1. 格安SIM比較サイト SIMチェンジ
  2. スマホからSDカードにデータを移す方法|おすすめSDカードや選ぶときのポイント

スマホからSDカードにデータを移す方法|おすすめSDカードや選ぶときのポイント

更新日:2020.03.10

写真やビデオ撮影などをスマホでよく使用している人は、端末の容量がすぐになくなってしまいますよね。そんな時にあると便利なのがSDカードです。しかしSDカードも多数の種類があり、選び方を間違えると、使用できなかったというケースもあり得ます。そういった失敗をしないための選び方やおすすめのSDカードを紹介します。

スマホで色々と写真を撮ったりビデオを撮ったりすると、あっという間に容量がなくなってしまいますよね。データを保存するには、microSDカードを使うと便利です。

microSDカードは多くの種類があるので、用途に合わせて容量や速度などが違うため、自分が使いやすいカードを選ぶようにしましょう。

スマホで使用できるSDカードの種類と特徴

メモリーカードは「microSDカード」「miniSDカード」「SDメモリーカード」などがあります。中でもスマホで使える小さいサイズのmicroSDカードについて詳しく見ていきます。

小さいサイズのmicroSDカード

SDカードの中でも最も小さいサイズのカードです。また、機器本体から取り外すことのできる記憶媒体を「リムーバブルメディア」と呼びます。

microSDカードは幅11mm、長さが15mm、厚さ1mmで、SDカードよりも約4分の1の大きさとなりAndroidスマホ、オーディオ機器など小型の機器に使用するものです。

変換アダプタを装着することで、miniSDカードやSDメモリーカードとしても利用できます。

microSDカードの特徴

それぞれのmicroSDカードはどのような特徴があるのか紹介します。

速度に違いがある

microSDカードは「Class2」「Class4」など、Classによって転送速度に違いがあります。

さらにSDスピードクラスは「CLASS2」「CLASS4」「CLASS6」「CLASS10」の4段階に分類されていて最低保証速度が定められています。

CLASS2は2MB/secやCLASS10になると、10MB/secの最低保証速度が設定されるため、スピード重視で利用したい人におすすめです。

容量に違いがある

容量によってmicroSDカードは「microSD」「microSDHC」「microSDXC」があります。それぞれの容量と保存できる画像数は次の通りです。

SDカードの種類容量保存できる画像数
microSDカード2GBまで約512枚
microSDHCカード4GB~32GBまで約8,192枚
microSDXCカード64GB以上約16,384枚

またそれぞれのmicroSDカードは、対応可能な機器が細かく分かれている場合があるため、購入前に確認が必要です。これをみると保存できる画像数がかなりの差が出てくるのがわかります。

スマホでSDカードを使うメリット

スマホにも容量があるのに、なぜSDカードがあると便利なのか気になるところです。どのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。

スマホ本体に空き容量がなくてもデータが保存できる

スマホ本体に空き容量がなくなっても、SDカードにデータを保存できるようになります。特に写真や動画を大量に撮影してスマホ自体の記憶媒体がすぐに容量オーバーになってしまうという人は、SDカードがあると大変便利です。

また、SDカードは大切な保存データをバックアップするためにも適しています。データをSDカードに保存してSDカードを別の場所に保管しておけば、スマホのデータが消えてしまってもSDカードからデータを復元できるので安心です。

しかし、Androidの場合は、全ての機種でSDカードが使用できるわけではありません。2018年に発売されたAndroidにはSDカードを使用できない機種があるため、注意しましょう。

他の媒体でも使用できる

カードのデータはそのまま他の媒体でも利用可能です。スマホが水没したり急に故障したりしてしまっても、SDカードに画像データを移しておけば大事な写真も回収できます。

Androidを購入したときはSDカードが付属品としてついてくることも多いです。Androidの機種によって異なりますが、本体の側面など背面に搭載されているのでまずそれをチェックしてみてください。搭載されている場合は、16GBや32GBという表記がありカードの容量を表しています。

ストレージ容量の整理ができる

内部データが軽くなることで端末の動作が快適になります。これはストレージ容量も、Androidのスマホの動作に大きな影響が出てくるためです。

Androidはメモリというリソースを利用して動作していますが、Androidのスマホストレージ容量は、スマホアプリが動作するのに重要なポイントになります。そのため、Androidのスマホストレージが一杯のときは動作が重くなるのです。

スマホアプリやAndroidの端末の動作が重いと感じるは、ストレージの空き容量に一杯である可能性があります。その場合はデータを移動すると解決する可能性があるのです。

注目!
注目!
格安SIMに切り替えると
どのくらいおトクなの?
現在、月々のスマホ代が だとしたら
格安SIMに替えると
月々0,000円もおトク!
3GBプランの安値上位10社の平均値
をもとに算出
さっそくあなたにぴったりな
プランをみつけよう

おすすめのSDカード

64GB以上の大容量SDカードでおすすめのSDカードを見ていきます。

自分のスタイルに合ったものを見つけていきましょう。

サムスン|EVO Plass MB-MC128GA/ECO

サムスンのmicroSDXCカード「EVO Plass MB-MC128GA/ECO」はフルHD動画にも対応していて、コストパフォーマンスもよいのが特徴です。サムスンクラスで最大級の容量と高速リード・ライトを誇る本製品は、4K UHD動画にも適しています。

驚異の性能と信頼性を誇るEVO Plusで日常を楽しめるでしょう。また、スピードの不満を解消でき、4K UHD動画をスイスイ録画や再生が可能です。

512GBモデルの読み出し速度は、最大100MB/sで書き込み速度は90MB/sとなります。 例えば3GBの動画ならわずか38秒で読み込みが可能です。 高画質写真や動画を撮影して手軽にシェアして楽しめます。

東芝|EXCERIA M303

東芝のmicroSDXCカード「EXCERIA M303」はスピーディーでハイスペックなカードです。映像を長く録画できる大容量で、EMU-AシリーズのM303Eは、最大の128GB7にもなるとフルHD動画で約12時間、HD動画で約15時間の録画が可能となっています。

また、ドライブレコーダーや監視カメラは記録時間がメモリ容量を超えるとデータが上書きされるため、長時間の録画にこのような容量の大きなメモリカードがよいといえるでしょう。

Transcen|Class10 UHS-I V30

Transcendの「Class10 UHS-I V30」は耐久性があり水にも強く、コストパフォーマンスに優れたスタンダードモデルのmicroSDXCカードです。「Class10」「 UHS-I 」「V30」にも対応し、SD変換アダプタ付きとなっています。

Transcend(トランセンドジャパン)製で、Transcend社メーカー保証は5年です。スマホの他にも、UHS-I対応のデジタルカメラ、ビデオカメラにも対応しています。

UHSスピードクラス3とビデオスピードクラスV30に準拠していて耐久性に優れており、IPX7規格に相当する試験で水深1mの環境で純水に30分浸しても問題ありませんでした。

SanDisk|Ultra SDSQUNS-064G-GN3MN

SanDiskのUltra SDSQUNS-064G-GN3MNは耐久性は低めですが、コストパフォーマンスが高いのが特徴です。このSDカードは最大400GBまで5種類の容量の中から、好きな容量が選べるサンディスクになります。

スマホやタブレットはもちろん、ゲームデータの保存やデジカメ・ビデオカメラでの撮影なども可能です。さらにスピードクラスはU1で高速転送にも対応しています。

スマホでアプリ起動時のスマホや、タブレットの内部ストレージに匹敵するA1規格も対応可能です。スマホで使用するのであれば重宝する商品でしょう。

Panasonic|UHS-I RP-SMGB64GJK

PanasonicのmicroSDXC「UHS-I RP-SMGB64GJK」は高性能で耐久性も高く、ヒューズ機能も搭載されています。64GBの本製品に加え、16GBと32GBのラインナップが準備されていて、MLCフラッシュメモリを採用しているため繰り返しの書き換えに強いのが特徴です。

頻繁にデータを書き込む人に便利です。スピードクラスはclass10のUHSで「3」をサポートしています。

最大速度は読み込みの95MB/sとなっており、書き込み90MB/sと高速な処理が可能です。また、機器の電源が急に落ちた際などに役立つ「データプロテクト機能」も搭載しています。

防水や耐衝撃、耐X線や耐磁石などに強い高い耐久性もあり、さらにカード本体の発熱や発火を防ぐ「ヒューズ機能」搭載です。

AndroidスマホでのSDカード使用方法

AndroidでSDカードを使用する場合はカードを入れる際と、カードを出すときに行わなくてはならないことがあります。

カードを入れる場合

Androidスマホにカードを入れるときは次のような対応を行ってください。

電源を切る

SDカードのスロットがある位置が端末によって異なるため、まずカードを入れる場所を探し、いったん電源を切ります。電源を入れたままSDカードの抜き差しは良くありません。

また、Androidスマホの端末の中には非常にわかりづらい場所に取り付けられていることもあるため、事前に取扱説明書などを見て確認しておきましょう。

SDカードを入れる

SDカードの向きに注意しながら入れます。間違った向きや面裏が逆さにして入れたり、無理やりSDカードを挿入すると破損してしまう可能性があるため注意しましょう。

カードを出す場合

SDカードを出す場合でも気をつけなくてはならないポイントがあります。

マウント解除をする

安全に取り外すためにマウント解除を行います。AndroidスマホからSDメモリーカードを取りはずすときはそのまますぐに抜いてしまうと、データの破損などに繋がる場合があるため必ず最初に「マウント解除」をするようにしてください。

手順は次の通りです。

「マウント解除」というのは、Androidスマホなどに「このSDメモリーカードは認識しないようにしてください」と指示を与えてくれます。そうすることで、AndroidとSDメモリーカードを一時的に切り離せるのです。

電源を切って取り出す

電源を落としてからカードを抜きますが、取り出し方法は次の通りです。

  1. SIMカード・SDカードのトレイの穴にSIM取り出しピンを差し込む
  2. トレイを矢印の方向にまっすぐ引き出す
  3. トレイからSDカードを取り外す
  4. SDカードはトレイを完全に引き出してから取り外す
  5. トレイを矢印の方向にまっすぐ差し込む
  6. トレイを差し込む方向にご注意する
  7. トレイが浮いていることのないように確実に押し込む
  8. SDカードの取り外し完了

SDカードをトレイで完全に引き出してから取り外すときに、SDカードの端子部には触れないように気をつけてください。

SDカードにデータを移行する方法

SDカードにデータを移行する方法は二通りあります。どのような方法なのかを見ていきましょう。

ファイル管理のアプリで行う

別途ファイル管理専用のアプリを用意すれば一括移行も可能で、内部ストレージとSDカード間で両方データ移動できます。方法は次の通りです。

移動が完了すると、使用されているストレージが「SDカード」になります。

ストレージとメモリから移行する

設定の中にあるストレージとメモリからデータを選んで移行する方法です。

あとはデータ転送が完了するのを待つだけです。もし移動するファイルの量が多ければ転送完了まで時間がかかります。

また、データ転送中は時間がよりかかってしまうため、他の動作を行わないようにしましょう。

スマホで使うSDカードの注意点

スマホでSDカードを使用するときは注意しなくてはならない点があります。データ自体の問題と本体自体の問題を見ていきましょう。

データによっては移行できない

端末のストレージ容量が一杯になっても、追加でデータを保存できて便利なSDカードですが、データ内容によっては移行できないものもあるので注意が必要です。

LINEは今や多くの人が使用しているアプリですが、このLINEのデータは、SDカードに移動できません。

LINEで大量の写真や動画などを送っている場合は、LINEアプリのデータ量が増えてしまい容量オーバーになると、LINEの写真データを削除する必要が出てきます。

こういった種類のデータに関しては、端末に保存しておくしかないため、LINEのデータは本体のストレージに保存しておかなくてはなりません。

SDカードに移動できるデータは、主に画像や動画、音楽です。SDカードがあればすべてのデータを移動できるわけではありません。

SDカードを利用できない端末もある

iPhoneだけでなく、最新のAndroidスマホの中にもSDカードを利用できない端末があります

Google純正の人気Androidスマホ、Google Pixelシリーズの「Google Pixel 3・3a」は、Googleフォトが上限無制限で利用できるユーザー特典がある反面、SDカードは非対応となっているのです。

一方、Androidスマホの「Xperia 1」は、内蔵ストレージが64GBと少ないのですが、最大512GBまでmicroSDカードで容量を補うことができます。

スマホのカメラ機能の進化に伴って、撮影した画像・動画のデータが大きくなったり、スペックが向上したりでゲームアプリなども大容量化しているのです。

使用年数の寿命がある

公式のメーカーが発表しているSDカードの使用年数は、一般的に約5年から10年ほどです。しかし、使い方によっては短くもなり、急にカードを認識しなくなることもあるので注意が必要でしょう。

そのため2〜3年で保存データが消失することもあるため、SDカードは短期保存用記録メディアだと割り切って使ったほうがよいです。

SDカードを上手に利用してスマホを快適にしよう

端末のストレージがいっぱいになってしまったとしても、SDカードがあればたくさんのデータ保存が可能になります。とくにスマホで写真や動画撮影を行う人は、日頃からたくさんのデータを保存することがあるでしょう。

SDカードと今利用している端末の規格を確認し、うまくSDカードの特徴を理解して利用してみてください。SDカードを使用する注意点を把握しておけば、とても便利なカードとなります。

SHARE!!

あわせて読みたい