mineoにMNPで乗り換える手順!かかる費用や日数も解説
現在使用中の電話番号のままでmineoから他社に乗り換える場合、MNP転出手続きが必要です。この記事では、mineoでMNP転出する際に必要な手続きや注意点について解説していきます。おすすめの乗り換え先も紹介するので、参考にしてください。
この記事の目次
mineoへの乗り換えを検討しているけど、「MNP転入する方法がよくわからない…。」という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、他社からMNP転入でmineoに乗り換える手順を画像付きで解説します。
併せて、MNPでの乗り換えにかかる費用や日数、注意点などもまとめています。
この記事を参考に手続きを進めれば、スムーズにmineoへ乗り換えられるでしょう。
記事のかんたんまとめ
- 申し込み→回線切替手続き→テストコール→APN設定で完結
- 回線切替手続きには約30分かかる
- 事務手数料3,300円とSIM発行手数料440円がかかる
- ただし、エントリーコードで初期費用を抑えられる
- mineoへのMNP転入は月末がおすすめ
mineoにMNP転入する流れ
mineoにMNPで転入する場合の流れは以下の通りです。
MNP転入の流れ
- mineo公式サイトから申し込み手続きをする
- MNP転入切り替えを行う
- APN設定を行う
申し込み手続きを完了させる
まずは、申し込み手続きを完了させましょう。
mineoのオンラインでの契約申し込み手順
- 「mineo」公式サイトでお申し込みをタップする
- 端末をセットで購入するかどうか選択
- 契約プラン・タイプを選択
- コース(マイピタ、マイそく)を選択
- 通話オプション、有料オプションを選択
- eoID登録、もしくはログイン
- 申し込み方法を選ぶ(エントリーコードがある場合は入力)
- MNPの方法を選択する
MNP予約番号がある場合は入力 - 契約者情報、支払い情報を入力
- 本人確認書類をアップロードして完了
他社からMNPで乗り換える場合は、MNP予約番号が必要です。
MNP予約番号とは、電話番号を変えずに新しい携帯会社に乗り換えるための10桁の番号のことを言います、取得していない場合は、現在使用している会社に問い合わせるようにしましょう。
また、現在利用している携帯電話会社がMNPワンストップに対応している場合は、MNP予約番号なしで現在の電話番号のままmineoに乗り換えできます。
例えば、ソフトバンクからmineoに乗り換える場合、どちらもMNPワンストップに対応しているため、MNP予約番号なしで乗り換え可能ということです。
MNPワンストップ対象事業者
・NTTドコモ
・au
・ソフトバンク
・楽天モバイル
・ahamo
・UQ mobile
・povo
・ワイモバイル
・LINEMO
・LINEモバイル
・ジャパネットたかた通信サービス
・日本通信SIM
・b-mobile
・センターモバイル
・LPモバイル
・IIJmio
・NUROモバイル
・イオンモバイル
・BIGLOBEモバイル
・J:COM MOBILE
・センターモバイル
MNPワンストップで申し込む場合は、申し込み手続きの中のMNPの方法を選択する際に、「MNPワンストップ」→「移転元事業者」→「移転元サービス名」を選択し、MNPを行う電話番号を入力しましょう。
mineoへ申し込みする際の手順については、「mineoの契約方法から開通までの流れを徹底解説!」の記事の「mineoのオンラインでの契約申し込み手順」でも詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてください。
MNP転入切り替えを行う
ここでは、申し込み完了後に必要となる回線切替手順とAPN設定について解説していきます。
回線切替とAPN設定の流れ
- mineoのSIMカードを挿入し、マイページへログイン
(eSIM利用の場合は次のステップへ) - 「MNP転入切替/回線切替手続き」をタップ
- SIMカード台紙の「ICCID/製造番号」下4ケタを入力
- メール受信後、テストコールを行う
手順1. mineoのSIMカードを挿入し、マイページへログイン
出典:mineo
申し込み後、1週間程度でSIMカードが届くので、受け取ったらmineoを利用する端末に挿入しましょう。
挿入前に、mineoのマイページに表示されている「ICCID/製造番号」と、SIMカードに記載の「ICCID/製造番号」が一致しているか確認してください。
なお、SIMカードの挿入方法は、端末によって異なるので不安な方は、端末の公式サイトで確認しましょう。
SIMカードの取り付け・取り外しは、端末の電源を切ってから行う必要があります。
SIMカードを持つときには、IC(金属)部分や、端末のICカード用端子には触れないように注意しましょう。
SIMカードの取り付けに関するポイント
- 「ICCID/製造番号」に相違がないか確認する
- SIMカードの取り付け・取り外しは端末の電源を切ってから行う
- SIMカードのIC(金属)部分や、端末のICカード用端子には触れない
SIMカードの取り付けが完了したら、mineoのマイページにアクセスしてください。
手順2. 「MNP転入切替/回線切替手続き」をタップ
出典:mineo
mineoの申し込み時に登録した専用IDである「eoID」を入力して、mineo会員向けサイトの「マイページ」にログインします。
3つの手順
- マイページにアクセスし、「eoID」を入力後「次へ」をタップ
- eoIDのパスワードを入力し、「ログイン」をタップ
- 「登録情報の変更・サポート」から「MNP転入切替/回線切替手続き」をタップ
「MNP転入切替/回線切替手続き」をタップしたら、引き続き「ICCID/製造番号」の照合を行いましょう。
手順3. SIMカード台紙の「ICCID/製造番号」下4ケタを入力
出典:mineo
SIMカード台紙を手元に用意して、現在利用しているキャリアからmineoへ回線切替を行います。
2つの手順
- SIMカード台紙を手元に用意する
- SIMカード台紙記載の「ICCID/製造番号」の下4ケタを入力し、「回線切替」をタップ
「ICCID/製造番号」の下4桁の数字は、半角でなければ反映されないので、注意して入力しましょう。
なお、「au VoLTE対応SIMカード」を契約した方は、末尾の「A」を除いた下4ケタをご入力ください。
回線切替を忘れていた場合、mineo側がMNP有効期限前日に切り替え手続きを代行してくれるので自動的に開通となります。
「回線切替」をタップしたら、契約時に登録したメールアドレス宛に「回線切替受付メール」が届くので確認しましょう。
手順4. メール受信後、テストコール
メール受信後、30分程度で回線切替が完了します。
回線切替完了後は、切替前に使用していた通信サービスが自動解約され、利用できなくなります。
また回線切り替え中は、不通状態になるので、ネットを使わなくてもよいタイミングに行うと安心です。
回線切替が完了し、メールが届いたら端末の電源を入れて、テストコール(通話料無料)を行い、無事に通信できているのか確認しましょう。
Aプラン・Dプラン のテストコール番号 | 111 |
---|---|
Sプラン のテストコール番号 | 11112 |
テストコールを行うと自動ガイダンスが流れるので確認し、問題なければ回線切替の手続きは完了です。
APN設定をして完了
回線の開通を確認したら、APN設定を行いましょう。ここからはAndroidとiPhone(iOS)のケース別に解説します。
APN設定とは、新しいSIMカードをスマホに挿入した際に、スマホをインターネットに接続するために必要な初期設定のことをいいます。
Androidの場合
mineoのAPN設定方法
- 端末の「設定」を開き、WiFiをOFFにして「その他の設定」を開く
- モバイルネットワークをタップした後、下へスクロールして「高度な設定」を選択
- CPA設定を選択し、各項目を以下の通りに入力して保存する
- 設定を有効にすれば設定完了
ネットワーク名 (名前) | mineo |
---|---|
APN | mineo.jp (Aプランの場合)mineo-d.jp (Dプランの場合)mineo-s.jp (Sプランの場合) |
ユーザーID (ユーザー名) | mineo@k-opti.com |
パスワード (password) | mineo |
認証タイプ (PPP認証方式、PPP認証設定) | CHAPを選択 |
注意点は、「APN」の入力項目がプランによって違うことです。自分がどのプランを契約しているかを考慮して、間違えないように入力しましょう
iPhoneの場合
iPhoneでAPN設定をする場合、APN構成プロファイルのダウンロードとインストール、iOSとキャリア設定のアップデートが必要です。
まずは、iOS15.0の場合のAPN構成プロファイルのダウンロードとインストールから解説していきます。
APN構成プロファイルのダウンロード、インストール手順
- mineo公式サイトから申し込んだA/D/SプランのいずれかのQRコードを読み取る
- SafariでAPN構成プロファイルをダウンロードする
- 「許可」をタップし、「閉じる」をタップ
- iPhoneの「設定」を開き、「一般」を選択
- 下にスクロールし、「VPNとデバイス管理」をタップ
- 「ダウンロード済みプロファイル」を選択
- 「プロファイルをインストール」の画面が開くので「インストールをタップ」
- パスコードを求められた場合、画面に従ってパスコードを入力
- インストールを選択する
- もう一度インストールを選択する
- 完了ボタンを選択
ここまで操作しても、「4G」または「5G」表示にならない場合は、機内モードをオンにしてもう一度オフにするとつながる場合があります。また、すでに他社のプロファイルが入っている場合は、削除しないと先に進めないので、その場で削除してからもう一度手順を進めましょう。
また、iOSやキャリア設定のアップデート方法は、以下の通りです。
iOSのアップデート方法
- 「設定」アプリから「一般」を選択
- 「ソフトウェア・アップデート」をタップ
- アップデート内容が表示されたら「ダウンロードしてインストール」選択
- パスコードを入力してアップデート開始
キャリア設定のアップデート方法
- 「設定」アプリから「一般」を選択
- 「情報」をタップ
- 「キャリア設定アップデート」のメッセージが表示されるので、「アップデート」を選択
- 本体画面上部のステータスバーの通信事業者名が「mineo」になったら完了
mineoへMNP転入する際にかかる費用・日数
SIMカードで申し込んだ場合、申し込み受付メールから1週間程度で登録住所へSIMカードが届きます。eSIM契約の場合は、SIMカードの発送を待たずに最短で当日中に手続きを完了できます。どちらの場合も、回線の切替手続きには約30分ほどかかります。
また、他社からmineoにMNP転入する場合、「事務手数料」と「SIM発行手数料」が発生するので把握しておきましょう。
事務手数料 | 3,300円(税込) |
---|---|
SIMカード/eSIM プロファイル発行料 | 440円(税込) |
合計3,740円(税込)の手数料が発生しますが、mineoのエントリーコードを利用すれば事務手数料3,300円(税込)が無料になります。
要するに、エントリーコードがあれば440円+エントリーパッケージ料のみでmineoへお得にMNP転入することが可能です。(※2024年10月7日現在、amazonで売られているエントリーパッケージのダウンロード版は税込350円)
エントリーコードは、オンラインショップや家電量販店で簡単に入手でき、なおかつ申込時に16桁の番号を入力するだけで適用されます。
以下の記事では、mineoのエントリーコードについて詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてください。
mineoにMNP転入する際の注意点
mineoにMNP転入する前に3つの注意点について把握しておきましょう。
mineoMNP転入の注意点
- MNP予約番号には有効期限がある
- 手続きする時間によっては回線の切り替えが翌日になる
- キャリアメールが使えなくなる
あらかじめ注意すべきポイントを押さえておけば、乗り換え後に「こんなはずではなかった」という事態を回避できます。
注意点1. MNP予約番号には有効期限がある
MNP予約番号には、取得した日から15日間という有効期限が設けられています。
mineoは、MNP予約番号の有効期限が10日以上残った状態での申し込みを推奨しています。
その理由は、SIMカード発行〜自宅に届くまで②1週間程度かかる可能性があるからです。
現在利用している携帯電話会社でMNP予約番号を取得したら、すぐにmineoに申し込むようにしましょう。
注意点2. 手続きする時間によっては回線の切り替えが翌日になる
mineoは、手続きの時間帯によっては回線切替が翌日になってしまう可能性があるので要注意です。
受付時間
- 9:00~21:00(土日も含む)
20時以降にMNP転入切替・回線切替手続きを行った場合は、手続きの混み合い具合によっては、切り替えが翌日に完了となってしまいます。
また、月末日は申し込みをする人が増えるため、通常より切り替えが遅くなることが予測されています。
「スマホを使えない時間が長いと困る」「すぐに回線切替をしたい」という方は、時間や日にちに余裕をもって手続きを済ませましょう。
注意点3. キャリアメールが使えなくなる
mineoへ回線切替が完了すると、これまで利用していた携帯電話会社のキャリアメールが使えなくなります。
キャリアメールとは、「@softbank.ne.jp」「@au.com」「@ymobile.ne.jp」などのメールアドレスが付与されるサービスのことです。
キャリアメールを引き続き使いたい方は、回線切替の手続きを終える前に「キャリアメール持ち運びサービス」を利用しましょう。
キャリアメール持ち運びサービスは、月額300円ほどかかりますが、メールアドレス変更の通知や手続きなどが不要になるので利用する人が多くいます。
キャリアメール持ち運びサービスは、各携帯電話会社で契約することができます。Webサイトからの申し込みも可能ですので早めに手続きをしておくと安心です。
mineoにMNPで転入するベストタイミングは?
mineoへMNPで転入するタイミングは、月末がベストと言えます。
格安SIM提供会社では、月の途中で解約しても日割り計算されないところが多いです。
mineoでは月の途中で契約がスタートする場合、基本料金は日割り計算になります。そのため、「現在利用している携帯電話会社の料金」と「mineoの料金」が二重で発生する期間をより短くできる月末がベストなタイミングといえます。
ただし、月末ギリギリに手続きをすると、回線切替が混雑しているのでスムーズに行われず月を跨いでしまうかもしれません。
そのため、20日ごろまでにはmineoへの乗り換えを終えるようにしましょう。
mineoのMNPでの乗り換えまとめ
今回は、mineoへMNP転入で乗り換える方法やMNP転入でかかる費用、日数、注意点について解説しました。
記事のかんたんまとめ
- 申し込み→回線切替手続き→テストコール→APN設定で完結
- 回線切替手続きには約30分かかる
- 事務手数料3,300円とSIM発行手数料440円がかかる
- ただし、エントリーコードで初期費用を抑えられる
- 受付時間外に申し込みをすると翌日に回線切替が行われる
- mineoへのMNP転入は月末がおすすめ
mineoは、3キャリアの回線に対応していることが特徴のサービスです。そのため、回線と現在利用している携帯会社を揃えれば、SIMロック解除など面倒な手続きが不要で乗り換えられます。
この機会にぜひ検討してみてください。