【2022年】SIMフリータブレットのおすすめは?|スペック・料金・サイズを元に9選紹介
複数台のデバイスを持つ必要がなくなるため、通信費の節約にもつながるSIMフリータブレットが注目されています。この記事ではSIMフリータブレットを初めて持つ人に向けて、様々なタブレットの中でおすすめの自分に合う1台を見つけるコツを解説します。
この記事の目次
スマホの画面サイズが年々大きくなるにつれて、スマホとタブレットの境界があいまいになってきています。もはや、スマホとタブレットを分けて考える必要がなくなってきているといえるかもしれません。
そんな中、注目されているのがSIMフリータブレットです。
SIMフリータブレットを使えば、複数台のデバイスを持つ必要がなくなるので通信費の節約にもつながります。
しかし、SIMフリータブレットには様々な種類があるので、自分に合った1台を見つけるのは難しいものです。SIMフリータブレットを初めて持つ人に向けて、自分に合った1台を見つけるコツを解説します。
SIMフリータブレットとは
タブレットには、SIMフリーモデルとWiFiモデルの2種類があります。まずは、SIMフリータブレットとは何かをおさえておきましょう。
大手キャリア以外でも利用できるタブレットのこと
SIMフリータブレットは、好きなSIMカードでモバイル通信ができるタブレットのことです。
ドコモやauなどの大手キャリアのタブレットは、SIMカードが他の端末で利用できないようにSIMロックがかかっています。
SIMロックが解除されていて、格安SIMなど特定の会社以外のSIMも使用できるようなっているのがSIMフリータブレットです。
モバイル回線を使った通信ができるので、室内だけでなく外出先でもインターネットを楽しめます。
インターネットへの接続仕様について
タブレットはインターネットへの接続方法によって、「WiFiモデル」と「Cellularモデル」(LTEモデルなどともいう)の2種類に区別できます。
SIMフリータブレットはモバイル回線を使ってインターネットに接続するタイプのタブレットで、スマホのようにWiFiがなくても使えるのが特徴です。
SIMフリータブレットを選ぶ4つのポイント
SIMフリータブレットを選ぶときのポイントを解説します。
回線・動作確認について
最初に確認しておきたいのは、SIMとタブレットの相性です。SIMフリーのタブレットには使えるSIMと使えないSIMがあります。
ドコモで購入したタブレットは、基本的にドコモ回線を使うSIMでしか利用できません。
同じように大手キャリアが販売するタブレットには、使えるSIMに制限があるものが一般的です。タブレットを3大キャリアで購入するときは、十分に注意してください。
念のため、契約する予定の格安SIMでタブレットが動作確認済みであるかも確かめておくことをおすすめします。
OSで選ぶ
タブレットをOSで選ぶポイントを解説します。
初心者でも使いやすい「iOS」
iOSは、Appleが開発するOSです。子どもからお年寄りまで誰でも直感的に操作できるインターフェイスが特徴で、iPhoneに慣れている人なら違和感なく使えるのではないでしょうか。
初めてタブレットを使う人や、機械が苦手な人も問題なく使えます。
iOSはセキュリティもしっかりしていてウイルス感染や情報流出の恐れも少ないと言われているため、セキュリティがしっかりしたタブレットを使いたい人にもおすすめです。
ただし、iOSのタブレットはiPadだけなので、タブレットのデザインにこだわりがある人にはあまり向いていないでしょう。
デバイスの価格もAndroidやWindowsに比べて高いので、コストパフォーマンスを重視する人はほかのOSを採用しているタブレットがおすすめです。
タイプが豊富な「Android」
AndroidはGoogleが開発したモバイルOSです。
iOSと違って誰でも無料で使えるオープンソースのソフトウェアなので、様々なメーカーがAndroidタブレットを開発しています。
iOSやWindowsと比べると、製品のバリエーションや価格帯も豊富です。
多くのタブレットの中から、自分に合った機能やデザインのものを探したい人にはAndroidが向いています。ホーム画面やキーボードなどの設定も、好きなようにカスタマイズできます。
ただし、AndroidはiOSよりも「セキュリティに不安がある」「操作が複雑になりがち」とも言われています。初めてタブレットを購入する人や、機械操作が苦手な人には向いていないかもしれません。
ビジネス使用には「Windows」
Windowsは、マイクロソフトが開発し提供しているOSです。
WordやExcelなどのオフィス系ソフトとの互換性があるので、仕事で使いたい人に特におすすめです。
普段使っているパソコンがWindowsなら、ソフトウェアがそのまま使えるのでタブレットになっても違和感なく使えるでしょう。
キーボードやマウスをつなげればタブレットとしてだけでなく、ノートパソコンとしても使えます。
ただし、WindowsはほかのOSと比べてアプリやゲームの数が少ないのがデメリットです。
特にエンターテイメント系のアプリが少ないので、プライベートで使う人は注意しましょう。
画面サイズで選ぶ
様々な画面サイズのタブレットがあります。サイズごとにおすすめの使い方をまとめました。
サイズ | サイズ感・使用したときの印象 | こんな人におすすめ |
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7インチ |
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8インチ |
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10インチ以上 |
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パソコンのように多くの機能が使えるタブレットは価格も高くなる傾向にあるため、それぞれの特徴をおさえて目的にあったものを選びましょう。
CPUとメモリ容量で選ぶ
CPUは、パソコンの頭脳と言われているパーツです。
CPUの性能は「コア数」「クロック周波数」の2つを確認すれば判断できます。
ゲームやアプリを快適に使用したい場合は、コア数が4〜8個、クロック数が1.8〜2.3GHzあたりのものを選ぶとよいでしょう。
ただし、コア数やクロック周波数が高い性能がよいものは価格も高くなります。
メモリ容量とは、CPUがデータを処理するときに一時的に保存する場所のことです。メモリ容量が大きくなればなるほどCPUの処理速度が高まります。
Androidタブレットのバリエーションは豊富ですが、アプリやゲームをストレスなく使う場合には2GB以上のものを選ぶのがおすすめです。
Windowsタブレットは4GB以上のものを選びます。iPadはメモリ容量が公開されていないので、選択の余地はありません。
なお、CPUとメモリ容量は数値が高いほど、値段も高くなるのが一般的です。
安価に購入したい人におすすめタブレット3選
できるだけコストを抑えて手軽に購入できるおすすめのタブレットを紹介します。
選定基準は次のとおりです。
- 2万円台の比較的安価で購入できるもの
- SIMフリータブレット
HUAWEI MediaPad T3 8 タブレット LTEモデル
搭載OS | Android 7.0(Nougat) / Emotion UI 5.1 |
---|---|
画面サイズ | 8.0インチ WXGA(1280×800ドット) IPS |
本体重量 | 約 350g |
ストレージ | 約16GB |
メモリ | 2GB |
バッテリー | 4,800mAh |
CPU | Qualcomm MSM8917 クアッドコア(4xA53 1.4GHz) |
薄く、軽く使いやすいタブレットです。機能性がありながら、価格がお手頃なので、初めてのタブレットにはちょうどよいでしょう。
ASUS ZenPad10 (Z300CNL)
搭載OS | Android 5.0 |
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画面サイズ | 10.1型ワイド TFTカラータッチスクリーン IPS液晶 /1,280×800ドット (WXGA) |
本体重量 | 490 g |
ストレージ | 16GB |
メモリ | 2GB |
バッテリー | 4,680mAh |
CPU | 1.83 GHz |
写真や動画を見るのに適した10インチの大きな画面が特徴です。テレビを見ているような高精細な表現ができます。軽量でスペックもよく、持ち運びにも向いています。
Gecoo Tablet A1G SIMフリータブレット
搭載OS | Android 5.1 Lollipop |
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画面サイズ | 8 インチ |
本体重量 | 649 g |
ストレージ | 8 GB |
メモリ | 1GB |
バッテリー | 4,000mAh |
CPU | 1.30 GHz |
1万円以下という低価格でありながら、豊富な機能を備えたタブレットです。
ドコモ系格安SIMに対応しており、スマホと同じように音声通話もできます。FMラジオや無線LAN も使えるので、何かと重宝するでしょう。
PCとしても使用したい人におすすめタブレット3選
PCとしても使えるタブレットを紹介します。
選定基準は以下のとおりです。
- PCと同等の機能がある
- 画面サイズがある程度ある
- SIMフリータブレット
Microsoft Surface Go LTE Advanced
搭載OS | Windows 10 Home (Sモード) / Office Home and Business 2019 |
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画面サイズ | 10 インチ |
本体重量 | 約532 g |
ストレージ | 128GB |
メモリ | 8GB |
駆動時間 | 約8.5時間 |
CPU | 第 7 世代Intel Pentium Gold 4415Y (2コア, 1.60GHz) |
ノートPCのパフォーマンスにタブレットのモバイル性をプラスしたアイテムです。
仕事にも十分使える性能を備えています。
Microsoft Surface Pro 7
搭載OS | Windows 10 Home |
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画面サイズ | 12インチ |
本体重量 | 約790g |
ストレージ | 1TB |
メモリ | 16GB |
駆動時間 | 最大約10.5時間 |
CPU | 第10世代インテル Core i7-1065G7 |
高速処理が可能で、USB−CとUSB−Aをどちらも兼ね備え、様々な周辺機器を使える便利なタブレットです。
ディスプレイはタッチスクリーンで、周囲の明るさによって照明が自動調整されるようになっています。
Lenovo ThinkPad X1 Tablet (SIMフリー)
搭載OS | Windows 10 Pro 64bit |
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画面サイズ | 12インチ |
本体重量 | 781 g |
ストレージ | 256GB |
メモリ | 8GB |
駆動時間 | 約10.4時間 |
CPU | Core i5 7Y54 1.2GHz |
Thunderbolt3に対応しているので、データの高速転送が可能なタブレットです。microSDメディアカードリーダーも付属しているので、データのやり取りもスムーズなタブレットといえるでしょう。
顔認証にも対応しているため、セキュリティも高いのが特徴です。
コンパクトサイズがほしい人におすすめタブレット3選
コンパクトサイズのタブレットを探している人におすすめのタブレットを紹介します。
選定基準は以下のとおりです。
- 片手で持てるコンパクトサイズ
- SIMフリータブレット
Huawei SIMフリータブレット MediaPad T1 7.0 LTE
搭載OS | Android |
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画面サイズ | 7インチ |
本体重量 | 522 g |
ストレージ | 8 GB |
メモリ | 1 GB |
駆動時間 | 約6時間 |
CPU | 1.5 GHz |
画面サイズは7インチとコンパクトですが、コストパフォーマンスのよいタブレットとして知られています。
SIMフリーで、通話もできるタブレットです。
TECLAST P80X 4G LTE タブレットPC
搭載OS | Android 9 Pie |
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画面サイズ | 8インチ |
本体重量 | 313 g |
ストレージ | 32 GB |
メモリ | 2 GB |
駆動時間 | 約5時間 |
CPU | 1.60 GHz |
軽量でありながら、高解像ディスプレイでビデオ再生や画像ブラウジングも快適にこなせる高スペックさを備えています。
iPad mini (第5世代) WiFi+Cellular
搭載OS | iPadOS 13.4 |
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画面サイズ | 8インチ |
本体重量 | 308.2g |
ストレージ | 256GB |
メモリ | 非公開 |
駆動時間 | 最大9時間 |
CPU | A12 Bionic(Neural Engine内蔵) |
手のひらサイズでコンパクトな使いやすいタブレットです。
AI技術を搭載したCPUなので、ゲームやARアプリなどの重いコンテンツも快適に動きます。小さいながらも、高性能なタブレットです。
自分に合ったSIMフリータブレットを見つけよう
SIMフリータブレットを使えば、通信費を節約できます。
しかし、SIMフリータブレットの中には使えるSIMが限られているものがあります。大手キャリアのタブレットには自社のSIMしか使えないものがあるので注意しましょう。
タブレットを選ぶポイントは、画面の大きさ、OS、そしてCPUとストレージ容量です。画面が大きくなれば見やすくなる一方、持ち運びには不便になります。
OSはAndroidのものが最も種類も価格帯も豊富にあります。ただし、タブレットが初めての人にとって、Androidタブレットは選ぶのも操作も難しく感じられるかもしれません。
「よいタブレット」は人によって様々です。自分に合った1台を見つけるには、まずどのような目的で使うかをはっきりしておくようにしましょう。
この記事を参考に、お気に入りの1台を見つけてみてはいかがでしょうか。
価格の安い楽天モバイルでタブレットを利用する方法を以下の記事でまとめていますので、あわせてご覧ください。