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仕事用携帯の導入ポイント|会社用スマホにおすすめ!各キャリアの法人向けプラン

仕事用携帯を導入する際に重視したい機能や要素、各キャリア・格安SIMの法人向けプランについて解説します。後半では、個人用携帯とビジネス用携帯の併用に役立つeSIMや、携帯電話の活用術についても説明します。携帯電話を上手に使って業務効率アップを図りましょう。

仕事用の携帯電話を持つ人も増えてきています。「どのような携帯電話を選べばよいのか」「情報漏えいやウイルス感染のリスク対策をどうすればよいのか」と悩むこともあるでしょう。

法人契約で携帯電話を導入する際の費用や、業務に役立つサービスも気になるところです。

そこでこの記事では、仕事用の携帯電話にあれば便利な要素をはじめとし、大手キャリアや格安SIMの法人プラン、仕事用の携帯電話の活用術まで詳しく解説します。

また、近年登場したeSIMや、セキュリティ厳守の現場に役立つ「カメラレスケータイ」についても説明します。

※この記事で紹介する速度は、あくまで理論値です。お住まいの地域や接続環境によって変動しますのでご注意ください。

仕事用携帯にほしい要素とは

仕事用の携帯電話やスマホには、プライベート用以上にセキュリティやバッテリー、業務のための機能が求められます。

どのような要素があると便利なのかを具体的に解説します。

万全のセキュリティ

会社から仕事用スマホを雇用者に貸与する場合だけでなく、個人で2台持ちする場合でも、仕事で使用するスマホにはセキュリティソフトの導入が必須です。

また、紛失時に遠隔操作でロックやデータ消去できるといったサービスもあるため、活用するとよいでしょう。法人契約なら、スマホの契約とこうしたサービスがセットになっているものもあります。

パワフルなバッテリー

仕事中は常にスマホや携帯を使うといった場合は、パワフルなバッテリーの機種を選ぶことが大切です。

バッテリーに注目して選ぶときの目安は、4,000mAh以上です。そのほかの機能や費用を重視する場合でも、最低3,500mAh以上を選ぶようにしましょう。

その他、職種・状況に応じて求められる機能

一口に「仕事用」といっても、どのような業務や場面で使用するかによって、求められる機能や性能は異なります。自らの業務に役立ちそうな要素をリストアップしてみましょう。

職種・状況便利な機能
屋外での現場作業が多い耐衝撃・防水・対塵性能
現場の写真や動画の撮影が多い高精細・広角レンズ・高画素数といったカメラ性能
社員同士の電話が多い通話の内線化(FMCサービス・IP-PBX・クラウドPBX)
営業メールが多い珍しい名字の漢字も入力しやすい「手書き入力」機能
機密性が極めて高い仕事カメラレス・アプリ制限

通信の内線化について

通話の内線化をするための方法には、大きく分けてFMCサービスIP-PBXクラウドPBXの3種類があります。

FMCサービスは、オフィス用品や専門の業者が提供しており、固定電話とモバイル端末を連携させるものです。連携した端末間での通話を定額料金内で行えるため、コストダウンにつながります。

IP-PBXは、インターネット上でつながったIP電話やモバイル端末を、ソフトウェアまたはハードウェアを介して管理、制御するものです。

クラウドPBXはIP-PBXと似ていますが、クラウド上で制御や管理ができます。サービス提供会社との契約は必要ですが、メンテナンスの手間がかからないことがメリットです。

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会社として仕事用の携帯を導入するなら法人契約

通信各社が、法人向けサービスを展開しています。

ここでは、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天といった大手キャリアと、格安SIMのmineo・BIGLOBE・ワイモバイルの法人契約について解説します。

サービス充実の大手キャリア

大手キャリアは、法人パックとして、セキュリティやサポートサービス内容が充実しているのが特徴です。プランとサービスの詳細についてキャリアごとに解説します。

ドコモ

項目5Gギガホ5Gギガライトギガホギガライト
利用可能
データ量
100GB最大7GB30GB最大7GB
通常月額料金(定期契約あり)7,480円

~7GB:5,980円
~5GB:4,980円
~3GB:3,980円
~1GB:2,980円

6,980円

~7GB:5,980円
~5GB:4,980円
~3GB:3,980円
~1GB:2,980円

みんなドコモ割
(ビジネス通話割引グループ内の回線数に応じた割引)

2回線:-500円
3回線以上:-1,000円

ドコモ光セット割最大20回線まで-1,000円
(ビジネス通話割引グループにドコモ光を契約している回線がある場合)
国内通話

社員間通話無料
社外への通話は20円/30秒

通話オプション

かけ放題:1,700円
5分通話無料オプション:700円

2回線以上で500円引き、3回線以上なら1,000円引きになることに加え、社員間通話無料がパック内に含まれているため、通信料のコストダウンにつながります。

社内のインターネット通信をドコモ光にすれば、さらにお得です。職場のWi-Fi環境が整っていれば、ギガライトプランでも十分対応できるでしょう。

あんしんマネージャー

ドコモでは法人向けに「あんしんマネージャー」というサービスを展開しています。初回31日間は無料で利用でき、以降は月額250円で利用できるサービスです。

あんしんマネージャーでできること

  • 携帯紛失時の遠隔ロック・初期化
  • 私的利用の制限(機能制限・ブラウザ利用制限)
  • 位置情報・利用状況の監視
  • 一括設定
  • 共有電話帳管理

なお、紛失時の操作をドコモに代行してもらう場合は、月額300円のパックプランがあります。

カメラレスケータイ SH-03L

ドコモは、ビジネス向けのカメラレスケータイ「SH-03L」を2019年7月5日に発売しました。カメラの持ち込み不可の現場にも持って行けるのが最大のメリットです。

カメラレスケータイの機能やサービス

  • パソコンからの端末一括管理(登録外番号の着信拒否設定など)
  • データの暗号化
  • あんしんマネージャー対応
  • 内線サービスオフィスリンク機能搭載
  • 「でかレシーバー」で聞き取りやすい音質
  • バイブ振動が大きめ
  • 防水・防塵・耐衝撃
  • 長寿命電池

ドコモオンラインショップで機種変更

au

項目データMAX 5Gピタットプラン 5GデータMAX 4G LTEピタットプラン 4G LTE
利用可能データ量無制限最大7GB無制限最大7GB
通常月額料金(定期契約あり)

8,480円
データ利用料2GB以下の場合は1,480円割引

~7GB:5,980円
~4GB:4,480円
~1GB:2,980円

7,480円
データ利用料2GB以下の場合は1,480円割引

~7GB:5,980円
~4GB:4,480円
~1GB:2,980円

auスマートバリュー-1,000円

1GB超から-500円

-1,000円1GB超から-500円
法人割プラス

2回線:-500円
3回線:-1,000円
4回線以上:-2,020円

2回線:-500円
3回線以上:-1,000円

2回線:-500円
3回線:-1,000円
4回線以上:-2,020円

2回線:-500円
3回線以上:-1,000円

スマホ応援割-1,000円(6ヶ月)なし-1,000円(6ヶ月)なし
国内通話

月額300円で社員間通話24時間かけ放題
20円/30秒

通話オプション

通話定額ライト2(5分通話無料):800円
通話定額2(24時間かけ放題):1,800円

auはデータMAXプランにデータ容量の制限がないことが特徴です。Wi-Fi設備のない現場作業で、画像や動画データなどを大量送信する場合や、データの大きな業務システムを導入している場合はおすすめです。

また、データ利用量が2GB以下の場合は自動で割引されます。そのため、月ごとのデータ利用量が大きく変動する場合にもメリットといえます。

auオフィスナンバー

auではスマホ・携帯から東京03、大阪06といった固定電話番号を利用できるサービスがあります。携帯電話番号と併用できるため、社内向けと社外向けで電話番号を使い分けることも可能です。

固定電話と連携するタイプではなく、スマホ自体に固定電話番号を割り当てるため、オフィスに固定電話を設置する必要がありません。回線工事の必要もないため、少人数の職場で役立つでしょう。

また、固定電話番号に対しては、オプションメニューで定休日や営業時間外を知らせる自動応答の設定ができます。

auオンラインショップで機種変更

ソフトバンク

項目メリハリプランミニフィットプラン
利用可能データ量50GB最大5GB
通常月額料金(定期契約あり)6,500円

~5GB:7,480円
~2GB:5,980円
~1GB:3,980円

5G基本料1,000円(1年間無料)0円
音声通話980円
半年おトク割-1,000円(6ヶ月)
国内通話20円/30秒
通話オプション

準定額(5分通話無料):800円
定額(24時間かけ放題):1,800円

ソフトバンクは5Gと4Gのプラン名を分けていませんが、5G対応端末の利用やデータ大容量のメリハリプランでは、5G基本料1,000円がプラスされます。

また、月額基本料金に音声通話の料金が含まれていないので、音声通話には別途980円かかります。

スマートフォン 法人基本パック

1回線あたり月額475円で「スマートフォン 法人基本パック」を利用できます。

スマートフォン 法人基本パックのサービス

  • 電話帳を社員間で共有できるサーバー
  • 管理用パソコンでのスマホの遠隔ロック・パスコード設定・データ消去
  • 法人ケータイ紛失捜索サービス
  • 社員100人までの位置を一斉検索
  • 一斉メッセージ配信

そのほか、有料オプションでセキュリティソフト、留守番電話、迷惑電話ブロックなども利用可能です。

ソフトバンクで機種変更する

楽天モバイル

出典:楽天モバイル

楽天モバイルは独自回線を持っており、5Gへの参入も発表しているなど大手キャリアに分類されますが、法人契約に関してはドコモの回線を使用しています。そのため、次のプランは格安SIMとしての内容です。

項目データ通信のみ(SIMなし)データ通信のみ(SIMあり)データ通信+音声通話IoT用上り専用SIM
月額基本料金

ベーシックプラン(通信速度200kbps):525円
3.1GBプラン:900円
5GBプラン:1,450円
10GBプラン:2,260円
20GBプラン:4,050円
30GBプラン:5,450円

ベーシックプラン(通信速度200kbps):645円
3.1GBプラン:1,020円
5GBプラン:1,570円
10GBプラン:2,380円
20GBプラン:4,170円
30GBプラン:5,520円

ベーシックプラン(通信速度200kbps):1,250円
3.1GBプラン:1,600円
5GBプラン:2,150円
10GBプラン:2,960円
20GBプラン:4,750円
30GBプラン:6,150円

50GBプラン:1,450円
100GBプラン:2,260円
実質無制限プラン:5,450円

音声通話なしなし

20円/30秒
楽天電話アプリ経由で10円/30秒

なし
通話オプションなしなし5分通話無料オプション:850円なし

楽天ではルーターの種類や、業務アプリ専用に使うSIMなしのスマホを選べるのが大きな特徴です。通信データ容量に合わせたプランも細かく設定されています。

また、監視カメラやドライブレコーダーなどのIoT機器用のプランもあります。50GBプラン、100GBプランの場合は上り最大50Mbps、下り最大200kbpsで、実質無制限プランは上り最大1Mbps、下り最大200kbpsです。

有料オプション

有料でオプションも用意されています。

項目月額料金内容
ウィルス攻撃対策300円マカフィーモバイルセキュリティ
スマホ紛失・故障対策500円スマホ交換保証
データ紛失対策500円データ復旧サービス・マカフィーマルチアクセスパック

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費用を抑えるなら音声SIMを扱う格安SIM

格安SIMでも、法人用プランが展開されています。ここではmineo・BIGLOBE・ワイモバイルの3社の法人プランを解説します。

mineo

出典:mineo

mineoは、au、ドコモ、ソフトバンクのトリプルキャリア対応で、いずれかの回線を選べます。

項目シングルタイプ(データ通信のみ)デュアルタイプ(音声通話あり)
月額基本料金

au:700~5,900円
ドコモ:700~5,900円
ソフトバンク:790~5,990円

au:1,310~6,510円
ドコモ:1,400~6,600円
ソフトバンク:1,750~6,950円
月間データ容量500MB~30GB500MB~30GB
複数回線割引(2回線以上)-50円-50円
国内通話なし20円/30秒
パケットチャージ150円/100MB150円/100MB

余ったパケットを社内でシェアできるサービスが付いているため、使用するデータ量が社員によって大きく異なる場合でも無駄なく利用できます。また、転送電話や留守番電話の利用は無料です。

M2Mアクセス

mineoでは、監視カメラやセンサー、ドライブレコーダー、POSレジシステムといった機器のデータを通信する際に便利なM2M(Machine to Machine)アクセスのサービスを展開しています。

スマホや携帯電話と同様に、M2Mでも回線を選択できます。

項目上り高速コース夜間専用コース(22:00~翌6:00)
基本データ容量500MB500MB
月額基本料金

auプラン:500円
ドコモプラン:500円
ソフトバンクプラン:590円

auプラン:350円
ドコモプラン:350円
ソフトバンクプラン:440円

複数回線割引(2回線以上)-50円-50円
パケットチャージ150円/100MB150円/100MB

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BIGLOBEモバイル

出典:BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルは、ドコモとauの回線を利用した定額プランに加え、プリペイドサービスのあることが大きな特徴です。

項目

データSIM・SMSなし(ドコモ)

データSIM・SMSあり(ドコモ・au)音声通話SIM(ドコモ・au)

プリペイド(音声通不可/ドコモ)

月額基本料金

0ギガ:200円
3ギガ:700円
6ギガ:1,250円
12ギガ:2,500円
20ギガ:4,300円
30ギガ:6,550円

0ギガ:320円
3ギガ:820円
6ギガ:1,370円
12ギガ:2,620円
20ギガ:4,420円
30ギガ:6,670円

0ギガ:900円
1ギガ:1,200円
3ギガ:1,400円
6ギガ:1,950円
12ギガ:3,200円
20ギガ:5,000円
30ギガ:7,250円

50GB:18,000円
100GB:25,000円

国内通話なしなし

20円/30秒
BIGLOBEでんわ経由で9円/30秒

なし
通話オプションなしなし

10分かけ放題:830円
3分かけ放題:600円
通話パック90(1,620円分通話可能):830円
通話パック60(1,080円分通話可能):600円

なし

プリペイドは、一度購入すれば365日いつでも好きなときに、契約したデータ容量に達するまで利用できるサービスです。

現場作業時のトランシーバー代わりに使用したり、海外からの顧客に連絡用として渡すなど、幅広いシーンで使えます。M2Mにも対応しているため、季節限定で使用するIoT機器への導入も可能です。

なお、0ギガプランは、SIMの購入から実際に使用するまでの期間が空く場合に、使用開始までの費用を抑えるためのプランであるため、このプランでは通信できません。

M2M専用プラン
項目データSIM
SMSなし(ドコモ)
データSIM
SMSあり(ドコモ・au)
0ギガ月額利用料200円320円
低速・低容量月額利用料

100MB:400円
500MB:450円

100MB:520円
500MB:570円

上り高速・
下り低速月額利用料

10GB:1,500円
40GB:3,250円
70GB:4,750円
100GB:6,250円
200GB:11,000円
300GB:15,500円

10GB:1,620円
40GB:3,370円
70GB:4,870円
100GB:6,370円
200GB:11,120円
300GB:15,620円

料金プランは公表されていませんが、カメラ向けの上り大容量プランも展開しています。

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ワイモバイル

ymobile出典:ワイモバイル
項目スマホベーシックプランケータイベーシックプランSSデータベーシックプラン
月額基本料金

プラン S(3GB):2,680円
プランM(10GB):3,680円
プランL(14GB):4,680円

934円

1GBまで:1,980円
7Gまで:3,696円

法人契約割引(2回線以上契約)-700円なしなし
国内通話

1回10分以内は0円
10分超過から20円/30秒

ソフトバンク・ワイモバイルのスマホ・携帯電話への連絡は1~21時まで通話無料
無料通話時間外・他社端末への通話は20円/30秒

なし
通話オプションスーパーだれとでも定額1,000円スーパーだれとでも定額1,000円なし

ワイモバイルの携帯電話向けの「ケータイベーシックプランSS」でも、300円のベーシックパックオプションをつければデータ通信ができます。ただし、高速データ通信容量は2.5GBまでです。

1パケットあたりの料金は0.005円、0.1GBからは上限金額4,500円で利用できます。

ビジネス・コンシェル デバイスマネジメント

複数台のスマホやタブレットをパソコンで一元管理、運用できるサービスです。デバイス利用者の情報登録やデバイスの設定情報の収集などが行えるほか、アプリケーションの配布なども可能です。

また、有料オプションにはなりますが、紛失時のリカバリーやWebフィルタリング、24時間対応のサービスデスクといったサービスも展開しています。

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法人契約が可能な格安SIMについては以下記事で詳しく解説しています。

仕事用携帯の買い替え時に便利な「eSIM」も検討しよう

eSIMは、これまでのSIMカードとは違い、キャリアの乗り換えや端末の買い替え時に、SIMカードを挿し替える手間を減らせる新しいSIMカードです。

eSIMとは

eSIMとは、SIMに登録された携帯電話情報をインターネットを介して書き換えられるというものです。

端末はそのままでキャリアを変更する際、キャリアなどの携帯電話情報が入ったSIMカードの差し替えが必須でしたが、eSIMではその必要がありません。

さらに、携帯電話情報の書き換えはユーザー自身で行えるうえ、複数の携帯電話情報を複数のプロファイルに登録できます。

そのため、プライベート用携帯と仕事用携帯を同一端末にして、別々のキャリアに設定することも可能です。また、携帯電話を買い換えたときも、前の携帯電話情報を新しいSIMに持ちこせます。

eSIMを利用できるサービス

eSIMに対応している通信会社や対応端末は、まだ少ないのが現状です。eSIMを取り扱っている代表的な3社について説明します。

楽天モバイル

出典:楽天モバイル

楽天モバイルのオリジナルスマホ、「Rakuten Mini」と「Rakuten BIG」でeSIMが利用可能です。

Apple各製品も対応機種ですが、SIMロック解除が必要であることと、動作保証外であるため、利用する際は自己責任になることを踏まえておきましょう。

なお、楽天モバイルではeSIM専用の料金プランは用意されておらず、eSIMを利用するには「Rakuten UN-LIMIT V」のプランに加入する必要があります。

項目内容
月額基本料金2,980円
データ容量

楽天回線エリアでは無制限
パートナー回線エリアでは月間5GBまで

国内通話かけ放題

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IIJmio

出典:IIJmio

日本で初めてeSIMを導入したのがIIJmioです。音声通話のみ、契約中の大手キャリアから乗り換えせずに続行し、データ通信だけIIJmioを利用するなどの柔軟な契約が可能です。

IIJmioは1GBあたり450円で、大手キャリアの1GB:1,000円よりもお得に利用できます。たとえば、大手キャリアのデータ制限ありのプランを契約し、制限を超過するときだけIIJmioを利用するといったこともできます。

eSIMの料金

項目料金
初期費用3,000円
月間料金150円
追加データ1GB300円
追加データ量2~10GB450円

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bicsim

bicsimは、家電量販店大手のビックカメラが提供している格安SIMで、eSIMに関してはIIJmioと提携しています。料金等は、IIJmioと同様です。

bicsimのメリットとしては、ビックポイントが貯まることです。電話料金で貯めたポイントを使って家電を購入したり、逆に、家電購入で貯めたポイントを携帯電話料金に支払えたりできます。

また、全国のビックカメラ、コジマ、ソフマップの店舗で、サポートや商品受け取りのサービスも利用できます。

仕事用携帯の活用術

クラウドサービスやGPSといった携帯電話ならではの機能や、IPアドレスによるデバイス管理を活用して、仕事を効率化する方法について解説します。

クラウドで社員間のデータを共有する

クラウド上であれば、それぞれの社員が持っている情報を素早く共有できます。

情報共有で効率化に役立つ例

  • 顧客や取引先の名刺情報
  • 個人やチームのスケジュール
  • プロジェクトの進捗
  • ナレッジ・ノウハウ

これらの情報を共有したり管理したりするのに便利なアプリもあります。

視認性や検索性の高いアプリを導入すれば、情報管理にかかるコストを削減でき、チームや部署の全体像が見えやすくなるでしょう。

IPの証明書を発行する

IP証明書の発行は、セキュリティを重視する場合に有効な手段です。

IP証明書をインストールした端末以外は、自社サーバーや業務システムにアクセスできないようにする機能と併用することで効果を発揮します。

IPアドレスの発行と、認証外端末からのアクセスを拒否に関するサービスを同時に提供している会社を選んで相談してみましょう。

安全な運用のためには社員それぞれの意識も大切

仕事用携帯について解説してきましたが、利用する上で最も重要なことは社員それぞれの意識です。仕事で携帯を使うことへの意識を高めるために、会社としてできる施策をまとめました。

会社としてできる施策

  • 指定アプリ以外のダウンロードの禁止
  • WEBサイトの閲覧制限(私的利用の禁止)
  • 自社サーバーへのアクセス権の細かい設定

しかし、セキュリティアプリやアクセスを限定するシステムをいくら駆使しても、社員の携帯の使い方に問題がある場合は、ウイルス感染やデータ流出の危険は高まってしまいます。

また、会社が貸与している携帯を私的利用した場合、セキュリティ面の問題だけでなく、経費の横領にもあたります。携帯電話の便利な部分だけでなく、万が一の場合に備えた社員の意識改革も同時に重視しましょう。

携帯電話を活用して仕事の効率をアップさせよう

携帯電話やスマホ、アプリなどの発展によって、業務効率をアップできる機能やサービスが充実してきました。それにより、今までよりも迅速に情報を共有したり、コストダウンしたりすることが可能になっています。

一方で、携帯電話を業務で使用することは、情報漏えいのリスクと常に隣り合わせであることも忘れてはなりません。つまり、社員一人ひとりの意識が大切です。

法人として携帯電話を導入する場合には、契約をする前に社内に必要な要素を洗い出し、より最適な端末やプラン、サービスを選ぶようにしましょう。

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