LINEモバイルでauのスマホは使える?回線の特徴や乗り換えの注意点を解説
LINEモバイルでauのスマホは利用できるのでしょうか。LINEモバイルはau回線でのサービスの提供を始めたのでauのスマホがそのまま使用できます。ここではLINEモバイルのau回線の特徴や料金、乗り換え時の注意点などを解説しています。
この記事の目次
LINEモバイルは、2019年4月19日よりau回線のサービスを始めています。auのスマホはLINEモバイルでそのまま使用できます。
ここでは、auのスマホをLINEモバイルで使用する際の料金や乗り換え方法、注意点を解説します。
auのスマホをLINEモバイルで使用したい人はこの記事を参考に乗り換えを行いましょう。
LINEモバイルのau回線の特徴
LINEモバイルのau回線を解説します。料金プランやオプション、購入できる端末を紹介します。
LINEモバイルのau回線の基本料金プラン
データ容量 | データSIM(SMS付き) | 音声通話SIM |
---|---|---|
500MB | 600円 | 1,100円 |
3GB | 980円 | 1,480円 |
6GB | 1,700円 | 2,200円 |
12GB | 2,700円 | 3,200円 |
au回線ではデータSIMのSMSがついたタイプと、音声通話SIMが選べます。2つのSIMタイプは、それぞれ500MBの少量プランから12GBまでの4プランに分かれています。
上記のプランにデータ消費がゼロになるデータフリーのオプションが用意されています。
LINEモバイルへの申し込みの際の初期費用は、次のとおりです。
- SIMカード発行手数料:400円
- Web登録事務手数料:3,000円
通話は20円/30秒で、「いつでも電話」のアプリを利用すると10円/30秒です。通話が多い人なら、「10分電話かけ放題」が月額880円で利用できるのでおすすめです。
なお、LINEアプリ利用者ならお互いにLINEの無料音声通話を利用して無料で通話が行えます。
LINEデータフリー
「LINEデータフリー」のオプションは無料で利用できます。
トークを行ったり、トーク画面で画像や動画の送受信を行う際のデータ消費量がゼロになります。LINEの音声通話やビデオ通話もデータ容量を消費しません。
ただし、外部のリンクへ接続した場合やグループ内でのLiveはデータ容量を消費するので注意しましょう。ほかにもスタンプショップや着せ替えショップの利用はデータを消費します。
LINEのすべての機能がデータフリーになるわけではありません。
SNSデータフリー
「SNSデータフリー」では、LINEアプリのほかにTwitterやFacebook利用時のデータ容量を消費しません。月額料金は280円です。
ただし、データを消費する機能もあるので事前に確認しましょう。
Twitterへの投稿や閲覧はデータフリーの対象です。ただし、外部のリンクへ接続した場合やツイートの中にあるほかの動画サイトの閲覧ではデータ容量を消費します。
SNS音楽データフリー
LINEやTwitter、Instagramのほかに、LINE MUSICがデータフリーになるオプションです。月額480円で利用できます。
LINE MUSICでは、投稿の閲覧や音楽や音声の視聴ではデータ容量は消費されません。ただし、ミュージックビデオの再生にはデータ容量を消費するので注意しましょう。
LINEモバイルのオプション
オプション名 | 月額利用料 | 内容 |
---|---|---|
端末保証 | 450円 |
|
持込端末保証 | 500円 |
|
LINE MUSICオプション | 750円 |
|
WiFiオプション | 200円 | 全国49,000以上あるWiFiスポットを利用できる |
ウィルスバスターオプション | 420円 | スマホやタブレット等を安全に利用するためのセキュリティソフト |
フィルタリングオプション | 無料 | 有害サイトの閲覧を阻止したり位置情報を確認したり、スマホの使いすぎを防ぐ |
LINEモバイルでは、上記のオプションが利用できます。
これらのオプションは、どの回線でも月額利用料や内容は変わらず使えます。
データフリー対象サービスはいつでも高速通信可能
契約のときには、データ容量とSIMタイプを選んで契約します。そして、月に使用できる高速データ通信容量は契約した容量が上限です。
一般的に高速データ通信容量を使い切ってしまうと、追加でデータ容量を購入しない限り速度制限されて、その速度は月末まで低速が続きます。
しかし、LINEモバイルでは、データフリー対象のサービスなら速度制限中でも対象のサービスのみ高速通信で利用できます。
▼LINEモバイルの料金プランについてより詳しく知りたい方は以下記事をご一読ください。
LINEモバイルで選べる端末の種類
LINEモバイルで購入できるiPhoneは2機種です。それぞれ、32GBと128GBから選べます。なお、支払い方法は一括払いと24回払いに対応しています。
機種名 | 容量 | 一括払い | 4回払い |
---|---|---|---|
iPhone 7 | 32GB | 39,800円 | 1,760円 |
128GB | 45,800円 | 2,000円 | |
iPhone 6s | 32GB | 24,800円 | 1,090円 |
128GB | 34,800円 | 1,520円 |
機種名 | 一括払い | 24回払い |
---|---|---|
ZenFone Live (L1) | 9,880円 | – |
moto e5 | 13,800円 | 620円 |
HUAWEI nova lite 3 | 16,880円 | 660円 |
OPPO A5 2020 | 19,800円 | 880円 |
ZenFone Max (M2) | 22,500円 | 1,010円 |
HUAWEI P30 lite | 24,800円 | 1,100円 |
moto g7 plus | 32,800円 | 1,280円 |
OPPO Reno A | 29,800円 | 1,280円 |
AQUOS sense3 SH-M12 | 29,800円 | 1,320円 |
ZenFone Max Pro (M2) | 34,500円 | 1,540円 |
arrows M05 | 34,800円 | 1,550円 |
R17 Pro | 39,800円 | 1,720円 |
HUAWEI nova 5T | 49,500円 | 2,160円 |
HUAWEI P30 | 67,880円 | – |
ZenFone 6 | 68,500円 | – |
Reno 10x Zoom | 89,880円 | – |
販売中のAndroid端末は上記です。種類が多く、リーズナブルなものからハイスペックで高価格なものまでそろっています。
一括払いと24回払いが選べますが、中には一括払いのみの端末もあります。
LINEモバイルのau回線と他の回線を比較
ソフトバンク回線 | ドコモ回線 | au回線 | |
---|---|---|---|
通信エリア | ソフトバンクのLTE エリア | ドコモのLTEエリア | au 4G LTE エリア |
4G 周波数帯 | 1、3、8、11、28、42 | 1、3、19、21、28、42 | 1、3、11、18、26、41、42 |
3G 周波数帯 | 1、8 | 1、6、19 | – |
LINEモバイルでは、ソフトバンク、ドコモ、auそれぞれの通信エリアと同じエリアで通信が行えます。
なお、au回線のみ3G周波数帯には対応していません。ここでは、回線ごとの月額料金や通話オプション、エリアについて解説します。
月額料金はどの回線も一緒
ほかの格安SIMでは、回線ごとに月額料金が異なる場合があります。
しかし、LINEモバイルでは基本的にどの回線を利用しても、月額利用料や初期費用、データフリーのオプションやオプション料金は変わりません。
また、上記で紹介した端末保証などのオプションも同じ金額で利用できます。au回線を選んだからと言ってほかの回線よりも料金が高くなることはありません。
どのくらいおトクなの?
をもとに算出
プランをみつけよう
音声通話SIMのオプションの比較
ソフトバンク回線 | ドコモ回線 | au回線 | |
---|---|---|---|
留守番電話 |
| – | – |
留守番電話プラス |
|
|
|
グループ通話 |
| – |
|
迷惑電話ストップ |
|
|
|
転送電話 |
|
|
|
国際電話 |
|
|
|
国際ローミング | – |
| – |
10分かけ放題オプション | 月額880円 | ||
割込通話 | 月額200円 | ||
通話明細 | 月額100円 |
音声通話SIMのオプションは、回線によって利用できるオプションが異なります。au回線で利用できないのは留守番電話と国際ローミングです。
また、ドコモ回線ではグループ通話が利用できません。ただし、国際ローミングや迷惑電話ストップが無料で利用できます。
そして、ソフトバンク回線では留守番電話が無料で使えます。
このように、通話オプションは回線によっては利用できないサービスがあります。必要なオプションサービスがある場合には、オプションを確認してから回線を選びましょう。
回線にって対応エリアが違う
LINEモバイルは3大キャリアすべての回線に対応しており、その通信エリアはキャリアのエリアと同じです。どの回線も主力の周波数帯Band1に対応しています。
ただし、au回線はBand1でのカバー率はドコモ回線やソフトバンク回線に劣りますが、Band18にも対応しているので地下や山間部でもつながりやすく、全国の広いエリアをカバーできています。
ただし、au回線は3Gには対応していません。
au回線を使っている人の口コミ調査
実際にau回線を使っている人の口コミを紹介します。事前に口コミを見れば、どんな人にau回線が向いているかがわかります。
LINEモバイルのau回線のよい口コミ
LINEモバイルのTwitter担当者に謝罪!
au以外のキャリアだと同回線MVNOなら2015年5月以降の端末は基本SIMロック解除しなくても使えるんですね。申し訳ないです。物凄く勘違いしておりました、、
本当に心からお詫びします。#LINEモバイル #SoftBank回線 #LINE— BOSTON (@celtics_mugi) March 3, 2020
同じキャリアの回線を選んで乗り換えするなら、使用中のスマホをそのまま使えます。
中には、SIMロック解除が必要な機種もありますが、SIMロック解除の必要がない機種なら、SIMカードを差し替えるだけで簡単に乗り換えられます。
この口コミから面倒な手続きがないと、気軽に乗り換えられてよいようです。
しかし最近LINEモバイルが使えないとか遅すぎるとか特にドコモとau回線はクソとか言われてるけどどうしたんやろ?確かにスピードテストをしたらマイネオに比べたらめちゃ遅かったけど実利用では何も困った事は無いけどなぁ。。。まぁサブ回線やから気にならんだけかも知れんけども。。。
— まひろ (@mahiromax) February 19, 2020
格安SIMに乗り換えるときに通信速度に不安を感じる人は多いのではないでしょうか。
このツイートでは、速度はそれほど早くはないけれど困るほど遅くはないと評価しています。どのような機能を使用しているのかはわかりませんが、困るほど速度は遅くないようです。
LINEモバイルau回線にしようかと🤤✨
_人人人人人人人人_
>SNSカウントフリー<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄そしてau回線しか繋がらない仕事場の待機場所でも使える
そしてプランを一番低いやつにしたらいいね(*´◒`*)
ツイ廃ばんざーいヽ(*^ω^*)ノ
— のむち⁂手の針マジシャン🧙♀️むくみとダイエットはお任せを💃 (@nomuchi1011) June 30, 2019
LINEモバイルの最大のメリットはSNSのデータフリーがあることです。SNSの利用が多い人には嬉しいオプションです。
この口コミでは、仕事場でau回線しかつながらないので、LINEモバイルのau回線は重宝しているようです。
SNSフリーのオプションも月480円とリーズナブルなので、LINEやTwitterなどの利用が多い人にはおすすめです。
LINEモバイルのau回線の悪い口コミ
俺も4月にLINEモバイルの最低契約期間終わるからUQに乗換えるつもり
LINEモバイルのau回線、都内だと遅すぎて使い物にならない🥺— なまたまご🥚 (@0tmgo) February 23, 2020
都内でLINEモバイルのau回線を利用している人は、速度が遅く不満を感じる人もいるようです。
通信速度は端末や使用しているエリアの混雑状況も影響します。場所や時間帯によって遅くなることがあるので、事前に口コミを確認したり、エリアをホームページで確認しておきましょう。
ちなみにこれはダンナのau回線でのスピードテスト。当然ながら雲泥の差 #LINEモバイル pic.twitter.com/gaDp4k4pCk
— まに (@manicafe) October 8, 2017
auと直接契約している人と通信速度を比べると、LINEモバイルのau回線の速度は遅いようです。
これはLINEモバイルがau回線の一部を借りてサービスの提供を行っているため、混雑する時間帯は速度が遅くなりがちです。しかし、LINEモバイルはauに比べると、各段に安い月額利用料でサービスを提供しています。
キャリアを選ぶかLINEモバイルのau回線を選ぶかは、自身が何を優先したいかで選ぶ必要があるでしょう。
LINEモバイルのau回線の特徴とおすすめできる人
LINEモバイルはau回線のサービスも始まり、3大キャリアすべてに対応しています。上記の口コミを見てみるとauからの乗り換えも簡単にできます。
そして、auと契約している人はLINEモバイルに乗り換えると月額料金が大きく抑えられます。
そのため、LINEモバイルは、auを利用していて月額料金を抑えたい人やauで使っている端末をそのまま利用して格安SIMに乗り換えたい人、SNSの利用が多い人などに特におすすめの格安SIMです。
LINEモバイルのau回線申込み方法
出典:LINEモバイル
LINEモバイルの申し込みはオンラインと店舗で行えます。オンラインで申し込むと、LINEモバイルエントリーパッケージが利用でき初期費用が抑えられます。
新規で申込む場合
LINEモバイルの新規の申し込みは、使用中の端末を利用してSIMのみを申し込む方法と端末をLIMEモバイルで購入し、SIMとセットで申し込む方法があります。
オンラインで新規でSIMだけを申し込むときの流れは次のようになります。
- 使用中の端末がLIMEモバイルで使えるかを「動作確認済み端末検索」で確認する
- 使用中の電話番号をそのまま使いたい場合には、MNP予約番号を契約中のキャリアから取得する
- LINEモバイルに申し込む
- 商品を受け取る
- APN設定を行う
- 利用開始
また、端末の購入もセットで行う場合には端末を始めに選びます。
- 端末を選ぶ
- 使用中の電話番号をそのまま使いたい場合には、MNP予約番号を契約中のキャリアから取得する
- LINEモバイルに申し込む
- 商品を受け取る
- APN設定を行う
- 利用開始
店舗での申し込みはスタッフに相談しながら端末やプランを決めて申し込みができますが、au回線は即日受け取りができないのでオンラインでの申し込みがおすすめです。
au以外の端末はSIMロック解除が必要
LINEモバイルでau回線を利用する場合、auで購入した端末でAPN設定ができるものでVoLTEに対応している端末だとSIMロック解除なしで使用できます。
auで購入した端末でも2017年8月1日以前に販売されていたAndroid端末やiPhone 7、iPhone SE、iPhone 6sは、同じau回線を利用する場合でもSIMロック解除が必要なため注意しましょう。
また、ドコモやソフトバンクで購入した端末でau回線を利用する場合にはSIMロック解除が必要です。
スムーズに申し込みするためにも、事前にLINEモバイルの公式ホームページにある「動作確認済み端末検索」で使用する端末の確認をしましょう。
他回線からau回線に変更する場合
2020年4月現在、回線変更の手続きは停止中です。回線変更の手続きの再開は2020年春頃の予定です。
ここではドコモ/ソフトバンク間での回線変更の方法を紹介します。なお、ドコモ/ソフトバンク間でも回線変更の手続きは停止中です。
- マイページから「ドコモ回線に変更」または「ソフトバンク回線に変更」を選択し、手続きをするをタップ
- 回線変更受付のお知らせのメールが届く
- SIMカードを受け取る
- マイページから利用開始手続きを行う
- 回線変更完了の連絡がくる
- 端末の電源を切ってSIMを差し替える
- 電源を入れる
上記の手順で回線変更がマイページから行えます。なお、回線変更には回線変更手数料3,000円がかかります。
LINEモバイルau回線で使えるキャンペーン
LINEモバイルのお得なキャンペーンを紹介します。au回線もお得になるのでLINEモバイル申し込みの際には利用してください。
月額基本利用料2ヶ月0円キャンペーン
新規やプラン変更でベーシックプラン3GB以上の音声通話SIMを申し込んでキャンペーン期間中に利用開始した人を対象に、初月月額基本利用料を無料、2ヶ月目を1,480円引きするキャンペーンが行われています。
このキャンペーンはすべての回線が対象です。2020年2月19日から受け付けていて、条件を満たすと自動的に特典対象となります。
招待キャンペーン第12弾
お友達や家族を紹介すると、紹介した人にも紹介されて契約した人にもプレゼントがもらえるキャンペーンが開催されています。
招待した人は招待された人が音声通話SIMを契約すると、1人あたりLINEポイントが3,000ポイントもらえます。
そして、招待された人は音声通話SIMの申し込みをするとオンラインで申し込む際のWeb登録事務手数料3,000円が無料になります。さらに、他社からの乗り換え(MNP)ならLINEポイント1,000ポイントもらえます。
このキャンペーンは、2019年10月1日から開催されており、キャンペーン開催期間中に課金開始となった人が対象です。
LINEモバイルau回線の注意点
LINEモバイルのau回線を利用する際には注意点があります。注意点を知っておくと余計な手間や費用が抑えられるので確認しておきましょう。
機種変更ができない
LINEモバイルでは契約中の人が新しい端末に変更したい場合、オンラインで端末を申し込み、Webから機種変更手続きが簡単に行えます。
送料も手数料もかからず、しかもAPN設定された端末が届くので簡単に機種変更が行えます。しかし、このサービスが利用できるのはドコモ回線とソフトバンク回線のみです。
au回線はこの機種変更サービスに対応していません。そのため、機種変更したい場合には自身でSIMフリースマホを購入して初期設定を行う必要があります。
ソフトバンク回線ユーザーは回線変更できない
LINEモバイルでは、ソフトバンク回線からドコモ、auへの変更手続きを受け付けていません。当初、ドコモ回線とソフトバンク回線間では回線の変更手続きを受けつけていました。
ソフトバンク回線ユーザーの変更手続きは再開を予定していますが、正確な日付は公開されていません。
そして、au回線やドコモ回線を使っているユーザーは、Web上では回線変更手続きが可能です。
店頭での即日受け取りができない
ドコモ回線やソフトバンク回線はLINEモバイルを取り扱っている全国の家電量販店などで申し込み、その日に端末が受け取れます。
しかし、au回線を申し込む場合には店舗でその日に端末を受け取ることができません。
そのため、店舗にわざわざ足を運んで申し込むよりもオンラインで申し込む方が待ち時間もなくおすすめです。
LINEモバイルのau回線を使おう
LINEモバイルをauで買った端末を利用するなら、au回線がおすすめです。端末をそのまま使えて月額料金もキャリアに比べて安くなります。
また、LINEモバイルではデータフリーのオプションが充実しています。格安の月額料金とデータフリーオプションでデータ容量が抑えられ、お得にスマホが使えます。
LINEモバイルのau回線を使って、スマホ料金を抑えてお得にスマホを使いましょう。