ahamo2台目の契約方法!2台持ちのメリット・注意点も解説

ahamoでの2台目契約の方法やメリット、注意点について詳しく解説します。ahamoでの2台目契約が自分に合っているのかという点も確認してみてください。
この記事の目次
「ahamo2台目の契約方法をしりたい」や「ahamo2台目の契約の注意点をしりたい」そんな方も多いのではないでしょうか。
結論、ahamoで2台目の契約は可能です。ただし、ドコモの料金プランとは異なり、家族割や複数回線の割引が適用されないため、契約前にメリット・デメリットをしっかり把握しておくことが重要です。
本記事では、ahamoの2台目契約の申し込み方法から、料金や注意点、他社との比較まで詳しく解説します。中容量以上のデータ通信をする方にとっては通信費の節約につながるケースもあるため、2台目の契約を検討している方はぜひ最後までご覧ください。
ahamoで2台目の契約はできる?
結論から言うと、ahamoでは2台目の契約が可能です。ahamoはドコモのオンライン専用プランとして提供されており、契約できる回線数には上限がありますが、同一名義で最大5回線まで契約することができます。
ただし、この上限はahamo単体ではなく、ドコモの回線契約数と合算されてカウントされるため注意が必要です。
たとえば、すでにドコモ本体で2回線を契約している場合、ahamoでは残り3回線までしか契約できません。これはahamoがドコモの一部として取り扱われるためで、回線上限の共通ルールが適用される仕組みになっています。
そのため、2台目を含む複数回線の契約を検討している場合は、現在のドコモおよびahamo回線の合計数を事前に確認しておくことが重要です。
また、ahamoでは1契約ごとにdアカウントが必要となるため、2台目の契約には新規のdアカウントを準備しておくとスムーズに申し込めます。
ahamoの2台目の申し込み方法
「新規・他社から乗り換え」か「ドコモからのプラン変更」かで申し込み方法に違いがあるため、その点に注意しましょう。
ちなみに、ahamoでは初月の日割り計算が可能です。SIMチェンジ編集部ではahamoの日割りについても解説しているので気になる方はぜひ参考にしてください。
▼「ドコモからのプラン変更」の方はこちら
新規・他社から乗り換えでの申し込み方法
申し込み手続きに入る前に以下の事前準備をしておきましょう。事前準備ができていれば、10分ほどで申し込み手続きは完了します。
- MNP予約番号(乗り換えの方のみ)
- 本人確認書類(運転免許所・マイナンバーカードなど)
- クレジットカード・銀行口座情報
現在契約中のキャリアがMNP予約番号不要の「ワンストップ方式」に対応しているキャリアを利用している場合は、取得なしで手続きすることができます。
MNPワンストップ対象の携帯電話会社
- ドコモ
- au
- ソフトバンク
- 楽天モバイル
- UQ mobile
- povo
- ワイモバイル
- LINEMO
- LINEモバイル
- ジャパネットたかた通信サービス
- 日本通信SIM
- b-mobile
- mineo
- センターモバイル
- LPモバイル
- IIJmio
- NUROモバイル
- イオンモバイル
- BIGLOBEモバイル
- J:COM MOBILE
- HISモバイル
- KABU&モバイル
- RayL Mobile
- NifMo
- Smiles Connect
- メルカリモバイル
- OCN モバイル ONE
現在契約中のキャリアがMNP予約番号不要の「ワンストップ方式」に対応しているキャリアを利用している場合は、取得なしで手続きできます。
SIMカードを選択した場合、最短3日で届きます。ただし、申し込み内容に不備がある場合や審査状況によっては、1週間ほどかかることもあります。
また、eSIMを契約する場合も1週間ほどかかる場合があります。
ドコモからのプラン変更での申し込み方法
申し込み手続きに入る前に以下の事前準備をしておきましょう。
- dアカウント
- クレジットカード・銀行口座情報
手続きは主に13ステップです。少し多く感じるかもしれませんが、手順に沿って行えば簡単に手続きできます。
- 「ahamo」へアクセスし申し込みボタンをタップ
- 希望の契約内容を選択する
- dアカウントにログインする
- 対応機種を確認する
- ahamoのサービス内容を確認する
- 料金プランを選択する
- 廃止されるサービス、継続されるサービス、適用開始日を確認する
- 申込書の電子交付の方法を選択する
- 注意事項の確認する
- 解約金留保を確認する
- 手続き内容の確認
- 画面をスクロールして、この内容で手続きを完了するボタンを押す
- ahamoの申し込み手続きは完了
ahamo2台目契約のメリット
出典:ahamo公式サイト
ahamo2台目契約のメリット
中容量以上のデータ容量を使うなら通信費を抑えられる
ahamoは30GBが月額2,970円(税込)で利用できるため、ドコモや他の大手キャリアで30GB程度使うならかなりお得です。
以下はドコモの別プランとの2台持ち(複数回線)比較例です。
合計月額料金(税込) | 合計データ容量 | |
---|---|---|
ahamo×ahamo | 5,940円 大盛りオプション加入時:9,900円 | 60GB 大盛りオプション加入時:220GB |
ahamo×ドコモ MAX | 8,668円~11,418円 | ~無制限+30GB |
ahamo×ドコモ mini | 5,720円~ (データ量による) | 30GB+ (4GBまたは10GB) |
ドコモ MAX×ドコモ MAX | 11,390円~16,896円 | 完全無制限 |
ドコモ mini×ドコモ mini | 5,500円~7,700円 | 8GB~20GB |
利用データが多い場合は「ahamo×ahamo」の組み合わせがもっともコスパ良しです。月60GBまで使えて、220GBのオプションも選択可能です。
以下の記事では、ahamoの料金シミュレーションについてまとめています。ぜひ本記事と併せてご覧ください。
海外ローミングが2台合計60GBまで使える
ahamoでは、海外91の国・地域で海外ローミングサービスが提供されており、1回線につき最大30GBまで利用可能です。
つまり、2台契約している場合、それぞれの回線で30GBずつ、合計で最大60GBまで海外でデータ通信が利用できます。
そのため、海外出張や旅行が多い方にとって、非常に便利でお得なサービスです。
dポイントが2台分たまる
ahamoでは、契約回線の利用料金1,000円(税抜き)につき10ポイントのdポイントが付与されます。
例えば、2台目もahamoで契約する場合、基本使用料のみで計算すると以下のようになります。
- 30GBプラン:2,700円(税抜) → 20ポイント
- 1回線分が20ポイント×2回線 = 40ポイント
ポイント計算の際は2台分の料金は合算されず、1,000円未満の端数(100円単位)は切り捨てとなります。
また、2回線分のdポイントをまとめたい場合は、「ポイント共有グループ」の作成が必要になります。電話やオンラインで手続き可能です。
※ポイント進呈の対象となるのは、基本使用料、通話・通信料、付加機能使用料、ユニバーサルサービス料となります。
注意事項
※15日を超えて海外で利用される場合は速度制限がかかります。国内利用と合わせての容量上限です。
※ahamoでは、一部ご利用できないサービスがあります
※5分超過後は、22円/30秒の通話料がかかります。「SMS」、他社接続サービスなどへの発信は、別途料⾦がかかります
※ahamoはお申込みからサポートまで、オンラインにて受付するプランです。
ドコモショップなどでのサポートをご希望の場合は、「ahamo Webお申込みサポート(※2)」(税込3,300円) をご利⽤ください。なお、お申込み時の端末操作はお客さまご⾃⾝で実施頂きます。また、端末初期設定およびデータ移⾏などは 本サポートの範囲外となります。端末初期設定およびデータ移⾏の補助をご希望のお客さまは「初期設定サポート(有料)(※3)」を別途お申込みください
※2お客さまのご要望に基づき、ahamo専⽤サイトからのお申込みの補助を⾏うものです。
※3お客さまのご要望に基づき、ahamoアプリおよび専⽤サイトからのお⼿続き補助を⾏うものです
ahamo2台目契約のデメリット
ahamo2台目契約のデメリット
料金の割引サービスはない
ahamoでは、2台目を契約した場合でも割引になるようなサービスはありません。
他の格安SIMでは、家族割や複数回線を契約すると料金が割引されるケースが多く見られます。しかし、ahamoには複数回線割引の仕組みがないため、30GB 2970円(税込)がそのまま適用されます。
また、ドコモの光セット割なども使えない点も認識しておきましょう。
データ容量や音声通話をあまり使わないなら割高になる
ahamoは30GBで月額2,970円(税込)というシンプルなプラン構成で、通話も5分以内なら何度でも無料という特長があります。
しかし、2台目をサブ回線として利用する場合、主に受電や数GBの通信しかしないといった使い方では、この30GBや通話機能を十分に活かせず、結果的に割高になることがあります。
例えば「メイン回線は別にあり、2台目はLINEや地図アプリが少し使えれば良い」といった使い方であれば、月数百円〜1,000円台で契約できる格安SIMの方がコストパフォーマンスは高いです。
このように、自分の利用目的に対してahamoのスペックが過剰な場合は、ahamo以外のおすすめの乗り換え先も視野に入れて検討するとよいでしょう。
通信障害時の予備回線としては使えない
2台目をahamoで契約する場合、通信障害時などの予備回線として利用できない点に注意が必要です。
ahamoはドコモ回線を利用しているため、ドコモ回線に通信障害が発生すると、2台とも影響を受けてしまいます。そのため、2台目はau回線や楽天回線など、ドコモ回線以外を利用する格安SIM事業者と契約するのも一つの方法です。
SIMチェンジ編集部では、ソフトバンク回線のおすすめ格安SIMやau回線のおすすめ格安SIMについても詳しく紹介しています。ぜひ、参考にしてください
ahamo2台目契約の注意点
ahamoで2台目を契約する際には、契約条件や手続きにいくつかの制限があります。特に子供用に契約する場合や家族に持たせるケースでは、契約者と利用者の名義やdアカウントの管理などで注意が必要です。
トラブルや手戻りを避けるためにも、事前に以下のポイントを押さえておきましょう。
子供に持たせるために2台目契約する場合は利用者登録が必要
ahamoでは、未成年者名義での契約はできません。そのため、18歳未満の子供にスマホを持たせたい場合は、親権者名義で契約を行い、子供を「利用者」として登録する必要があります。
ただし、この利用者登録の方法は「新規契約」「他社からMNP」によって異なります。
利用者登録の方法
- 新規申し込み時:契約手続きの流れで、同時に未成年の利用者を登録することが可能です。
- 契約後に登録する場合:乗り換え元で名義変更後にahamoへの申し込みまたは、郵送で手続きが必要です。
他社からの乗り換えの場合、申し込みと同時に名義変更はできないため、あらかじめ乗り換え元で名義変更をしておくか、後から郵送での手続きが必要になります。
なお、郵送で手続きする場合は「ドコモオンライン手続き」にて申込書を取り寄せの上、手続きを行いましょう。
利用者と契約者の名義が違うと契約できない
ahamoでは、契約名義と実際の利用者が異なる場合、契約自体ができない仕様となっています。たとえば、成人した家族に持たせたいと考えても、その人自身の名義で契約しなければ利用できません。
また、料金の支払いに利用できるのは契約者と同一名義のクレジットカードまたは金融機関口座のみです。家族の口座やカードでは申し込みできないため、契約時には支払い情報も本人名義であることを確認しましょう。
このルールは、トラブル防止やセキュリティの観点から厳格に運用されているため、契約前に必ず名義と支払い方法を一致させておくことが大切です。
2台目を契約するときは新しいdアカウントが必要
ahamoは、1つのdアカウントで契約できる回線は1つのみとされています。つまり、2台目を契約する場合は、別のdアカウントを新規作成しなければなりません。
dアカウントは無料で作成でき、メールアドレスや電話番号を使って数分で発行できます。ただし、すでに複数のdアカウントを管理している場合は、IDやパスワードの管理ミスに注意しましょう。
2台目の申し込み手続き中に新しいdアカウントの準備が必要になるため、事前に作成しておくとスムーズです。
ahamoでの2台目契約以外におすすめの乗り換え先

ここまで、ahamoの2台目・2台持ちするメリットや注意点について解説しました。しかし、ahamoでの2台目の契約は自分に合わないと感じた方もいるのではないでしょうか。
ahamoでの2台目契約以外でおすすめなのは、楽天モバイルです。
楽天モバイルは、ahamo同様に1プランのみのシンプルな料金形態で、月額1,078円(税込)から使い始められます。さらに、楽天モバイルはahamoとは異なり、データ容量を無制限で利用できます。
楽天モバイルの料金は以下の通りです。
容量 | 料金 (税込) | 家族割適用時 (税込) |
---|---|---|
0~3GB | 1,078円 | 968円 |
3~20GB | 2,178円 | 2,068円 |
20GB~無制限 | 3,278円 | 3,168円 |
※家族割は代表者の回線含めて最大20回線まで適用可能
気になる通信速度ですが、楽天モバイルの平均下り速度は「83.36Mbps」です。一般的に30Mbpsあれば快適にインターネットを利用できるといわれているため、問題なく利用できるでしょう。
楽天モバイルの速度
- 平均下り速度:83.36Mbps
- 平均上りロード速度:24.58Mbps
引用:みんなのネット回線速度
※上記は、2025年7月直近3ヶ月に計測された通信速度の平均値を計算したものです。通信速度は場所・時間帯・通信環境によって変動するため、あくまでも目安として考えてください。
さらに、楽天モバイルは独自の「Rakuten Link」アプリを使用すれば、国内通話が無制限で無料になります。ahamoでは、5分以上の国内通話は無料ではないため、通話が多い方にとって楽天モバイルは月々の支払いを抑えられるでしょう。
2台目の契約に迷っている場合は、ぜひ楽天モバイルも検討してみてください。
ahamoの2台目契約に関するQ&A
ahamoで2台目の契約する場合に多くの人が感じる疑問点をまとめました。
1つのdアカウントでahamoを複数回線契約することはできる?
1つのdアカウントでahamoの回線を複数契約することはできません。
そのため、2台目もahamoで契約する場合は、新しくdアカウントを作成する必要があります。
ahamoの2台目契約まとめ
本記事では、ahamo2台目契約の方法や2台持ちのメリット、注意点について解説してきました。
ahamoで2台目を契約する際は、2台目の端末で必要なデータ容量をしっかり確認し、自分の利用状況に合っているかを基準に検討することが大切です。
手続きはオンラインで簡単に行えるため、注意点を十分に理解した上で契約を進めましょう。