イオンモバイルの解約方法|解約違約金は無料?日割りになる?MNP転出料・注意点まとめ

スマホ乗り換えの際、気になるのはその解約金でしょう。イオンモバイルなら最低利用期間が設定されてないため解約金はなんと0円です。イオンモバイルの解約方法の手順や解約に関する注意点、またMNP転出料についても分かりやすく解説します。
この記事の目次
イオングループが運営する格安SIM・格安スマホサービス「イオンモバイル」。業界でも最安値級の月額料金と豊富な料金プランが特徴です。
しかし、他社への乗り換えを検討する際、気になるのはその解約金ではないでしょうか。
イオンモバイルでは最低利用期間を設けていないため、解約手数料金はなんと無料です。ただ、解約のタイミングによっては思わぬ費用が発生することもあるようです。
ここでは、イオンモバイルの解約前に知っておきたいポイントや準備事項はもちろん、解約方法から解約にかかる費用、またMNP転出料に加え、解約後におすすめの格安SIM3社もあわせて紹介します。
イオンモバイルを解約する前のポイント・準備事項
イオンモバイルの解約手続きをスムーズに進めるために、解約方法や解約手続きに必要なものを事前に確認しておくと安心です。
イオンモバイルの解約手続きは店舗または電話
イオンモバイルの解約手続きは、店舗に来店もしくは「イオンモバイルお客さまセンター」で行います。Webでは解約手続きを受け付けていないので注意しましょう。
すべての店舗が解約手続きを受け付けているわけではないため、事前に「契約即日お渡し店舗」を確認してから足を運ぶ必要があります。
イオンモバイルお客様センター
- 電話番号:0120-025-260
- 受付時間:10時30分~19時30分(年中無休)
解約手続きに必要なもの・書類
イオンモバイルの解約手続きには、「本人確認書類(コピー不可)」のほか、「ICCID」(回線の識別番号)が必要です。
「ICCID」は、契約完了後に届く「申し込み完了通知書」に記載されています。不明な場合は、イオンモバイルのマイページからでも確認可能です。
本人確認書類
- マイナンバーカード
- 運転免許書
- 日本国パスポート
- 住民基本台帳カード(顔写真付)
- 在留カード
- 健康保険証+補助書類(公共料金領収書等)
ICCIDをマイページで確認する方法
イオンモバイルのホームページにアクセスし、24時間受付のマイページからICCIDを確認する手順を紹介します。
- イオンモバイルの「マイページ」にアクセスする
- ID・パスワードを入力してログイン
- 「サービス」をクリック
- 解約対象のSIMカードを選択
- 解約対象のICCIDを確認しメモを取る
イオンモバイルの解約方法|MNP転出の手順は?
イオンモバイルの「店舗」「電話」での解約方法の手順に加え、今使用している電話番号をそのまま他社に移行できる「MNP転出」の手続き方法も紹介します。
店舗での解約方法
店舗での解約は、契約者本人が解約対応店舗である「契約即日お渡し店舗」に直接足を運んで手続きを行います。代理人では解約手続きが行えないため注意が必要です。
来店の際は、運転免許証・マイナンバーカード・健康保険書などの本人確認書と、解約のための「ICCID(識別番号)」を忘れず持参しましょう。
店舗での解約手順
- 本人確認書を用意する
- 契約者本人が解約対応店舗に出向く
- 本人確認・本人確認書提出・ICCIDを伝える
- 受付の指示に従い手続きを行う
電話での解約方法
電話での解約は、解約者本人が「イオンモバイルお客様センター」に直接電話します。自動音声に従って、問い合わせ内容を選択(解約)してください。
その後オペレーターから、名前 ・生年月日 ・住所 ・契約電話番号、もしくは連絡先番号などの「本人確認」が行われます。
店舗来店と同じように、電話での解約も「ICCID」が必要です。忘れず事前に用意しておきましょう。
電話での解約手順
- 解約者本人が「イオンモバイルお客様センター」に電話
- 自動音声に従い、問い合わせ内容の「解約」を選択
- オペレーターに解約の旨を伝える
- 本人確認・ICCIDを伝える


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MNP転出の手続き方法
他社に乗り換えを検討する際、電話番号をそのまま移転できる「MNP転出」の手続きはイオンモバイルのWebもしくは電話で行えます。
Webでの手続きは、イオンモバイルの「マイページ」から必要事項を記入してください。電話での手続きは、「イオンモバイルのお客様センター」からオペレーターにMNP転出の旨を伝えれば完了です。
MNP予約番号の発行には4日から5日ほどかかり、MNP転出番号の通知はイオンモバイルの「マイページ」に届きます。乗り換えのタイミングに留意する必要があります。
MNP転出の手続き方法
- Web:イオンモバイルの「マイページ」から
- 電話:「イオンモバイルのお客様センター」から
- MNP予約番号の発行には4日~5日かかり「マイページ」で確認できる
イオンモバイルの解約にかかる費用・違約金は?
イオンモバイルは、解約手数料がかからないのが魅力の1つといってよいでしょう。
ただ、MNP転出手数料については、解約時期によって思わぬ出費を招くこともあるようです。
解約手数料はかからない
最低利用期間が設定されている会社では、期間内に解約すると違約金が発生します。しかし、イオンモバイルは最低利用期間を設けていないため解約手数料は0円です。
会社によって異なるものの、格安SIMの音声通話プランは、一般的に約6ヶ月から1年間の最低利用期間が設けられており、その場合の解約手数料は5,000円から10,000円が相場です。
縛りがないイオンモバイルは気軽に始めやすく、他社への乗り換えも簡単に行える点が魅力でしょう。
そのほか、解約にかかる費用には端末を分割購入していた場合の「端末代残金」や「プラン月額料金」などが挙げられます。
MNP転出手数料はかかる
端末を分割購入していた場合の端末代残金やプラン月額料金などのほかにも、契約した回線を「MNP転出」した場合には3,300円(税込)の手数料がかかります。
MNP転出は手数料が一律ではなく、転出時期によって高額な手数料が上乗せされる点に注意が必要です。
MNP転出時期とその手数料
MNP転出時期 | 2018年7月1日(日) 以降に契約 | 2018年6月30日(土) までに契約 |
---|---|---|
90日以内 | 16,500円(税込) | 8,800円(税込) |
90日以降 | 3,300円(税込) | 3,300円(税込) |
イオンモバイルの解約に関する注意点
「解約に高額な費用がかかった」と後悔しないために、押さえておきたいイオンモバイルの解約に関する注意点をまとめました。
月額料金は日割りされない|解約のベストタイミングはタイミングはいつ?
イオンモバイルでは、解約月の月額料金を日割り計算で行っていません。そのため、解約月の費用は満額請求されることになります。
月初めや中旬に解約したとしても1ヶ月分の料金がまるまる請求されるため、解約手続きを行うなら月末近くがベストなタイミングといえるでしょう。
ただし、イオンモバイルは毎月最終日の解約手続きを受け付けていないため、解約は最終日を避けて行う必要があります。
イオンモバイルの解約後のSIMカード返却は必要?
イオンモバイルのSIMカードは解約後に返却が必要ありません。
MNP転出の手数料は転出時期によって異なる
MNP転出するための手数料は転出時期によって高額な手数料が発生するため、解約時期には注意する必要があります。
2018年7月1日以降に新規契約した人が90日以内にMNP転出の手続きを申し込んだ場合、発生する手数料は16,500円(税込)と高額です。
イオンモバイルでは利用期間によってMNP転出の手数料が異なるので、他社に乗り換える場合は契約後90日を経過してからが望ましいでしょう。
毎月最終日は解約できない
イオンモバイルでは月の最終日は解約手続き自体を受け付けていないため、解約の手続きを行う際は翌月の月初以降に行う必要があります。
解約月の料金を日割り計算できないことから「月末に解約したい」と考える人は多いかもしれません。その場合は、月最終日以外の下旬に行うようにしましょう。
いつからSIMカードが使えなくなる?
イオンモバイルを解約後、SIMカードが使えなくなるのは「解約手続きが完了次第」。基本的には1~2営業日で通信が利用できなくなります。
しかし、音声通話機能のみ解約後も少しだけ使える可能性があります。もちろん、通話料が発生するので注意しましょう。
イオンモバイルの解約後におすすめの格安SIM
イオンモバイル解約後、どの会社に乗り換えればよいか迷っている人もいるでしょう。ここでは、月額料金や通信速度の速さに定評があるイオンモバイルの解約後におすすめの格安SIM3社を紹介します。
ワイモバイル

CMでもおなじみのワイモバイルは、自社回線(ソフトバンク回線)を利用し、混雑エリアでも快適に利用できる安定した通信速度が特徴です。
また、分かりやすいシンプルな料金プランも魅力です。
価格が安い上に通信速度はキャリア並みということから、「通信速度を心配したくない」「月々の費用を削減したい」という人に人気の格安SIMです。
ワイモバイルの料金プラン
プラン | データ容量 | 料金 | 制限時速度 |
---|---|---|---|
シンプルS | 3GB | 2,178円 | 最大128kbps |
シンプルM | 15GB | 3,278円 | 最大1Mbps |
シンプルL | 25GB | 4,158円 | 最大1Mbps |
▼ワイモバイルの口コミ・評判について詳しく知りたい方はこちらの記事をご一読ください!
UQモバイル

KDDIグループ会社のUQコミュニケーションズ株式会社が提供する「UQモバイル」は、ワイモバイルにも引けを取らない、速度や通信の安定性に定評がある格安SIMです。
月のデータ容量が余っても翌月に繰りこせるため、「スマホ料金を安くしたい」「データを無駄なく使いたい」という人にもおすすめします。
また、iPhoneでのテザリングにも対応しているので、乗り換え時「持っているiPhoneをそのまま使いたい」という場合にも便利です。
UQモバイルの料金プラン
プラン名 | 容量 | 料金(税込) |
---|---|---|
トクトクプラン | 1GB | 990円(※) |
15GB | 2,178円(※) | |
コミコミプラン | 20GB+10分以内の通話 | 3,278円 |
ミニミニプラン | 4GB | 1,078円(※) |
▼UQモバイルの口コミ・評判については以下の記事で紹介しています。
BIGLOBEモバイル

ビッグローブ株式会社運営する「BIGLOBEモバイル」は、プロバイダ25年の信頼感と豊富なサービスラインナップが特徴の格安SIM会社です。
複数端末でデータ通信容量を分け合えるBIGLOBEモバイルの「シェアSIM」は、家族や夫婦で格安SIMを利用したいときに大変便利なサービスといえるでしょう。
また、YouTubeやAmebaTVを始めとするストリーミングサービスがデータ通信量を消費せず、月額528円(税込)で使い放題になる「エンタメフリーオプション」も人気です。
BIGLOBEモバイルの料金プラン
音声通話SIM | 月額料金(タイプA・タイプD) |
---|---|
1GB | 1,078円 |
3GB | 1,320円 |
6GB | 1,870円 |
12GB | 3,740円 |
20GB | 5,720円 |
30GB | 8,195円 |
データSIM | SMS付き(タイプA・タイプD) | SMSなし(タイプD) |
---|---|---|
3GB | 1,122円 | 990円 |
6GB | 1,727円 | 1,595円 |
12GB | 3,102円 | 2,970円 |
20GB | 5,082円 | 4,950円 |
30GB | 7,557円 | 7,425円 |
▼SIMチェンジではほかにもおすすめの格安SIM・格安スマホを比較してご紹介しています。ぜひご一読ください。
イオンモバイルは解約に適したタイミングで行うとお得
イオンモバイルは、最低利用期間の縛りがなく解約料が0円です。そのため、格安SIMの中でも気軽に始めることができ、他社への乗り換えも簡単に行える点が最大のメリットといえるでしょう。
ただ、解約料がかからないかわりにMNP転出料には気を付ける必要があります。解約の手続きは、可能であれば契約後90日を経過してからの方が費用を抑えることができるのでお得です。
また、イオンモバイルでは月の最終日は解約手続きができません。加えて月額料金は日割り計算ではないため、手続きは月最終日を除く月の下旬に行うのがベストなタイミングでしょう。