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料金未払いは格安SIMに乗り換えできない?

更新日:2025.09.24

格安SIMにドコモ、au、ソフトバンクの料金が未払いのままMNP(ナンバーポータビリティ)した時、どんなデメリットが発生するのか、MNP(ナンバーポータビリティ)自体できるのか調べましたので紹介します。

「携帯料金を未払いのままでも、格安SIMへ乗り換え(MNP)はできるのか?」と心配されている方もいるのではないでしょうか。

結論、未払いがあるとMNP予約番号の発行や乗り換え先の審査で制限を受けやすいです。そのため、最短の解決策は未払いを精算してから手続きすることです。

本記事では、未払い時に起こる影響、実際の口コミ事例、精算以外の代替策(プリペイドSIMやデータ専用SIM)までを整理し、最短でトラブルなく番号を守る手順を具体的に解説します。

携帯料金未払いでも格安SIMに乗り換えできる?

携帯料金を未払いのままでも、格安SIMへ乗り換え自体は「不可能」とは限りません。ただし、MNP予約番号の発行がキャリア判断で制限される可能性が高いため、実際にはスムーズに進まないケースが多くあります。

格安SIMへの乗り換えでは、まず現在契約中のキャリアからMNP予約番号を取得する必要があります。ところが、料金を滞納しているとキャリア側が番号発行を停止したり、強制解約の手続きを優先したりする場合があり、この時点で乗り換えができなくなるのです。

また、乗り換え先の格安SIM会社でも、契約時には「本人確認」や「支払い能力の確認」が行われます。未払い状態が続いていると与信情報に影響が出るため、分割払いでの端末購入や契約審査に落ちやすくなる点も注意が必要です。

結論として、未払いのまま格安SIMに乗り換えることは理論上は可能でも、現実的には制限が多く、トラブルのリスクが高まります。確実にMNPを成功させたい場合は、未払い分を精算してから乗り換えることが最も安全で確実な方法です。

携帯料金未払い時の乗り換えによる影響

携帯料金を未払いのままにしていると、格安SIMへの乗り換えにはさまざまな制限が発生します。MNP予約番号の発行が止まるだけでなく、端末代金の分割購入ができなくなったり、ブラックリストに登録されて審査が通りにくくなることもあります。

ここでは未払いが招く具体的な影響について解説します。

MNP予約番号の発行が制限される

携帯料金を未払いのままにすると、現在のキャリアでMNP予約番号の発行が制限・停止される可能性があります。

Xからの口コミ

  • 先月にクレカの期限更新があるのを忘れ、iijが未払いになっていた。日曜日に情報更新したのだが郵送した請求書での支払いのみ受け付けらしく、機能制限でMNP転出の手続きができない。うーん、解除までにお目当てのスマホが売り切れなければよいのだが。

引用:X

滞納中や利用停止、強制解約の手続きが進んでいる場合には、番号発行自体ができず格安SIMへの乗り換えが難しくなります。完済後に再度申請すれば発行されるケースもありますが、反映までに時間がかかることもあるため注意が必要です。

端末代金の分割購入が審査NGになる

料金や端末代を滞納していると、格安SIMへの乗り換え時に端末を分割払いで購入する審査に落ちやすくなります。結果としてSIMのみ契約なら可能でも、端末セットは審査落ちするといったケースが多く見られます。

以下の記事では、スマホ分割の審査に通らない原因と対処法についてまとめています。ぜひ本記事と併せてご覧ください。

ブラックリストへ登録される

長期滞納や強制解約の履歴があると、社内情報や信用情報に記録が残り、乗り換え先の審査に影響することがあります。いわゆる「ブラックリスト」と呼ばれる状態で、新規契約や端末購入が難しくなるケースがあるため注意が必要です。

ブラックになっていないか確認する

未払いがある場合は、まずキャリアのサポート窓口で精算状況やMNP発行可否を確認しましょう。

さらに、CICなど信用情報機関で本人情報を開示して記録を確認しておくと、審査落ちの原因を早めに把握でき、乗り換えを成功させるための対策が立てやすくなります。

以下の記事では、携帯のブラックリストと確認方法についてまとめています。ぜひ本記事と併せてご覧ください。

【口コミ】未払いでも契約できた格安SIM

ここでは、未払いでも契約できた格安SIMについて実際のユーザーの口コミを元に解説していきます。ただし、あくまで個別の体験談であり、審査の可否は時期・プラン・支払い方法・過去の滞納状況などで変わる点にはご注意ください。

Xからの口コミ

  • なんかYモバイルはあんまりちゃんと審査してる感じもしなかったんだよね。
    だから、ブラックの人は試しにオンラインでYモバイル申し込んで見るのオススメします。
    自分は、調子にのってSIM2つ申し込んだら普通に契約できました笑

引用:X

Xからの口コミ

  • こ、こんな自分でも契約できた携帯会社あった〜‼️😭😭😭😭😭

    今度はSIMカード1枚で、きちんと支払っていきます。
    情けない大人です、ほんとうに。

    他社の未払いを支払っていきながらこの、今回の会社の契約を大事にします( ;ᯅ; )

引用:X

これらの事例から分かるのは、端末セットの分割購入ではなく「SIMのみ契約」であれば契約できる可能性があるという点です。また、オンライン申込ではその場で判定が出て契約できることもあります。ただし、同じ条件でも契約できない人も多く、必ず通るわけではありません。

未払いがあるまま申し込むと審査に不利になりやすく、同時に複数社へ申し込むとさらに不利になる場合があります。まずは1社ずつ試すのが安心です。

なお、口コミで「契約できた」とあっても、審査基準やルールは変わる場合もあります。無理のない形で申し込みましょう。

携帯料金未払い時の解決策

未払いがあると格安SIMへの乗り換えは難しくなりますが、方法がないわけではありません。

まずは支払いを済ませるのが基本ですが、他にも審査が緩いサービスやプリペイドSIMを活用する手段があります。ここでは未払い時に取れる現実的な解決策を紹介します。

未払い料金を精算してから乗り換える

最も確実で安全な方法は、未払い分をすべて精算してから乗り換え手続きを行うことです。料金を支払えばMNP予約番号の発行もスムーズに進み、格安SIMへの移行で審査に落ちるリスクも減らせます。

延滞したまま手続きを続けるよりも、支払いを済ませた上で乗り換えを進めるのが安心です。

審査なし・審査の緩いおすすめ格安SIMに乗り換える

料金を完済した後でも、過去の滞納が影響することがあります。その場合は、審査が比較的緩い格安SIMを選ぶと契約しやすくなります。特に「クレジットカード以外の支払い方法に対応している会社」や「端末セットを伴わないSIMのみ契約」が狙い目です。

以下の記事では、格安SIMの審査が緩い・審査なしで契約できるサービスについてまとめています。ぜひ本記事と併せてご覧ください。

プリペイドSIMやデータ専用SIMの活用

どうしても音声通話付きの契約が難しい場合は、プリペイドSIMやデータ専用SIMを利用する方法もあります。これらはクレジットカードや分割審査が不要なケースが多く、すぐに通信環境を確保できます。

まずはプリペイドSIMやデータSIMで利用実績を積み、後から音声SIMへ切り替えるのも現実的な解決策です。

代表的なプリペイドSIMやデータ専用SIMには以下の事業者があげられます。

代表的なプリペイドSIM

代表的なデータ専用SIM

携帯料金未払いの乗り換え時によくある質問(FAQ)

未払いがあると乗り換えは難しく感じますが、正しい手順を知っておくと対応できます。ここでは携帯料金未払いの乗り換え時によくある質問をまとめました。

携帯料金の未払いの時効はいつ?

原則5年です。最後の支払い日などを起点に5年で「消滅時効」の対象となりますが、自動で消えるわけではなく、時効援用の手続きが必要です。

途中で一部入金や分割の合意、請求への応答などがあると時効がリセットされることがあります。端末代の分割延滞などが信用情報に登録された場合は、完済から一定期間(一般的に5年)記録が残る点にも注意しましょう。

不払い者情報を共有していない携帯会社はある?

主に以下の格安SIMは不払い者情報を共有していないといわれています。

  • IIJmio
  • イオンモバイル
  • LinksMate
  • エキサイトモバイル

なお、情報共有に参加していない会社であっても、各社の独自審査により契約可否が判断される点は変わりません。

誰でもスマホなら未払いでも契約できる?

誰でもスマホ」は携帯ブラックでも誰でも契約できる格安SIMです。

クレカ不要で審査もいりません。24時間コンビニ支払いが可能なため、ブラックの方は「誰でもスマホ」の活用がおすすめです。

支払い後はすぐにMNPできる?

多くの場合、未払いを完済すればMNP予約番号の発行が可能になります。とはいえ、社内システムへの反映に時間がかかることがあり、当日中に発行できないケースもあります。

支払い後は領収の確認が取れ次第、発行可否をサポート窓口で確認しましょう。なお、MNP予約番号には有効期限(通常15日)があり、乗り換え先によっては「有効期限の残り日数条件」があります。MNPワンストップに対応した会社同士なら予約番号の取得自体が不要な場合もあるため、事前に手続き方法を確認しておくと安心です。

携帯料金未払いの乗り換え(MNP)まとめ

携帯料金未払いの乗り換えまとめ

本記事では、携帯料金未払いの乗り換え(MNP)について詳しく解説しました。

この記事でわかったこと

  • 未払いがあるとMNP予約番号の発行や契約審査が制限される
  • 端末代金の分割購入は特に審査が厳しく、SIMのみ契約が現実的
  • 確実に乗り換えるには未払いを精算し、必要ならプリペイドSIMや審査の緩いサービスを検討する

携帯料金を未払いのままにしていると、格安SIMへの乗り換えやMNPの手続きには多くの制限がかかります。最も重要なのは、未払いを精算することが安全かつ確実な解決策という点です。

口コミの中には「未払いでも契約できた」という事例もありますが、必ずしも同じ結果になるとは限りません。安心して番号を維持しながら格安SIMに乗り換えするには、まずは未払いを解消してからMNP手続きを進めるのがよいでしょう。

どうしてもすぐに通信環境が必要な場合は、プリペイドSIMやデータ専用SIMを利用して一時的にしのぎ、支払い後に音声SIMへ切り替えるのがおすすめです。

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