UQモバイルで2台目の契約はお得?メリット・契約手順を解説

UQモバイルで2台目を契約を検討している方に向けて、2台目契約時に利用できる割引やキャンペーンを解説しています。この記事を読むとUQモバイルの2台目を契約すべきかが分かります。
この記事の目次
UQモバイルは、UQコミュニケーションズ株式会社が提供する格安SIMです。料金プランを見ると、3大キャリア(au、docomo、softbank)に比べてお得に使うことができます。
ですので、すでにUQモバイルを使っている方の中には、2台目を契約することを考えている方もいるでしょう。
そこで、当記事では以下の事柄について解説します。
この記事を読めば、UQモバイルを2台持ちする時の参考になるでしょう。
【結論】UQモバイルで2台目はお得!
まず、結論から言って、UQモバイルの2台目はお得です。
理由としては、割引の対象が家族の2台目だけでなく、契約者本人の2台持ちにも適用されることです。他社では家族割しかない場合でも、UQモバイルであれば1契約につき、UQ mobile回線合計10回線まで適用できます。
また、家族で利用する場合でも、データ消費の多い子供に合わせた学割があります。さらにこの学割は、既存の割引からさらに割引するので、他の家族が高いプランを契約しないといけないこともありません。
その上、速度に関しても他のMVNOより品質がいいとの声が上がっています。通信制限時の速度についても最低限の動画再生が可能な水準なので、ストレスを感じる機会も少なくなるでしょう。
では、ここからUQモバイルの2台目について、さらに詳しく解説していきます。デメリットや注意点についても解説していきますので、気になる部分があれば最後まで読んでみてください。
UQモバイルで2台目を契約するメリット・デメリット
まず、UQモバイルで2台目を契約するメリットとデメリットについて解説していきます。
皆さんがUQモバイルの2台目を契約するうえで、参考になれば幸いです。
メリット
UQモバイルで2台目を契約するメリットは以下の通りです。
UQモバイルで2台目を契約するメリット
- データ容量が少ない回線は低価格で済む
- インターネットか電気をセットにすることで割引になる
- UQ応援割(学割)が適用できる
UQモバイルは、月額料金、割引、キャンペーンの全てに魅力がある印象です。それぞれ解説していきます。
データ容量が少ない回線は低価格で済む
メリット1つ目は、データ容量が少ない回線は低価格で済むことです。
UQモバイルは、データ使用量によって段階的な月額料金のプランを設定しています。そのため、あまり使わない家族が契約する場合や、自身のサブ端末として計画する時でもお得に使うことができます。
1番低いプラン(3GB)の場合、月額料金は990円で使用することが可能です。
キャリアによっては、使っても使わなくても一定の料金が取られてしまうプランもありますので、段階的な料金設定は2台目を持つときのメリットと言えます。
インターネットか電気をセットにすることで本人も家族も割引になる
メリット2つ目は、インターネットか電気をセットにすることで本人も家族も割引になることです。
UQモバイルには、「自宅セット割」という割引が存在します。この割引は、UQモバイルとauでんきもしくは対象のインターネット回線をセットにすると、本人含む家族の月額料金が割引になるというものです。
また、割引になるインターネット回線は限定されておらず、人気の電力系光回線を含む以下のようなたくさんの種類から選べるのもいいところです。
自宅セット割対象のインターネット会社の一例
- auひかり
- JCOMなどのケーブルテレビ
- eo光など電力会社系のインターネット
- auスマートホームなどの置き型Wi-Fi
もしすでに該当のインターネット回線を使っている場合は、UQモバイルでも割引を適用することが可能です。
UQ応援割が適用できる(2022年5月31日受付終了)
メリット3つ目は、UQ応援割が適用できることです。
もし家族の中に18歳以下の学生がいる場合、中容量のプランを契約している学生とその家族の料金が、1年間1,100円割引されるというものです。学生だけでなく、家族も同じ割引が受けられるのは、他社でもあまり見かけません。
ただし、この割引は2022年5月31日で受付が終了してしまうので、該当する方はこの後説明するキャッシュバックも含めて、早めに申し込むようにしましょう。
デメリット
一方、UQモバイルで2台目を契約するデメリットを以下にまとめてみました。
UQモバイルで2台目を契約するデメリット
- 新規契約の場合はキャンペーンの還元額が下がる
- au回線しか提供していない
デメリットに関して、特に個人が2台目を契約する場合についてのものが目立ちます。それぞれ解説していきます。
新規契約の場合はキャンペーンの還元額が下がる
デメリット1つ目は、新規契約の場合キャンペーンの還元額が下がることです。
後ほど詳しく説明しますが、UQモバイルの契約に関するキャンペーンの還元額は、乗り換えが12,000円に対して新規契約は3,000円です。
つまり、個人でサブ端末としてUQモバイルを新たに契約する場合や、スマホデビューするお子様が契約する場合は、少し物足りないと感じる方もいるかもしれません。
au回線しか提供していない
デメリット2つ目は、UQモバイルがau回線しか提供していないことです。
他のMVNOの回線だと、3大キャリアの全て、もしくは2つに対応しているキャリアも珍しくはありません。UQモバイルはau回線しか提供していないことで、電波がつながりにくい場所で他のキャリアの回線を使うことができなくなります。
もちろん、基地局も多数所持しているauの回線であれば、繋がりにくいと感じる場所も少ないとは思います。ですが、日常生活の中で繋がりにくい環境に心当たりのある方は、新しく2台目を契約しても同じ状況になってしまうでしょう。
UQモバイルの2台目を契約するのはどんな人がおすすめ?
UQモバイルの2台目に関するメリットデメリットについて解説しましたが、ここで、UQモバイルの2台目を契約するのはどんな人がおすすめかをまとめておこうと思います。
おすすめな人
UQモバイルで2台目を契約するのがおすすめな人は以下の通りです。
- すでに自宅セット割が適用されている方
- 18歳以下の子供がいる方
- au、povo以外から乗り換える方
すでに解説した通り、UQモバイルの自宅セット割は、1契約につき10回線まで適用できます。そのため、個人が複数回線契約しても、家族がUQモバイルに乗り換えるにしてもお得に使うことが可能です。
また、18歳以下の子供に対して、家族で2台目以降のUQモバイルを契約する場合はさらにお得になります。UQ応援割が適用される場合、1年間の間対象の子供と家族の両方に1,100円の割引が適用され、大変お得になります。
おすすめできない人
一方、UQモバイルで2台目を契約するのがおすすめでない人は以下の通りです。
- すでにauもしくはpovoを契約していて、そこから乗り換えを検討している人
- 自宅セット割適応外の人
UQモバイルは、auの系列のため、同系列からの乗り換えにはキャンペーンが適用されないという側面があります。そのため、現在auもしくはpovoを使用していて、それをUQモバイルにまとめようとしている方はおすすめできません。
また、現在使っている1回線目のUQモバイルで自宅セット割を適用していない方は、2回線目も割引されていない月額料金が請求されてしまいます。ですので、auでんきか対象のインターネット回線を契約しない限りはおすすめできません。


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UQモバイルで2台目を契約する場合の料金
割引やキャンペーンについてたくさん述べてきましたが、ここでUQモバイルの料金について確認しておきましょう。割引前の基本料金、自宅セット割適用時、UQ応援割(2022/5/31受付終了)適用時それぞれについて記載していきます。
割引前の基本料金
プラン名 | 月額料金 | 基本データ容量 |
---|---|---|
くりこしプランS+5G | 1,628円 | 3GB |
くりこしプランM+5G | 2,728円 | 15GB |
くりこしプランL+5G | 3,828円 | 25GB |
自宅セット割適用時
プラン名 | 合計月額料金 | 自宅セット割 |
---|---|---|
くりこしプランS+5G | 990円 | -638円 |
くりこしプランM+5G | 2,090円 | -638円 |
くりこしプランL+5G | 2,970円 | -858円 |
自宅セット割を適用すれば、くりこしプランSもしくはM+5Gであれば638円/月、Lであれば858円/月が割引されます。
UQ応援割(2022/5/31受付終了)適用時
プラン名 | 合計月額料金 | 自宅セット割 | UQ応援割 | 基本データ容量 |
---|---|---|---|---|
くりこしプランS+5G | 990円 | -638円 | 対象外 | 3GB |
くりこしプランM+5G | 990円 | -638円 | -1,100円 | 20GB |
くりこしプランL+5G | 1,870円 | -858円 | -1,100円 | 30GB |
UQ応援割は「自宅セット割」と「増量オプションⅡ 1年間無料キャンペーン」を組み合わせることで、18歳以下も家族もお得になる割引です。
増量オプションⅡは月額料金が550円かかる代わりに、月間のデータ量を5GB増やすことができるものですが、割引の効く1年間は無料です。ですので、1年後もし不要であればオプションを外せば問題ありません。
UQモバイルで2台目の契約がお得になるキャンペーン
出典:UQモバイル
また、UQモバイルで2台目の契約がお得になるキャンペーンについてもまとめておきます。ぜひ参考にしてみましょう。
契約形態 | 内容 | 条件 | 期間 |
---|---|---|---|
SIM単体での契約 | 最大12,000円相当auPAY残高還元 | オンラインショップでの契約、対象オプション加入 | 2022年4月19日~2022年5月11日 |
端末ありの契約 | 最大5000円相当auPAY残高還元 | 新規ご契約かつ対象オプションに加入 | 2022年1月18日~ |
利用できるキャンペーンとしては、SIM単体と端末購入で分かれています。また、新規契約と乗り換えの場合で条件が変わってきます。
それぞれ解説していきます。
SIM単体契約の場合のキャンペーン概要
SIM単体契約の場合のキャンペーンは、新規の場合と乗り換えの場合で還元残高が分かれています。また、乗り換えの場合はオプション加入の有無によって最大額もらえるかが変わるので注意が必要です。
auPAY還元額 | 条件 | |
---|---|---|
SIM単体新規 | 3,000円 | なし |
SIM単体乗り換え(オプション加入) | 12,000円 | 増量オプションⅡに加入(1年間無料) |
SIM単体乗り換え(オプション未加入) | 6,000円 | なし |
端末あり契約の場合のキャンペーン概要
一方、端末あり契約の場合のキャンペーンは、対象機種と増量オプションⅡに加入(1年間無料)することで適用することができます。
還元額と対象機種は以下の通りです。
au PAY 残高5,000円相当(不課税)還元
- Redmi Note 10 JE XIG02
- iPhone 12
au PAY 残高3,000円相当(不課税)還元
- arrows We FCG01
- OPPO A54 5G OPG02
- AQUOS sense3 basic SHV48
- Galaxy A21 SCV49
UQモバイルの2台目の契約手順
では、実際にUQモバイルで2台目を契約する手順を、キャッシュバックをもらうまで解説していきます。手順については以下のように進んでいきます。
UQモバイルの2台目の契約手順
- 専用ページからSIMカードの購入
- SIMカードの受け取り
- au PAYの利用設定
- auPAY残高還元に関する連絡がメールで届く
もともとキャッシュバックは現金で行われていましたが、2021年の9月からauPAY残高での還元になっているので、理解しておく必要があります。
手順1.専用ページからSIMカードの購入
まず、UQモバイルのキャッシュバック専用ページからSIMカードを購入しましょう。
SIMカードはWebだけでなく、全国のUQスポットなどでも購入できます。
しかしキャッシュバックの条件は「UQモバイル公式オンラインショップにてSIMのみご購入」となっているため、Web申し込みが必須です。
公式サイトのキャッシュバック専用ページから申し込みをしましょう。
専用ページから購入しないと、キャッシュバックの対象外となってしまうので注意が必要です。
SIMカード申し込み時に必要なもの
また、SIMカードの申し込み時には、以下のものを用意する必要があります。
- 本人確認書類
- 本人名義のクレジットカード
- メールアドレス
- MNP予約番号(乗り換えの方のみ)
なお、MNP予約番号とは、電話番号を引き継ぐ場合に必要な番号です。乗り換え元のキャリアに連絡することで発行することができます。
ですので、もともとスマホを持っていない新規の方や、番号が変わっても問題ない方は必要ありません。
増量オプションⅡに加入するのを忘れずに!
キャッシュバックを最大額受け取るには、増量オプションⅡに加入する必要がありますので理解しておきましょう。
増量オプションⅡは13ヶ月間無料で使えるため、それまでに必要なければ解約しても構いません。
手順2.SIMカードの受け取り
次に購入したSIMカードを受け取ります。
店頭で購入した場合はその場で受け取れますが、Webで購入したSIMカードは郵送での受け取りです。
SIMカードはオンラインショップでのお申し込み手続きおよび審査完了後、通常は翌日に発送されます。
なお、家族割の申し込みは受け取りを完了し、SIMカードをセットしてからで問題ありません。
手順3.au PAYの利用設定
無事にSIMカードの設定ができたら、キャッシュバックを受け取るためにau PAYの利用設定をしましょう。
利用設定といっても面倒な作業はなく、取得したauIDをauPAYに登録すれば完了です。
手順4.auPAY残高還元に関する連絡がメールで届く
auPAYを登録できれいれば、回線切替完了の翌月下旬以降にauPAY残高へ還元されます。その際、auPAY残高還元に関する連絡がメールで届くので、実際に還元されているかどうか確認するようにしましょう。
UQモバイルで2台目を契約する場合の注意点
続いて、UQモバイルで2台目を契約する場合の注意点を解説します。注意する内容としては以下の通りです。
UQモバイルで2台目を契約する場合の注意点
- キャンペーン適用時にはオプション加入を忘れずに
- auPAY残高還元時点でauPAYアプリの登録を済ませる
- 同一名義での契約は最大5回線
キャンペーン適用時にはオプション加入を忘れずに
注意点1つ目は、キャンペーン適用時のオプション加入を忘れないことです。
UQモバイルのキャンペーンは確かに魅力的ですが、SIM乗り換え時や新規端末購入のキャンペーンの条件として、増量オプションⅡに加入する必要があります。
これは、UQ応援割を適用するうえでも同じです。オプションの料金自体は1年間無料で継続義務もないので、必要ない場合は1年後に忘れずに外すようにしましょう。
auPAY残高還元時点でauPAYアプリの登録を済ませる
注意点2つ目は、au PAY残高還元時点でauPAYアプリの登録を済ませることです。
もともとのキャッシュバックは現金で振り込まれていたため、タイミングになれば手続きを行うという流れでしたが、auPAY還元の場合は還元されるタイミングで登録を済ませておく必要があります。
また、登録時のメールアドレスが無効で、auPAY残高還元に関する連絡を送れない場合も還元がされない場合があります。メールアドレスの登録は慎重に行いましょう。
同一名義での契約は最大5回線
注意点3つ目は、同一名義での契約は最大5回線までということです。
たとえば、母の名義で契約する場合、最大で父・子ども3人分の回線が契約可能です。
もし回線が足りない場合、父・母をそれぞれ親回線として、子回線を契約することもできます。
その場合、父回線で5回線、母回線で5回線、あわせて10回線の利用が可能です。
auの回線と合わせて5回線までであることにも注意
また、現在使っているUQモバイルが「くりこしプラン+5G」の場合は、最大5回線の対象がau(povoを含む)とUQ mobileでの合算であることにも注意が必要です。
ただし、2021年9月1日以前から契約していて、現在の料金プランが「くりこしプラン +5G」以外であれば、UQ mobileのみで最大5回線申し込みができます。
UQモバイルの2台目の契約に関するQ&A
Q.UQモバイルのキャンペーンは同一名義の2台目でも使える?
回答使えます。今回紹介したキャンペーンは全て「1回線につき1回使える」キャンペーンです。しかし、キャンペーンの中には1人1回までのものも存在しますので、確認するようにしましょう。
Q.UQモバイルの割引は同一名義の2台目でも使える?
回答使えます。UQモバイルの自宅セット割は、1契約につき10回線までで、これは契約者本人も含まれています。他社でたまにある本人を除く2台目からの適用ではないです。
UQモバイルでお得に2台目を契約しよう
UQモバイルで2台目を契約する際の割引やキャンペーン、契約方法などについて解説しました。
記事の内容をまとめると以下のようになります。
記事のまとめ
- UQモバイルの割引は個人の複数契約でも適用可
- データ使用量に合わせた料金プランで、使わない端末は月額料金が安い
- 割引は家族の2台目からでなく全員に適用
- SIMのみ乗り換えのキャンペーンが大きい
UQモバイルは、個人での2台持ちや家族で複数回線契約のどちらでも安くできる、柔軟性の高いキャリアです。もし、自分や家族の誰かがUQモバイルを契約している場合、2台目の契約を考えるのも一つの手でしょう。