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楽天モバイルのパートナー回線はいつ終了する?対策まで解説

更新日:2024.09.06

楽天モバイルでは繋がりにくい場所・地域でも通信できるよう、KDDIのパートナー回線を併用しています。安定したサービス提供のために活用しているパートナー回線ですが、2026年9月30日に終了予定です。本記事では終了後の影響や対策を紹介します。

この記事の目次

「楽天モバイルのパートナー回線はいつ終了になる?」「終了したら繋がりにくくなる?」など、パートナー回線の終了時期が気になる人も多いのではないでしょうか。

楽天モバイルではパートナー回線を活用し、楽天回線が繋がりにくい場所でも安定した通信サービスを提供しています。

パートナー回線が提供終了となれば、地下や施設、山間部などで楽天モバイルが使いにくくなるのではないかと、不安になりますよね。

そこで今回は、楽天モバイルのパートナー回線について、終了予定時期や終了の影響と対策を紹介します。

パートナー回線終了後も楽天モバイルを快適に使い続けるためにも、ぜひ本記事を参考にしてくださいね。

記事のかんたんまとめ

  • KDDIの公式情報によると、楽天モバイルへのパートナー回線提供は2026年9月30日までを予定している
  • 楽天モバイル向けのパートナー回線として、KDDIは800MHz帯のプラチナバンドを提供している
  • パートナー回線は5G通信に対応していないため、パートナー回線終了までには5G通信ができるエリアが拡大していると考えられる
  • 楽天モバイルの弱みは繋がりやすいプラチナバンドを所有していない点にあったが、2024年6月27日に都心部でプラチナバンドの提供を開始した
  • 楽天回線でもパートナー回線でも、データ無制限で利用できる


楽天モバイルのパートナー回線はいつ終了する?

パートナー回線終了予定時期
出典:KDDI

2024年8月現在、楽天モバイルのパートナー回線であるKDDI(au)ではローミング提供時期を「2026年9月30日」までの予定としています。

楽天モバイルでは、楽天回線が十分に整備されていないエリアにおいて、KDDIの回線をパートナー回線として提供中です。

楽天モバイルは自社回線の拡充を進めており、将来的にはパートナー回線の依存を減らすと予想されます。

KDDIでは楽天モバイルへのローミング提供時期を2026年9月30日までとしているものの、状況によっては延長される可能性もあるでしょう。

1.楽天モバイルのパートナー回線とは

楽天モバイルのパートナー回線とは、楽天回線の通信エリア外でも安定した通信サービスを提供できるよう借りている、KDDI(au)の回線です。

楽天モバイルは自社回線の整備を進めているものの電波が届きにくい場所・エリアがあり、安定したサービス提供ためパートナー回線で補っています。

パートナー回線の併用により、楽天回線では電波が届きにくい地下や施設内、提供エリア外でもインターネットの利用が可能です。

パートナー回線は、楽天モバイルをより快適に利用するために提供しているサービスといえるでしょう。

楽天モバイルのパートナー回線については、次の記事でも解説しています。ぜひ参考にしてください。

2.縮小傾向から一転してローミング拡大へ

楽天モバイルでは当初、自社回線の整備が進むにつれて、パートナー回線を縮小する予定であると公表していました。

また、パートナー回線についてはデータ通信量の上限が月5GBと制限されており、5GBを超過すると通信制限がかかる状態でした。

しかし、2023年6月から始まった新プラン「Rakuten最強プラン」により、データ通信量の制限は撤廃。現在では、パートナー回線の利用分もデータ無制限で利用可能です。

パートナー回線のローミング提供が拡大する方針転換となった理由は、主に次の2点が考えられます。

ローミング拡大の理由

  • 楽天回線がプラチナバンドに一部しか対応できていない
  • 地下・商業施設・地方の山間部など、楽天回線だけでは電波が届きにくい

楽天回線は、都心の一部エリアでしかプラチナバンドに対応していません。プラチナバンドとは、障害物に強く繋がりやすい周波数の電波帯域のこと。

楽天回線は基本的にプラチナバンドでの通信サービスを提供できないため、プラチナバンドであるKDDI回線を利用しないと通信が不安定となります。

パートナー回線を含む楽天モバイル回線の人口カバー率は、2023年9月時点で99.9%と非常に高い水準です。

ユーザーに安定した通信環境を提供するため、楽天モバイルではパートナー回線を再拡大するよう方向転換をしたと考えてよいでしょう。

楽天モバイルのパートナー回線を利用できるエリアは?

楽天モバイルのパートナー回線
出典:KDDI

上手は、KDDIが公表している2024年3月29日時点の「楽天モバイル向けローミングサービス提供エリア」です。

KDDIの公式情報によると、楽天モバイルのパートナー回線が利用できるエリアは、次の3種類となります。

楽天モバイルのパートナー回線を利用できるエリア

  • 全国エリア(東京23区、名古屋市、大阪市および局所的なトラヒック混雑エリアは除く)
  • 地下鉄、地下街、トンネル、屋内施設や観光名所などの一部
  • 東京23区、名古屋市、大阪市の繁華街エリアの一部

全国の様々な場所でパートナー回線を利用できますが、すべての場所でパートナー回線が利用できるわけではありません。

基本的には楽天回線での提供となり、楽天回線が届きにくい場所・エリアでパートナー回線が利用できる場合があるという状況です。

楽天回線が届かない地域でも、必ずしもパートナー回線が利用できるとは限らないので注意しましょう。

楽天モバイルのパートナー回線エリアを確認する方法

パートナー回線エリア確認

楽天モバイルのパートナー回線エリアは、KDDIの公式サイト「楽天モバイル向けローミングサービス提供エリア」にて確認できます。

なお、以前は現在の接続が楽天回線かパートナー回線かを「my 楽天モバイル」にて確認できましたが、今は確認できなくなりました。

iPhone端末であれば、フィールドテストモードを利用すると現在接続中の回線種別が分かります。

フィールドテストモードは、次の手順で利用可能です。

フィールドテストモードでの接続回線の確認方法

  • 電話アプリを起動し「*3001#12345#*」を入力し「発信」
  • 「All metrics」の「Serving Cell Info」をタップ
  • 「Band Info」を確認

Android端末の場合は、LTEチェッカーアプリでの確認が可能です。ただし、楽天モバイルの公式アプリではないため、万が一の動作不良やトラブルには対応できない点に注意しましょう。

手順1.電話アプリを起動後、コマンドを入力し「発信」

コマンド入力

iPhone端末に標準搭載されている「電話アプリ」を起動しましょう。通話料はかかりません。

「Rakuten Link」アプリでは、フィールドテストモードの使用はできないので注意が必要です。

電話アプリのキーパッドに次のコマンドを入力し、発信ボタンをタップしてください。

入力コマンド

*3001#12345#*

手順2.「All metrics」の「Serving Cell Info」をタップ

Serving Cell Info

画面が切り替わったら、画面下の「All metrics」をタップしましょう。切り替わった画面がすでに「All metrics」の画面の場合は、そのままで問題ありません。

次に「All metrics」の画面上部にある「Serving Cell Info」をタップしてください。

手順3.「Band Info」を確認

Band Info

「RAT Serving Cell Info」の画面が表示されたら、Band Infoの数字を確認しましょう。Band Infoの数字によって、現在接続中の回線を判断できます。

Band Infoの数字

  • 3(28):楽天回線
  • 18(26):パートナー回線

楽天モバイルでは、2024年6月27日より700MHz帯のプラチナバンド(Band28)でのサービス提供を開始しました。

楽天回線の場合、今までは「Band Info」の数字が3のみでしたが、今後は28も楽天回線と判断してよいでしょう。

なお、現状では700MHz帯での提供は都心部に限られており、地方・山間部ではしばらく楽天回線のバンドは「3」のみと考えられます。

KDDIが楽天モバイル向けに提供しているパートナー回線の周波数は、基本的に800MHz帯で、バンドは「18(26)」です。

そのため、Band Infoの数字が18や26の場合には、パートナー回線に接続していると判断してよいでしょう。

楽天モバイルのパートナー回線が終了したらどうなる?

パートナー回線終了の影響

楽天モバイルのパートナー回線が終了すると、次の3つの効果・影響があると考えられます。

パートナー回線終了の効果・影響

  • 日本国内であればデータ無制限で使用可能
  • 屋内や地下で繋がりにくくなる可能性がある
  • 「5G」の提供エリアが拡大する可能性がある

1.日本国内であればデータ無制限で使用可能

現在、楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」では、楽天回線・パートナー回線ともにデータ無制限での利用が可能です。

楽天モバイルの人口シェア率は99.9%以上を達成しており、日本国内であれば多くのエリア・場所で通信できます。

海外ローミングでは月2GBの無料上限があるものの、国内であればパートナー回線の有無に関わらずデータ無制限で使用できると考えてよいでしょう。

2.屋内や地下で繋がりにくくなる可能性がある

パートナー回線が終了すると、商業施設や地下駅などで回線がつながりにくくなる可能性があります。

パートナー回線が終了になれば、楽天回線エリア内でも屋内や地下では「圏外」になり、回線が使えない事態になる可能性は否定できません。

楽天回線が障害物に弱く室内や地下でつながりにくい原因は、使用している回線の周波数が関係しています。ドコモ・au・ソフトバンクの回線は、周波数が1GHz以下の「プラチナバンド」を使用しており、障害物の裏に回り込み、広範囲をカバーできるものです。

しかし楽天回線の多くは「プラチナバンド」ではなく、障害物に弱い1.7GHz帯の周波数を利用しています。楽天は携帯電話事業に参入した時期が遅かったため、プラチナバンドに空きがなく、利用したくてもできない状況でした。

しかし楽天モバイルでは2024年6月27日より、総務省より認定を受け、都心部にて700MHz帯での電波提供を開始しています。

プラチナバンドを順次拡大していく予定と公表しており、順調に進めばパートナー回線終了後も屋内や地下でつながりやすくなるでしょう。

3.「5G」の提供エリアが拡大する可能性がある

パートナー回線が終了となると、5Gの提供エリアが拡大する可能性があります。

パートナー回線は4G LTEのみで、5Gでの通信には対応していません。パートナー回線が終了するタイミングでは、楽天回線の5G基地局も増えていると予想されます。

楽天モバイルでは5G基地局の継続的な拡充を進めているため、今後、より広いエリアで快適な高速通信ができるようになるでしょう。

楽天モバイルのパートナー回線が終了後の対策

パートナー回線終了後の対策

楽天モバイルのパートナー回線が終了した場合、屋内や地下では「圏外」になり回線が使えなくなる可能性について、対策を講じる必要があります。

楽天モバイルのパートナー回線終了後の対策として、次の3つの方法が有効です。

楽天モバイルパートナー回線終了後の対策

  • WiFiスポットを活用する
  • 電波改善・調査依頼をする
  • デュアルSIMで他の回線と併用する

対策1.WiFiスポットを活用する

楽天回線エリア外でも、カフェ・レストランや公共機関にあるWiFiスポットに接続できれば、インターネット回線を利用できます。

無料で使用できる公衆のWiFiスポットも珍しくありません。楽天回線が「圏外」になった際には、公衆のWiFiスポットの利用を検討しましょう。

ただし、公衆のWiFiスポットの利用には、通信を盗み見されたりウイルスに感染したりするリスクがあります。利用する際には次の4点をチェックしましょう。

公衆のWiFiスポット利用時の注意点

  • 暗号化されているアクセスポイントを利用する
  • SSIDを確認する
  • アクセスするページは「https://」で始まるものだけにする
  • 個人情報は極力入力しない

暗号化されているアクセスポイントかどうかは、ネットワーク名の横に鍵マークが表示されているかで判断できます。

鍵マークが表示されているアクセスポイントを利用するには「暗号化キー」の入力が必要です。手間に感じますが、必ず暗号化されているアクセスポイントを利用しましょう。

アクセスするWiFiスポット名「SSID」も、接続時に確認する必要があります。悪意のあるアクセスポイントに接続し、ID・パスワード等の入力情報をだまし取られた事例も多く報告されているので注意が必要です。

暗号化されているアクセスポイントでも、決して安全とは言い切れません。アクセスするページは「https://」で始まるURLに限定しましょう。「https://」で始まるHTTPS通信なら、アクセス先のサーバーまで全て暗号化されるので安全性が高いとされています。

「暗号化されたアクセスポイントかわからない」「HTTPS通信のページか判断できない」という場合には、公衆WiFiスポットの利用を諦めることも必要です。最低でもIDやパスワードを含む個人情報の入力は避けましょう。

対策2.電波改善・調査依頼をする

楽天モバイルでは「楽天モバイルご利用者様用電波改善・調査依頼」より、楽天回線の電波改善依頼ができます。

依頼前に選択式の質問に答えると、トラブルシューティングが表示されます。まずは端末の再起動やWiFiのON/OFFなどを試しても、接続できないことを確認してください。

確認後、次のページに進み「電波改善要望の場所」やどんなトラブルが発生しているかを選択し、電波改善依頼を送りましょう。

必ず対応・改善してくれるとは限りませんが、要望を出せば対処を検討してもらえる可能性が高まります。

対策3.デュアルSIMで他の回線と併用する

もし利用している端末がデュアルSIMに対応しているなら、楽天モバイルとは別キャリア・格安SIMで回線契約をし、1つの端末で2回線を使い分ける方法もおすすめです。

ドコモ・au・ソフトバンクの回線を借りている格安SIMなら、低価格でも繋がりやすい回線を利用できます。

普段はデータ使用量無制限で使用できる楽天回線を利用し、楽天回線が繋がらない場所では格安SIM回線に切り替えれば、楽天回線が届かない場所でもストレスなく使えるでしょう。

デュアルSIMで楽天回線が利用できる、端末の一例をまとめました。もし使用中の端末がデュアルSIMでない場合には、機種変更を検討しましょう。

機種名
iPhone端末iPhone XR
iPhone XSシリーズ
iPhone 11シリーズ
iPhone 12シリーズ
iPhone 13シリーズ
iPhone 14シリーズ
iPhone 15シリーズ
iPhone SE(第2世代)
iPhone SE(第3世代)
Android端末
一例
AQUOS wish4
OPPO Reno11 A
AQUOS R8
AQUOS sense8
OPPO A79 5G
Xperia 10 V
Galaxy S23
Google Pixel 8a
moto g64 5G など

楽天モバイルのパートナー回線の切り替え方法

パートナー回線の切り替え方法

楽天回線・パートナー回線の切り替えは、手動で設定が可能です。ここでは、iPhone端末とAndroid端末別に設定手順を紹介します。

1.iPhoneの場合

iPhone端末の場合、次の3ステップで現在使用できる回線を確認・切り替えができます。

現在地で使用できる回線の確認方法(iPhone)

  1. 「設定」アプリを起動し「モバイル通信」をタップ
  2. SIM欄にある「主回線(使用している電話番号)」をタップ
  3. 「ネットワーク選択」をタップし「自動」をオフ

手順1.「設定」アプリを起動し「モバイル通信」をタップ

「モバイル通信」をタップ

まず、iPhone端末に標準搭載されている、歯車マークのアイコン「設定」アプリを起動しましょう。

設定画面が表示されたら、緑色のアイコンマーク「モバイル通信」をタップしてください。

手順2.SIM欄にある「主回線(使用している電話番号)」をタップ

使用している電話番号

モバイル通信の画面が表示されたら、SIM欄にある電話番号の部分をタップしましょう。

複数の電話番号がある場合には「主回線」か、使用している電話番号をタップしてください。

手順3.「ネットワーク選択」をタップし「自動」をオフ

ネットワーク選択

表示された画面にある「ネットワーク選択」をタップしましょう。「ネットワーク選択」画面には「自動」の文字が記載されており、その横に緑色のスライドボタンが表示されています。

自動をオフにしたいので、緑色のボタンをタップして灰色の状態にしてください。数秒後に、現在接続できるネットワークの種類が一覧表示されます。

「Rakuten」または「440 11」が表示されていれば、楽天回線に接続可能な状態です。

もし「440 50」や「440 53」など、楽天モバイル向けKDDIのネットワークコードがあれば、パートナー回線にも接続できます。希望の回線を選択しましょう。

引用:総務省 電気通信番号指定状況

2.Androidの場合

Android端末の場合、現在地で端末がアクセスできる電波を確認する方法が機種やバージョンにより異なるので注意が必要です。

多くの場合、次のような手順で確認・切り替えができます。

現在地で使用できる回線の確認方法(Android)

  1. 「設定」アプリを起動し「ネットワークとインターネット(接続)」をタップ
  2. 「モバイルネットワーク」から「通信事業者」をタップ
  3. 「手動選択」をタップ など

手順1.「設定」アプリを起動し「ネットワークとインターネット(接続)」をタップ

まず、Android端末に標準搭載されている「設定」アプリを起動しましょう。多くの場合、待ち受け画面の最上部から下へスワイプすると、設定アイコンを見つけられます。

設定アプリを起動できたら「ネットワークとインターネット」「接続」のような、ネットワークの接続設定ができる項目をタップしてください。

手順2.「モバイルネットワーク」から「通信事業者」をタップ

「ネットワークとインターネット」や「接続」の画面が表示されたら「モバイルネットワーク」をタップしましょう。次に「通信事業者」をタップします。

表示された画面に「通信事業者」がない場合には「ローミング設定」のような名称の項目を、タップしてください。

手順3.「手動選択」をタップ など

「通信事業者」の画面が表示されたら「手動選択」をタップしましょう。端末によっては「ネットワークを自動的に選択」「自動選択」と表示されている場合があります。

「ネットワークを自動的に選択」や「自動選択」の項目がある場合には、自動選択はオフの状態に切り替えてください。

表示された利用できるネットワーク一覧に「Rakuten」または「440 11」があれば、楽天回線での接続が可能な状態です。

また「440 50」や「440 53」など、楽天モバイルローミング向けのKDDIネットワークコードがあれば、パートナー回線にも接続できます。希望の回線を選択し、接続できるか確認しましょう。

楽天モバイルのパートナー回線に関するQ&A

よくある質問

楽天モバイルのパートナー回線について、多くの人が不安や疑問に思うポイントを6つピックアップしました。

パートナー回線は2026年9月末までの提供予定となっているため、今後の動向が気になる人はこちらもぜひチェックしてください。

Q.楽天モバイルのパートナー回線はどこの回線?

楽天モバイルのパートナー回線は、KDDI(au)の回線です。周波数帯は、障害物に強い800MHz帯のプラチナバンドを利用しています。

楽天モバイルにも自社回線がありますが、地域や場所によっては繋がりにくい場所があり、自社回線だけでは十分なサービスを提供できない状況です。

そこで楽天モバイルでは、KDDIの繋がりやすいプラチナバンドを活用し、全国的に繋がりやすいサービスを提供しています。

Q.楽天回線とパートナー回線が自動で切り替わらないのはなぜ?

楽天回線とパートナー回線が自動で切り替わらない理由には、使用している端末が楽天回線に対応していない可能性が考えられます。

特に古い機種を利用している場合は自動で切り替わらない可能性があるので、注意しましょう。

回線が切り替わらず接続できなくなった場合には、機内モードやモバイルデータ通信のON/OFF、端末の再起動などを試してみてください。

Q.楽天モバイルのau回線が終了したのはなぜ?

楽天モバイルのau回線が一部で終了した理由は、自社回線の整備が進んだためと考えられます。

楽天モバイルは自社の基地局を急速に拡大しており、楽天回線でのサービス提供を継続的に強化中です。

楽天モバイルの施策により、一部エリアではパートナー回線に頼らず、楽天回線のみでの運用も可能になりました。しかし、まだ楽天回線のみでは電波が届きにくいエリアがあるため、現在も全国的にパートナー回線を併用してサービスを提供しています。

Q.楽天モバイルのパートナー回線は無制限?

はい、楽天モバイルではパートナー回線もデータ無制限で利用できます。2023年5月まで、楽天モバイルではパートナー回線の利用に月5GBの上限がありました。

しかし、2023年6月から開始された新プラン「Rakuten最強プラン」により、パートナー回線のデータ使用量上限は撤廃されています。

現在では、楽天回線・パートナー回線の区別なく、どちらもデータ無制限で使用可能です。

Q.楽天モバイルのパートナー回線が使えない時はどうしたらいい?

楽天モバイルのパートナー回線が利用できない場合、次の方法で回線に接続できるか試してみてください。

パートナー回線が利用できない場合の対処法

  • 機内モードやモバイルデータ通信、WiFi通信のON/OFFを切り替え
  • 端末の再起動
  • パートナー回線が繋がる場所へ移動

設定が正しくない場合も考えられるため、モバイルデータの設定も確認してみましょう。それでも改善しない場合は、パートナー回線のエリア外の可能性も考えられます。

楽天モバイルのカスタマーサポートに問い合わせてみてください。

Q.楽天回線とパートナー回線の違いは何?

楽天回線とパートナー回線の主な違いは、提供されるサービスエリアと周波数帯です。

楽天回線は楽天モバイルが設置した基地局を利用して通信環境を提供していますが、パートナー回線はKDDIの基地局を利用しています。

また、楽天回線とパートナー回線は周波数帯も異なり、パートナー回線では5G通信ができませんが、繋がりやすいプラチナバンドでの通信が可能です。

楽天回線は都心部の一部でしかプラチナバンドでのサービス提供をしていませんが、全国的に5Gエリアを拡充しており、高速通信に対応しています。

楽天モバイルのパートナー回線まとめ

まとめ

今回は、楽天モバイルのパートナー回線について、楽天回線との違いや終了時期、パートナー回線が終了した場合の対処法などを紹介しました。

この記事でわかったこと

  • 楽天モバイルでは、独自の「楽天回線」とKDDIの「パートナー回線」を併用してサービス提供している
  • KDDIによるとパートナー回線の提供は「2026年9月30日」までを予定している
  • 楽天回線もパートナー回線もデータ無制限で利用できる
  • 楽天モバイルは2024年6月27日に楽天回線にてプラチナバンドの提供を開始した

楽天モバイルは、独自の楽天回線とKDDIのパートナー回線を併用して通信サービスを提供しています。パートナー回線は4G LTEのみの提供となっており、5G通信は楽天回線でしか利用できません。

楽天モバイルでは、独自回線にて繋がりやすいプラチナバンドでのサービス提供を開始しており、5Gの基地局も継続的に拡充しています。

パートナー回線の提供は2026年9月30日までを予定していますが、パートナー回線が終了しても安定した通信サービスを期待できるでしょう。

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