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【OPPO R17 Neo実機レビュー】|UQモバイル専売!スペック・ベンチマークスコアなどを紹介

更新日:2021.02.08

UQモバイル(ユーキューモバイル)専売のSIMフリースマホ「OPPO R17 Neo」の実機レビュー!基本スペックやベンチマーク、OPPO R17 Proとの比較、メリット・デメリットなど実際の使い心地や機能性はどうなのでしょうか?UQモバイル(ユーキューモバイル)についてもあわせて紹介します!

UQモバイルで専売されているSIMフリースマホ「OPPO R17 Neo」を数日間使い倒し、レビューを行いました!国内初となるディスプレイ指紋認証機能が搭載されているほか、6.4インチの大画面有機ELディスプレイやデュアルレンズカメラの搭載など気になるポイントが盛りだくさんです!

OPPO R17 Neo実機レビュー

OPPO R17 Neoは、2018年に日本のモバイル業界には参入した中国のスマホメーカー「OPPO(オッポ)」から発売されているSIMフリースマホです。OPPOの知名度は日本ではまださほど高くはありませんが、世界的にみるとOPPOのスマホシェア率は8.6%で全体の5位となっています。


出典:IDC 2018年2018年第二四半期における世界のスマートフォン市場トップ5企業

UQモバイル専売のOPPO R17 Neoはロック解除などで利用できる国内初のディスプレイ指紋認証を搭載しているほか、顔認証機能大画面有機EL搭載なども搭載し、4万円以下(本体代金:3万8,988円)の端末としては注目すべき点が盛りだくさんです。

水滴型ノッチスクリーンの6.4インチの有機ELディスプレイは91%の画面占有率を誇り、大画面で臨場感ある映像や画像を楽しめます。前面に搭載されているカメラは2,500万画素と、インカメラとしては高い画素数です。画素数が高いと細かい部分まで明暗や色調の変化を表現しやすくなります。

ノッチとは、ディスプレイ上部のカメラ部分が画面内にせり出している箇所のことを指します。iPhone XやiPhone XSでは長方形のノッチが搭載されており、賛否を集めていました

背面の3Dグラデーションカラーも独特の光沢があり、光の当たり方によってさまざまな変化を楽しめます。アウトカメラは200万画素と1,600万画素のデュアルレンズが搭載されています。被写体やシチュエーションの自動認識やAIのポートレートモードが搭載されているので、より簡単に、美しい写真撮影を行えます。

底面にはスピーカー、Micro USBポート、イヤホンジャックが搭載されています。スピーカーは1カ所のみのモノラル仕様です。

最近の端末はイヤホンジャックがなくなり充電口と両立されている端末が多いですが、R17 Neoはイヤホンジャックと充電口が分かれています。充電と両立できる点や、いままで利用していたイヤホンが使える点は好印象です。

画面に埋め込まれた指紋認証機能の性能も気になるところ。使用感としては指紋の認証にはやや時間がかかり、顔認証のほうが素早く認証されました。指紋認証は補助的な機能である印象を受けます。

OPPO R17 Neoの付属品

  • クイックガイド
  • スマートフォンの使用に際しての重要情報ガイド
  • ACアダプター
  • USBケーブル
  • ソフトクリアケース
  • イヤホン
  • SIMピン
  • 画面保護フィルム

上記のものが同梱されています。

画面保護フィルムは端末に最初から貼り付けられています。なお、画面に埋め込まれている指紋認証の精度を高めるため、保護フィルムは正規品の購入が推奨されています。

イヤホンはiPhoneに付属しているApple社のイヤホンと同じインナーイヤー型です。

OPPO R17 Neoのスペック・基本仕様

出典:UQモバイル OPPO R17 Neo

OPPO R17 Neoはレッドとブルーの2色展開。ディスプレイに指紋認証機能が搭載されているため背面には認証センサーはなく、グラデーションカラーがキレイに表現されています。

OPPO R17 Neo スペック表

機種名OPPO R17 Neo
メーカーOPPO
カラーレッド
ブルー
サイズ幅75.5×高さ158.3×奥行き7.4mm
質量約156g
OSColorOS 5.2
(based on Android 8.1)
ディスプレイ6.4 インチ 有機EL(AMOLED)
2,340 x 1,080 ピクセル
プロセッサーCPU:Snapdragon 660(SDM660)
GPU:Adreno GPU 512
メインメモリ4GB
記憶装置128GB(最大256GBまで拡張可能)
アウトカメラ200万画素(F1.75)+1,600万画素(F2.4)
インカメラ2,500万画素(F2.0)
WiFi2.4/5GHz 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth5.0
SIMカードスロットトリプルスロットデュアルナノSIM
通信方式【GSM】
850/900/1800/1900MHz
【WCDMA】
B 1/2/4/5/6/8/19
【FDD-LTE】
B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28
【TD-LTE】
B 38/39/40/41
バッテリー3,600mAh
主な付属品ACアダプター
イヤフォン
マイクロ USB ケーブル
安全ガイド
クイックガイド
保護フィルム(貼付済み)
SIM カードスロット用ピン
スマホケース

有機EL搭載の6.4インチワイドディスプレイ

R17 Neoは有機EL搭載のディスプレイを搭載しています。有機ELのメリットとして、映像や画像が鮮やかに表現できること、そしてより引き締まった「黒」を表現できる点が挙げられます。

この写真はR17 Neo(上)とIPS液晶を搭載しているZenFone 5(ZE620KL)(下)とを比べた写真です。有機ELは、液晶と違い「黒」を発光させることなく表現できるため、より本物に近い色調を表現できます。上の写真を見ても、R17 Neoのほうがより濃淡が力強く表現されている印象を受けます。

6.4インチのワイドディスプレイは91%の画面占有率を実現しています。無駄な部分がなく、まさに全面がディスプレイのような迫力を感じます。

デュアルレンズカメラの実力は?

R17 Neoのカメラは最近主流であるデュアルレンズ。「被写体を自動認識し、写真をより簡単に撮影できる」と公式サイトには記載されています。実際にきれいに写真が撮れるのか試してみました。

お昼ご飯に食べた海鮮丼をポートレートモードで撮ってみました。背景が自然にボケているのがわかります。

しかし、撮影環境にも左右されそうですが、ピントが合うまでに時間が掛かったり、うまく合わなかったりする場面も。何枚かとったうち一番よく撮れた写真がこの画像なので、簡単に最高の写真を撮るのは難しいかもしれません。

こちらは渋谷の街並み。写真サイズがどうしても大きくなってしまうので圧縮して掲載しています。圧縮しても細部の表現まで確認できます。夕方でやや太陽が傾いている中での撮影でしたが、西日の色味もきれいに出ています。

OPPO R17 Neoに搭載されている編集機能はとても便利。筆者は普段iPhoneを利用しているのですが、モザイクやテキスト入力などちょっとした加工はアプリをインストールしなければならず少々手間に感じていました。しかし、端末にあらかじめ登録されている機能であれば、とても手軽に加工ができますね。

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電池持ちと充電時間

R17 Neoは3,600mAhの大容量バッテリーが搭載されています。有機ELワイドディスプレイが採用されているため、実際の電池持ちが気になるところですが……結果はどうでしょうか?

フル充電の場合、予測使用量は1日23時間30分。実質丸2日ですね。予測使用量は利用方法に応じて変化するため、目安の1つになりそうです。

充電0%から100%になるまでにかかった時間は1時間23分でした。80%くらいまでは1時間くらいで充電でき、残りの20%を完了するまでに少し時間がかかるように見受けられました。実測でそうだったように、1時間半あれば充電は完了するようです。

YouTubeで20分ほど動画を視聴したところ、バッテリーは4%の消費でした。

なお、R17 Neoにはバッテリーの消費を抑える省エネモードの搭載があります。

省エネモード中の状態

  • バックグラウンドアプリの制御
  • 画面の明るさの調整
  • タッチバイブオフ
  • バッテリーアイコンが青色

そのほかにもスマート省エネモードも搭載されており、消費電力を抑えてくれます。

OPPOのColor OS 5.2

OPPOのスマートフォンにはColor OSというOPPO独自のOSが搭載されています。Android OSと何が違うのか、今までのAndroidの機能は使えるのか気になる方も多いと思います。

Androidと似ていますが、スマートサイドバーやビデオ編集機能が搭載されています。また、ゲームプレイ時の快適性を高めるゲームスペース機能や消費電力を抑えるための省エネモードを選べます。Androidと変わらず分割画面でインターネット楽しめたり、ホームボタンの長押しでGoogleアシスタントが起動します。

OPPO R17 Neoのベンチマークスコアは?

スマートフォンが快適に使えるかどうかは重要なポイントになります。R17 Neoのベンチマークと主要なゲームアプリでの動作を確認しました。

AnTuTuベンチマークスコア

スマートフォンの性能を比べる際に利用される「AnTuTu Benchmark」(ver7.1.4)でのテストを行いました。

ベンチマークスコアは13万台、グラフィック性能を表すGPUは2.7万台となっています。Snapdragon 660はミドルレンジスマホに搭載されており、その実力は十分に発揮してくれているようです。

ゲームアプリでの性能確認

ゲームスペースに入れたゲームアプリを起動する際はOPPOゲームスペースの設定が適用されます。ゲームをプレイしていてバナー通知が来たりするとストレスですが、毎回設定を変更するのも面倒です。しかし、OPPOゲームスペースを利用すれば、煩わしい手順も省けます

PLAYER UNKNOWN’S BATTLEGROUNDS(PUBG)

バトルロイヤルゲームのPUBGですが、端末の操作性がゲームの明暗にも関わってきます。

グラフィックの初期設定はクオリティ「標準」、フレーム設定は「中」となっていました。この状態でプレイしてみると若干のカクつきがありました。

もっともカクつきが少ないのは、クオリティが「スムーズ」、フレームは「高」の設定でした。

クオリティを「スムーズ」にするとグラフィックの描写が簡易的になるものの、ゲームをプレイする上で大きな影響はありません。若干のドット感がありますが許容範囲でしょう。

しかしプレイ感では、ゲームプレイを終えた後にホームに戻るのに時間がかかったのが少々気になりました。普段はiPhone 8でPUBGをプレイしているのですが、iPhoneよりも動きが悪い場面が多く見受けられました。ゲームの快適性を重視してスマホを選びたい方はこの機種よりもハイエンドの端末を選ぶことをおすすめします。

OPPO R17 NeoとOPPO R17 Proの比較

R17 Neoには上位版のR17 Proがあります。R17 Neoは4万円以下の端末でUQモバイル専売ですが、R17 Proは7万円台の端末で多くのMVNOでの取り揃えがあります。3万円ほどの価格差がありますが、性能にはどのくらい差があるのでしょうか?

OPPO R17 NeoとOPPO R17 Proの比較表

機種名OPPO R17 NeoOPPO R17 Pro
カラーレッド
ブルー
ミストグラデーション
エメラルドグリーン
サイズ(単位:mm)約158.3×75.5×7.4約157.6×74.6×7.9
質量約156g約183g
OSColorOS 5.2
(Android 8.1ベース)
ColorOS 5.2
(Android 8.1ベース)
ディスプレイ6.4 インチ 有機EL(AMOLED)
2,340 x 1,080 ピクセル
6.4 インチ 有機EL(AMOLED)
2,340 x 1,080 ピクセル
プロセッサーCPU:Snapdragon 660(SDM660)
GPU:Adreno GPU 512
CPU:Snapdragon 710
GPU:Adreno 616
メインメモリ4GB6GB
記憶装置128GB(最大256GBまで拡張可能)128GB
アウトカメラ200万画素(F1.75)+1,600万画素(F2.4)1,200万画素(F1.7)+2,000万画素(F2.4)+TOF
インカメラ2,500万画素(F2.0)2,500万画素(F2.0)
通信機能Wi-Fi:2.4/5GHz 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth:5.0
Wi-Fi: 2.4/5GHz 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth: 5.0
SIMカードスロットトリプルスロットデュアルナノSIMデュアルナノSIMカード
通信方式GSM:850/900/1800/1900MHz
WCDMA:Bands 1/2/4/5/6/8/19
FDD-LTE:Bands 1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28
TD-LTE:Bands 38/39/40/41
GSM: 850/900/1800/1900MHz
WCDMA: Bands 1/2/4/5/6/8/19
FDD-LTE: Bands 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/25/26/28/32
TD-LTE: Bands 34/38/39/40/41
バッテリー3,600mAh3,700mAh(2×1850 mAh)
主な付属品ACアダプター
イヤフォン
マイクロ USB ケーブル
安全ガイド
クイックガイド
保護フィルム(貼付済み)
スマホケース
SIM カードスロット用ピン
ACアダブター
イヤフォン
USB Type-C
安全ガイド
クイックガイド
保護フィルム(貼付済み)
スマホケース
SIM カードツール

上記の比較表を見比べてみると、ディスプレイ性能や通信機能は同じです。一方、カラーや大きさ、重量のほか、プロセッサー性能やメモリ容量、搭載カメラ、通信方式、バッテリーに違いがみられます。

サイズは、R17 Proのほうが本体サイズが少し小さいものの質量が約30gほど重いです。その代わりにバッテリー容量は100mAh大きく、プロセッサーも高性能となっています。また、R17 ProはAI搭載のトリプルカメラになっており、R17 Neoよりもさらに美しい写真が期待できます。

ほかに注意しておきたいのが、R17 NeoはトリプルスロットデュアルナノSIMに対して、R17 ProはデュアルナノSIMカードとなっている部分です。R17 Proはmicro SDカードの挿入ができないので、記憶装置は本体ストレージである128GBよりも増やせません。

そのため、R17 Neoは写真や動画をたくさん保存したり視聴したりすることをメインに使いたい方やコスパを重視したい方におすすめです。一方、3Dゲームなど高負荷の作業を行ったり、スマートフォンの使用感にスムーズ性をより求める方にはR17 Proがおすすめです。

OPPO R17 Proを取り扱っているMVNO(2019年2月15日現在)
DMMモバイル
IIJmio(みおふぉん)
楽天モバイル

OPPO R17 Neoのメリット・デメリット

ここまでR17 Neoの基本情報をまとめてきました。上記の情報と使用感を基にメリット・デメリットをまとめてみました。

OPPO R17 Neoのおすすめポイント・メリット

有機ELの6.4インチの大画面ディスプレイがすごい!
6.4インチと大きめのサイズですが、ボタンが操作がしやすいように片手モードが利用できるほか、画面下部に操作ボタンが集まっているのであまり不便を感じることはありませんでした。不便を感じるよりも先に、大画面に映ったきれいな動画を観て感動を覚えました。動画配信サービスでダウンロードした映画やドラマなどをこの画面で観られたらとても充足感があると思いました。
簡単きれいに写真が撮れる
3万円台のスマートフォンとしては高いクオリティの写真を撮影できます。また、有機ELディスプレイの恩恵で、撮影した写真は美しく鮮やかに映し出すことができます。
Color OS 5.2をはじめとする操作性の快適さ
普段iPhoneを利用しているのですが、ほかのAndroid端末に比べてあまり不便だと感じる部分が少なく感じました。ホーム画面の初期配置や画面下部のドックの数などがiOSに若干似ている印象を受けました。また、ゲームをプレイする際に、端末の状態が一番よくなる設定を自動的にしてくれる「ゲームスペース」の機能がとても気に入りました。

OPPO R17 Neoのデメリット

充電部分がUSB-Type Cではなくmicro USB(Type-B)である
最近のスマートフォンはUSB-Type CやLightningケーブルなど、差し込む向きを気にせずに利用できる充電端子が増えています。しかし、R17 Neoはmicro USB(Type-B)となっているので少し不便だと感じます。
あったら便利な機能がない
国産スマホで利用できるおサイフケータイ機能や防塵・防水機能が搭載されていません。キャッシュレス決済の普及が進んでいる現在、便利な支払い機能の選択肢が減るのは残念なところ。前の機種でおサイフケータイを使っていた方はとくに不便を感じそうです。

UQモバイルのおすすめポイント

OPPO R17 Neoを販売しているUQモバイルについてのおすすめポイントを紹介していきたいと思います。UQモバイルはKDDIグループの電気通信事業者として安定した通信速度を保っています。それに加えて、「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」など利用者に合った無料通話がついたプランを選べるのも特徴です。

UQモバイルの料金表

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UQモバイルでは現在おトクなキャッシュバックキャンペーンを行っているので、ぜひ確認してみてくださいね!

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OPPO R17 Neoはとっても高コスパな1台!

UQモバイルで販売されているOPPO R17 Neoについてレビューしました。3万円台でここまで性能の高いスマートフォンが手に入るようになったのは驚きでした。

いくつか改善されたらうれしい点はあるものの、それを上回るほどの利用満足度を得られました。OPPOから今後どのようなスマートフォンが出てくるのかも楽しみです。

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