スマートウォッチでできること・使い方を紹介|目的別のおすすめスマートウォッチを紹介
「スマートウォッチに興味があるけど使い方がわからない」と考えている方もいるでしょう。スマートウォッチでできること、使い方、おすすめのアプリをまとめました。目的別のおすすめスマートウォッチも紹介します。
この記事の目次
スマートフォンと接続することで、様々な便利機能が使えると話題のスマートウォッチ。
そこで、スマートウォッチでできることや使い方、目的別のおすすめスマートウォッチについてご紹介します。
スマートウォッチを活用すれば、スマホの機能をより活かすことが可能です。
「ランニングの記録をより正確にしたい」「スマホの通知を見逃したくない」と考えている人は、スマートウォッチを使ってみましょう。
スマートウォッチとは?
スマートウォッチとは、腕時計型の小型スマホといったイメージのガジェットです。
時計として時間を確認するのはもちろん、スマホの通知を振動で知らせたり、音楽再生をウォッチ上で管理したりすることもできます。
また、アプリを追加することで、様々なことができます。
スマートウォッチでできること
スマートウォッチが対応している基本機能について紹介します。
ただし、一部のスマートウォッチでは、紹介する機能に対応していないケースもあるのでご了承ください。
連絡・通知
「電話がかかってきていたけど、スマホをカバンの中に入れていたから気付かなかった」「LINEメッセージがもうすぐ来るはずだけど、いつ来るかわかずスマホが手放せない」
このような悩みを抱えている方は、スマホとスマートウォッチを連携し、スマートウォッチでバイブレーション機能をオンにしましょう。
スマートウォッチによっては、スマホがなくてもウォッチだけで単独通信を行い、電話やメッセージの返信ができるモデルもあります。
「スマホの通知を見逃したくない」と考えている方は、スマートウォッチを購入してみてはいかがでしょうか。
電子決済
「モバイルSuicaを利用するのに、カバンやポケットからiPhoneを取り出すのが面倒」という方は、Apple Watchをはじめとするスマートウォッチを購入してみてはいかがでしょうか。
Apple WatchならSuicaやiDといった電子決済がウォッチをかざすだけで行えます。
もちろん他のスマートウォッチでも電子決済に対応しているモデルもあります。
ただし、モデルによっては対応している電子決済に違いがあったり、そもそも電子決済に対応していないこともあるので注意しましょう。
電子決済をメインで利用する人は、対応モデルに注意するしてください。
健康管理(血圧/睡眠/体温計/心拍数/心電図)
「睡眠の深さをアプリで測ってみたい」「健康管理のために、血圧や脈拍をチェックしたい」と思っている方におすすめのガジェットです。
スマートウォッチは血圧や心拍数のチェック機能が備わっているモデルが多くあります。中には睡眠の深さをチェックしたり心電図をとったりできるモデルもあります。
ランニング距離・歩数の測定
スマートフォンにも同様の機能は備えられているものの、スマホをもっていないときに歩数を測定できないのが弱点でした。
一方、スマートウォッチは常に身に着けるもので、ランニング中でも邪魔になりません。
また、スマホをもっていないときでも歩数の測定ができます。
「歩数の測定をより正確に行いたい」「ランニング中にスマホを持ち歩きたくない」と考えている人は、スマートウォッチの活用を考えてみませんか。
GPS機能
「スマートウォッチでマップアプリを利用したい」「緊急時に自分の現在位置を知人に伝えたい」と考えている人は、GPS機能付きのスマートウォッチがおすすめです。
GPS機能付きのスマートウォッチを利用すれば、ウォッチの画面上で現在地マップの表示が可能。スマホを手に持たなくても地図アプリが使えるため、手荷物が多いときでも道に迷わず移動できます。
また、「緊急通報」機能とGPSを組み合わせて活用すれば、万が一のときに自分の現在位置を伝えることもできます。
音楽再生
スマートウォッチでは、スマホで再生している音楽の再生・停止などを操作することも可能。
モデルによってはスマートウォッチに音楽をダウンロードすることで、スマホが近くになくても音楽を再生できます。
音楽再生はスマホでもできますが、操作するときにわざわざスマホを取り出して操作するのも面倒でしょう。
スマートウォッチを活用すれば、画面上で音楽再生を操作できます。
音声アシスタントの利用
「Hey Siri」や「OK Google」など、スマートウォッチも音声操作に対応しているモデルがあります。
今日の天気や今後の予定などを確認するとき、スマートウォッチに話しかけるだけで答えが返ってくるので便利です。「スマホでは音声アシストを利用したことがない」という人でも、スマートウォッチならより手軽に利用できるので、活用してみてはいかがでしょうか。
スマートウォッチの使い方
「スマートウォッチは便利そうだけど、スマホと連携するのが難しそう」と感じている人もいるでしょう。
スマートウォッチとスマホを連携する方法についてご紹介します。
スマホとスマートウォッチの連携はとても簡単です。
Androidでのセットアップ方法
Androidスマホと「Wear OS by Google」のセットアップ手順についてご紹介します。
Wear OS by Google のセットアップ方法
- 「Wear OS by Google」アプリをインストールする
- アプリを起動し「セットアップ」をタップする
- 手順に従って操作を進め、自分のスマートウォッチの名前をタップする
- スマホとウォッチにコードが表示されるので、コードが同じ場合は「ペア設定」をタップする
- 表示される手順に従って、セットアップを終了する
スマートウォッチの中には、他のOSを搭載したモデルも存在します。そんなときは、同梱の説明書を参考にスマホとの連携を済ませましょう。
Androidスマホとスマートウォッチのセットアップは、説明書やスマホに表示される手順に従って操作をするだけで簡単に連携できます。
iPhoneでのセットアップ方法
iPhoneと相性のよいスマートウォッチには、Appleが発売している「Apple Watch」シリーズが挙げられます。
iPhoneとApple Watchの接続方法
- Apple Watchの電源をオンにして、腕に装着する
- iPhoneとApple Watchを近づける
- iPhone画面に「このApple Watchを設定」と表示されるので「続ける」をタップ
- Apple Watchに表示されているアニメーションを、iPhoneのカメラにおさめる
- Apple IDでのログインやパスワードの作成を行う
- iPhoneとApple Watchの同期が終わると利用できる
「Wear OS by Google」を搭載したスマートウォッチをiPhoneと連携することも可能。セットアップ手順はAndroidスマホと同じです。
Wear OS by Google のセットアップ方法
- Google Play Storeで「Wear OS by Google」アプリをインストールする
- アプリを起動し「セットアップ」をタップする
- 手順に従って操作を進め、自分のスマートウォッチの名前をタップする
- スマホとウォッチにコードが表示されるので、コードが同じ場合は「ペア設定」をタップする
- 表示される手順に従って、セットアップを終了する
iPhoneとスマートウォッチの連携はとても簡単。スマホとの連携ができず困ることは、まずないでしょう。
スマートウォッチおすすめアプリ
「スマートウォッチではどんなアプリを利用できるのか知りたい」という人へ向けて、スマートウォッチで利用できるおすすめアプリについてご紹介します。
メモアプリ
スマートウォッチのメモアプリでおすすめなのは、「Google Keep」です。
デバイス間で内容を瞬時に共有できるので、メモの確認やチェックリストの表示を手軽に行えます。
また、端末によっては音声入力での新規メモ追加も可能。スマートウォッチでGoogle Keepを利用すれば、タスク管理がより簡単になるでしょう。
ヘルスケアアプリ
スマートウォッチで歩数や歩いた距離を確認するなら、標準搭載のヘルスケアアプリで十分です。
スマートウォッチにはヘルスケア機能が標準で搭載されており、歩数や歩いた距離、ランニングの記録などはアプリをインストールしなくても対応できます。
ヘルスケアアプリではカバーされていない機能を利用したい場合は、ヘルスケアアプリを追加でダウンロードするのもよいでしょう。
地図アプリ
スマートウォッチで地図を利用するなら「Google Map」がおすすめです。
スマホアプリとしても有名なGoogle Mapは、スマートウォッチの画面上で現在地の確認や進路を指示してくれます。スマホを手に持つ必要がないので、手軽に位置情報を確認できます。
一方で登山など、電波の届かない場所で地図アプリを利用するなら「ヤマレコ」というアプリもおすすめです。
おすすめのスマートウォッチを紹介
「スマートウォッチに興味が湧いたけど、自分にはどのモデルがおすすめなのかわからない」と悩んでいる人もいるでしょう。
目的別におすすめのスマートウォッチをご紹介します。
iPhoneユーザー向け
iPhoneユーザーであれば、Apple Watchがおすすめです。
iPhoneとウォッチを連携しやすいだけでなく、Suicaや睡眠管理機能に標準で対応しているなど利便性も高いのがおすすめポイント。
ブランド力も高くおしゃれなので、iPhoneを利用している幅広い人におすすめのスマートウォッチです。
日常向け|シンプルデザイン
「とりあえずスマートウォッチがどんなものか、試してみたい」「機能性はほどほどで、とにかく安いモデルを購入したい」
このように考えている人は、インターネット通販で販売されている安いスマートウォッチがおすすめです。数千円で購入できるスマートウォッチは対応している機能が少ないものの、歩数や通知管理など基本的な機能には対応しています。
Xiaomiの「Mi band」シリーズなど、安くて機能性もそれなりにあるスマートウォッチはあります。スマートウォッチ初心者は安いモデルを購入して、自分に合うか試してみてはいかがでしょうか。
ビジネス向け|バッテリー・通知
ビジネスでスマートウォッチを利用するなら、バッテリー持ちとデザイン、通知方法が重要です。
最近ではビジネス用の腕時計とほとんど変わらないデザインのスマートウォッチも発売されています。バッテリーも充電せずに数週間も稼働するモデルが発売中。
また、見落としがちなポイントなのが、アプリの通知方法。スマートウォッチの場合、振動して通知を知らせるものが多く、ビジネスの場でスマートウォッチが振動すると、商談に悪影響を与えてしまいかねません。
ビジネス向けのスマートウォッチでは、通知はディスプレイの一部が点灯するなど、目立ちにくいモデルがあります。ビジネス用のスマートウォッチ選びは、慎重に行いましょう。
CITIZENなど、有名腕時計メーカーのスマートウォッチがおすすめです。
スポーツ向け|軽量・心拍センサー・防水防塵
「スポーツジムでスマートウォッチを活用したい」「ランニングなど、運動におすすめのスマートウォッチがほしい」
スポーツ向けのスマートウォッチをお探しであれば、購入前に心拍センサーや防水機能の確認をおすすめします。
心拍センサーがあれば、どれぐらい激しい運動をしたのか測定する目安として活用可能です。また、運動中は汗をかいたり、雨の中を走ったりすることもあるので防水機能の有無も重要です。
スポーツ向けのスマートウォッチをお探しなら、Apple Watchなどフィットネス機能が充実しているモデルの購入をおすすめします。
アウトドア向け|GPS・防水防塵・バッテリー
「アウトドアで利用しやすい、耐久性の高いスマートウォッチがほしい」という方は、GPS機能付きで防水性能が高く、バッテリー持ちがよいモデルを選びましょう。
GPS機能があれば、ウォッチ上でマップの現在位置を確認可能。また、防水性能が高ければ水にぬれても安心で、バッテリー持ちがよいほど長時間連続で利用できます。
最近では耐久力に定評のある、CASIOのG-SHOCKシリーズがスマートウォッチでも登場しました。アウトドア用でスマートウォッチを購入予定の人は、ぜひ参考にしてください。
女性向け|軽量・かわいいデザイン
女性向けのスマートウォッチをお探しであれば、本体デザインと大きさに注目しましょう。
デザイン的に気に入るかを重視するのはもちろん、女性が利用するのであればディスプレイが大きすぎないスマートウォッチがおすすめです。
Apple Watchであれば38mmもしくは40mmモデル、その他のスマートウォッチならディスプレイが小さくて気に入ったデザインの製品がおすすめです。
まとめ
スマートウォッチを利用すれば、スマホの通知見逃しを防いだり、着信にすぐ気づいたりできます。モデルによってはスマートウォッチ単独でメッセージを返信したり、電話の着信を受けたりできるので便利です。
スマートウォッチとスマホの連携はとても簡単。付属の説明書やデバイスの指示通りに設定すれば、だれでも簡単にペアリングできるでしょう。
スマートウォッチで有名なのはApple Watchですが、最近では格安のスマートウォッチや有名時計メーカーが作ったスマートウォッチもあり、バリエーションに富んでいます。
「スマートウォッチを購入しようか悩んでいる」という方は、まずは格安モデルからでも大丈夫。スマートウォッチを実際に利用して、利便性を実際に確かめてみませんか。