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UQモバイルとpovoを比較!どっちがおすすめ?|乗り換え方法も解説

更新日:2021.04.14

auの新プラン「povo」とUQモバイルの違いを知りたいですよね。この記事であなたに合ったプランを見つけましょう!通信速度や契約の窓口も紹介しているので、参考にしてみてください。

auの新プラン「povo」とUQモバイルの新料金プラン「くりこしプラン」、どちらを契約すべきか悩んでいませんか?

auの運営会社であるKDDIは、povoとUQモバイルをしっかり住み分けしています。しかし、細かいサービス内容がわからないと、契約に踏み切れない人もいるでしょう。

そこで、この記事ではどんな人にpovoとUQモバイルのサービスがおすすめなのかを解説します! 通信速度や5Gの対応、サポート窓口など細かな違いも比較していきます。

ニュースやホームページを見ただけではわからないサービスの詳細を理解し、自分に合うプランを選びましょう。

【結論】UQモバイルがおすすめな人・povoがおすすめな人

auの格安ブランドとして「povo」が発表されましたが、「auの格安SIMってUQモバイルじゃないの?」と疑問に思っている人は多いと思います。実際、UQモバイルはKDDIのサブブランドです。

「どちらが安い?」と考えたくなりますが、それぞれプラン内容が違うため一概に「povoが安い」「UQモバイルがお得」とは言い切れません。

ざっくりと分類をすると、以下のようになります。

UQモバイル月のデータ容量に幅がある人におすすめ
たまに電話する方におすすめ
店舗でのサポートあり
povo月のデータ使用量が一定の方におすすめ
細かく短い電話を多くする必要がある方におすすめ
テザリングを大容量で使いたい方におすすめ

さらに詳しく、どんな人におすすめのプランなのか見ていきましょう。

UQモバイルがおすすめな人

au PAY残高還元出典:UQモバイル

UQモバイルがおすすめな人は、以下の項目に当てはまる人です。

  • データ使用量が月によって幅がある
  • たまに電話する必要がある
  • 店頭や電話でもサポートしてほしい

UQモバイルの新料金プラン、「くりこしプラン」は余ったデータ容量を翌月に繰り越すことができるプランです。そのため「月によってデータ使用量が全然違う……」という方におすすめです。


出典:UQモバイル

たとえば、UQモバイルの「くりこしプランM」(15GB/月)を契約した場合。月に5GBしか使わない月があれば、その翌月は15GB+余った10GB=25GBのデータが利用できることになります。

25GBの大容量プラン「くりこしプランR」が用意されているものの、1GBあたりの料金を見るとpovoの方が若干お得。月々のデータ使用量が1GB~20GBで幅がある方は「くりこしプラン」を契約するのがいいでしょう。

また、通話オプションに「通話パック(60分/月)」があるのもポイント。月に1時間分の通話料金が無料になるオプションです。一方、povoには「5分間以内の通話が無料になる」オプションしかなく、5分を超える通話は料金がかかってしまいます。

1回の通話は長くないが、それほど多く電話をする機会はない」という方にはUQモバイルが、「1回の通話は短いが頻繁に電話を行う」という方にはpovoがおすすめです。通話オプションについてはのちほど詳しく解説します!

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povoがおすすめな人

povoがおすすめなのは、以下のような項目に当てはまる人です。

  • 大きい容量を安く利用したい
  • テザリングを大容量で使いたい人
  • 普段から店頭のサポートがなくてもいいと思っている

povoは、月額2,728円で通信容量20GBというシンプルな料金体系が魅力のauの新料金プラン。

「くりこしプラン」と比較すると1GBあたりの料金がお得になっています。「今月は繰り越し分のデータが○GBだから……あと○GBは使える……」なんて計算が面倒! という方はpovoの方がおすすめです。

povoの最大の特徴は、自分の好みに合わせてトッピングオプションを組み合わせられることです。

とくに、「データ使い放題 24時間」(220円/24時間)は人気のトッピングオプションになると考えられます。名前の通り、20GBの上限を超えて24時間データが使い放題になるオプションなのですが、なんとテザリングも利用可能。休日のみこのオプションを使って、タブレット・PCを利用……なんてこともできそうです。

ただし、auの料金プランではあるものの実店舗でサポートを受けることはできません。普段から、「契約以外で店舗に行かない」という人も多いので、気にならない人なら問題なく利用できます。

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UQモバイル「くりこしプラン」とpovoを比較|料金・トッピングオプション

ここからは気になるプランの比較をしていきましょう。

UQモバイルも、povoが発表されたタイミングで新料金プランが発表されています。

現在UQモバイルを契約している人も、あらためて確認しましょう。

UQモバイル「くりこしプラン」とpovoの料金を比較

UQモバイルau
料金プランくりこしプランSくりこしプランMくりこしプランLpovo
月額料金
(税込み)
1,628円2,728円3,828円2,728円
基本データ容量3GB15GB25GB20GB

このように、UQモバイルには使うデータ容量に合わせて「くりこしプランS/M/L」の3つのプランから選べます。

一方、povoの基本プランは、20GBで2,728円のプランのみとなっています。

さらに、UQモバイルとpovoのどちらも以下の通話オプションと組み合わせできます。

UQモバイルpovo
通話オプション
(税込)
通信パック(60分/月):月額550円
かけ放題(10分/回) :月額770円
かけ放題(24時間いつでも):月額1,870円
5分以内通話かけ放題:月額550円
指定時間経過後22円/30秒
※一部例外あり
22円/30秒

UQモバイルは繰り越しできるプラン・節約モードが特徴

UQモバイルは、月内に使いきれなかったデータ容量を翌月に繰り越すことができます。

たとえば、くりこしプランSを契約していて1GBしか使わなかったら、2GBを翌月に繰り越して使うことが可能です。

家や職場ではWiFiに繋ぐ人や、ネット利用はLINEやメールのメッセージ程度という人でも、ある月は旅行で多く通信をすることがあるかもしれません。

その場合、今まで余っていた分を消費できます。

万が一、データ容量を使い切っても、以下の価格で追加チャージが可能です。

  • 100MB:220円
  • 500MB:550円

※価格は税込の表記です。

チャージしたらすぐに使えるので、外出先でも安心です。


出典:UQモバイル

また、UQモバイルは「節約モード」が利用できます。「節約モード」は通信速度が低速(300Kbps)になる代わりに、データ消費が0になる機能です。

povoでもSNSカウントフリーのトッピングオプションが発表されるとの噂はありますが、まだ正式にはリリースされていません。Twitter/LINEなどのSNSをよく利用するのであれば、UQモバイルの方がおすすめです。

節約モードでできること
テキスト中心のSNS(Twitter、Facebook、LINEなど)
Webページ閲覧
画像コンテンツ(Instagramなど)
音楽ストリーミング
低画質の動画
高画質の動画×

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UQモバイルとpovoの通話オプションを比較

UQモバイルとpovoで通話オプションの費用が異なります。

UQモバイルかけ放題(24時間いつでも)1,870円
かけ放題(10分/回)770円
通話パック(60分/月)550円
povo5分以内通話かけ放題550円
通話かけ放題1,650円

※価格は税込の表記です。

UQモバイルの通話オプション|通話パック・かけ放題

まず、UQモバイルには3つの通話オプションがあります。

月額550円で月に60分かけ放題は、「電話をする機会は少ないが10分を超えて通話することが多い」「友だちや家族とはLINE電話を使うけど、お店の予約などの通話は5分を超えてしまう……」という方に向いています。

なお、UQモバイルの通話料金は22円/30秒。つまり、月に12分30秒以上~60分未満の通話を行う方は「通話パック(60分/月)」を契約した方がお得です。逆に、「12分も通話しない!」という方はオプションに契約しない方が料金は抑えられます。

月額770円で10分以内ならかけ放題は、短い電話をよく使う人におすすめです。

1通信あたりの電話時間は、加入電話で1分55秒、携帯電話・PHSで2分39秒という平均が出ていきます。

そのため、「ほとんどの電話が10分以内で終わる」という人は多いでしょう。

月額1,870円で24時間かけ放題は、10分以上通話をする機会の多い人におすすめです。

仕事で電話をよく使う人にとっては割安に通話ができます。

このように、UQモバイルには通話オプションの選択肢が多いです。

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povoの通話オプション|5分通話かけ放題・通話かけ放題

一方、povoには2つの通話オプションが発表されました。

「5分以内ならかけ放題」(月額550円)は、短い電話を頻繁に使う人向けです

普段の電話はLINEで済ませる人におすすめのオプションと言えます。なお、月の通話が12分30秒未満になる場合はオプションを契約しない方がお得です

月額1,650円で通話かけ放題は、5分以上の電話をよくする人におすすめです。

povoは5分以内かけ放題か、通話かけ放題かの二択しかありません。

2つとも、指定時間を超過した場合の通話料は、22円/30秒となっています。

電話をよくかける人は、UQの方が自分に合うオプションが見つかりやすいです。

povoはトッピングオプションでカスタマイズが可能


出典:povo

povoの特徴は、トッピングオプションで自由にカスタマイズできることです。

現在、povoの公式ホームページで発表されているトッピングオプションは4つあります。

  • +550円で5分までならかけ放題(5分超過分は22円/30秒の通話料が発生)
  • +1,650円でかけ放題
  • +220円でデータ使い放題24時間(ネットワークの混雑時、動画やクラウドゲームなどの利用は通信速度を制限される可能性アリ)
  • +550円で1GB追加

上記のトッピングに加え、SNS使い放題や動画配信サービス使い放題などのトッピングオプションも検討中と報道されています。

このようにトッピングオプションをつけることで、自分に合ったプランを作れます

UQモバイルとpovoの通信速度は?違いはある?

この項では、回線エリア・使用回線・通信速度などの情報やUQモバイルの通信速度についてご紹介します。

UQモバイルpovo
回線エリア全国全国
使用回線KDDIKDDI
5Gの対応2021年夏から提供開始予定2021年夏から提供開始予定
テザリング無料で利用可能無料で利用可能

UQモバイルもpovoも5G対応は夏以降

UQモバイルもpovoも5G対応は2021年夏の予定と記載されています。

どちらを契約しても、すぐに5Gを使うことはできないので注意しましょう。

また、5Gのサービス提供が始まっても、5G対応のスマホ機種を持っていなければ5Gを使えません。

5Gを使う場合、かならず5G対応のスマホ機種を用意しましょう。

5Gスマホへの買い替えについてはこちらの記事で詳しく解説しています。買い替えの必要性、おすすめ5G対応スマホについて紹介しているので、ぜひご一読ください。

UQモバイルとpovoの通信制限速度を比較

povo
(au)
最大1Mbps
くりこしプラン
UQモバイル
くりこしプランS:最大300Kbps
くりこしプランM/L:最大1Mbps

データ容量超過後の通信速度はどちらのプランも1Mbpsとなっています。ただし、UQモバイルの「くりこしプランS」のみ最大300Kbpsとなっているので注意してください。

UQモバイルとpovoのサポート窓口の違い

最後に、UQモバイルとpovoのサポート窓口の違いを確認しておきましょう。

2つの大きな違いは、電話・店舗の有無です。

それぞれのサポート窓口の対応方法を以下の表にまとめました。

UQモバイルpovo
申込み窓口店頭・Webオンラインのみ
(店頭・電話でのサポートなし)
相談窓口店頭・電話・チャット・Webフォーム
故障対応電話

UQモバイルは店頭では何かあれば対応してもらえます。

故障時に限っては電話対応のみですが、店頭で相談すれば電話窓口を案内してくれるでしょう。

「何かあれば店舗へ行けばいい」という安心感がUQモバイルにあります。

一方で、povoは店頭対応を一切してもらえません。

申込み・相談・故障と、すべてオンライン対応のみだからです。

auのプランの1つですが、auショップに行っても対応してもらえないので注意しましょう。

UQモバイルの問い合わせ先・問い合わせ方法についてはこちらの記事で解説しています。

UQモバイル・povoの乗り換え手順・契約方法|手数料無料

au・UQモバイル・povoの3つのサービス内なら、乗り換えは実質無料です。

以下の料金は、一度請求されます。

  • 契約解除料
  • 番号移行手数料
  • 新規事務手数料 (UQ mobileでは、SIMパッケージ料金)

翌月以降の移行先の利用料金から割引されるため、「実質無料」という書き方がされています。

変更手数料もかからないので、それぞれのサービスを試してみるのもいいですね!

UQモバイルに乗り換える手順・契約方法

UQモバイルに乗り換えるのであれば、以下の手順通りに手続きをしましょう。

  1. au以外のサービスであれば、SIMロック解除の手続きをする
  2. MNP手続きをする
  3. オンラインショップか店舗で購入する
  4. スマホ本体の初期設定をする

auからの乗り換えであれば、SIMロック解除やMNP手続きは必要ありません。

SIMロック解除とは、今使っているスマホをUQモバイルでも使えるようにする手続きのことです。

SIMフリーの機種の場合も、SIMロック解除をする必要はありません

また、MNP(モバイルナンバーポータビリティ)手続きとは、今使っている電話番号をそのまま使うようにする手続きのことです。

ここまで準備できたら、UQモバイルから申し込みをしましょう。

申し込み後、郵送でSIMや説明書が送られてくるので、説明書通りに本体の設定をすれば完了です。

もちろん、店頭で購入すれば設定のサポートも受けられます。

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povoに乗り換える手順・契約方法

povoの申し込みには「本人確認書類」「クレジットカード」「SIMロック解除済の端末」が必要です。

本人確認書類として認められるのは「運転免許証」「運転経歴証明書」「マイナンバーカード」「在留カード」。また、支払いはクレジットカードのみとなっています。

povoには端末セットの取り扱いがありません。そのため、現在利用しているスマホのSIMロックを解除するか、SIMフリー端末を購入する必要があります。

▼SIMチェンジではスマホ本体を安く購入する方法SIMロックを解除する方法を紹介しています。povoを契約する前にそれぞれの記事を確認してみてください。


契約はpovoの公式ページより可能です。申し込み手順は以下の通りです。

  1. MNP(電話番号の引継)を行う場合はMNP予約番号を取得
  2. 端末にSIMロックがかかっている場合はSIMロックを解除
  3. 公式ページよりフォームに従って契約に必要な情報を入力

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UQモバイルとpovoの違いとは?

そもそもUQモバイルとpovoの違いがわからない人も多いのではないでしょうか。

一番大きな違いは、運営会社が違うことです。

しかし、大元がKDDIであることに違いはありません。

どういった経緯でUQモバイルやpovoが誕生したのかを詳しく確認していきましょう。

UQモバイルとは|auのサブブランド


出典:UQモバイル

UQモバイルとは、auのサブブランドです。

サブブランドとは、自社回線を持つキャリアが提供する格安スマホサービスを指します。

UQモバイルは、KDDI株式会社の子会社であるUQコミュニケーションズ株式会社によって運営されています。

auよりも割安の料金で利用ができる上、通信品質が安定しているため人気です。

最新モデルではないものの、iPhoneシリーズを販売していることも大きな強みのひとつと言えます。

このように、KDDIのグループ会社が運営しているものの、会社そのものは違うことを頭に入れておきましょう。

povoとは|2021年3月開始のauの新料金プラン


出典:povo

povoは、KDDI株式会社がサービス提供するauから発表された新しい料金プランのことです。

auプランの中の1つという位置付けで、「povo on au」というロゴとなっています。

政府による携帯電話の大幅値下げの要請によって、大手キャリアもお手頃な価格プランを提示する流れとなりました。

2020年12月のドコモによる「ahamo」という格安プランの発表を皮切りに、ソフトバンクとauも格安料金プランを開始することになったのです。

auは、ドコモとソフトバンクと比べて、月額基本料金が550円低いプランを発表しました。

2021年3月からサービス提供開始予定となっています。

まとめ

小中容量で最低限の利用をしたいならUQモバイル、自分の使い方に合わせてプランをカスタマイズしたいならpovoがおすすめです。

両者の利用回線が同じなので、回線速度や電波の入りやすさに違いはないと見られます。

ただし、プランの詳細をよく見ると違う点がたくさんあります。

大きな違いをまとめると、以下の通りです。

メリット
UQモバイル3GB〜と小さな容量のプランがある
使わなかったデータ通信量は翌月に繰り越せる
店舗がある
povo月額2,728円/20GBと大容量を格安で使える
カスタマイズオプションで自分に合うプラン作りができる

選ぶ上での大きなポイントは、どれくらいの通信量が必要であるかという点です。

3GBで十分という人はUQモバイル、3GBを超えて使いたい人はpovoを選ぶとお得に利用できます。

しかし、povoには店舗や電話のサポートがないので、割高でも安心感のあるUQモバイルを選ぶという人もいるでしょう。

料金かサポートの安心感のどちらを重視するかを考え、自分に合うプランを選びましょう。

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