楽天のサービスを使っていると、楽天ポイントが貯まります。

今回は、楽天モバイルの支払いに楽天ポイントを使えるか、楽天ポイントで楽天モバイルの料金を支払うメリット・デメリット、注意点などについて解説します。

これから楽天モバイルを利用しようとしている人、すでに楽天モバイルを利用している人は、ぜひここで紹介した内容を参考にして、お得に楽天モバイルを利用してください。

楽天モバイルのポイント支払いとは？

楽天モバイルを運営する楽天は、楽天市場や楽天トラベルなど様々なサービスを運営しています。そしてこれらのサービスを利用していると、一定の割合の楽天ポイントが貯まります。

楽天ポイントは楽天関連サービスでの支払いに利用可能です。そして、楽天ポイントは楽天モバイルの毎月の支払いにも充てられます。

頻繁に楽天で買い物をするなどして定期的に楽天ポイントが稼げる人の場合、楽天ポイント払いを利用することで、毎月の支払いを安く抑えられます。少しでも毎月のスマホ料金を安く抑えたい人からすると魅力的なシステムでしょう。

楽天モバイルのポイント支払いメリット・デメリット

楽天モバイルのポイント支払いには、メリットだけでなくデメリットもあります。お得に利用できることもあれば、場合によっては使い勝手が悪いと感じることもあるでしょう。

そのため、楽天モバイルのポイント支払いを利用するにあたっては、メリット・デメリットの両方を把握し、自分にとって都合の良いポイントの使い方をするのがいいでしょう。

1.ポイント支払いのメリット

楽天では頻繁にキャンペーンが開催されており、1,000円単位でポイントを貯められます。特に楽天関連サービスを使い始めたタイミングだと、初回利用キャンペーンで一気に楽天ポイントが貯まるでしょう。

その後も利用頻度に応じて楽天関連サービス利用時のポイント還元率が上がるなど、効率よくポイントが貯まるサービスが用意されています。そのため、楽天モバイルの支払いに楽天ポイントを使って少しでも安くしたい方にとっては魅力的でしょう。

本記事で紹介している楽天モバイルのキャンペーンを参考に、ご自身で利用可能なキャンペーンを探してみてください。

2.ポイント支払いのデメリット

楽天カードには、基本的に楽天ポイントカードとしての機能も搭載されています。万が一楽天カードを落とした際などに、不正に利用されると戻ってくることはありません。

そのため、楽天ポイントで楽天モバイルの料金を支払う前提でいると、ポイントを不正利用されて料金支払いができなくなってしまう可能性もあります。

楽天ポイントでの支払いを検討する場合は、楽天カードの紛失には特に注意が必要です。

また、楽天ポイント支払いの設定変更は月末までです。そのため、ポイント支払いをやめたいと思ったときにすぐに設定が反映されず、1ヶ月分損をすることもあります。

楽天モバイルのポイント支払いがおすすめの人

メリット・デメリットを確認したうえで楽天モバイルのポイント支払いはどんな人におすすめなのでしょうか。楽天モバイルのポイント支払がおすすめな人とおすすめでない人を紹介します。

1.ポイント支払いがおすすめな人

楽天モバイルのポイント支払いがおすすめなのは、楽天加盟店をよく利用する人です。

楽天カードで支払いをする、支払い前にポイントカードを提示することで楽天ポイントが貯まります。

楽天加盟店は、約500万社。楽天ポイントは大手の飲食チェーン店やドラッグストア、スーパー、百貨店など、私たちが普段利用する店で貯められます。毎日使うような店で使えるので、数百〜数千ポイントを貯めるのも難しくないでしょう。

また、楽天市場やセレクトショップなど、数万円単位の大きな買い物をする店でも楽天ポイントが貯まります。そのため、家電や洋服などの買い替えでまとまったポイントが手に入ることも。

楽天ポイントの加盟店ジャンルは多岐にわたるので、普段から楽天関連サービスや加盟店サービスを利用する人なら一定額を毎月楽天モバイルの支払いに充てられるでしょう。

楽天加盟店は公式HPから確認できるので、普段利用する店舗が入っているか見てみてください。

2.ポイント支払いがおすすめでない人

楽天モバイルのポイント支払いが向かない人は、もっと効率よく楽天ポイントを貯めたい人です。楽天モバイルのポイント還元率は1％。100円（税抜）につき1ポイントなので毎月数十〜100ポイント程度貯まります。

楽天モバイルの支払いに楽天ポイントを利用した場合、その分を差し引いた金額が翌月の楽天ポイント付与対象になります。楽天ポイントで支払った分のポイントは付きません。

そのため、1ヶ月の支払いを安くしたいならいいですが、継続して利用することを考えるとポイント払いは損でしょう。

ちなみに楽天市場で買い物をした場合は、ポイント利用でも1％分ポイントがつきます。この点を考えると、ポイントを使うなら楽天モバイルよりも楽天市場の方がお得です。

楽天モバイルをポイント支払いにする方法

楽天モバイルでポイント支払いを利用するにはどのような設定が必要なのでしょうか。次に紹介する2パターンを例に設定方法を紹介していきます。

すでに楽天モバイルを契約している方も、普段楽天関連サービスを利用していてこれから楽天モバイルを契約する方も、これから紹介する手続きを確認して、ポイント支払いでお得に楽天モバイルを利用しましょう。

方法1.すでに楽天モバイルへ契約している場合

すでに楽天モバイルを契約している場合の楽天ポイント支払いの設定方法をまとめました。

最後に支払いに利用する楽天ポイント数を決める際、すべてもしくは一部から選ぶことができます。一部のみを支払いに充てたい場合は支払いに充てるポイント数も指定しましょう。

方法2.新規申込みの場合

楽天モバイルの新規契約時にもポイント支払いの手続きができます。

楽天モバイルの申込み画面の下部の「ポイント利用」の欄に、「すべて使う」「一部使う」「利用しない」の3つの選択肢が用意されています。これらから利用したいポイント数に応じて選択してください。

ただ、ポイント利用は場合によって利用できないことがあります。

基本的に、クレジットカード・デビットカード払いでないとポイント支払いは利用できません。

楽天モバイルのポイント支払いに関する注意点

楽天モバイルのポイント支払いを利用するにあたっては、主に4つの注意点があります。

場合によってはポイント支払いが利用できなかったり、全額ポイントが利用できなかったりすることがあります。

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注意点1.楽天ポイントを利用する際の消費順

楽天ポイントは期間限定ポイントから優先的に消費されます。そして期間限定ポイントがなくなったら、通常ポイント、楽天キャッシュの順で消費されます。

また、期間限定ポイントは期限が近いものから使われる仕組みです。

そのため、楽天ポイント支払いを選択している場合、期間限定ポイントを別の用途に使おうと思っていたら知らない間に消費されていたといったことがあります。

いきなりポイントがなくなったことに焦るかもしれないので、楽天モバイルの支払い日を忘れないようにしましょう。

注意点2.一度で利用できるポイントに制限がある

楽天モバイルのポイント支払いで使える楽天ポイントは、最大30,000ポイント、ダイヤモンド会員のみ500,000ポイントです。

楽天モバイルの利用が1人のみの場合は料金だけで30,000円を超えるケースは基本的にないでしょう。

それに対して家族で楽天モバイルを契約していると30,000円を超え、全額ポイントで支払うつもりだったのに引き落としが発生して、覚えのない決済が発生することが想定されます。

クレジットカードの明細を見て見覚えのない引き落としに焦らないように、毎月の楽天モバイルの利用料金と支払いに利用したポイント数を把握しておきましょう。

注意点3.支払い方法が「口座振替」の場合使用不可

ポイント支払いが利用できる条件は、クレジットカード・デビットカード払いかつ、本体の支払い方法で分割払いや代金引換を選択していない場合です。

万が一口座振替を選択していてポイント支払いを利用したいなら、クレジットカード・デビットカード払いに変更しましょう。

ちなみに、支払いに利用するカードを楽天カードや楽天銀行のデビットカードにすると、支払い料金分の楽天ポイントも貯まってお得です。

注意点4.1ヶ月に利用できるポイント数は上限がある

楽天モバイルのポイント支払いで30,000ポイントまでの制限があるほかに、楽天ポイント全体でも1ヶ月に利用できるポイント数に上限があります。会員ごとのポイント制限をまとめました。

楽天ポイントを使って大きい買い物をした際、楽天ポイント全体の上限の関係でその月だけポイント支払いが利用できない可能性があります。1ヶ月の消費ポイント数は忘れてしまいがちでしょう。

大きい買い物でポイントを利用した場合だけは、ポイント支払いが使えずに全額分の引き落としが行われる可能性を頭に入れておきましょう。

楽天モバイルのポイント支払いができない時の対処法

楽天ポイント支払いができなかった場合は何を確認すればよいでしょうか。楽天モバイルのポイント支払いが利用できなかった場合、確認すべきポイントを紹介します。

対処法1.1度に利用できるポイント数を確認する

楽天モバイルのポイント支払いで1度に利用できるポイント数は、最大30,000ポイント、ダイヤモンド会員なら500,000ポイントです。

ただ、ダイヤモンド会員より下のランクの会員で30,000ポイント以上を保有しているかつ、家族でまとめて支払いをしているなど料金が30,000円を超える可能性がある場合は要注意です。

ポイント支払いが発生しているのに、クレジットカード・デビットカードで少額の楽天モバイル分の引き落としが発生している場合は、ポイント履歴を確認してみましょう。

対処法2.支払い方法を確認する

支払い方法で口座振替や本体の分割払いを選択していないか確認してみましょう。

分割払いを選択している場合は本体の料金を払い終えるまでポイント支払いを利用できません。また、口座振替の場合はクレジットカード・デビットカード払いに切り替えましょう。

対処法3.1ヶ月に利用できるポイントを確認する

楽天ポイントは会員ランクによって1ヶ月に利用できるポイント数の上限が設けられています。

普段から買い物で楽天ポイントを利用することが多い場合や、大きい買い物をした場合など、気づかない間にその月の上限ポイントを消費している可能性があります。前の月にポイントでした買い物を振り返ってみましょう。

楽天モバイルのポイント支払いをやめる方法

楽天モバイルのポイント支払いをやめる方法は、ポイント支払いの申し込み方法とほぼ同じです。

この際設定の保存を忘れると、翌月分の引き落としが行われてしまうので、必ず一旦ページを移動して設定の変更が反映されているか確認してください。

楽天モバイルのポイント支払いに関するQ&A

楽天モバイルのポイント周りの誤解しやすい点を把握して、楽天モバイルや楽天ポイントをお得に活用しましょう。

また、楽天モバイルのポイント支払いで注意しなければいけない点についてもまとめているので、特に毎月の料金を全額ポイントで支払おうと思っている人は確認してください。

楽天ポイントが貯まる最新キャンペーン

楽天モバイルの新規契約に加えて、各種楽天関連サービスの初回登録、利用で楽天ポイントが貯まります。特に登録してすぐの期間は大量にポイントがもらえるキャンペーンでお得に利用したいところでしょう。

1.初めてのサービス利用(3,000ポイント)

出典:楽天モバイル

楽天モバイルでは、回線のみを契約する人向けに3,000ポイントを還元するキャンペーンを開催中です。

所有している端末を、そのまま楽天モバイルで利用したい人向けのキャンペーンで、条件を達成していればエントリー不要で適用されます。

まずは、所有している端末が楽天モバイルで使用できるかを「ご利用製品の対応状況確認」にて確認しましょう。

Rakuten最強プランに申し込み、開通手続きを済ませたら、楽天モバイルの電話アプリ「Rakuten Link」で10秒以上の発信も必要です。Rakuten Linkの利用は忘れがちなので、開通手続き時に済ませるようにしましょう。

2.楽天市場でお買い物(1,000ポイント)

出典:楽天モバイル

先ほど紹介したキャンペーン「スタート1000」は、楽天モバイル以外にも楽天関連サービスを初めて利用する度に1000ポイントが受け取れます。

楽天市場では、楽天市場アプリを新規インストールしてアプリ経由で5,000円分の買い物をすると1000ポイントがもらえます。

事前にエントリー＆条件達成が対象となりますので、ぜひ活用しましょう。

3.楽天銀行口座を持っている場合（5,000ポイント）

出典:楽天モバイル

楽天銀行口座を持っていて、ハッピープログラムに参加したうえでキャンペーンへのエントリー、最強プランに申し込みをすると、最大5,000ポイントがもらえます。

ちなみに楽天銀行口座を持っていない人の場合、スタート1000で楽天銀行口座を開設すると1,000ポイントがもらえます。そのため、楽天銀行口座を開設したうえでの申込みがおすすめです。

なお、事前にエントリーが必要ですので、ご注意ください。

4.楽天証券口座を持っている場合（5,000ポイント）

出典:楽天モバイル

楽天証券口座も楽天銀行同様、事前に口座開設・エントリーしたうえで楽天モバイルを利用することで5,000ポイントがもらえます。

また、楽天証券口座を持っていない場合、スタート1000にもエントリーして口座開設し、楽天市場で7,000円以上のお買い物をすればさらに1,000ポイントもらえます。

なお、事前にエントリーが必要ですので、ご注意ください。

5.ダイヤモンド会員（6,000ポイント）

出典:楽天モバイル

楽天ポイントクラブのダイヤモンド会員の場合、エントリーをしたうえで楽天モバイル・プランの新規契約、Rakuten Linkで10秒以上の通話をすることで6,000ポイントがもらえます。

開通手続きは期限が定められているので、契約してすぐに開通手続きを済ませましょう。

6.プラチナ会員（4,700ポイント）

出典:楽天モバイル

ダイヤモンド会員のポイント還元キャンペーンは他の会員ランクでも開催されます。プラチナ会員の場合、このキャンペーンで受け取れるのは4,700ポイントです。

ちなみにプラチナ会員になる条件は過去6ヶ月で2,000ポイント以上、かつ15回以上ポイントを獲得することです。

7.ゴールド会員（4,400ポイント）

出典:楽天モバイル

楽天ポイントクラブのゴールド会員の場合、これまでの手順と同じやり方でエントリーしたうえで楽天モバイルに申し込むことで4,400ポイントをもらえます。

ちなみにゴールド会員の条件は過去6ヶ月で700ポイント以上、かつ7回以上ポイントを獲得することです。毎月10,000円弱楽天で買い物をすればいいので、ゴールド会員はハードルが低いでしょう。

支払いにポイントが使えない例

各例について詳しく解説していきます。ポイント支払いに切り替えたいのにできない、ポイント支払いにしたはずなのに楽天モバイルの料金が引き落とされている方はチェックしてみてください。

例1.一度で利用できるポイントに制限がある

楽天モバイルのポイント支払いで一度に利用できるポイント数は30,000ポイント、楽天ポイントクラブのダイヤモンド会員は500,000ポイントまでです。

そのため、楽天ポイントが30,000ポイント以上貯まっている状態で30,000円以上の楽天モバイルの支払いが発生すると、支払い額から30,000円を差し引いた金額が引き落とされます。

クレジットカードの楽天モバイルの決済額+30,000円で、先月の楽天モバイルの料金と合致するならこのパターンに当てはまります。

例2.支払い方法が「口座振替」になっている

楽天モバイルでポイント支払いを選択できるのはクレジットカード・デビットカード払いのみです。口座振替を選択している場合、楽天モバイルの設定画面でポイント支払いを選ぶことができません。

ポイント支払いを選びたいならクレジットカード・デビットカード払いに切り替えましょう。

万が一クレジットカードを持っていないなら、楽天銀行のデビットカードだとキャンペーンや楽天銀行ハッピープログラムへの加入で楽天ポイントが貯まるのでお得でおすすめです。

例3.1ヶ月に利用できるポイント数を超えている

1ヶ月に利用できる楽天ポイントは、楽天ポイントクラブのダイヤモンド会員なら500,000ポイントまで、それ以外のランクなら100,000ポイントまでです。

その月に楽天モバイル以外で大量にポイントを使っていると、ポイント制限の関係で楽天モバイルの引き落としに楽天ポイントが使えないことがあります。

1ヶ月に使った楽天ポイントを確認するのは難しいでしょう。そのため、前の月にポイントを使って万単位の買い物をした場合や、普段から楽天ポイントで買い物をする習慣がある場合は、楽天モバイルでポイントが使えない可能性も頭に入れたうえで利用しましょう。

楽天モバイルでポイント支払いを利用しよう

楽天モバイルの料金は楽天ポイントでも支払いができます。普段から楽天関連サービスを利用していて楽天ポイントが貯まりやすい人は、ポイント支払いを利用して毎月の料金を少しでも安くできるでしょう。

楽天ではポイントアップキャンペーンやサービスの新規利用キャンペーンも開催しています。楽天モバイルをこれから契約する人はキャンペーンも活用してください。

また、楽天モバイルは、口座振替を選んでいたり、本体の分割支払中だったりするとポイント支払いが選べません。利用条件を確認したうえでポイント支払いを利用してください。