【ワイモバイル】iPhoneを使う方法|APN設定手順を解説!持ち込み端末は使える?セット購入価格や注意点

月々の携帯料金は抑えたいけれど、通信の質は落としたくないという方におすすめなのがワイモバイルです。ワイモバイルでiPhoneを使う際のメリットをご紹介しています。また気になる料金プランや契約の流れなども徹底解説します。
この記事の目次
ワイモバイルは高品質な通信回線を利用できることから、大手キャリアからの乗り換え先の一つとして注目されています。
また、ワイモバイルを使ってみたいけれど、iPhone端末でも利用できるのか、知りたい人も多いのではないでしょうか。
とくに、大手キャリアから初めて乗り換えを考えている人は、不安に感じるかもしれませんよね。
そこで今回は、ワイモバイルでiPhoneを使用するための契約方法や料金プラン、申し込み方法および注意点などについて詳しく解説していきます。
▼SIMチェンジではおすすめの格安スマホ・格安SIMを比較しご紹介しています。ぜひご一読ください。
ワイモバイルで新型iPhoneを使用する方法
新型iPhoneをワイモバイルで使用する方法として、iPhone端末をお店で購入して持ち込むか、ワイモバイル店舗でSIMとセットで購入する方法があります。
また、他のキャリアからiPhoneを使って乗り換えることもできますが、いくつかの注意点がありますので詳しく解説します。
- SIMとセットで購入する
- 他のキャリアから乗換える
- iPhoneを持参してSIMのみ契約する
ワイモバイルで新型iPhoneをセット契約で機種変更する
ワイモバイルでは、2020年4月に発売されたiPhone SE(第2世代)を取り扱っています。
新型iPhone SE(第2世代)のスペックは、以下の表の通りです。
CPU | Apple A13 Bionic |
---|---|
メモリ | 3GB |
iOS | iOS 13 |
ストレージ | 64GB 128GB |
カメラ | 1,200万画素 |
バッテリー | 1,821mAh |
ディスプレイ | 4.7インチ |
サイズ | 138.4 x 67.3 x 7.3mm |
重さ | 148g |
カラー | ホワイト ブラック (PRODUCT)RED |
新型iPhoneの価格と月額料金
ワイモバイルでiPhone SE(第2世代)を購入する場合の価格は、以下の表の通りです。価格は契約するプランによって異なります。
※以下の価格はすべて一括購入の価格です。
容量 | 契約プラン | 新規契約 | 乗り換え | 機種変更 |
---|---|---|---|---|
32GB | プランS | 43,200円 | 43,200円 | 50,400円 |
プランM | 39,600円 | 39,600円 | 50,400円 | |
プランR | 39,600円 | 39,600円 | 50,400円 | |
128GB | プランS | 入荷未定 | 入荷未定 | 入荷未定 |
プランM | 入荷未定 | 入荷未定 | 入荷未定 | |
プランR | 入荷未定 | 入荷未定 | 入荷未定 |
次は、64GBのiPhone SE(第2世代)を36回払いで新規購入し、プランSを契約した場合の月額料金の明細です。
月額料金 | ||
---|---|---|
機種代金 | 賦払金(36回払い) | 1,200円/月 |
料金プラン | スマホベーシックプランS | 2,948円/月 |
オプション | データ増量オプション | 月額無料 |
割引 | 新規割(翌月から) | -770円/月 |
合計 | 3,378円/月 |
セット購入の流れ
出典:ワイモバイル
ワイモバイルで新型iPhoneをセット購入する際の手続きの流れを簡単に解説します。ここではオンラインストアで手続きする方法を紹介します。
申し込みの際にはあらかじめ、クレジットカードと本人確認書類、乗り換えの場合はMNP予約番号を用意する必要があります。
準備ができたら次の手順で手続きを進めていきます。
- ワイモバイルのオンラインストアにアクセス
- iPhone7の製品ページを開く
- 端末の容量とカラーを選択
- 契約方法・料金プラン・支払い方法・オプションを選択
- 下取り等の割引が適用できる場合はチェック
- 選択内容を確認
- 「ご購入手続きへ」をクリック
- 「お手続きへ進む」をクリック
- 本人確認書類をアップロード
- 契約者情報を入力
- ネットワーク暗証番号を設定
- クレジットカード情報を入力
- 「入力内容確認へ」をクリック
- 「重要説明条項へ」をクリック
- 契約書類を確認してチェック
- 「申し込み」をクリック
これで手続きは完了です。手続きの際には料金をシミュレーションしながら購入できるので、支払額がわかりやすく安心です。
SIMフリーの新型iPhoneを持ち込んで契約する
2つ目の方法がSIMフリーのiPhoneを自分で用意して、ワイモバイルではSIMカードだけを契約する方法です。
SIMフリースマホとは、簡単に言えば好きな携帯会社のSIMカードを挿入して使用できるスマホのことです。
ワイモバイルに新しいiPhoneを持ち込んで使いたい場合は、このSIMフリーの状態で販売されているiPhoneを用意する必要があります。
契約の際に必要なもの
この方法で契約する場合は次の3つを用意する必要があります。
- 他社で購入したSIMフリーのiPhone
- 本人名義のクレジットカード
- 本人確認書類
- 印鑑(店頭で手続きする場合)
SIMフリーiPhoneを購入できる場所
SIMフリーのiPhoneは次の場所で購入可能です。
- Apple Storeの店舗とオンラインストア
- スマホの中古販売店
- Amazonなどの通販
- オークションサイト
現在Apple Storeで購入できるiPhoneは全てSIMフリーの端末です。
また、中古端末を購入したい場合はイオシスがおすすめです。イオシスはスマホの買取と販売で人気の店舗で、年間の販売実績は約26万件を誇ります。
中古の商品は厳密にチェックされ、新品から中古品まで5段階で評価されており、品質やサービスの点で信頼性の高い販売店です。
また、実店舗販売だけでなくネット通販も行っており、通販の場合でも条件を満たせば翌日から受け取りが可能です。
中古で品質の良いiPhoneを購入したいという方はぜひチェックしてください。
SIMフリーiPhoneをワイモバイルで使用する流れ
まずSIMフリーのiPhoneを自分で用意し、ワイモバイルでSIMカードだけを購入する流れになります。SIMカードは、ワイモバイルの店舗かオンラインストアで購入可能です。
店舗で購入する場合は、その場でスタッフが設定までしてくれます。しかし、オンラインストアで購入する場合は自分で設定をして使用できるようにする必要があります。
ここからは、SIMカードを購入した後に自分で初期設定を行う方法と流れを解説していきます。
iPhoneにSIMカードを挿入
ワイモバイルのSIMカードをiPhoneに装着していきます。
- SIMカードを取り外す
- SIMピンなどを使ってiPhoneのSIMスロットを引き出す
- SIMカードをSIMスロットに装着
- SIMスロットをiPhoneに装着
以上でSIMカードの装着は完了です。
SIMカードをSIMスロットに装着する際、向きを間違えてしまうと本体に挿入する際にSIMスロットを破損してしまう恐れがあります。
装着の際は、SIMカードの欠けている部分をSIMスロットの同じ形の部分に合わせて装着するように注意してください。
SIMフリー端末を使用する際の注意点
SIMフリー端末をワイモバイルで使用する場合は、次の3点に注意してiPhoneを購入してください。
セット割などが適用されない
ワイモバイルや他のキャリアでiPhoneを購入する場合は端末代金が割引されていますが、自分で購入する場合はこうしたキャリアの割引が適用されません。
購入する店舗によってはかなり端末代が高くなることがあるので、お得に購入したい方は価格を比較して選ぶようにしましょう。
また、店舗によっては分割払いの利息がつくこともあるので注意が必要です。
技適マークがついているものを使う
購入する端末に技適マークが付いていることを必ず確認しましょう。技適マークとは日本で使用が認められているという証で、付いてない端末は日本で使用できません。
日本で技適マークが付いていない端末を使用して通信した場合、電波法違反と見なされ、年以下の懲役または100万円以下の罰金の刑罰を受ける可能性もあるので注意してください。
中古の場合は残債に注意
分割払いの支払いが終わる前に売り出された中古のiPhoneを購入した場合、使えないケースがあります。残債が残った状態で放置しているとキャリアによってスマホとしての機能を停止させられてしまうためです。
残債のあるiPhoneを購入しないために、購入時には出品者や店舗による商品説明をよく確認するようにしましょう。「一括購入」、「残債無し」、「ネットワーク判定◯」などの表記がある商品を中心に検討するのがおすすめです。
現在使用しているiPhoneをSIMロック解除して使う
3つ目の方法は現在使用しているiPhoneのSIMロックを解除し、ワイモバイルのSIMカードを装着して使用する方法です。
ここではSIMロック解除の条件と方法を中心に解説します。
各キャリアのSIMロック解除の受付条件
SIMロックを解除するためには、各キャリアが決めた次の受付条件を満たす必要があります。
ドコモの場合
ドコモで購入したiPhoneの場合、SIMロック解除をするには次の受付条件を満たす必要があります。
- ネットワーク利用制限、おまかせロックなどの各種ロックがかかっていないこと
- 購入日から100日経過した機種であること
なお、次の条件に当てはまる場合、端末を購入してから100日以内でもSIMロック解除できる場合があります。
- 過去にSIMロック解除を行い、その受付から100日経過している
- 端末を一括払いで購入もしくは、分割払いで精算している
- ドコモの携帯料金をクレジットカードで支払っている
auの場合
auで購入したiPhoneの場合、購入日から100日経過している機種であれば原則、SIMロック解除が可能です。
また、例外として次の条件に当てはまる場合は端末を購入してから100日以内でもSIMロック解除できる場合があります。
- 過去にSIMロック解除を行い、その受付から100日経過している
- 端末を一括払いで購入もしくは、分割払いで精算している
- 端末料金の残債があるときに割賦代金2カ月分を預り金として支払った
ソフトバンクの場合
ソフトバンクで購入したiPhoneの場合も、購入日から100日経過している機種であれば原則、SIMロック解除が可能です。
また、例外として次の条件に当てはまる場合は端末を購入してから100日以内でもSIMロック解除できる場合があります。
- 過去に他の端末でSIMロック解除の実績がある
- 端末を一括払いで購入もしくは、分割払いで精算している
- ソフトバンクの販売店からクレジットカード払いで端末を購入している
SIMロック解除の方法と流れ
SIMロック解除の方法と流れを解説します。
SIMロック解除の手続きは次の3つの方法のいずれかで行います。
- 各キャリアの店舗で手続きする
- 電話で申し込む
- キャリアのWebサイトで手続きする
店舗と電話での手続きの場合は、手数料が3,000円かかります。キャリアのWebサイトで手続きをする場合は費用がかからないので、Web上での手続きがおすすめです。
ここではWeb上での手続き方法を紹介します。各キャリアで解除の手続きの流れはほとんど同じなので、ここではソフトバンクを例に解説していきます。
- ウェブサイトでSIMロック解除の対応機種であることを確認
- IMEI番号を調べてメモを取る
- My Softbankを開く
- 「契約の確認・変更」のページの関連メニューから「SIMロック解除手続き」のページにアクセス
- 指示通りにIMEI番号を入力
- iPhoneの機種の詳細が表示される
- 間違いがなければ「解除手続きする」をクリック
これで手続きは完了です。手順通りに操作してもうまくできない場合は、IMEI番号の入力にミスがある可能性があります。
また、そうでない場合はSIMロック解除ができる期間でない可能性があるので、確認してみましょう。
これ以降のワイモバイルでの手続きや設定の手順は、SIMフリー端末を使用する場合と同じなので、そちらを確認してください。
ワイモバイルの料金プラン
iPhoneを利用してワイモバイルに加入する場合、どのような料金プランがあるのかを紹介します。
また、ワイモバイルでiPhone端末を購入すると、毎月どれくらいの料金がかかるのか、オプションで加入できるサービスや、新規割引期間の注意事項についても詳しく解説します。
基本となる料金プランは3つ
ワイモバイルの基本料金プランには、3GBのスマホプランS・9GBのスマホプランM・14GBのスマホプランRの3種類があります。
また、上記以外のプランとしてスマホプランL(14GB/月額5,680円)がありますが、2019年9月以降より新規の受付は終了しています。
次に、それぞれの料金プランについてまとめました。
プラン名 | スマホプランS(3GB) | スマホプランM(9GB) | スマホプランR(14GB) |
---|---|---|---|
基本使用料(月額) | 2,680円 | 3,680円 | 4,680円 |
新規割(6ヶ月) | 1,980円 | 2,980円 | 3,980円 |
おうち割光セットもしくは家族割サービス適用 | 1,480円 | 2,480円 | 3,480円 |
どのプランを選択しても、ワイモバイルでは新規加入の翌月から6ヶ月間、月額基本使用料が700円割引となります。
このほか、自宅のインターネットとワイモバイルがセットで加入できる「おうち割」や、家族で加入する「家族割」を利用すると、さらに500円割引になります。
手続きには家族書類確認が必要です。
ワイモバイルはどこで申し込めるのか
ワイモバイルは全国に約4,000店舗あります。インターネットで検索すれば、最寄りのワイモバイルショップがすぐに見つかるでしょう。
また、店舗に出かける時間がない場合や、店頭でスタッフと会話するのが苦手だという人はオンラインストアから申し込むことも可能です。
ワイモバイルショップや取扱店で申し込む
店舗に行ってスタッフの説明を聞きながら、機種やプランをじっくり選びたいという人は、ワイモバイルショップや取扱店を利用しましょう。
まずは店舗検索で、お住まいの近くのショップに来店予約をすれば、手続きがスムーズです。
来店予約をしない場合、状況によっては長時間待つことになるかもしれません。
土日や祝日または夕方17時以降は混雑が予想されるので、できれば避けたほうがよいでしょう。
オンラインストアから申し込む
仕事などの都合で店舗からの申し込みが難しいのであれば、オンラインストアを利用して申し込むのがおすすめです。
ここでは、オンラインストアを利用した場合のメリットやデメリットについて詳しく解説します。
オンラインストアはメリットがいっぱい
- 事務手数料が0円
- 24時間申込が可能
- オンラインストア限定のキャンペーンを開催
店舗に行って契約した場合、事務手数料として3,000円がかかりますが、オンラインストアなら事務手数料がかかりません。
店舗契約では予約をせずに申し込んだ場合、長時間待たされることがありますが、オンラインストアは24時間いつでも申し込みが可能で、しかも送料が無料です。
また、一部の店舗では加入特典としてオプションを勧められることもありますが、オンラインストアでは自ら判断して契約したり購入したりするので、余計なオプションを付けられずに済みます。
このほか、オンラインストア限定のキャンペーンとして、タイムセールが開催されていることもあります。
期間中は割引やポイント還元などの特典があるので、オンラインから申し込みの際はチェックしておきましょう。
デメリットは支払い方法とタイムラグ程度
オンラインストアでは支払い方法がクレジットカードのみとなっているため、口座振替を希望する場合は、店頭で申し込む必要があります。
また、スマホを注文すると当日中に発送されますが、最短でも翌日到着となってしまうため、若干のタイムラグが生じることから「その日のうちに受け取りたい」という人にはおすすめできません。
もしも、当日受け取りを希望するのであれば、オンラインストアではなく店舗で購入したほうがよいでしょう。
ワイモバイルの契約で必要なもの
ワイモバイルで契約する際、必要書類を準備しておきましょう。まずは契約の際に必要なものについて、以下にまとめました。
- 運転免許証や保険証など、本人確認ができる書類
- 本人名義のクレジットカードまたはキャッシュカード
- 印鑑
- 事務手数料
- 他社からの乗り換えの場合、MNP予約番号
- 利用中のスマホ端末など
事務手数料には契約・機種・電話番号変更手数料などがあります。また、店舗によっては頭金として現金が必要になることもあるので、契約前に準備しておいたほうがよいでしょう。
乗り換えではMNP予約番号が必要となる
MNP予約番号とは、携帯電話ポータビリティと呼ばれる「10ケタの番号」のことで、乗り換えをするときには必要です。
そのため、他社からワイモバイルに乗り換える際には、MNP予約番号を発行してもらわなければなりません。
MNP予約番号を取得するには手数料がかかるほか、取得日を含めて15日間という有効期間があります。有効期限が過ぎると取得したMNP予約番号は無効になりますが、再発行の手数料はかかりません。
オンラインストアはクレジットカードが必須
オンラインストアで新規登録や乗り換え、機種変更などの契約を行った場合、支払い方法はクレジットカードのみとなっています。
また、口座振替による引き落としやデビットカードも利用できません。ただし、契約者本人とクレジットカードの名義が同じである必要はないので、家族名義のクレジットカードで支払うことは可能です。
もしも、クレジットカードを用意できなかったり、利用するのに抵抗があったりする場合は、店頭での契約を考えておくとよいでしょう。
端末を持ち込んで契約するときの確認事項
- 持ち込みの端末はSIMロック解除が必要
- 契約後はAPNの設定が必要
iPhone端末をワイモバイルに持ち込んで契約する場合、SIMロック解除やAPNの設定を行う必要がありますので詳しく解説します。
また、SIMロック解除を行う際の注意点や、APNの設定方法についても合わせて見ていきましょう。
持ち込みの端末はSIMロック解除が必要
他のキャリアで利用していたiPhone端末をワイモバイルで使用する場合、SIMロック解除を行う必要があります。
契約しているキャリアによって、SIMロック解除の手続き方法は異なりますので、各キャリアのホームページから確認してみましょう。
SIMロック解除とは
SIMロック解除とは自分が持っているスマホを、格安SIMで使えるようにするために、制限を解除する作業のことです。
Appleストアで購入したiPhone端末などは、SIMロックが解除された状態「SIMフリー」で販売されているため、自分で通信事業者を自由に選ぶことが可能です。
しかし、大手キャリアで購入したスマホ端末は、すべてSIMロックされているため、他のキャリアや格安SIMに乗り換える場合はSIM解除をしなければなりません。
また、SIMロックが解除されていないスマホ端末では、他の通信事業者とは原則契約できないので、各キャリアからSIMロック解除の手続きを行う必要があります。
SIMロック解除はインターネットか店舗で行えますが、店舗の場合は手数料がかかりますので、無料で解除できるインターネットを利用して手続きを行いましょう。
解除方法は各キャリアで確認しよう
ワイモバイルで契約する際に、自分で用意したiPhone端末がSIMロックされている状態なら、先に解除を行う必要があります。
まず、各キャリアのホームページから、SIMロック解除の手続き方法について確認しましょう。もしも、自分でSIMロック解除を行う場合は「IMEI番号」という端末の識別番号が必要です。
iPhone端末でIMEI番号を調べるには、まず設定アプリをタップして「一般」を選択します。次に、一般設定画面から「情報」をタップすればIMEI番号が確認できます。
また、SIMロック解除は契約満了月でなければ違約金が発生したり、手数料が発生する可能性があります。
契約後はAPNの設定が必要
ワイモバイルにiPhone端末を持ち込み、無事契約が完了したら、通信サービスを利用するためにはAPNの設定を行う必要があります。
ここでは、APNの設定の意味や設定方法について詳しく解説していきます。
APNの設定とは
APNの設定とは「アクセスポイントネーム」の略で、契約したプロバイダのサーバーとつなぐために必要な設定です。
ワイモバイルへの乗り換えや他社からの持ち込みによるiPhone端末は、APNの設定を行わなければ通信サービスが利用できません。
そのため、ワイモバイルで契約手続きが完了したら、まずはAPNの設定を行いましょう。
APNの設定方法
iPhone端末のAPNの設定を行うには、ワイモバイル公式ページにアクセスします。
ワイモバイル公式ページにアクセスしたら、構成プロファイルをインストールしましょう。続いてパスコードを求められたら、画面に従いパスコードを入力します。
次にインストールをタップし、完了ボタンを押してください。最後にWiFiをオフにして、表示が「4G」に切り替わっていれば、APNの設定を正常に完了したことが確認できます。
iPhoneはワイモバイルがお得?他社と料金を比較
ワイモバイル以外にも様々な格安キャリアがありますが、他の格安キャリアと端末料金を比較した場合、どのような違いがあるのか見ていきましょう。
4社料金比較
ここでは、ワイモバイルで取り扱いのあるiPhone端末のうち、iPhone SE(第2世代)の64GBを購入した場合の端末代や、24回払いの分割金はいくらになるのか調べてみました。
各社でのiPhone SE(第2世代)の販売価格は以下の表の通りです。
UQモバイル | BIGLOBEモバイル | OCNモバイルONE | ||
---|---|---|---|---|
端末代 | 43,200円 | 35,640円 | 46,200円 | ー |
端末代の分割金(24回払い) | 1,800円 | 1,485円 | 1,925円 | ー |
分割支払金割引 | 14,400円 | ー | 14,500円 | ー |
ワイモバイルは他の格安SIMと比較しても、端末料金や毎月の分割払いが安いほうなので、購入を視野に入れてみてもよいかもしれません。
ただし、格安SIMの月額料金は利用するプランによって異なりますので、各社のホームページまたは電話から問い合わせましょう。
ワイモバイルは他と比べてどのような特徴がある?
大手キャリアや格安SIMと比べて、ワイモバイルは通信品質のよさや、テザリングを無料で使えるなど様々な特徴があります。
タイトル
- 通信品質がよい
- デザリングが無料
- 国内通話が10分以内は無料
- キャリアメールが使用可能
通信品質がよい
格安SIMの料金が安い理由は、大手キャリアの回線を借りてサービスを提供していることがあげられます。
そのため、大手キャリアに比べてデータ通信の速度が遅かったりする可能性もあります。
これに対し、ワイモバイルは他の格安SIMとは異なり、自社回線としてソフトバンクの高品質な回線をそのまま使っているため、混雑時でもデータ通信速度が比較的安定しています。
また、大手3キャリアを含めたスマホ満足度調査(サービス産業生産性協議会JCSI調査)では、2017年~2019年の3年連続でワイモバイルが顧客満足度1位を獲得しました。
しかも、安定した通信サービスに加え、大手キャリアよりも月額料金が安くなることを考慮すると、人気があるのも納得です。
テザリングが無料
テザリングを利用すれば、WiFi対応のパソコンやゲーム機器をインターネットに接続が可能です。
しかも、ワイモバイルならテザリングの利用料金がかかりません。
また、外出先では無料WiFiスポットを利用すれば、パソコンからインターネットに接続できますが、時間帯によっては回線が混雑して通信が繋がりにくいことがあります。
この場合、テザリング機能を使えば通信速度が速い「LTE回線」を経由するので、快適にインターネットを楽しめるでしょう。
もしも、カフェなどで「インターネットが繋がりにくいな」と感じたら、一度テザリングを試してみましょう。
テザリングの使用方法
テザリングに対応しているiPhone端末は、次のようになります。
- SIMフリーのiPhone・・・iPhone 5s~
- SIMロックを解除したiPhone ・・・iPhone 6s~
WiFiテザリングの方法についてiPhone 7を例にして紹介します。
このほか、BluetoothやUSBを経由してもテザリングが可能です。
国内通話が10分以内は無料
ワイモバイルでは国内の通話料が1回10分以内なら、無料で利用できます。10分を経過した場合、30秒ごとに20円の料金が発生してしまいます。
ただし、10分以上通話する場合は、料金が発生する前に一度電話を切って、再度かけ直せば料金はかかりません。
通話中に時間を気にするのを忘れてしまったり、固定電話や取引先などに連絡したりする機会が多いのであれば、オプションサービスの「スーパーだれとでも定額」への加入がおすすめです。
月額料金1,000円で、完全かけ放題のオプションサービスです。
公式ホームページにログインして、通話料無料の自動音声応答サービスから申し込むことができます。
キャリアメールが使用可能
格安SIMの多くはキャリアメールを使用できませんが、ワイモバイルはソフトバンクのセカンドキャリアとしての位置付けにあることから、キャリアメールの利用が可能です。
キャリアメールとは、ドコモなら「@docomo.ne.jp」、auなら「@au.com/@ezweb.ne.jp」といった、各キャリアが管理しているメールアドレスのことをいいます。
たとえば、ワイモバイルのメールアドレスは「@ymobile.ne.jp」ですが、このほかにもYahooが提供している「@yahoo.ne.jp」も使用できます。
ワイモバイルでiPhoneライフを始めよう
ワイモバイルショップで販売されているiPhone端末は、iPhone 6sとiPhone 7のみですが、アップルストアなどで購入した他のiPhone端末でも、ワイモバイルを利用することは可能です。
また、格安SIMでありながらソフトバンクの回線をそのまま使用することができるので、高品質な通信が大手キャリアと比較しても、格安料金で利用できるのがワイモバイルの特徴です。
もしも、大手キャリアからiPhoneで格安SIMへの乗り換えを検討しているのであれば、他社に比べ通信速度が安定しているワイモバイルを利用して、iPhoneライフを始めましょう。