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Wi-Fi Direct(ダイレクト)とは?使い方・接続方法・対応機器とメリット紹介

更新日:2020.03.23

無線LANを介さずにパソコンやスマートフォンとプリンターやテレビなどの機器同士を接続できる「Wi-Fi Direct」について解説します。Wi-Fi Directの概要からできること、Bluetoothとの違い、設定方法などについて取り上げているのでぜひ参考にしてみてください。

Wi-Fiはインターネットを利用する際に使用するものですが、これと似たものにWi-Fi Directと呼ばれるものがあります。

この記事では、Wi-Fi Directについてその概要から、どのようなことができるのか、さらに設定方法などについて解説します。

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Wi-Fi Direct(ダイレクト)とは?


Wi-Fi Directがどのようなものなのか、その概要から確認していきましょう。

Wi-Fi ダイレクトとは

Wi-Fiダイレクトは無線LANを活用した通信方式の1つです。Wi-Fi Alliance(ワイファイ アライアンス)という業界団体によって定められ、2010年10月から認証プログラムが開始されています。

Wi-Fiダイレクトを利用することで無線LANを介することなく、パソコンやスマートフォンなど端末を無線でダイレクトにつなぐことができます。つまり、親機を介さずに子機同士で直接通信できるということです。

Wi-Fiダイレクトは、スマートフォンやパソコンといった機器のほか、テレビやプリンター、デジカメなども対応しています。ただし、Wi-Fiダイレクトには一目見ただけで「これはWi-Fiダイレクト対応商品だ」とわかるようなロゴが用意されていません。

そのため、Wi-Fiダイレクト対応のテレビやプリンターが欲しい時はメーカーや販売店の担当者に確認するようにしましょう。

Wi-Fiダイレクトでできること

Wi-Fiダイレクトを利用すると、無線LANを介さずに機器同士を直接通信することができます。

例えば、Wi-Fiダイレクトに対応したプリンターとパソコンがあった場合、プリンターとパソコンを無線で直接つなげると写真などを印刷できます。これまでだとプリンターをパソコンとケーブルでつなぐ、もしくは無線LAN経由でつなぎ写真や画像などを印刷していましたが、その必要がなくなります。

ほかにも、スマートフォンやタブレット端末に保存している動画をWi-Fiダイレクトでテレビにつなげば、その動画をテレビで見ることもできます。

このようにWi-Fiダイレクトなら、インターネット環境の有無に左右されずに機器同士の通信ができ、データの送受信などが行えるのです。Wi-Fiダイレクトは1対多数でも1対1でも接続可能で、接続も簡単に行えます。

ただし、Wi-Fiダイレクトでインターネット接続はできません。名称に「Wi-Fi」とついていることからインターネット接続をイメージするかもしれませんが、Wi-Fiダイレクトはあくまでも機器同士を繋いでデータの送受信を行うための機能なので注意してください。

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Wi-FiやBluetoothとの違い

Wi-Fiダイレクトのように機器同士をつなぐ規格にBluetoothがあります。このBluetoothとWi-Fiダイレクトは一見すると同じように見えますが、いくつかの点で違いがあります。

例えば、Bluetoothを使用する場合、接続する機器同士がどちらもBluetooth対応の機器でなければいけません。しかし、Wi-Fiダイレクトは片方の機器がWi-Fiダイレクトはに対応していれば使用できます

また、通信規格も両者では異なります。Wi-Fiダイレクトの場合「IEEE802.11」と呼ばれる規格を使用しており、これはWi-Fiと同じものです。

Wi-Fiダイレクトの場合、中距離から長距離間での通信が行え、50~100mくらいまでは通信可能です。さらに通信速度の速さも特徴で、大容量の通信であっても十分に対応可能です。

一方のBluetoothの場合、「IEEE 802.15.1」と呼ばれる規格を使用しています。BluetoothはWi-Fiダイレクトに比べると通信距離が短く、だいたい10m程度の通信が可能です。

スマートフォンをBluetoothイヤホンと接続したり、タブレットとペンを接続したりするなど近距離間での通信に使用します。また、データ通信も小容量のものを想定しているため、Wi-Fiダイレクトのような大容量通信を行うのは難しいと言えます。

Wi-Fi ダイレクトの使い方・設定方法

実際にWi-Fiダイレクトの設定方法や使い方などについて解説します。iPhone、Android、Windows、Macと各デバイスごとの設定方法を取り上げているので参考にしてみてください。

iPhoneの設定方法

iPhoneでの設定

  1. Wi-Fiダイレクトに対応している機器でSSIDおよびパスワード(暗号キー)を表示させる
  2. iPhoneの「設定」を開き「Wi-Fi」からSSIDを表示させ、当該SSIDを選択する
  3. SSIDを選択するとパスワードの入力を求められるのでパスワードを入力する
  4. 「接続」を選択し接続完了

普段Wi-Fiを利用している人であれば、基本的な使い方は同じだと理解できるはずです。事前にWi-FiダイレクトのSSIDとパスワードの確認だけ忘れないようにしましょう。

Androidの設定方法

Androidでの設定

  1. Wi-Fiダイレクトに対応している機器でSSIDおよびパスワード(暗号キー)を表示させる
  2. Androidの「設定」を開き「接続」→「Wi-Fi」からSSIDを表示させ、当該SSIDを選択する
  3. SSIDを選択するとパスワードの入力を求められるのでパスワードを入力する
  4. 「接続」を選択し接続完了

基本的にはiPhoneと手順は同じです。こちらも特に難しくはないので安心してください。

Windowsの設定方法

Windowsのパソコンでの設定

  1. Wi-Fiダイレクトに対応している機器でSSIDおよびパスワード(暗号キー)を表示させる
  2. タスクバーからSSIDの一覧を表示し、当該機器のSSIDを選択する
  3. SSIDを選択するとパスワードの入力を求められるのでパスワードを入力する
  4. 「次へ」を選択し接続完了

パソコンの場合も、スマートフォンと同じで設定自体はとても簡単に行えます。

Macの設定方法

Macのパソコンでの設定

  1. Wi-Fiダイレクトに対応している機器でSSIDおよびパスワード(暗号キー)を表示させる
  2. Appleメニューから「システム環境設定」を開き「ネットワーク」を選択
  3. ネットワーク名のリストの中から当該機器のSSIDを選択する
  4. SSIDを選択するとパスワードの入力を求められるのでパスワードを入力する
  5. 「接続」を選択し接続完了

以上がWi-Fiダイレクトの接続方法です。実際に接続する際の参考にしてください。

Wi-Fi ダイレクトのメリット

Wi-Fiダイレクトにはいくつかのメリットがあります。続いては具体的なメリットについて解説します。

Wi-Fiルーターなしで使える

Wi-Fiダイレクトは無線LANなどを介さずに機器同士を直接つなぐことができるのが特徴です。そのため、Wi-Fiルーターのようなアクセスポイントとなる機器がなくても使用できます。

Wi-Fiルーターを購入しなくていいので、出費も抑えられます。

接続が簡単でありながらセキュリティ面も安心

Wi-Fiダイレクトは、Wi-Fiに接続するのと同じようにとても簡単に接続できます。事前に準備しなければいけないものはなく、初めて接続するという人でもあっという間にできるでしょう。

一度接続すれば、二度目以降は自動的に接続される機器が多いため、ちょっとした手間がかかるのは最初だけです。また、接続にはパスワードが必要となるため、セキュリティ面でも安心して利用できるのも大きなポイントだと言えます。

通信速度が速い

Wi-Fiダイレクトは「IEEE802.11」という規格を使用しており、通信速度が速いのが特徴です。そのため、写真や動画といった比較的容量の大きなデータも容易に扱えます

Wi-Fi ダイレクトのデメリット

Wi-Fiダイレクトにはメリットがある一方で、少なからずデメリットも存在します。続いては、Wi-Fiダイレクトのデメリットについて解説します。

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インターネット接続には対応していない

Wi-Fiダイレクトはあくまでも機器と機器をつなぎ、写真や動画といったデータのやり取りを行うためのものです。

Wi-Fiダイレクトに接続したからといってインターネットに接続できるわけではないので注意してください。インターネットに接続する場合は、Wi-Fiやスマートフォンなどのデザリングが必要です。

すでにWi-Fiルーターで機器を繋いでいるなら不要

Wi-Fiダイレクトは、Wi-Fiルーターを持っていなくても機器同士を接続できるのが大きな強みの1つです。しかし、すでに使用している機器をWi-Fiルーターを介して接続しているのであれば、特にWi-Fiダイレクトを使用する必要はありません。

Wi-Fiダイレクトを使用するのは、テレビやプリンターなど屋内、つまりWi-Fiルーターがあることの多い環境下なので機能があっても使わない可能性も十分にあり得るでしょう。

Wi-Fiダイレクト使用中はWi-Fiに接続できない

Wi-Fiダイレクトを使用している最中にWi-Fiに接続はできません。そのため、インターネットに接続しながらWi-Fiダイレクトを使用するといった使い方はできないので注意してください。

まとめ

今回はWi-Fiダイレクトの概要から具体的にできること、さらには接続方法などについて解説しました。Wi-Fiダイレクトならルーターなどの機器を介さずに機器同士が接続できるので、データの送受信がとても簡単に行えます。

一方でインターネット接続ができるわけではないので、その点には注意してください。

WiFiダイレクトの活用方法を他にも知りたい方はこちらを参考にしてください。

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