楽天モバイルの5Gが繋がらない原因と対処法!切り替え・確認方法
楽天モバイルの5Gに繋がらず困っている方向けに、繋がらない時の原因と対処法を解説します。また、5G対応エリアの確認方法・おすすめの乗り換え先も紹介します。楽天モバイルの5Gに接続できずに困っている方は、ぜひご覧ください。
この記事の目次
楽天モバイルでは、5Gエリアが順次拡大しています。しかし、エリア内にいるはずなのに5Gに繋がらず不満を感じたことがある方も多いでしょう。
そこでこの記事では、楽天モバイルで5Gに繋がらない場合の対処法を紹介。さらに、どうしても繋がらない場合におすすめの乗り換え先も紹介します。
楽天モバイルの5Gに繋がらず困っている方は、ぜひご覧ください。
記事のかんたんまとめ
- 楽天モバイルの5Gに繋がらないときにはエリアを確認
- エリアは楽天モバイルの公式サイトから確認可能
- 端末の再起動やモバイルデータ通信のオン・オフ切り替えで繋がる場合も
- エリアの境目では5G表示でも4Gに繋がることがある
- バッテリーセーバー機能を使うと4Gに接続される場合がある
- 端末の設定で4Gに接続される場合がある
楽天モバイルの5Gが繋がらない時の対処法
楽天モバイルの5Gが繋がらない時には、次の対処法を試してみてください。
- 現在いる場所が5Gエリア内か確認する
- 場所を移動してみる
- 端末を再起動する
- モバイルデータ通信のオン・オフを切り替える
- 機内モードのオン・オフを切り替える
- SIMカードを一度抜き差し直してみる
それぞれ、詳しく解説します。
1.現在いる場所が5Gエリア内か確認する
楽天モバイルの5Gエリアは、4Gエリアよりも狭い範囲です。そのため、4Gが問題なく繋がる場所であっても5Gには繋がらない場合があります。
まずは、現在いる場所が5Gのエリア内かどうか確認してみましょう。5Gのサービスエリアは、楽天モバイルの公式サイトで確認できます。
2.場所を移動してみる
建物の中や地下に入ると、5Gエリア内であっても建物の壁や地面などに電波が遮られ、繋がらなくなってしまう場合があります。
電波が遮られやすい場所にいる場合には、一度電波が届きやすい場所に移動してみてください。
また、ビルとビルの間などでは、建物内でなくても電波がうまく届かない場合があります。そのような時も、建物の少ないひらけた場所に出ると繋がる可能性があります。
3.端末を再起動する
通常、4Gから5Gの電波への切り替えは自動で行われますが、何らかの原因で切り替えがうまくいかない場合があります。
そのような時には、端末を再起動すると端末を起動した際に5Gの電波をつかみ、繋がるようになる可能性があります。
4.モバイルデータ通信のオン・オフを切り替える
電波の切り替えがうまくいかなかった時には、モバイルデータ通信のオン・オフを切り替えると繋がるようになる可能性があります。
設定アプリを開いて、モバイルデータ通信を一度オフにし、再度オンに切り替えてみましょう。
オンにして少し経つとモバイルネットワークに接続できます。その際、5Gに繋がっているか確認してみてください。
5.機内モードのオン・オフを切り替える
電波の切り替えがうまくいかなかった場合の調整は、機内モードのオン・オフ切り替えでも可能です。
機内モードを一度オンにして、オフにすると5Gに繋がるようになることがあります。
端末の再起動やモバイルデータ通信のオン・オフとあわせて試してみてください。
6.SIMカードを一度抜き、差し直してみる
SIMカードを利用している場合、接触不良が原因でうまくネットに繋がらなくなることがあります。
そうした場合には、SIMカードを一度抜き、差し直してみると繋がるようになる場合があります。
多くの場合SIMカードの差し込み口は本体の側面にあるため、探してみてください。
また、SIMカードを差し直さなければネットに接続できないという現象が頻繁に起きる場合には、SIMカードの交換も検討しましょう。
SIMカードの交換は、my楽天モバイルから手続きできます。SIMカードを再発行する場合、3,300円(税込)の手数料がかかるため注意してください。
eSIMの場合手数料がかからないため、対応機種であればeSIMを利用するのも良いでしょう。
楽天モバイルで5Gが表示されているのに通信速度が遅い理由と対処法
楽天モバイルで5Gが表示されているにもかかわらず通信速度が遅い理由は、主に次の4つです。
- 電波状況が悪い
- エリアの境目で実際には4Gで接続されている
- 端末で5Gが優先されない設定になっている
- バッテリーセーバー機能で4Gが利用されている
それぞれ、対処法を詳しく解説します。
1.電波状況が悪い
建物の中や地下などでは、電波の状況が悪く、通信速度が遅くなる場合があります。
また、それ以外の場所でも基地局との距離や周囲の状況によっては通信速度が遅くなるケースもあります。
電波状況が悪い場合には、少し場所を移動すると電波状況が改善して快適な速度で通信できるようになる可能性があります。
また、4Gであれば快適に通信できるようであれば、一時的に5Gをオフにして4Gを優先的に使うよう設定を変更するのもひとつの方法です。
2.エリアの境目で実際には4Gに接続されている
5Gエリアの境目にいる場合、実際には4Gに接続されているにも関わらず、画面上には「5G」と表示される場合があります。
少し場所を移動し、完全に5Gエリアの中に入れば、自動的に5Gに接続されます。また、5Gエリアから離れると、画面の表示が4Gに切り替わるため試してみてください。
表示と実際に接続されている回線の食い違いがどうしても気になる場合には、一度モバイルネットワーク通信をオフにしてからオンにすると、表示が正確に戻る可能性があります。
3.端末で5Gが優先されない設定になっている
端末の設定によって、4Gが優先して使用されている場合もあります。5Gに接続しているにも関わらず通信が遅いと感じることが多い場合には、一度設定を見直してみましょう。
詳細な設定の方法は、この後「楽天モバイルで5G通信に切り替える方法・設定する方法」の項目で解説しています。
4.バッテリーセーバー機能で4Gが利用されている
バッテリー消費を抑える「バッテリーセーバー」の機能を利用していると、4Gの通信が利用されている場合があります。
通信が遅いと感じた時には、一度バッテリーセーバー機能の状態を確認してみると良いでしょう。
iPhoneの場合、設定アプリの「バッテリー」から低電力モードのオン・オフ切り替えが可能です。
Androidの場合には、設定アプリから「電池」→「バッテリーセーバー」の順に開いて設定を確認してください。
楽天モバイルの5G対応エリアで5Gにならない原因と対処法
楽天モバイルの5Gエリアで5Gにならない原因は、うまく5Gへの切り替えが行われていないことが考えられます。
基本的には5Gエリアに入ると自動的に5Gへの切り替えが行われますが、何らかの原因で切り替えがうまくいかない場合があるのです。
5G対応エリアで5Gにならない場合の対処法は、基本的には「楽天モバイルの5Gが繋がらない時の対処法」でご紹介した方法と一緒です。具体的には、次のような方法があります。
- 場所を移動してみる
- 端末を再起動する
- モバイルデータ通信のオン・オフを切り替える
- 機内モードのオン・オフを切り替える
- SIMカードを一度抜き差し直してみる
まずは、簡単にできる方法から順に試してみてください。
楽天モバイルの5Gエリアの確認方法
楽天モバイルの5Gエリア確認方法は、以下の通りです。
- 楽天モバイルの公式サイトにアクセス
- メニューから、「通信・エリア」を選択
- 通信エリアから「スマートフォン」を選択
- 確認したいエリアを入力する
手順1.楽天モバイルの公式サイトにアクセス
出典:楽天モバイル
5G対応エリアは、楽天モバイルの公式サイトから確認することができます。
そのため、まずはインターネットを使って楽天モバイルの公式サイトにアクセスしましょう。
手順2.メニューから、「通信エリア」を選択
出典:楽天モバイル
公式サイトにアクセスするだけでは、エリアは確認できません。画面の上部にあるメニューをタップして、「通信エリア」を選択しましょう。
また、楽天モバイルの公式サイトでは、エリアの他にも、料金プランやキャンペーンの情報も確認できます。エリア確認のついでに確認してみてください。
手順3.通信エリアから「スマートフォン」を選択
出典:楽天モバイル
「通信エリア」から「スマートフォン」をタップしたら、サービス提供エリアの地図が表示されます。
以下の4種類の色でエリアの状態が表されます。
- 青:楽天回線 5G ミリ波エリア
- 緑:楽天回線 5G sub6エリア
- ピンク:楽天回線 4G LTEエリア
- 黄:パートナー回線エリア
マップの状態を見てみると、ほとんどがピンク色になっているのがわかります。
楽天モバイルの4Gエリアの人口カバー率は97%ほどのため、黄色のパートナー回線エリアも、今では一部の山間部や4G電波のつながりにくい地域となっています。
また、5Gのエリアは緑や青で表されていますが、まだ広範囲とはいえない印象です。ただ、使える都道府県が限られているわけではなく、各都道府県の都市部を中心に広まっています。
手順4.確認したいエリアを入力する
マップが表示できたら、自分の住んでいる場所や、よくスマートフォンを使う職場で5Gが使えるか確認してみましょう。
方法は、マップの上にある枠に、自分が調べたい市区町村名や住所を入力することです。
もし地図で事前にエリア確認をせずに契約してしまうと、5G対応エリアに自分の住んでいる市区町村の記載はあっても、番地で見るとエリアではなかった、ということも起こり得ます。
ただ、先述したように、楽天モバイルは随時5Gエリアの拡大を行なっているので、気になる方は契約した後も公式サイトの情報を定期的にチェックしておくようにしましょう。
楽天モバイルで5G通信に切り替える方法・設定する方法
楽天モバイルでの5G通信への切り替え・設定方法はiPhoneとAndroidで異なります。それぞれ、詳しい手順を紹介します。
1.iPhoneの場合
iPhoneの場合の設定手順は、次の通りです。
- 「設定」アプリを開く
- 「モバイル通信」をタップする
- 「通信のオプション」をタップする
- 「音声通話とデータ」をタップする
- 「5Gオート」または「5Gオン」を選択する
これで、5G通信が利用できるようになります。
2.Androidの場合
Androidの場合の設定手順は、次の通りです。
- 「設定」アプリを開く
- 「ネットワークとインターネット」をタップする
- ネットワーク名部分にある設定アイコンをタップする
- 「優先ネットワークの種類」をタップする
- 「5G(推奨)」を選択する
Androidの場合、機種によって表記が異なる場合があります。上記とまったく同じ文言が見当たらない場合には、似た名前のものがないか探してみてください。
楽天モバイルの5Gが繋がらない場合のおすすめ乗り換え先
楽天モバイルの5Gが繋がらない場合におすすめの乗り換え先は、次の3つです。
- ahamo
- povo
- LINEMO
各ブランドの特徴を詳しく紹介します。
1.ahamo
出典:ahamoahamoは、ドコモが提供している格安料金プランです。
月額2,970円(税込)で月30GBまでデータ通信を利用可能。さらに、大盛りオプションを利用すれば月額4,950円(税込)で100GBまでデータ通信を利用できます。
ahamoの料金プランは、次の通りです。
料金プラン | 容量 | 料金 (税込) |
---|---|---|
基本プラン | 30GB | 2,970円 |
基本プラン+ 大盛りオプション | 110GB | 4,950円 |
大容量のデータ通信を利用したくて楽天モバイルを利用していた人には、特におすすめのブランドです。
さらに、ahamoでは国内通話5分無料が標準で利用できます。
特に設定や申し込みをしなくても、5分以内であれば国内通話の料金はかかりません。短時間の通話が多い人には魅力の大きいブランドだといえるでしょう。
2.povo
出典:povopovoは、必要に応じてデータ通信量のトッピングを購入するスタイルが特徴的なブランドです。
povoの料金プランは、次の通りです。
容量 | 利用可能期間 | 価格 (税込) | 約1ヵ月間 あたりの料金 |
---|---|---|---|
基本料金 | - | 0円 | - |
1GB | 7日 | 390円 | - |
180日 | 1,260円 | - | |
3GB | 30日 | 990円 | - |
20GB | 30日 | 2,700円 | - |
60GB | 90日 | 6,490円 | 20GB/約2,164円 ※30日間あたり |
150GB | 180日 | 12,980円 | 25GB/約2,164円 ※30日間あたり |
300GB | 90日 | 9,834円 | 100GB/3,278円 ※30日間あたり |
データ使い放題 | 1日 (24時間) | 330円 | - |
必要な量だけデータ通信量を購入するため、データ通信の使用量に波がある人でも利用しやすいでしょう。
契約期間の縛りがなく、クレジットカードがなくても契約できる点も魅力です。
3.LINEMO
出典:LINEMOLINEMOは、LINEをギガフリーで利用できるのが特徴のブランドです。
テキストメッセージだけでなく、音声通話やビデオ通話も無料で利用できるため、LINEの使用量が多い人であればお得に利用できるでしょう。
LINEMOの料金プランは、次の通りです。
(税込) | LINEMO ベストプラン | LINEMO ベストプランV | ||
---|---|---|---|---|
データ容量 | 3GB | 10GB | 20GB | 30GB |
月額料金 | 990円 | 2,090円 | 2,970円 | 3,960円 |
制限時速度 | 10GB超~15GB→300kbps 15GB超→128kbps | 30GB超~45GB→1Mbps 45GB超→128kbps |
LINEを利用することで、できるだけ電話を使わず料金を節約したい人にも適しています。
楽天モバイルの5Gに関するQ&A
楽天モバイルの5Gに関するよくある質問を集めました。気になる項目があればチェックしてみてください。
Q.楽天モバイルの5G対応エリアは狭い?
楽天モバイルの5G対応エリアは、順次拡大中ではあるものの大手キャリアに比べると狭いのが現状です。
5G対応エリアが広いブランドを選びたいのであれば、大手キャリアやその格安プランなどを選ぶと良いでしょう。
ちなみに、5Gには、6GHz未満のsub6と28G帯のミリ波という2つの周波数帯があります。
周波数が高くなるとより高速な通信が可能な一方で、電波が遠くまで届きにくくなります。
楽天モバイルでは、2つの電波をバランス良く配置しながらエリアの拡大を目指しているのです。
Q.楽天モバイルの5G対応エリアは全国展開されるのはいつ?
楽天モバイルは5G対応エリアを順次拡大していますが、2024年7月現在、全国展開についての予定は発表されていません。
今後発表される可能性もあるため、気になる方はこまめに関連ニュースをチェックしておくと良いでしょう。
Q.楽天モバイルの5G対応エリアの地図はどこで見られる?
出典:楽天モバイル
楽天モバイルの5G対応エリアの地図は、公式サイトで閲覧できます。
楽天モバイルの公式サイトにアクセスし、メニューの「通信エリア・店舗」から「スマートフォン」の項目を選んでください。
Q.楽天モバイルの5G対応エリアで4Gになるのはなぜ?
楽天モバイルの5G対応エリアであっても、電波状況によって4Gになる場合があります。
また、設定によって4Gが優先される場合もあるため、端末の設定も確認してみてください。
Q.楽天モバイルは田舎でも5Gが繋がる?
楽天モバイルの5Gエリアは順次拡大していますが、2024年7月現在は利用できるのは主要都市の周辺です。
都市部から離れてしまうと、5Gは利用できないと考えた方が良いでしょう。
楽天モバイルの5Gまとめ
この記事のまとめ
- 5Gが繋がらない場合には対応エリアや端末の設定を確認
- モバイルデータ通信のオン・オフ切り替えで繋がることも
- エリアの境目では4Gに繋がる可能性もある
楽天モバイルの5Gに繋がらない場合には、まず現在いる場所が対応エリアかどうか確認してみましょう。
また、端末の設定によって4Gが優先されている場合もあるため確認してください。
端末が電波をうまくつかめていない時には、モバイルデータ通信のオン・オフ切り替えや機内モードのオン・オフ切り替えで繋がる可能性もあります。
また、エリアの境目では4Gに繋がる可能性があることも覚えておくと良いでしょう。
楽天モバイルの5Gが繋がらない時には、この記事を参考に対処してみてください。