1. 格安SIM比較サイト SIMチェンジ
  2. 【レポート】いよいよ発売!ZenFone4の広角レンズや自撮り機能を体験してきた

【レポート】いよいよ発売!ZenFone4の広角レンズや自撮り機能を体験してきた

更新日:2019.12.23

9月23日(土)の全国発売に先駆け、Androidスマートフォン「ZenFone 4」シリーズの記者向け発表と体験会が開催された。発表された新機能の内容と、端末を実際に触って体験したイベントの感想をお伝えしたい。

「WE LOVE PHOTO」を製品スローガンに掲げた「ZenFone 4」シリーズは、今までのスマートフォンでは実現できなかったワンランク上の写真体験ができる製品と紹介。次世代ZenFone新製品テクニカルセミナーと題された記者向け発表会では、ASUS JAPANのテクニカルプロダクト マネージャー阿部直人氏が「ZenFone 4」シリーズの3機種「ZenFone 4」「ZenFone 4 pro」「ZenFone 4 Selfie Pro」の新機能を紹介した。

スマホ写真の「できなかった」を払拭する機能強化

近年、SNSを中心に写真をライフワークにしているユーザーは格段に増え、年を追うごとに携帯写真の画質はよくなり、エフェクト機能を搭載したアプリも増えている。しかし、これまでのスマートフォンは残念ながら、画角が狭く撮りたい景色を納められない、暗いところでは撮りづらい、外側のメインカメラではきれいに撮れても内側のインカメラで自撮りをすると画質が粗くなってしまう…などという悩みがあった。新しいZenFoneはそんなユーザーニーズに応え、「ZenFone3」から更に大きく機能が強化された。

120°広角レンズ搭載!約2倍のワイドアングルが実現<デュアルレンズカメラ>

今回の「ZenFone 4」シリーズの最大の目玉はやはり広角レンズだ。「ZenFone4」「ZenFone4 pro」は背面(外側)にデュアルレンズ、自撮りに特化した「ZenFone4 Selfie pro」は前面(内側)にデュアルレンズを搭載。メインカメラと約2倍の領域を撮影できるワイドアングルカメラをワンタップで切り替え、状況に応じて使い分けることができる。


標準+広角撮影が可能な「ZenFone4」、標準+広角+望遠撮影が可能な「ZenFone4 pro」、広角自撮りが可能な「ZenFone4 Selfie pro」と覚えるとわかりやすい。(画像:ASUS JAPAN 提供)

この景色を撮影したい!と思ってカメラを向けたら一部しか入らない…!とがっかりした人は多いのではないだろうか。広角レンズならそれが可能だ。(画像:ASUS JAPAN 提供)

夜間でもオートモードで明るく撮影が可能<ローライトモード>

薄暗い場所や夜間での撮影もカメラが自動調整、明るく撮影が可能に。「ZenFone 4」では通常のスマートフォンの5倍、「ZenFone 4 pro」では8倍の明るさで撮影が可能になった。


高画質な写真はセンサーとレンズで決まる。ZenFone 4はスマートフォンでは最大規模になるSony IMX362センサーを搭載。(画像:ASUS JAPAN 提供)


カメラに取り込む光の量を数値化したものがF値。小さければ小さいほどレンズの絞りが開いてより多くの光を取り込むことができる。(画像:ASUS JAPAN 提供)

注目!
注目!
格安SIMに切り替えると
どのくらいおトクなの?
現在、月々のスマホ代が だとしたら
格安SIMに替えると
月々0,000円もおトク!
3GBプランの安値上位10社の平均値
をもとに算出
さっそくあなたにぴったりな
プランをみつけよう

簡単タップで背景ぼかし、プロ並みの写真撮影も<進化したカメラ機能>

その他にも、背景をぼかして被写体を際立たせるポートレートモードや、細かな設定ができるマニュアル撮影など、豊富な撮影機能が搭載されているが、よく使う設定はショートアイコンで揃っており、ワンタップで切り替えが可能。カメラ初心者にも上級者にも対応したUIになっている。


左スワイプで細かな設定画面、右スワイプでエフェクト選択もできるようになっている。(画像:ASUS JAPAN 提供)

インカメラにも広角レンズや美人エフェクト機能搭載<自分撮り>


自撮りに特化した機能を搭載した「ZenFone 4 Selfie pro」は自撮りを楽しむための機能が豊富だ。前面(内側)に搭載された2つのインカメラはメインカメラと広角レンズの切り替えが可能。大人数で自撮りをしたいときに大変便利だ。(画像:ASUS JAPAN 提供)


さらに、インカメラにもポートレートモードや美人エフェクトが搭載され、エフェクトをかけた状態で動画配信までできる。(写真:ASUS JAPAN 提供)

進化したZenUI4.0

カメラの大幅な機能向上だけではなく、ZenFoneの基本的なユーザーインターフェースも大幅に刷新され、ZenUI3.0から4.0へ進化。


プリインストールアプリが多すぎるというユーザーの声からアプリも大幅に削減された。(写真:ASUS JAPAN 提供)

特に目新しいのは、ツインアプリ機能ではないだろうか。昨年発売された「ZenFone 3」は日本初のデュアルSIM/デュアルスタンバイ(以下、DSDS。端末にSIMカードを2枚入れることが可能であり、カードを入れ替えなくても画面上の設定でSIMを切り替えることができる)に対応した端末だったが、ZenFone 4 も同じくDSDSに対応。そしてこの特徴を活かして、ZenFone 4では、SIMカード2枚を入れることでアプリアイコンを複製、それぞれ別アカウントで使うことができるツインアプリ機能が搭載された。


対応アプリは現在のところLINEやFacebook, Twitterなどの主要SNSに限られる模様だが順次追加される予定。複数アカウントを管理しているユーザーには便利な機能だ。(画像:ASUS JAPAN 提供)

ZenFone 4 の実機を体験!

新製品の説明が行われた前後の時間では、会場で自由にZenFone 4シリーズを触って体験することができたので、実際に「ZenFone 4」シリーズを触ってみた感想をお伝えしたい。


広角レンズの使用感を体験できる大きな背景写真が設置されたブース。実際に風景写真を撮るような感覚で撮影を楽しめた。

筆者は記者向け発表での機能詳細を聞いて、カメラの機能がすごいことはわかったが、そんなに使いこなせないのではないかという不安があった。しかし、実機を触ってみて、本当に簡単に使えることを実感。今回ZenFone 4が推している広角レンズは画面上に現れた「山」の記号をタップするだけで切り替えが可能。Instagram用に正方形の写真を撮りたい!などのニーズの高そうな機能も、端にショートアイコンが表示されているので簡単に切り替えることができた。


実際のカメラモードのUIを斜めから撮影した図。広角レンズ切り替えは画面右側にある「山」アイコンで切り替え、その他サイズ切り替えやフラッシュ、タイマー機能などニーズの高い機能は左端にショートアイコンがあるのがわかる。

ポートレートモードに切り替えれば、焦点を当てたい被写体をタップするだけで自動的に背景をぼかしてくれるが、もっと自分で細かく調整したい!といった一眼レフを使いこなせるようなユーザーには「pro」モードをおすすめしたい。proモードを選択すると、画面に分度器のようなものが表示され、メニューで自分で絞りなどを調整できるようになっていた。


proモードの画面UIを斜めから撮影した写真。広角の山マーク以外にも、一眼レフに搭載されているようなメニューが表示されている。これらをマニュアルで設定して撮影することもできる。

スマホ世代におすすめしたいSelfie pro

写真や動画を使ってコミュニケーションを楽しみたいスマホ世代には自撮り機能が強化された「ZenFone 4 Selfie pro」を是非ともおすすめしたい。

「ZenFone 4 Selfie pro」はインカメラに広角レンズが搭載されているので、大人数で自撮りをしたいときに重宝する機能であることは明白だが、それ以外にもさまざまなユーザーニーズに対応している。


複数人で自撮り、背景を含めた自撮りをしたいニーズは多いのではないだろうか。(画像:ASUS JAPAN 提供)

筆者がおすすめしたい機能は、マニアックかもしれないが自撮りのタイマー機能だ。特に手の小さい女性では自撮りをするとき、片手で端末を持ったまま腕を伸ばして画角を広く収めようとすると、手がプルプルしてしまってうまくシャッターボタンを押せないといった経験は多いのではないだろうか。「ZenFone 4 Selfie pro」ではそんな悩みが解決する。真ん中に置かれた丸いピンクのボタンを長押しすると、タイマーの秒数を設定するナビゲーションバーが表示され、好きな秒数のところで手を放すと自動的にタイマーが発動する。手をプルプルさせずに写真に集中できる。


カメラを持ちながら自撮りをしている図。タイマー機能を使えばシャッターボタンに手を当てる必要がないので大きなスマホでもしっかり持つことができて、まっすぐ撮ることができた。

Zenfone 4 シリーズの価格は?

気になる価格だが、さすがに高スペックだけありSIMフリースマートフォンではかなり強気な価格だ。同じく高性能スマホに分類され、同時期に発売される「iPhone8」が7万8,800円(税別)に対し「ZenFone 4」は5万6,800円(税別)から、「iPhone8 pro」と「ZenFone 4 pro」は両方ともに8万9,800円(税別)から、「ZenFone 4 selfie pro」は4万2,800円(税抜)からである。もし、写真が好きで新しいiPhoneを購入しようと考えているユーザーは是非とも「ZenFone 4」も一緒に検討してほしい。

機能詳細や実機レビューについてはSIMチェンジで随時記事を更新していく予定だ。「ZenFone 4」シリーズは9月23日(土)より全国発売。

ZenFone 4 シリーズがセットで販売されている格安SIM

自分にあった格安SIMを診断してみる!

SHARE!!

あわせて読みたい