楽天モバイルの機種変更をeSIMで行うやり方徹底解説!対応機種一覧も!
楽天モバイルの機種変更では、端末によってeSIMが活用できます。しかしeSIMの手続き手順は多く、ハードルが高いと諦めている人も多いでしょう。今回は、楽天モバイルのeSIM機種変更手順を紹介。ぜひeSIMでの機種変更を試してみてくださいね。
この記事の目次
「楽天モバイルでeSIMを使用して機種変更できる?」「eSIMでの機種変更方法が知りたい」と考えている人も多いでしょう。購入した新しい端末がeSIMに対応しているなら、eSIMを利用した機種変更が可能です。
eSIMはSIMカードが端末に組み込まれているSIMタイプで、活用すれば自宅で機種変更や開通手続きができます。しかしeSIMでの機種変更手続きは手順が多く、自分だけで手続きできるか不安になりますよね。
そこで今回は、楽天モバイルでのeSIMを利用した機種変更手続きの手順を、画像付きで解説。eSIMにするメリット・デメリットや、楽天モバイルでeSIMを利用できる端末一覧も紹介します。
eSIMを活用すればオンラインで手続きが完了するので、ぜひ本記事を参考にeSIMでの機種変更手続きを試してみてくださいね。
楽天モバイルの機種変更をeSIMで行うやり方
現在、SIMカードを利用中で機種変更後にeSIMに切り替える方、eSIMを利用中で機種変更後もeSIMを利用する方ともに、「SIM再発行」、「開通手続き」が必要です。
ただし、iPhoneの「eSIM クイック転送」を利用する方はSIMの再発行が不要になるため、こちらの方法も解説します。
また、切り替えに入る前に開通までに知っておきたいことを以下にまとめているので確認してから作業を進めていきましょう。
機種変更をeSIMで行う前に知っておきたいことリスト
- SIM再発行にいくらかかる?
機種変更にともなうeSIM再発行手数料は無料 - 機種変更から開通までにかかる時間は?
・端末は申し込み完了から最短2日~1週間ほどで到着
・開通までは申し込み完了後、最短3分 - 新しく購入する端末は楽天回線とeSIMに対応したスマートフォンが必要
・楽天回線に対応しているかは、公式サイト「楽天回線対応製品」を確認
・eSIMに対応した端末かは、この記事の楽天モバイルで購入できるeSIM対応端末で紹介 - 不要になったSIMカードはどうする?
各地域に合わせた分別で破棄可能。
【Androidユーザー】とクイック転送を利用しない方
iPhoneのeSIM クイック転送を利用したい方はこちら
機種変更をeSIMで行うやり方【全11工程】
- eSIM対応端末を用意する
- 旧端末からmy 楽天モバイルにアクセスする
- 右上のメニュー「契約プラン」を選択→「各種手続き」内の「SIM再発行を申請する」をタップ
- 「SIM再発行」から、SIM再発行の理由と申し込むSIMタイプを選択し「再発行を申請する」をタップ
- ワンタイムパスワードを入力し、「認証する」をタップする
- 申し込み内容を確認し、「確定する」をタップする
- SIM再発行申し込み完了
登録しているメールアドレスに届く確認メールを確認する。 - 新しいeSIM対応端末で「my楽天モバイル」アプリにログインする
- 「お申し込み履歴を見る」を選択し、表示された画面で「開通手続きへ進む」を選択
- 「my 楽天モバイルネットワークに接続します」と表示されるため、「接続」を選択
- しばらく待ってインターネット接続できるか確認する
出典:楽天モバイル
出典:楽天モバイル
出典:楽天モバイル
出典:楽天モバイル
出典:楽天モバイル
※うまく開通しない場合は、WiFiをOFFにするor機内モードのON/OFFに切り替えor再起動などを試す
【iPhoneユーザー必見】クイック転送を利用の方
iPhoneのeSIM クイック転送とは、iPhoneへ機種変更時に、利用中のiPhoneのデータとSIMをかんたんに移行できる機能のことです。
ただし、利用するには以下の注意点があります。
- 変更前、変更後のiPhoneがiPhone 11以降(iPhone SE 第2世代除く)であること
- 変更前、変更後のiOSが16.0以上であること
それでは手順を見ていきましょう。
- 新iPhoneの電源を入れる
- 言語と地域を設定する
- 新iPhoneに旧iPhoneを近づける
- 旧iPhoneで「続ける」をタップ
- 新iPhoneのカメラを旧iPhoneに向ける
- 旧iPhoneで「自分用に設定」をタップ
- 新iPhoneで旧iPhoneのパスコードを入力
- 新iPhoneで「別のiPhoneからの転送」を選択し「番号を転送」をタップ
- 旧iPhoneでポップアップが表示されたら、サイドボタンをダブルクリック
- しばらく待つとモバイル通信設定が完了するので、「続ける」をタップ
- 流れに沿って進む
- 設定完了
出典:楽天モバイル
出典:楽天モバイル
出典:楽天モバイル
出典:楽天モバイル
出典:楽天モバイル
出典:楽天モバイル
楽天モバイルで購入できるeSIM対応端末
iPhone端末では、2018年に発売された、iPhone XS以降(iPhoneSE 2/3世代含む)の機種全てがeSIM対応端末となっています。
また、Android端末でもeSIM対応は一般的になっています。
eSIM対応の主なAndroid端末
- Google Pixel 4シリーズ以降のすべてのモデル
- Galaxy
Sシリーズ:Galaxy S23シリーズ以降
Aシリーズ:Galaxy A54 5G、Galaxy A23 5G
Zシリーズ:Galaxy Z Fold4、Z Flip4以降 - Xperia
Xperia 1:Xperia 1 IV以降
Xperia 5:Xperia 5 IV以降
Xperia 10:Xperia 10 V、Xperia 10 IV(一部除く)、Xperia 10 III Lite
eSIMを使って機種変更するメリット
eSIMを使って機種変更するメリットとしては、次の3つが挙げられます。
eSIMで機種変更するメリット
1つの端末で2つの回線の保持が可能
eSIM対応の端末は、多くの場合でnanoSIM(SIMカード)やもうひとつのeSIMとの「デュアルSIM」に対応しています。デュアルSIMとは、1つの端末で2回線を切り替えて使用できる仕組みのこと。
今までは、2回線を使用したい場合には2台の端末が必要でした。しかしデュアルSIMなら、1回線目はeSIM、2回線目はnanoSIM(もしくはもう1つのeSIM)を使用することで、1台で2回線分の利用が可能です。
たとえば、1つの端末で主回線をドコモ、副回線を楽天モバイルに設定すれば、同じ端末で2つの電話番号を使用でき、仕事用とプライベート用に使い分けられます。主回線でドコモの安定したインターネット回線を利用しつつ、通話時は副回線の楽天モバイルに切り替えて通話料無料のサービスを利用する、という使い分けも可能です。
eSIMを活用すれば、2回線を使い分けるために2台のスマホを購入する必要がなくなるので、端末代金の節約にもつながります。2回線の保持がしやすくなったといえるでしょう。
海外での利用時も使いやすい
海外で回線を利用したい場合は、海外でも使える物理的なSIMカードを購入し自分の端末にさして使うのが一般的であるとされています。
ただ、海外用の物理的SIMを用意・利用するにはいくつか問題点が挙げられます。
- 空港で購入をする場合、SIMカードの種類や在庫に限りがある
- ネットで購入する場合、家に届くまでに時間がかかる
- 現地でのSIMカードの購入には時間と手間がかかる
一方で、eSIMであれば物理的なカードが不要であるため、設定さえできれば、スムーズに利用を開始できます。
交換時の紛失、故障の恐れがない
eSIMは、SIMカードが端末に内蔵されているので、実際に手に取ることはできません。物理的な「もの」ではないため、破損や紛失のリスクがない点も、eSIMの大きなメリットです。
物理型SIMの場合、新たに届いたSIMカードを台紙から取り外す際に傷つけてしまったり、うっかり落として無くしてしまったりするトラブルは、決して珍しいことではありません。
eSIMなら端末自体が故障しない限りSIMカードが傷つく可能性はないので、SIMカードの故障や紛失のリスクを回避したい人にもおすすめです。
eSIMを使って機種変更するデメリット・注意点
eSIMで機種変更するデメリット・注意点
SIMカードより機種変更手続きに手間がかかる
機種変更後の端末でeSIMを使用したい場合、SIMの再発行手続きが必要になるため、手間がかかります。SIMカードからeSIMへ機種変更する場合だけでなく、eSIMからeSIMへの機種変更でもSIM再発行手続きは必須です。
旧端末と新端末のSIMカードが同じnanoSIMサイズなら、旧端末からSIMカードを抜き出し新端末に差し替えるだけなので、再発行手続きは必要ありません。
しかしeSIMで機種変更する際には、SIMの再発行を申し込んだ後、eSIMプロファイルをダウンロードして開通手続きをしなければならないので手間がかかります。
手間はかかりますが、SIM再発行後はすぐに開通手続きができるので、機種変更にかかる時間の短縮が可能です。スピーディに機種変更したい人にとっては、少しの手間が増えるだけなので、さほど大きなデメリットではないでしょう。
Wi-Fiの接続環境がないとできない
eSIMを使用して機種変更する場合には、WiFi環境が必要です。新しい端末にeSIMでの開通手続きする際には、必ずインターネットに接続する必要があります。しかし開通設定がされていない端末では、楽天モバイル回線は使用できません。
WiFi環境があれば楽天回線を使用せずにインターネットに接続できるので、WiFiに接続できる環境でeSIMの設定をおこないましょう。
もし自宅にWiFi環境がない場合には、近くのWiFiスポットを探すか、家族や友人が所有している端末のテザリング機能を使用する方法でも設定は可能です。
QRコードを読み込むには別の端末を用意しないといけない
楽天モバイルでは、楽天モバイルの公式アプリ「my 楽天モバイル」にて新しい端末でeSIMの開通手続きが可能です。ただし、何らかの理由で新端末でアプリが使用できなかった場合には、別端末で「my 楽天モバイル」のマイページにログインし、QRコードを表示させる必要があります。
QRコードが表示できればよいので、端末は旧端末でもPCでも問題ありません。
機種変更の度にeSIMを再発行しないといけない
eSIMは、端末にSIMカードが埋め込まれているSIMタイプです。SIMカードタイプの機種変更の場合、同じSIMカードをそのまま新しい端末でも継続して使用するため、再発行手続きは不要です。
しかしeSIMの場合には、機種変更の度にeSIMの再発行手続きが必要で、開通手続きもSIMカードタイプよりも手順が多いです。もし「スマートフォンの操作に苦手意識がある」という場合には、eSIMではなくSIMカードを使用した機種変更のほうが手続きしやすいでしょう。
楽天モバイルでeSIMを使った機種変更時のQ&A
楽天モバイルでeSIMを使用して機種変更する際に、多くのユーザーが感じる疑問や不安な点をまとめました。eSIMを利用して機種変更を検討しているなら、ぜひ参考にしてください。
Q.楽天モバイルでデュアルSIMは利用可能か?
楽天モバイルは、デュアルSIMに対応している通信業者です。1台のスマートフォンで、楽天モバイル以外の回線も同時に使用できます。
Q.楽天モバイルでeSIMを解約する方法は?
eSIMを解約したい理由により、適切な方法が異なります。ここでは3つの場合の手続きを紹介します。
①スマートフォンの紛失や盗難などの理由でeSIMの回線を利用停止にしたい場合
「my 楽天モバイル」のアプリから、以下の手順で回線停止手続きが可能です。
eSIMの回線停止手続き
- 「my 楽天モバイル」アプリにログイン
- 「契約プラン」から「その他のお手続き」内の「手続きへ進む」をタップ
- 「盗難紛失時などのお手続き」内にある「利用停止(紛失・盗難時など)」をタップ
- 「SIMカード・eSIMを一時利用停止する」を選択し「次へ」をタップ
- 「利用停止」をタップ
②現在eSIMで使用している端末をSIMカードに切り替えたい場合
以下の「SIM再発行手続き」にて、新しいSIMカードの発行が可能です。届いたSIMカードを使用して開通手続きをすれば、eSIMは使用できなくなります。
ただし、再発行手数料3,300円(税込)がかかります。
SIM再発行手続き
- 「my 楽天モバイル」アプリにログイン
- 「各種手続き」から[SIM再発行を申請する]をタップ
- SIM再発行の理由を「その他」、SIMタイプを「SIMカード」を選択して[再発行を申請する]をタップ
- 「申し込み内容、回線番号を確認し[確定する]をタップ
③楽天モバイルから他社に回線を乗り換えたい場合
楽天モバイルの契約自体を解約すれば、eSIMも使えなくなります。解約手続きに関する手数料は無料です。
他社へ乗り換える際の楽天モバイルの解約手順は、楽天モバイル公式ページの「他社へのお乗り換え(MNP転出)について」より確認できます。
楽天モバイルの機種変更をeSIMで行う際に使えるお得なキャンペーン
Android対象製品限定|特価キャンペーン
出典:楽天モバイル
特典 | 楽天モバイル申し込み&対象製品購入で最大26,930円引き |
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適用条件 | ①新規や他社からの乗り換え、もしくはプラン変更にてキャンペーンページからRakuten最強プランへ申し込み ②「Rakuten最強プラン」申し込みと同時に対象製品いずれかを購入 |
期間 | 2024年2月16日~終了日未定 |
楽天モバイル申し込み&対象製品購入で最大26,930円引きになるお得なキャンペーンを実施しています。
対象製品の詳細は以下となります。
対象製品とキャンペーン適用価格 ※税込
- AQUOS wish3:適用価格9,700円(20,000円引き)
- OPPO Reno9 A:適用価格20,700円(20,000円引き)
- Xperia 10 V:適用価格32,360円(26,930円引き)
- AQUOS sense8:適用価格43,800円(20,000円引き)
楽天モバイルでのeSIMの機種変更まとめ
出典:楽天モバイル
今回は、楽天モバイルでeSIMを利用して機種変更する際の手順やメリット・デメリットを紹介しました。eSIMを利用して機種変更するメリットは、次の3点です。
eSIMで機種変更するメリット
- 1つの端末で2つの回線の保持が可能
- 海外での利用時も使いやすい
- 物理型SIMではないので交換時の紛失、故障の恐れがない
eSIMを使用した機種変更手続きは、手元に新しいeSIM対応端末を用意するだけでオンラインで簡単に手続きを終えられます。物理的にSIMカードが存在しないので、SIMカードを台紙から取り外す際に紛失したり傷つけたりするリスクがないのも、eSIMのメリットです。
ほとんどのeSIM対応端末はデュアルSIMに対応しているため、SIMカードをセットすれば楽天回線とは別に、他社の回線を1台のスマートフォンで同時に使用することもできます。
ただし、eSIMでの機種変更手続きは同じSIMカード同士の手続きより手順が多く、WiFi環境が必要であるというデメリットもあるので注意が必要です。
メリット・デメリットを総合的に比較・検討して、自分に適した方法で機種変更をしましょう。