かけ放題のある格安SIMのおすすめ8選比較|最安値はどこ?

格安SIMのかけ放題は、通話の機会が多い人にとって、スマホ通信費を節約できるサービスです。今回はかけ放題サービスがある格安SIM8つを紹介。選び方やメリット・デメリットも解説するので、格安SIM選びに迷っているならぜひ参考にしてください。
この記事の目次
格安SIMのかけ放題は「毎日短時間でも必ず通話する人」「月に1度でも長電話する機会がある人」におすすめのサービスです。格安SIMに乗り換えてかけ放題サービスを利用すれば、毎月の基本料金と通話料を節約できる可能性があります。
しかし、格安SIMサービスは豊富にあるため、自分にぴったりのサービスを探すのは大変と感じる人も多いでしょう。
そこで今回は、かけ放題サービスを提供しているおすすめの格安SIMを8つ紹介します。
格安SIMのかけ放題を利用するメリット・デメリットや選び方も解説しているので、通話料が高いと感じているなら、ぜひ本記事を参考にしてください。
記事のかんたんまとめ
- 格安SIMのかけ放題には、基本プランに含まれているものと、オプション加入が必要なものがある
- かけ放題には時間制限のあるものと、ないものがある
- 時間制限があるもののほうがオプション料金が安いので、自分のライフスタイルに応じて選べば無駄なく通話料の節約が可能
- 楽天モバイルでは独自の専用電話アプリ「Rakuten Link」が無料で利用でき、時間制限なく通話料が無料
- シニア層には、時間制限なしのかけ放題オプションが永年1,100円割引になる「ワイモバイル」「UQモバイル」がお得
- 格安SIMのかけ放題は、通話料が一定になるので時間を気にせずに通話できるのが大きな魅力。基本料金も安いので、スマホ通信費を抑えられる
- 格安SIMのなかには、専用アプリで発信しないとかけ放題が適用されない場合があるので注意
- 通話品質は、電話用の回線を使用しているため、大きな遅延がなく安定した音質で通話が可能
かけ放題がおすすめ格安SIM5選! | ||
楽天モバイル 公式サイト | ||
ワイモバイル 公式サイト | ||
mineo 公式サイト | ahamo 公式サイト | LINEMO 公式サイト |
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【結論】かけ放題のある格安SIMのおすすめ3選
本記事ではかけ放題のある格安SIMを全部で8つ紹介しますが、なかでも次の3つは特におすすめです。
楽天モバイルは、無料の「Rakuten Link」を利用すれば、固定電話を含む国内通話が無制限で通話料無料です。対象の国と地域からであれば、海外から日本国内へ通話料無料で発信できます。
ahamoは、5分以内の国内通話が回数無制限で無料になるかけ放題が、基本プランに含まれているのが特徴です。5分以内の通話を無料にするためにオプションへ加入する必要がないのは、大きなメリットといえるでしょう。
またmineoでは、10分以内のかけ放題オプションが月額550円(税込)と、最安値級です。5分以内では少し物足りないと感じる人も、mineoの利用が向いているでしょう。
かけ放題がおすすめの格安SIM3選! | ||
楽天モバイル 公式サイト | ahamo 公式サイト | mineo 公式サイト |
シニア向けのおすすめ格安SIM
60歳以上のシニアには、次の格安SIMがおすすめです。
60歳以上のシニア向け格安SIM3選
- ワイモバイル:「スーパーだれとでも定額 (S)」が永年1,100円割引
- UQモバイル:「通話放題」が永年1,100円割引
- OCNモバイルONE:最大12カ月間0.5GB増量
ワイモバイル・UQモバイルは、通話時間・回数無制限のかけ放題プランが、60歳以上限定で永年1,100円割引される特典があります。ワイモバイルなら770円(税込)、UQモバイルなら880円(税込)でかけ放題オプションをつけられるのは、非常にお得です。
OCNモバイルONEでは、60歳以上の人が「500MB/月コース」に申し込んだ場合、申し込みから最大12カ月間、データ容量が0.5GB増量される特典があります。
「500MB/月コース」には最大220円(税込)分の通話料が無料になるサービスが付帯しており、毎月10分間分は無料で通話可能です。通話料がお得になるシニア向け特典はありませんが、データ使用量が少ないシニア層に向いているプランがあるのは、OCNモバイルONEの強みといえるでしょう。
シニア層におすすめの格安SIM3選! | ||
ワイモバイル 公式サイト | UQモバイル 公式サイト | OCN モバイルONE |
格安SIMのかけ放題の種類
格安SIMのかけ放題は、大きく2種類に分けられます。
かけ放題の2種類
- 基本プランに含まれるもの
- オプションで加入できるもの
1.基本プランに含まれるもの
格安SIMのかけ放題サービスのなかには、基本プランに「かけ放題」が含まれているものがあります。
たとえばahamoは、基本プランに「5分以内の国内通話かけ放題」が含まれているので、申込不要・回数無制限で5分以内の通話料が無料です。
勤務先への報告や施設の予約など、5分以内で対応できる通話の機会は意外と多いもの。5分という時間制限があっても追加料金がかからないのは、メリットといえるでしょう。
2.オプションで加入できるもの
基本プランに含まれる「かけ放題」は、ahamoのように時間制限があります。時間無制限で「かけ放題」を利用したい場合には、多くの格安SIMでは有料の「かけ放題オプション」への加入が必要です。
また、基本プランにかけ放題サービスが含まれていない場合も、オプションへの申し込み手続きをする必要があります。
かけ放題オプションは格安SIMによって内容が異なるので、基本料金とオプション料金・サービス内容を考慮して格安SIMを選びましょう。
かけ放題オプション(一例)
- ◯分以内の国内通話料が回数無制限で無料
- 時間制限・回数制限なしで国内通話無料
- 指定の連絡先に限り通話料無料
- 1ヵ月で合計◯分間の通話料無料
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格安SIMのかけ放題のメリット・デメリット
格安SIMのかけ放題には、メリット・デメリットの両面があります。どちらも把握して、自分のライフスタイルに適した格安SIMサービスを選びましょう。
メリット
格安SIMのかけ放題のメリットとしては、次の3つが挙げられます。
格安SIMのかけ放題のメリット
- 通話料を抑えられる
- 通話時間を気にせず通話ができる
- インターネット電話よりも音質がよい
メリット1.通話料を抑えられる
かけ放題のメリットとして、通話料を抑えられる点が挙げられます。多くの格安SIMでは通話料が30秒で22円(税込)なので、通話する機会が多いと通話料がかさみがちです。
たとえば毎月20日程度、帰宅前に家族へ3分の連絡をする場合、1回132円(税込)、月2,640円(税込)の通話料がかかります。
そこでオプション料金が500円程度の「5分以内のかけ放題サービス」に加入すれば、毎月2,000円程度の節約が可能になる計算です。
短時間の通話でも利用する機会が多いなら、かけ放題サービスへ加入しておくと毎月の固定費を抑えられるでしょう。
メリット2.通話時間を気にせず通話ができる
時間・回数無制限のかけ放題を利用すれば、友人や親戚などと話が盛り上がって長電話になってしまっても、通話料を気にする必要がありません。
普段なかなか直接会えない相手や仕事の打ち合わせなど、通話時間を気にせずに話ができるのは、かけ放題ならではのメリットです。
メリット3.インターネット電話よりも音質がよい
LINEやSkypeなどのインターネット通話は、スマホに標準搭載されている電話アプリでの通話より音質が悪い傾向にあります。
特に雑踏のなかにいると、音質の悪さで相手の言葉を聞き取りにくく、支障が出る可能性があるので注意が必要です。LINEやSkypeなどの通話アプリ使用時に聞き取りにくいと感じるなら、格安SIMのかけ放題に加入したほうが相手の声が聞こえやすいでしょう。
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デメリット
メリットが魅力的な格安SIMのかけ放題ですが、デメリットとして次の3つが挙げられます。
格安SIMのかけ放題のデメリット
- 所有端末が使えるか確認する必要がある
- 専用アプリが必要な場合がある
- インターネット回線の速度が遅く感じる場合がある
デメリット1.所有端末が使えるか確認する必要がある
他社から格安SIMに乗り換える際、端末を継続して使いたい場合、端末が動作確認済みかを確認しておきましょう。
端末によっては、音声通話はできてもデータ通信はできないというように、一部機能が制限される場合があるので注意が必要です。
各社の公式ページには「動作確認端末」を検索できるページが設けられています。通信業者を乗り換える前には、必ず所有端末が格安SIMサービスで問題なく使えるか確認しましょう。
デメリット2.専用アプリが必要な場合がある
格安SIMサービスによっては、かけ放題サービスの利用に専用アプリが必要な場合があります。
専用アプリが必要な場合、スマホに標準搭載されている「電話アプリ」で発信した場合にはかけ放題が適用されないので要注意です。
たとえば、標準の電話アプリで着信したものに折り返す場合、そのまま発信すると「かけ放題オプション」に加入していても通話料が発生します。
折り返す場合には、着信番号をコピーして専用アプリにペーストしてから発信しなければならないので、人によっては面倒に感じるかもしれません。
デメリット3.インターネット回線の速度が遅く感じる場合がある
格安SIMに乗り換えると、インターネットへつながりにくいと感じる場合があることを把握しておきましょう。
格安SIMは、ドコモ・au・ソフトバンクの大手キャリアから回線を借りることで、低価格でのサービス提供を可能にしています。格安SIMがキャリアと契約している回線の量には限りがあるため、回線使用者が多くなると通信速度は落ちます。
特に、回線が混雑しやすい通勤・通学時間や昼休み、夜間などの時間帯はつながりにくくなる場合があるので、注意しましょう。
格安SIMのかけ放題は利用すべき?
格安SIMのかけ放題は、全ての人が利用すべきサービスではありません。
ライフスタイルによってかけ放題が不要な場合があるので、利用すべき人・しなくてもよい人の特徴を確認し、利用するか決めましょう。
1.利用すべき人
次の特徴にひとつでも当てはまるなら、格安SIMのかけ放題サービスの利用を検討しましょう。
利用すべき人の特徴
- 数分でもほぼ毎日通話する
- 月に1度でも長電話をする機会がある
- インターネット回線の電話では音声が聞こえにくい
ほぼ毎日、数分でも通話するなら、かけ放題の利用がおすすめです。
帰宅時に必ず家族に連絡する人や、仕事で通話する機会が多い人などは、時間制限がある安い「かけ放題オプション」でも固定費を削減できるでしょう。
月に1度でも長電話する機会がある人も、かけ放題の利用で通話料を節約できる可能性があります。
1分間の通話料は、多くの通信業者で22円(税込)/30秒です。仮に時間・回数無制限のかけ放題オプションの料金が2,000円だった場合、月に46分以上通話するならかけ放題に加入したほうが安くなります。
「月に1回、実家に近況報告をする」「週末は、離れて暮らす家族や恋人と電話する習慣がある」という人は、制限なしのかけ放題を活用しましょう。
また、LINEをはじめとするIP電話では音質が悪いと感じる人も、格安SIMのかけ放題のほうがストレスなく会話できる可能性があります。
インターネット回線の電話ではかけられない固定電話に連絡できるのも、かけ放題を利用するメリットです。
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2.利用しなくてもよい人
次の特徴に当てはまるなら、かけ放題を利用する必要性は低いと考えられます。
利用しなくてもよい人
- ほとんど通話機能を使わない
- インターネット回線を利用する通話アプリで満足できる
かけ放題が有料オプションの場合、ほぼ通話機能を使わないならオプション料金が無駄になる可能性があります。
通話機能は、1ヵ月の通話時間を合計しても5分以内という場合には、かけ放題を利用するメリットはほぼありません。
通話する機会が多い人でも、相手がスマホ利用者で音質の悪さが気にならない場合には、LINEやSkypeなどの無料の通話アプリで十分でしょう。
かけ放題のある格安SIM一覧・比較
かけ放題のある格安SIMサービスを、8つピックアップしました。
かけ放題サービスの内容や料金の比較一覧表を確認し、自分に最適な格安SIMを選びましょう。
格安SIM | かけ放題の内容 | 専用アプリの必要有無 | かけ放題のオプション料金 (税込・月額) |
---|---|---|---|
楽天モバイル | ①15分(標準)通話かけ放題 ②Rakuten Linkからの発信で通話料無料 | ①不要 ②「Rakuten Link」アプリが必要 | ①1,100円 ②無料 |
ワイモバイル | ①10分以内の通話無料「だれとでも定額」 ②通話時間・回数制限なし「スーパーだれとでも定額(S)」 | 全て不要 | ①770円 ②1,870円 |
mineo | ①10分かけ放題 ②時間無制限かけ放題 ③月の通話料440円分(最大10分)が割引「10分通話パック」 | 全て不要 | ①550円 ②1,210円 ③110円 |
ahamo | ①5分以内通話かけ放題 ②通話時間・回数制限なし「かけ放題オプション」 | 全て不要 | ①0円 ②1,100円 |
LINEMO | ①5分/回以内の国内通話が無料「通話準定額」 ②通話時間・回数制限なし「通話定額」 | 全て不要 | ①550円 ②1,650円 |
UQモバイル | ①1回10分以内の国内通話無料「通話放題ライト」 ②通話時間・回数制限なし「通話放題」 ③最大60分/月の国内通話が定額「通話パック」 | 全て不要 | ①880円 ②1,980円 ③550円 |
OCNモバイルONE | ①10分以内通話料無料「10分かけ放題」 ②通話料上位3番号が通話料無料「トップ3かけ放題」 ③通話時間・回数制限なし「完全かけ放題」 | 全て不要 | ①935円 ②935円 ③1,430円 |
IIJmio | ①1回5分以内の国内通話無料「みおふぉんダイアル通話定額5分+」 ②1回10分以内の国内通話無料「みおふぉんダイアル通話定額10分+」 ③無制限で国内通話無料「みおふぉんダイアルかけ放題+」 | 全て「みおふぉんダイアルアプリ」が必要(2023年3月まで) | ①500円 ②700円 ③1,400円 |
1.楽天モバイル
出典:楽天モバイル
かけ放題の月額料金(税込)
- 15分(標準)通話かけ放題:1,100円
- Rakuten Linkからの発信で国内通話無料:無料
楽天モバイルは、格安SIMではありませんが、低価格の料金プランで回線を利用できるキャリアです。
かけ放題プランは、月額1,100円(税込)の「15分(標準)通話かけ放題」が利用できます。スマホに標準搭載されている電話アプリで発信する際、15分以内であれば回数無制限で通話料無料です。
時間無制限で通話したい場合には、専用アプリ「Rakuten Link」を利用すれば、固定電話を含む国内通話は時間制限なく無料になります。
「Rakuten Link」アプリは、楽天モバイルユーザーなら無料でダウンロードでき、申し込みも不要です。
対象の国と地域から日本国内へ発信する場合も通話料無料のため、海外へ行く機会がある人も有効活用できるでしょう。
容量 | 月額料金 (税込) | かけ放題オプション込みの 月額料金(税込) |
---|---|---|
0〜3GB | 1,078円 | ①15分(標準)通話かけ放題:2,178円 →3ヵ月無料 ②Rakuten Link:1,078円 |
3〜20GB | 2,178円 | ①15分(標準)通話かけ放題:3,278円 →3ヵ月無料 ②Rakuten Link:2,178円 |
20GB〜無制限 | 3,278円 | ①15分(標準)通話かけ放題:4,378円 →3ヵ月無料 ②Rakuten Link:3,278円 |
2.ワイモバイル
出典:ワイモバイル
かけ放題の月額料金(税込)
- だれとでも定額:770円
- スーパーだれとでも定額(S):1,870円
ワイモバイルは、低価格でソフトバンクと同じ回線を利用できるソフトバンクのサブブランドです。
かけ放題プランは、10分以内の通話が無料の「だれとでも定額」と、時間制限なしで通話料無料の「スーパーだれとでも定額(S)」があります。
「だれとでも定額」は、10分以内の通話を月に合計18分以上する機会がある人におすすめです。「スーパーだれとでも定額(S)」は時間制限がないので、長電話する機会が多い人に向いているでしょう。
また、60歳以上なら「スーパーだれとでも定額(S)」が永年1,100円割引の月額770円(税込)で利用できます。自立した子どもや孫と通話料を気にせずに話がしたい人は、ワイモバイルのかけ放題はお得に利用できるでしょう。
プラン | 月額料金 (税込) | かけ放題オプション込みの 月額料金(税込) |
---|---|---|
シンプルS (3GB) | 2,178円 | ①だれとでも定額:2,948円 ②スーパーだれとでも定額(S):4,048円 →60歳以上:2,948円 |
シンプルM (15GB) | 3,278円 | ①だれとでも定額:4,048円 ②スーパーだれとでも定額(S):5,148円 →60歳以上:4,048円 |
シンプルL (25GB) | 4,158円 | ①だれとでも定額:4,928円 ②スーパーだれとでも定額(S):6,028円 →60歳以上:4,928円 |
3.mineo

かけ放題の月額料金(税込)
- 10分かけ放題:550円
- 時間無制限かけ放題:1,210円
- 10分通話パック:110円
mineoは、3種類のかけ放題オプションが用意されており、自分の使用状況に応じて適切なかけ放題を選べる格安SIMです。
特に「10分かけ放題」は、月額550円(税込)と他社と比較しても最安値級。初月は「10分かけ放題」「時間無制限かけ放題」ともに無料で利用できます。
また「10分通話パック」は、月額110円(税込)で月の合計通話時間が10分まで無料になるサービスです。10分間の通話をすると通話料は440円(税込)なので、330円お得に通話できます。
毎月の通話時間が合計10分程度で、少しでも固定費を抑えたい人は「10分通話パック」が向いているでしょう。
マイピタ | 通話+データ通信 月額料金(税込) | かけ放題オプション込みの 月額料金(税込) |
---|---|---|
1GB | 1,298円 | ①10分かけ放題:1,848円 ②時間無制限かけ放題:2,508円 ③10分通話パック:1,408円 |
5GB | 1,518円 | ①10分かけ放題:2,068円 ②時間無制限かけ放題:2,728円 ③10分通話パック:1,628円 |
10GB | 1,958円 | ①10分かけ放題:2,508円 ②時間無制限かけ放題:3,168円 ③10分通話パック:2,068円 |
20GB | 2,178円 | ①10分かけ放題:2,728円 ②時間無制限かけ放題:3,388円 ③10分通話パック:2,288円 |
マイそく | 月額料金 (税込) | かけ放題オプション込みの 月額料金(税込) |
---|---|---|
スタンダード (最大1.5Mbps) | 990円 | ①10分かけ放題:1,540円 ②時間無制限かけ放題:2,200円 ③10分通話パック:1,100円 |
プレミアム (最大3Mbps) | 2,200円 | ①10分かけ放題:2,750円 ②時間無制限かけ放題:3,410円 ③10分通話パック:2,310円 |
ライト (最大300kbps) | 660円 | ①10分かけ放題:1,210円 ②時間無制限かけ放題:1,870円 ③10分通話パック:770円 |
4.ahamo

かけ放題の月額料金(税込)
- 5分以内通話かけ放題:0円
- かけ放題オプション:1,100円
ahamoは、安定したドコモ回線を安く利用できるドコモの格安ブランドです。料金プランは20GBで2,970円(税込)のみで、5分以内のかけ放題が含まれています。
申込・追加料金不要で5分以内のかけ放題を利用できるのは、ahamoの大きなメリットです。
長電話する機会が多い人向けに、月額1,100円(税込)の「かけ放題オプション」が用意されています。「かけ放題オプション」に申し込めば、時間・回数無制限で国内通話の通話料が無料です。
無制限のかけ放題オプションに加入しても20GBのデータ容量が月額4,070円(税込)で利用できるのは、ahamoの魅力といえるでしょう。
容量 | 月額料金 (税込) | かけ放題オプション込みの 月額料金(税込) |
---|---|---|
20GB | 2,970円 | ①5分以内通話かけ放題:2,970円 ②かけ放題オプション:4,070円 |
5.LINEMO

かけ放題の月額料金(税込)
- 通話準定額:550円
- 通話定額:1,650円
LINEMOは、ソフトバンクの格安ブランドです。ワイモバイルと同じくソフトバンク回線を格安で使用できますが、LINEMOはオンライン限定のサービスである点が主に異なります。
基本使用料は、データ容量3GBのミニプランで990円(税込)、20GBのスマホプランで2,728円(税込)と低価格です。オンライン手続きに抵抗がないなら、ワイモバイルよりもLINEMOのほうが基本使用料を抑えられるでしょう。
通話オプションは、5分以内の通話が無料になる月額550円(税込)の「通話準定額」と、月額1,650円(税込)で時間無制限の「通話定額」があります。
また、回線契約と同時に通話オプションに申し込むと、通話オプションが1年後まで550円割引になるキャンペーンを終了日未定で開催中です。
キャンペーンを利用すれば「通話準定額」なら、1年間オプション料無料で利用できます。回線契約時に同時加入し、不要と判断したら1年後にオプションを外すと、無駄がないでしょう。
データ容量 | 月額料金 (税込) | かけ放題オプション込みの 月額料金(税込) |
---|---|---|
3GB (ミニプラン) | 990円 | ①通話準定額:1,540円 ②通話定額:2,640円 ※LINEMO加入から最大1年間550円割引 |
20GB (スマホプラン) | 2,728円 | ①通話準定額:3,278円 ②通話定額:4,378円 ※LINEMO加入から最大1年間550円割引 |
6.UQモバイル

かけ放題の月額料金(税込)
- 通話放題ライト:880円
- 通話放題:1,980円
- 通話パック:550円
UQモバイルは、つながりやすいau回線を基本料金を抑えて利用できるauのサブブランドです。かけ放題プランは「通話放題ライト」「通話放題」「通話パック」の3種類用意されています。
月額880円(税込)の「通話放題ライト」は10分以内の国内通話が無料、月額1,980円(税込)の「通話放題」は時間無制限で通話料無料のオプションです。
60歳以上は「通話放題」が永年1,100円割引になり、月額880円(税込)でかけ放題を利用できます。シニア層はチャットやメールよりも通話する機会が多い傾向にあるので、低価格で時間無制限のかけ放題を利用できるのは大きな強みといえます。
「通話パック」は、月の通話時間が最大60分、かけ放題になるオプションです。月額550円(税込)と安いので、毎月の通話時間が60分前後なら「通話放題ライト」よりも固定費を抑えられるでしょう。
プラン名 | 月額料金 (税込) | かけ放題オプション込みの 月額料金(税込) |
---|---|---|
くりこしプランS+5G (3GB) | 1,628円 | ①通話放題ライト:2,508円 ②通話放題:3,608円 →60歳以上:2,508円 ③通話パック:2,178円 |
くりこしプランM+5G (15GB) | 2,728円 | ①通話放題ライト:3,608円 ②通話放題:4,708円 →60歳以上:3,608円 ③通話パック:3,278円 |
くりこしプランL+5G (25GB) | 3,828円 | ①通話放題ライト:4,708円 ②通話放題:5,808円 →60歳以上:4,708円 ③通話パック:4,378円 |
7.OCNモバイルONE

OCNモバイルONEは、2023年6月26日(月)をもって、新規申し込みおよびSIMの追加申し込みの受付を終了しました。
かけ放題の月額料金(税込)
- 10分かけ放題:935円
- トップ3かけ放題:935円
- 完全かけ放題:1,430円
OCNモバイルONEは、オンライン申し込みの他に、全国のドコモショップで申し込み手続きができる格安SIMです。店舗でスタッフのサポートを受けながら手続きできるので、スマホ操作に不慣れな人にも向いています。
かけ放題サービスは、月額935円(税込)の「10分かけ放題」「トップ3かけ放題」と、1,430円(税込)の「完全かけ放題」の3種類があります。
また、かけ放題サービス未加入でも、専用アプリ不要で通話料が11円(税込)/30秒と他社の半額で通話ができるのも、OCNモバイルONEの魅力のひとつ。
500MBコースなら月最大10分間の無料通話も付帯しているので、スマホは主に電話機能しか使わないという人におすすめです。
容量 | 月額料金 (税込) | かけ放題オプション込みの 月額料金(税込) |
---|---|---|
500MB | 550円 | ①10分かけ放題:1,485円 ②トップ3かけ放題:1,485円 ③完全かけ放題:1,980円 ※無料通話最大10分つき |
1GB | 770円 | ①10分かけ放題:1,705円 ②トップ3かけ放題:1,705円 ③完全かけ放題:2,200円 |
3GB | 990円 | ①10分かけ放題:1,925円 ②トップ3かけ放題:1,925円 ③完全かけ放題:2,420円 |
6GB | 1,320円 | ①10分かけ放題:2,255円 ②トップ3かけ放題:2,255円 ③完全かけ放題:2,750円 |
10GB | 1,760円 | ①10分かけ放題:2,695円 ②トップ3かけ放題:2,695円 ③完全かけ放題:3,190円 |
8.IIJmio

かけ放題の月額料金(税込)
- みおふぉんダイアル通話定額5分+:500円
- みおふぉんダイアル通話定額10分+:700円
- みおふぉんダイアルかけ放題+:1,400円
IIJmioは、5つのデータ容量から自分に適したプランを選べる格安SIMです。
かけ放題プランは、月額500円(税込)の「通話定額5分+」、700円(税込)の「通話定額10分+」、1,400円(税込)の「かけ放題+」の3種類あります。
かけ放題の適用には「みおふぉんダイアル」アプリの使用が必須ですが、スマホ搭載の電話アプリでも11円(税込)/30秒で通話可能です。
また、IIJmioには「ファミリー通話割引」が用意されています。同一の「mioID」内で契約中のみおふぉん同士なら、通話料は8.8円(税込)/30秒です。
ただし「ファミリー通話割引」が適用される場合でも、月に80分以上の長電話をするなら「かけ放題+」に加入したほうがお得になります。
「ファミリー通話割引」を考慮しつつ、自分に適したかけ放題オプションを選びましょう。
※「みおふぉんダイアル」は、2023年3月までの提供です。4月からはスマートフォンの標準電話アプリを利用した発信で、みおふぉんダイアル利用時と同様のサービスが利用できます
容量 | 音声プラン 月額料金(税込) | かけ放題オプション込みの 月額料金(税込) |
---|---|---|
2GB | 850円 | ①みおふぉんダイアル通話定額5分+:1,350円 ②みおふぉんダイアル通話定額10分+:1,550円 ③みおふぉんダイアルかけ放題+:2,250円 |
4GB | 990円 | ①みおふぉんダイアル通話定額5分+:1,490円 ②みおふぉんダイアル通話定額10分+:1,690円 ③みおふぉんダイアルかけ放題+:2,390円 |
8GB | 1,500円 | ①みおふぉんダイアル通話定額5分+:1,350円 ②みおふぉんダイアル通話定額10分+:1,550円 ③みおふぉんダイアルかけ放題+:2,250円 |
15GB | 1,800円 | ①みおふぉんダイアル通話定額5分+:2,000円 ②みおふぉんダイアル通話定額10分+:2,200円 ③みおふぉんダイアルかけ放題+:3,200円 |
20GB | 2,000円 | ①みおふぉんダイアル通話定額5分+:2,500円 ②みおふぉんダイアル通話定額10分+:2,700円 ③みおふぉんダイアルかけ放題+:3,400円 |
かけ放題のある格安SIMの選び方
かけ放題のある格安SIMサービスを選ぶ際には、次の3つに着目すると大きな失敗を防げるでしょう。
格安SIMの選び方3つ
- 通話時間の制限で選ぶ
- オプション料金を含めた月額料金で選ぶ
- 使い勝手のよさで選ぶ
1.通話時間の制限で選ぶ
格安SIMのかけ放題サービスには、通話料が無料になる範囲が「1回10以内」「月60分以内」など、時間が制限されているものがあります。
通話機能の使い方によって、自分に適したオプションを提供している格安SIMを選びましょう。
たとえば、毎週60分以上の長電話をするなら、時間制限のないかけ放題サービスが向いています。一方、毎日5分程度の通話をする場合、オプション料金の安い時間制限のあるかけ放題サービスのほうが、無駄がありません。
2.オプション料金を含めた月額料金で選ぶ
スマホ通信費を節約したいなら、かけ放題オプションの料金だけでなく、基本プランの料金も含め固定費を抑えられる格安SIMを選びましょう。
たとえば、ahamoなら20GBで2,970円(税込)の基本プランに、5分以内のかけ放題サービスが付帯しています。LINEMOで同様のサービスを利用する場合、20GBで月額2,728円(税込)のスマホプランに「通話準定額」への加入が必要です。合計金額は3,278円(税込)となり、ahamoより308円高くなります。
各社のサービス内容と毎月発生する料金の合計額を比較して、自分により適したサービスが利用できる格安SIMを選びましょう。
3.使い勝手のよさで選ぶ
格安SIMが提供するかけ放題サービスには、専用アプリの使用が必要なケースがあります。楽天モバイルなら「Rakuten Link」、IIJmioなら「みおふぉんダイヤル」が専用アプリです。
専用アプリから発信しないと通話料が発生するので注意しましょう。特にIIJmioは、かけ放題サービスに加入していても「みおふぉんダイヤル」から発信しないと、かけ放題サービスは適用されません。
スマホに標準搭載されている電話アプリで着信した電話に折り返す場合、着信番号をコピーし、専用アプリに貼りつけて発信する必要があります。
折り返し連絡が手間に感じる場合には、専用アプリ不要でかけ放題が適用される格安SIMを選びましょう。
※前述の通り、「みおふぉんダイアル」は2023年3月までの提供となっています。
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格安SIMのかけ放題の注意点
格安SIMのかけ放題には、主に3つの注意点があります。
かけ放題の注意点
- 規定時間を超過すると通話料が発生する
- 大手キャリアより音質が劣る場合がある
- 一部対象外の電話番号がある
注意点1.規定時間を超過すると通話料が発生する
格安SIMのかけ放題には、5分や10分以内など、通話料が無料になる時間に制限がある種類があります。
たとえば、5分以内の通話料が無料になるかけ放題の場合、5分超過後は通常と同額の通話料が発生する場合が多いので注意しましょう。
注意点2.大手キャリアより音質が劣る場合がある
格安SIMのかけ放題では、中継回線を利用する「プレフィックス方式」を採用している場合が多い傾向にあります。
「プレフィックス方式」とは、一度「中継電話設備」を経由する通話方式のこと。以前は電話番号の頭に指定番号をつけて発信する必要がありましたが、今は指定番号不要でかけ放題が適用になるサービスがほとんどとなっています。
通話音質は、大手キャリアの電話回線よりも「プレフィックス方式」のほうが少し劣ります。大手キャリアの品質に慣れていると、格安SIMでの通話が少し聞き取りづらいと感じるかもしれません。
ただし、インターネット回線を使用する「IP電話」とは異なり、電話回線を使用するため、比較的安定した音質で会話できるでしょう。
注意点3.一部対象外の電話番号がある
格安SIMのかけ放題サービスは、すべての通話が無料になるわけではありません。一部、無料にならない電話番号があるので注意が必要です。
かけ放題対象外の電話番号(一例)
- 「0570」から始まるナビダイヤル
- 海外への通話
- 「104」の番号案内
- 「188」の消費者ホットライン
- 格安SIM指定の電話番号 など
対象外になる電話番号は格安SIMにより異なるので、どのような場合に通話料が発生するのかを事前に確認しておきましょう。
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格安SIMのかけ放題に関するQ&A
格安SIMのかけ放題について、多くの人が感じる疑問点や不明点をまとめました。格安SIMのかけ放題を利用したいと考えているなら、ぜひ参考にしてください。
Q.通話品質は大丈夫?
格安SIMのかけ放題サービスでも、通話品質は安定しているといえるでしょう。多くの格安SIMのかけ放題サービスは「プレフィックス方式」を採用しています。
大手キャリアの通話より音質は少し劣りますが、遅延が少なく、比較的安定した品質で会話が可能です。
Q.シニア向けのかけ放題がある格安SIMは?
60歳以上のシニア層には、次の3社がおすすめです。
シニア層におすすめの格安SIM
- ワイモバイル:時間無制限のかけ放題が永年1,100円割引
- UQモバイル:時間無制限のかけ放題が永年1,100円割引
- OCNモバイルONE:500MBコースに月最大10分間の無料通話が付帯
ワイモバイル・UQモバイルは、時間無制限のかけ放題オプションを永年1,100円割引で利用可能です。
また、OCNモバイルONEはデータ容量500MBのコースに、月最大10分間の無料通話が付帯しています。スマホは主に通話機能を使うというシニア層なら、無駄なくスマホを使用できるでしょう。
Q.専用アプリなしでかけ放題は使える?
格安SIMによっては、専用アプリなしでかけ放題の使用が可能です。
しかし、専用アプリが必要な格安SIMも存在します。たとえば、本記事で紹介したIIJmioは、専用の通話アプリ「みおふぉんダイヤル」を使用する必要があります(2023年3月まで)。
また、楽天モバイルでは「Rakuten Link」アプリ使用時に限り、申し込み不要・オプション料無料でかけ放題が可能です。標準アプリでかけ放題を利用したい場合には、有料オプションへの加入が必要ですが、15分以内の通話に限られます。
格安SIMのかけ放題まとめ
今回は、かけ放題を利用できる格安SIMサービスを紹介し、選び方や注意点を解説しました。
この記事でわかったこと
- かけ放題サービスには、有料のものと無料のものがある
- 通話料が一定になるので、通話する機会が多い人に向いている
- サービス内容・基本料金・オプション料を加味して各社を比較する
- 格安SIMの通話品質は、遅延が少なく音質も比較的安定している
格安SIMのかけ放題には、基本プランに含まれているものと、別途有料オプションへの加入が必要なものがあります。
通話時間に制限があるものと、時間無制限で通話料無料になるものがあるので、通話の使用状況に応じて無駄のないオプションを選びましょう。
通話方式は「プレフィックス方式」を採用している格安SIMが多い傾向です。大手キャリアの通信品質には若干劣りますが、インターネット電話より安定した音質で会話ができます。
基本料金・オプション料金・サービス内容を考慮して、自分に適した格安SIMを選びましょう。
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