ガラケーを安い料金で使えるのはどこ?キャリア・格安SIM別に解説!通話のみで使うなら?
この記事の目次
スマートフォンを利用している人の中には「通話はガラケーでしたい」という人もいるのではないでしょうか。
この記事では、ガラケーを使いたいという人に向けて、ガラケーを安く使えるキャリアについて解説しています。
大手3キャリアの料金プランからおすすめの格安SIM、さらには格安SIMをガラケーで利用する際の注意点などを取り上げているので、ぜひ参考にしてみてください。
キャリアで一番安いガラケー携帯料金で使えるのはどこ?
ドコモ、au、ソフトバンクでガラケーを利用する際の料金プランについて解説します。大手キャリアを利用したい人は、チェックしてみてください。
ドコモのガラケー料金プラン
ドコモのガラケー料金プランは3種類あります。
- ケータイプラン:1,507円(税込)→割引適用後1,320円(税込)
- ギガホプレミア:7,205円(税込)→割引適用後4,818円(税込)
- ギガライト:料金変動
ケータイプランは最もお得に利用できるプランで割引適用後月額1,320円(税込)となっています。
ギガホは、データ容量をたくさん使用できるプランで割引適用後4,818円(税込)で毎月利用可能です。
そして、ギガライトは、1〜7GBの間で使用量に応じて支払い料金が決定します。
auのガラケー料金プラン
auのガラケー料金プランは2種類あります。
- ケータイプラン(通話のみ):1,265円(税込)→割引適用後1,078円(税込)
- ケータイプラン(メールやネットも利用/月間300MB):1,595円(税込)→割引適用後1,408円(税込)
ケータイプランは、データ通信の利用なし&通話のみ、毎月割引適用後月額1,078円(税込)で利用できるプランと、300MBまでの通信利用したい方には毎月割引適用後月額1,078円(税込)で利用できるプランの2種類あります。
電話をよくかける方には、1回5分以内の国内通話が24時間かけ放題の「通話定額ライト2(月額880円税込)」や国内通話が24時間かけ放題の「通話定額2(月額1,980円税込)」のオプション追加もおすすめです。
auで購入できるガラケーと機種変更方法はこちらで紹介しています。
ソフトバンクのガラケー料金プラン
ソフトバンクのガラケー料金プランは5つあります。
- ケータイ通話プラン:1,078円(税込)
- ケータイ100MBプラン:1,408円(税込)
- ケータイ1GBプラン:2,728円(税込)
- ミニフィットプラン+:3,278円(税込)〜
- メリハリ無制限:7,238円(税込)
ケータイ通話プランは音声通話のみのプランで、月額1,078円(税込)で利用できます。
ケータイ100MBプラン、ケータイ1GBプランは、月額1,078円(税込)の基本プランにそれぞれデータプランを合わせたものです。ケータイ100MBプランが+月額330円(税込)、ケータイ1GBプランが+月額1,650円(税込)で利用可能です。
ミニフィットプラン+は、基本プランにデータ使用量に応じて3段階の料金が設定されているデータプランミニフィットを合わせたプランです。データプランミニフィットは、月額3,278円(税込)〜となっています。
メリハリ無制限は、基本プランにデータ容量無制限のサービスがついたプランです。データプランメリハリは、月額7,238円(税込)で利用可能です。
ソフトバンクで購入できるガラケーと機種変更の手順はこちらで解説しています。
▼そもそもドコモ・au・ソフトバンクのどのキャリアがおすすめかは以下記事でより詳しく解説しています。
通話のみ使いたい場合は格安SIMがおすすめ!
ガラケーを使用する人の中には、通話のみガラケーで行うケースも多いでしょう。
通話のみガラケーで行いたい場合は、格安SIMの利用がおすすめです。ここでは、おすすめの理由を解説します。
格安SIMでガラケーを使う方法は3つ
格安SIMでガラケーを使用する場合、その方法は大きく分けて3種類です。
- 大手3社などで購入したガラケーを持ち込んで格安SIMを使う
- 格安SIMが販売しているガラケーをセットで購入して使う
- 中古もしくはSIMフリーのガラケーを用意して格安SIMへ持ち込んで使う
簡単にいうと、すでに所有しているガラケーで格安SIMを使うのか、格安SIMと一緒に購入して使うのか、ということです。
動作確認端末であるかを確認する
他社で購入したガラケーを持ち込んで利用する場合、動作確認端末かどうかを確認しなければいけません。
格安SIMによって動作する端末に違いがあるため、せっかく契約したにも関わらず端末が対応していないといった事態に陥る可能性もあります。
そのため、格安SIM各社のホームページを確認し動作確認が行われている機種をチェックするようにしましょう。
使用している回線を確認
格安SIMを利用する場合は、その回線とガラケーの購入元のキャリアの回線を確認するようにしてください。例えば、auのガラケーならauの回線を利用している格安SIMを利用するといったイメージです。
もし格安SIMの回線と端末のキャリアの回線が異なっていると、SIMカードを挿入しても利用できないことがあるためです。
その場合、ガラケーのSIMロック解除をしなければいけません。
ガラケーを安く使える格安SIM3社
ガラケーを安く利用したい、という人に向けておすすめの格安SIMを3つ紹介します。
ワイモバイル
出典:ワイモバイル※詳細はワイモバイルの公式サイト(https://www.ymobile.jp/store/)でご確認ください。
ワイモバイルは、取り扱うガラケーの種類の多さが特徴です。近年ではガラケーを見かける機会も少なくなってきたため、取り扱いの多さは大きな強みだと言えるでしょう。
また、ワイモバイルはソフトバンクの子会社ということもあり、通信品質の良さも特徴です。他社の格安SIMよりも通信速度が速いため、ストレスなくスムーズに利用できるでしょう。
格安SIMの中には実店舗を持たないケースもありますが、ワイモバイルは全国に店舗があります。そのため、不明点は直接店舗で質問することも可能です。
IIJmio
出典:IIJmioIIJmioは、音声通話専用SIMである「ケータイプラン」が利用できます。電話番号がついているのでSMSの送受信は行えますが、データ通信は行えません。
ケータイプランの月額料金は1,012円(税込)です。安く利用したい人やスマートフォンとの2台持ちをしたい人にはぴったりです。
また、海外留学に行く人や長期の海外出張に行く人で、日本の携帯電話の番号を維持したい時にも利用できます。通話は、専用アプリの「みおふぉんダイアルアプリ」を使用することで、11円(税込)/30秒で行えます。
イオンモバイル
出典:イオンモバイルイオンモバイルは、キャンペーンや割引を利用しない状態で、月々1,243円(税込)~利用できるそのやすさが特徴です。ガラケーではデータ通信はしないという人であれば、機能的には十分だと言えるでしょう。
また、イオンモバイルにはシェア音声プランというプランがあります。これは、家族でデータ容量をシェアすることで利用料金を安くできるというものです。
家族全員でイオンモバイルに乗り換えたい時などに利用してみてください。
ガラケーを格安SIMで使うときの注意点
ガラケーで格安SIMを利用する際に覚えておきたい注意点について解説します。
キャリアメールが使用できない
キャリアメールとは、各キャリア独自のメールアドレスのことです。
格安SIMを利用するためにSIMフリーの端末を用意している場合、基本的にはキャリアメールが利用できません。キャリアメールで仕事関連のやり取りをしている人は注意してください。
キャリアよりも料金が高くなることがある
ドコモ、au、ソフトバンクの大手キャリアの場合、かけ放題オプションがありますが、格安SIMにはそのようなオプションがないケースもあります。
かけ放題なしで通話を続けていると通話料金がかさむため、キャリアよりも利用料金が高くなるのです。
端末持ち込みの場合ネット通信が使えない
ガラケーで格安SIMを使用する場合、端末を持ち込んで利用するケースがありますが、この方法だと、格安SIMのネット通信が利用できません。
持ち込みの端末でネット通信を利用するにはAPN設定を行い、元々のキャリアの回線から格安SIMの回線に変更する必要があります。
しかし、ガラケーではこのAPN設定が行えないため、ネット通信が利用できないのです。ネット通信を行いたい場合は、スマートフォンとの2台持ちにするなどして対応するようにしましょう。
ガラケーはこんな人におすすめ
今回は、ガラケーで格安SIMを利用する方法やおすすめの格安SIMなどについて解説しました。
ガラケーが向いている人
- 月額料金を抑えたい
- スマートフォンとの2台持ちをしたい
- 通話は慣れ親しんだガラケーでしたい
- インターネットは別の端末でするので不要
- 電話機能だけ必要
上記に当てはまる人は、ぜひ格安SIMを使ったガラケーの利用を検討してみてください。
▼ガラケー・スマホの2台持ちもおすすめです。メリットやおすすめの組み合わせなどは以下記事で詳しく解説しています。