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楽天モバイルでは余ったデータ通信量を繰越できる?

更新日:2025.01.30

数あるMVNOの中でもNo.1の利用者数を誇る楽天モバイル。プランによって毎月使える高速データ容量が決められていますが、それが余ってしまってはもったいないですよね。この記事では、楽天モバイルに用意されているデータ繰越という仕組みについて詳しく解説していきます。

利用することで買い物などでも使える楽天ポイントがもらえるMVNO、楽天モバイル。

「楽天モバイルでは余ったデータを繰り越しできるの?」「いつまでデータ繰り越しできる?」などと、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、楽天モバイルで余ったデータ通信量の繰り越しについて解説します。

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【結論】楽天モバイルではデータ繰り越しはできない

結論、現在の楽天モバイルのプランではデータの繰り越しはありません

旧プランではデータ繰り越しが可能でしたが、現在の楽天モバイルのプランは、使ったデータ容量分だけ支払いをする従量課金制のプランのため、そもそもデータ通信量が余るという概念がありません

現在の楽天モバイルではデータ繰り越しが終了している

先述の通り、現在の楽天モバイルではデータ繰り越しが終了しています。旧楽天モバイルのプランでは、余った通信データの翌月以降への繰り越しが可能でした。

しかし、現在のプラン(最強プラン)は自分が使用した分だけ料金を支払う従量課金制プランのため、データを繰り越す必要がなくなりました

楽天モバイルの料金プラン(最強プラン)は、以下の通りです。

容量料金
(税込)
家族割適用時
(税込)
0~3GB1,078円968円
3~20GB2,178円2,068円
20GB~無制限3,278円3,168円

※家族割は代表者の回線含めて最大20回線まで適用可能

このように楽天モバイルでは使用したデータ容量に応じて、支払い額も変動します。使った分だけの支払いなので、ほかキャリアと比べて節約が可能です。

データ繰り越しは終了していますが、現在もプランを変更せずに旧楽天モバイルのプランに加入している場合は、余った通信データの翌月以降への繰り越しが可能です。

そもそもデータの繰り越しとは何なのかについて詳しく知りたい方は本記事とあわせて以下ご覧ください。

データの繰り越しとは

データの繰り越しとは、月々のスマホやインターネットプランで付与されたデータ容量を使い切らなかった場合、その余ったデータ容量を翌月に繰り越して使用できる仕組みのことを指します。

多くの通信キャリアでは、翌月末まで繰り越したデータ容量を利用できるようになっており、データを無駄なく活用できるのが特徴です。ただし、繰り越せる容量には上限がある場合や、適用条件がプランによって異なる場合があります。

たとえば、データの使用量が少ない月でも翌月にその分を追加で使えるため、月ごとのデータ使用量の変動が大きい人にとっては便利な仕組みと言えます。

【旧プラン向け】データ繰り越しのメリット

ここからは、旧プランを契約している方へ向けてデータ繰り越しのメリットについて解説していきます。

1. データを無駄なく活用できる

データ繰り越しの最大のメリットは、未使用分のデータを翌月に繰り越すことで無駄なく利用できる点です。

たとえば、月の前半に予想以上にデータ使用を控えてしまった場合でも、その分を翌月に持ち越せるため「余ったのに使えなかった」という状況を避けられます。また、翌月の予定が増えてデータ消費が多くなることが分かっている場合も、繰り越しデータを計画的に利用できるため、より柔軟な運用が可能になります。

ちなみに現在の楽天モバイルなら格安で無制限利用できるため、計画的に使用する必要はありません。

2. データ不足を防ぎやすくなる

データ繰り越しがあると、翌月のデータ使用量が増える月にも余裕を持って対応できます

たとえば、家族や友人との旅行、テレワークやオンライン授業など、特定の月にデータ使用量が急増する場合に繰り越したデータが非常に役立ちます。また、突然のデータ不足に陥る心配が軽減されるため、追加データ購入を考える必要が減り、ストレスを大幅に軽減することができます

ちなみに現在の楽天モバイルなら格安で無制限利用できるため、データ不足になることはありません。

3. 節約効果が期待できる

繰り越したデータがある場合、追加データの購入を避けられるため、節約効果が大きいです。

特に、追加データ購入が割高であることが多い料金プランでは、繰り越し機能を活用することで月々の通信費を抑えることができます。さらに、余ったデータを効率よく使うことで、自分にぴったりなプランを維持しつつ無駄な支出を削減することが可能です。

ちなみに現在の楽天モバイルなら、使った分だけ段階的に支払う従量課金制のため、自分にあった節約が実践できます。

【旧プラン向け】データ繰り越しのデメリット

つづいて、旧プラン向けにデータ繰り越しのデメリットについても解説していきます。

1. 繰り越し期間に制限がある

多くの通信キャリアでは、繰り越しデータの利用可能期間が翌月までと定められています

そのため、繰り越したデータを計画的に使わないと無効になってしまう可能性があります。特に、毎月のデータ使用量が安定して少ない場合は、繰り越しデータが消費されることなく無駄になりやすい点がデメリットです。

2. 繰り越し可能なデータ量に上限がある

基本的にどのキャリアも繰り越せるデータ量に上限が設定されています。この場合、当月に余ったデータがすべて繰り越されるわけではなく、上限を超えた分は無効になります。

たとえば、10GB繰り越せるプランで20GB余った場合、10GB分は消えてしまうため、大容量プランを契約している人ほど損を感じやすいかもしれません。

3. データの使用タイミングが限定される

繰り越したデータは、通常プランで提供されるデータの消費が優先される仕組みになっていることが一般的です。

つまり、繰り越しデータは当月のデータを使い切った後にしか利用できません。そのため、月末近くにならないと繰り越し分にアクセスできない場合があり、タイミングによっては無駄になる可能性があります。

データ繰り越しできるおすすめの通信キャリア

現在の楽天モバイルは従量課金制のプランのため、データ繰り越しができる通信キャリアではありませんが、データ繰り越しができるキャリはいくつかあります。

ここからは、データ繰り越しができる通信キャリアを紹介していきます。

1. UQモバイル

uq mobile出典:UQモバイル

(税込)基本料金
(割引前)
自宅セット割適用時
家族割適用時
コミコミプラン+
33GB
(+10分以内の通話無料)
3,278円適用不可
トクトクプラン
1~15GB
(従量制)
1GBまで
2,277円
990円
1,540円
15GBまで
3,465円
2,178円
2,728円
ミニミニプラン
4GB
2,365円1,078円
1,628円

※割引適用後の料金はau Pay カードお支払い割(187円/月割引)適用時の料金記載
※自宅セット割と家族割の併用は不可
※自宅セット割は対象サービス1契約につき、UQモバイル回線合計10回線まで適用
※家族割は2回線目以降から最大9回線まで適用

UQモバイルは、余ったデータ容量を翌月に繰り越すことが可能です。

繰り越したデータは翌月末まで利用でき、無駄なくデータを活用できます。また、節約モードを利用することで、低速通信時にデータ容量を消費せずにインターネットを利用できる点も魅力です。さらに、高品質なau回線で高速で安定しているため、ストレスのない通信環境を求める方に適しています。

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2. ワイモバイル

ワイモバイル出典:ワイモバイル

(税込)基本料金
(割引前)
おうち割適用時
家族割引適用時
シンプル2 S
(4GB)
2,365円1,078円
1,078円
シンプル2 M
(30GB)
4,015円2,178円
2,728円
シンプル2 L
(35GB)
5,115円3,278円
3,828円

※割引適用後の料金はPayPayカード割(187円/月割引)適用時の料金記載
※おうち割と家族割引の併用は不可
※おうち割は対象サービス1契約につき、最大10回線まで適用
※家族割引は2回線目以降から最大9回線まで適用

ワイモバイルの「シンプル2」プランでは、余ったデータ容量を翌月に繰り越すことができます

例えば、「シンプル2 M」プランでは、規定の月間データ容量20GBのうち、15GBしか使わなかった場合、余った5GBを翌月に繰り越せます。ただし、繰り越せるデータ容量の上限は、翌月加入のプランのデータ容量までとなります。また、家族割引や光回線とのセット割引を利用することで、さらにお得に利用できる点も魅力です。

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3. mineo

mineo出典:mineo

マイピタ(データ容量で選ぶ)

(税込)通話+データ通信データ通信
1GB1,298円880円
5GB1,518円1,265円
10GB1,958円1,705円
20GB2,178円1,925円

マイそく(データ無制限!最大通信速度で選ぶ)

(税込)通話+データ通信データ通信
プレミアム
(最大3Mbps)
2,200円
スタンダード
(最大1.5Mbps)
990円
ライト
(最大300kbps)
660円
スーパーライト
(最大32kbps)
250円
※デュアルタイプのみ
-

mineoは、余ったデータを翌月に繰り越せるだけでなく、ユーザー間でデータをシェアできる「パケットシェア」や「フリータンク」機能が特徴です。

さらに、月額110円のオプション「パスケット」を利用することで、最大10ペタバイト(約1,000万GB)までのデータを無期限に繰り越すことが可能です。このような柔軟なデータ管理機能により、データ使用量が月ごとに変動するユーザーにも適しています。

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4. IIJmio

IIJmio出典:IIJmio

2025年3月31日までキャンペーン中!

キャンペーン内容

  • 音声SIM/eSIM:5GBプランが最大6ヵ月間500円/月(通常価格から450円割引)
  • 音声SIM/eSIM:10GB〜55GBプランが最大6ヵ月間、データ容量を10GB増量で使える
  • 10GBプランは最大6ヵ月間900円/月で、月20GBまで利用可能!
プラン(税込)音声SIM/eSIMデータeSIMデータSIMデータSIM(SMS付)
2GB850円440円740円820円
5GB950円650円860円930円
10GB1,400円1,050円1,300円1,370円
15GB1,800円1,430円1,730円1,780円
25GB2,000円1,650円1,950円1,980円
35GB2,400円2,240円2,340円2,380円
45GB3,300円2,940円3,240円3,280円
55GB3,900円3,540円3,840円3,880円

IIJmioの「ギガプラン」では、使い切れなかったデータ量を翌月末まで繰り越すことができます

また、低速通信時にはデータを消費しないモードも利用可能で、データ容量を節約しながらインターネットを利用できます。音声通話付きプランやデータ専用プランなど、多彩なプランが用意されており、自分の利用スタイルに合わせて選択できる点も魅力です。

【IIJmio】詳細はこちら

楽天モバイルのデータ繰り越しまとめ

楽天モバイルでは、現在の「最強プラン」においてデータの繰り越しはできません。旧プランではデータ繰り越しが可能でしたが、現行プランでは使った分だけ支払う従量課金制が採用されており、余るデータそのものが存在しない仕組みになっています。

そのため、データ繰り越しできませんが損をすることはありません。

一方、旧プランを利用している場合は、余った通信データを翌月に繰り越すことができ、データの無駄を防げるなどのメリットがあります。しかし、繰り越し期間やデータ量に制限があるなどのデメリットもあるため注意が必要です。

楽天モバイルではデータ繰り越しが終了していますが、他の通信キャリアでは繰り越しが利用できます。たとえば、UQモバイル、ワイモバイル、mineo、IIJmioなどでは余ったデータを翌月に繰り越すことで効率的なデータ活用が可能です。

本記事を参考にぜご自身にあったキャリアを契約してみてください。

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