格安SIMの通話料は高い?安くする方法・おすすめ格安SIMを比較解説

通話料を安くしたいなら、格安SIMがおすすめです。低価格な通話料とかけ放題オプションで、通信費を節約できます。本記事では格安SIMの通話料・オプションを一覧表で比較。選び方や注意点も参考にすれば、自分に最適のサービスを選べます。
この記事の目次
通話メインでスマホを使用する人や、短時間でも通話する機会が多い人なら、通話料を抑えられる格安SIMで通信費の節約が可能です。
しかし格安SIM・キャリアは非常に多く、どの格安SIMと契約するのが最良か、判断に迷う人も多いでしょう。
そこで本記事では、格安SIM・キャリアの通話料やかけ放題オプションのサービス内容を調査した結果に基づいた、通話がおすすめの格安SIMをを紹介します。
データの使用状況や毎月の通話時間によって適切な格安SIMは異なるため、選び方や注意点もあわせて解説!ぜひ本記事を、自分にとって無駄のない格安SIM選びに役立ててください。
記事のかんたんまとめ
- 多くの格安SIMでは中継施設を経由する「プレフィックス方式」の通話を採用しており、専用アプリの利用で通話料を安くできる。
- 最近ではスマホ標準搭載の電話アプリでも、自動で「プレフィックス方式」の通話に切り替わる仕組みの格安SIMも多い。
- 格安SIMではかけ放題オプションとして、主に「時間制限あり」と「時間無制限」のオプションを用意しているケースが多い。
- 「楽天モバイル」は、専用アプリを使えば、オプション料金無料・時間無制限で通話料を無料にできる。
- 通話料の安さで格安SIMを選ぶ際には、通話料やオプション料金だけでなく、基本料金も合算した月額費用で比較する必要がある。
- 完全に通話料無料になる格安SIMはなく、ナビダイヤル(0570)や3桁特番(110・104など)、国際通話など、通話料が発生する電話番号がある。格安SIMによって対象外の電話番号は異なる。
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格安SIMで通話料を安くする方法
格安SIMで通話料を安くする方法は、主に3つあります。使用状況によって適した方法が異なるので、自分にぴったりな方法で通話料を節約しましょう。
格安SIMで通話料を安くする方法
- 無料通話アプリを使う
- 通話かけ放題・オプションを利用する
- プランに通話料が組み込まれている格安SIMを使う
1.無料通話アプリを使う
一部の格安SIM・キャリアでは、専用の「通話アプリ」を使うと通話料が安くなる仕組みを採用しています。格安SIM専用の電話アプリは、無料でダウンロードできるケースがほとんどです。
たとえば、楽天モバイルの「Rakuten Link」アプリは、相手が「Rakuten Link」アプリを使用していなくても無料で通話可能です。
また、BIGLOBEモバイルでは「BIGLOBEでんわ」で発信すると、国内通話が9.9円(税込)/30秒と通常の半額以下に抑えられます。
格安SIMの専用アプリを使うと通話料が安くなる理由は、中継設備を通して通話する仕組み「プレフィックス方式」を採用しているからです。
以前は、電話番号の前に格安SIMごとに指定された番号を入力して発信する必要がありました。しかし最近では、専用アプリを使うだけでプレフィックス方式の通話ができる仕組みを採用している格安SIMが複数あります。
また、スマホに標準搭載の電話アプリでも、自動でプレフィックス方式に切り替わる格安SIMも増加傾向です。専用アプリを使うのが手間と感じるなら、専用アプリ不要で通話料が安くなる格安SIMを選びましょう。
2.通話かけ放題・オプションを利用する
「プレフィックス方式」を採用している格安SIMでは通話料の節約が可能ですが、かけ放題オプションを活用すると通話料をより安く抑えられます。
かけ放題オプションは、主に「◯分以内の通話が無料」というように時間制限があるものと、時間無制限で通話料が無料になるものがあります。
時間制限があるもののほうが時間無制限のものよりオプション料金が安いので、通話の使用状況に合わせて自分に適したオプションを選びましょう。
3.プランに通話料が組み込まれている格安SIMを使う
格安SIMのなかには、基本の料金プランにかけ放題オプションが含まれているケースがあります。
たとえば、ahamoは基本料金に5分以内の国内通話料無料サービスが付帯しており、申し込みも不要です。
また、OCNモバイルONEの「500MBコース」には、毎月最大10分相当の通話料が無料になるサービスが含まれています。
「帰宅時に家族へ軽く連絡する」「毎月少し通話する」という人は、プランに通話料が組み込まれている格安SIMで通話料を節約できるでしょう。
無料通話・かけ放題でおすすめの格安SIM | ||
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格安SIMの通話料に関する比較表
格安SIMのかけ放題オプションには、大きく「時間制限があるもの」と「時間無制限のもの」に分けられます。なるべく通話料を抑えたいなら、自分に適したかけ放題オプションがある格安SIM回線を選びましょう。
ここでは、格安SIMのかけ放題オプション料金と通話料を比較した一覧表を、かけ放題オプションの種類別に紹介します。
比較表の種類
- 時間制限がある「かけ放題オプション」と通話料の比較表
- 時間無制限の「かけ放題オプション」と通話料の比較表
時間制限がある「かけ放題オプション」と通話料の比較表
時間制限がある「かけ放題オプション」とは、決められた時間内の通話なら、回数無制限で無料になるオプションのことです。
「1回◯分以内」という制限が多い傾向ですが、なかには「月◯分以内」のように月の累計時間で制限しているオプションもあります。
制限時間内の通話は無料になりますが、時間を超過すると通話料が発生するので注意しましょう。
ブランド | オプション月額 (税込) | 無料通話時間 | 超過後の通話料 (税込) |
---|---|---|---|
OCNモバイルONE ※500MBコース | 無料 | 最大10分相当/月 | 11円/30秒 |
BIGLOBEモバイル ※BIGLOBEでんわ使用時 | ①660円 ②913円 | ①3分/回・月60分 ②10分/回・月90分 | 9.9円/30秒 |
IIJmio | ①500円 ②700円 | ①5分/回 ②10分/回 | 11円/30秒 (ファミリー割:8.8円/30秒) |
イオンモバイル | ①550円 ②935円 | ①5分/回 ②10分/回 | 11円/30秒 |
QTモバイル | 880円 | 10分/回 | 11円/30秒 |
mineo | ①550円 ②110円 | ①10分/回 ②10分/月 | ①11円/30秒 ②22円/30秒 |
ahamo | 無料 | 5分/回 | 22円/30秒 |
povo 2.0 | 550円 | 5分/回 | 22円/30秒 |
LINEMO | 550円 | 5分/回 | 22円/30秒 |
ワイモバイル | 770円 | 10分/回 | 22円/30秒 |
UQモバイル | ①880円 ②550円 | ①10分/回 ②60分/月 | 22円/30秒 |
楽天モバイル | 1,100円 | 15分 | 22円/30秒 |
通話料が安い!おすすめ格安SIM | ||
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IIJmio 公式サイト | イオンモバイル 公式サイト | QTモバイル 公式サイト |
時間無制限の「かけ放題オプション」と通話料の比較表
時間無制限の「かけ放題オプション」とは、時間や回数の制限なく、24時間いつでも国内通話が無料になるオプションです。
なかなか会えない友人や、離れて暮らす家族・親戚と長電話する機会が多い人に向いているオプションで、活用すれば通話料の節約ができます。
通話料を固定できるので、家計管理もしやすくなるでしょう。
ブランド | オプション月額 (税込) | オプション未加入時の 通話料(税込) |
---|---|---|
楽天モバイル ※Rakuten Link使用時 | 無料 | 無料 |
ahamo | 1,100円 | 22円/30秒 |
mineo | 1,210円 | 22円/30秒 |
IIJmio | 1,400円 | 11円/30秒 (ファミリー割:8.8円/30秒) |
OCNモバイルONE | 1,430円 | 11円/30秒 |
QTモバイル | 1,600円 | 11円/30秒 |
イオンモバイル | 1,650円 | 11円/30秒 |
povo 2.0 | 1,650円 | 22円/30秒 |
LINEMO | 1,650円 | 22円/30秒 |
ワイモバイル | 1,870円 | 22円/30秒 |
UQモバイル | 1,980円 | 22円/30秒 |
無料通話・かけ放題でおすすめの格安SIM | ||
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格安SIMの通話料比較
格安SIM通話料比較ランキングTOP5
- 楽天モバイル
- BIGLOBEモバイル
- mineo
- IIJmio
- OCNモバイルONE
※専用アプリがある場合には、専用アプリ使用時の通話料で比較しています。
※通話料が同額の場合は、割引適用時の通話料、無料通話の有無を基準に選定しています。
1.楽天モバイル
出典:楽天モバイル
おすすめポイント
- Rakuten Linkを使えば無制限で通話料無料
- Rakuten Linkなら対象の国と地域から日本国内への通話も無料
- Rakuten Link同士ならメッセージやファイルの送受信も無料
楽天モバイルは「通話料を払いたくない」「海外の赴任先から通話料を気にせず通話したい」という人に向いています。
楽天モバイル独自の電話アプリ「Rakuten Link」を使えば、国内通話は無制限で無料です。固定電話を含む「Rakuten Link」を使っていない相手に対しても通話料が無料なので、通話する機会が多いなら毎月の通信費を大幅に削減できます。
対象の国と地域から日本への発信も「Rakuten Link」を使えば、通話料はかかりません。
「Rakuten Link」は、楽天モバイルユーザーならオプション料金0円でダウンロードでき、申し込み手続きも不要です。通話に関する出費をゼロにできるのは、楽天モバイルの大きな魅力といえるでしょう。
容量 | 価格(税込) |
---|---|
0~3GB | 1,078円 |
3~20GB | 2,178円 |
20GB~無制限 | 3,278円 |
2.BIGLOBEモバイル
おすすめポイント
- 「BIGLOBEでんわ」を使えば通話料はいつでも9.9円(税込)/30秒
- 「BIGLOBEでんわ」なら国際通話も一律22円(不課税)/30秒
- 「BIGLOBEでんわ」は無料でダウンロードでき、月額料金・初期費用も0円
BIGLOBEモバイルは、独自の専用電話アプリ「BIGLOBEでんわ」で通話すると、通話料が半額になる格安SIMです。通常の国内通話料は22円(税込)/30秒ですが、「BIGLOBEでんわ」を使えば半額以下の9.9円(税込)/30秒に通話料を抑えられます。
国際通話料も、対象の国・地域なら一律22円(不課税)/30秒と安く、海外にいる友人や家族と通話する機会がある人にもおすすめです。
「BIGLOBEでんわ」は無料でダウンロードでき、オプション料金や初期費用も0円で利用できます。
「通話をする機会はあるけど、かけ放題オプションに加入するほどではない」という人に向いている格安SIMです。
データ容量 | 月額料金 (税込) | |
---|---|---|
音声通話SIM (電話+データ通信) | 1GB | 1,078円 |
3GB | 1,320円 | |
6GB | 1,870円 | |
12GB | 3,740円 | |
20GB | 5,720円 | |
30GB | 8,195円 |


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3.mineo

おすすめポイント
- 専用アプリ「mineoでんわ」使用時に国内通話が10円(税込)/30秒
- 「10分かけ放題」オプション加入なら、10分超過後も11円(税込)/30秒で通話可能
- 回線速度が遅くても通話だけできればよいなら、月額基本料を250円(税込)に抑えられる
mineoは、独自の料金プランやオプションサービスが魅力の格安SIMです。
基本料金プランは、データ容量別の「マイピタ」と、通信速度が制限される代わりにデータ無制限で使用できる「マイそく」があります。
「スマホでは音声通話しかしない」という人は、マイそくの「スーパーライト」がおすすめ。基本使用料を月額250円(税込)に抑えられます。ただし、プラン変更はできないので、契約時に「スーパーライト」に申し込む必要がある点には注意が必要です。
通話料は専用アプリ「mineoでんわ」を使えば、10円(税込)/30秒で国内通話が可能です。「10分かけ放題」オプションに加入している場合には、アプリ不要で10分超過後は11円(税込)/30秒で通話できます。
スマホでは通話しかしないという人なら、mineoを活用すれば毎月の固定費を削減できるでしょう。
マイピタ | 音声通話+データ通信 (税込) | データ通信のみ (税込) |
---|---|---|
1GB | 1,298円 | 880円 |
5GB | 1,518円 | 1,265円 |
10GB | 1,958円 | 1,705円 |
20GB | 2,178円 | 1,925円 |
マイそく | 音声通話+データ通信 (税込) | データ通信のみ (税込) |
---|---|---|
スタンダード (最大1.5Mbps) | 990円 | |
プレミアム (最大3Mbps) | 2,200円 | |
ライト (最大300kbps) | 660円 | |
スーパーライト (最大32kbps) | 250円 | なし |
24時間データ使い放題 | 330円/回 |
※月〜金の12時台は最大32kbps。混雑回避のための速度制限(3日間で10GB以上利用時)および通信最適化が適用される。
4.IIJmio

おすすめポイント
- 専用アプリ不要で国内通話が11円(税込)/30秒
- 「ファミリー通話割引」で同一mio ID内の通話料が8.8円(税込)/30秒
- 手続き不要で海外247エリアに安い通話料で発信できる
IIJmioは、専用アプリをダウンロードしなくても11円(税込)/30秒という安い通話料で通話ができる格安SIMです。
家族間で通話する機会が多いなら「ファミリー通話割引」を利用すれば、さらに低価格の8.8円(税込)/30秒で通話できます。
「ファミリー通話割引」は同一mio ID内の通話に限定されますが、自動割引されるので「申し込みを忘れて損をした」という心配がありません。
国際通話も「IIJmio国際電話」を利用すれば低価格での通話が可能です。海外247エリアが対象なので、ほとんどの国・地域に通話料を抑えて発信できるのは大きなメリットといえます。
現状の「IIJmio国際電話」では、電話番号の最初に「0077-502-010-国番号」をつける手間がかかる点がデメリットです。しかし、自動で指定番号をつけて発信する国際電話専用アプリが実装予定なので、実装されれば簡単に安い通話料で国際通話ができるでしょう。
容量 | 音声プラン(税込) | SMSプラン(税込) | データプラン(税込) | eSIMプラン(税込) |
---|---|---|---|---|
2GB | 850円 | 820円 | 740円 | 440円 |
5GB | 990円 | 970円 | 900円 | 660円 |
10GB | 1,500円 | 1,470円 | 1,400円 | 1,100円 |
15GB | 1,800円 | 1,780円 | 1,730円 | 1,430円 |
20GB | 2,000円 | 1,980円 | 1,950円 | 1,650円 |
5.OCNモバイルONE

OCNモバイルONEは、2023年6月26日(月)をもって、新規申し込みおよびSIMの追加申し込みの受付を終了しました。
おすすめポイント
- 500MBコースなら月10分間相当の通話料が無料
- 「スマホはほぼ通話しかしない」という人は大幅な通信費の節約が可能
- 専用アプリ不要で国内通話が11円(税込)/30秒
OCNモバイルONEは、データ容量500MBコースに毎月10分間相当の通話料が無料になるサービスが含まれている格安SIMです。「スマホはほぼ着信用」「通話は施設に連絡する程度」という人は、スマホ通信費を月々550円(税込)に抑えられます。
スマホに標準搭載されている電話アプリでの発信でも、国内通話料が11円(税込)/30秒と低価格です。手間をかけずに通話料を安くしたい人にもおすすめできます。
なお、多くの格安SIMでは、回線申し込みができる店舗数が限られていたり、店舗自体がなかったりと、サポートの手薄さがデメリットです。しかしOCNモバイルONEは、全国のドコモショップでスタッフのサポートを受けながら申し込みできます。
通話料を安くする手続きは不要ですが、スマホ操作に不慣れでスタッフのサポートを受けながら回線申込をしたい人に向いている格安SIMです。
データ容量 | 音声SIM | SMS対応SIM | データSIM |
---|---|---|---|
500MB | 550円 | - | - |
1GB | 770円 | - | - |
3GB | 990円 | 990円 | 858円 |
6GB | 1,320円 | 1,320円 | 1,188円 |
10GB | 1,760円 | 1,760円 | 1,628円 |
格安SIMのかけ放題比較
格安SIMかけ放題比較
- 楽天モバイル
- mineo
- povo 2.0
- OCNモバイルONE
- IIJmio
※本ランキングは、時間無制限のかけ放題オプションと最低の月額料金の合計金額を算出し、安いものを順に5つ並べたものです。
※時間制限ありのランキングとは結果が異なります。時間制限ありの料金は、各格安SIM・キャリアの紹介を参考にしてください。
1.楽天モバイル
出典:楽天モバイル
かけ放題サービスについて
- 「Rakuten Link」アプリなら無制限で国内通話無料
- 「Rakuten Link」アプリは無料・申し込み不要
- 標準アプリ用「15分(標準)通話かけ放題」は月額1,100円(税込)
楽天モバイルは、専用アプリ「Rakuten Link」を使用すれば、時間無制限で通話料が無料になるキャリアです。
「Rakuten Link」アプリは無料でダウンロードでき、申し込み手続き不要で楽天モバイルユーザーなら誰でも使用できます。
「専用アプリを使用するのは手間」という人には、標準アプリ用のかけ放題オプション「15分(標準)通話かけ放題」がおすすめです。
「15分(標準)通話かけ放題」は月額1,100円(税込)ですが、オプション加入から最初の3ヶ月は無料で使用できます。「Rakuten Link」と「15分(標準)通話かけ放題」を併用し「Rakuten Linkで十分」と感じたら、無料期間内に解約すれば無駄がありません。
月額料金(税込) 0〜3GB | かけ放題オプション込みの 月額料金(税込) |
---|---|
1,078円 | ①Rakuten Link:1,078円 ②15分(標準)通話かけ放題:2,178円 |
2.mineo
出典:mineo
かけ放題サービスについて
- 「10分かけ放題」が月額550円(税込)と最安値級
- 「時間無制限かけ放題」は月額1,210円(税込)
- たまにしか通話しないなら「10分通話パック」が月額110円(税込)とお得
mineoには、3つのかけ放題オプションが用意されています。
10分以内の通話料が無料になる「10分かけ放題」は、月額550円(税込)と業界最安値級です。「時間無制限かけ放題」も月額1,210円(税込)と、他社と比較しても安いといえます。
「スマホでは通話しかしない」という人なら、マイそくの「スーパーライト」にかけ放題オプションをつけて契約するのがお得です。
基本料金とオプションの合計で、10分かけ放題なら月額800円(税込)、時間無制限かけ放題でも月額1,460円(税込)と低価格でスマホを利用できます。
通話メインでスマホを使用する人に、mineoは特におすすめです。
月額料金(税込) | かけ放題オプション込みの 月額料金(税込) | |
---|---|---|
マイピタ:1GB (通話+データ通信) | 1,298円 | ①10分かけ放題:1,848円 ②時間無制限かけ放題:2,508円 ③10分通話パック:1,408円 |
マイそく:スーパーライト (最大32kbps) | 250円 | ①10分かけ放題:800円 ②時間無制限かけ放題:1,460円 ③10分通話パック:360円 |
3.povo 2.0
かけ放題サービスについて
- 基本料金0円でかけ放題をつけられる
- 「5分かけ放題」は月額550円(税込)
- 時間無制限の「通話かけ放題」は月額1,650円(税込)
povo 2.0は、安定したau回線を低価格で使用できるauの格安ブランドです。大きな特徴は、自分にとって必要なオプションを「トッピング」していく仕組み。基本料金0円なので、無駄のなく回線を使用したい人に向いています。
「スマホは通話しかしない」という人なら、22円(税込)/30秒の通話料のみで回線が使用可能です。
通話に関するトッピングは「5分かけ放題」と「通話かけ放題」の2種類あり、5分以内の通話を毎月合計で13分以上するなら「5分かけ放題」が向いています。40分を超える長時間の通話を月に1度でもするなら「通話かけ放題」がおすすめです。
データトッピングをしないなら、毎月のスマホ通信費は「かけ放題トッピング」のみ。「5分かけ放題」なら毎月550円(税込)、「通話かけ放題」なら毎月1,650円(税込)しかかかりません。
月額料金(税込) | かけ放題オプション込みの 月額料金(税込) |
---|---|
0円 | ①5分かけ放題:550円 ②通話かけ放題:1,650円 |
4.OCNモバイルONE
出典:OCNモバイルONE
かけ放題サービスについて
- 500MBコースなら毎月10分間相当の通話料無料つき
- 「10分かけ放題」「トップ3かけ放題」が月額935円(税込)
- 時間無制限の「完全かけ放題」は月額1,430円(税込)
OCNモバイルONEは「スマホでデータ通信も少しするけど、メインはほぼ通話」というユーザーにおすすめの格安SIMです。低データ容量の「500MBコース」を選べば、月最大10分相当の無料通話が付帯しています。
「500MBコース」は月額550円(税込)なので、時間無制限の「完全かけ放題」オプションを追加しても月額1,980円(税込)しかかかりません。
また、主に通話する連絡先が3つ以内なら、完全かけ放題よりも「トップ3かけ放題」のほうがおすすめです。通話料がかかっている上位3つの番号について、通話料が0円になります。
「500MBコース」と「トップ3かけ放題」を組み合わせれば、月額1,485円(税込)で長時間通話もちょっとした通話も通話料無料です。使い方によっては、毎月の通信費を抑えられるでしょう。
月額料金(税込) 500MBコース | かけ放題オプション込みの 月額料金(税込) |
---|---|
550円 | ①10分かけ放題:1,485円 ②トップ3かけ放題:1,485円 ③完全かけ放題:1,980円 ※無料通話最大10分つき |
5.IIJmio
出典:IIJmio
かけ放題サービスについて
- 「通話定額5分+」が月額500円(税込)、「通話定額10分+」が月額700円(税込)
- 時間無制限の「かけ放題+」は月額1,400円(税込)
- 2023年4月から専用アプリ不要でかけ放題オプションが適用
IIJmioは、3種類のかけ放題オプションが選べる格安SIMです。時間制限ありのかけ放題料金は「通話定額5分+」が月額500円(税込)、「通話定額10分+」は月額700円(税込)と比較的安いオプション料金となっています。
時間無制限の「かけ放題+」は月額1,400円(税込)で、最も月額料金が安い2ギガプラン(音声SIM)の基本料金と合算で月額2,250円(税込)になる計算です。
2023年3月までは、かけ放題オプションを適用するためには専用アプリ「みおふぉんダイヤル」からの発信が必要でした。しかし、2023年4月以降はアプリ不要でオプションが適用となります。
今まで専用アプリの使用が面倒でIIJmioとの契約をためらっていた人も、使い勝手がよくなるのでこの機会にぜひ契約を検討してみてください。
月額料金(税込) 2ギガプラン | かけ放題オプション込みの 月額料金(税込) |
---|---|
850円 | ①通話定額5分+:1,350円 ②通話定額10分+:1,550円 ③かけ放題+:2,250円 |
格安SIMの通話料金プランの選び方
通話料金を節約したくて格安SIMを選ぶなら、次の3点に着目すると大きな失敗を防げます。
格安SIMの通話料金プランの選び方
- 通話時間で選ぶ
- 基本料金とオプションの合計額で比較する
- 使いやすさで選ぶ
1.通話時間で選ぶ
通話料をできるだけ安くしたいなら、まずは自分の通話機能の使用状況や時間を把握しましょう。
かけ放題プランには、5分以内や10分以内などの時間制限があるものと、時間無制限のものがあります。たとえば、仕事帰りに家族へ3分程度の通話をする習慣があるなら、時間制限ありの安いかけ放題オプションがおすすめです。
しかし、月に1回でも1時間以上の長電話をするなら、かけ放題プランは「時間無制限」のものが向いています。どれだけ通話をしても毎月の通話料はオプション料金のみなので、通話料を気にせずにゆっくり会話を楽しめるでしょう。
2.基本料金とオプションの合計額で比較する
通話料を抑える目的で格安SIMを選ぶなら、基本料金とかけ放題オプション料金の合計額で比較しましょう。
基本料金は、データ容量(ギガ)ごとに用意されている格安SIMが多い傾向ですが、なかには基本料金0円というサービスもあります。
「スマホは通話機能しか使わない」「インターネットは自宅のWiFiを使う」という場合、データ容量は少ない料金プランがおすすめです。
低データ容量のプランや基本料0円の格安SIMなら、かけ放題オプションを追加しても毎月のスマホ通信費を安く抑えられます。
たとえば、本記事で紹介したpovo 2.0は、基本料金が0円です。時間無制限のかけ放題だけをトッピングすれば、毎月の通信費は1,650円(税込)に抑えられます。
しかし「毎月のデータ使用量は20GB程度、ほぼ毎日短時間の通話もする」という場合は、高品質のドコモ回線を使えるahamoがおすすめです。月額2,970円(税込)でデータ容量20GB、5分以内の通話料無料が付帯しています。
自分に適したデータ容量と通話オプションの合計額で各社を比較すれば、毎月の通信費を節約できるでしょう。
3.使いやすさで選ぶ
使いやすさも格安SIMを選ぶ際に重要なポイントです。通話料が無料になったり安くなったりする条件に「専用アプリの使用」がある場合は、特に注意しましょう。
たとえば、楽天モバイルでは専用の電話アプリ「Rakuten Link」を使えば、国内通話料は時間無制限で無料です。しかし、標準の電話アプリで着信した番号に折り返す場合、番号をコピーして「Rakuten Link」に貼り付けて発信しないと通話料がかかります。
また、BIGLOBEモバイルやmineoなどの一部格安SIMでは、専用の電話アプリで発信しないと通話料の割引を受けられません。
通話料が安くても使い勝手が悪いと、通話するたびに小さなストレスを感じます。手間をかけたくないなら、専用アプリ不要で通話料が安くなる格安SIMを選びましょう。
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格安SIMで通話料を安くする際の注意点
格安SIMで通話料を安くする際、次の3点に注意しましょう。
格安SIMで通話料を安くする際の注意点
- 通話料が無料にならない電話番号がある
- 時間超過後は通話料が発生する
- 専用アプリを使用しないと安くならない場合がある
注意点1.通話料が無料にならない電話番号がある
かけ放題オプションに加入していても、全ての電話番号が通話料無料になるわけではありません。
格安SIMによって対象外の電話番号は異なりますが、多くのケースで次のような番号が対象外です。
かけ放題でも通話料無料にならない電話番号(一例)
- 「0570」から始まるナビダイヤル
- 衛星電話・衛星船舶電話
- 国際通話
- 「104」「110」などの3桁特番 など
かけ放題対象外の番号へは、発信できても通話料が発生するので注意しましょう。
注意点2.時間超過後は通話料が発生する
時間制限ありのかけ放題オプションの場合、規定の時間を超えると通話料が発生します。
たとえば、5分以内のかけ放題オプションの場合、5分を超えた時点で格安SIMサービスごとの通話料がかかり始めるので注意が必要です。5分以内のかけ放題で通常の通話料が22円(税込)/30秒の場合、10分通話すると5分超過分の通話料220円(税込)が請求されます。
時間無制限のかけ放題オプションに加入したほうが通話料を安く抑えられる可能性があるので、使用状況により適したオプションを選びましょう。
注意点3.専用アプリを使用しないと安くならない場合がある
専用アプリを使用しないと、通話料が安くならない格安SIMもあります。たとえば、楽天モバイルなら「Rakuten Link」、BIGLOBEモバイルなら「BIGLOBEでんわ」が専用アプリです。
スマホに標準搭載されている電話アプリから発信しても、通話料が無料になったり安くなったりしないので、専用アプリがある場合には注意が必要です。
専用アプリの使用で通話料が安くなる場合、必ず専用アプリを起動してから発信するようにしましょう。
無料通話・かけ放題でおすすめの格安SIM | ||
楽天モバイル 公式サイト | ||
ahamo 公式サイト | ||
mineo 公式サイト | OCN モバイルONE | IIJmio 公式サイト |
格安SIMの通話料に関するQ&A
格安SIMの通話料について、よくある質問を5つピックアップしました。
多くの人が疑問に感じるポイントなので、チェックしておけば「格安SIM選びで後悔した」という失敗を防げます。ぜひ参考にしてください。
Q.通話のみでおすすめの格安SIMはどこ?
通話の使用状況によりますが、通話のみなら次の3社がおすすめです。
通話のみでおすすめの格安SIM3社
- 5分以内の通話かけ放題なら「povo 2.0」
- 時間無制限のかけ放題なら「楽天モバイル」
- 月10分以内のかけ放題なら「OCNモバイルONE」
「povo 2.0」は、基本料金0円で回線を使用できます。5分以内のかけ放題が月額550円(税込)なので、1回の通話時間のほとんどが5分以内なら「povo 2.0」が最も低価格です。
時間無制限でかけ放題を利用したいなら、専用アプリ「Rakuten Link」の使用で通話料無料になる「楽天モバイル」が向いています。プランの最低料金1,078円(税込)で、時間・回数無制限で通話可能です。
自分から発信する通話は月10分以内という場合には「OCNモバイルONE」の500MBコースがお得。月額550円(税込)で月10分相当の無料通話が付帯しています。
Q.60歳以上の通話が無料になるサービスを比較すると、どこがおすすめ?
イオンモバイルの「やさしいプラン」がおすすめです。
イオンでんわフルかけ放題が、440円(税込)オフの月額1,210円(税込)で利用できます。月額基本料金748円(税込)のデータ容量0.2GBなら、合計で月額1,958円(税込)になる計算です。
ただし、もし家族がワイモバイルを使用しているなら、ワイモバイルのほうが安くかけ放題を使用できます。「シンプルプランS」の契約で、家族割引サービスと「60歳以上 通話ずーっと割引キャンペーン」を併用すれば、月額1,760円(税込)になる計算です。
Q.格安スマホで通話料無料にする方法はある?
楽天モバイルなら、専用アプリ「Rakuten Link」を使用することでオプション料金をかけずに通話料を無料にできます。
また、ahamoには基本プランに5分以内の国内通話無料サービスが付帯しており、時間制限はあるものの通話料無料で使用が可能です。
他の格安SIMで時間制限なしの通話料無料サービスを利用したいなら、かけ放題オプションに加入する必要があります。
ただし、どの格安SIM・キャリアでもかけ放題対象外の電話番号があるので、完全に通話料無料にするのは難しいでしょう。
Q.音声通話SIMでおすすめはどこ?
OCNモバイルONEがおすすめです。「ドコモ回線通信品質 4期連続・総合1位評価」を獲得している実績があり、繋がりやすい格安SIMといえます。
また、音声SIMのデータ容量コースが500MB〜10GBまで用意されており、自分に適したデータ容量を選びやすいのもメリットです。
Q.格安SIMで通話し放題のプランを提供しているところはどこ?
通話し放題のプランを提供している格安SIMとして、本記事では次の11社を紹介しました。
時間無制限の通話し放題がある格安SIM一覧
- 楽天モバイル
- ahamo
- mineo
- OCNモバイルONE
- IIJmio
- QTモバイル
- イオンモバイル
- povo 2.0
- LINEMO
- ワイモバイル
- UQモバイル
各社で条件やオプション料金は異なりますが、上記の格安SIMであれば時間無制限のかけ放題が利用可能です。オプション料金の詳細は、本記事の「時間無制限の「かけ放題オプション」と通話料の比較表」を参考にしてください。
格安SIMの通話料まとめ
今回は、格安SIMの通話料やかけ放題オプション、通話料が安い格安SIMの選び方などを紹介しました。
この記事でわかったこと
- 多くの格安SIMが、通話料を安くするオプション・サービスを用意している
- 「かけ放題」オプションには、時間制限があるものと時間無制限のものの2種類ある
- 楽天モバイルは、専用アプリを使えばオプション料金・申し込み不要で通話料を時間無制限で無料にできる
- 通話料を抑えたいなら、データ使用量と通話時間を考慮してプラン・オプションを選ぶ必要がある
楽天モバイルは、無料の専用アプリ「Rakuten Link」を使用すれば時間無制限で国内通話が無料になります。オプション料金もかからないので、通話料を無料にしたい人におすすめです。
ただし、通話料を無料にするには専用アプリを使用する必要があるので、手間がかかる点がデメリットです。もしスマホに標準搭載されている電話アプリを使いたいなら基本料金0円の「povo 2.0」や、基本料金が安い「mineo」などが使いやすいでしょう。
通話料を安くしたいなら、かけ放題のオプション料金だけでなく、格安SIMの基本料金も合算して比較する必要があります。本記事を参考に、自分の使用状況に合わせて最適な格安SIMを選びましょう。
無料通話・かけ放題でおすすめの格安SIM | ||
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