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iPhoneの分割払いで審査に落ちる理由とは?Appleとキャリアの分割審査に通る方法・対処法

更新日:2024.09.12

Appleオンラインストアでは、iPhoneのSIMフリー端末を分割払いにて購入することができますが、審査に通過できず分割払いを利用できない場合があります。今回は、iPhoneの分割払いの審査に落ちる原因を解説していきます。

この記事の目次

「新型iPhoneを購入したいけど、高くて手を出せない」という方は、分割払いでの購入を検討してみてはいかがでしょうか。分割払いなら、月に数千円ほどの少ない負担でiPhoneを購入できます。

この記事では、金利0%でiPhoneを分割購入する3通りの方法をまとめました。

併せて、分割払いの審査に通過するコツも紹介するので、参考にしながら対策を打てば、スムーズにiPhoneを分割購入できるでしょう。

記事のかんたんまとめ

  • 審査に通過しなければ分割払いできない
  • 審査に通過しないときは、本体代金を下げる・滞納や延滞を0にする
  • 分割払いなら大きな出費なし!金利0で負担が少ない
  • 割引キャンペーンにより格安でiPhoneを購入できる
  • 格安SIMで購入すれば端末代金と月額料金を同時に安く抑えられる
  • 格安SIMでiPhoneを購入すると最大20,000円の割引を受けられる

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iPhoneの分割払いの審査に落ちたときの対処法

iPhoneの分割払いは、「分割審査」に落ちる可能性があります。

携帯会社の審査基準は非公表のため断言できませんが、基本的に分割審査に落ちる原因は共通しています。

以下は、分割審査に落ちる場合に考えられる理由です。

  • 支払い可能見込額を超過している場合
    →一般的に年収200万円以下は審査落ちの対象になるといわれている
  • 他社も含めて料金の未払い・延滞の記録がある場合 など

ここでは、iPhone分割払いの審査に落ちた場合の対処法を5つ紹介するので、適切な対策を講じたうえでiPhoneを購入しましょう。

iPhoneの分割審査落ち後の対処法

  • 本体価格を下げて再度審査に申し込む
  • クレジットカードの一括払いを利用する
  • 現金一括払いで購入する
  • 滞納がある場合は完済する
  • クレジットヒストリーを作る

対処法1. 本体価格を下げて再度審査に申し込む

携帯会社の分割審査は、本体価格が10万円を超えると審査がより厳しくなります。

というのも、携帯会社では「割賦販売法」という法律に基づいて運営されているからです。

割賦販売法では、10万円を超える商品を購入する場合に、信用情報機関の照合が義務付けられています。

10万円以下の場合信用情報機関へ照合を行う義務なし
10万円以上の場合信用情報機関へ照合を行う義務あり

つまり、iPhoneが10万円以上なら、信用情報機関の情報も加わるため審査通過の難易度が高まるのです。

iPhoneを10万円以下に抑える方法は、いくつかあるので試してみると、審査に通過する可能性があります。

iPhoneを10万円に抑える方法

  • キャリアや格安SIMなどで行われているキャンペーンを利用する
  • 10万円以下の端末を選ぶ
  • 中古のiPhoneを選ぶ
  • ポイントを活用して支払い額を減らす

対処法2. クレジットカードの一括払いを利用する

クレジットカードの一括払いを利用すれば、分割審査が行われないためiPhoneを購入できるでしょう。必要に応じて後からクレジットカード会社側で、分割払いに変更できます。

しかしクレジットカード会社側で分割設定した場合、利息が発生するので早めに完済した方がよいでしょう。

対処法3. 現金一括払いで購入する

クレジットカードのキャッシング枠がない方や、本体価格が10万円以下に抑えられない方は現金一括払いでの購入を検討しましょう。

現金一括払いであれば、端末購入における審査が行われないので確実にiPhoneを購入できます。

ただし、モデルによっては高額になるので金額を確認したうえで検討しましょう。

対処法4. 滞納がある場合は完済する

現時点で携帯料金の滞納がある場合は、審査落ちする可能性が非常に高くなります。

携帯会社の審査では、過去の滞納履歴も確認できるので、他社で支払いが滞っている場合もその事実がすぐに発覚します。

iPhoneの分割購入に加えて、キャリアや格安SIMとの契約も困難になるので早めに完済しましょう。

なお、完済後すぐに契約および購入できるわけではないので、数ヶ月経過してから再度申し込むことをおすすめします。

対処法5. クレジットヒストリーを作る

クレジットヒストリーとは、クレジットカードやローンの利用履歴のことを指します。

携帯会社によっては、「クレジットヒストリーがない=信用できる人物かわからない」とみなされ、審査が厳しくなるケースもあるようです。

携帯会社側は、毎月しっかり返済できる人物であるかを確認したいため、クレジットヒストリーも重視します。

これまでに一度もクレジットカードやローンを利用したことがない方は、少額でも履歴を残しておくとよいかもしれません。

iPhoneを分割払いするメリット・デメリット

iPhoneを分割払いで購入すると、以下のメリット・デメリットがあります。

メリット・1回の支払い額を安く抑えられる
・割引キャンペーンを利用できる
・金利0の支払い方法を選択できる
デメリット・長期間の支払いを続ける必要がある
・支払い方法次第で金利が発生する
・ローン審査が必要

メリットとデメリットをよく理解したうえで、iPhoneの購入方法を選択しましょう。

分割払いのメリット

iPhoneを分割払いで購入するうえでのメリットを見ていきましょう。

メリット1. 1回の支払い額を安く抑えられる

分割での購入なら、まとまったお金が手元になくても、iPhoneを購入できることが最大のメリットです。

iPhoneは、端末代金が10万円を超えるものもあり、高額ですので「貯金を切り崩したくない」「10万円前後のお金が出ていくのは不安…。」と感じる人もいるでしょう。

分割払いを選択し、10万円の端末を24回払いで購入すれば、月々4,167円と1回あたりの支払い額を非常に安く抑えられます。

また、支払い回数はキャリアによりますが、平均して12・24・36・48回を選べます。支払い期間が明確になり、無理なく完済できるでしょう。

メリット2. 割引キャンペーンを利用できる

キャリアや格安SIMでiPhoneを購入する場合は、割引キャンペーンが適用され、一括払いよりも安く買える可能性があります。

おもに、現在利用中のスマホを下取りに出すことで、機種代金が割引されるキャンペーンを多くのキャリア・格安SIMが取り入れています。

ほとんどの場合、キャンペーン適用条件の一つに「分割払い」が含まれているので一括払いでの購入時には利用できません。

携帯会社キャンペーン名詳細
ドコモいつでもカエドキプログラムiPhoneを残価設定型24回払いで購入し、23ヶ月目までに返却すると残債の支払いが不要
いつでもカエドキプログラム+iPhoneを残価設定型24回払いで購入し、12〜22ヶ月目までに端末を返却すると
残価に加えて、23回目までの分割支払金も不要
スマホおかえしプログラム最大12回分のiPhone本体代の支払いが不要
auスマホトクするプログラム24回払いで購入し、25か月目以降に返却すると残債の支払いが不要
ソフトバンク新トクするサポート機種を48回払いで購入し、25か月目以降に端末を返却すると、残債の支払いが不要
楽天モバイル楽天モバイル買い替え超トクプログラム機種を48回払いで購入し、25か月目以降に端末を返却すると、残債の支払いが不要
Apple買い替えオプション最大12回分のiPhone本体代の支払いが不要

また、キャリア・格安SIMではiPhoneの大特価セールを開催しており、20,000円前後の割引を受けられるケースもあります。

格安SIMのキャンペーンを活用して乗り換えれば、iPhoneを安く購入でき、月々の通信費も抑えられるので非常にお得です。

メリット3. 金利0の支払い方法を選択できる

基本的にiPhoneを販売している携帯会社では、金利0%で分割払いを提供しているので利息がかかりません。

仮に、実質年率12.25%〜15.00%のサービスを利用し、10万円前後の高額商品を24回払いで購入した場合、分割払い手数料が15,000円ほど発生します。

iPhoneは10万円を超えるものも多いので10,000〜20,000円前後の分割払い手数料が発生する可能性があるのです。

しかしキャリアや格安SIM、Appleストアでの分割払いは、利息0円で利用できるので「支払総額が高額になる」といった不安がありません。

分割払いのデメリット

iPhoneを分割払いで購入すると、大きなメリットが期待できます。しかし少なからずデメリットも存在するので事前に確認しておきましょう。

デメリット1.長期間の支払いを続ける必要がある

iPhoneを一括払いで購入した場合、まとまった出費があるものの、それ以降の支払いは一切ありません。

一方、分割払いの場合は、主に12回〜48回に分けて支払い続ける必要があります。1年〜4年の間、iPhoneの残債の支払いに追われることになるのです。

また、iPhoneの端末代金に加えて、通信費も発生するので毎月の負担額が大きいと感じる人もいるでしょう。

現在、au・ドコモ・ソフトバンクなどの大手3キャリアを利用している方は、この機会に格安SIMへ乗り換えて毎月の通信費を抑えることをおすすめします。

デメリット2. 支払い方法次第で金利が発生する

基本的にiPhoneの分割払いにおける金利は0%ですが、携帯会社によっては、数%の金利(手数料)が発生するケースもあります。

たとえば、LINEモバイルの場合、各クレジットカード会社が定める分割手数料が発生するので注意が必要です。

LINEモバイルの公式サイトでは、各クレジットカード会社によって異なりますが、24回払いの場合に約16%の金利が発生すると記載しています。

また、楽天モバイルは楽天カード以外の支払い方法を選択すると、キャンペーンの対象外になるうえ、金利(手数料)が発生するので注意しましょう。

各携帯会社が指定しているクレジットカードを利用することで、金利0%になる可能性もあります。

デメリット3. ローン審査が必要

分割購入は、専門機関である「CIC」の審査を通過しなければ利用できません

CICでは、契約者の支払い能力があるかを判断されるため、これまでに滞納や延滞が見られた場合、審査に落ちてしまうでしょう。

また、現在どれくらいの収入を得ているのか、借入は複数あるのか、などの情報も照会されます。

審査に通らなければiPhoneの分割払いを検討できないので、滞納や延滞などがある方は、完済後に申し込みをした方がよいでしょう。

iPhoneを分割払いするのはおすすめ?

iPhoneの分割払いのメリット・デメリットを踏まえたうえで、おすすめの人」と「おすすめしない人」に分けて特徴を紹介します。

iPhoneの分割払いはすべての人におすすめというわけではないので、自分はどうするべきか迷ったらぜひご確認ください。

おすすめする人

下の5つに当てはまる方には、iPhoneの分割払いをおすすめします。

分割払いおすすめチェックリスト

  • 大きな出費を避けたい
  • 毎月数千円ずつ支払う方がいい
  • 購入したiPhoneを2年以上利用する
  • 過去にトラブルがなく、審査落ちの可能性が低い
  • 現在利用しているiPhoneを下取りに出す

iPhoneは、モデルによって異なりますが、比較的安価なiPhone SE シリーズでも最新の第3世代は定価で5万円以上します。5万円〜10万円前後の大きな出費を避けたい方は、分割払いを選択した方がよいでしょう。

また、「現在利用しているiPhone(スマホ)を下取りに出す」「iPhone購入後に2年以上使う」という方は、キャンペーンの適用条件を満たしている可能性が高いので、分割払いで購入した方がお得です。

iPhoneの分割払いにおける欠点の一つである「審査落ちのリスク」がない方は、金利0%で利用できる携帯会社で分割購入しましょう。

おすすめしない人

下の4つのいずれかに当てはまる人は、iPhoneの分割払いをおすすめできません。

分割払いが向いていない人向けチェックリスト

  • 携帯料金を滞納や延滞した経験がある
  • 金融トラブルを起こしたことがある
  • 現在利用中のiPhoneを下取りに出さない
  • iPhoneを2年以内に手放す予定がある

現在利用中のiPhone(スマホ)を下取りに出さない、または購入したiPhoneを2年以上使わない方は、キャンペーンの適用対象外になります。「分割払い=お得」にならないので、おすすめできません。

また、過去に携帯料金の未払いや、家賃・クレジットカードの滞納などの金融トラブルを起こしている方は審査に通過しない可能性があります。

審査に通らなければ、分割払いが利用できないので、一括払いにてiPhoneを購入しましょう。

iPhoneを分割払いする方法

iPhoneを分割払いする方法は全部で3つあります。iPhoneの分割払いを利用する携帯会社によっては、金利が発生したり、お得度が低くなったりするので慎重に選びましょう。

iPhoneを分割払いする手段

  • 方法1.キャリアでiPhoneの分割購入する
  • 方法2.格安SIMでiPhoneの分割購入をする
  • 方法3.AppleでiPhoneを分割購入する

方法1. キャリアでiPhoneの分割購入する

キャリアでiPhoneの分割購入する方法をまとめました。

キャリアで分割購入する際のポイント

  • キャンペーンの適用で実質半額負担
  • 最新のモデルを取り扱っている
  • 金利0%で分割購入できる

キャリア(au・ドコモ・ソフトバンク・楽天モバイル)では、iPhoneを分割購入することができます。

大手キャリアでは、使い終わったスマホを返却することで実質負担を減らせるキャンペーンを実施しているので、非常に安くiPhoneを購入できます。

具体的には、iPhoneを分割購入し、使い終わった端末を返却すれば、残価の支払いが不要または割引される仕組みです。

各キャリアのキャンペーン情報を下の表にまとめました。

キャリア名プログラム名分割回数最大支払免除返却時期
ドコモいつでもカエドキプログラム23回+残価残価分
46%OFF
〜46ヶ月目
いつでもカエドキプログラム+23回+残価分割24回分
約65%OFF
12〜22ヶ月目まで
auスマホトクする
プログラム
23回+残価残価分
46%OFF
13ヶ月目~
25ヶ月目まで
ソフトバンク新トクするサポート48回分割24回分
50%OFF
25ヶ月目〜
楽天モバイル買い替え超トクプログラム48回分割24回分
50%OFF
25ヶ月目〜

たとえば、楽天モバイルでiPhone 15(128GB)を購入した場合、2年返却時の実質価格は66,880円(税込)になります。

一括購入の場合は、131,800円(税込)ですので、分割払いにすることで、6.5万円も安くiPhoneを購入できるのです。

iPhone 15(128GB)を実質64,920円(税込)と圧倒的な低価格で購入できる点が魅力だと言えるでしょう。

もちろん、これらのプログラムを利用すると端末は最終的に返却する必要がある点に注意しましょう。

方法2. 格安SIMでiPhoneの分割購入をする

格安SIMでiPhoneの分割購入する方法をまとめました。

格安SIMで分割購入する際のポイント

  • 月々の通信費を安く抑えられる
  • 最新のモデルは取り扱っていない場合がある
  • 金利(分割手数料)が発生する場合がある

格安SIMで販売されているiPhoneは、分割購入できる場合があります。

キャリアよりも安い価格で販売している傾向にあり、端末代金割引キャンペーンを実施している携帯会社も多いので、出費を抑えたい方におすすめです。

ただし、最新モデルは取り扱っていないのと、中古iPhoneの場合もあるため、新型iPhoneが欲しい場合は、キャリアまたはAppleでの購入をご検討ください。

下記にiPhoneを分割払いできる格安SIMを一覧表にまとめました。

格安SIM対応端末
(iPhone)
分割回数
UQモバイル・iPhone 13
・iPhone SE(第3世代)
24回/36回/48回
ワイモバイル・iPhone 13

・iPhone SE(第3世代)

24回/48回
mineo・iPhone 15

・iPhone 14

・iPhone SE(第3世代)

・iPhone 13

24回/36回
IIJmio・iPhone 15

・iPhone 14

・iPhone 13

・iPhone 13 mini

・iPhone SE(第3世代)

・iPhone 12

・iPhone 12 mini

・iPhone 11

・iPhone SE(第2世代)

24回

端末代金と月額料金を両方とも安く抑えたい方は、キャンペーンを十分にチェックし、格安SIMでiPhoneを購入しましょう。

方法3. AppleでiPhoneを分割購入する

AppleでiPhoneの分割購入する方法をまとめました。

Appleで分割購入する際のポイント

  • 支払いの選択肢が複数ある
  • 金利0%で分割払いを利用できる
  • 下取りサービス「Apple Trade In」を利用できる

Appleストアでは、下記の3つの方法でiPhoneを分割購入することができます。

支払い方法特徴
クレジットカード3回〜24回の分割払いに対応
ペイディあと払いプランApple専用分割金利0%で利用可能
オリコショッピングローン最大60回での分割、ボーナスとの併用も可能

クレジットカードで支払う場合は、各カード会社によって金利が異なるので注意しましょう。

「ペイディあと払いプランApple専用」と「オリコショッピングローン」の場合は、Appleのキャンペーンが適用され、金利0%で利用することが可能です。

なお、オリコショッピングローンを利用できるのは、Appleストアで合計30,000円(税込)以上のお買い物をした人のみとなっています。

また、Appleストアで購入する場合、ポイント制度がないといった欠点もあります。

圧倒的に安い価格でiPhoneを買いたいなら、もっともお得度が高い「格安SIM」での購入がおすすめです。

iPhone分割払いの支払い方法

iPhoneを分割払いで購入する場合、主な支払い方法として下記の2通りがあります。

  • クレジットカード
  • ペイディ(Appleストアのみ)

月額料金の支払いであれば、複数の方法から選べますが、端末の分割払いは選択肢が狭まります。

月々の返済における負担を考慮して、自分の都合にあう方法を選びましょう。なお、Appleストアでは後払いサービスの「ペイディ」を利用できます。

1.クレジットカード

基本的にiPhoneの分割払いは、クレジットカードのみ対応しています。

クレジットカードでの分割払いは、カード会社によって支払い回数・返済日・金利が異なるのでカード会社の情報を参照しましょう。

なお、楽天モバイルのように、「楽天カードで支払う場合のみ、手数料無料・48回払いを選択可能・ポイントが貯まる」といった指定のカードで特典を得られる可能性もあります。

一部の携帯会社では、デビットカードやプリペイドカードが利用できる場合もあるので、公式サイトでご確認ください。

しかし「クレジットカード以外は審査に通らなかった」という声も散見されています。審査に通るか不安な方は、クレジットカードを選択するとよいかもしれません。

2.ペイディ

Appleストアで分割購入する場合は、「ペイディあと払いプランApple専用」というサービスを利用できます。

「ペイディあと払いプランApple専用」は、古いiPhoneを下取りに出した場合、下取り額が差し引かれた状態で分割支払いとなります。

つまり、下取りに出したiPhoneに高値がつけば、非常に安く新しいiPhoneを購入できるのです。

「自動引き落とし(口座振替)」または「銀行振込」に設定すれば、金利0%で利用できます。

iPhoneの場合は、24回/36回払いに固定されており、任意の支払い回数が設定できないことが欠点です。

iPhone金利分割回数
iPhone 15シリーズ

iPhone 14シリーズ

0%36回
iPhone 13

iPhone 13 mini

iPhone 12

iPhone SE

24回

【比較】iPhoneの分割払い種類一覧

iPhoneを各社分割払いで購入した際の支払い回数・利息・手数料・支払い方法は以下の通りです。

分割払いの種類(回数)利息/手数料支払い方法
au・24回払い(スマホトクするプログラム)
・36回払い
・48回回払い
0%コンビニ払い
銀行振込
口座振替
ドコモ・12回払い
・24回払い(いつでもカエドキプログラム/いつでもカエドキプログラム+)
・36回払い
0%コンビニ払い
銀行振込
口座振替
ソフトバンク・24回払い
・48回払い(新トクするサポート)
0%コンビニ払い
銀行振込
口座振替
楽天モバイル・24回払い
・48回払い(買い替え超トクプログラム)
※プログラムは楽天カード利用時のみ
0%コンビニ払い
銀行振込
口座振替

それぞれ各キャリアごとの分割払い方法を使用できるキャンペーンとあわせて紹介します。

ドコモでiPhoneを分割払いする方法


出典:ドコモ

支払い回数プログラム
12回
24回いつでもカエドキプログラム/いつでもカエドキプログラム+
36回

ドコモでiPhoneを分割払いする場合は、通常の分割払い(12・24・36回払い)とプログラムから選択できます。

いつでもカエドキプログラムといつでもカエドキプログラム+は、24回払い限定で利用できるキャンペーンです。

12回または36回払いでiPhoneを購入したい方は、キャンペーンが利用できないので注意しましょう。

いつでもカエドキプログラムとは?

「いつでもカエドキプログラム」は、スマホをお得に利用できるドコモのプログラムのことです。

ドコモのiPhoneを分割払いで購入し、使い終わった端末を返却すると残価の支払いが減る、または不要になります。

残価設定型24回のプログラムは、分割払いでiPhoneを購入する際に利用できます。

iPhoneを23ヵ月目までに返却すると、残った24回目(残価)の分割支払金の支払いが不要となるため、上手く活用するとお得に最新機種が利用可能です。

いつでもカエドキプログラム+とは?

ドコモから2023年9月より「いつでもカエドキプログラム」のサービス内容を拡張した「いつでもカエドキプログラム+(プラス)」の提供を開始されました。

「いつでもカエドキプログラム」との大きな違いは、12〜22か月目に端末の返却が必要な点です。

24回目の支払い時に発生する「残価」に加えて、23回目までの分割支払金も免除になる仕組みです。

つまり、条件さえ満たせば毎年最新機種に買い替えができます

毎年、最新のiPhoneに買い替えたい、新しい性能をいち早く体験したい方におすすめのプログラムです。

auでiPhoneを分割払いする方法


出典:au

支払い回数プログラム
24回「スマホトクするプログラム」 あり
36回
48回

auでiPhoneを分割払いする場合は、24・36・48回払いとスマホトクするプログラムが選べます。

スマホトクするプログラムは、24回払い限定で利用できるキャンペーンです。

36回または48回払いでiPhoneを購入したい方は、キャンペーンが利用できないので注意しましょう。

スマホトクするプログラムとは?

auのスマホトクするプログラムは、残価設定ありの分割払いで端末を購入し、一定期間に端末を返却すると残債分の支払いが不要になるプログラムです。

プログラム利用開始時に設定される分割回数は24回です。24回目の支払い額には、2年後に端末を返却した場合に想定される買い取り金額が設定されます。

24回目の支払い金額を差し引いた残りの額を23で割り、1回目~23回目として分割で支払います。

13か月~25か月目までに端末をauに返却すると、24回目の支払いが全て免除される仕組みです。

毎年新型iPhoneが発売されているので、スマホトクするプログラムを利用すればお得に最新機種に乗り換えられます。

ソフトバンクでiPhoneを分割払いする方法


出典:ソフトバンク

支払い回数プログラム
24回
36回
48回新トクするサポート

ソフトバンクでiPhoneを分割払いする場合は、24・36・48回払いと新トクするサポートが選べます。

新トクするサポートは、48回払い限定で利用できるキャンペーンです。

24回または36回払いでiPhoneを購入したい方は、キャンペーンが利用できないので注意しましょう。

新トクするサポートとは?

新トクするサポートは、48回払いで購入した対象機種を返却すると、残りの最大24回分の支払いが免除されるサービスのことです。

新トクするサポートには、1年くりあげオプションがあります。25回目以内で支払いでも、13か月目以降なら前倒しで半額分の免除が受けられます。

1年くりあげオプションに申し込んだとしても、機種代金は24回目まで支払いが必要ですが、13〜24回目までの半額分が免除対象です。

2年単位でスマホを乗り換える方や1年単位で最新機種を購入する方にもおすすめのキャンペーンです。

楽天モバイルでiPhoneを分割払いする方法


出典:楽天モバイル

支払い回数プログラム
24回
48回楽天モバイル買い替え超トクプログラム

楽天モバイルでiPhoneを分割払いする場合は、24回または48回払いが選べます。

楽天モバイル買い替え超トクプログラムは、48回払い限定で利用できるキャンペーンです。

24回払いでiPhoneを購入したい方は、キャンペーンが利用できないので注意しましょう。

楽天モバイル買い替え超トクプログラムとは?

楽天モバイル買い替え超トクプログラムは、iPhoneを48回払いの分割で購入した場合、最大24回分の支払いが不要になります。

キャンペーンを適用させるには、24回分の支払いが終了した時点で、端末を返却する必要があります。

プログラム利用には、楽天モバイル回線の契約は必須ではなく、端末のみの購入でも楽天モバイル買い替え超トクプログラムの適用可能です。

ただし、楽天モバイル買い替え超トクプログラム加入は、購入時のみなので注意しましょう。

iPhoneを分割払いする際の注意点

データ通信SIM

iPhoneを分割払いで購入する際には、下記の3つに注意しなければなりません。

分割払いに関する注意点

  • iPhone分割払いは審査なしで利用できない
  • 短期間で買い替えができない場合がある
  • 申し込み方法によってはキャンペーンの対象外になる

注意点を正しく把握しておくことで、購入してからの後悔を防げるでしょう。

注意点1.iPhone分割払いは審査なしで利用できない

iPhoneの分割払いは、審査に通過しなければ利用できません。

金融事故を起こした経験や、現在滞納しているものがある場合は、審査に通過する可能性が低くなります。

審査に通過できるように延滞や滞納を0にしたり、他社から借入がある方は、借入総額・件数を減らすといった対策をしましょう。

注意点2. 短期間で買い替えができない場合がある

iPhoneを分割払いで契約する場合、基本的に割引プログラムを利用することになります。

割引プログラムは、1〜2年後に端末を下取りに出すことで、端末代金を割引する仕組みとなっています。

指定された期間は、iPhoneの本体代金の残債を毎月支払い続けなければならないので中途解約できません。

契約期間中に最新モデルが販売開始され、そちらに機種変更したくなった場合、割引プログラムから外れる必要があります。

残債を一括で請求されるケースもあるので注意しましょう。

注意点3. 申し込み方法によってはキャンペーンの対象外になる

iPhoneの分割購入に加えて、スマホプランの契約などを行う方は、キャンペーンの適用条件をしっかりと確認しましょう。

とくにキャリアや格安SIMの場合は、さまざまなキャンペーンを実施しているので、適用条件を満たせば非常にお得に利用できます。

具体的には、月額料金の割引や、高額キャッシュバック、オプションの無料期間などのキャンペーンが行われています。

適用条件は、各携帯会社の公式サイトで確認できるので、チェックしたうえで申し込みを検討しましょう。

iPhoneの分割払いに関するQ&A

ここでは、iPhoneの分割払いに関するよくある質問に回答します。気になる項目をチェックして、疑問を払しょくしたうえで購入を検討しましょう。

Q. iPhoneの分割払いは学生でも利用できる?

iPhoneの分割払いは、学生も利用できます。

Appleストアで利用できる「ペイディあと払いプランApple専用」は、18歳以上であれば申し込み可能です。ただし、未成年の場合は親権者の同意を得てから申し込む必要があります。

口座振替・銀行振込の場合は、金利0%で利用できるので、無駄な出費を抑えてiPhoneを分割購入できるでしょう。

Q. iPhone分割払いの金利は?利息はどれくらい?

iPhone分割払いにおける金利は、実質年率12%〜18%ほどです。

一部の格安SIMでは金利が発生し、契約しているカードローン会社が定めた金利を支払うことになります。

金利0%で分割購入できる格安SIMやキャリアも多いので、利息の支払いを避けたい方はぜひ検討してみてください。

Q. iPhone分割払いは一括返済できる?

Appleストアで分割払いをした場合、一括返済に対応しています。

返済期間中に一括返済を希望する方は、「お支払計算書」に記載されているクレジットセンターに問い合わせて、分割払いの残金を一括で支払いたい旨を伝えましょう。

また格安SIMやキャリアで購入した場合は、各携帯会社や契約した金融機関によって異なるので問い合わせてみてください。

Q. iPhone分割払いの支払い状況・残債を確認する方法は?

iPhone分割払いの支払い状況・残債は、各携帯会社で確認できます。

ソフトバンクでiPhone分割払いをした場合の確認方法をまとめたので参考にしてみてください。

  1. マイソフトバンクにアクセスし、「○月ご請求」をタップ
  2. 「料金・支払い管理」の「請求情報・設定」をタップ
  3. 「割賦契約」の「確認する」をタップ

表示されたページにて割賦契約内容が確認できます。総支払額や残債を把握して返済計画を立てたい方はiPhoneを購入したキャリア・格安SIMなどの専用ページでご確認ください。

iPhoneの分割払いまとめ

iPhoneを分割払いで購入する方法やメリット・デメリット、注意点について解説しました。

この記事でわかったこと

  • 分割払いならまとまったお金がなくても新型iPhoneを買える
  • 金利0で無駄な出費が発生しない
  • 格安SIMでiPhoneを購入すると最大20,000円程度の割引を受けられる

iPhoneを分割払いする場合、審査を通過しなければ購入できないので、審査に落ちないために予め対策をすることも大切です。

なお、iPhoneを分割払いにして、端末代金と月額料金をどちらとも安く抑えたいなら、キャリアのキャンペーンを使用したり、格安SIMでの購入・契約がおすすめです。

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