AndroidでiMessageは使える?移行方法は?SMS機能おすすめアプリも紹介!
AndroidでiMessageが使えるかどうかをまとめています。iMessageを使った相手からのメッセージを受信できるのか、iPhoneからAndroidに機種変更をした場合のデータ移行の方法なども解説しています。また、SMS機能のあるメッセージアプリも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
iPhoneからAndroidのスマホに機種変更をする際に、「iMessageアプリはAndroidで受信できるのか?」「データ移行はできるのか?」など、様々な疑問を抱く人も多いのではないでしょうか。
この記事では、「AndroidでiMessageは使えるのかどうか」と「データ移行の方法」について解説していきます。
また、記事の後半ではAndroidで使用できるおすすめメッセージアプリ3選も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
iMessageアプリはAndroidでは受信できない
iMessageはiOS特有の機能なため、iOS同士でしか利用できず、Androidでは使用できません。
相手も自分もiPhoneだった場合のメッセージのやり取りは、自動的にiMessageになっていることがほとんどです。
一方で、相手がiPhoneで自分がAndroidのスマホだった場合は、メッセージは自動的にSMSかMMSで届きます。その際は、iMessageで送信されているかを吹き出しの色で見分けることが可能です。
SMSやMMSのメッセージの吹き出しは通常は緑色ですが、iMessageで届いたメッセージは青色になります。
AndroidでiMessageは受信できる?互換性や移行方法
iPhoneからAndroidに乗り換えをした人は、iMessageの受信に注意しましょう。また、機種変更でデータを移行したくても、移行できるデータとできないデータがあることにも注意が必要です。
互換性やデータの移行方法、iMessegeの解除方法について解説していきます。
AndroidにはiMessageのデータは移行できない
iPhoneとAndroidは、基盤のOSが異なるため互換性がなく、iMessageのデータは移行できません。そのため、iPhoneからAndroidに機種変更をする場合は注意しましょう。
iMessageのデータは移行できませんが、キャリアメールなどのサービスはバックアップが可能です。
キャリアメールはバックアップが可能
キャリアメールとは、ドコモは「@docomo.ne.jp」、ソフトバンクは「@softbank.ne.jp」、auは「@ezweb.ne.jp」「@au.com」などのメールアドレスを使用したものです。
これらのキャリアメールは、クラウドネットワーク上にバックアップが可能です。そして、Webサービスを利用した場合のみ、パソコンやタブレットなどを使用して機種変更後もキャリアメールの内容を確認できます。
移行できるデータと移行できないデータ
iPhoneからAndroidに乗り換える場合、移行できるデータと移行できないデータがあることに注意しましょう。
【移行できるデータ】
- メール
- 連絡先
- カレンダーの予定
- 写真やビデオ
- 音楽
- メモ
キャリアメールに関しては前述していますが、Yahoo!メールやGmailなどのフリーメールは、Androidに乗り換え後でも、ログインすればそのまま使用できます。
「iTunes Store」で購入したコンテンツは、音楽のみデータ移行可能です。「iTunes Store」で音楽以外に購入したコンテンツは、データ移行ができないので注意しましょう。
【Androidに乗り換えた際にデータ移行できないデータ】
- iMessage
- 「iTunes Store」で購入した音楽以外のコンテンツ(映画など)
- 通話履歴
- SMSやMMSの送受信データ
- 「iBooks」で購入した電子書籍
- ボイスメモ
- iPhoneアプリで作ったデータ(アプリによる)
iPhoneアプリで作ったデータは、Androidで同じアプリが用意されていても、互換性がなくデータ移行できないことがあります。アプリによってはデータ移行できるものもあるので、サイトで確認しましょう。
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iPhoneからAndroidへのデータ移行方法
データを移行する方法は「iCloudを使う方法」と「通信会社のデータ移行サービスを利用する方法」の2つです。それぞれの方法を項目にわけて解説していきます。
iCloudでのデータ移行方法
iCloudを利用したデータ移行方法は、ネット上にあるデータを保管できる場所へ移動させる方法で、ネット接続できることが必須です。
機種変更でiPhoneを解約してネットに繋げなくなると、データを保管できなくなるので注意しましょう。
また、インターネット経由でパソコンに保存してからAndroidのスマホに移さなくてはいけないなど、データの種類によってはパソコンが必要になることもあります。
【パソコンが必要なデータ移行】
- 音楽のデータ
- Safariのブックマーク
- iPhoneのカレンダーの内容
なお、データ移行にはApple IDが必要なので、確認しておきましょう。
データ移行の手順は以下記の通りです。まずはiPhoneでやるべき作業です。
- iPhoneで「設定」を開く
- 画面上部のApple IDをタップ
- 「iCloud」をタップ
- 「iCloudバックアップ」がオンになっているかを確認(オフになっていたらオンにする)
- 「設定」を開く
- 画面上部のApple IDをタップ
- 「iCloud」画面で同期したいサービスをオン
次はパソコンからインターネットを経由してiCloudにアクセスをする手順です。
- iCloud(https://www.icloud.com/)にアクセス
- Apple IDとパスワードを入力し「Enter」キーを押す
- iCloudの画面が開く
- メールや連絡先などのアイコンをクリック
- 同期によって保存されたデータを閲覧可能
写真はファイルサイズが大きいため、Wi-Fi接続でないと利用できません。
通信会社のデータ移行サービスを利用する方法
通信事業者により、機種変更をスムーズにできるデータ移行サービスを用意していることがあります。ただし、移行できるデータの種類が異なるため、事前に確認が必要です。
各通信事業者のデータ移行サービスは、以下のとおりです。ただし、iOSおよびAndroidのバージョンにより利用できない可能性があるため、詳細は各公式サイトで確認しましょう。
キャリア | サービス名 | 移行可能なデータ |
---|---|---|
ドコモ | ドコモデータコピー | カレンダーの内容、連絡先、写真、動画 |
ソフトバンク | あんしんバックアップ | 連絡先のみ |
au | データお預かり+auバックアップ | 連絡先、カレンダーの内容、写真、動画、パスワード情報 |
Androidに機種変更する時はiMessageの解除が必要
iPhoneを使っている相手からのメッセージをAndroidで受け取る場合、自動的にSMSやMMSに切り替わります。しかし、iPhoneからAndroidに機種変更する場合は注意が必要です。
iMessageを解除しておかないと、メッセージがSMSではなくiMessageに送られてしまい、受信できない場合があります。
iPhoneを使用している相手からのメッセージを受け取るために、機種変更をしたらiMessageを解除しましょう。解除の方法を「SIMカードを取り外していない場合」と「取り外している場合」に分けて解説します。
iPhoneのSIMカードを取り外していない場合
SIMカードを取り外していない場合の解除の手順は下記のとおりです。
- SIMカードをiPhoneに移動
- 「設定」を開く
- 「メッセージ」をタップ
- 「Message 」をオフ
- 「設定」を開く
- 「FaceTime」をタップ
- 「FaceTime」をオフ
- 「設定」を終了
iPhoneのSIMカードを取り外している場合
SIMカードを取り外している場合の解除の手順は下記のとおりです。
- Apple公式ページを開く
- 「すでに iPhone をお持ちではないですか?」の項目で電話番号を入力
- 「コード送信」をクリック
- 送られてきた6桁の確認コードを入力
- 「送信」をクリック
Androidで使用できるおすすめメッセージアプリ3選
iPhoneで使えるiMessageはAndroidでは使用できません。しかし、代用としてAndroidで使用できるMessageアプリはいくつかあります。
メッセージ
テキストメッセージ(SMS、MMS)とチャット(RCS)が利用できます。Googleの公式アプリなので、信頼性が高いことが魅力です。
テキスト送信機能やチャット機能、掃除通知、スマートリプライなどの機能により、手軽にコミュニケーションが取れます。
また、写真やGIF、絵文字、ステッカー、動画、音声メッセージの共有、Google Pay経由の送金や支払いを受けることも可能です。
ハングアウト
ハングアウトはGoogleのメッセンジャーアプリです。メッセージだけではなく、写真や動画、アニメーション GIF、絵文字、ステッカーなどの送受信もできます。
また、最大150人のグループチャット、1対1のチャット、最大10人で楽しめる無料のビデオ通話や音声通話など、様々な方法でコミュニケーションが可能です。
ハングアウトユーザーとの通話はすべて無料です。また、 Google Voice アカウントを接続することで、Google Voiceの電話やSMS、ボイスメールも利用できます。
無料メールアプリ-CosmoSia
チャットでやり取りできる無料メールアプリです。格安スマホ、MVNOユーザーに好評で、キャリアメールのような使い勝手の良さが魅力です。
SMS、MMS(UQ mobile メール)、IMAP4(Gmail、ドコモメール、Yahooメール、Hotmail/Outlookなど)、POP3に対応しており、複数のメールサービスのメールボックスをまとめて管理できます。
メールアドレスとパスワードを設定するだけで簡単に利用できます。絵文字は600種類以上あり、デコメールの利用や保存も思いとおりです。ただしUQモバイルメール(MMS)、SMSは非対応となっています。
Androidでは新しいメッセージアプリを使おう
iPhoneでiMessageを使っていた人がAndroidに機種変更した場合は、iMessageを利用できなくなるので、新しいメッセージアプリを使いましょう。
紹介した「メッセージ」「ハングアウト」「CosmoSia」は使い勝手が良いのでおすすめです。iMessageの代用として十分な機能を果たしてくれます。
なお、iPhoneからAndroidに機種変更した際には、iMessageを解除することが大切です。そうしないと、相手がiMessageで送っている場合、Androidのスマホには届かないことがあるので注意しましょう。