FREETEL KATANA01をレビュー!国内でデュアルSIMが使えるか?
FREETEL(フリーテル)のKATANA01を知っていますか?安くて手に入りやすいのに、デュアルSIMスロットで日本国内でカケホーダイと格安SIMを使い分けることができるんです。そんな格安スマホKATANA01のデュアルSIM事情をレビューしました!
この記事の目次
KATANA01を知っていますか?FREETEL(フリーテル)から発売されたスマホの中でも安すぎるのでは?と言われるほど安いWindowsのスマホです。でも安いのにかゆい所に手が届く神機種でもあるのです。そのKATANA01の特徴でもあるデュアルSIMについてレビューしました。
サムネイル画像の出典:FREETEL(フリーテル)
デュアルSIM対応のKATANA01を紹介
KATANA01を知らない人のためにまずはKATANA01を紹介しましょう。
KATANA01って何?
KATANA01は格安SIMのFREETEL(フリーテル)から発売されているWindows 10 mobile OS搭載のスマートフォンです。
最新のWindows 10 mobileを搭載しているのに値段は12,800円!!やっすい!
KATANA01はドコモの回線が使えてLTEで高速データ通信ができるスマートフォンです。仕様としてはエントリータイプと言ってスマホ初心者だったり、スマホであれこれとたくさんのことを同時にしない人向けのスマホです。エントリータイプと言っても馬鹿にしてはいけません。このスマホが意外や意外にスグレモノでもあるんです。
KATANA01はデュアルSIM対応
KATANA01の特徴としてデュアルSIM対応となっています。
デュアルSIMとは2枚のSIMカードが装着できて時と場合に応じて使うSIMカードを切り替えて使うことのできる機能です。このデュアルSIMがあれば格安SIMとドコモのカケ・ホーダイを使い分けることだって可能になるんです。そしたら毎月のお値段がグ~~ンと節約できちゃうんです。
デュアルSIMについて、さらに詳しくは以下の記事で説明しています。
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KATANA01のデュアルSIMは日本で使える?
KATANA01のデュアルSIMは日本のSIMでちゃんと使えるのでしょうか?
KATANA01のデュアルSIMを使ってみた
デュアルSIMというと一つは日本仕様でもう一つは海外仕様というタイプのスマホが多かったのが今までのスマホ事情だったわけですが、KATANA01のデュアルSIMはなんと両方とも日本のSIMカードが使えるんです。
そこで、検証してみました。
両方のSIMスロットに今回はIIJmioのSMS機能付きSIMを装着して動作チェックしてみました。まず一番のテストは両方のSIMカードを切り替えてデータ通信が可能かどうかです。
いろいろ調べてみたり聞いたところでは2枚とも日本のSIMを装着したままでは通信ができないなどの話もありましたが、SIM1とSIM2のスイッチをちゃんとON/OFFで切り替えればデータ通信が可能なのを確認しました。SIM1のSIMカードで通信をしたい場合はSIM2をOFFに、SIM2のSIMカードで通信をしたい場合はSIM1をOFFにすれば問題ありません。
2枚のLTESIMを装着したら、SIM1ではSMSが使えなかった
次にSMS(ショートメッセージ)のテストです。今回は音声付きSIMが手元になかったのでSMSで音声回線が使えるのかをチェックすることにしました。SMSが使えるということは電話回線も使えるということになるので大事なテストです。
両方のSIMスロットにSMS機能付きSIMが入っているのでこれもまたSIMを切り替えてテストしました。しかし結果は少し残念な結果になりました。
2つのSIMスロットにSMS機能付きSIMを装着して切り替えながらSMSの送受信を確認したところSIM1のスロットに装着したSIMではSMSが使えませんでした。SIMカード1枚だけを装着した場合にはSIM1のスロットでもSMSの送受信ができるようなのですが、なぜかできません。
SIM2のスロットに装着したSIMカードでのSMS送受信テストでは問題なく送受信ができました。SIMカード自体の問題も疑い入れ替えてみてテストもしたのですが、やはり結果は同じです。
つまり2枚のSIMカードを同時に装着した状態ではSIM1の電話回線は使えなくなることがわかりました。ですので、もしもカケ・ホーダイと格安SIMを両立させるのでしたらSIM1に格安SIMのデータ通信SIMを、SIM2にドコモのカケ・ホーダイのSIMを装着して切り替えて使うことになります。
両方とも音声契約をしたSIMカードを使ってもSIM1に装着する方のSIMカードの音声契約は無駄になってしまいます。
SIMのON/OFFを切り替えるとデータ通信がOFFになる
SIMカードを2枚使う場合に気づいた点があります。
SIMカードを切り替える場合使わない方のSIMカードをOFFにするわけですが、SIMの機能をOFFにするとKATANA01自体のデータ通信設定もOFFになってしまいます。
SIM1をOFFにしてSIM2をONにした後にデータ通信設定もONにする必要があります。少し手間だと感じました。
KATANA01の使用感
KATANA01の使用感ですが、値段や仕様の割によく動く印象がありました。
あまりアプリを入れず設定もほとんどしていない状態でのテストなので使用するアプリをたくさん入れて環境を作った場合はどうなるのかわかりませんが、Windows 10 mobileの特性で考えると固まったりすることはないのでは?と思います。
しかし、テザリングをしながら充電もすると本体が持っているのがつらいくらい熱を持ち動きがカクカクになります。充電しながらなので、他のスマホでも熱くはなるのですが、自家熱でOSが落ちることがあり、再起動をしていることも頻繁ではありませんがありました。
電池持ちですが、使い始めて1週間くらいは電池持ちが悪いのですが、1ヶ月くらいしてくると電池がこなれてくるのか割と持つようになりました。
たくさんのことを求めないスマホユーザーにちょうどいい
KATANA01を使ってみてスマホに多くのことを求めないタイプの人にはいいスマホだと思いました。
カケ・ホーダイで電話を多くしたいけれどちょっとしたデータ通信、LINE、Facebookもできたらいいなと考える人にはおすすめのスマホです。いろんな人が格安の通話、格安のデータ通信を求めるのですが、その要求を満たすスマートフォンだと思いました。
KATANA01は少しSIMの切り替えが面倒にはなりますが、カケ・ホーダイ×格安SIMを実現したい人にはちょうどいいスマホです。
FREETEL KATANA01は国内でデュアルSIMが使えるか、レビューまとめ
FREETEL KATANA01は国内でデュアルSIMが使えるかレビューしてみました。
カケ・ホーダイ×格安SIMを考える人は結構多くいます。KATANA01はそんなロマンを叶えてくれるスマホになります。iPhoneをデュアルSIM化したり、アンドロイドのデュアルSIMを探したりしている人はまずはKATANA01を試してみてはいかがでしょうか?KATANA01は難しい設定必要なくカケ・ホーダイ×格安SIMを実現してくれます。気になる人は公式サイトからチェックしてみてください。