Twitter社、TikTokを買収する可能性も?|Vineの二の舞になるかも…?
Microsoft対Twitterの構図へ?
9月20日からの取引停止を阻止するため、トランプ政権に対して訴訟を起こす可能性があるTikTok。
利用禁止という最悪のシナリオを防ぐための策として、TikTokを運営するBytedance社とTwitter社が話し合いを設けたとウォール・ストリート・ジャーナルが報じました。
Twitter vs Microsoftの構図に?
Twitter社はTikTokの買収の試みを含む談合を行ったと見られています。ただし、現在トランプ大統領に発破をかけられているMicrosoftは莫大。少なくとも、1兆円から3兆円とも言われるTikTokの買収額は、Twitterの時価総額とほとんど同等です。
ただし、Twitterは投資家の援助を受けることができればTikTokの買収の可能性も見えてくると見られています。
Microsoftが交渉を順調に進めた場合、3週間以内にも買収が終了する可能性も。ただし、冒頭でも記載した通り、TikTokは大統領令が違憲だとして訴訟を起こす準備をしているとも報じられています。
仮にTwitterがTikTokを買収したとすると、Twitterの機能が大きく変わる可能性があるとされています。アプリ間で連携が行われ、タイムラインにTikTokの動画があふれかえるようなことになるかもしれません。
しかし、Twitterは2012年に6秒動画投稿アプリのVineを買収し、2016年にサービスを終了させた歴史も。Vineの創業者はその後、TikTokに似た動画投稿アプリ「Byte」をリリースしています。
国際情勢に揺れるTikTokとその周辺。今後も大きく状況が動く可能性があります。
Source:The Wall Street Journal / AppleInsider