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SIMロック解除の対応機種かどうかを確認するには?

更新日:2021.02.08

今まで使っていたスマホや中古で購入したスマホをSIMロック解除して格安SIMで使いたいという方も多いと思います。今回はお手持ちのスマホがSIMロック解除の対応機種かどうか、国内で格安SIMを使えるか確認する方法を調べました。

格安SIMが人気の今、利用していたキャリア購入のスマートフォンや中古で購入したスマホをSIMロック解除して格安スマホとして利用したい方も多いはずです。そこで今回はSIMロック解除の対応機種がどうか、格安スマホとして国内で使えるかどうか確認する方法を解説していきます。

SIMロック解除の対応機種

格安SIMで利用したい場合もしくはアンロックして海外で利用したい場合には「SIMロック解除手続き」が必要になる場合があります。今回は手続きや対応機種において知っておきたい項目をまとめてみました。

SIMロック解除が必要かどうか

まずは「そもそもSIMロック解除が必要がどうか」という部分を知っておく必要があります。現状MVNOで一般消費者向けに提供されている格安SIMはdocomo系とau系の回線なので、簡単にまとめると以下のようになります。

ドコモ購入のスマートフォン
docomo系格安SIMで使う場合:SIMロック解除必要なし
au系格安SIMで使う場合:SIMロック解除必要
au購入のスマートフォン
docomo系格安SIMで使う場合:SIMロック解除必要
au系格安SIMで使う場合:VoLTE対応機種の場合、SIMロック解除が必要
ソフトバンク購入のスマートフォン
docomo系格安SIMで使う場合:SIMロック解除必要
au系格安SIMで使う場合:SIMロック解除必要

ここでのポイント1つ目は「ドコモ機種→ドコモSIMならSIMロック解除が必要ない」という部分。もしドコモで購入したスマートフォンをドコモ系の格安SIMで使うなら、わざわざSIMロック解除をする必要がありません。

ポイント2は「auのVoLTE対応機種→au系SIMはSIMロック解除が必要」ということ。同じau購入の機種でもVoLTE対応モデルのスマートフォンは、例えau系の回線が使えるMVNOであってもロック解除が必要になることをまずは覚えておきましょう。

SIMロック解除ができる機種は?

2015年5月より発売された機種に関しては、各キャリア約180日経過後にSIMロック解除手続きができるようになっています。なのでこの時期あたりから発売されたモデルであれば、ほとんどの機種が現在はSIMロック解除対象となっています。

気を付けておきたいのは「中古端末で解除できるのはauだけ」という部分です。docomoとsoftbankは契約者のみSIMロック解除手続きが可能となっているので、例えばまだロックのかかっている端末を中古購入した後に自分で正規のSIMロック解除を行うことはできません。

なので中古でスマートフォンを購入して格安SIMで利用したい場合は、以下のようになります。

中古でSIMロックがかかった状態のスマホを購入する場合
ドコモ端末 → ドコモ系の格安SIMならOK
au端末 → 購入後180日経過していれば、自分でロック解除してau,docomo系の格安SIMで使える
ソフトバンク端末 → 利用不可

本当に格安SIMで使える対応機種を見極めるには

格安SIMで利用できる対応機種を見極めるには、まずはMVNO各社が公表している「動作確認済み端末」を確認する必要があります。

ただし提供回線元の購入端末でない場合は情報を載せていないことがほとんどなので、その場合は各キャリアが公表している「SIMロック解除後の対応バンド」を確認しておく必要があります。

動作確認済み端末を確認

一番確実な方法は、MVNO各社が調査している動作確認済みの対応機種一覧ページを確認することです。人気格安SIMの公式サイトは以下の通り。

ドコモ系の人気格安SIM
楽天モバイル
IIJmio
BIGLOBE SIM
OCN モバイル ONE
au系の人気格安SIM
mineo
UQ mobile

…上記の公式サイトから調べれば確実に使えるスマートフォンの対応表は確認できますが、例えば「au端末→ドコモ回線のMVNO」「docomo端末→au回線のMVNO」などの組み合わせでは、利用確認可否を載せていないことがほとんどです。

そこで確実にSIMロック解除をしてから格安SIMで利用するために、各キャリアで「アンロック後の対応バンド」を調べる方法もまとめました。

NTTドコモ

NTTドコモはロック解除後の対応バンドを、PDFファイルにて公開しています。

このページを見ればSIMロック解除をした後の端末がどの対応バンド・周波数帯で使えるのか一目瞭然なので、他社回線のSIMカードや海外の現地SIMで利用する場合には事前に確認しておくと便利です。

公式サイト:docomo

au/KDDI

au端末をSIMロック解除した後の対応機種・周波数帯はこちら

au端末は3GがCDMA2000のみと思われがちですが、SIMロックを解除すれば他社でW-CDMAを利用できる機種が多くあります。確認しておきましょう。

ソフトバンク

ソフトバンクもPDFでファイルを公開しています。

ソフトバンクの端末に関してはBand 8などに対応していることもあり、海外で利用する際にも便利です。3G回線も元々WCDMAを利用しているので、ドコモSIMで利用するには使いやすいのではないでしょうか。

公式サイト:SoftBank

SIMフリースマホのセット購入が一番安全

上記で紹介したようなキャリア端末を再利用したり中古で購入するのも安くてありですが、周波数帯や対応バンドが一致しているか、しっかり使えるかどうか調べるのは大変です。

もっと簡単に格安SIMを利用したいなら、すでに動作確認がとってあり対応機種となっている「セット購入」を活用しましょう。

セット購入とは

セット購入とは、文字通りMNVOで格安SIMと格安スマホをセットで購入して利用することです。基本的にはサービス側で使えるものを販売しているので安心ですし、場合によってはキャンペーンで本体代金が安くなる可能性もあるのでお得です。

格安スマホの取り扱いが多いサービスをいくつか紹介しておきましょう。

楽天モバイル

楽天モバイルの料金プラン

【Rakuten 最強プラン】
月額料金/データ容量~3GB未満1,078円
3GB~20GB未満2,178円
20GB3,278円

公式サイト:楽天モバイル

mineo(マイネオ)

mineoの料金プラン

デュアルタイプ(データ通信のみ)
auプランドコモプランソフトバンクプラン
1GB1,298円(税込)
5GB1,518円(税込)
10GB1,958円(税込)
20GB2,178円(税込)

シングルタイプ(データ通信のみ)
auプランドコモプランソフトバンクプラン
1GB880円(税込)
5GB1,265円(税込)
10GB1,705円(税込)
20GB1,925円(税込)

公式サイト:mineo

SIMロック解除と対応機種のまとめ

各キャリアの解除可否や対応バンドの調べ方を知っておくとより状況に合わせた運用が可能になるので確認しておきましょう。おすすめの格安SIMは下記の「SIMチェンジプラン診断」から確認できます。

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