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デュアルSIMとは|特徴やメリット・おすすめの端末を紹介!

更新日:2021.11.12

ビジネス用とプライベート用、データ通信用と音声通話用のようにスマートフォンをわけて使用したいけど、2台持ちは価格も持ち運びも不便と考えている人に向けて、デュアルSIMという方法を紹介します。また、デュアルSIMに対応したおすすめの端末もあわせて紹介します。

デュアルSIMを利用してみたいが、まだまだ1端末1SIMカードが主流でよくわからないという人も多いのではないでしょうか。

今回は、デュアルSIMとはどのようなものなのか、その特徴とメリットを紹介しながらあわせておすすめの端末や格安SIMを紹介します。

現在2台持ちをしている人も、より価格や持ち運びが利用しやすいものに変更できる可能性があるため、ぜひ参考にしてください。

デュアルSIM対応のスマートフォンとは

デュアルSIM対応のスマートフォンとは、1台の端末にSIMカードを2枚挿入して使用できるスマートフォンをさします。

通常のシングルSIM対応のスマートフォンでは、SIMカードは1枚しか挿入できません。

デュアルSIM対応のスマートフォンであれば、2枚同時にSIMカードを挿したままで、使用するたびに差し替えなくても2つの回線を使用できます。

このデュアルSIM対応にすることで、2つの異なる回線から届く通話やメールを1台の端末で受け取ることが可能です。

4種類のデュアルSIMの特徴

デュアルSIM対応の端末では、2枚のSIMを挿せます。しかし、動作のスタイルによって活用の幅に差が生まれます。

スタイルごとに、特徴を紹介していきます。

動作スタイル同時待ち受け切り替え方法電話の発信電話の着信
シングルスタンバイ×手動(設定画面より)優先設定しているSIMカードのみ優先設定しているSIMカードのみ
デュアルスタンバイ自動どちらでも可能どちらでも可能
デュアルアクティブ自動どちらでも可能どちらでも可能
デュアルVoLTE自動どちらでも可能どちらでも可能

デュアルSIMシングルスタンバイ

シングルスタンバイとは、片方のSIMカードのスロットのみ待ち受け状態が可能な動作スタイルです。

現在日本で販売されているデュアルSIM対応の端末は、シングルスタンバイの仕様が多くなっています。SIMカードは2枚挿せますが、スマートフォン側で認識しているのは1枚だけです。

使用したいSIMを任意に切り替えて利用するため、利用中でないもう一方のSIMは圏外となります。

2枚のSIMカードからの通信を常に受け取りたい人にはおすすめできません。しかし、格安スマートフォンを完全データ通信仕様で利用したい人や、音声通話とデータ通信でSIMをわけたい人にはおすすめです。

デュアルSIMデュアルスタンバイ

デュアルスタンバイとは、2枚のSIMカードを同時に待ち受け状態が可能な動作スタイルです。

2枚のSIMカードを手動で切り替える必要はなく、常に2回線同時に着信の待ち受けが可能です。

回線は3G+3Gか4G+3Gで選ばなければなりません。しかし、切り替える手間もかからず、片方に届いた着信やメールなどに気付かないというリスクを減らせます。

ただ、1枚のSIMカードが音声通話している間は、もう一方のSIMでのデータ通信が止まってしまうというデメリットもあり、音声通話をしながらブラウザで調べものなどはできません。

電話番号を仕事用とプライベート用でわけたい人や、2枚のSIMカードにわけ同時に待ち受け状態にしながらも月額利用料金をおさえたい人におすすめです。

デュアルSIMデュアルアクティブ

デュアルアクティブとは、2枚のSIMカードを同時に待ち受け状態が可能な動作スタイルです。

デュアルスタンバイと異なる点は、一方の回線で音声通話をしながら、もう一方の回線でデータ通信をし続けることが可能な点です。

例えば、デュアルスタンバイではデータのダウンロードをしている途中に、もう一方のSIMカードに音声通話の着信があり、応答するとダウンロードは中断してしまいます。

しかし、デュアルアクティブでは、中断することなくダウンロードを続けます。

2枚のSIMカードを同時に利用する場合に、デュアルアクティブはおすすめです。しかし、現在日本で購入できるものは「Huawei P30」のみで、選択肢が他にありません。

デュアルSIMデュアルVoLTE

デュアルVoLTEとは、2枚のSIMカードを同時に待ち受け状態が可能な動作スタイルです。

デュアルスタンバイとほぼ同じ機能ですが、選択できる回線が異なり、両方の回線で4GやVoLTEに対応しています。また、デュアルスタンバイと同様に同時に待ち受けは可能ですが、通信はできません。

同時に待ち受け状態にでき、回線を4GやVoLTEにしたい人におすすめです。

デュアルSIM対応のスマートフォンを使うメリット

デュアルSIM対応のスマートフォンを使う3つのメリットを紹介します。

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音声通話とデータ通信を使い分け節約

ビジネスやプライベートで電話をよく使用する人は、大手キャリアで通話と大容量の通信のSIMカードを1枚使いするよりも、コストを安くできる場合があります。

常に両方のSIMカードを待ち受け状態にしておけるデュアルスタンバイやデュアルアクティブ、デュアルVoLTEの端末での利用をおすすめします。

1つのスマートフォンで仕事とプライベートをカバー

1つの端末で2枚のSIMカードを利用することで、ビジネス用とプライベート用で2台持つ必要がなくなります。

持ち歩く荷物が減り、シングルスタンバイ以外であれば、いつでもビジネスとプライベートの着信を受け取れるので、取り逃しリスクを減らせます。

また、海外用でSIMを用意する場合も、日本で使っている番号を継続して使える点も魅力の1つです。

キャリアの通信障害に強くなる

2枚のSIMカードの回線を別にすることが前提です。1つのキャリアで通信障害が起きていても、もう片方のキャリアで通信を確保できます。

また、キャリアごとにカバーする地域が異なるため、ドコモ回線+au回線などのように利用している回線が違えば、地域にあった回線につないで常に安定した通信環境を得られます。

デュアルSIMでスマートフォンを使うならeSIMが便利

デュアルSIMでスマートフォンを使うときに、便利なeSIMについて紹介します。

eSIMならSIMカードの入れ替えなし

eSIMとは、スマートフォンなどの端末本体にあらかじめ埋め込まれたSIMのことです。

端末に内蔵されたSIMに、内蔵された端末を操作することで複数の携帯電話情報の書き込みができ、電話やインターネットなどの通信を利用できるようになります。

新しいキャリアと契約してもSIMカードの入れ替えをしなくてよいのが利点です。

自宅にいながら即日で開通が可能

通常SIMカードをWebで申し込んだ場合、即日の発送はされてもSIMカードが届くまでに数日かかることがあります。

しかし、eSIMならSIMカードが届くのを待つ必要がないので、即日で自宅にいながら開通できるのも利点です。

おすすめデュアルSIM対応のスマートフォン3選

デュアルSIM対応のおすすめスマートフォンを3つ紹介します。

iPhone SE(第2世代)

容量64GB
128GB
256GB
サイズW×D×H=67.3×7.3×138.4 mm
電源とバッテリーiPhone 8とほぼ同じバッテリー駆動時間
ビデオ再生:最大13時間
ビデオ再生(ストリーミング):最大8時間
オーディオ再生:最大40時間

iPhone SE(第2世代)は、nano SIM+eSIMでデュアルスタンバイ対応が可能です。iPhone 11 Proと同じチップを使っていますが、割安で購入ができます。

iPhoneでデュアルSIMを利用したい人におすすめです。

iPhone SE(第2世代)についての詳細はこちらをご一読ください。

OPPO Reno A

容量RAM: 6GB
ストレージ: 64GB/128GB(楽天モバイル版限定) (最大256GB Micro SD対応)
サイズW×D×H=75.4×7.8×158.4 mm
電源とバッテリー3600 mAh

OPPO Reno Aは、nano SIM×2のデュアルVoLTE対応が可能です。

端末自体の容量も大きく、ゲームに特化したブースト機能とAIによるカメラの補正もついています。ゲームアプリをよく利用する人や、写真にこだわりたい人にはとくにおすすめです。

OPPO Reno Aのレビューはこちらをご一読ください。

HUAWEI P30 lite

容量4 GB RAM
64 GB ROM microSDスロット(最大512 GB)
サイズW×D×H=72.7×7.4×152.9 mm
電源とバッテリー約3340 mAh (一体型)

HUAWEI P30 liteは、nano SIM×2のデュアルVoLTE対応が可能です。トリプルカメラで画角120°の広角レンズが含まれており、多様な写真の撮り方が楽しめます。

3万円台と比較的低価格ながらトリプルカメラを搭載しているので、コストパフォーマンスを重視する人におすすめです。

デュアルSIM向けおすすめ格安SIM3選

デュアルSIM向けのおすすめ格安SIMを3社紹介します。

【PR】BIGLOBEモバイル

出典:BIGLOBEモバイル
プラン月額利用料金容量
音声通話SIM1,400円1GB
1,600円3GB
2,150円6GB
3,400円12GB
5,200円20GB
7,450円30GB
データSIM(SMSつき)1,020円3GB
1,570円6GB
2,820円12GB
4,620円20GB
6,870円30GB
データSIM(SMSなし)900円3GB
1,450円6GB
2,700円12GB
4,500円20GB
6,750円30GB

BIGLOBEモバイルは、対象サービスの動画や音楽をデータ通信量の制限なく楽しめるエンタメフリーオプションがあり、月額利用料金480円~のところ、現在最大6ヶ月間無料のキャンペーンを行っています。

データSIM(SMSなし)なら月額900円から使えるため、デュアルSIMの2枚目として格安で利用可能です。

【楽天モバイル】最新キャンペーンはこちら

より詳しい料金やキャンペーンを知りたい方は、それぞれの格安SIMの特徴や最新情報を解説したこちらの記事も参考にしてみてください。

ワイモバイル

ymobile出典:ワイモバイル
プラン月額利用料金容量
S初月~6ヶ月:1,980円
初月~6ヶ月:1,480円(おうち割 光セット適用時)
7ヶ月以降:2,680円
3GB
M初月~6ヶ月:2,980円
初月~6ヶ月:2,480円(おうち割 光セット適用時)
7ヶ月以降:3,680円
9GB
L初月~6ヶ月:3,980円
初月~6ヶ月:3,480円(おうち割 光セット適用時)
7ヶ月以降:4,680円
14GB

ワイモバイルでは、月額利用料金に1回10分以内であれば国内無料通話込みとなります。

現在はデータ増量無料キャンペーン2を行っており、通常は500円/月発生するデータ増量オプションを、1年間無料でつけることが可能です。

Yahoo!プレミアムの特典が使え、Yahoo!ショッピング、PayPayモール、LOHACOでの買い物でいつでも対象金額の5%相当(Tポイント1%+PayPayボーナスライト4%)戻ってきます。

買い物の際のトラブルの補償や、マンガ読み放題などの特典もついています。

【ワイモバイル】最新キャンペーンはこちら

UQモバイル

au PAY残高還元出典:UQモバイル
プラン月額利用料金容量
S1,980円
1,480円(家族割適用・2台目以降)
3GB
R2,980円
2,480円(家族割適用・2台目以降)
10GB

また、UQモバイルの通話プランは次のとおりです。

プラン月額利用料金
国内電話かけ放題1,700円
国内電話10分かけ放題700円
最大60分/月の国内電話が定額500円

UQモバイルは、家族割を適用すると2台目以降はずっと、月額利用料金が500円引きとなります。

節約モードであれば、通信速度がSプランは最大300kbps、Rプランは最大1Mbpsの制限がかかりますが、その間はデータ容量の消費をしません。

現在通話オプション加入と「au ID」の登録で、容量がSプランは最大4GB、Rプランは最大12GB増量するキャンペーンを行っています。

【UQモバイル】最新キャンペーンはこちら

デュアルSIM対応のスマートフォンの注意点とデメリット

デュアルSIM対応のスマートフォンを使用するうえでの注意点を紹介します。

microSDカードは使えるか

写真などの保存にmicroSDを使っている人は、とくに注意が必要です。機種によっては、SIMカードとmicroSDカードの差込口が共用になっている場合があります。

SIMを2枚差しているとmicroSDカードが使えなくなることもあります。「Moto G6 Plus」のように2枚のSIMカードを入れたうえで、microSDカードを挿入できるかどうか確認しておきましょう。

デュアルスタンバイは将来不利になる

デュアルスタンバイは、少なくとも1回線は3Gを選択して利用します。

しかし、現在3G回線の終了がauでは2022年3月末、ドコモでは2026年3月末に予定されています。デュアルスタンバイのデュアルSIMでは、将来1枚しかSIMが使えなくなってしまいます。

そのため、これからデュアルSIMを検討している人はデュアルVoLTEがおすすめです。

デュアルSIMでスマートフォンの使い方が広がる

デュアルSIMを利用することでビジネス用とプライベート用をわけたり、データ通信用と音声通話用にわけたりなど、自分の好みに合わせて選択でき、使い方の幅が広がります。

SIMカードの組み合わせ方によっては、月額利用料を抑えることや容量をうまく使い分けることも可能です。

デュアルSIMを利用して、スマートフォンの使い方の幅を広げ、より快適な利用を試してみましょう。

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