【USB Type-C対応】モバイルバッテリーおすすめ9選|人気製品を紹介!選び方のポイントは?
最新のコネクタ規格USB Type-Cが、従来のものと比べて桁外れに優れているのをご存知でしょうか。この記事では、type-Cコネクタの全貌を明らかにするとともに、Type-C対応モバイルバッテリーの購入ポイントを詳しく解説していきます。
現在モバイルバッテリーは、外出先や旅先など、出先での充電切れの心配を解消してくれる必需品です。毎日のように携帯するモバイルバッテリーですので、どうせ使うならより機能性の高いものを選びたいですよね。
モバイルバッテリーを購入するのであれば、数年前に発売された「Type-C」コネクタが搭載されている製品を一番におすすめします。
USB Type-Cとは、急速充電が可能でさらに軽くて薄い形状が嬉しい、いわば次世代のコネクタ規格のUSBのことです。
これから、USB Type-Cとはどのようなものなのかを、詳しく解説していきます。その後、Type-Cのモバイルバッテリーを選ぶときのポイントや、おすすめのモデル10選を紹介します。
USB Type-Cとは
現在スマホやタブレットなどで一般的に使用されているコネクタ規格は、次の2種類です。
micro USB Type-Bは、主としてAndroidのスマホやタブレットで使用されています。こちらのコネクタは従来、耐久性が高いコネクタだと評価されていました。
また、端子が抜けにくい設計でもあるのですが、リバーシブル仕様にはなっていません。
一方、Lightningのほうは、iPhone・iPadなどのApple製品で使われており、Appleの独自規格であるため若干特殊なコネクタだといえます。
リバーシブル仕様になっており、これまで長い間Apple製品を代表するコネクタとして君臨し続けています。これら2種類と「USB Type-C」には、次の3点が大きく異なっています。
それでは、micro USB Type-BやLightningのもつ性質や性能と比較しながら、USB Type-Cとはどのような製品なのかを詳しくみていきましょう。
次世代のUSB規格
USB Type-Cとは、次の時代を担うUSB規格として定められた、最新のコネクタ規格のことをいいます。耐久性や充電速度、通信速度全てにおいてこれまでの規格を大きく超える性能搭載を実現しました。
このことにより規格のさらなる統一化が進み、今後はほとんどのスマホやタブレット、パソコンなどがUSB Type-Cに対応していくと予測されます。
なお現在では、Mac Bookなどのノートパソコンや、XperiaなどAndroidのスマホなどで取り入れられています。
また、USB Type-Cを採用したデバイスが増加していて近年需要が高まってきているのが、USB Type-C対応のモバイルバッテリーです。こちらはUSB Type-Cがもつ高性能がそのままに活かされています。
出先での作業時には充電切れ防止のため、モバイルバッテリーとつなげながらデバイスを使用する方にとって、USB Type-Cのモバイルバッテリーは、以後外せないアイテムとなる可能性が高いです。
優れた耐久性
かつては、「micro USB Type-Bの耐久性は抜群」といわれていました。しかし、ものによっては数ヵ月ほどで先端が曲がってしまったり、徐々に抜けやすくなったりなど不具合が生じる場合があったのは事実です。
このような問題に対しUSB Type-Cは、micro USB Type-Bのおよそ3倍の耐久性をもつように製作されています。そのため、単純計算をすれば、3倍も長く使い続けることが可能です。
具体的には、micro USB Type-Bは、設計において、およそ3,000回の着脱を想定して作られています。一方USB Type-Cではおよそ10,000回の着脱に対応できるように改善されているのです。
なお、Lightningの耐久性に関しては実験データがありませんのでのくらいの差異が生じるのかを比較できません。
とはいえ、新型Mac BookにUSB Type-Cのコネクタ規格が採用されていることより、Lightningと比べその耐久性は高いと考えられます。
より高速データを転送
ほとんどのUSB Type-Cは、給電規格の1つである「USB Power Delievry(USB PD)」に対応しています。USB PDとは、最大100Wという非常に大きな電力供給をおこなえるUSB電力拡張規格です。
そのため、Mac Bookなどのノートパソコンや、XperiaなどAndroidスマホ等、USB Type-Cコネクタ規格が採用されているデバイスは従来のものと比べより高速にデータを転送でき、より急速に充電できます。
当然ですが、このように大きな電力供給でデバイスを急速充電するためには、モバイルバッテリーとデバイスがUSB PDに対応していなければなりません。
また、両者をつなぐケーブルも大きな電力に辛抱できる高い耐久性が求められます。実際のところ、高速で大電力を転送できるUSB PD対応のUSB Type-Cは、登場当時スマホにとってはかなりのオーバースペックでした。
しかし、その当時よりもスマホの性能が随分と向上したことにより、USB Type-Cの大きな魅力である高画質の画面出力や急速充電がスマホでも利用できるようになっています。
端子は楕円形
USB Type-Cの端子の部分は、上下左右に区別がない楕円形をしています。リバーシブル形状となりますので、上向き・下向きを問わずに接続できるのは大きなメリットです。
寝る前のベッドサイドや夜間の車中など、暗がりの中でも挿し間違えることがありません。
さらに、端子のイン・アウト(入力・出力)の形状が同じですので1本のケーブルさえあればすべての機器に接続することが可能です。
どのくらいおトクなの?
をもとに算出
プランをみつけよう
モバイルバッテリーType-Cを選ぶポイント
モバイルバッテリーType-Cを選ぶときには、次の2点を確認しておきましょう。
せっかくの最新コネクト規格のモバイルバッテリーですので、これらの事項が自分の希望を満たしているかどうかをしっかり確認してください。
ただし、USB Type-C対応のモバイルバッテリーは、Mac Bookや新型のMac Book Pro、また一部のAndoroidスマホとタブレットにしか適応していません。
「iPhoneに適用されるのも近い未来」だといわれていますので、iPhoneをご利用の方は今しばらくお待ちください。
蓄電容量の確認
モバイルバッテリーの蓄電容量が、自分が普段使用しているモバイル機器よりも容量が多いものを選択しましょう。スマホの充電であれば、10,000mAh以上容量のある製品がおすすめです。
充電中は電力ロスが生じるため、30~35%の電力は充電に使用されないまま消失してしまうといわれています。そのため、たとえロスが発生したとしても、バッテリーの容量が多ければ気にせずに充電することが可能です。
急速充電が可能か
USB Type-Cポートは、micro USB Type-BやLightningのポートと比べ、格段に多い供給電力量と急速充電量に対応できます。
ただし「USB変換アダプタ―」でUSB Type-Cに変換して充電を行う場合は、USB Type-Cの供給電力ではなく従来のUSBポートの供給電力で出力されてしまうので気をつけましょう。
急速充電を実感したいのであれば、USB Type-C対応のケーブルを経由する方法を選んでください。
USB Type-Cのおすすめモバイルバッテリー9選
これから、USB Type-Cのおすすめモバイルバッテリー9選を紹介していきます。それぞれ特長が異なりますので、「この機能は自分に合っているか」などと確認しながら比較検討していきましょう。
なお、紹介文内に記載する「micro USB」は、micro USB Type-Bのことをいいます。micro USBにはAとBの2種類があるのですが、現在Aはほとんど使われていません。
Charmast 10400mAh モバイルバッテリー
3つ出力ポートを搭載しており、3台のデバイスを同時に充電することが可能です。2つの入力ポートが設定されていますので本体への充電法の幅が広がります。
バッテリー本体がコンパクトで軽量ですので、バッグに中に入れても邪魔にならず持ち運ぶのに便利です。さらにLEDで1%単位での残量が表示されるのも特徴的で、ひと目で残量を確認できます。
RAVPowerクイックチャージ モバイルバッテリー
最大2.4Aも出力できるUSBポートが2つありますので、スマホやタブレットを2台同時に急速充電することが可能です。
また、Type-Cポートは出力と入力の両方に対応しています。そのため、20,100mAhの大容量である本体を充電するのにPDに対応しているType-C充電器を使えばたったの4時間ほどでフルに充電できます。
なおType-Cのケーブルは付属していますがType-C充電器は別売りですので間違えないようにしてください。
KYOKA 薄型11200mAh急速充電器
A+リチウムポリマーという高品質な電池を採用していますので、最大2.1Aの高出力でスマホに急速充電できます。また、500回以上繰り返して使用することが可能な点も大きな特長です。
さらに過充電や過放電、加熱や、ショートをした場合、自動的に充電が停止する「マルチ保護機能」が搭載されており、長時間使用するときでも心配は要りません。
なお、品質の高いアルミで製造されたボディは非常にスタイリッシュで、なおかつ超薄型ですので持ち運ぶのにも最適です。
MOXNICE モバイルバッテリー 超薄型 10000mAh
常識を覆すほどコンパクトで軽量、薄型であるにもかかわらず、10,000mAhもの大容量をもつモバイルバッテリーです。
高品質のアルミが使用されているため手触りが柔らかくおしゃれでシンプルなデザインになっています。カラーバリエーションも豊富で、ブルー・レッド・グレー・ゴールドの4種類の中から選択することが可能です。
また、Type-cポートとAndroid用のmicro USBポート、またiPhone用のLightningポートが搭載されており、ケーブルも本体に内蔵されていますのでケーブルを持ち歩く必要がありません。
OMKUY モバイルバッテ 大容量 10000mAh
電気用品安全法(PSE)認証済で、3つ出力ポートが搭載されています。なお、本体にType-c・micro USB・Lightningに対応しているケーブルが内蔵されているためケーブルの用意は不要です。
10,000mAhと大容量のこちらは3台同時の充電が可能で、スマホを給電しながらの本体充電もできます。
またマルチ充電保護チップを採用していますので、過充電や過電圧、過電流もしくは回路ショートがあった場合、安全を保障するために自動的に充電が停止する機能がついているのも大きなポイントです。
Anker PowerPort I PD – 1 PD & 4 PowerIQ
3,000万人以上が支持しているといわれる「Anker」は、Amazon販売数ナンバーワンを誇る充電機器ブランドです。
ほぼすべてのType-C機器に対し、PD対応のType-Cポートからのフルスピード充電を実現できます。なお、Mac Bookであれば、最大出力30Wでの充電が可能です。
汚れや傷が目立ちにくいマットテクスチャ加工が施されており、前モデルのPowerPort+ 5と比べ使いやすさと安全性がともに向上しました。
TSUNEO モバイルバッテリー 10000mAh
PSE認証済でiPhone/iPad/Android対応のこちらは、TSUNEOのスマート充電技術を駆使し接続されたデバイスを自動的に検知して最適な電流を送ります。
Lightning・Type-C・micro USBポート、3種類のコネクタからの充電が可能で、さらにこれら3つの出力コネクタのほか1つ出力ポートも搭載されています。
そのためスマホやカメラ、ゲーム機などのデバイスを、4台一気に充電することが可能です。それぞれのケーブルは内蔵されているため、荷物を減らせる上に別々に持ち運ぶ手間も省けます。
また、スライド式のスタンドが内蔵されていますのでスマホなどを立てながら給電でき、動画鑑賞の際にも便利です。
BLUEDOT BMB-PD101
10,000mAhの大容量バッテリーで、Androidのスマホやタブレット、またiPhoneやiPadに対応しています。スマホなら2〜4回、タブレットなら1〜1.5回のフル充電が可能です。
USB PDに対応しているType-Cコネクタを装備しており、最大18Wでの出力を実現しています。そのためUSB PDに対応するスマホやタブレット、ゲーム機であれば速充電をすることもできます。
また厚さが1.7cmで230gと、スペックが薄型で軽量ですので毎日気軽に持ち運べるのもポイントです。ちなみに、カラーバリエーションはホワイトとブラックの2種類となります。
BLAVOR ワイヤレス充電器 ソーラーチャージャー
20,000mAhと大容量のこちらは、ソーラーパネルを搭載していますので、日当たりに置いておいて自動的に充電することが可能です。これで、モバイルバッテリー側の充電切れの心配は要りません。
ポートは、Type-C(イン・アウト両用)とmicro USBのほか、2つのUSBポートが設定されています。そのため、万が一のときに家族や友人と電源をシェアできます。
日常使いもOKなのですが、地震などの災害時に非常用電源として大活躍することは間違いありません。高輝度LED照明がついていますので、緊急の際にはLED懐中電灯やSOS信号灯として利用できるからです。
防塵・耐衝撃・滑り防止機能も採用されています。
自分に合ったモバイル バッテリーを見つけよう
これまでみてきたように、モバイルバッテリーの中でもUSB Type-Cに対応しているものは、非常に機能性が高く、様々な種類があります。
Type-Cコネクタが自分のスマホやタブレットに適応しているのであれば、この機会にぜひType-Cのモバイルバッテリーの購入を検討してみてください。
その際には複数の製品を比較しながら、自分にぴったり合ったモバイルバッテリーを見つけましょう。