500円で使える3GB格安SIMはある?

月500円以下で3GBまで利用できるプランはほとんどありませんが、エキサイトモバイルの「Fitプラン」なら低速通信のみであれば495円(税込)から利用可能です。

高速通信を3GBまで使う場合でも月額690円と割安です。ただし、低速通信が前提のため、動画視聴や大容量データのやり取りには不向きです。

3GB格安SIMの最安値は?

2025年8月時点での3GBプランの最安値は、HISモバイルの月額770円(税込)です。NUROモバイルも月額792円(税込)で提供しており、どちらも業界の相場より安い価格帯です。コストをできるだけ抑えたい方には特におすすめの選択肢といえるでしょう。

3GBはすぐになくなる?

3GBのデータ容量は、利用の仕方によってはすぐになくなることもあります。特に高画質動画の視聴、アプリやOSのアップデート、SNSでの動画自動再生、クラウド同期、テザリング利用などはデータ消費が大きい傾向にあります。

また、バックグラウンドで自動的に通信しているアプリ(位置情報が常時オンになっているアプリなど)もギガ消費の原因になります。節約するには、WiFiの積極的な活用やアプリ設定の見直しが効果的です。

3GB格安SIMの徹底比較まとめ

今回は、3GBの低容量プランがある格安SIM・キャリアを比較し、データ容量別におすすめな人の特徴や契約時の注意点を紹介しました。

この記事でわかったこと

  • モバイル回線の使用時間が1日数十分なら、月3GBプランがおすすめ
  • MM総研のデータによると、データ使用量が月3GB以下のユーザーは53.1%
  • タブレット端末や副回線など、音声通話を使わないなら「データ通信専用SIM」がおすすめ
  • 料金の安さだけでなく、サービス内容やキャンペーン、通信速度も比較して選ぶと失敗しにくい

月3GBは、Webページ閲覧で約10,000ページ、音楽ストリーミング再生で約840曲、動画再生でおよそ6〜9時間程度を利用できる容量です。

「自宅や勤務先のWiFiを使うことが多い」「スマホは連絡手段としてしか使っていない」という人は、月3GBのデータ容量が向いています。

格安SIMは月額料金の安さが魅力ですが、安さだけで選ぶと失敗する可能性があるので注意が必要です。後悔しないためにも、本記事で紹介した各社のサービス内容やキャンペーン、通信速度などを参考に、複数社で比較・検討して選びましょう。

3GBでおすすめの格安SIM

  • 国内通話が無制限&ポイントが豊富な「楽天モバイル」
  • 基本料金が最大6ヵ月間実質無料の「LINEMO」
  • ギガ消費しない節約モードがある「UQモバイル」
  • 好きなタイミングで容量追加できる「povo」
  • データ通信専用プランがある「IIJmio」
  • 翌月にデータくりこしができる「LIBMO」
  • 料金プランが安い「HISモバイル」
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