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ドコモの主回線変更方法を解説|電話・オンラインの手順は?確認方法・注意点

更新日:2021.06.30

ドコモの主回線(代表回線)の確認方法、変更方法について紹介しています。ドコモには「ファミリー割引」「一括請求サービス」「シェアパック」に主回線・副回線の概念がありますが、主回線を解約する場合にはdポイントが失効する場合があるので注意が必要です。

ドコモの主回線を変更することで、料金プランを確認・変更したり、ポイントをお得に貯めることができたりと、メリットは多いもの。

そこで今回は、ドコモの主回線(代表回線)の確認方法や変更方法、変更する際の注意点についてまとめました。

ドコモには、「ファミリー割引」、「一括請求サービス」、「シェアパック」これらのサービスにおいて主回線と副回線が混同して使われがちです。

この点についてもそれぞれ違いをわかりやすく説明しているので、参考にしてみてください。

ドコモの主回線(代表回線)とは?

そもそもドコモにおける「主回線(代表回線)」とは何でしょうか。

主回線や代表回線の下には「副回線」や「子回線」がぶら下がる形になり、この主回線や代表回線と、副回線や子回線全体を「グループ」などと呼びます。

ドコモにはグループを組むと単独で使う場合に比べて料金が安くなるなど、さまざまな割引サービスが用意されています。

まずは、「ファミリー割引」について見ていきましょう。

ドコモのファミリー割引とは

ドコモのファミリー割引とは、家族でドコモを契約するとさまざまな割引やお得なサービスが利用できる制度です。

1番大きな特典は、ファミリー割引と対象の料金プランや割引サービスを組み合わせると家族内の国内発信通話料が24時間無料となることです。

ただし、ファミリー割引は誰か1人の契約を代表回線に指定する必要があり、代表回線から見て三親等(※)以内の家族や親族が「家族」としてグループを組むことができます。離れて住んでいてもOKです。

請求はすべてが代表回線に来るわけではなく、請求書の送付先や支払い口座などは別々にできます

(※)法律上の「三親等の範囲」とドコモの「三親等の範囲」は一部異なります。

ドコモの「三親等の範囲」:自分が代表回線になる場合

  • 自分と同列:配偶者
  • 一親等:子、父母
  • 二親等:孫、祖父母、兄弟姉妹とその配偶者
  • 三親等:曾祖父母、ひ孫とその配偶者、甥や姪とその配偶者、叔父や叔母とその配偶者

ドコモの一括請求サービスとは

ドコモの一括請求サービスとは、ドコモと契約している複数の回線の請求金額を合計して1つの請求書などにまとめて請求するサービスです。

対象となる契約は、「同一名義の契約」と「一括請求代表回線の契約者から三親等以内の契約」です。三親等の範囲はファミリー割引と同じです。

1人で複数回線を契約している場合、請求を1つの請求書にまとめられます。また、家族全員の料金を夫が支払っている場合、家族への請求と自分への請求を1つの請求書にまとめられます。

ここでいう、一括して請求書が送られてくる回線のことを代表回線と呼びます。

ドコモのシェアパックとは

ドコモのシェアパックとは、対象の料金プランにおいて同一グループ内でパケット通信容量を分け合えるというものでした。2019年5月31日で新規申し込みは終了しています。

シェアパックでは同一グループのそれぞれが基本となる料金プランを選んだ上で、代表回線はパケットパック(シェアパック)も選んで契約します。

子回線は基本となる料金プランに加えて「シェアオプション」を契約することで、代表回線が契約したパケットパック(シェアパック)のパケットを共有できるようになります。

ドコモの主回線変更・解約方法

ドコモの主回線の変更方法と解約方法について紹介します。

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主回線の変更に必要な書類・費用

変更手続きに必要なものをまとめました。いずれの変更も費用は無料です。

ドコモショップで主回線の変更に必要な書類

  • 主回線者・副回線者の本人確認書類
  • 主回線者・副回線者の委任状
  • 主回線・副回線のネットワーク暗証番号や電話番号
  • 新たな主回線の支払いに必要な情報

ドコモショップで主回線を変更する方法

ドコモショップではファミリー割引一括請求サービスシェアパックのいずれの代表回線の変更手続きも可能です。

ファミリー割引とシェアパックの主回線を変更する場合、子回線の中から主回線になるものをあらかじめ決めておく必要があります。

その上で主回線者と副回線者が本人確認書類を持ってドコモショップへ行く必要があります。両者がいけない場合は、どちらか片方がこれない回線者の委任状を持っていきましょう。

委任状はドコモのホームページからダウンロードできるようになっています。

また、一括請求サービスとシェアパックの主回線変更には、新たな主回線者の支払いに必要な情報(クレジットカードや引き落とし銀行口座の情報など)をわかるようにしておきましょう。

電話で主回線を変更する方法

ドコモインフォメーションセンターでも、ファミリー割引、一括請求サービス、シェアパックのいずれの代表回線の変更が可能です。

ただし、ファミリー割引の主回線変更手続きは主回線者のみしか行うことができません。そもそも主回線者でなければ、現在組まれているファミリー割引に関する情報が開示できないからです。

また、一括請求サービスとシェアパックの主回線変更手続きは、新旧の主回線者の契約者名義が同じ場合にのみ手続きが可能です。

これは1人で複数の回線を持っていて、請求を一括請求サービスでまとめている場合やシェアパックを利用している場合が該当します。

ドコモインフォメーションセンターでの主回線変更手続きには限界があるので、できれば委任状を取ってドコモショップでの手続きをおすすめします。

ドコモインフォメーションセンター

  • ドコモの携帯電話から:151
  • その他の携帯電話から:0120-800-000
  • 受付時間:9:00~20:00

オンラインで主回線を変更する方法

My docomoでは、ファミリー割引の主回線変更手続きはできません

ただし、一括請求サービスとシェアパックの主回線変更手続きは、新旧の主回線者の契約者名義が同じ場合にのみ手続きが可能です。

主回線を確認する方法

ドコモでは「主回線(代表回線)」は、主にファミリー割引、一括請求サービス、シェアパックにおいて用いられます。

それぞれのサービスでどの回線が主回線(代表回線)なのか、自分の回線が子回線なのかがわからなくなった場合の確認方法について紹介します。

ファミリー割引の代表回線

ファミリー割引の代表回線を見つけるには、My docomoでログイン後に「料金」→「ご利用料金の確認」→「利用内訳」に「個別にご請求のファミリー割引グループ番号」という表記があれば、そのMy docomoにログインしている契約は代表回線です。

ドコモインフォメーションセンターに電話をすると、自分が契約している電話番号が代表回線になっているのかは教えてくれます。しかし、誰の子回線になっているのかまでは教えてくれません。

そのため、ファミリー割引の代表回線者を確認したければ、可能性のある人全員がMy docomoにアクセスするか、ドコモインフォメーションセンターに電話するしかありません。ドコモショップの場合も同様です。

一括請求サービスの代表回線

一括請求サービスの代表回線の確認は、My docomoは「料金」→「ご利用料金の確認」→「表示内容の変更」にチェックをいれて子回線の電話番号が表示されていれば、そのMy docomoにログインしている契約は代表回線です。

ドコモインフォメーションセンターとドコモショップの対応は、ファミリー割引と同じです。

シェアパックの代表回線

シェアパックの代表回線の確認方法は、My docomoは「料金」→「ご利用料金の確認」→「利用内訳」で「ベーシックシェアパック」もしくは「ウルトラシェアパック」と表記されていればそのMy docomoにログインしている契約は主回線、「シェアオプション月額定額料:550円(税込)」と表示されていれば子回線です。

ドコモインフォメーションセンターとドコモショップの対応は、ファミリー割引と同じです。

ドコモの主回線を変更する際の注意点

ドコモの主回線変更の際の注意点を紹介します。

dポイントが失効する恐れも

ドコモの主回線変更手続きに伴ってdポイントが失効する恐れがあるケースは、一括請求グループの主回線者が『ポイント共有グループ』の代表会員である場合です。

ポイント共有グループとは、ドコモ利用者はもちろん、ドコモ利用者でなくてもdアカウントを持つ会員であればポイントを共有できるグループのことです。

例えば、Aさん・Bさん・Cさんでポイント共有グループを組むと、それぞれに対して付与されたdポイントの合計がグループ内で共有され、全員で使えるようになります。

一括請求グループの主回線者がドコモを解約すると、このポイント請求グループで共有されていたポイントが自動的に失効してしまいます。

一括請求グループの主回線者がドコモを解約する時、主回線者の変更は必須なので、手続きの際にドコモショップの店員やドコモインフォメーションセンターのオペレーターは必ずその旨を指摘してくれます。

しかし、ポイント共有グループの代表会員の変更は必須ではありません。そのため、失効になることを知っている店員やオペレーターなら代表会員変更手続きを促してくれますが、そうでない場合はそのまま手続きが進みます。気が付いたら共有していたポイントが失効してしまった、ということにもなりかねません。

これを防ぐには、解約前にポイント共有グループは組んでいるかどうかを必ず確認するようにしてください。

ポイント共有グループ

2018年5月1日に始まった制度です。それまでに一括請求グループを組んでいる利用者は、全員が「一括請求グループ=ポイント共有グループ」という状態になっています。

ポイント共有グループに入った覚えはない人でも自動的に入っている可能性があるということです。

委任状を用意する必要がある

主回線者と副回線者の両者どちらかが手続きできない場合は、回線者の委任状を用意する必要があります。委任状は、ドコモ公式サイトの「同意書・委任状のダウンロード」ページから発行できるので、事前に確認しておきましょう。

また、スムーズに手続きを行うために、必要事項をすべて記入して不備がないようにしっかりと確かめてください。

ドコモの主回線(代表回線)の確認・変更は簡単

ドコモの主回線の確認方法や変更方法は、基本的にMy docomoやドコモインフォメーションセンターで簡単に確認できます。

My docomoは自分のスマホから24時間確認できますので、待ち時間の多いドコモインフォメーションセンターよりもおすすめです。

一括請求サービスの主回線者がドコモを解約する場合のみ、ポイント共有グループとの兼ね合いでポイント失効する可能性があるので、その点だけ注意して手続きを進めるようにしましょう。

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