ahamoとpovoを比較!どっちがお得?|料金・キャンペーン・オプションを解説
ドコモとauの料金プランでお悩みですね?この記事では、自分に合った携帯サービスをコスパよく選ぶ方法をお伝えします。ahamoとpovoの比較で悩んでいるなら、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
3月から提供が開始されているドコモ「ahamo」とau(KDDI)の「povo」。
今回の記事では、ドコモとauの新料金プラン・キャンペーン・オプションなどを比較し、どちらがおすすめかを解説します!
▼以下記事でahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルを比較しどの料金プランがおすすめかを紹介しています。ぜひご一読ください。
ahamoとpovoを比較!どちらがおすすめか悩んだらコレ
ahamoとpovoで悩んでいるなら、普段どのような使い方をしているか見なおすと判断しやすくなります。
現在契約中の通信料の明細を確認すれば、簡単に見直せるはずです。
普段、どのくらいデータ通信や通話をしているのか使い方を把握して、相性のいいサービスを見つけましょう。
ahamo・povoそれぞれのサービスで、おすすめの使い方を紹介します。
- かけ放題が魅力ならahamoがおすすめ
- ほとんど電話を利用しないならpovoがおすすめ
どちらが使い方に合うサービスか見ていきましょう。
電話をよく使うならahamoがおすすめ
出典:ahamo
電話をする機会が多くあるなら、ahamoがおすすめです。
ahamoは、5分間の電話かけ放題が基本料金に組み込まれて月額3,278円(税込)です。
たとえば、私用スマホでも仕事の電話をする人なら、LINEのオンライン通話よりも電話番号を利用した通話で使える5分かけ放題オプションはお得です。
いつでも5分間の国内通話が可能なので、電話をする機会の多い人ならahamoがコスパがいいでしょう。
ahamoでは、キャリアメールなど一部ご利用できないサービスがあります。
機種代金別途
5分超過後は、22円/30秒の通話料がかかります。「SMS」、他社接続サービスなどへの発信は、別途料金がかかります。
ほとんど電話をしないならpovoがおすすめ
普段はほとんど電話をしない人はpovoがおすすめです。
ahamoと比べると電話のかけ放題はオプションはないですが、その分だけ月額2728円(税込)と500円安くなります。
LINEなどのアプリを使った電話で十分だという場合には、povoを利用した方がお得でしょう。
ドコモ「ahamo」とauの「povo」の概要|開始はいつから??いつから始まる?
この項では、ahamoとpovoの基本的な情報や開始時期についてご説明していきます。
ahamoとは
ahamo(アハモ)とは、オンライン専用のドコモの格安サービスブランドです。
プランは20GBのみで、中容量ユーザー向けのサービスを提供します。
サービス提供開始日は、2021年3月26日となっています。
ahamoは格安サービスブランドとして打ち出されていますが、ドコモのメイン回線を利用するので、安定した通信環境が期待できます。
ちなみに、ahamoに込められた意味は以下の3つです。
- 「知らなかったことを理解する」意味の「アハモーメント」
- 「なるほど」という意味である、相づちの英語「Aha」
- 「アハハと笑う」感嘆詞の「アハ」
ahamoは、この3つの言葉や意味を組み合わせた造語で、驚きや喜びを提供する意味を込めています。
ahamoのサービスは、格安ながらドコモ品質の通信を可能にした中容量ユーザー向けのサービスです。
ahamoでは、キャリアメールなど一部ご利用できないサービスがあります。
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povoとは
povo(ポヴォ)は、オンライン専用のauの新料金プランです。
2021年3月からサービス開始となります。
プランは20GBのみで、使い方に合わせたオプションを選べるのが特徴です。
以下の2つが、povoの由来になります。
- 英語の「point of view(新たな視点)」
- ラテン語の「ab ovo(最初から)」
povoは、上記の英語とラテン語を組み合わせた造語で、「誕生して成長する」という意味が込められています。
auでは似たような価格帯のブランドでUQモバイルがありますが、UQモバイルとpovoの違いは利用する回線です。
- UQモバイル:UQモバイル回線
- povo:auのメイン回線
▼以下記事ではUQモバイルの新料金プラン「くりこしプラン」とauの「povo」を比較しどちらがおすすめかをご紹介しています。ぜひご一読ください。
ahamoとpovoの料金プラン・キャンペーンを比較
ahamoとpovoの料金プランは、どちらも20GBプランのみです。
一見、似たような内容に見えますが、月額料金や通話料が違います。
以下の表で確認しましょう。
ahamo | povo | |
---|---|---|
月額料金(税込) | 3,278円 | 2,780円 |
月間データ容量 | 20GB | 20GB |
速度制限 | 1Mbps | 1Mbps |
国内通話料 | 1回あたり5分以内の国内通話無料 (以降22円/30秒) | 22円/30秒 |
利用回線 | 4G/5G | 4G/5G |
事務手数料 | 機種変更手数料 MNP転出手数料 新規契約事務手数料/td> | 契約解除料 番号移行手数料 新規事務手数料 |
備考 | データ追加とかけ放題のオプションあり 海外82の国々・地域でも使用可能 | トッピングオプションで自由カスタマイズ可能 |
※価格は税込の表記です。
同ブランド内において一度請求、その後ご利用料金から割引
povoの場合、同一ブランドなら移行手続きは無料です。
同一ブランドとは、au・UQモバイル・povoの3つを指します。
ただし、一度事務手数料を支払ってから後日返還という手続きの流れです。
どちらのサービスも5Gは一部都市のみでの運用であり、利用するには5G専用端末が必要になります。
また、povoの5Gサービス開始時期は2021年夏からです。
ahamoなら、追加料金なしで海外82地域で通信可能なので、WiFiルーターを借りる必要はありません。
海外出張の多い人だと、使い勝手のいい仕様です。
povoでは現状発表していませんが、今後の動き次第では新たに追加される可能性があるので情報を追っておきましょう。
他にも知っておきたいポイントは、以下の5つです。
- ahamoとpovoの国内通話の違い
- ahamoとpovoはどちらもキャリアメール使用不可
- ahamoとpovoはどちらもテザリング使用可能
- ahamoとpovoはどちらもオンライン申し込みのみ
それぞれ確認しましょう。
ahamoとpovoの国内通話の違い
ahamoとpovoの大きな違いは、基本プランでのかけ放題の有無です。
現時点で5分のかけ放題が必要ないなら、povoがお得と言えます。
もし、環境の変化で5分のかけ放題が必要になったとしても、オプションで追加可能です。
オプションを追加してもahamoの基本プランと同じ料金なので、現時点で必要かで判断しましょう。
ahamo | povo | |
---|---|---|
国内通話料 (税込) | 5分以内の国内通話無料 (以降22円/30秒) | 22円/30秒 |
オプション (税込) | かけ放題 (月額1,100円) | 5分以内通話かけ放題 (月額550円) 通話かけ放題 (月額1,650円) |
5分以上の通話を頻繁に行うなら、ahamoのかけ放題オプションを検討しましょう。
通話オプションを含めて検討した結果は、以下の通りです。
- 頻繁に通話するならahamo
- めったに通話しないならpovo
ahamoとpovoはどちらもキャリアメール使用不可
どちらのサービスもキャリアメール「@docomo.ne.jp」や「@ezweb.ne.jp」を使えなくなります。
もし、メールを使うならGoogleやYahooなどのフリーメールを別途で用意しましょう。
また、これまでキャリアメールを使ってきたなら、ネットショップやSNSなどの登録を変更する必要があります。
どちらのサービスもキャリアメールは利用できないため、あらかじめフリーメールの登録をしておく必要があることは覚えておいてください。
ahamoとpovoはどちらもテザリング使用可能
ahamoとpovoのどちらもテザリングに対応しています。
テザリングを使えば、スマホをWiFiルーターにしてパソコンでの会議やゲームなどが可能です。
ahamo | povo | |
---|---|---|
テザリング詳細 | プラン内の容量と同じ | 通常利用は無料 データ使い放題オプションあり |
料金 | 無料 | 無料 (トッピングは220円) |
データ容量 | プランの容量GB以内 | プランの容量GB以内 (トッピング利用時無制限) |
※価格は税込の表記です。
povo・ahamoともにテザリングは無料で利用可能です。テザリングの容量はプランの月データ量と同じ、つまり最大20GBとなっています。
ただし、povoには「データ使い放題 24時間」というトッピングオプションがあります。名前の通り、1日220円でデータが使い放題になるオプションですが、なんとテザリングも利用可能。
つまり、povoの場合はオプションを利用すると無制限でテザリングを使えます。
ただし、ネットワークの混雑時や動画・クラウドゲームの利用時に通信速度が制限される可能性があるので注意が必要です。
ahamoとpovoはどちらもオンラインのみで申し込み
申し込み方法は、ahamoとpovoのどちらもネットのみ受付しています。
実店舗を持つと人件費などのコストがかかるため、オンラインのみで運営。高品質で低価格のサービスを提供しているわけです。
ただ、これまでネット申し込み経験のない人の中には、契約がやりにくくなったと感じる人もいるかもしれません。
店舗での対応はないものの、オンラインチャットなどでサポートされます。
以前からネットで手続きしてきた人たちにとって、オンライン特化のahamoとpovoは申し込みしやすくスタートが手軽なサービスです。
サイトメンテナンス中など、受付できない場合がございます。
ahamoとpovoの対応機種
ahamoとpovoの対応機種は公式サイトで発表されています。
▼ahamoの対応端末・おすすめスマホは以下記事で解説しています。
ここまで、ahamoとpovoの料金や知っておきたいポイントを見てきました。
店舗対応をしないことや、キャリアメールがなくなるといったデメリットを把握した上で、契約しましょう。
次の章では、使いこなすためのオプションやキャンペーンを見ていきます。
まずは、ahamoのオプションやキャンペーンから確認します。
新料金プランahamoのオプションサービスやキャンペーン
ahamoのオプションやキャンペーンを使えば、お得に利用できます。
お得なキャンペーンやオプションは、以下の2つです。
- ahamoのオプション
- ahamoの「ahamo先行エントリーキャンペーン」
それぞれ詳しく見ましょう。
ahamoのオプション
ahamoのオプションは、データ追加と国内通話が無料になるかけ放題2つだけです。
利用可能なオプションを以下の表にまとめました。
オプション | 料金 |
---|---|
データ容量の追加(税込) | 1GBあたり550円 |
国内通話無料 かけ放題オプション(税込) | 月額1,100円 |
データ容量の追加は1GBあたり550円ですが、20GBを超えても1Mbpsで利用できるので、速度にこだわらなければ追加なしでも使えます。
しかし、データ容量追加サービスを利用すれば、20GBを超えても1GBあたりの利用料を支払えば制限なしで通信可能です。
ahamoの「ahamo先行エントリーキャンペーン」
ahamoのサービス開始までに登録すると、dポイントをもらえる「ahamo先行エントリーキャンペーン」があります。
3,000ポイント付与され、ドコモでのスマートフォンの購入やローソン等の街のお店で利用可能です。
また、dポイントはドコモ以外でも利用できるので、使い勝手がいいでしょう。
エントリー方法は、以下の3ステップです。
- 先行エントリーキャンペーンサイトで登録する
- ahamoサービス開始後にahamoを契約する
- dポイント獲得の手続きを2021年5月31日までにする
ahamoで契約することを決めているなら、先行エントリーに登録すれば3,000ポイント獲得できます。
povoの選べるトッピングオプション
povoは使い方に合わせたオプションを選べます。
使い方に合わせたオプションのことを、povoでは「追加トッピング」と呼んでいます。
povoの追加トッピングを以下の表にまとめたので、確認しましょう。
追加トッピング内容 | 料金 |
---|---|
データ使い放題 24時間 | 220円/24時間 |
データ追加 1GB | 550円/1GB |
5分以内通話かけ放題 | 550円/月 |
通話かけ放題 | 1,650円/月 |
「データ使い放題 24時間」はテザリングの利用も無制限なので、映画の視聴やビデオ会議など一時的な大容量のデータ利用も可能です。
ただし、回線が混雑したときは一時的な速度制限を行うこともあります。
上記の表以外にも、たとえば、2時間ムービー見放題といった要所で使えるトッピングが順次追加される予定です。
ahamoとpovoはデータ通信量の上限が一緒でも、サービス内容はまったく違います。
それぞれのサービスをしっかり把握してから、どちらを契約するか判断しましょう。
まとめ
ahamoとpovoは、20GBの中容量プランを格安で提供するサービスです。
それぞれのサービスでおすすめな人は、このようになります。
- 通話機会が多く、20GBで済む人
- めったに通話せず、時期によってデータ通信量が多くなりそうな人
どちらも、オンライン専用のサービスです。
自分の使い方に合ったサービスを選んで、コスパ良くスマホを使いましょう。