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楽天モバイルに低速モードはある?データ高速モードの切り替え方法や注意点も

更新日:2025.02.27

楽天モバイルには低速モードがあるのか、低速モードを利用できる条件などについて調べました。また、低速モードになるタイミングや切り替え方、注意点の他、低速モードにならないための対策なども解説します。楽天モバイルのサービスをより理解するためにも、ぜひ参考にしてください。

楽天モバイルは、シンプルでわかりやすい料金プランで人気の携帯キャリアです。月額1,078円(税込)から利用でき、どれだけデータを使っても月額3,278円(税込)と他キャリアと比べて格段に安いです。

国内では高速データ通信を無制限に使えるのが魅力ですが、使った分だけ支払う従量制でもあるため、「楽天モバイルには低速モードはあるの?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、楽天モバイルに低速モードはあるのか、また、データ高速モードのオンオフ切り替え方法や低速モードにならないための対策などについても解説します。

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楽天モバイルに低速モードはある?

結論、日本国内通信時において、楽天モバイルに回線速度を遅くできる「低速モード」機能はありません。

一般的に低速モードとは、通信速度が遅くなる代わりにデータ消費をせずに通信できる仕組みのことで、多くの格安SIMで導入されています。購入したデータ容量を使い切ると低速モードに切り替わったり、一部の格安SIMでは節約するために任意で切り替える機能が利用できるものもあります。

楽天モバイルでも旧プランでは節約モードがあり、自分でオンオフすることで速度を切り替えることができました。また、パートナー回線では、5GBを超えて通信を行うと、最大1Mbpsの速度まで制限がかかっていました。

しかし、楽天モバイルの国内での低速モードは、2023年6月の「Rakuten最強プラン」開始に伴い廃止となっています。

現在は、海外利用時においてのみ、低速モードにできる「データ高速モード」の切り替えが可能です。

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低速モードは意味がない?楽天モバイルの料金プラン

出典:楽天モバイル

楽天モバイルの料金プランは、データ使用量に応じて月額料金が変動する従量制の「Rakuten最強プラン」のみです。

国内の通信エリアならどこでも高速データ通信が可能で、通信制限(速度制限)もありません。

しかもRakuten Linkアプリを利用すれば、国内通話は無料でかけ放題です。

容量料金
(税込)
家族割適用時
(税込)
0~3GB1,078円968円
3~20GB2,178円2,068円
20GB~無制限3,278円3,168円

※家族割は代表者の回線含めて最大20回線まで適用可能

月額料金は、使用量に応じて3段階の設定になっています。

my楽天モバイルや楽天モバイルアプリには「データ高速モード」のオンオフのボタンがありますが、国内においてはオフにした場合でも高速のままなので、低速モードの意味はありません。

そのため、料金が切り替わる~3GBまでと~20GBまでの容量で抑えたい方は、こまめに消費量をチェックしたり端末に制限を設定するなど、対策が必要になります。

一方、20GB以上使う場合はどれだけ使っても月額3,278円(税込)で高速データが無制限利用できるため、料金を気にせず使いたい人に向いています。

以下の記事では、楽天モバイルの無制限利用や通信速度・エリアについてもまとめています。ぜひ本記事と併せてご覧ください。

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楽天モバイルで低速モードになるタイミング


出典:楽天モバイル

現在、楽天モバイルで高速通信をオフにする低速モードを使うタイミングは、海外ローミングエリアでの利用時です。

月2GBまでデータ高速モードを利用できますが、以下の状況になると低速モードになります。

楽天モバイルでは低速モードに手動で切り替えられる他、海外ローミングエリアで2GBを消費した時も、速度制限がかかり低速モードになります。

高速通信できる2GBを消費した時

楽天モバイルでは、海外ローミングエリアで2GB以上通信を使ってしまうと、最大128kbpsの速度まで制限がかかります。

低速モードの128kbpsの制限下ではデータの読み込みが遅くなり、画像の読み込みに時間がかかったり、動画はみれなくなる場合もあります。LINEやチャットなどのテキスト通信などはスムーズに利用できるでしょう。

高速データを引き続き使いたい場合は、1GBあたり500円(不課税)のデータチャージにて、高速通信の利用が可能です。ただし、海外の対象国と地域以外は、Wi-Fi接続時のみ利用ができますのでご注意ください。

自分でアプリから、低速モードに切り替えた時

my 楽天モバイル」を使えば、手動で低速モードに切替可能です。

低速モードにしておけば、海外ローミングエリアで2GBの制限がある高速データ容量にはカウントされません。そのため、海外ローミングエリアで2GBを超えそうな時は手動で切り替えておけばデータ容量を温存できます。

最大128kbpsの速度ではありますが、データ容量の節約にも大変効果的なので、うまく活用するといいでしょう。

また、「Rakuten Link」アプリを利用すれば、日本の電話番号との国際通話及び国際SMSは送受信が無料です。低速モードとあわせてうまく活用しましょう。

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楽天モバイルの低速モードの切り替え方法

ではここでは、自分で楽天モバイルの低速モードを切り替える方法を見ていきましょう。

【アプリの場合】楽天モバイルの低速モードの切り替え方法

  1. my 楽天モバイルアプリをダウンロード
  2. my 楽天モバイルアプリにログイン
  3. ホーム画面から低速モードに設定する

手順1.my 楽天モバイルアプリをダウンロード

まずはmy 楽天モバイルアプリをダウンロードしましょう。

iPhoneの方は「APP Store」、Androidの方は「Google Play」からダウンロードできます。

my 楽天モバイル

my 楽天モバイル

Rakuten Mobile, Inc.無料posted withアプリーチ

手順2.my 楽天モバイルアプリにログイン

my 楽天モバイルアプリをダウンロードしたら、ユーザIDとパスワードを入力してログインします。ユーザIDとパスワードは、楽天モバイルを契約した際に決めたものです。

楽天市場を利用する場合、楽天市場のIDとパスワードに設定されている場合もあります。わからない場合、楽天モバイルに問い合わせてみましょう。

以下の記事では、楽天モバイルの問い合わせ先についてまとめています。どこに問い合わせたらいいかわからないときなど、参考にしてください。

手順3.ホーム画面から低速モードに設定する

my 楽天モバイルにログインしたら、「ホーム」画面が表示されます。電話番号が表示されるので間違いないことを確認し、下にスクロールして行きましょう。

「高速データ容量」の下部に「データ高速モード」とあり、横に切り替えスイッチがあります。

デフォルトではオン(ピンク色)になっており、タップすればオフ(グレー)に変わります。

そのままアプリを閉じれば低速モードの設定は完了です。これ以降は海外ローミングエリアで通信を使っても、2GBの制限枠にはカウントされません。

なおオンに戻したい場合、同じ方法でタップすればもとに戻ります。

ちなみにWebの場合は、my 楽天モバイル「ホーム」の「高速データ容量」画面を開き、下部にある「データ高速モード」をタップし、オンオフを切り替えてください。

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楽天モバイルの低速モードにならないための対策

低速モードにならないための対策

海外ローミングエリアで高速データを利用できるのは月2GBまでのため、すぐに容量に達する可能性もあります。

低速モードにならないために、以下の対策をしましょう。

対策1.WiFiを利用する

データ消費の少ないLINEやSNS程度なら大丈夫ですが、動画閲覧やアプリのダウンロードを使うと、すぐに2GBに達してしまいます。データ量の大きいものはWiFiを利用すれば、モバイル通信の消費をかなり抑えることができます。

外出時は最低限の利用に留め、ゲームや動画はWiFiが使える環境で利用するといった工夫をすれば、月2GB以内で抑えられるでしょう。

ただしパスワードなしのフリーWiFiは暗号化されていないため、クレジットカード番号など個人情報の入力は避けたほうが安心です。

対策2.Rakuten Linkアプリを活用

楽天モバイルの特徴の1つである、Rakuten Linkアプリを活用しましょう。

日本の電話番号との国際通話は、着信相手がアプリを使っていない場合でも通話無料です。また、アプリ同士なら日本でも海外でも国際SMSが送受信無料です。

国際通話も国際SMSもどちらもデータ利用量にカウントされないため、積極的に活用するといいでしょう。

使用する際は、海外ローミングエリアの通信事業者、またはWi-Fiに接続する必要がありますので、ご注意ください。

対策3.高速データ残量通知を設定する

海外ローミングエリアで利用中、以下の場合にメール、およびSMSで通知がくるよう設定ができます。

  • 高速データ容量の残容量が400MBを下回った場合
  • 高速データ容量を使い切った場合

高速データ容量を使い切った場合は、低速モードに切り替わってしまいますが、残容量が400MBを下回った場合の通知がきたら、WiFiやRakuten Linkを活用したり、状況によってデータ高速モードをオンオフで切り替えるのもいいでしょう。

【アプリの場合】高速データ容量の残量通知の設定方法

  1. my 楽天モバイルにログインする
  2. 画面右上のメニュー(三本線)をタップし、「お知らせ設定」をタップ
  3. 「通信容量の残容量通知メール」をONにし、「保存する」をタップ

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楽天モバイル低速モードの注意点

楽天モバイルの低速モードの注意点

先述の通り、海外ローミングエリアで高速通信を使って2GBを超過すると、自動的に最大128kbpsの速度に制限されます。

2GB超過で制限がかかると、翌月1日の0時まで解除されません。my 楽天モバイルアプリから手動で戻すことはできないため注意してください。

また、国内では仮に手動でデータ高速モードをオフに切り替えたとしても、低速にはならず、高速のままとなります。データ容量を節約したい場合は、Wi-Fiなどを利用するなど、低速モード以外の対策が必要となります。

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楽天モバイルの低速モードに関するよくある質問

楽天モバイルの低速モードに関する質問

楽天モバイルの低速モードに関するよくある質問を紹介します。

楽天モバイルのデータ高速モードをオフにするとどうなる?

国内通信の場合は、オフにしても影響はなく、高速データのままで低速にはなりません。海外利用時の場合は、データ高速モードをオフにすることで、低速モードに切り替わり、最大128kbpsの速度まで制限がかかります。

国内の高速データ無制限エリアでは通信制限はない?

高速データ無制限エリアでは高速通信が使い放題で、原則的に通信制限はありません。

ですが、公式サイトには「公平なサービス提供のため速度制御の場合あり」と記載されており、使いすぎると制限される可能性があります。

ネットの口コミによると、1日10GB以上使うと3Mbpsの制限がかかるといわれているケースもあります。

低速モード・節約モードを使えるおすすめの格安SIMは?

楽天モバイルでは海外利用時に低速モードが使えますが、他の格安SIMでは国内での利用時にも低速モードや節約モードが使用できます。

以下におすすめの格安SIMをまとめました。

携帯会社低速モードの速度条件など
楽天モバイル最大128kbps・海外ローミングエリアのみ利用可
・データ高速モードのON/OFFで設定
・月2GB以上のデータ容量消費
UQモバイル最大300Kbps・ターボ機能(高速・低速)のON/OFFで設定
・ミニミニプラン契約で利用可
IIJmio最大300kbps・クーポン(高速データ通信)のON/OFFで設定
・3日間に366MB以上通信すると低速通信時に速度を制限
mineo最大200kbps
パケット放題契約中:最大500kbps
パケット放題 Plus契約中:最大1.5Mbps
・mineoスイッチの節約ON/OFFで設定
・マイそく契約中の方は利用不可
イオンモバイル最大200kbps・速度切り替えのON/OFFで設定
・3日間に366MB以上通信すると低速通信時に速度を制限

どの格安SIMでも自分で速度設定のオンオフができるようになっているため、効率よく利用したい人は上記の格安SIMを検討してみるのもいいでしょう。

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楽天モバイルの低速モードまとめ

楽天モバイルの低速モードについて解説しました。

この記事でわかったこと

  • 国内はデータ高速無制限なので低速モードは使えない
  • 低速モードは海外ローミングエリアのみで利用できる
  • 高速通信できる2GBを消費すると低速モードになる
  • 手動で低速モードに切り替えも可能
  • Rakuten Linkアプリを利用すると国際通話、国際SMSが無料
  • 国内で低速モード・節約モードが使える格安SIMもある

楽天モバイルの低速モードは、国内での利用はできませんが、海外での利用は可能です。

海外利用時は月2GBまで高速データが利用でき、それ以上使用すると最大128kbpsの速度まで制限がかかります。

最大128kbpsの速度は超低速となるため、できることが限られます。そのため、自動で低速モードになる前に、手動で切り替えてデータ容量を温存するのもいいでしょう。

また、Rakuten Linkアプリを利用すれば、日本の電話番号との国際通話や、アプリ同士の国際SMSの送受信は無料です。

しかもどちらもデータ利用量にカウントされないので、積極的に活用してみてください。

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