電話番号を変更すると困ること・デメリット|ドコモ・au・ソフトバンクでの変更方法を解説

電話番号の変更は、簡単そうに見えますが、実際は事前に準備することや、電話番号変更後にやらなくてはならないことが多いです。この記事では、電話番号を変更するときに気をつけたいことや、どのように電話番号を変更するかを紹介します。
この記事の目次
迷惑電話や間違い電話が多いと、煩わしく感じて電話番号を変更することを考えるかもしれません。
しかし、気軽にできそうな電話番号の変更には様々な注意点やデメリットが潜んでいます。
この記事では、電話番号を変更するにあたって気をつけたいことや、実際に電話番号を変える際の方法などを紹介します。
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電話番号を変更する際の注意点・デメリット
電話番号を変更しようと考えたときに、いくつかの注意点やデメリットに気をつける必要があります。
事前に以下の項目をチェックして、対応してから電話番号を変更するようにしましょう。
メールアドレスが変わる
電話番号を変更する場合、ICカード(SIMカード)を変更するということになります。
ICカードにはメールアドレスの情報も記録されているため、電話番号を変更すると、自動的にメールアドレスも変更されるということになります。
キャリアメールで登録しているメルマガや、やり取りしている相手からのメールが受信できなくなってしまうため、電話番号を変更したら、メールアドレスの登録変更や変更した旨の連絡などを忘れずに行うようにしましょう。
メールが削除される
電話番号変更やメールアドレスの変更で、メールが削除されるかもしれません。
ドコモの場合、ドコモメールは電話番号に紐付いたドコモクラウドに保存されているため、電話番号が変更されるとともにメールが全て消えてしまいます。
消えたら困る重要なメールは、SDカードなどにバックアップをとっておきましょう。
サイトにログインできなくなる可能性も
電話番号で登録していたサイトや、キャリアメールアドレスで登録していたサイトなどは、番号やアドレスの変更とともに自動解約されてしまう可能性があります。
電話番号やキャリアメールアドレスを変更する前に、登録しているサービスの注意書きをよく読み、気がついたらサービスを解約していたということにならないようにしましょう。
アプリの引き継ぎは慎重に
アプリやサービスの認証に電話番号を利用している人は、登録している電話番号を変更することを忘れないようにしましょう。
例えば、LINEの引き継ぎには事前の準備も必要な場合があります。
端末は変えずに、電話番号のみを変更する場合は、LINEの「設定」から「アカウント」に進み、登録している電話番号を変更しましょう。
するとSMSで暗証番号が届くので、届いた4桁の暗証番号を入力すれば、登録情報を更新できます。
端末も変更する
電話番号とともに端末を変更する場合は、少し複雑です。
まずLINEアプリのバージョンとOSのバージョンを最新にし、アカウント情報(電話番号やメールアドレス)も更新しましょう。バックアップもしっかりと取り、引き継ぎモードをONにします。
次にLINEのアプリを開き、変更したあとの電話番号を入力します。その後SMSで暗証番号が送られてくるので入力しましょう。
「アカウントを引き継ぎますか?」という文言が出てくるので、以前使っていたアカウントを引き継ぎたい場合は「アカウントを引き継ぐ」をタップします。
このとき、変更した電話番号が、以前のその電話番号の持ち主のLINEアカウントと紐付いている場合、他の名前で「おかえりなさい!」と表示されます。このときは、必ず「あなたのアカウントですか?」という文言に対して「いいえ、違います」をタップしてください。
最後に、ログイン方法を選択し、パスワードを入力して引き継ぎが完了します。


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電話帳が消える可能性がある
iPhoneの場合、電話番号を変更すると電話帳のデータが消えてしまう可能性があります。
万が一のためにも、SDカードなどにバックアップをとっておきましょう。
またドコモの場合、ドコモクラウドに保存されている情報は全て消えてしまうため、電話番号を変更すると、ドコモクラウドに預けている電話帳のデータは消えてしまいます。
電話番号を変更する前に、ドコモクラウドではなく携帯端末本体や、SDカードにバックアップをとっておきましょう。
変更した電話番号が事故番号の可能性も
事故番号とは、事前の利用者がストーカー被害にあっていたり、サラ金や犯罪に使われていた番号のことを指します。
この番号を電話番号変更後に取得してしまうと、必要のない迷惑被害を受けてしまうかもしれません。
電話番号にも限りがあるため、基本的に使われなくなった番号はリサイクルされます。通常はある程度の期間を空けてから次の利用者に渡されますが、電話番号が足りなくなってくると3ヶ月程度で再利用されることもあります。
もしも事故番号に当たってしまった場合、着信拒否をするなど対処方法はあります。しかし、余計な労力を使うため、できる限り今まで使っていた安全な自分の番号を使い続けたほうがいいかもしれません。
▼事故番号や電話番号変更のデメリットについては以下記事でも詳しく解説しています。
電話番号を変更する方法
ここでは、大手キャリア3社の、電話番号の変更に必要なものと手順を紹介します。
ドコモの場合
電話番号を変更する場合は、ドコモショップに足を運ぶ必要があります。オンラインでは手続きができないので注意しましょう。
ドコモショップで電話番号を変更したい旨を伝えると、店員さんに変更理由などをヒアリングされ、そのあとに窓口で変更できます。変更自体の所要時間は10分ほどです。
電話番号変更に必要なものは、携帯電話本体(ICカード入り)、本人確認書類(免許証やパスポートなど)の原本です。
他人に代理で行ってもらう場合には、契約者だけでなく、代理人の本人確認書類の原本と、ドコモのサイトからダウンロードした委任状も必要になります。
auの場合
電話番号を変更する際は、auショップの店頭でのみ可能になっています。auの場合もオンラインでは変更手続きが行えません。
店頭の混雑時間などを入れなければ、手続自体は10〜15分で完了します。
電話番号変更の際に必要なものは、印鑑、本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)の原本、携帯電話本体(ICカード入り)です。
ドコモと違い、代理人による変更手続きはできないため注意しましょう。
ソフトバンクの場合
電話番号変更手続きは、ソフトバンクショップでのみ受け付けています。
電話番号変更をする際に必要なものは、携帯電話本体(ICカード入り)と本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)の原本です。
委任状を持参すれば、代理人による変更手続きも可能です。
ソフトバンクの場合は、変更後の電話番号の数字列を指定することができないことを頭に入れておきましょう。
電話番号変更にかかる手数料
電話番号を変更するときには手数料がかかります。これは店頭で払うのではなく、電話番号を変更した月の利用料金と合算して請求されます。
ドコモの場合
電話番号変更手数料 | 2,200円(税込) |
---|---|
下4桁選択オプション | +330円(税込) |
auの場合
電話番号変更手数料 | 2,200円(税込) |
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YOU選番号サービス | 無料 |
ソフトバンクの場合
電話番号変更手数料 | 3,300円(税込) |
---|
まとめ
電話番号の変更自体は簡単にできますが、変更に伴っていくつかの注意点やデメリットがあることを理解することが必要です。
しっかりと事前に準備をしてから、電話番号変更手続きを行いましょう。