格安スマホの優等生!ZenFone 4実機レビュー|スペック・価格を徹底解説
格安スマホの中でも人気の高いZenFoneシリーズから最新作のZenFone 4が登場しました。ハイスペックでデュアルカメラを搭載した本モデルの魅力を徹底的にレビューしていきます!格安スマホの優等生ともいえる高い完成度を誇るZenFone 4。本レビューでZenFone 4のすべてを知ってみてください!
この記事の目次
2017年9月より発売開始されたASUSの最新スマートフォンであるZenFone 4。今回は、そんなZenFone 4がどんな端末なのか徹底レビューしてみました。安定したスペックと使いやすさで人気を博した前作ZenFone 4に比べてどこが進化したのか?どの点が優れているのかを注目してみていきましょう。
それでは、ZenFone 4を実機レビューしていきます。気になるスペックやカメラ画質のチェックはもちろん、販売しているMVNOや前作との比較についてもご紹介します。
ZenFone 4を実機レビューしてみた!
- 発売日
- 2017年9月23日
- 価格
- 61,344円
- カラー
- ムーンライトホワイト/ミッドナイトブラック
今回は、ZenFoneシリーズを扱うASUS様からZenFone 4のムーンライトホワイトをお借りしたので、さっそくレビューを行っていきます。
以前弊社では、「【レポート】いよいよ発売!ZenFone4の広角レンズや自撮り機能を体験してきた」という記事の中で「ZenFone 4」シリーズの記者向け発表と体験会に足を運んだ様子をレポートしています。さて、実際に発売したZenFone 4はどれだけのスマホなのか早速見ていきましょう!
Zenfoneシリーズといえば、格安スマホの先駆け的存在のZenFone 2や、ミッドレンジモデルとして優秀な前作ZenFone 3、他にも初心者向けのZenFone GO、さらにバッテリー持ち抜群のZenFone MAXなどを発売。
エントリーモデルからミッドレンジモデル、さらに独特の個性を備えたモデルまで、あらゆる需要に答えてきたシリーズです。また、ZenFoneシリーズが人気の理由としてコスパの良さ、豊富な個性の端末、安定したスペックなどが挙げられます。つまり、どんな方にもおすすめできるシリーズがZenfoneシリーズなのです。
そんな、ZenFoneシリーズの最新作として登場したのがZenfone 4です。元々、海外向けに6モデルが発表されており、日本ではZenFone 4、ZenFone 4 Pro、ZenFone 4 Selfie Proの3モデルが発売されました。
そして、前作を凌ぐ進化を遂げたZenFone4。スマホの中ではハイエンドモデルとして位置付けられます。カラーはムーンライトホワイト, ミッドナイトブラックというシンプルな2種類。5万円台という価格で楽しめる優秀な格安スマホです。
今回レビューするにあたって、特徴的なデザイン、前作に比べてどの程度スペックが上がっているかなどに注目していきます!それでは、さっそく見ていきましょう!
ZenFone 4を開封
まずは外観をチェック!
高級感あふれるマットな質感の外箱が特徴的です。金色の箔が押されており、品のある雰囲気が漂っています。フタを外すと内箱、スマホ、アクセサリーの順に入っています!
- ZenFone 4シリーズは、「WE LOVE PHOTO」をスローガンに3モデルが発売されています。“LOVE”の部分はスマホを重ねる形で表現しており、とってもおしゃれですよね!
同梱物を確認しよう!
- 同梱物
- スマホ本体
- 専用クリアケース
- ユーザーマニュアル
- 製品保証書
- ZenEar(イヤホン)
- ZenEar交換用イヤーピース
- USB ACアダプターセット
- SIMイジェクトピン
フタを開けると専用クリアケース、ユーザーマニュアル、製品保証書、SIMイジェクトピンが入った内箱。そして、スマホ本体。その下に、ZenEar(イヤホン)、交換用イヤーピース、USB ACアダプターセットが入っています。
- ZenFone 4がすぐに利用できるように専用クリアケースが同梱されています。最近発売されている格安スマホの多くに専用ケースが付くようになりましたよね!さらに、専用のイヤホンも同梱。交換用イヤーピースも付いているので、届いたその日からメイン機として使えますよ!
Zenfone 4のデザイン
前面はスマホの顔!
前面は、2.5D曲線ガラスで覆われており、シンプルでいて洗練された美しさを持っています。前面はホームボタンのみに見えますが、バックライトで「戻る」ボタンと「マルチタスク」ボタンを表示できます。
こだわりが感じられる背面は?
背面も同じく2.5D曲線ガラスで覆われています。前作ではカメラ部分に出っ張りがありましたが、今作では一切出っ張りのないデザインになっています。また、光の当たり方によって光の装飾が見える点も高級感を感じさせます。
- 両面2.5D曲線ガラスで出っ張りもないため、ミニマリズムを感じさせるデザインに仕上がっています。シンプルで上品な仕上がりなので、どんな方にもぴったりな格安スマホといえるでしょう!
上下左右を見てみよう!
側面は、ダイヤモンドカットがアクセントになっているメタルエッジ加工。右側にはボリュームボタン、電源ボタン。左側にはSIMスロットが付いています。
前作では上部にあったイヤホンジャックは下部に搭載。そして、下部にはスピーカー、USB Type-Cコネクタ、イヤホンジャックが付いており、すべてまとめられた形になっています。
- ZenFone 4は、5.5インチと少し大きめなスマホですが、2.5D曲線のガラス加工によって持ちやすく作られています。側面はアルミフレーム加工なので程よく手にフィットします。
実際持ってみるとどんな感じ?:前面編
5.5インチのディスプレイですが、実際に持ってみると持ちやすい印象を受けました。ボリュームボタンや電源ボタンは全体的に下めに付いているため、問題なく片手で操作できます。手が小さい方や女性の方でも持ちやすいスマホに仕上がっています。約7.5mmの薄型ボディーなので手も疲れにくいスマホです。
実際持ってみるとどんな感じ?背面編
背面を持ってみると分かる通り、光の加減によって加工が浮かび上がります。もし、Zenfone4を持つならできるだけ裸で持ちたいですね。
- 両面ガラス加工のスマホはすべりやすい印象がありますが、Zenfone 4は持ってみると手にフィットしやすいです。全体的に軽いので重心がずれることもなく、安定して利用できますよ!
バックライトでスタイリッシュに
ZenFone 4では、ホームボタンが採用されました。そして、その両脇に「戻る」ボタンや「マルチタスク」ボタンが付いています。バックライトは常時点灯させることも可能ですが、点灯させないこともできます。ムーンライトホワイトは前面が真っ白ですが、バックライトの光が強いのですぐに認識できますよ。
こだわりのSIMピン
ZenFoneシリーズはいつも細かいデザインのこだわりを感じさせてくれます。内箱の蓋に付いているSIMピンはASUSのロゴ入り。なんとなく無くしてしまいがちなSIMピンですが、こうしたこだわりが見られるとちゃんととっておこうと思いますよね。
出っ張りのないデュアルカメラ
前作では背面に出っ張っていたカメラですが、今作ではその出っ張りがなくなりました。デュアルカメラということで、2つのレンズがしっかりと確認できますね。デザインを邪魔しないプロダクト的にも進化したZenfone 4です。
- 今作のZenFone 4は細かい点にこだわりを感じさせます!全体的なデザインやスペックを見ても格安スマホの完成系と言える仕上がりですよ!
ZenFone 4のスペック
ZenFone 4 スペック表
端末名 ZenFone 4(ZE554KL) メーカー ASUS 画面サイズ・液晶 5.5型ワイド Super IPS+液晶 (LEDバックライト)Corning® Gorilla® Glass 3 CPU Qualcomm® Snapdragon™ 660 (オクタコアCPU) GPU Adreno 512 OS Android™7.1.1 RAM 6GB ROM 64GB カメラ画質(背面) 1,200万画素カメラ内蔵 (メインカメラ)
800万画素広角カメラ内蔵 (2ndカメラ)
LEDフラッシュカメラ画質(内面) 800万画素カメラ内蔵 micro SD スロット 〇(SIM2と共用) SIMカード nanoSIM×2 通信(LTE) FDD-LTE:B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B28
TD-LTE:B38/B39/B40/B41
キャリアアグリゲーション:2CA/3CA対応
W-CDMA:B1/B2/B3/B5/B6/B8/B19
GSM/EDGE:850/900/1,800/1,900MHzWi-Fi IEEE802.11a/b/g/n/ac (周波数帯域:2.4GHz/5GHz) Bluetooth Bluetooth 5.0 バッテリー 3,300mAh 入出力端子 USB Type-C サイズ 高さ155.4mm×横幅75.2mm×7.5mm 本体カラー ムーンライトホワイト/ミッドナイトブラック 重量 約165g - 高性能プロセッサと大容量メモリ6GBがPC級の体験を実現!
- ZenUI 4.0搭載でより快適な操作性を!
- 進化したオーディオで最高峰のエンターテイメントが楽しめる!
ZenFone 4では、Qualcomm Snapdragon 660に大容量の6GBメモリを搭載。マルチタスク操作を快適に行い、負荷の大きい作業も軽々とこなしてくれます。また、毎日がっつり利用しても、ASUS BoostMasterテクノロジーによる急速充電ですぐに回復!わずか36分間で約50%まで急速充電可能です。
ZenFoneシリーズのためだけに作られ進化を続けている「ZenUI」。今回はその最新バージョンである「ZenUI 4.0」を搭載しています。サイトの閲覧を快適にする「ページマーカー」機能、緊急連絡先に電話できる「SOS」機能、さらに気分によってテーマを変えられる「テーマ」機能と独自システムを利用できます。
今回のZenFoneシリーズはオーディオ面も進化しています。デュアルスピーカーとマルチオーディオ技術により、最高のエンターテイメント体験を実現しました。付属品には「Zen Ear」という専用のイヤホンが付いているように、オーディオ面に力を入れていることが分かります。さらに、今話題のハイレゾオーディオにも対応。自分で好みの音に調節できるオーディオウィザードは音楽好きならたまらない内容です。後ほど紹介するのでお楽しみに!
搭載されているOSをチェック!
Zenfone 4には、Android 7.1.1が搭載されています。そして、UIにはZenFoneシリーズ独自の「ZenUI 4.0」を搭載。どんなユーザーにも操作しやすいOSなので、これまでAndroidを使っていた方はもちろんiPhoneユーザーの方でも問題なく使えます。さらに、ZenFone 4はスペックが高いため、今後のアップデートにも十分対応できます。
ベンチマークスコアを確認!
- 3D
- 29,919
- UX
- 40,661
- CPU
- 34,231
- RAM
- 7,820
- 合計
- 112,631
ZenFone 4のベンチマークスコアは驚愕の10万越えです。他の同価格帯のスマホに比べてとてもハイスペックなので、長くメイン機として愛用できます。
ハイスペックなスマホが欲しいという方にとってはぴったりなスマホです。この価格帯でこのスペックは素晴らしい仕上がりですね。
Antutuのスコアの見方は?
- スコア20,000~30,000
- エントリーモデル、ローエンドモデル
- スコア30,000~50,000
- ミッドレンジモデル
- スコア50,000~
- ハイエンドモデル
気になるオーディオウィザードとは?
スマホで音楽を聞くという音楽好きな方におすすめしたい機能が「オーディオウィザード」です。24bit/192kHzのハイレゾオーディオに対応しているZenFone 4を買ったならぜひ体験して欲しい機能。
ZenFone 4はモノラルスピーカーを搭載していますが、こちらの機能を使うことでステレオスピーカーのような臨場感のある音に再生してくれます。4つのプリセット設定と,カスタムできる5種類の設定によりいつでもお好みの音で音楽や動画を楽しめます。
この機能はイヤホンにも適用されるため、デモ音声を聞きながら好みの音に仕上げることが可能!イコライザ設定で自分だけの音を作り上げましょう。
ZenFone 4のカメラ性能
カメラの特徴をおさらい!
- 業界最高峰のSony IMX362イメージセンサーを搭載!
- 1,200万画素と800万画素のダブルレンズを搭載!
- 120°の広角レンズで風景をのすべてを切り取る!
ZenFone 4では、業界最高峰のSony IMX362イメージセンサーを搭載。ピクセルサイズ1.4μm、F値1.8大口径レンズによって、薄暗い場所でも鮮明で綺麗な写真を撮影することが可能です。従来のスマートフォンに比べて5倍の明るさで写真を撮れます。
デュアルカメラは、メインが1,200万画素、そしてサブが800万画素になっています。優秀なセンサーやレンズによって通常の1,200万画素に比べて鮮明に見える写真が撮れます。
ZenFone 4のデュアルカメラの最大の特徴は120°の広角レンズが搭載されている点。通常の画角よりも広い写真が撮れるため、風景写真を撮るならZenFone 4がぴったりです。
ワンタッチで広角モードに切り替えられる
ZenFone 4の広角モードはわざわざ設定から切り替える必要がありません。撮影中にワンタッチで切り替えることが可能です。実際に切り替えてみると写真のように画角が広がっていることが分かります。
プロモードでよりこだわりの一枚を!
プロモードも搭載されており、シャッター速度、ホワイトバランス、露出、ISOはワンタッチで調節が可能です。さらに、「RAW形式」のデータにも対応しているため、撮影後にパソコンで自分好みに現像できます。
まずは接写で撮影した写真をチェック!
- オートフォーカスでいつでもピントがブレずに撮影できますが、接写の場合はピントを合わせたい対象をタップすれば、後ろをぼかした撮影が可能です!インスタ映えを狙った撮影がしたい方は、少し後ろをぼかすとアーティスティックに仕上がります。デュアルレンズだからできる一眼レフのような撮り方ですね。
続いては風景
- 撮影した当日は曇りで全体的に薄暗かったんですが、多くの光を取り込んでくれるセンサーのおかげで暗い場所でもはっきりとした写真が撮影できました。細部まで鮮明に映してくれています。
広角モードの実力は?
通常モードで撮影広角モードで撮影- 上が通常の撮影の写真。下が広角モードでの写真。広角モードで撮影した写真の方が全体的にワイドになっていて、風景の広がりが感じられます!120°の広角カメラなので通常の約2倍のワイドさで撮影可能!もっといろんな風景写真を撮りたくなってしまいますね♪
ZenFone 4でアプリはできる?
- Shadowverse(シャドウバース)
- アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ(デレステ)
- Fate/Grand Order(FGO)
- パズル&ドラゴンズ(パズドラ)
- GRANBLUE FANTASY グランブルーファンタジー(グラブル)
- モンスターストライク(モンスト)
- Pokémon GO(ポケモンGO)
- ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル
- アズールレーン
- 遊戯王デュエルリンクス
格安スマホを購入する際にアプリができるのか気になる方は多いです。そこで、今回は10個の人気アプリをプレイしてみて、どれくらい快適だったかをまとめてみました。また、アプリを楽しむ方なら絶対に知っておきたい「Game Genie」に関してもご紹介していきます!
「Game Genie」で快適にアプリを楽しめる!
アプリを起動した後に左上に出るマークをタップすると「Game Genie」を起動できます。ZenFone 3時代から搭載された機能でゲーム画面を録画、配信することが可能です。さらに、「スピードブースター」でアプリ用にメモリを開放できます。
そして、今回から追加された「マクロ」機能では一定の操作を記録し、再生することが可能。一定の操作を継続的に行うアプリを利用する際に、わざわざタップせずに済みます。続いて、「ロック」機能。ゲームプレイ中の誤作動を防ぐためにボタン入力を一時的にロック可能です。「Game Genie」を利用すればより快適にアプリを楽しめます!
Shadowverse(シャドウバース)
- 問題なく動作
サクサク快適に動いてくれます!ZenFone 4は、バッテリーも大容量の3,300mAhなので、がっつりShadowverse(シャドウバース)が楽しめますよ!
アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ(デレステ)
出典:アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ(デレステ)- 問題なく動作
デレステも快適に動きました!3Dリッチでも耐え得るスペックを保持しています。スライド、ロングノーツともに安定しており快適。ただ、より滑らかな動きを目指すなら上位モデルのZenFone 4 Proをおすすめします!
Fate/Grand Order(FGO)
- 問題なく動作
RAM6GBを搭載しているためFGOも快適に動きます。特に、タイトル画面までの起動が早く、この辺りはハイスペック端末ということを実感させてくれますね。
パズル&ドラゴンズ(パズドラ)
- 問題なく動作
ZenFone 4ならパズドラも安定した動きを見せてくれます。全く問題なく利用できるため、「Game Genie」で録画や配信をしながらプレイしても問題ないです。
GRANBLUE FANTASY グランブルーファンタジー(グラブル)
出典:GRANBLUE FANTASY グランブルーファンタジー(グラブル) 公式サイト- 問題なく動作
グラブルも特に問題なく動きました。FGOの際にも言いましたが、起動がとにかく早いのでストレスなくプレイできますよ!
モンスターストライク(モンスト)
- 問題なく動作
低スペックのスマホでも十分動くモンストなら、もちろんZenFone 4でも快適に動きます。すべての操作にストレスを感じないですよ!
Pokémon GO(ポケモンGO)
- 問題なく動作
こちらも問題なく動きました。大容量バッテリーのおかげでポケモンGOが長時間楽しめますよ!モバイルバッテリーの量を減らして歩きましょう!
ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル
出典:ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル 公式サイト
- 一部問題あり
スクフェスを利用している際に音割れが発生するという情報が確認されました。こちらは、ZenFone 4ではなくOS側の問題の可能性もあります。OSまたはアプリのアップデートを待ちましょう。
2017年10月現在アズールレーン
- 問題なく動作
今話題のアズールレーンも快適でした。これで長時間快適にプレイできます!サクサク快適にプレイして一気にイベントをクリアしましょう!
遊戯王デュエルリンクス
- 問題なく動作
大人気カードゲームのアプリ版・遊戯王デュエルリンクスも快適にプレイできましたよ!全く問題ありません!
ZenFone 4はどこで買える?
ここまで、ZenFone 4の魅力をご紹介してきました。ここで気になるのがZenFone 4はどこで購入できるのかということ。下記にZenFone 4を購入できるMVNO会社をまとめてみました。
ZenFone 4を購入できるMVNO各社
ZenFone 4を他のスマホと比較してみる
- ZenFone 3
- ZenFone 4 Pro
- ZenFone 4 Selfie Pro
それでは、ZenFone 4と他のスマホを比較してみましょう。今回は、ZenFone 4の前身であるZenFone 3。そして、同シリーズとして発売が開始されたZenFone 4 Pro及びZenFone 4 Selfie Proを比較していきます!
【vs ZenFone 3】前機種との違いは?
ZenFone 4 VS ZenFone 3 比較表
端末名 ZenFone 4 ZenFone 3 画面サイズ 5.5型ワイド Super IPS+液晶 (LEDバックライト)
Corning® Gorilla® Glass 3
2.1mm スリムベゼル
10点マルチタッチ・スクリーン(静電容量方式)5.2型
1,920 x 1,080(フルHD) IPS液晶
Corning® Gorilla® Glass3CPU Qualcomm® Snapdragon™ 660 (オクタコアCPU) Qualcomm® Snapdragon™ 625(オクタコアCPU) OS Android 7.1.1 Android™ 6.0 RAM 6GB 3GB ROM 64GB 32GB カメラ画質 背面:1,200万画素
800万画素広角カメラ内蔵 (2ndカメラ)
前面:800万画素背面:1,600万画素
前面:800万画素SIMカード nanoSIMスロット×2 nanoSIMスロット×2 micro SD スロット ○ ○ Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n/ac (周波数帯域:2.4GHz/5GHz) IEEE802.11a/b/g/n/ac 通信(LTE) FDD -LTE:B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B28
TD-LTE:B38/B39/B40/B41
キャリアアグリゲーション:2CA/3CA対応
W-CDMA:B1/B2/B3/B5/B6/B8/B19
GSM/EDGE:850/900/1,800/1,900MHz2G:
850/900/1800/1900
3G:
WCDMA: Band: 1/2/5/6/8/19
4G:
FDD: Band: 1/2/3/5/7/8/18/19/26/28
TD: Band: 38/39/40/41Bluetooth Bluetooth 5.0 Bluetooth® 4.2 バッテリー 3,300mAh 2,650mAh 入出力端子 USB Type-C USB Type-C サイズ 155.4mm × 75.2mm × 7.5mm 146.8mm ×73.9mm ×7.69 mm カラー ムーンライトホワイト/ミッドナイトブラック サファイアブラック/パールホワイト/クリスタルゴールド 重量 165g 144g ZenFone 3 基本情報
- 発売日
- 2016年10月7日
- 価格
- 42,984円
- カラー
- サファイアブラック/パールホワイト/クリスタルゴールド
ZenFone 3に比べて全体的に性能が向上しているZenfone 4。メモリも3GBから6GBに増えており、より処理速度が向上し、大きな負荷にも耐え得ることができます。
また、大きく変更されたのはデザイン面。Zenfone 3は、光沢感のある上品なデザインで、カラーはサファイアブラック/パールホワイト/クリスタルゴールドの3種類。一方、Zenfone 4は、両面ガラス加工でムーンライトホワイト/ミッドナイトブラックの2種類です。
ZenFone 3の時に背面にあった指紋認証は、ZenFone 4では前面のホームボタンに付いています。さらに、ZenFone 4は出っ張りのあったカメラの出っ張りもなくなっており、全体的にスマートなデザインへと進化しました。
- ひとつだけ気になるのはカメラの画素数が1,600画素から1,200万画素に落ちていること。実は、画素数が良いからといって高画質な写真が撮れるわけではありません。デュアルカメラでソニーのセンサーを搭載したZenFone 4は、ZenFone 3よりも高繊細な写真を撮影できます!
【vs ZenFone 4 Pro】同じシリーズとの違いは?
ZenFone 4 VS ZenFone 4 Pro 比較表
端末名 ZenFone 4 ZenFone 4 Pro 画面サイズ 5.5型ワイド Super IPS+液晶 (LEDバックライト)
Corning® Gorilla® Glass 3
2.1mm スリムベゼル
10点マルチタッチ・スクリーン(静電容量方式)
5.5型ワイド AMOLEDディスプレイ
Corning® Gorilla® Glass 5CPU Qualcomm® Snapdragon™ 660 (オクタコアCPU) Qualcomm® Snapdragon™ 835 (オクタコアCPU) OS Android 7.1.1 Android 7.1.1 RAM 6GB 6GB ROM 64GB 128GB カメラ画質 背面:1,200万画素
800万画素広角カメラ内蔵 (2ndカメラ)
前面:800万画素背面:1,200万画素
1,600万画素ズームカメラ内蔵 (2ndカメラ)
前面:800万画素SIMカード nanoSIMスロット×2 nanoSIMスロット×2 micro SD スロット ○ ○ Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n/ac (周波数帯域:2.4GHz/5GHz) IEEE802.11a/b/g/n/ac (周波数帯域:2.4GHz/5GHz) 通信(LTE) FDD -LTE:B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B28
TD-LTE:B38/B39/B40/B41
キャリアアグリゲーション:2CA/3CA対応
W-CDMA:B1/B2/B3/B5/B6/B8/B19
GSM/EDGE:850/900/1,800/1,900MHzFDD-LTE:B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B28
TD-LTE:B38/B39/B40/B41
キャリアアグリゲーション:2CA/3CA対応
W-CDMA:B1/B2/B3/B5/B6/B8/B19
GSM/EDGE:850/900/1,800/1,900MHz
FDD: Band: 1/2/3/5/7/8/18/19/26/28
TD: Band: 38/39/40/41Bluetooth Bluetooth 5.0 Bluetooth 5.0 バッテリー 3,300mAh 3,300mAh 入出力端子 USB Type-C USB Type-C サイズ 155.4mm × 75.2mm × 7.5mm 155.4mm × 75.2mm × 7.5mm カラー ムーンライトホワイト/ミッドナイトブラック ムーンライトホワイト, ミッドナイトブラック 重量 165g 165g ZenFone 4 Pro 基本情報
- 発売日
- 2017年9月23日
- 価格
- 96,984円
- カラー
- ムーンライトホワイト, ピュアブラック
ZenFone 4 Proは、発売されたZenFone4シリーズの中でも最上位モデルです。全体的にZenFone 4よりもスペックが高く、中でもCPUは業界最高峰のQualcomm® Snapdragon™ 835プロセッサーが搭載されており、優れたパフォーマンスを実現しています。
また、デュアルカメラもメインは1,200万画素、サブは1,600万画素と性能が上がっています。ZenFone 4よりもハイスペックなスマホが欲しいという方におすすめのモデルです。しかし、ZenFone 4よりも価格が倍近くになっているため、必要な機能やスペックを見極めて購入することをおすすめします。
- ZenFone 4とZenFone 4 Proのデザイン面に関してはほとんど一緒です!ただ、背面のデュアルカメラのみがZenFone 4が独立していて、ZenFone 4 Proは連結しています!発売しているカラーも同じなため、スペック面で購入を考えるといいでしょう!
【vs ZenFone 4 Selfie Pro】同シリーズとの違いは?
出典:ZenFone 4 Selfie Pro 製品紹介ページZenFone 4 VS ZenFone 4 Selfie Pro 比較表
端末名 ZenFone 4 Selfie Pro ZenFone 4 画面サイズ 5.5型ワイド AMOLEDディスプレイ
Corning® Gorilla® Glass 35.5型ワイド Super IPS+液晶 (LEDバックライト)
Corning® Gorilla® Glass 3
2.1mm スリムベゼル
10点マルチタッチ・スクリーン(静電容量方式)CPU Qualcomm® Snapdragon™ 625 (オクタコアCPU) Qualcomm® Snapdragon™ 660 (オクタコアCPU) OS Android 7.1.1 Android 7.1.1 RAM 4GB 6GB ROM 64GB 64GB カメラ画質 背面:1,600万画素
前面:1,200万画素
500万画素広角カメラ内蔵 (2ndカメラ)背面:1,200万画素
800万画素広角カメラ内蔵 (2ndカメラ)
前面:800万画素SIMカード nanoSIMスロット×2 nanoSIMスロット×2 micro SD スロット ○ ○ Wi-Fi IEEE802.11b/g/n (周波数帯域:2.4GHz) IEEE802.11a/b/g/n/ac (周波数帯域:2.4GHz/5GHz) 通信(LTE) FDD-LTE:B1/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B26/B28
TD-LTE:B38/B41
キャリアアグリゲーション:2CA対応
W-CDMA:B1/B2/B5/B6/B8/B19
GSM/EDGE:850/900/1,800/1,900MHzFDD -LTE:B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B28
TD-LTE:B38/B39/B40/B41
キャリアアグリゲーション:2CA/3CA対応
W-CDMA:B1/B2/B3/B5/B6/B8/B19
GSM/EDGE:850/900/1,800/1,900MHzBluetooth Bluetooth 4.2 Bluetooth 5.0 バッテリー 3,000mAh 3,300mAh 入出力端子 USB Type-B USB Type-C サイズ 154.0mm × 74.8mm × 6.85mm 155.4mm × 75.2mm × 7.5mm カラー ネイビーブラック/サンライトゴールド/クラシックレッド ムーンライトホワイト/ミッドナイトブラック 重量 147g 165g ZenFone 4 Selfie Pro 基本情報
- 発売日
- 2017年9月23日
- 価格
- 46,224円
- カラー
- ネイビーブラック, サンライトゴールド, クラシックレッド
ZenFone 4 Selfie Proは、ZenFone 4よりもカメラに特化した端末です。特にインカメラがデュアルカメラになっており、ASUS DuoPixel カメラテクノロジーで2,400万画素相当の撮影が可能になっています。スペック面ではメモリをはじめとして若干スペックが下がっていますが特に問題なのないレベルです。
Zenfone 4のシリーズですが、以前にASUSから発売されたZenFone Selfieの進化版と考えて良いでしょう。メインカメラも1,600万画素となっているため、普段使いにもぴったりです!
弊社では、ZenFone 4 Selfie Proの実機レビューを行いました!もし、ZenFone 4 Selfie Proに興味ある方は、ぜひこちらのレビュー記事をご覧ください!気になるカメラの性能、そしてスペックやデザインなどを徹底紹介しています!
- ZenFone 4 Selfie Proはカラーバリエーションが豊富です。ネイビーブラック/サンライトゴールド/クラシックレッドの3種類は女性でも選びやすいラインアップ。ZenFone 4、ZenFone 4 Proの2種類に比べてZenFoneシリーズらしいカラーが揃っています。
ZenFone 4を一週間使ってみた感想!
最後に、ZenFone 4を一週間使ってみた感想を紹介。ZenFone 4の購入を迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ZenFone 4のメリット
- レスポンスがサクサクでストレスが溜まらない!
- 指紋認証センサーが前面になって使いやすい!
- 一眼レフ感覚で使えるデュアルカメラが優秀!
CPUの進化とメモリの増加によってとにかくレスポンスがサクサク!格安スマホ特有のもっさり感がないため、ストレスが溜まりません。アプリを利用しても快適な上、「Game Genie」で録画してもスムーズな動きを見せてくれました!
前作のZenFone 3では指紋認証センサーが裏面にありました。センサーの位置が背面だと重心が崩れたり、カバーも見栄えが悪いものが多かったりと色々と不便でした。しかし、今作ではホームボタンにセンサーを搭載。これまで以上にスムーズに指紋認証できるため、快適に利用できるようになっていますよ。
実際に一眼レフを持っている立場として、ZenFone 4のプロモードは似たような感覚を味わせてくれます。直感で操作できるため、コンデジよりもレスポンスが早くカメラでの撮影が楽しく感じます。ISO感度やF値をいじることができるため、カメラにこだわりがある方にもおすすめです。手軽に使えるコンデジ感覚で持っておきたいですね!
- デザイン面でいうと評価したいのが「Zen UI」。お世辞にもデザイン性が高いといえなかったZenFone 3に比べるとスタイリッシュでカッコイイUIに進化しています!日々利用するスマホだからこそ、細部までこだわられたデザインだと気分がいいですよね♪
ZenFone 4のデメリット
- 両面ガラス加工は嬉しいが指紋が付きやすい
- ハイスペックだが突出した個性は見当たらない
- ボタンの反応が良すぎて誤作動を起こしやすい
両面ガラス加工は高級感があって見ている分には美しいです。しかし、裸で使う派の方にとっては指紋が付きやすく悩みの種でもあります。そして、本作ZenFone 4も指紋が付きやすく裸で使うことは難しいです。専用のクリアケースが付いていますが、こちらを付けるとZenFone 4の高級感が損なわれるためおすすめできません。指紋の付かないガラス加工が出てきたら嬉しいですね。
とにかくハイスペックで扱いやすいZenFone 4ですが、良い意味でも悪い意味でも突出した個性が見当たりません。同シリーズのZenFone 4 Proは業界屈指のハイスペックのハイエンドモデル、ZenFone 4 Selfie Proはカメラに特化したミッドレンジモデル。個性を重視するとこの2種類が際立ちます。せめて価格が一番安いとかなら個性が出るのですが、2つの真ん中ということで難しいところですね。
ZenFone 4を楽しんでいた時に気になったのが、ホームボタンを含めたボタン類の反応。特に、さまざまなゲームアプリを楽しんでいた時に気になりました。とにかく反応が良いんです!これはすごく良いことなのですが、徐々にストレスになってきます。アプリに関しては「Game Genie」のロック機能で何とかなりました。ただ、普段使いの場合は少しだけストレスが溜まります。レスポンスが早くて悩むことになるなんて、格安スマホの進化に驚かされますね!
- 偉そうにデメリットを紹介しましたが、ZenFone 4は紛れもなく優秀な格安スマホです。デザイン及び安定したスペックは誰にでもおすすめできます!一週間使ってみた感想なので「ふーん、そんな感じなんだ」程度に受け取ってください!
まとめ:格安スマホの優等生!ZenFone 4を使ってみた!
ZenFone 4の実機レビューをご紹介しました。一週間使ってみて分かったことは、とにかく優秀なスマホだということ。どんなわがままな要求にも答えてくれる頼もしいスマホです。凹凸の少ないデザインも使うたびに惹かれていきます!ASUSのプロダクトデザインへの力の入れ具合が分かるスマホですね。
前作のZenFone 3を使っている方は今すぐにでも乗り換えて欲しい1台です。本当にすべての面で進化しているので、使った瞬間に「変えて良かったぁ」って思うこと間違いなしですよ!本記事を読んで少しでも気になった方は、店舗に行って触ってみることをおすすめします!
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